JPS6222369B2 - - Google Patents
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- JPS6222369B2 JPS6222369B2 JP57048210A JP4821082A JPS6222369B2 JP S6222369 B2 JPS6222369 B2 JP S6222369B2 JP 57048210 A JP57048210 A JP 57048210A JP 4821082 A JP4821082 A JP 4821082A JP S6222369 B2 JPS6222369 B2 JP S6222369B2
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- infrared radiation
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- Expired
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24C—DOMESTIC STOVES OR RANGES ; DETAILS OF DOMESTIC STOVES OR RANGES, OF GENERAL APPLICATION
- F24C7/00—Stoves or ranges heated by electric energy
- F24C7/04—Stoves or ranges heated by electric energy with heat radiated directly from the heating element
- F24C7/043—Stoves
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Surface Heating Bodies (AREA)
- Central Heating Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は暖房用、加温用、凍結防止用等に用い
られるパネルヒータに関するものである。
られるパネルヒータに関するものである。
従来パネルヒータとして実用に供されているも
のには、函体の下部に電熱ヒータを内蔵し、函体
に不燃性オイルを満して電熱ヒータによつて加熱
し、函体をパネル状熱源として形成したものや、
函体の内面に紐状ヒータを分布配設したり、面状
ヒータを配設し、パネル状熱源として形成したも
のがあり、函体表面から赤外線輻射を行なわせる
パネルヒータがある。しかしこれらのパネルヒー
タは一般に函体として塗装鉄板を用いており、表
面温度70℃から90℃程度として赤外線輻射を行な
わせるものであるが、表面から対流により熱エネ
ルギが逃げるため、入力熱エネルギに対する輻射
効率は低いものである。従来この輻射効率を向上
させる試みとして、第１図、第２図に示す如く
に、赤外線輻射性の優れたケイ酸質粒子６をバイ
ンダ７により塗着させ、粗面１０を形成すること
により輻射表面積を増す事が行なわれているが対
流による熱損失は殆んど変らないものであり、粗
面１０を形成する上記ケイ酸質粒子６が摩擦によ
り剥落しやすいため、経時的劣化が激しく、実用
上の効果を損じるものである。
のには、函体の下部に電熱ヒータを内蔵し、函体
に不燃性オイルを満して電熱ヒータによつて加熱
し、函体をパネル状熱源として形成したものや、
函体の内面に紐状ヒータを分布配設したり、面状
ヒータを配設し、パネル状熱源として形成したも
のがあり、函体表面から赤外線輻射を行なわせる
パネルヒータがある。しかしこれらのパネルヒー
タは一般に函体として塗装鉄板を用いており、表
面温度70℃から90℃程度として赤外線輻射を行な
わせるものであるが、表面から対流により熱エネ
ルギが逃げるため、入力熱エネルギに対する輻射
効率は低いものである。従来この輻射効率を向上
させる試みとして、第１図、第２図に示す如く
に、赤外線輻射性の優れたケイ酸質粒子６をバイ
ンダ７により塗着させ、粗面１０を形成すること
により輻射表面積を増す事が行なわれているが対
