JPS62240665A - 新規化合物、その製造方法及びそれを含む医薬組成物 - Google Patents

新規化合物、その製造方法及びそれを含む医薬組成物

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JPS62240665A
JPS62240665A JP62012621A JP1262187A JPS62240665A JP S62240665 A JPS62240665 A JP S62240665A JP 62012621 A JP62012621 A JP 62012621A JP 1262187 A JP1262187 A JP 1262187A JP S62240665 A JPS62240665 A JP S62240665A
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tetrahydroisoquinoline
pyrrolidinylmethyl
dimethylaminomethyl
compound
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ジュゼッペ・ギャーディナ
ヴィットリーオ・ベッチェッチ
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Dr L Zambeletti SpA
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Dr L Zambeletti SpA
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D217/00Heterocyclic compounds containing isoquinoline or hydrogenated isoquinoline ring systems
    • C07D217/12Heterocyclic compounds containing isoquinoline or hydrogenated isoquinoline ring systems with radicals, substituted by hetero atoms, attached to carbon atoms of the nitrogen-containing ring
    • C07D217/14Heterocyclic compounds containing isoquinoline or hydrogenated isoquinoline ring systems with radicals, substituted by hetero atoms, attached to carbon atoms of the nitrogen-containing ring other than aralkyl radicals
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/04Centrally acting analgesics, e.g. opioids

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 産業の利用分舒 本発明は新規なイソキノリン誘導体、それらの製造方法
及びそれらの医薬における、特に鎮痛剤としての使用に
関する。
従来の技術 に受容諸種抗体である化合物はカッ、Jオピオイド受容
器との相互作用により鎮痛剤として作用する。モルヒネ
のような古典的なμ受容諸種抗体に勝るに受容諸種抗体
の利点はモルヒネ様の行動作用及び習慣性がなく無痛状
態を生じる能力があることである。
発明が解決しようとする問題点 本発明者はモルヒネ及びモルヒネ類似体の行動作用の一
部を有さずにに受容器拮抗を示し従って鎮痛剤として潜
在的治療有用性を有する新規な一部の化合物を見出した
〔発明の構成〕
本発明によれば、式(I) (式中、RCOは基Rが置換または非置換炭素環または
ヘテロ環芳香族環からなるアシル基であり、そしてR,
及びR2は独立してCアルキル基であるかまたは−緒に
03−6ポリメチレンまたはアルケニレン基を形成する
)で表わされる化合物、またはその溶媒和物もしくは塩
が提供される。
作用効果 アルキル基としては、R1及びR2の各々はメチル、エ
チル、プロピル、ブチル、はンチルまたはヘキシルであ
ってもよく、好ましくはメチルである。
ポリメチレン基としては、R,及びR2の各々はプロピ
レン、ブチレン、ぼンチレフまたはヘキシレンであって
もよく、好ましくはブチレンである。
アルケニレン基としては、R1−R1は典型的には−C
HI−C)(−CH−CHI−であってよい。
基Rは好ましくは式(II) −(C1h)11− X−Ar−(Ra)−(If)(
式中、nは0.1または2であり、 mは0.1または2であり、 Xは直接結合、または0、SもしくはNR4であり、こ
こでR4は水素またはC1−6アルキルであり、Arは
