JPS62241539A - 混合装置および混合方法 - Google Patents

混合装置および混合方法

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JPS62241539A
JPS62241539A JP62083946A JP8394687A JPS62241539A JP S62241539 A JPS62241539 A JP S62241539A JP 62083946 A JP62083946 A JP 62083946A JP 8394687 A JP8394687 A JP 8394687A JP S62241539 A JPS62241539 A JP S62241539A
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JP
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magnets
magnetic
liquid layer
magnet
mixing device
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JP62083946A
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English (en)
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ヤン・エーヴエルト・リヤ
スヴエン・エリク・レンナート・ニルソン
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Leo AB
Original Assignee
Leo AB
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F33/00Other mixers; Mixing plants; Combinations of mixers
    • B01F33/45Magnetic mixers; Mixers with magnetically driven stirrers
    • B01F33/451Magnetic mixers; Mixers with magnetically driven stirrers wherein the mixture is directly exposed to an electromagnetic field without use of a stirrer, e.g. for material comprising ferromagnetic particles or for molten metal

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)
  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は液体を処理する装置および方法に関し、かつ特
に、磁粉を使用して一種類またはそれよりも多種類の液
体を混合する装置および方法に関する。磁粉は、液体の
混合後、所定の領域に移送することができる。
従・来の技術 スエーデン特許第221,918号明細書には、磁粉を
使用して複数の種類の液体を混合する装置および方法が
開示されている。このスエーデン特許には、さらに詳細
に述べると、磁粉を相互にある距離を隔てて保ちかつ磁
粉に回転および/または並進運動を与えるために、強さ
および方向が変化する磁界を発生させる装置が開示され
ている。磁界はソレノイドを使用することにより得られ
る。この装置は、自由選択により、磁気材料のつばを備
えることができる。使用される磁粉は、永久磁石である
。そのうえ、(前記スエーデン特許明細書の3頁の右欄
の最終の4行には、)流体の所定部分の内部でより強力
な混合を行うために、別の永久磁石を混合領域に近く配
置することができることが開示されている。この従来知
られた既知の装置および混合方法と、同様に混合を行う
ために小さい磁粉を使用する本発明との本質的な差異は
、混合方法にある。本発明によれば、混合方法は、磁粉
の往復移送運動または移動としての特性を与えることが
できる一つの構成部分を含んでいる。
この構成部分は、自由選択により、各々の個々の磁粉を
それ自体の重心のまわりに回転させることからなる別の
構成部分と組み合わせることができる。往復動する半径
力または横方向の運動とすることができる移送作用は、
