JPS62228587A - サツシ枠の取付方法 - Google Patents

サツシ枠の取付方法

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JPS62228587A
JPS62228587A JP7225586A JP7225586A JPS62228587A JP S62228587 A JPS62228587 A JP S62228587A JP 7225586 A JP7225586 A JP 7225586A JP 7225586 A JP7225586 A JP 7225586A JP S62228587 A JPS62228587 A JP S62228587A
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JP
Japan
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frame
sash frame
sash
opening
welding
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JP7225586A
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金谷 博
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YKK Corp
Yoshida Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、鉄筋コンクリート造り又は鉄骨鉄筋コンク
リート造りの建築物の躯体開口部にサツシを装着する場
合に適用されるサツシ枠の取付方法に関する。
〔従来の技術〕
此の種の建築物にサツシを装備する際、コンクリートの
躯体開口部にサツシ枠を嵌め込んで取付固定する方法と
しては、最初から型枠内部にサツシ枠を正しくセットし
て躯体コンクリートを打設する所謂「サツシ先付工法」
を別にすれば、コンクリートを打設後の躯体開口部に、
サツシ枠を嵌め込んで木片等の介入によりサツシ枠の位
置決め調整を行なった後、予め躯体開口部の内周面に植
立しである溶接用アンカーと、サツシ枠の外周面に装着
しであるサツシ側アンカーとの間に棒状の連結筋を架は
渡し、前記両アンカーの各先端部と連結筋の両端部をガ
ス溶接又はアーク溶接等の手段で一体に溶着するのが最
も一般的な方法である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
けれども、前記のような溶接手段で躯体開口部にサツシ
枠を取付固定すると、溶接時の熱によりサツシ枠に歪み
や変形が発生し、取付精度に狂いを生じる恐れがあるの
で、正確な施工が意外に難かしく、然かも施工現場に大
掛りな溶接設備を搬入して溶接に関する知識と技術を持
った人が施工せねばならぬ事は勿論、サツシ枠位置決め
後の溶接工数がかかり過ぎ、また溶接作業の際に火花の
飛散等があるので、常に周囲の状況に注意しながら作業
を進める必要があり、場合によっては養生を施すなどの
対策を講じなければならないと云う問題点があった。
この発明は、上記の問題に対処するために開発されたも
のであって、その目的は、躯体開口部にサツシ枠を取付
ける場合、溶接による固定手段を全く使用せずに施工を
著しく簡略化し、接着剤を結合媒体とする独自の施工手
段でサツシ枠を所定の位置に極めて容易に然かも確実且
つ安全に取付固定し得るサツシ枠の取付方法を提供する
ことにある。
〔問題点を解決するための手段〕
前記の目的を達成するための本発明によるサツシ枠の取
付方法は、躯体のコンクリート打設時、又は打設後に躯
体開口部の内周面に適間隔毎に凹部を成形し、次いで躯
体開口部にサツシ枠を嵌め込んで位置決め調整を行ない
、然る後、前記躯体開口部の各凹部と、この凹部に対向
するサツシ側アンカーの各凹孔とに跨って連結筋の両端
部を挿入し、前記連結筋の挿入部に接着剤を介在させて
サツシ枠を所定の位置に固定することを特徴とする。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施態様を図面について具体的に説明す
ると、第1図は本発明の方法を適用して建築物の躯体開
口部1に固定したサツシ枠2の取付構造の一例を示した
もので、この発明によるサツシ枠の取付けを行なう場合
には、先ず建築物の躯体Wとなるコンクリートを打設す
る工程に於いて、躯体開口部1を成形する型枠3の内面
(コンクリートと接する面)に、第2図図示の如く一般
に「Pコン」と呼ばれている截頭円錐形の小物体(コン
クリート型枠用セパレーターの部品)を雄型4とし、こ
れを各型板3aの長手方向の中間部に沿って適間隔毎に
配列固定した状態で躯体Wのコンクリートを打込み、型
枠解体時に第3図図示の如く前記の雄型4をコンクリー
トから脱離し、躯体開口部1の内周面に予め適数の凹部
5を成形するか、又はコンクリート造りの躯体開口部1
成形後に該躯体開口部1の内周面に適宜間隔でドリル等
で四部5を形成する。
次に、サツシ枠2の嵌め込みに当っては、従来の場合と
同様に躯体開口部1にサツシ枠2を第4図図示の如く嵌
設した後、躯体開口部1とサツシ枠2との間に適数のラ
イナー6とクサビ7を介挟し、クサビ7の出し入れによ
ってサツシ枠2の取付位匠を調整する。
この後、サツシ枠2を不動に固定するが、本発明方法の
場合、サツシ枠2の固定に際しては、従来のように溶接
等による固定手段を使用せずに、前に述べた躯体開口部
1の各凹部5にゲル状の合成樹脂接着剤8、例えば鉄と
アルミニウム及びコンクリート等を接着するのに好適な
エポキシ樹脂系接着剤を充填すると共に、サツシ枠2の
外周面には第7図図示のような形状を有するアンカー9
を嵌装しておいて、このアンカー9を前記の各凹部5と
対向する位置に合わせ1両者5,9の間に例えば先端部
を鍵形に折曲した丸鋼からなる連結筋10を介在させ、
前記連結筋10の基端部を躯体開口部1側の凹部5の接
着剤充填部に挿入し、当該連結筋10の先端部をサツシ
側のアンカー9の凹孔9a内に挿入した後、この連結筋
10の先端部とアンカー9の凹孔9aとの間隙に、ヘラ
などを用いて前記の合成樹脂接着剤を塗り込み、一定時
間放置(エポキシ樹脂系接着剤の場合は約5〜6時間)
して接着剤を硬化させ、躯体開口部1の所望の位置に第
6図図示の如くサツシ枠2を不動に連結固定する。
前記実施例の場合、連結筋IOの接着手順については、
(イ)凹部5内への接着剤充填、(ロ)凹部5及び凹孔
9aに対する連結筋10の挿入、(ハ)凹孔9aに対す
る連結筋挿入部の接着剤塗り込みの順序で施工した例を
記載しであるが、前記の手順以外に他の実施例として、
例えば、凹部5と凹孔9a内に接着剤を充填した後、こ
の接着剤充填部に連結筋10の両端部を挿入することも
あり、また、最初に連結筋10の両端部を凹部5と凹孔
9a内に挿入して、後から連結筋10の挿入部に接着剤
を塗り込む順序で固着してもよい。
」−記のようにして、躯体開口部1にサツシ枠2を連結
固定したならば、その後、従来の場合と同様に、サツシ
枠2を仮固定していたライナー6とクサビ7を取外し、
最後にサツシ枠2の外周部と躯体Wの内外面に第1図図
示の如くモルタル11の仕上げ塗りを行なうことにより
総べての施工が完了する。
〔発明の効果〕
以上のように、鉄筋コンクリート造り又は鉄骨鉄筋コン
クリート造りの建築物の躯体開口部にサツシを装着する
場合、この発明によるサツシ枠の取付方法では、コンク
リ−1−造りの躯体開口部の内周面に適間隔毎に凹部を
成形し、次いで、躯体開口部にサツシ枠を嵌め込んで位
置決め調整を行なった後、前記躯体開口部の各凹部と、
この四部に対向するサツシ側アンカーの各凹孔とに跨っ
て連結筋の両端部を挿入し、前記連結筋の挿入部に接着
剤を介在させてサツシ枠を所定の位置に固定すればよい
ので、サツシの取付にガス溶接又はアーク溶接等による
溶接手段を用いる必要がない。
そのため、従来のように溶接加工時の熱によりサツシ枠
に歪みや変形等が発生して取付精度に狂いを生じる恐れ
がなく、また施工現場に大掛りな溶接設備を搬入して熟
練した溶接技術者が取付を行なわなくても、一般の建設
作業者が極めて容易に然かも確実且つ迅速に施工できる
ことは勿論、溶接火花の飛散防止のための養生工事が不
要になり、サツシ取付の作業工数を大巾に節減できる等
の優れた効果を期待し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を適用して施工したサツシ枠の取付
状態を示す要部の横断面図、第2図は躯体のコンクリー
ト打設工程を示す縦断面図、第3図は躯体開口部に成形
した凹部の形状を示す斜視図、第4図は躯体開口部に於
けるサツシ枠の固定状態を示す正面図、第5図は第4図
の鎖線円A内の拡大正面図、第6図は同じく第4図B−
B線矢視の横断面図、第7図はサツシ枠の外周部に装着
されるアンカーの形状を示す斜視図である。 W・・・躯体、1・・・躯体開口部、2・・・サツシ枠
、3・・・型枠、5・・・凹部、8・・・合成樹脂接着
剤。 9・・・アンカー、9a・・・凹孔、10・・・連結筋
第7図 第1図 第2図    第3図 手続補正書(自え) 昭和61年7月7日 特許庁長官 宇  賀  道  部 数の 1 事件の表示 昭和61年特許願第72255号2発
明の名称  サツシ枠の取付方法 3 補正をする者 事件との関係   特許出願人 住  所   東京都千代田区神田和泉町1番地名 称
  (682)吉田工業株式会社代表取締役 吉 1)
忠 雄 4代理人