置換または非置換炭素環またはヘテロ環であり、 R3は電子吸引性置換基またはアルキル、アリール、ア
ルアルキル、ヒドロキシもしくはアルコキシ基であるか
または他のR3基と一緒に炭素環を形成する)で表わさ
れる。
電子吸引性置換基の例に4ハロゲン、好ましくはクロロ
またはブロモ、−CF3、−NO23)−CN s−S
 03HN  −S (hNR5Rg 、−C02Ry
 、−COR@または−C0NRIRtoが含まれ、こ
こでR6からR1(1の各々は独立して水素、アルキル
またはアリールを示す。
典型的には、Arはフェニルまたは2−または3−チェ
ニルであり、かつ好ましくは1個以上のハロゲン、典型
的には塩素もしくは臭素または1(11以上の−Now
、−CNまたは−CF3基により置換されている。好ま
しくは、置換基はフェニル環上にメタ及び/またはパラ
位にある。
Xは典型的には酸素または直接結合であり、そしてnは
典型的には0または1である。
Rの好適な例は以下の通りである。
式(I)で表わされる化合物またはその塩もしくは溶媒
和物は好ましくは医薬として適当なまたは実質的に純粋
な形態をしている。「医薬として適当な形態」とは特に
、希釈剤や担体のような通常の医薬用添加剤を除いて医
薬として適当な水準の純度を有し、かつ通常の投与量水
準で毒性とみなされる物質を含有していないことを意味
する。
実質的に純粋な形態は一般に(通常の医薬用添加剤を除
き)少なくとも50%、好ましくは少なくとも75%、
より好ましくは少なくとも90%、そして更に好ましく
は少なくとも95%の式(I)で表わされる化合物また
はその塩もしくは溶媒和物を含有するであろう。
一つの好ましい医薬として適当な形態は医薬組成物中の
結晶形態も含めて、結晶形態である。塩及び溶媒和物の
場合、添加のイオン性及び溶媒部分もまた非毒性でなけ
ればならない。
式CI)で表わされる化合物の医薬として適当な塩の例
には通常の医薬用酸、例えばマレイン酸、塩酸、臭化水
素酸、燐酸、酢酸、フマール酸、サリチル酸、クエン酸
、乳酸、マンデル酸、酒石酸、コハク酸、安息香酸、ア
スフルビン゛酸及びメタンスルホン酸との酸付加塩が含
まれる。
式(I)で表わされる化合物の医薬として適当な溶媒和
物の例は水和物である。
式(I)で表わされる化合物は少なくとも1個の非対称
中心を有し、従って2個以上の立体異性形態で存在する
。本発明は全てのそのような形態に及びラセミ体も含め
てその混合物に及ぶ。
本発明はまた (式中、R1/及びR2/は式(I)におけると同一の
意義を有するR1及びR2またはR1及びR2に転換さ
れうる基もしくは原子である)で表わされる化合物を式
R/−CO,O)! (式中、R′は式(I)における
と同一の意義を有するRまたはRに転換されうる基であ
る)で表わされる化合物またはその活性誘導体と反応さ
せることにより式(Ia) で表わされる化合物を形成し、次いで下記の工程a )
  R’ SR1’またはR、/がRs R1及びR−
ではない場合、R/、R1/またはRz /をR5R1
またはR2に転換することにより式(I)で表わされる
化合物を得ること、 b)  R/ 、R1/及びR2/がRSR1及びR2
であるとき、一つのR,R1またはR2を他のR、R1
またはR2に転換することにより式(I)で表わされる
化合物を得ること、 C)得られた式(I)で表わされる化合物の塩及び/ま
たは溶媒和物を形成すること の一つ以上を行なうことを含む式(I)で表わされる化
合物の製造方法も提供する。
R’CO,OHの好適な活性誘導体は酸クロリド類また
は酸無水物である。他の好適な誘導体は酸及びクロロ蟻
酸アルキル間に形成された酸無水物である。
例えば、この分野の当業者によく知られた標準的方法に
おいて、式(m)で表わされる化合物はa)無機または
有機塩基の存在下で酸クロリドと、b)  ジシクロへ
キシルカルボジイミド、N −)メチルアミノプロピル
−R′−エチルカルポリイミドまたはカルボニルジイミ
ダゾールの存在下で酸と、−)  酸及びクロロ蟻酸ア
ルキル(例えばエチル)から現場生成された混合無水物
と カップリングされうる。
式(Ia)で表わされる化合物が適当な置換基の相互転
換により、式(I)で表わされる化合物に、または式(
I)で表わされる一つの化合物が式(I)で表わされる
他の化合物に転換されうろことが理解されよう。かくし
て、式(I)及び(Ia)で表わされる特定の化合物は
本発明の他の化合物を形成するのに有用な中間体である
R1′及びRz /はアルキル基であってよく通常のア
ミン脱アルキル化によりR1’/Rz’水素原子に転換
されつる。R1′またはR2′がベンジルまたは置換ば
ンジルであるとき、これは接触水添、によりまたは他の
還元方法によりR1/またはR2/水素原子に転換され
うる。水素原子としてのR1/及びRz/は通常のアミ
ンアルキル化によりR1及びR2アルキル基に転換され
うる。Rl/及びR,/は好ましくは各々R1及びR2
である。
化合物R’CO,OHは典型的には式(IIa)T(O
