JPS6224082Y2 - - Google Patents

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JPS6224082Y2
JPS6224082Y2 JP1977038920U JP3892077U JPS6224082Y2 JP S6224082 Y2 JPS6224082 Y2 JP S6224082Y2 JP 1977038920 U JP1977038920 U JP 1977038920U JP 3892077 U JP3892077 U JP 3892077U JP S6224082 Y2 JPS6224082 Y2 JP S6224082Y2
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JP
Japan
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diameter
small
chamber
piston
oil
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JP1977038920U
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JPS53133083U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、小負荷時には高速作動を大負荷時に
は低速作動を行うようにした油圧制御装置に関す
るものである。
従来、この種の油圧制御装置として例えば実公
昭49−10717号公報に示されるものを用いて行う
ようにしたり、特公昭39−15087号公報に示され
るものを用いて行うようにしたりすることが考え
られている。しかし、いずれも小負荷時と大負荷
時にそれぞれ別個に流量制御弁で速度制御を行う
ことが考慮されていない。また前者で別個に流量
制御弁で速度制御を行うためには、小負荷時にア
ンロード弁がアンロード作動しないようにアンロ
ード弁のアンロード圧を高くしなければならず、
大負荷時に作動圧が若干低くなるとアンロード弁
がアンロード作動し流量制御精度が悪くなる問題
が発生する。後者で別個に流量制御弁で速度制御
を行うためには、大負荷時の低速作動は圧油を供
給する供給油を流量制御弁で絞縮して速度制御す
るようにしなければならず、良好な速度制御を行
うことができない問題が発生する。しかも、大シ
リンダの両側に小シリンダを配設しなければなら
ず廉価に製作できない。さらにまた、一般に工作
機械の加工送り時等、大負荷時の低速作動は30
cm2/min以下のような微少の排出油を流量制御弁
で絞縮して速度制御しているが、制御流量が微少
になるほど流量制御精度が悪くなる問題があつ
た。
本考案は、小負荷時と大負荷時にそれぞれ別個
に流量制御弁で良好な速度制御を行うことがで
き、しかも流量制御精度が良い大負荷時の低速作
動を行える油圧制御装置を提供するものである。
このため本考案は、大径の摺動孔を有した大シ
リンダ本体と小径の摺動孔を有した小シリンダ本
体を同軸上に設け、大径の摺動孔へ大径ピストン
を摺動自在に嵌合して大径往動室と大径復動室を
区画配設し、小径の摺動孔へ小径ピストンを摺動
自在に嵌合して小径往動室と小径復動室を区画配
設し、一体作動するように大径ピストンと小径ピ
ストンを連結して大シリンダ本体または小シリン
ダ本体の少なくともいずれかより外部へ貫通突出
するピストンロツドを設け、小径往動室へ圧油を
供給し小径復動室から排出油を排出する一方の切
換弁と、小負荷時に小径復動室からの排出油を絞
縮制御して高速作動を得る一方の流量制御弁と、
小負荷時に大径往動室と大径復動室を圧油を供給
せずに連通し大負荷時に大径往動室へ圧油を供給
し大径復動室から排出油を排出する他方の切換弁
と、大負荷時に他方の切換弁から排出した大径復
動室からの排出油を絞縮制御して低速作動を得る
他方の流量制御弁を設けており、小負荷時には、
小径復動室からの排出油を一方の流量制御弁で絞
縮制御し、大負荷時には大径復動室からの排出油
を他方の流量制御弁で絞縮制御して、正確な高速
作動と低速作動を行うようにしている。
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
1は大シリンダであり、筒状体2の両端開口を
閉じるように端蓋3と中間蓋4を筒状体2へねじ
取付けして大シリンダ本体5を構成している。6
は小シリンダであり、筒状体7の両端開口を閉じ
るよう端蓋8と中間蓋4を筒状体7へねじ取付け
して小シリンダ本体9を構成している。大シリン
ダ本体5と小シリンダ本体9は中間蓋4を共用と
して同軸上に連設している。大シリンダ本体5の
大径の摺動孔10へ大径ピストン11を摺動自在
に嵌合して大径往動室12Aと大径復動室12B
を区画配設している。小シリンダ本体9の小径の
摺動孔13へ小径ピストン14を摺動自在に嵌合
して小径往動室15Aと小径復動室15Bを区画
配設している。一体作動するよう大径ピストン1
1と小径ピストン14を連結するピストンロツド
16は、端蓋3と中間蓋4を摺動自在に貫挿して
いる。17と18はシールリング、19は油圧源
である。20は切換位置X,Y,Zを有する方向
切換弁で、Pポートは油圧源19と、Rポートは
低圧の油槽21と、Aポートは小径復動室15B
と、Bポートは小径往動室15Aとそれぞれ接続
している。22は流量制御弁、23は逆止め弁、
24は圧力スイツチである。25は切換位置C.D
を有する方向切換弁で、Pポートは油圧源19
と、Rポートは低圧の油槽21と、Aポートは大
径復動室12Bと、Bポートは大径往動室12A
とそれぞれ接続している。26は流量制御弁であ
る。
上記構成での作動について説明する。図示の状
態から、方向切換弁20を切換位置Xに切換え圧
