JPS62234282A - コンパクト・デイスク・カ−トリツジのシヤツタ機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はディジタル・オーディオ・ディスク（ＤＡＤ）
のコンパクト・ディスク（ＣＤ）を収納するケースのシ
ャッタ機構に関するものである。

従来の技術 ＤＡＤは大別する七コンパクト・ディスク（ＣＤ）、オ
ーディオ・ノ・イデンシティディスク（Ａ　ＨＤ　）、
ミニ・ディスクあるいはマイクロ・ディスク（ＭＤ）が
あるＡＨＤは針とディスクとの間の静電容量変化を利用
するため、ディスクは導磁性である必要があり、ＭＤは
、案内溝を必要とする。したがってＡＨＤやＭＤでは指
絞や塵埃等がつくと劣化するため、直接子では触れられ
ないように収納ケースに入れて利用されている。これに
対してＣＤはディスクの中に信号面を埋めこんでいるた
め、ディスクをそのままむき出しで利用する。またＣＤ
は、光学式である為、反射嘆が必要であり、ケースを用
いずむき出しで利用するために保護膜の塗布を必要とし
ている。したがってＣＤは指紋や塵埃の付着防止のため
のケースの必要性は他のディスクに比較して薄い。

通常のＣＤプレーヤーは、第５図に示すようにＣＤＩを
スピンドルモーター１００にて図面上時計方向（読み取
り側より見ると、反時計方向）に回転させ、回転するＣ
ＤＩの信号面をピックアップ装置１０１で読みとる。こ
のピックアップ装［１０１は、ＣＤＩの下面側に設けて
あり、ウオームギヤ１０２とモータ１０３とからなる送
り機構によって通常時はＣＤＩの内周から外周に向って
ＣＤＩの回転に関連して移動する。検出装置１０４はス
ピンドルモータ１００の回転を検出し、この検出信号が
モータ１０３の制御回路１０５に供給されてＣＤＩの１
回転に対して所定量づつモータ１０３を回転させる。

ピックアップ装置１０１の位置を示す信号がスピンドル
モータ１００の制御回路１０６に供給され制御回路１０
６によ、９ＣＤＩが線速度一定で回転するように制御さ
れる。すなわちＣＤＩの回転速度に関しては内周で回転
数を大きく外周では小さく、常に線速度が一定になるよ
うに制御される（ＣＬＶ）前記ビックアンプ装置１０１
の構造としては各種構造のものが開発されているが、Ｃ
ＤＩの再生原理はレーザービームが用いられ、レーザー
ダイオードからのビームは対物レンズによりディスク上
の信号面に焦点が合わされ、信号面で反射されたビーム
は再び同じレンズを経由して、フォト・ダイオードに導
かれビットの有無により反射の様子が変わることにより
信号を取り出すようになっている。そして、ＣＤＩのユ
ーザーによる再生操作は第６図に示すように前面に操作
部２０１とスロット２０２とを備えたプレーヤ本体２０
０の操作部２０１を操作してスロット２０２からトレー
２０３を引き出し、このトレー２０３にＣＤ１をユーザ
ーが手でつかんでセットし、再び操作部２０１を操作し
てトレー２０３とともにＣＤＩをプレーヤ一本体２００
内において、前述の再生動作が行なわれている。むき出
しのＣＤＩをユーザーが手でつかんでプレーヤ本体２０
０にセットしても、ＣＤは前述のように保護膜が塗布さ
れているので慎重かつていねいな取扱いでは支障はない
が、乱暴な取扱いや固い物との１妾触により信号面を埋
め込んだ面に傷が付くとレーザービームを反射しなくな
って信号を取シ出すことができなくなるおそれもあるし
、汚れがひどいと適正な動作が妨げられることもあった
。またカーオーディオ用としてのＣＤプレーヤーも開発
されつつあり、かかる用途に使用されるＣＤはより一層
乱暴に取扱われ易く、狭い車室内において固い物と接融
する機会も多く、塵埃の付着し易い状況下にさらされ、
さらには、ドライバーが運転操作中に取扱うこともある
ためにプレーヤに正しくセットし易いように工夫する必
要も生ずる。

さらにはトレー２０３の出入動作、より広く言えばＣＤ
のローディング操作時にローディングメカ部でＣＤが傷
つくこともあった。

そこで本発明はむき出しのまま使用されているＣＤでは
あるがこれをカートリッジに収納することが先に提案さ
れた（実願昭５９−４５６２２号）。

カートリッジにＣＤを収納することによｐ、ＣＤを保護
することは勿論、脣にカーオディオ用として種々の利点
を発揮することが出きる。

解決しようとする問題点 ＣＤをカートリッジに収納した場合ピックアップ装置が
カートリッジ内のＣＤの内周から外周に向りて移動して
ディスクの信号を読み取るため及びＣＤを回転させる必
要から、カートリッジの一辺あるいは外周縁から中心に
及ぶ切欠きを形成し、この切欠きを通じてピックアップ
装置がＣＤの信号を読み取れるようにするとともにＣＤ
を回転させる必要がある。この切欠きの存在により当該
部位におけるＣＤは、従来と同様のむき出し状態と変ら
ずカートリッジ内への異物の侵入や固い物との接触、さ
らＫは汚れの付着を未だ有効に防止できないものであっ
た。