−CO−(CH2)n−X−Ar−CF5’ )m  
 (” )(式中、R、/は式(II)におけると同一
の意義を有するR3またはR3に転換されうる基または
原子であり、他の可変基は式(n)におけると同一の意
義を有する)で表わされる。好ましい試薬は式(Ilb
)Hal −Co −(CHz)n−X−Ar−(R3
’)m(IIb)(式中、Halはハロゲン、典型的に
は塩素または臭素である)で表わされる同等の酸ハライ
ドである。
芳香族基Ar上の置換基R,/を転換してR3を得るこ
とは芳香族化学の分野で一般に知られている。
R3/は好ましくはR3である。
式fI)で表わされる化合物は適当な有機酸または鉱酸
と反応させることによりその医薬として適当な酸付加塩
に転換されつる。
式CI)で表わされる化合物の溶媒和物は適当な溶媒か
らの結晶化または再結晶により形成されうる。
例えば、水和物は水溶液または水を含有する有機溶媒中
溶液からの結晶化または再結晶により形成されうる。
また医薬として適当ではない式(I)で表わされる化合
物の塩または溶媒和物は医薬として適当な塩または溶媒
和物の製造における中間体として有用である。従って、
このような塩または溶媒和物もまた本発明の一部をなす
式rI)で表わされる化合物は2個以上の立体異性形態
で存在し、本発明方法はその混合物を製造する。個々の
異性体は酒石酸のような光学的に活性な酸を用いて°分
割により互いに分割できる。あるいは、非対称合成は個
々の形態への経路を提供する。
式(m)で表わされる化合物は式CN)で表わされる化
合物の接触水添により、例えば炭素に担持させた。Jラ
ジウム触媒の存在下、エタノール中の水添により得られ
る。
(■)              (m)あるいは、
式(m)で表わされる化合物は公知の化合物1−クロロ
メチル−3,4−ジヒドロイソキノリンから、以下の反
応図式に従って、式NT(R,’R2’ (式中、R1
/及びR、/は上記と同一の意義を有する)で表わされ
るアミンで処理し、次いで形成された式(V)で表わさ
れる化合物をNaBHaとまたは水素と5%パラジウム
担持木炭触媒の存在下で反応させることにより得られる
(V) (III) 式(IV)で表わされ式中R1を及びR2/が水素以外
である化合物は式(IV)で表わされ式中R1/及びR
2′がいずれも水素である化合物から誘導できる。例え
ば、R11及びRz/がメチルであるかまたは一緒にピ
ロリジン環を形成する化合物は下記のように得られる。
式(IV)で表わされる他の化合物は同様の方法により
得られる。
式(IV)で表わされ式中R1′及びR2Iが水素であ
る化合物は、以下の、常法を用いる模式的反応図式によ
りフェニルエチルアミンから製造できる。
CH2N H2 上記した特定の中間体は新規な化合物であり、記載した
それらの製造方法とともに、それらは本発明の一観点を
なす。
式(I)で表わされる化合物の標準的鎮痛試験における
活性はそれらが疼痛の治療における治療有用性を有して
いることを示す。
従って、本発明、はまだ活性治療物質として使用するた
めの式+I)で表わされる化合物またはその医薬として
適当な塩もしくは溶媒和物を提供する。
本発明は更に式(I)で表わされる化合物またはその医
薬として適当な塩もしくは溶媒和物及び医薬として適当
な担体を含む医薬組成物を提供する。
本発明はまた疼痛治療用医薬の製造における式(I)で
表わされる化合物またはその医薬として適当な塩もしく
は溶媒和物の使用を提供する。
このような医薬及び本発明の組成物は本発明の化合物を
適当な担体と混合することにより製造できる。それは希
釈剤、結合剤、充填剤、崩壊剤、風味剤、着色剤、滑剤
、または保存剤を通常の方法で含有できる。
これらの通常の賦形薬は例えば公知の鎮痛剤組成物の製
造におけるように使用できる。
好ましくは、本発明の医薬組成物は単位投与量剤型をし
たりまたは医学または獣医学の公費にて使用するのに適
した剤型をしている。例えば、このような製剤は疼痛の
治療剤として使用するための手書きまたは印刷の指示書
が添付されたパック剤型をしていてもよい。
本発明の化合物の好適な投薬範囲は使用すべき化合物及
び患者の状態により異なる。それはまた特に薬効と吸収
能との関係及び投与の頻度及び経路により異なる。
本発明の化合物または組、酸物は任意の経路による投与
用に処方でき、好ましくは単位投与剤型をしているかま
たは患者が自分自身に1回分の投薬量を投与できる剤型
をしている。有利には、組成物は経口、直腸、局所、非
経口、静脈内または筋肉内投与に適している。製剤は活
性成分の遅延放出を与えるよう設計されうる。
組成物は、例えば、錠剤、カプセル剤、薬包剤、バイア
ル剤、粉末剤、顆粒剤、ロゼンジ剤、液剤調製用粉末剤
、または液体製剤、例えば溶液もしくは懸濁液、または
座薬の剤型をとることができるO 組成物、例えば経口投与に適したものは通常の賦形薬、
例えば、シロップ、アマビアゴム、ゼラチン、ソルビト
ール、トラガカントまたはポリビニルピロリドンのよう
な結合剤、乳糖、ショ糖、トウモロコシデンプン、燐酸