混合の完了後、磁粉を予め選択された領域に保持するた
めに使用することができる。この特徴は、前記スエーデ
ン特許に開示されていない本発明の重要な部分を構成し
ている。本発明による混合方法は、少なくとも2個の磁
石から生ずる結合された磁界作用を使用することにより
行われる。
米国特許第3.752.443号明細書に、別の混合装
置が開示されている。この米国特許によれば、磁粉は回
転する永久磁石により発生した遠心力をうける。この遠
心力は磁粉を実質的に均一に分布するために、第2永久
磁石の作用により釣り合わされる。この米国特許から知
られている装置は、本発明による装置とは、可動部分を
備えかつ磁粉を予め選択された領域に保持するために使
用することができないという点で異なっている。
(欧州特許出願第0014109号に相当する)米国特
許第4.338,169号明細書には、磁界および流動
性の媒体内に分散させた磁性体の粒子を含む別の装置が
開示されている。しかしながら、本発明によれば、磁粉
は不活性ではなく、しかも流体内に起こる反応に塗加す
る。
発明の目的 本発明の一つの目的は、混合の完了後に予め選択された
領域に移送しかつ該領域に保持することができる磁粉を
使用して液体を混合する装置および方法を提供すること
である。
本発明の第2の目的は、例えば分析の目的のために小容
積の液体を混合する装置および方法を提供することであ
る。
本発明の第3の目的は、可動部分を全く備えていない小
型の混合装置を提供することである。
本発明の第4の目的は、携帯用器具の中に組み込むこと
かできる小型の混合装置を提供することである。
本発明の第5の目的は、磁粉を使用して液体を混合する
ためのフレキシブルなシステムを提供することである。
発明の要約 本発明は、多数の移動可能な磁性体の粒子の懸濁物を含
む薄い液体の層内で混合を行う装置に関する。この装置
は、少なくとも2個の磁石または磁石装置を備え、これ
らの磁石または磁石装置の少なくとも一方は電磁石であ
る。これらの磁石または磁石装置は、磁粉が存在する薄
い液体層を収納した少なくとも1個の支持装置を受は入
れるためのスリットを形成するように配置されている。
支持装置内の液体層がスリット内に挿入されるときに、
薄い液体層は、2個の磁石または磁石装置から生ずる結
合された磁界をうけることになる。
この装置は、また、電磁石の励振装置(driving
means)、時限装置および電源を備えている。非常
に多数の磁粉を含む薄い液体層を固定支持する支持装置
が磁石の間に前記薄い液体層が磁石の結合された磁界の
作用をうけるように配置される。前記磁界は、交互に集
中せしめられかつ減退せしめられる。
また、本発明は、薄い液体層を混合する方法を含む。こ
の方法によれば、磁界は少なくとも1個の電磁石を付勢
することにより発生せしめられる。
少なくともその他の一つの磁界は、少なくとも1個の永
久磁石によりかつ/または1個またはそれ以上の電磁石
を付勢することにより発生せしめられる。薄い液体層は
、これらの磁石により発生した結合された磁界の作用を
うける。少なくとも一方の磁界は、磁粉に横方向に移動
しかつ自由選択により回転運動を与えるために、その方
向が反復して変化するようになっている。
発明の詳細な説明 本発明の原理は、第1A図および第1B図に開示しであ
る。第1A図および第1B図において、符号1および2
は相互に対向した磁極を有する磁石である。これらの磁
石の少なくとも一方は、極性移動直流電源(図示せず)
に接続された電磁石である。これらの磁石の両方が相互
に作用するときに発生した結合された磁界は、ダッシュ
線で表示しである。この実施例において想定したように
、もしも2個の磁石が等しい磁力を有していれば、磁極
の間にかつ磁極に平行にかつ各々の磁極の組から等しい
距離にある平面内の領域内の結合された磁界が交互に集
中せしめられかつ減退せしめられる。前記領域は、各々
の磁極の組に関して中央に配置されている。
第2A図および第2C図には、支持装置3の液体層内の
非常に多数の磁粉4に対する磁石の作用を示しである。
両方の磁石が交流により励磁される場合には、磁粉の各
々は、磁石が容器3の中心を通る軸線のまわりにかつそ
の延長線に垂直に中央部に配置された領域に向かいかつ
離れる方向に同位相でかつ位相を異にして反復してかつ
交互に励振されるときに、その重心のまわりの回転運動
および往復する横方向の運動を与えられる。前記中央領
域では、磁界が交互に集中しく第2A図)かつ減退する
。(第2C図) 第2B図は、対向した磁極が正方形または長方形の形状