流による熱損失は殆んど変らないものであり、粗
面１０を形成する上記ケイ酸質粒子６が摩擦によ
り剥落しやすいため、経時的劣化が激しく、実用
上の効果を損じるものである。
本発明はかかる従来例の欠点を改善し、赤外線
輻射効率を高めようとするもので、赤外線輻射粗
面の経時的劣化を防止すると共に、対流による熱
損失を低減させた効率の良い採暖方法を実現する
パネルヒータを提供せんとするものである。
輻射効率を高めようとするもので、赤外線輻射粗
面の経時的劣化を防止すると共に、対流による熱
損失を低減させた効率の良い採暖方法を実現する
パネルヒータを提供せんとするものである。
本発明によるパネルヒータは、前述した熱源等
を内蔵した函体をパネル状熱源とし、函体の表面
に赤外線輻射効率の優れた赤外線輻射性材料で粗
面を形成し、且つその粗面の表面に粗面の頂点や
凸部に接し、粗面の凹部に空気層を形成するよう
に薄膜材料を貼付等により被覆しパネルヒータと
して構成したものであり、前述の薄膜材料が赤外
線透過率の優れた赤外線透過性材料である場合に
は必らずしも薄膜とはせずに被覆しパネルヒータ
として構成したものである。
を内蔵した函体をパネル状熱源とし、函体の表面
に赤外線輻射効率の優れた赤外線輻射性材料で粗
面を形成し、且つその粗面の表面に粗面の頂点や
凸部に接し、粗面の凹部に空気層を形成するよう
に薄膜材料を貼付等により被覆しパネルヒータと
して構成したものであり、前述の薄膜材料が赤外
線透過率の優れた赤外線透過性材料である場合に
は必らずしも薄膜とはせずに被覆しパネルヒータ
として構成したものである。
本発明によるパネルヒータは前述の如く、赤外
線輻射性材料の粗面を表面に形成してあるので、
赤外線輻射表面積も広く赤外線輻射効率の優れた
ものであるとともに、粗面の凹部に空気層を形成
するように被覆を施してあるので粗面を形成する
ケイ酸質粒子、酸化ジルコニウム粒子、酸化アル
ミニウム粒子、酸化チタン粒子、遷移金属酸化物
粒子等の赤外線吸収性の酸化金属粒子等の赤外線
輻射性材料を摩擦による剥落から保護し、粗面の
経時劣化を防止し、且つ空気層は低熱伝導層を形
成するためパネルヒータ表面から対流により逃げ
る熱を低減させることにより赤外線輻射効率を向
上させる効果を有する。この表面被覆材料として
は薄膜材料を用いることにより、前述の粗面から
輻射された赤外線は殆んど吸収されることなく透
過するものであり、又四弗化エチレン樹脂等の弗
素樹脂、シリコン樹脂等赤外線透過性に優れた赤
外線透過性材料を用いる場合にはその厚味を増す
事により、空気層の断熱性能に加えて表面被覆材
料の断熱性能も寄与し且赤外線輻射を行なわしめ
ることが可能である。この場合赤外線透過性で且
低熱伝導性である材料がより効果的であることは
いうまでもない。
線輻射性材料の粗面を表面に形成してあるので、
赤外線輻射表面積も広く赤外線輻射効率の優れた
ものであるとともに、粗面の凹部に空気層を形成
するように被覆を施してあるので粗面を形成する
ケイ酸質粒子、酸化ジルコニウム粒子、酸化アル
ミニウム粒子、酸化チタン粒子、遷移金属酸化物
粒子等の赤外線吸収性の酸化金属粒子等の赤外線
輻射性材料を摩擦による剥落から保護し、粗面の
経時劣化を防止し、且つ空気層は低熱伝導層を形
成するためパネルヒータ表面から対流により逃げ
る熱を低減させることにより赤外線輻射効率を向
上させる効果を有する。この表面被覆材料として
は薄膜材料を用いることにより、前述の粗面から
輻射された赤外線は殆んど吸収されることなく透
過するものであり、又四弗化エチレン樹脂等の弗
素樹脂、シリコン樹脂等赤外線透過性に優れた赤
外線透過性材料を用いる場合にはその厚味を増す
事により、空気層の断熱性能に加えて表面被覆材
料の断熱性能も寄与し且赤外線輻射を行なわしめ
ることが可能である。この場合赤外線透過性で且
低熱伝導性である材料がより効果的であることは
いうまでもない。
第３図に本発明のパネルヒータのヒータユニツ
ト部の断面図、第４図に同拡大断面図を示す。第
３図、第４図により本発明の実施例を説明する。
函体１の内面に絶縁被膜Ａ２を介して面状発熱体
３を配置し、絶縁被膜Ｂ４、断熱層５で覆つてパ
ネル状熱源部を形成し、その函体１の表面に酸化