カルシウム、ソルビトールまたはグリシンのような充填
剤、ステアリン酸マグネシウムのような打錠滑剤、デン
プン、ポリビニルピロリドン、デンプングリコール酸ナ
トリウムまたはマイクロクリスタリンセルロースのよう
な崩壊剤、またはラウリル硫酸ナトリウムのような医薬
として適当な凝結剤を含有できる。
固体組成物は通常の配合、充填、打錠等の方法により得
られる。多量の充填剤を使用するこれら組成物中に活性
剤を分布するため反復配合操作が使用できる。組成物が
錠剤、粉末剤、またはpゼンジ剤の剤型をしているとき
、固体医薬組成物を処方するため好適な任意の担体が使
用でき、その例はステアリン酸マグネシウム、デンプン
、ブドウ糖、乳糖、ショ糖、米粉及び白墨である。錠剤
は通常の製薬慣習においてよく知られた方法に従って、
特に腸溶コーチングでコーチングできる。
組成物はまた、所望ならば担体または他の賦形薬と共に
、摂取可能なカプセル剤、例えば化合物を含有するゼラ
チンのものの剤型をしていてもよい。
液体として経口投与するための組成物は例えばエマルジ
ョン、シロップ剤またはエリキシル剤ノ剤型をとること
ができ、あるいは使用前に水または他の適当な媒体で液
剤調製するための乾燥製品として提供されてもよい。こ
のような液体組成物は通常の添加剤、例えばソルビトー
ル、シロップ、メチルセルロース、ゼラチン、ヒドロキ
シメチルセルロース、ステアリン酸アルミニウムゲル、
水添可食性油のような沈殿防止剤、レシチン、ソルビタ
ンモノオレエートまたはアラビアゴムのような乳化剤、
アーモンド油、精留ヤシ油、油状エステル(例えばグリ
セリンのエステル)またはプロピレングリコールまたは
エチルアルコール、クリセリン、水または通常の食塩水
のような可食性油を包含する水性または非水性媒体、p
−ヒドロキシ安息香酸メチルもしくはプロピルまたはソ
ルビン酸のような保存剤、そして所望ならば通常の風味
剤または着色剤を含有していてもよい。
本発明の化合物はまた非経口経路によっても投与できる
。常置的製薬慣習に従って、組成物は例えば座薬として
直腸投与するため処方できる。それらはまた医薬として
適当な液体、例えば滅菌発熱原不含水または非経口的に
適当な油もしくは液体の混合物中の水性または非水性溶
液、懸濁液またはエマルジョンとした注射可能剤型で提
供するため処方できる。液体は制菌剤、酸化防止剤また
は他の保存剤、溶液を血液と同等とするための緩衝液ま
たは溶質、増粘剤、沈殿防止剤、または他の医薬として
適当な添加剤を含有できる。このような剤型はアンプル
や使い捨て注射装置のような単位投与量剤型でまたは適
当な投与量を抜き出せるビンのような複数投与量剤型ま
たは注射処方を製造するため使用できる固体剤型または
濃縮物として提供されうる。
前述したように、化合物の効果的投与量は使用した特定
の化合物、患者の状態及び投与の頻度及び経路に上り異
なる。単位投与量は一般に20〜10001NIを含有
し、そして好ましくは30〜5ooq、特に50.10
0.150,200.25G、500.550.400
.450、または500qを含有するであろう。組成物
は1日1回以上、例えば1日当り、2.3または4回投
与でき、20kgの成人の1の全投与量は通常100〜
s o o oqの範囲であろう。あるいは、単位投与
量は2〜20qの活性成分を含有し、所望ならば前記の
8宛の投与量を与えるように複数個で投与されよう。
上記の投与量範囲内で、何ら悪影響のある毒性作用は本
発明の化合物に関して観察されなかった。
本発明はまた効果的な量の式(I)で表わされる化合物
またはその医薬として適当な塩もしくは溶媒和物を患者
に投与することを含む哺乳動物における、特にヒトにお
ける疼痛を治療する方法を提供する。
本発明の化合物及びそれらの製造を以下の実施例に例示
する。
実施例1 11gの1−アミノメチル−2−ベンジル−123)瓜
4−テトラヒドロイソキノリン(公知化合物、例えばJ
 、 Mad、 Chem、 26.507/1983
 )を70―の70%蟻酸に溶解し、30−の40%ホ
ルムアルデヒド及び2−59の蟻酸ナトリウムを溶液に
添加した。8時間還流させた後、2−59の蟻酸ナトリ
ウム、20−の85%蟻酸及び10−の10%ホルムア
ルデヒドを添加し、還流を更に8時間続けた。真空乾燥
後、残渣を蒸留することにより14 mmHgで134
〜145℃の沸点を有する画分を集めた。
10.89を得たが、これは次の工程にとって実質的純
度を有していた。
1(L5りの2−ベンジル−1−ジメチルアミノメチル
−1,2,& 4〜テトラヒドロイソキノリンを250
−の95%エタノールに溶解し、t8Iiの5%Pd担
持木炭を添加し、混合物を室温室圧にて4時間加熱した
。濾過及び真空乾燥後、7.0gの生成物が得られ、こ
れは次の工程にとって実質的純度を有した。
c)1−ジメチルアミノメチル−2−(ta−ジクロロ
フェニル)アセチル−1,2,3,4−テト2.59 
(12,1mmole )の1−ジメチルアミノメチル
−1,2,5,4−テトラヒドロイソキノリン及び2.