を有しかつ同種の磁極、すなわち、それぞれ北極および
南極である場合に、支持装置3内の非常に多数の磁粉4
により形成されたパターンを上方から見た図を例示して
いる。
第2D図は、対向した磁極が異種である場合に形成され
たパターンを上方から見た図を例示している。この場合
については、磁石の間の距離が磁粉を有する領域の形態
および外観に影響を与えることを指摘すべきである。磁
石1,2を接近させる程、磁粉領域内の磁極のプロフィ
ルがさらに顕著になる。
第3A図および第3C図は、本発明による装置内の磁石
6.IOの別の配列を示す。この実施例では、2個の同
一の磁石6,10が相互に向き合っている。各々の磁石
6.10は、円筒形壁部7,11、円形の底板8.12
および内筒9,13を備えている。
前記円筒形壁部、底板および内筒はそれぞれ一体に構成
されている。内筒9,13は、底板8,12の中心から
垂直に延びている。細長い支持装置5が磁石6,10の
間の中央のスリット内に配置されている。
磁石が励振されかつ発生した磁界が交互に強めあいかつ
弱めあうように動作するときに磁粉により形成されるパ
ターンは、第3B図および第3D図にそれぞれ符号14
.15および18.17で示しである。
コイル18は、第5図に示すよう°に直流電源または交
流電源とすることができる電源(図示せず)に接続され
ている。
また、特に図示していないが、本発明の範囲内には、1
個のみのコイル18を備えかつ残りの磁石6または10
が永久磁石である第3A図および第3C図による実施例
が含まれている。
第4図は本発明のさらに別の実施例である。この実施例
では、磁石19.20が第3A図、第3C図に示すよう
に配置され、かつ各々の磁石19.20は円筒形壁部2
1.25、円形底板22.2(iおよび内筒23゜27
を備えている。内筒23.27の頂部は、円錐形に形成
されている。そのうえ、各々の磁石19.20は、支持
装置、すなわち、容器33に向かって延びる円筒形壁部
21.25上につば24.2Bを有している。容器33
は、内筒23.27と環状のっぽ24.28との間の中
央部に配置されている。
支持装置33が装置のスリット内に挿入されまたは該ス
リットから取り出されたときに、磁石は分解される。ま
た、別の態様として、つば24.28にみぞを形成する
ことができる。
さらに、各々の磁石19.20の内筒23.27を貫通
した穴29.80が形成されている。
本発明のこの実施例は、例えば、透明な材料の平坦な平
行な壁部を有するマイクロキュベツト(a+1croc
uvette)の形態を有する支持装置33内の液体/
試薬の分析評価に使用されるように特に適応している。
マイクロキュベツトの容積は、0.1μgないし1mm
の範囲内で変更可能である。
支持装置、例えば、マイクロキュベツト内の薄い液体層
は、0.01 mないし2mmの範囲内、好ましくは、
0.1mmないし1.ommの範囲内で変更することが
できる。
磁石19.20が前述したように付勢されたときに混合
操作中または混合操作後の色、強さ、濁度は、容器、す
なわち、支持装置33に対向した側に配置された発光装
置に対向して穴29.30の一方の開口部に配置された
検出器により測定される。分析評価は、混合操作が完了
したときに行われ、磁石の移相が中断され、かつ光路内
のキュビットの中央部における磁粉が涸渇する。これら
の磁粉は、結合された磁界により予定した位置に能動的
に固定される。
当業者には、磁極を広範囲の種々の方法で設計しかつ配
列することができそれにより薄い液体内の種々の混合お
よび移送の問題を解決することができることは明白であ
る。また、2個よりも多数の磁石を配置することにより
混合装置の融通性を大幅に高めることができることも明
らかである。
本発明の一実施例によれば、スリット内に挿入された薄
い液体層は、少なくとも2個の異なる磁石の少なくとも
2個の対向した磁極の間に配置されている。前記磁石の
磁極は、各々の磁極の中心に対して最大で160°、好
ましくは0°〜80°、そして特に0°〜20°の空間
角以内の角度で相互に対向している。
磁石の残りの磁極は、薄い液体層の実質上平面内にかつ
該液体層に隣接して配置することができる。各々の磁石
は、一方の端部に共軸をなす環状凹部を有する円筒体の
形状を有している。この環状凹部は、磁石の励磁コイル
を収納するようになっている。この凹部は、磁石の磁心
を形成している。そのうえ、このスリットは、薄い液体
層が該スリット内に挿入されたときに磁極を通る共通の
中心軸線または平面のまわりの少なくとも2個の異なる