そこで不使用時には切欠きを閉じてＣＤを完全におおえ
るようにし、使用時には切欠きを開けてディスクの信号
面を読み取れるようにするとともにＣＤの回転を可能に
したコンパクトディスクカートリッジのシャッタ機構に
おけるシャッタ板の潤滑性を高めた事を提供する。この
シャッタ板の潤滑性を高めることは、シャッタ開閉時に
シャッタの回転がスムーズではない事があると、ローデ
ィング機構に無理を生ずる事かめるからである。

問題点を解決するための手段 前述のコンパクト・ディスクカートリッジにおける問題
点を解決するため、カートリッジのディスク信号面と対
向する面側に形成された切欠きに対しこれを開閉するた
め、ＣＤと切欠きとの間に切欠きと同一若しくは相似の
形を有するシャッタ板を設け、このシャッタ板をカート
リッジ内の一側方向へ押圧して切欠きを閉じておくため
の押圧部材を当該シャッタ板に取付け、シャッタ板に直
接若しくは間接的にプレーヤーに設けた係合部に係合さ
れる被係合部を設け、係合部と被係合部とが係合した状
態でカートリッジをプレーヤに差し込む動作に伴って前
記シャッタ板を押圧部材の押圧力に抗して回転させ、切
欠きを露出させるように構成すると共に、この回転の際
、潤滑性を高めるためにシャッタ板に絞りを設は接触面
積を少なくした。

作用 コンパクト・ディスクカートリッジをプレーヤーに差し
込むことによシシャッタ板かプレーヤーに設けた係合部
により回転させられ、切欠きが露出し、ＣＤを回転させ
るための機、溝及びレーザービームの通路が開かれる。

この時シャッタ板の回転がスムーズに行なわれる。又シ
ャッタ板に設けた絞りによりシャッタ板の回転が軽快に
行なわれる０ 実施例 以下に１この発明の好適な実施例を図面を参照しながら
説明する。第１図は、ＣＤＩを納める前のカー）　ＩＪ
ッジ１０を分解した状態を示し、本体部１１１シヤツタ
板１２、保護シート１３．２ケ一対の受皿部１４，１５
、蓋体部１６を有し、本体部１１は矩形状をなし前後に
側板１１ａ、ｌｌｂを備え、ＣＤＩはこの本体部１１側
に信号面を向けて納められる。

この本体部１１の内面よりも一段下がった窪み１７に形
成し、この窪み１７に鍵穴状の切欠き１８を形成しであ
る。この切欠き１８の基端となる円孔を頭ｒ！１５１８
ａとしこの頭部１８ａはＣＤＩを回転させるための機構
の通路となり、頭ｆ１５１８ａ以外の部分はレーザービ
ームの通路となる。

また、本体部１１の一側端に係止部２０を突設してあり
、後述するねじりコイルバネ等の押圧部材２４の一端を
係止するようになっている。

さらに本体部１１の窪み１７の一端部（側板１１ａ寄り
）は側板１１ａの底に連成されず轟該底との間に一定の
間隙１７ａが空くようになっていてこの間隙１７ａを利
用して後述するシャッタ板１２の一部（被係合部２３）
をケース外に露出させるようになっている。また窪み１
７に後述するシャッタ板１２が回転自由に取付けられか
つ押圧部材２４を固定する係止ビン２２が突設しである
。前記保護シート１３は少なくとも本体部１１の窪み１
７をおおうように足りる大きさに形成してあり、これを
本体部１１に載置したときに切欠き１８に対応する個所
には切欠き１８と同一若しくは相似の孔を形成しである
。

この保護シート１３のシャッタ板１２と対向する面には
、この面に接触するシャッタ板１２の円滑な回転を図る
ため滑り易い性質の樹脂コーティングを施す。あるいは
、保護シート１３を形成する材料自体を表面円滑な材料
としても良い。まだこの保護シート１３はある程度の硬
さを有していることが望ましい。この保護シート１３は
必要に応じて用いられ、削除する場合もあり得る。前記
受皿部１４゜１５はＣＤＩを囲むように保護シート１３
上だ取付けるものであり、ＣＤのカートリッジ１０内に
おける水平方向への移動を防止する前記蓋体部１６は、
一方の受皿部１５の孔２６　、２７にビン２８．２９を
嵌合させて開閉可能になるように構造しである。また、
この蓋体部１６の内面中央にはＣＤＩを保持するだめの
回転支持装置３０を設けである。第２図、及び第３図に
シャッタ板１２の動作について示しである。