8g(1五31 mmole )の44−ジクロロフェ
ニル酢酸を45+dの乾燥クロロホルムに溶解し、−1
0℃に冷却した。49のジシクロへキシルカルボジイミ
ドの15−の乾燥クロロホルム中溶液を攪拌溶液に滴下
し、混合物を室温に戻し5時間攪拌した。(TLCによ
り確認して)反応の完結後、沈殿ジシクロヘキシル尿素
を吸引テ過することにより除去し、溶液を真空乾固させ
た。残渣を水に懸濁し、37%塩酸で酸性pHにした。
形成された白色固体を濾過し、エタノールで数回洗浄し
た。合せた母液及び洗浄液を真空下で蒸発乾固させ、固
体残渣を無水エタノール/メタノール(1/1)から結
晶させた。
収量  575g 融点  280℃ 分子量 41五774 分子式 CzoHzzN20C11HCl塩の試料を水
に溶解し、溶液をN&2CO3水溶液を添加することに
よりアルカリ性にし、沈殿をエーテルで抽出した。エー
テルの蒸発により得られた塩基は実施例3(圧施性エナ
ンチオマー)のものと同一のNMRスはクトルを示した
。塩基の融点は107〜108℃であった(酢酸エチル
から結晶化した)。
実施例2 和物 5、59 (0,0145mole )の1−ジメチル
アミノメチル−2−(3,4−ジクロロフェニルアセチ
ル)−12,44−テトラヒドロイソキノリン塩基を6
0−の熱無水エタノールに溶解し、2.4 g(0,0
16mole)のL −(+)酒石酸を添加した。徐冷
すると、2.849の酒石酸塩が沈殿し、これを集め6
0mのエタノールhち話尾イレ1す− 収ff12.5g CzoHzzClzNgOs、C4HsOs % C2
H50Hs Oz 5820分子量 582.47 融点  157〜159℃ 〔α〕6°=+5 a、13 (c=1 、MeOH)
塩基の試料を酒石酸塩から、これを水に溶解し、アルカ
リ性とυエーテル中に抽出することにより製造した。こ
れは(a)D=+6113(C=1、CHCl3)を有
した。この塩基のNMRスはクトルは圧施性エナンチオ
マー(実施例3)のものと同一であった。
実施例3 和物 6、19 (Q、016mole )の1−ジメチルア
ミノメチル−2−(44−ジクロロフェニルアセチル)
−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン塩基及び
2.79 (0,018mole )のD −(−)−
酒石酸を180−〇熟熱水エタノールに溶解した。酒石
酸塩は徐冷すると沈殿し、これを集め110−のエタノ
ールから結晶化した。
収量  五6g CzoHzzClzNzO,C4H6011,CzHs
OH,0,5fhO分子量 582.47 融点  157〜159℃ (e:l”= −49,75(C= 1 、MaOH)
塩基の試料を塩から水に溶解し、アルカリ性とし、エー
テル中に抽出することにより製造した。
これは〔α)D=−59,86であった。
塩基のNMRは以下の通りである。
NMRδ=2.57    s   3H2,40s 
 3H 2,45−ilo m  4H i35−4.15 m  5H 4,65−5,10m  IH 5,80ddlH 7,00−7,50m  7H 実施例4 キノリン塩酸塩 実施例1のように、800Wqの1−ジメチルアミノメ
チル−1,,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン及
びt059の4−ブロモフェニルアセチル酢酸を、35
−のCH2C1zに溶解してt3gのりシクロへキシル
カルボジイミドの存在下でカップリングさせることによ
り製造した。
収量  11g CzoH2aBrCIN20 分子量 425..781 融点   283〜286℃(95%エタノールから)
実施例5 実施例1のように800Wqの1−ジメチルアミノメチ
ル−12,\4−テトラヒドロイソキノリン、9001
9の4−二トロフェニル酢酸及び14gのジシクロへキ
シルカルボジイミドから35−〇C)(zclt中で製
造した。
収量  t2り Czo)hicINs03.5 分子量 59 &881 融点   236〜258℃(無水エタノール/エーテ
ルから)実施例6 実施例1のように90019の1−ジメチルアミノメチ
ル−t 2.5.4−テトラヒドロイソキノリン、90
01119の4−二トロフエエル酢酸及び14gのジシ
クロへキシルカルボジイミドから40+dのC)(2C
1,中で製造した。
収ll 14g CzoHzsCINs03.s 分子量 39&881 融点   263−265℃(無水エタノールから)実
施例7 5gの1−アミノメチル−2−ベンジル−12゜44−
テトラヒドロイソキノリン(J、 Med、 Chem
26.507/19133)及び2gの無水コハク酸を
20−のテトラリン中に懸濁し、混合物を140℃に1
時間保持した。反応混合物を冷却し、液相をガラス状沈
殿からデカント法により除去し、45℃/α5 mmH
gで蒸留することによりテトラリンを除去した。残渣を
ヘキサン/酢酸エチル中で粉末化し、濾過した。収量4
9゜ 上記工程(五5り)の生成物を60−の乾燥トルエンに
溶解し、水素化ビス(2−メトキシエトキシ)アルミニ
ウムナトリウム(Vitride )の70%トルエン
溶液を溶液へ室温攪拌下で滴下した。溶液を室温で0.
