JPS6224141A - 化学物質検出器 - Google Patents
化学物質検出器Info
- Publication number
- JPS6224141A JPS6224141A JP60164415A JP16441585A JPS6224141A JP S6224141 A JPS6224141 A JP S6224141A JP 60164415 A JP60164415 A JP 60164415A JP 16441585 A JP16441585 A JP 16441585A JP S6224141 A JPS6224141 A JP S6224141A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- chemical substance
- spacer
- measured
- substrate
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- Pending
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- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
この発明は、血液中の尿酸とグルコースの同時定量など
２種類の化学物質が同時測定可能な化学物質検出器に関
する。
２種類の化学物質が同時測定可能な化学物質検出器に関
する。
現在市販されている臨床分析装置には、３２の分析項目
が毎時３００検休止いうスピードで測定できるものがあ
る。しかし、これらの装置は高価でごく一部の大きな病
院でしか用いられていない近頃、糖尿病患者を対象とし
たグルコースのみが測定できる小型の装置も普及しはじ
めている。
が毎時３００検休止いうスピードで測定できるものがあ
る。しかし、これらの装置は高価でごく一部の大きな病
院でしか用いられていない近頃、糖尿病患者を対象とし
たグルコースのみが測定できる小型の装置も普及しはじ
めている。
し・かじ、糖尿病患者は、他の疾患、たとえば腎臓病や
心臓病を併発することが多い。このため、グルコースだ
けでなく他の物質も簡単に同時測定でき、かつ、小型の
普及型の測定装置が望まれている。
心臓病を併発することが多い。このため、グルコースだ
けでなく他の物質も簡単に同時測定でき、かつ、小型の
普及型の測定装置が望まれている。
この発明は、このような現状に鑑みて、節単な手順で２
種類の被測定物質が同時に正確に測定でき、かつ、小型
の化学物質検出器を提供することを目的とする。
種類の被測定物質が同時に正確に測定でき、かつ、小型
の化学物質検出器を提供することを目的とする。
この発明は、このような目的を達成するために、被測定
溶液中の２種類の被測定物質が同時測定可能となるよう
にそれぞれの検知用電極を同一セル内に備えるとともに
、この両検知用電極に共通の１つの対極をも備える化学
物質検出器を要旨とする。
溶液中の２種類の被測定物質が同時測定可能となるよう
にそれぞれの検知用電極を同一セル内に備えるとともに
、この両検知用電極に共通の１つの対極をも備える化学
物質検出器を要旨とする。
以下に、この発明を、その実施例を表す図面に基づいて
詳しく説明する。
詳しく説明する。
第１図および第２図は、この発明にかかる化学物質検出
器の第１の実施例を表す。この化学物質検出器Ａは、軟
質材料等からなるスペーサｌが、基板２，３によりはさ
まれている。スペーサ１の中央には横長の穴１ａが設け
られている。基板２の両側には被測定溶液の出入口とな
る穴２ａが一つずつ設けられている。穴２ａには被測定
溶液の流路４が接続されている。基板２の内側面には、
Ａｇ−ＡｇＣ１電極等の対極２ｂが固定されている。基
板３の内側面には、グルコース検知用の作用極３ａが固
定されているとともに、尿酸検知用の作用極３ｂも固定
されている。グルコース検知用・の作用極３ａは、白金
等からなる電極本体に、グルコースオキシダーゼなどの
酵素、あるいは、微生物等の生理活性物質が固定されて
なり、その生理活性物質固定面が内側を向くようにして
設置されている。対極２ｂは、両作用極３ａ、３ｂ共通
の対極となっている。スペーサの穴１ａの上下面が基板
２．３で覆われてできた空間は被測定溶液が流れる通路
５になっており、この通路５の両端は、それぞれ、基板
２の穴２ａ、２ａに接続されている。このようにして、
スペーサ１．基板２．３はセンサ部を備えたフローセル
を構成している。図中、６は炭素棒からなる導線である
。
器の第１の実施例を表す。この化学物質検出器Ａは、軟
質材料等からなるスペーサｌが、基板２，３によりはさ
まれている。スペーサ１の中央には横長の穴１ａが設け
られている。基板２の両側には被測定溶液の出入口とな
る穴２ａが一つずつ設けられている。穴２ａには被測定