磁石の少なくとも2個の対向した磁極の間に配置される
。各々の磁石の磁心には、その中心軸線に沿って延びる
貫通穴を形成することができよう。この貫通穴により、
前述した光学分析を行うことが可能になる。本発明によ
り得られる“一つの重要な利点は、磁石また磁石装置の
配置、磁石の数、磁極の設計および励振機能(励振方式
)の如何により、支持装置内の一つまたはそれよりも多
数の異なる領域に磁粉を移送する可能性に関する。その
結果、異なる磁石を支持装置に沿って逐次付勢しかつ消
勢することにより細長い支持装置の一方の端部から他方
の端部に磁粉を移送することが可能である。
磁粉を予め選択された領域に移送することができると同
様に、磁石の付勢、または移相をよい時期に中断するこ
とにより、予め選択された領域から磁粉を移送すること
ができる。本発明による装置のこの固有の性質は、例え
ば、光ビームをうける領域に磁粉が存在しないように保
たなければならない場合の光学分析評価のために重要で
ある(第4図による装置を比較参照されたい)。磁石の
幾何学的形状は、磁粉が磁界により固定される液体層内
の位置を決定する。
本発明により使用される磁石は、電磁石または永久磁石
および電磁石の組合わせとすることができる。磁石は、
交流により励振される場合に、その大部分が電磁石であ
ることが好ましい。
もしも本発明による装置が電磁石と永久磁石の組合わせ
を備えて□いるとすれば、電磁石は0.001Hzない
し10Hzの範囲内で変化する移動周波数を有する極性
移動により励振することができる。
また、別の態様として、本発明の装置のすべての磁石は
、極性移動直流または移相交流により励振される電磁石
としそれにより交流周波数を0.0111zないし1o
Okllzの範囲内で変化させかつ極性移動または移相
周波数を0.001tlzないしIQIIzの範囲内で
変化させることができる。
1個の電磁石と1個の永久磁石を含む磁石の組合わせが
使用される場合に、電磁石には、交番直流電圧または一
定の直流電圧のいずれかを印加することができる。第一
の場合には、電磁石および永久磁石は、支持装置内の薄
い液体層を横切って磁界を発生させるために、協働して
それにより磁界が磁粉にほぼ直線状または横方向の運動
を与え、混合作用が得られる。電磁石に一定の直流電圧
が印加されたとき、液体層内の所定位置に各々の別個の
磁粉が固定される。
他方、もしも2個の電磁石を含む組合わせが使用される
とすれば、電磁石の各々に直流、電圧を印加することが
でき、この直流電圧の相互の移相は、0″ないし180
 ″の範囲内で変化させることができよう。この場合に
、2個の電磁石からの電圧が協働するときには、薄い液
体層を横切る磁界は、磁粉に本質的に直線運動または横
方の運動を与えることになる。他方、2個の電磁石から
の電圧が互に打ち消すように作用する場合には、薄い液
体層を横切る磁界が各々の個別の磁粉を液体層内の予定
された位置に固定する。
小数の磁石が使用される大多数の用途に対しては、中央
磁極および周辺磁極を有する磁石を使用すると有利であ
る。(第3図および第4図を比較参照されたい。) さらに多数の磁石を使用する用途においては、磁石の各
々の磁極は、別の磁石の一方の磁極と向き合うように配
置することができ、したがって、磁極の順序はその延長
線に沿って一つまたはそれよりも多数の薄い液体層を含
む支持装置の対向した側に配置することができる。この
構成を磁石の予めプログラム化された付勢および消勢と
組み合わせて使用することにより、磁粉を支持装置の一
方の端部から他方の端部に移送することができる。
磁石の磁界の強さは、支持装置内の液体層からの磁石の
磁極の距離、向き合った磁石の磁極の距離および強さお
よび磁石の望ましい機能の如何により選択される。
本発明による装置は、第5図に例示したようないくつか
の機能を果たす装置からなっている。二つの主要部分、
すなわち、励振装置および作動装置は、物理的に引き離
して配置することができる。
励振装置は、この液体混合装置のその他の部分に好適な
直流電圧および/または交流電圧を送ることができる電
源を備えている。この励振装置は、また、作動装置の電
磁石の1個またはいくつかに流れる電流の極性または位
相を移動する装置を含む。また、この励振装置は、電磁
石を付勢しまたは消勢する装置を備えることができる。
これらの制御されるスイッチは、本発明の装置が小数の
電磁石を含む場合には必ずしも必要ではないが、より大
きい装置には、これらのスイッチを設ける方か有利であ
る。これらの装置は、また、個々の電磁石に選択された