5時間次いで80℃で3時間保持した。冷却後、これを
15−の1ON NaOHで慎重に反応停止させ、有機
相を分離し、水洗し、N a 2 S O4で乾燥させ
、真空下で蒸発させることにより、五4りの充分に純粋
な油状物質を得た。試料を酢酸エチルに溶解し、二塩酸
塩をHCI/エーテルの添加により沈殿させた。融点2
00℃。
8りの2−ベンジル−1−(1−ピロリジニルメチル)
−LZL4−テトラヒドロイソキノリンを200−の9
5%エタノールに溶解し、tsgの5%Pd担持木炭で
40℃で室温で水添した。7時間後、触媒を濾過により
除去し、溶媒を真空下で除去することにより5.52の
粗生成物を得たが、これは次の工程にとって充分な純度
であった。
実施例1のように199の1−(1−ピロリジニルメチ
ル)−1,2,3,t4−テトラヒドロイソキノリン、
2.09の2.2−ジクロロフェニル酢酸及び39のジ
シクロへキシルカルボジイミドから55−のCH2C1
z中で製造した。
収Il  t7g CzzT(zsc13N20 分子量 459.807 融点  253−257℃ 遊離塩基の試料は圧施性エナンチオマー(実施例9)の
ものと同一のNMRスはクトルを示した。
実施例8 6gの実施例71d)の化合物を、水に溶解し、Na2
CO3で処理し、エーテルで抽出し、そのエーテルを蒸
発させることにより遊離塩基に転換した。
5.4gの得られた遊離塩基を無水エタノール中に2.
28gのしく→−酒石酸と共に溶解した。溶液を蒸発乾
固させ\残渣を160mgの熱アセトン中に取った。少
量の不溶物を一過により除去し、3日間静置すると、2
.99の沈殿が得られた。これを650−のアセトンか
ら結晶化した。
収量  tsg CzzHzaChN20・C2H3Og分子量 555
.43 融点  185〜187℃ (g)D=+55.01  (C=1、MeOH)酒石
酸塩の試料を水に溶解し、Na2CO3で処理し、エー
テルで抽出し、エーテルを蒸発させることにより遊離塩
基に転換した。この塩基は(ff)D=+58.01(
C=1、C)ICIs)を示した。塩基は氷施性エナン
チオマーのものと同一のNMRスはクトルを示した。
実施例9 上記実施例の他の液中(アセトン)のものを蒸発乾固さ
せた。固体残渣を水に溶解し、NaOHでアルカリ性化
し、沈殿をエーテルで抽出し、そのエーテルを蒸発乾固
させることにより4.19の遊離塩基を得たが、これは
意識性エナンチオマーに富んでいた。この塩基を100
−の無水エタノールに溶解し、最少量のエタノールに溶
解した168りのD(−)−酒石酸を添加した。沈殿を
2回各々300−及び750−のアセトンから結晶化し
た。
収量  tjg CzzHzaClzNzO,C2H3Og分子量 55
五43 融点  185〜187℃ 酒石酸塩の試料を常法により塩基に転換した。
遊離塩基は〔α〕D=−6125(C=1、CHCla
)を有した。
塩基のNMR(CDC13−90MHz)δ=t65−
185  m  4H 2,30−&10    m   88140−4.1
0  m  5H 4,60−5,15m  IH 5,90dd   IH 7,00−7,50m  7H 実施例1におけると同一の方法により、800wq(0
,0037mole )の1−(1−ピロリジニルメチ
ル)−1,2,3,4−テトラヒト四イソキノリン及び
0.004moleの適当な置換フェニル酢酸を50−
〇G Hz C12中で0.939 (α0045mo
le)のジシクロへキシルカルボジイミドの存在下でカ
ップリングすることにより、以下の実施例の化合物を製
造した。
実施例10 4−ブロモフェニル酢酸から。
実施例11 4−ニトロフェニル酢酸カラ。
実施例12 1−(1−ピロリジニルメチル)−z−(s−二5−ニ
トロフェニル酢酸から。
実施例15 2−ニトロフェニル酢酸カラ。
実施例14 4−トリフルオロエチルフェニル酢酸から。
NMR(CDC13−80MH2) δ=t65−2jOm         4H2,3O
−L50  m         5H130、−13
0m         5H4,10AB系、J=15
     21(410dd   J=12及び5  
1H475−7,’70  m         88
1t7    広い s             I
H実施例15 4−シアノフェニル酢酸から。
NMR(CDCI=−80MH2) δ=t80−2.40  m         4H2
,40−&30    m             
    5HA40−4.45  m        
 5H4,15AB系、J=15     2I(41
0dd   J=1t37及び4.511(6,9−7
,65m         8H1t7     広い
 s             IH実施例の化合物に
関する構造及び物理的/化学的データを第1表にまとめ
た。
本発明の化合物の薬理学的活性を以下の試験方法を用い
〆各種の生体外及び生体内モデルにより例示する。尚、
これら試験中マウス尾振り試験は鎮痛活性を示す。
試験結果は第2表に示した通りである。
マウス尾振り試験(D’ Amour at al、 
J、 Pharm。
Exptl、 Ther、 72.74/1941によ
り発表された方法を一部変更した) 雄性チャールズリバーマウス、平均体重26りを用いる
。選別は実験の前に行なった。すなわち、その反応時間
で8秒未満のマウスのみを使用する。
それらを無差別に10個ずつの群に分け、試験化合物゛
を投与する。尚、陽性及び陰性対照も含めた。
