JPS62237323A - 粉粒体貯蔵サイロにおける貯蔵物量の計測装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野〕 本発明は穀物用サイロの如き粉粒体貯蔵サイロにおけろ
貯蔵物量の計測装置に係るものである。

（従来の技術） の測定は的確な方法がなく、その都度、第２図に示すよ
うに人がサイロビン（α）の頂部点検孔（ｂ）より、重
錘（（＋１付きの検尺（ｄＪ　’＆降ろし、サイロビン
内の粉粒体（＃）の頂面に接触させて同面からサイロビ
ン頂部°までの距Ｍを測定する。

しかしながら測定点が限られているため、サイロビン内
に貯蔵された粉粒体の形状を目視によって判定し、前記
測定値と併わせて同粉粒体のｊｔＹ簡易的に求めていた
。

（発明が解決しようとする問題点） 従って前記従来の方法による測定値は目安でしかなく、
正確なサイ口内貯蔵物量が求められず、また測定の都度
、人がサイロビン頂部に上らなくてはならず、多くの人
手？：要した。

（問題点を解決するための手段） 本発明はこのような問題点を解決しようとするもので、
密閉サイロビン内に対する空気圧入ポンプと、同ポンプ
の前記サイロビンに対する空気供給管路に介装された同
ポンプによる圧入空気量をを検出する圧力センサと、前
記流量計及び圧力センサによるサイロビン内圧入空気量
並にサイロビン内空気圧力の検出値を電気信号に変換し
て入力し、サイロビン内の貯蔵物量を演算する演算装置
よジなろことを特徴とするもので、その目的とする処は
、計測が簡単、迅速にしかも正確に行なわれ、更に無人
計測が可能な粉粒体貯蔵サイロにおけろ貯蔵物量の計測
装置を供する点にある。

（作用） 本発明は完全に密閉された一定容積の容器内に空気を圧
入した場合の同容器内の空気圧値は、空気の温度を一定
とすると、容器内の空隙と圧入空気量とによって一定の
上昇値を示すという事実に基いて提案されたものであっ
て、前記空気圧入ポンプによって密閉サイロビン内に空
気を圧入し、このときの同サイロビンに対する圧入空気
量を前記ポンプとサイロビンとの間を連絡する空気供給
管路に介装された流量計によって検出するとともに、前
記サイロビン内の空気圧力を圧力センサによって検出し
、同圧力センサによるサイロビン内の空気圧力検出値、
及び前記流量計によるサイロビンに対する圧入空気量検
出値を電気信号に変換して演ｑ：機に入力してサイロビ
ン内の貯蔵物ｉ−ヲ演算するものである。

（発明の効果） このように本発明の計測装置によれば非接触方法によっ
て粉粒体貯蔵サイロ内の貯蔵物量の計測が行なわれるの
で、貯蔵物の形状、性状に関係なく貯蔵物量の計測が可
能である。

また本発明の装置によれば粉粒体貯蔵サイロの貯蔵物量
の無人計測が可能となり、更に測足者の技量に関係なく
、精度の高い計測値が得られろ。

（実施例） 以下本発明を図示の実施例について説明する。

（１）はサイロビン、（２）は気密機構付排出ゲート、
（３）は気密機構付投入シュート、（４）はサイロビン
（１）内に貯蔵された穀物、（５）はサイロビン（１）
内の空隙部である。

（６）は空気圧入ポンプで、同ポンプ（６）の吐出側と
サイロビン（１）との間を接続する空気供給管路（７）
には前記ポンプ（６）によるサイロビン（１）に対スる
圧入空気量を検出する流量計（８）が介装されている。

図中（９）は前記ポンプ（６）の吸込側に接続された空
気ダクトである。

サイロビン（１）内には同サイロビン内の空気圧力を検
出する圧力センサ０ｕが配設され、またサイロビン（１
）内、及びサイロビン（１）外部には温度センサαｌＮ
１１つが配設されている。