電圧を印加するために、電圧制御回路を備えることがで
きよう。時限装置は、極性移動または移相を行う装置お
よび付勢/消勢装置をよい時期に制御する装置を構成し
ている。時限装置は、プログラミング可能であることが
好ましいが、簡単な作動方式に対しては、これは必要で
はない。また、より複雑な装置に対しては、この時限装
置は、異なる電圧および計算能力を制御することができ
よう。当業者には、励振装置を最新の電子工学技術によ
り、種々の異なる型式に設計することができることは、
明らかである。
本発明を以下に第3A図、第3C図についてさらに詳細
に説明する。これらの図では、磁石6が永久磁石である
。混合作用は、永久磁石からの磁界とほぼ同じ大きさの
磁界の強さを与える電流による極性移動により電磁石1
0のコイル18を励振することにより得られる。極性移
動期間は、磁界の強さ、磁粉、支持装置の設計、液体の
粘度および所望の混合作用に依存し、0.001秒ない
し60秒の範囲内で変更することができる。磁粉の移動
の阻止は、単に極性移動を所望の方式で停止することに
より行われる。
交流が使用される場合には、上記の例の永久磁石6は常
に交流で励振される電磁石と交換され、かつ他方の磁石
1Gは、極性移動直流のかわりに移相交流により励振さ
れる。交流の周波数は、線間電圧と同じであり、例えば
50/8011zとすることが好ましいが、実際には、
任意の周波数を使用することができる。
液体を収納する支持装置は、任意の形状に形成すること
ができ、かつ非磁性体、例えば、ガラス、プラスチック
、セラミック、または非磁性金属で構成すべきである。
本発明の好ましい一実施例によれば、容器は米国特許第
4,088,448号明細書に記載されているようなキ
ュベツトの形態になっている。
この明細書に述べた「磁粉」という用語は、磁界の影響
をうける粒子を包含することを意図している。磁粉は、
純粋な強磁性体、または別の材料、例えば、重合体蛋白
、洗浄剤、脂質または防食材料によりコーティングされ
るかまたはこれらの別の材料と混合された強磁性体から
なることができる。粒子の粒径は、0.001μmから
1mmまでの範囲内とすることができる。粒子の粒径な
らびに組成は、意図された用途および容器の設計の如何
により左右される。磁性体は、永久に磁性を有していな
いことが好ましいが、永久磁粉も使用することができる
。磁粉は周囲の液体およびその液体内で起こる反応に本
質的に不活性であり、かつ混合プロセスをうける液体内
に浮遊していることが好ましい。
実施例 光学測定用のHEMOCLIERマイクロキュベツトが
フルクトサミン(PRUCTO8AM I NE)テス
ト(ロッシエ)の場合のように、水酸化ナトリウム、炭
酸ナトリウムおよびニトロブルーテトラゾリウムクロラ
イドにより調製される。試薬の正確な量は、マイクロキ
ュベツトの容積の如何により左右される。マイクロキュ
ベツトの内側には、O,1mgのフェライト粒子(2μ
m)も含められる。磁粉の量は、マイクロキュベツトの
容積、磁性体および磁粉の粒径の如何により左右されか
つ当業者により容易に決定することができる。マイクロ
キュベツトには、血清が充填されかつ第4図に示す装置
および第5・図に示す動作装置内に挿入される。
2個の本質的に同一構造の電磁石が第5図による励振装
置に連結される。光度計の光学装置は、光路が2個の電
磁石およびマイクロキュベツトの中央穴を移動すること
ができるように配置されており、かつ反応混合物の光学
的変化を記録することができる。電磁石が付勢され、か
つ極性装置が5秒毎に移動するようにセットされる。磁
粉が第3B図および第3D図に概略示したように5秒毎
に一方の位置から他方の位置に、またその逆に、交互に
移動するように強制される。2分後、極性移動装置は、
第3D図に示す磁粉パターンを与える極性に固定され、
かっ磁粉か涸渇した中央領域において光学測定がなされ
る。磁粉は、キュベツトの四部の周囲の磁界により能動
的に保持されまたは固定される。
【図面の簡単な説明】
第1A図および第1B図は本発明の原理を例示した図、 第2A図および第2C図は磁粉を含む液体に適用した本
発明の原理を例示した断面図、第2B図および第2D図
は磁粉の分布パターンを例示した上方から見た平面図、 第3A図および第3C図は本発明の別の実施例を例示し
た図、 第3B図および第3D図は別の磁粉の分布パターンを例
示した上方から見た平面図、第4図は本発明による装置
の磁石のさらに別の配列を例示した断面図、 第5図は本発明による装置のブロック線図である。 1.2・・・磁 石     3・・・支持装置4・・