溶液の流路４が接続されている。基板２の内側面には、
Ａｇ−ＡｇＣ１電極等の対極２ｂが固定されている。基
板３の内側面には、グルコース検知用の作用極３ａが固
定されているとともに、尿酸検知用の作用極３ｂも固定
されている。グルコース検知用・の作用極３ａは、白金
等からなる電極本体に、グルコースオキシダーゼなどの
酵素、あるいは、微生物等の生理活性物質が固定されて
なり、その生理活性物質固定面が内側を向くようにして
設置されている。対極２ｂは、両作用極３ａ、３ｂ共通
の対極となっている。スペーサの穴１ａの上下面が基板
２．３で覆われてできた空間は被測定溶液が流れる通路
５になっており、この通路５の両端は、それぞれ、基板
２の穴２ａ、２ａに接続されている。このようにして、
スペーサ１．基板２．３はセンサ部を備えたフローセル
を構成している。図中、６は炭素棒からなる導線である
。
第３図は、この発明にかかる化学物質検出器の第２の実
施例を表す。図にみるように、この化学物質検出器Ａ′
は、第１の実施例と同様にスペーサ１．基板２，３によ
ってフローセルとなっている。この基板２の穴２ａ、’
ｌａには、被測定溶液の流路４’、４’が接続されてい
る。この流路４′、４′の穴２ａ ’、 ２ａ ’に
接続される部分が、白金などの導電材からなるパイプ４
１．４１で構成されており、このパイプ４１．４１が第
１の実施例同様基板３の内側面に固定された２つの作用
極３ａ、３ｂの対極となっている。基板２の内側面には
、Ａｇ−ＡｇＣｌ電極が参照極２ｂ’として固定されて
いる。このようにすると、２つの作用極３ａ、３ｂが非
常に接近して設けられても互いに電気的な相互作用が起
こらないので検出器の小型化ができる。図中、６１は導
線である。
施例を表す。図にみるように、この化学物質検出器Ａ′
は、第１の実施例と同様にスペーサ１．基板２，３によ
ってフローセルとなっている。この基板２の穴２ａ、’
ｌａには、被測定溶液の流路４’、４’が接続されてい
る。この流路４′、４′の穴２ａ ’、 ２ａ ’に
接続される部分が、白金などの導電材からなるパイプ４
１．４１で構成されており、このパイプ４１．４１が第
１の実施例同様基板３の内側面に固定された２つの作用
極３ａ、３ｂの対極となっている。基板２の内側面には
、Ａｇ−ＡｇＣｌ電極が参照極２ｂ’として固定されて
いる。このようにすると、２つの作用極３ａ、３ｂが非
常に接近して設けられても互いに電気的な相互作用が起
こらないので検出器の小型化ができる。図中、６１は導
線である。
もちろんこの発明にかかる化学物質検出器は、上記の実
施例に限らない。第１の実施例のように２つの作用極と
対極という組み合せの場合でも対極を流路の一部に設け
るようにしても構わない。
施例に限らない。第１の実施例のように２つの作用極と
対極という組み合せの場合でも対極を流路の一部に設け
るようにしても構わない。
さらに、セルもフロ一式に限うナい。
この発明の化学物質検出器は、たとえば、第４図に示さ
れているようにして測定装置に配置される。図にみるよ
うに、この測定装置は、フロ一式の測定装置であって、
緩衝液等の溶媒７が入れられる溶媒溜め８．ポンプ９．
試料の注入口１０゜化学物質検出器１１および溶媒７の
受器（廃液溜め）１２をそれぞれ備えており、これらは
、溶媒７が通る流路４により順に接続されている。化学
物質検出器１１には、定電圧源および（微小）電流計を
備えた装置１３が接続されている。
れているようにして測定装置に配置される。図にみるよ
うに、この測定装置は、フロ一式の測定装置であって、
緩衝液等の溶媒７が入れられる溶媒溜め８．ポンプ９．
試料の注入口１０゜化学物質検出器１１および溶媒７の
受器（廃液溜め）１２をそれぞれ備えており、これらは
、溶媒７が通る流路４により順に接続されている。化学
物質検出器１１には、定電圧源および（微小）電流計を
備えた装置１３が接続されている。
この測定装置を用い、たとえば、血液中のグルコースお
よび尿酸をつぎのようにして測定する。
よび尿酸をつぎのようにして測定する。
グルコース検知用の作用極３ａと対極２ｂの間。
および尿酸検知用作用極３ｂと対極２ｂの間に０゜５ｖ
の電圧を印加するとともにポンプ９により一定の速さで
溶媒７を流路４に流す。そして、まず感度較正のために
、１００■／ａグルコース溶液を注入口１０より１０μ
ｐ注入すると、グルコース検知用電極３ａとパイプ２ｂ
との間にＩｌ、の電流変化が生じ、これを記録しておく
。つぎに、１０■／ｄｌの尿酸溶液を注入口１０より工
０μｌ注人すると、グルコース検知用電極３ａとノ々イ
ブ２ｂとの間にＩ２９．および、尿酸検知用電極３ｂと
パイプ２ｂとの間に１２ｕの電流変化が生じ、これを記
録しておく。そして、実試料として血清を注入口１０よ
りｌＯμ！注入すると、グルコース検知電極３ａと対極