これらの温度センサは、空気の温度変化もサイロビン（
１）内の空気圧力値を変動させるため温度による補正を
必要とするので、この補正のために使用されるものであ
る。

（１２＋は演算機で、前記流量計（８）、圧力センサ０
ω、温度センサ０υ（１１つによる検出値を電気信号に
変換して後述の式に基いて演算し、サイロビン（１）内
における穀物（４）の貯蔵量を計測するものである。

なお前記貯蔵量の計測に当っては、サイロビン（１）が
空の時点における空気流入量と内部圧力上昇特性とを予
め測定しておけば、より正確なサイロビン（１）の容積
を知っておくことができろ。

更に既知の穀物仝を貯蔵した場合における各貯Ｒ量毎の
空気圧入量と、サイロビン内部圧力上昇特性値を予め測
定しておくと、更に精度の高い計測が可能となる。

図示の実施例は前記したように構成されているので、空
気圧入ポンプ（６）によってサイロビン（１）内に空気
を圧入し、この際のサイロビン（１）に対する圧入空気
量を前記管路（７）に介装された流量計（８）によって
検出するとともに、サイロビン（１）内の空気圧力を同
サイロビン（１）内に配設された圧力センサα０）によ
って検出し、前記流量計（８）及び圧力センサαＱによ
る検出値、並に前記温度センサ旧）（１１′）による温
度検出値を夫々電気信号に変換して演算機ａ３に入カレ
、同演算機←２によってサイロビン（１）内の穀物（４
）の貯蔵量を計測する。

今、サイロビンは漏気がなく、その容積ＶＯはサイロビ
ン内部圧力Ｐによって変化しないものとし、サイロビン
内の空隙部の容積なり１．穀物容積ｉ−を■２、穀物重
量をＭ、穀物の比重をρ、サイロビン内圧入空気量をＱ
とすると、次式によってすイロピン内の穀物重量が計測
される。

■ｏ＝ｖ０＋ｖ２ ｐ＝ＶＯ−Ｑ ＫＰ＝ｖ１・Ｑｌ・ｔｌ ここに、Ｋ：圧力上昇係数 ｔｌ：温度補正 而して圧力上昇係数にとサイロビン内の空隙部の容積■
１　　との関係至を求めておくことによりＩ Ｖｌ　　　　−Ｐ−ｔ１’ 従って穀物重量Ｍは次式で求められる。

Ｍ−Ｐｖ２−Ｐ　（Ｔｏ−Ｖｌ）　−Ｐ　（Ｖｏ−’　
−Ｐ−ｔｌ）Ｑｌ このように前記実施例によれば、非接触方法によってサ
イロビン（１）内の穀物（４）の貯蔵量の計測が行なわ
れるので、穀物（４）の表面形状、性状に関係なく同穀
物（４）の貯蔵量の計測が可能となる。

また前記実施例によればサイロビン（１）内の穀物（４
）の貯蔵量の無人計測が可能となり、測定者の技量に関
係なく、精度の高い計測値が得られる。

以上本発明を実施例について説明したが、本発明は勿論
このような実施例にだけ局限されろものではなく、本発
明の精神を逸脱しない範囲内で種種の設計の改変を施し
うるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る粉粒体貯蔵サイロにおける貯蔵物
量の１１測装置の一実施例を示す縦断面図、第２図は従
来の計測装置の縦断面図である。 ＜ＩＪ・・・サイロビン、（６）・・・空気圧入ポンプ
（７）・・・望見供給管路、　　　　　　（８）・・・
流量計（ＩＱ・・・圧力センサ、　　　　αυ（１１’
）・・・温度センサα３・・・演算機

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 密閉サイロビン内に対する空気圧入ポンプと、同ポンプ
   の前記サイロビンに対する空気供給管路に介装された同
   ポンプによる圧入空気量を検出する流量計と、前記サイ
   ロビン内の空気圧力を検出する圧力センサと、前記流量
   計及び圧力センサによるサイロビン内圧入空気量並にサ
   イロビン内空気圧力の検出値を電気信号に変換して入力
   し、サイロビン内の貯蔵物量を演算する演算装置よりな
   ることを特徴とする粉粒体貯蔵サイロにおける貯蔵物量
   の計測装置。