試験化合物を20m/’19の容積の等張食塩水中溶液
にして皮下注射する。30分後、マウスを熱ifi (
5oer@l装置)下に再び置き、反応時間を記録する
試験化合物の鎮痛活性は群内の初期時間を2倍にする百
分率数として表わす。
組織標本 μ及びに部位への放射受容器結合をKoaterlit
z(1981)に従って製造した新しいモルモット脳均
等質に対して行なう。
小脳を除いた全ての脳を50 mM )リス緩衝液(0
℃でpH7,4)中で均質化し、49.000 XりX
10分間遠心分離する。
次いで、はレットを同じ緩衝液に再懸濁し、37℃で4
5分間温装し、再び遠心分離する。
t9−の最終均等質(トリス−pH7,4,0℃中1:
100)を結合分析に使用する0 ”T((D−Ala”、MePhe’、Gly−o1’
 ] エンケファリン(3H−DAGO)、μ受容器に
選択的に結合するエンケファリン類似体を生物学的基質
に添加し、25℃で40分間温装し、ワットマン(Wh
atman )GF−Cで濾過し、氷冷トリス緩衝液で
洗浄する。
濾過器を次いで乾燥させ、フィルターカフ/ト(Fil
tereount)中に可溶化し、放射能を監視する。
非特異性結合を10−’ Mナロキソン(Naloxo
ne)の存在下で決定する。
K部位への結合(Magnan J、、 j9B2)脳
均等質への三重子化エチルケトシクラゾ7ンの結合を1
00 nanomole (D D−Ala−D−L@
uエンケファリ7(DADLE)及び100 nano
mole DAGO。
各々δ及びμオピオイド受容器を飽和するため添加した
もの、の存在下で測定する。
非標識リガンド及び標識リガンドの溶液との最終均等質
を25℃で40分間温装し、ワットマン(Wha tm
an ) G F / C’ガラスフィルターディスク
で濾過し、洗浄する。
濾過器に結合した放射能を液体シンチレーション吸光分
光分析によレカウントする。
MR2266,500nMを飽和可能結合を決定するた
め便用す“る。
標識及び非標識リガンドの結合の運動力学的パラメータ
を計算するため、平衡解離定数(Ko)、抑制定数(K
、)及び結合部位の最大数(Bmax)を飽和曲線及び
競合実験から決定する(Hill 191 G。
5catel)ard 1947. Cheng an
d Prvsoff 1975゜G111an eta
t、1980 )。
Ko 付近の放射性リガンドの濃度が本発明化合物を評
価する結合分析において使用される。
−Hlll、 A、 v、 (1910) :J、 P
hyaiol、40. IV−VIII一8cateh
ard G、 (1949): Ann、N、 Y、 
Aead、 SeL、 51゜−Ch@ng and 
Prumoff W、 H,: Bioeham、 P
harmac。
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jQ2−Gillan K G、 C,、: Br、 
J、 Pharmae、 70゜Kost@r11tz
 H,W、 and   481−490Pat@rg
on S、Y、(1980)−Kotaterliz 
 H,W、、        :Br、J、Pharm
ac。
Paterson  S、Y、  and      
 75  939−949Robson L、 & (
1981)−Magnan  J、、Pat@raon
      :Areh、Pharmacol。
8、Y、、Tavanl ん、and     !11
9,197−205Kostsrlits H,W、(
1982)第2表

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ I (式中、RCOは基Rが置換または非置換炭素環ままは
    ヘテロ環芳香族環からなるアシル基であり、そしてR_
    1及びR_2は独立してC_1_−_6アルキル基であ
    るかまたは一緒になつてC_3_−_6ポリメチレンま
    たはアルケニレン基を形成する)で表わされる化合物、
    またはその溶媒和物もしくは塩。
  2. (2)R_1及びR_2の各々はメチル、エチル、プロ
    ピル、ブチル、ペンチンまたはヘキシルである特許請求
    の範囲第(1)項記載の化合物。
  3. (3)R_1及びR_2は一緒になつてプロピレン、ペ
    ンチレンまたはヘキシレン基、または−CH_2−CH
    =CH−CH_2−基を形成する特許請求の範囲第(1
    )項記載の化合物。
  4. (4)Rは式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、nは0、1または2であり、 mは0、1または2であり、 Xは直接結合、またはO、SもしくはNR_4であり、
    ここでR_4は水素またはC_1_−_6アルキルであ
    り、Arは置換または非置換炭素環またはヘテロ環であ
    り、 R_3は電子吸引性置換基、またはアルキル、アリール
    、アルアルキル、ヒドロキシもしくはアルコキシ基であ
    るか、または他のR_3基と一緒になつて炭素環を形成
    する)で表わされる特許請求の範囲第(1)〜(3)項
    のいずれか一つの項記載の化合物。
  5. (5)R_3はハロゲン、−CF_3、−NO_2、−
    CN、−SO_3H、−SO_2NR_5R_6、−C
    O_2R_7、−COR_8または−CONR_9R_
    1_0であり、ここでR_5〜R_1_0の各々は独立
    して水素、アルキルまたはアリールを示す特許請求の範