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. コンクリート造りの躯体開口部の内周面に適間隔毎に凹
    部を成形し、次いで躯体開口部にサッシ枠を嵌め込んで
    位置決め調整を行ない、然る後、前記躯体開口部の各凹
    部と、この凹部に対向するサッシ側アンカーの各凹孔と
    に跨って連結筋の両端部を挿入し、前記連結筋の挿入部
    に接着剤を介在させてサッシ枠を所定の位置に固定する
    ことを特徴とするサッシ枠の取付方法。
JP7225586A 1986-03-29 1986-03-29 サツシ枠の取付方法 Granted JPS62228587A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7225586A JPS62228587A (ja) 1986-03-29 1986-03-29 サツシ枠の取付方法

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JP7225586A JPS62228587A (ja) 1986-03-29 1986-03-29 サツシ枠の取付方法

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JPS62228587A true JPS62228587A (ja) 1987-10-07
JPH0426392B2 JPH0426392B2 (ja) 1992-05-07

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ID=13484001

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JP7225586A Granted JPS62228587A (ja) 1986-03-29 1986-03-29 サツシ枠の取付方法

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JP (1) JPS62228587A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009150174A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Ykk Ap株式会社 枠体固定構造、枠体固定方法および窓
CN102191902A (zh) * 2010-03-01 2011-09-21 Ykkap株式会社 框体固定构造、框体固定方法及建筑物门窗构造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009150174A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Ykk Ap株式会社 枠体固定構造、枠体固定方法および窓
CN102191902A (zh) * 2010-03-01 2011-09-21 Ykkap株式会社 框体固定构造、框体固定方法及建筑物门窗构造

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JPH0426392B2 (ja) 1992-05-07

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