JPS6223261Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6223261Y2 JPS6223261Y2 JP15484679U JP15484679U JPS6223261Y2 JP S6223261 Y2 JPS6223261 Y2 JP S6223261Y2 JP 15484679 U JP15484679 U JP 15484679U JP 15484679 U JP15484679 U JP 15484679U JP S6223261 Y2 JPS6223261 Y2 JP S6223261Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- adhesive
- anisotropic
- magnets
- adhesive tape
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 12
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Landscapes
- Brushless Motors (AREA)
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は複数個に分割された永久磁石を回転子
に用いてなる無整流子電動機に関するものであ
る。
に用いてなる無整流子電動機に関するものであ
る。
一般に界磁回転型の無整流子電動機は、電機子
コイルを固定子とし、永久磁石を回転子とし、回
転位置検出用センサーを備えている。
コイルを固定子とし、永久磁石を回転子とし、回
転位置検出用センサーを備えている。
そして、回転子の永久磁石としては、一般に経
済性に優れたフエライト磁石が用いられる事が多
い。このフエライト磁石は、その特性上、等方性
磁石と異方性磁石に大別され、マイクロモータな
どの小出力のモータには等方性磁石も使われる
が、モータ出力を大きくとる場合、高い磁気エネ
ルギーをもつ異方性磁石を使う事が多い。
済性に優れたフエライト磁石が用いられる事が多
い。このフエライト磁石は、その特性上、等方性
磁石と異方性磁石に大別され、マイクロモータな
どの小出力のモータには等方性磁石も使われる
が、モータ出力を大きくとる場合、高い磁気エネ
ルギーをもつ異方性磁石を使う事が多い。
この際、等方性磁石の場合は円筒状のものが容
易に製造出来るので、内径にシヤフトを通してモ
ータ回転子を作る事は容易である。
易に製造出来るので、内径にシヤフトを通してモ
ータ回転子を作る事は容易である。
しかし、異方性磁石の場合、その製造上、磁石
内部に残る歪力のため、円筒状のものは割れを生
じて製造が極めて困難であるとされ、一般には断
面Ｃ形の磁石が用いられている。
内部に残る歪力のため、円筒状のものは割れを生
じて製造が極めて困難であるとされ、一般には断
面Ｃ形の磁石が用いられている。
ところが、この断面Ｃ形の磁石をモータ回転子
として用いる場合は、シヤフト外径面に貼りつけ
て固定する必要が生じる。この固定は回転子のダ
イナミツクバランスにも影響を与えるため充分慎
重に行わねばならない。
として用いる場合は、シヤフト外径面に貼りつけ
て固定する必要が生じる。この固定は回転子のダ
イナミツクバランスにも影響を与えるため充分慎
重に行わねばならない。
本考案は永久磁石を回転子に用いる無整流子電
動機の回転子の製造を容易にするものである。以
下異方性Ｃ形磁石を用いた場合の実施例に基いて
詳細に説明する。
動機の回転子の製造を容易にするものである。以
下異方性Ｃ形磁石を用いた場合の実施例に基いて
詳細に説明する。
第１図は従来例にかかる回転子の構成を示すも
ので、シヤフト１の外周にエポキシ系等の接着剤
２を塗布し、更にその上から異方性Ｃ形磁石３を
貼りつけた後、接着剤を硬化又は乾燥させ、次に
接着剤の硬化又は乾燥が終了した後、外周に遠心
力補強のためのプラスチツク粘着テープ又はプラ
スチツク熱収縮チユーブ４等を被覆して回転子を
構成している。
ので、シヤフト１の外周にエポキシ系等の接着剤
２を塗布し、更にその上から異方性Ｃ形磁石３を
貼りつけた後、接着剤を硬化又は乾燥させ、次に
接着剤の硬化又は乾燥が終了した後、外周に遠心
力補強のためのプラスチツク粘着テープ又はプラ
スチツク熱収縮チユーブ４等を被覆して回転子を
構成している。
しかし、この従来の方法だと、接着剤のもつ粘
性のため硬化又は乾燥の間に異方性Ｃ形磁石の位
置が回転方向にずれるという現象が起り、これを
防ぐための仮固着治具等を用いる必要が生じる。
又、接着剤の硬化又は乾燥に普通30分〜数時間と
いう長い時間がかかり、加熱するための設備も用
意せねばならない。また、接着剤の塗布厚みが異
方性Ｃ形磁石個々によつて異なると、それはダイ
ナミツクバランスを狂わす事にもなる。
性のため硬化又は乾燥の間に異方性Ｃ形磁石の位
置が回転方向にずれるという現象が起り、これを
防ぐための仮固着治具等を用いる必要が生じる。
又、接着剤の硬化又は乾燥に普通30分〜数時間と
いう長い時間がかかり、加熱するための設備も用
意せねばならない。また、接着剤の塗布厚みが異
方性Ｃ形磁石個々によつて異なると、それはダイ
ナミツクバランスを狂わす事にもなる。
本考案はこれら従来例の種々の欠点を補い、大
巾に合理化したものである。
巾に合理化したものである。
以下、第２図を参照して本考案の一実施例を説
明すると、シヤフト１の外周にはポリエステルフ
イルムなどプラスチツクフイルムやポリエステル
不織布などプラスチツク不織布の両面に粘着剤を
塗布した両面粘着テープ５を１回巻きつけてい
る。この両面粘着テープ５の厚みは0.05mm程度と
出来るだけ薄いものが磁気的ギヤツプを小さくす
る上で効果がある。そしてこの外周に異方性Ｃ形
磁石３を所定の位置にセツトして押しつけ固定し
ている。この時、シヤフト１と異方性Ｃ形磁石３