２ｂとの間に１ ’１９、および、尿酸検知用電極３ｂ
と対極２ｂとの間にＩ ｓｕの電流変化が生じる。この
標準液と血清のそれぞれの測定結果を用い、血清中のグ
ルコース濃度および尿酸濃度が次式によって求められる
ようになっている。
の電圧を印加するとともにポンプ９により一定の速さで
溶媒７を流路４に流す。そして、まず感度較正のために
、１００■／ａグルコース溶液を注入口１０より１０μ
ｐ注入すると、グルコース検知用電極３ａとパイプ２ｂ
との間にＩｌ、の電流変化が生じ、これを記録しておく
。つぎに、１０■／ｄｌの尿酸溶液を注入口１０より工
０μｌ注人すると、グルコース検知用電極３ａとノ々イ
ブ２ｂとの間にＩ２９．および、尿酸検知用電極３ｂと
パイプ２ｂとの間に１２ｕの電流変化が生じ、これを記
録しておく。そして、実試料として血清を注入口１０よ
りｌＯμ！注入すると、グルコース検知電極３ａと対極
２ｂとの間に１ ’１９、および、尿酸検知用電極３ｂ
と対極２ｂとの間にＩ ｓｕの電流変化が生じる。この
標準液と血清のそれぞれの測定結果を用い、血清中のグ
ルコース濃度および尿酸濃度が次式によって求められる
ようになっている。
グルコース濃度（■／ｄり
尿酸濃度（■／ｄり ＝（１，、） ｘ（Ｉｔｕ）
この２つの実施例の検出器を用いた装置によってそれぞ
れ、市販の管理血清中のグルコースおよび尿酸量の分析
を行った結果をカタログ値と併せて第１表に示す。
れ、市販の管理血清中のグルコースおよび尿酸量の分析
を行った結果をカタログ値と併せて第１表に示す。
第１表にみるように、実施例１．２ともに１０μβとい
う少量の試料だけで分析値がカタログ値とほぼ一致して
おり、この化学物質検出器の精度のよいことをよく表し
ている。
う少量の試料だけで分析値がカタログ値とほぼ一致して
おり、この化学物質検出器の精度のよいことをよく表し
ている。
上記実施例では、グルコースおよび尿酸の同時測定検出
器についてだけ述べたが、もちろん他の検知用電極を用
いて、他の化学物質の検出に用いても構わない。また、
電極の種類も上記のような生体触媒が固定された酵素電
極などに限らない。
器についてだけ述べたが、もちろん他の検知用電極を用
いて、他の化学物質の検出に用いても構わない。また、
電極の種類も上記のような生体触媒が固定された酵素電
極などに限らない。
この発明の化学物質検出器は、以上のように２つの化学
物質の検知用電極が同一セル内に設けられているので、
２つの化学物質が同時に迅速かつ精度よく測定すること
ができる。
物質の検知用電極が同一セル内に設けられているので、
２つの化学物質が同時に迅速かつ精度よく測定すること
ができる。
第１図はこの発明にかかる物質検出器の第１の実施例を
表す分解斜視図、第２図はその断面図、第３図はこの発
明にかかる物質検出器の第２の実施例を表す断面図、第
４図はこの発明にかかる物質検出器を用いた分析装置の
１実施例の概略説明図である。 Ａ、Ａ’、１１・・・化学物質検出器 ２ｂ・・・対極
３ａ・・・グルコース検知用電極 ３ｂ・・・尿酸検知
用電極 ４・・・流路 代理人 弁理士 松 本 武 彦 第７図 第２図 第３図
表す分解斜視図、第２図はその断面図、第３図はこの発
明にかかる物質検出器の第２の実施例を表す断面図、第
４図はこの発明にかかる物質検出器を用いた分析装置の
１実施例の概略説明図である。 Ａ、Ａ’、１１・・・化学物質検出器 ２ｂ・・・対極
３ａ・・・グルコース検知用電極 ３ｂ・・・尿酸検知
用電極 ４・・・流路 代理人 弁理士 松 本 武 彦 第７図 第２図 第３図
Claims (5)
- （１）被測定溶液中の２種類の被測定物質が同時測定可
能となるようにそれぞれの検知用電極を同一セル内に備
えるとともにこの両検知用電極に共通の１つの対極をも
備える化学物質検出器。 - （２）セルがフローセルであり、このフローセルには被
測定溶液を移送する流路が接続され、この流路の一部が
導電材によって構成されており、この導電材が前記検知
用電極の対極となっている特許請求の範囲第１項記載の
化学物質検出器。 - （３）流路一部が、導電材たる白金のパイプで構成され
ている特許請求の範囲第２項記載の化学物質検出器。 - （４）セル内に参照電極を備える特許請求の範囲第１項
ないし第３項のいずれかに記載の化学物質検出器。 - （５）２種類の被測定物質がグルコースおよび尿酸であ
る特許請求の範囲第１項ないし第４項のいずれかに記載
の化学物質検出器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60164415A JPS6224141A (ja) | 1985-07-25 | 1985-07-25 | 化学物質検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60164415A JPS6224141A (ja) | 1985-07-25 | 1985-07-25 | 化学物質検出器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6224141A true JPS6224141A (ja) | 1987-02-02 |