・磁 粉       5・・・支持装置6.10・・
・磁 石     7,11・・・円筒壁部8.12・
・・底 板    9,13・・・内 筒19、20・
・・磁 石     21.25・・・円筒壁部22)
2B・・・底 板    23.27・・・内 筒29
、30・・・穴 特許出願人  アクチェボラゲット・レオ外2名

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)少なくとも2個の磁石を備え、前記磁石の少なくと
    も一方は電磁石であり、前記少なくとも2個の磁石は該
    磁石の間に薄い液体層を収納した少なくとも1個の支持
    装置を収納する少なくとも1個のスリットを設けるよう
    に配置されそれにより前記液体層が前記少なくとも2個
    の磁石から生ずる結合された磁界の作用をうけるように
    し、さらに、前記磁石のうちの少なくとも電磁石を励振
    する装置を備え、前記励振装置が時限装置および電源を
    備えたことを特徴とする非常に多数の磁性体からなる移
    動可能な粒子の懸濁物を含む薄い液体層内で混合を行う
    装置。 2)特許請求の範囲第1項に記載の混合装置において、
    前記スリットが前記支持装置を少なくとも2個の異なる
    磁石の少なくとも二つの対向した磁極の間に収納しかつ
    配置するように構成され、前記磁極を各々の磁極の中心
    に対して最大160°、好ましくは0°ないし80°の
    空間角度内に相互に向き合うように配置したことを特徴
    とする混合装置。 3)特許請求の範囲第2項に記載の混合装置において、
    前記磁石の残りの磁極が実質的に前記液体層の平面内で
    かつ前記液体層の周囲に隣接して配置されたことを特徴
    とする混合装置。 4)特許請求の範囲第1項から第3項までのいずれか1
    項に記載の混合装置において、各々の磁石がその一方の
    端部に前記磁石の励磁コイル18を収納する共軸をなす
    環状の凹部を有する円筒体の形状に形成されそれにより
    前記凹部が前記磁石の磁心を限定することを特徴とする
    混合装置。 5)特許請求の範囲第2項から第4項までのいずれか1
    項に記載の混合装置において、前記スリットが前記薄い
    液体層を前記磁極を通る共通の中心軸線または平面のま
    わりの少なくとも2個の異なる磁石の少なくとも二つの
    対向した磁極の間の中央に配置するように構成されたこ
    とを特徴とする混合装置。 6)特許請求の範囲第4項および第5項のいずれか1項
    に記載の混合装置において、各々の磁石の前記磁心がそ
    の中心軸線に沿って延びる貫通穴を有していることを特
    徴とする混合装置。 7)特許請求の範囲第1項から第6項までのいずれか1
    項に記載の混合装置において、 0.001Hzないし10Hzの範囲内で変化する極性
    移動周波数を有する極性移動直流により励振される電磁
    石と永久磁石の組合わせを備えたことを特徴とする混合
    装置。 8)特許請求の範囲第1項から第6項までのいずれか1
    項に記載の混合装置において、すべての磁石が極性移動
    直流または移相交流により励振される電磁石でありそれ
    により交流周波数を0.01Hzないし100kHzの
    範囲内で変化させかつ極性移動または移周波数を0.0
    01ないし10Hzの範囲内で変化させることができる
    ようにしたことを特徴とする混合装置。 9)(a)少なくとも1個の電磁石を付勢することによ
    り磁界を発生し、(b)1個またはそれよりも多数の永
    久磁石によりかつ/または1個またはそれよりも多数の
    電磁石を付勢することにより一つまたはそれよりも多数
    の磁界を発生し、(c)前記磁石の少なくとも1個が磁
    界の方向を反復して変更するときに、前記薄い液体層に
    前記(a)および(b)により発生させた結合された磁
    界を作用させることを含むことを特徴とする前記薄い液
    体層内に懸濁した非常に多数の磁粉を付勢することによ
    り前記薄い液体層内で混合を行う方法。 10)特許請求の範囲第9項に記載の方法において、磁
    粉を予め選択された領域内に保持するために、磁界の方
    向の交互の変更が中断されることを特徴とする方法。
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