は、両面粘着テープ５が両面に有する粘着剤の粘
着性によつて固定される。また異方性Ｃ形磁石３
の外周を遠心力補強のためのプラスチツク粘着テ
ープ又はプラスチツク熱収縮チユーブ４等で被覆
している。
明すると、シヤフト１の外周にはポリエステルフ
イルムなどプラスチツクフイルムやポリエステル
不織布などプラスチツク不織布の両面に粘着剤を
塗布した両面粘着テープ５を１回巻きつけてい
る。この両面粘着テープ５の厚みは0.05mm程度と
出来るだけ薄いものが磁気的ギヤツプを小さくす
る上で効果がある。そしてこの外周に異方性Ｃ形
磁石３を所定の位置にセツトして押しつけ固定し
ている。この時、シヤフト１と異方性Ｃ形磁石３
は、両面粘着テープ５が両面に有する粘着剤の粘
着性によつて固定される。また異方性Ｃ形磁石３
の外周を遠心力補強のためのプラスチツク粘着テ
ープ又はプラスチツク熱収縮チユーブ４等で被覆
している。
第３図は本考案の他の実施例にかかるもので、
永久磁石３の断面形状を異ならせたもので、その
他の構成は上記実施例と同様である。
永久磁石３の断面形状を異ならせたもので、その
他の構成は上記実施例と同様である。
なお、両面粘着テープ５は、その両面に有する
粘着層が加熱によつて硬化する性質のものを使用
すると、より強固な固着力を得ることが出来る。
粘着層が加熱によつて硬化する性質のものを使用
すると、より強固な固着力を得ることが出来る。
以上述べた如く本考案によれば、異方性Ｃ形磁
石が固着までの間に回転方向にずれるという心配
もなく、従つて接着剤の硬化又は乾燥終了まで位
置ずれを補正するために使用する仮固着の治具も
不要となる。又硬化や乾燥の為の大形の加熱設備
が不要となる。更に両面粘着テープは厚みが均一
であるため、接着剤の塗布厚みのバラツキによる
ダイナミツクバランスの狂いの心配もなく、ダイ
ナミツクバランス修正工程も不要となる。そして
最大の利点は接着剤の硬化や乾燥のために長時間
を必要としなくなり、熱収縮チユーブを収縮させ
るに必要な短時間加熱装置により磁石を貼りつけ
た直後に次の工程の作業を開始する事が出来、大
量生産ラインを形成できる。すなわち、本考案に
よれば前述の従来例の欠点を全て克服し、大量生
産に適した安価で品質の安定した永久磁石回転子
を供給する事が出来る。
石が固着までの間に回転方向にずれるという心配
もなく、従つて接着剤の硬化又は乾燥終了まで位
置ずれを補正するために使用する仮固着の治具も
不要となる。又硬化や乾燥の為の大形の加熱設備
が不要となる。更に両面粘着テープは厚みが均一
であるため、接着剤の塗布厚みのバラツキによる
ダイナミツクバランスの狂いの心配もなく、ダイ
ナミツクバランス修正工程も不要となる。そして
最大の利点は接着剤の硬化や乾燥のために長時間
を必要としなくなり、熱収縮チユーブを収縮させ
るに必要な短時間加熱装置により磁石を貼りつけ
た直後に次の工程の作業を開始する事が出来、大
量生産ラインを形成できる。すなわち、本考案に
よれば前述の従来例の欠点を全て克服し、大量生
産に適した安価で品質の安定した永久磁石回転子
を供給する事が出来る。
第１図は従来の異方性Ｃ形永久磁石を用いた無
整流子電動機における回転子の断面図、第２図は
本考案の一実施例にかかる無整流子電動機の回転
子の断面図、第３図は本考案の他の実施例にかか
る断面図である。 １……シヤフト、３……永久磁石、５……両面
粘着テープ。
整流子電動機における回転子の断面図、第２図は
本考案の一実施例にかかる無整流子電動機の回転
子の断面図、第３図は本考案の他の実施例にかか
る断面図である。 １……シヤフト、３……永久磁石、５……両面
粘着テープ。
Claims (1)
- 複数個に分割された永久磁石をシヤフトに貼着
し、その外周を熱収縮チユーブ又はプラスチツク
粘着テープで被覆して回転子を構成してなる無整
流子電動機において、前記永久磁石とシヤフトと
を両面に粘着性を有する両面粘着テープを介して
固着した事を特徴とする無整流子電動機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15484679U JPS6223261Y2 (ja) | 1979-11-07 | 1979-11-07 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15484679U JPS6223261Y2 (ja) | 1979-11-07 | 1979-11-07 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5673164U JPS5673164U (ja) | 1981-06-16 |
| JPS6223261Y2 true JPS6223261Y2 (ja) | 1987-06-13 |
Family
ID=29385359
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15484679U Expired JPS6223261Y2 (ja) | 1979-11-07 | 1979-11-07 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6223261Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016192877A (ja) * | 2015-03-31 | 2016-11-10 | 株式会社豊田自動織機 | 回転電機および圧縮機 |
-
1979
- 1979-11-07 JP JP15484679U patent/JPS6223261Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5673164U (ja) | 1981-06-16 |
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