Family
ID=15792710
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60164415A Pending JPS6224141A (ja) | 1985-07-25 | 1985-07-25 | 化学物質検出器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6224141A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07270377A (ja) * | 1994-03-31 | 1995-10-20 | Toto Ltd | 使い捨て型フローセルを備えたポーラログラフ分析装置 |
| JP2010025681A (ja) * | 2008-07-17 | 2010-02-04 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | フローセル |
| JP2010525338A (ja) * | 2007-04-27 | 2010-07-22 | ラジオメーター・メディカル・アー・ペー・エス | 体液用センサーアッセンブリ |
| CN111375454A (zh) * | 2017-01-03 | 2020-07-07 | 伊鲁米那股份有限公司 | 具有浮动式密封支架的流动室匣 |
| JP2022010070A (ja) * | 2017-11-17 | 2022-01-14 | シーメンス・ヘルスケア・ダイアグノスティックス・インコーポレイテッド | センサーアセンブリおよびその使用方法 |
| CN114646678A (zh) * | 2020-12-21 | 2022-06-21 | 豪夫迈·罗氏有限公司 | 传感器组件 |
| WO2023286400A1 (ja) * | 2021-07-16 | 2023-01-19 | 株式会社堀場アドバンスドテクノ | 電気化学測定装置及び電気化学測定方法 |
-
1985
- 1985-07-25 JP JP60164415A patent/JPS6224141A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07270377A (ja) * | 1994-03-31 | 1995-10-20 | Toto Ltd | 使い捨て型フローセルを備えたポーラログラフ分析装置 |
| JP2010525338A (ja) * | 2007-04-27 | 2010-07-22 | ラジオメーター・メディカル・アー・ペー・エス | 体液用センサーアッセンブリ |
| JP2013140177A (ja) * | 2007-04-27 | 2013-07-18 | Radiometer Medical Aps | 体液用センサーアッセンブリ |
| JP2010025681A (ja) * | 2008-07-17 | 2010-02-04 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | フローセル |
| CN111375454A (zh) * | 2017-01-03 | 2020-07-07 | 伊鲁米那股份有限公司 | 具有浮动式密封支架的流动室匣 |
| CN111375454B (zh) * | 2017-01-03 | 2021-12-28 | 伊鲁米那股份有限公司 | 具有浮动式密封支架的流动室匣 |
| US11577253B2 (en) | 2017-01-03 | 2023-02-14 | Illumina, Inc. | Flowcell cartridge with floating seal bracket |
| JP2022010070A (ja) * | 2017-11-17 | 2022-01-14 | シーメンス・ヘルスケア・ダイアグノスティックス・インコーポレイテッド | センサーアセンブリおよびその使用方法 |
| CN114646678A (zh) * | 2020-12-21 | 2022-06-21 | 豪夫迈·罗氏有限公司 | 传感器组件 |
| WO2023286400A1 (ja) * | 2021-07-16 | 2023-01-19 | 株式会社堀場アドバンスドテクノ | 電気化学測定装置及び電気化学測定方法 |
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