油を小径往動室15Aへ供給すると、小径復動室
15Bからの排出油は流量制御弁22で絞縮して
油槽21へ排出される。ピストンロツド16は小
径ピストン14に作用する圧油によつて往動し、
大径復動室12Bからの排出油は大径往動室12
Aへ導入され、ピストンロツド16は小負荷時の
高速往動を行う。大負荷となつて小径往動室15
Aの圧力が上昇し圧力スイツチ24が作動する
と、方向切換弁25を切換位置Cに切換え、大径
往動室12Aへも圧油を供給し大径復動室12B
からの排出油は流量制御弁26で絞縮して油槽2
1へ排出される。ピストンロツド16は小径ピス
トン14と大径ピストン11に作用する圧油によ
つて往動され、ピストンロツド16は大負荷時の
低速作動を行う。大負荷時の低速作動は、大径復
動室12Bからの大量の排出油を流量制御弁26
で絞縮して速度制御するため流量制御精度を良く
行うことができる。次に方向切換弁20を切換位
置Zに方向切換弁25を切換位置Dに切換える
と、圧油は逆止め弁23を介して小径復動室15
Bへ供給し、小径往動室15Aからの排出油を油
槽21へ排出し、大径往動室12Aからの排出油
は大径復動室12Bへ導入され、ピストンロツド
16は高速復動を行う。
このように本考案は、大径の摺動孔を有した大
シリンダ本体と小径の摺動孔を有した小シリンダ
本体を同軸上に設け、大径の摺動孔へ大径ピスト
ンを摺動自在に嵌合して大径往動室と大径復動室
を区画配設し、小径の摺動孔へ小径ピストンを摺
動自在に嵌合して小径往動室と小径復動室を区画
配設し、一体作動するように大径ピストンと小径
ピストンを連結して大シリンダ本体または小シリ
ンダ本体の少なくともいずれかより外部へ貫通突
出するピストンロツドを設け、小径往動室へ圧油
を供給し小径復動室から排出油を排出する一方の
切換弁と、小負荷時に小径復動室からの排出油を
絞縮制御して高速作動を得る一方の流量制御弁
と、小負荷時に大径往動室と大径復動室を圧油を
供給せずに連通し大負荷時に大径往動室へ圧油を
供給し大径復動室から排出油を排出する他方の切
換弁と、大負荷時に他方の切換弁から排出した大
径復動室からの排出油を絞縮制御して低速作動を
得る他方の流量制御弁を設けた油圧制御装置であ
り、小負荷時には、小径復動室からの排出油を一
方の流量制御弁で絞縮制御し、大負荷時には大径
復動室からの排出油を他方の流量制御弁で絞縮制
御して、正確な高速作動と低速作動を行える。ま
た、シリンダや弁の構成も比較的簡単で容易に製
作できる等の特長を有し、大負荷時の負荷が極め
て大きく、また極めて低速作動のものに用いて特
に有効である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を一部断面図と共に示
す油圧回路図である。 5……大シリンダ本体、9……小シリンダ本
体、10……大径の摺動孔、11……大径ピスト
ン、13……小径の摺動孔、14……小径ピスト
ン、16……ピストンロツド、20,25……切
換弁、22,26……流量制御弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 大径の摺動孔を有した大シリンダ本体と小径の
    摺動孔を有した小シリンダ本体を同軸上に設け、
    大径の摺動孔へ大径ピストンを摺動自在に嵌合し
    て大径往動室と大径復動室を区画配設し、小径の
    摺動孔へ小径ピストンを摺動自在に嵌合して小径
    往動室と小径復動室を区画配設し、一体作動する
    ように大径ピストンと小径ピストンを連結して大
    シリンダ本体または小シリンダ本体の少なくとも
    いずれかより外部へ貫通突出するピストンロツド
    を設け、小径往動室へ圧油を供給し小径復動室か
    ら排出油を排出する一方の切換弁と、小負荷時に
    小径復動室からの排出油を絞縮制御して高速作動
    を得る一方の流量制御弁と、小負荷時に大径往動
    室と大径復動室を圧油を供給せずに連通し大負荷
    時に大径往動室へ圧油を供給し大径復動室から排
    出油を排出する他方の切換弁と、大負荷時に他方
    の切換弁から排出した大径復動室からの排出油を
    絞縮制御して低速作動を得る他方の流量制御弁を
    設けた油圧制御装置。
JP1977038920U 1977-03-31 1977-03-31 Expired JPS6224082Y2 (ja)

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JP1977038920U JPS6224082Y2 (ja) 1977-03-31 1977-03-31

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JP1977038920U JPS6224082Y2 (ja) 1977-03-31 1977-03-31

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Publication Number Publication Date
JPS53133083U JPS53133083U (ja) 1978-10-21
JPS6224082Y2 true JPS6224082Y2 (ja) 1987-06-19

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JP1977038920U Expired JPS6224082Y2 (ja) 1977-03-31 1977-03-31

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JPS539838Y2 (ja) * 1971-02-15 1978-03-15

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