    囲第(4)項記載の化合物。
  6. (6)Arはフェニルである特許請求の範囲第(4)ま
    たは(5)項記載の化合物。
  7. (7)2−ベンジル−1−ジメチルアミノメチル−1,
    2,3,4−テトラヒドロイソ−キノリン。
  8. (8)(+)−1−ジメチルアミノメチル−2−(3,
    4−ジクロロフェニルアセチル)−1,2,3,4−テ
    トラヒドロイソキノリン(+)−酒石酸塩エタノレート
    半水和物。
  9. (9)(−)−1−ジメチルアミノメチル−2−(3,
    4−ジクロロフェニルアセチル)−1,2,3,4−テ
    トラヒドロイソキノリン(−)−酒石酸塩エタノーレー
    ト生水和物。
  10. (10)2−(4−ブロモフェニルアセチル)−1−ジ
    メチルアミノメチル−1,2,3,4−テトラヒドロイ
    ソキノリン塩酸塩。
  11. (11)1−ジメチルアミノメチル−2−(ニトロフェ
    ニルアセチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキ
    ノリン塩酸塩生水和物。
  12. (12)1−ジメチルアミノメチル−2−(2−ニトロ
    フェニルアセチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイ
    ソキノリン塩酸塩生水和物。
  13. (13)2−ベンジル−1−〔4−(2,5−ジオキソ
    ピロリジニルメチル)〕−1,2,3,4−テトラヒド
    ロイソキノリン。
  14. (14)(+)−1−(1−ピロリジニルメチル)−2
    −(3,4−ジクロロフェニルアセチル)−1,2,3
    ,4−テトラヒドロイソキノリン(+)−酒石酸塩。
  15. (15)(−)−1−(4−ピロリジニルメチル)−2
    −(3,4−ジクロロフェニルアセチル)−1,2,3
    ,4−テトラヒドロイソキノリン(−)−酒石酸塩。
  16. (16)1−(4−ピロリジニルメチル)−2−(4−
    ブロモフェニルアセチル)−1,2,3,4−テトラヒ
    ドロイソキノリン塩酸塩。
  17. (17)4−(1−ピロリジニルメチル)−2−(4−
    ニトロフェニルアセチル)−1,2,3,4−テトラヒ
    ドロイソキノリン塩酸塩半水和物。
  18. (18)4−(1−ピロリジニルメチル)−2−(3−
    ニトロフェニルアセチル)−1,2,3,4−テトラヒ
    ドロイソキノリン塩酸塩水和物。
  19. (19)3−(1−ピロリジニルメチル)−2−(2−
    ニトロフェニルアセチル)−1,2,3,4−テトラヒ
    ドロイソキノリン塩酸塩生水和物。
  20. (20)1−(1−ピロリジニルメチル)−2−(4−
    トリフルオロメチルアセチル)−1,2,3,4−テト
    ラヒドロイソキノリン塩酸塩。
  21. (21)1−(1−ピロリジニルメチル)−2−(4−
    シアノフェニルアセチル)−1,2,3,4−テトラヒ
    ドロイソキノリン塩酸塩1.5水和物。
  22. (22)式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、R_1′及びR_2′は式( I )におけると
    同一の意義を有するR_1及びR_2またはR_1及び
    R_2に転換されうる基もしくは原子である)で表わさ
    れる化合物を式R′CO.OH(式中、R′は式( I
    )におけると同一の意義を有するRまたはRに転換され
    うる基である)で表わされる化合物またはその活性誘導
    体と反応させることにより式( I a) ▲数式、化学式、表等があります▼ I a で表わされる化合物を形成し、次いで下記の工程a)R
    ′、R_1′またはR_2′がR、R_1及びR_2で
    はない場合、R′、R_1′またはR_2′をR、R_
    1またはR_2に転換することにより式( I )で表わ
    される化合物を得ること、 b)R′、R_1′及びR_2′がR、R_1及びR_
    2であるとき、一つのR、R_1またはR_2を他のR
    、R_1またはR_2に転換することにより式( I )
    で表わされる化合物を得ること、 c)得られた式( I )で表わされる化合物の塩及び/
    または溶媒和物を形成すること の一つ以上を行なうことを特徴とする特許請求の範囲第
    (1)〜(21)項のいずれか一つの項に記載の化合物
    の製造方法。
  23. (23)特許請求の範囲第(1)〜(21)項のいずれ
    か一つの項に記載の化合物及び医薬として適当な担体を
    含む医薬組成物。
  24. (24)単位投与剤型をした特許請求の範囲第(23)
    項記載の組成物。
  25. (25)活性治療物質として使用するための特許請求の
    範囲第(1)〜(21)項のいずれか一つの項に記載の
    化合物または特許請求の範囲第(23)または(24)
    項記載の組成物。
  26. (26)疼痛の治療に使用するための特許請求の範囲第
    (25)項記載の化合物または組成物。
  27. (27)疼痛の治療用医薬の製造における特許請求の範
    囲第(1)〜(21)項のいずれか一つの項に記載の化
    合物の使用。
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