図中にハツチングを施した部材がシャッタ板１２であり
、このシャッタ板１２に形成された被係合部２３がプレ
ーヤーの開閉・機構である係合部４３に係合する。すな
わち、カートリッジ１０をプレーヤーに差し込むと（第
２図矢印へ方向へ移動）、シャッタ板１２の被係合部２
３が開閉機構である係合部４３に係合し、さらにカート
リッジ１０を矢印Ａ方向へ移動させると係合部４３によ
りシャッタ板１２を押圧部材２４の押圧力（で抗して係
止ピン２２を中心にして図中左回転方向に回転させる。

シャッタ板１２の回転により切欠き１８が開くことにな
る（第３図）。この状態において前述の回転機構４０及
びピックアップ装置５０がＣＤＩに動作して再生可能な
状態となる。ＣＤＩの再生後はカートリッジ１０をプレ
ーヤから抜き取ることばよりシャッタ板１２は押圧部材
２４の力により第２図の状態に復帰する。

第４図はシャッタ板１２の詳細図である。シャッタ板１
２は切欠き１８と同一若しくは相似の形を有しており、
切欠き１８における頭部１８ａと同様の頭部２１を有し
ている。また被係合部２３がケース外に露出するように
なっている。さらには、このシャッタ板１２には係止部
２０ａが突設してあり常に切欠き１８を閉じておくよう
に作用する押圧部材２４を取付けてあシ、こあ押圧部材
２４の一端を前述した係上部２０に係止しである。また
前記係止ピン２２と回転自由に係止するための係止穴１
９が設けである。

またシャッタ板表面に回転中心と同心円状の円弧の絞り
３０を設け（第４図−ｂ）強度を増すと共に円滑に回転
が図られ、本体部１１の窪み１７へ納められ係止ピン２
２により正確に回転することとなる。本体部１１が板金
で形成され、保護シート１３が用いられる場合は、絞り
３０の凸面が本体部１１に接触する様にすることが、潤
滑性の点で有利である。

発明の効果 ・不使用時にはＣＤを完全におおうことができ乱暴に取
扱ってもＣＤを傷つけることがなく、しかもＣＤが他の
物と接触することもなくなりＣＤの保護が完全となる。

・シャッタ板は切欠きと同一若しくは相似の形を形成し
、シャッタ板自身を一軸を中心とし回転させるため、機
構も複雑とならず、作動の確実性も確保できる。また絞
りを設けたことにより円滑な回転ができるようになると
共にシャッタ自身の強度も増すことができる。

・特にカーオーディオ用のＣＤとしての利用に対して有
効であり、狭い車室内での保管や取扱いに便利である。

・カートリッジの本体部には外周碌から中心に及ぶよう
に連続した切欠きを形成しであるので、当該部位の強度
は弱くなるがこの部位にシャッタ板を存在させることに
より本体部の強度向上を図ることもできる。

・プレーヤーにカートリッジを差し込むだけで被係合部
がプレーヤーの係合部と係合してシャッタ板を開け、カ
ートリッジを抜き出すと押圧部材によりシャッタ板は自
動的に閉じるので、きわめて使い椅子が良いし切欠きの
閉め忘れもなくなり、ＣＤの保護が完全なものとなる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の好適な実施例を示すＣＤ収納前の分
解斜視図、第２図は第１図の本体部の窪みにシャッタ板
を納めた状態の平面図、第３図はＤＡＤの説明図、第６
図は従来のプレーヤーでＣＤを再生するための説明図で
ある。 １・・・コンパクトディスク（ＣＤ）　、１０・・・カ
ートリッジ、１１・・・本体部、１２・・・シャッタ板
、１６・・・蓋体部、１８・・・切欠き、２３・・・被
係合部、２４・・・押圧部材、４３・・・係合部、３０
・・・絞り部。 第４図 第５図 第６図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）コンパクト・ディスクがプレーヤーへのセット時
   に回転可能となるように収納されたカートリッジのディ
   スク信号面と対向する面側に外周縁から中心に及ぶよう
   に連続して形成されたレーザ・ビーム等の通路となる切
   欠きを有し、この切欠きの開閉を図り得るようにしたコ
   ンパクト・ディスク・カートリッジのシャッタ機構であ
   って、収納されたコンパクト・ディスクと切欠きとの間
   に切欠きと同一若しくは相似の形を有するシャッタ板を
   設け、このシャッタ板をカートリッジ内の一側方向へ押
   圧して切欠きを閉じておくための押圧部材を当該シャッ
   タ板に取付け、シャッタ板に直接若しくは間接的にプレ
   ーヤに設けた係合部に係合される被係合部を設け、係合
   部と被係合部とが係合した状態でカートリッジをプレー
   ヤに差し込む動作に伴って前記シャッタ板を押圧部材の
   押圧力に抗して回転させ切欠きを開くように構成したコ
   ンパクト・ディスク・カートリッジのシャッタ機構にお
   いて、前記シャッタ板の表面に所定数の絞りを設けたこ
   とを特徴とするコンパクト・ディスク・カートリッジの
   シャッタ機構。
2. （２）前記所定数の絞りは前記シャッタ板の回転中心か
   ら略同心状に設けたことを特徴とする特許請求の範囲第
   １項に記載のコンパクト・ディスク・カートリッジのシ
   ャッタ機構。