ジルコニウム粒子６をシリコン樹脂バインダ７で
塗着し、更にシリコン樹脂薄膜８を貼付してあ
り、空気層９を形成してある。
ト部の断面図、第４図に同拡大断面図を示す。第
３図、第４図により本発明の実施例を説明する。
函体１の内面に絶縁被膜Ａ２を介して面状発熱体
３を配置し、絶縁被膜Ｂ４、断熱層５で覆つてパ
ネル状熱源部を形成し、その函体１の表面に酸化
ジルコニウム粒子６をシリコン樹脂バインダ７で
塗着し、更にシリコン樹脂薄膜８を貼付してあ
り、空気層９を形成してある。
シリコン樹脂薄膜８は表面がなめらかで弾力性
もあり、機械的外力、特に摩擦に対して、酸化ジ
ルコニウム粒子６を保護し剥落を防止するから、
酸化ジルコニウム粒子６による赤外線輻射性を維
持し、剥落により経時的に赤外線輻射効率が低下
しないようにする効果を有する。
もあり、機械的外力、特に摩擦に対して、酸化ジ
ルコニウム粒子６を保護し剥落を防止するから、
酸化ジルコニウム粒子６による赤外線輻射性を維
持し、剥落により経時的に赤外線輻射効率が低下
しないようにする効果を有する。
又、シリコン樹脂薄膜８により酸化ジルコニウ
ム粒子６の塗膜１０の凹部に形成された空気層９
は、空気が低熱伝導性であるから、対流により逃
げる熱損失を低減する効果を有し、発熱体３への
同一入力電力に対しては赤外線輻射体である酸化
ジルコニウム粒子６の温度を高めて赤外線輻射量
を増加させ、同一の酸化ジルコニウム粒子６の温
度に対しては発熱体３への入力電力を低減させ省
エネルギー効果をもたらすものである。通常日本
の家屋構造では部屋の密閉性が悪いため対流によ
り部屋の温度を上昇させても、自然換気により放
出されて、採暖には寄与しにくいが、赤外線輻射
は直接人体に吸収されるため密閉度の低い部屋で
の効率的な採暖方法ということができるが、本発
明のパネルヒータは入力エネルギに対して輻射に
より放出するエネルギ比率を大としたパネルヒー
タを実現するのに効果を有するものであり、効率
的な採暖方法を実現する手段となるものである。
ム粒子６の塗膜１０の凹部に形成された空気層９
は、空気が低熱伝導性であるから、対流により逃
げる熱損失を低減する効果を有し、発熱体３への
同一入力電力に対しては赤外線輻射体である酸化
ジルコニウム粒子６の温度を高めて赤外線輻射量
を増加させ、同一の酸化ジルコニウム粒子６の温
度に対しては発熱体３への入力電力を低減させ省
エネルギー効果をもたらすものである。通常日本
の家屋構造では部屋の密閉性が悪いため対流によ
り部屋の温度を上昇させても、自然換気により放
出されて、採暖には寄与しにくいが、赤外線輻射
は直接人体に吸収されるため密閉度の低い部屋で
の効率的な採暖方法ということができるが、本発
明のパネルヒータは入力エネルギに対して輻射に
より放出するエネルギ比率を大としたパネルヒー
タを実現するのに効果を有するものであり、効率
的な採暖方法を実現する手段となるものである。
シリコン樹脂薄膜８は赤外線透過性に優れた材
料であり、酸化ジルコニウム粒子６から輻射され
る赤外線を殆んど吸収することなく透過させるた
め、赤外線輻射効率を殆んど低下させることはな
い。シリコン樹脂バインダ７の塗布厚は機械的強
度の許す限り薄い事が望ましく、空気層９を大と
して断熱効果を向上させると共に、酸化ジルコニ
ウム粒子６の粒径のばらつきに対して、その露出
表面積を増して粗面形成に有効となるため、赤外
線輻射効率の向上に寄与するものである。
料であり、酸化ジルコニウム粒子６から輻射され
る赤外線を殆んど吸収することなく透過させるた
め、赤外線輻射効率を殆んど低下させることはな
い。シリコン樹脂バインダ７の塗布厚は機械的強
度の許す限り薄い事が望ましく、空気層９を大と
して断熱効果を向上させると共に、酸化ジルコニ
ウム粒子６の粒径のばらつきに対して、その露出
表面積を増して粗面形成に有効となるため、赤外
線輻射効率の向上に寄与するものである。
酸化ジルコニウム粒子６の代りにケイ酸質粒
子、酸化アルミニウム粒子、酸化チタン粒子、遷
移金属酸化物粒子等の赤外線吸収性の酸化金属粒
子を用いることができる。
子、酸化アルミニウム粒子、酸化チタン粒子、遷
移金属酸化物粒子等の赤外線吸収性の酸化金属粒
子を用いることができる。
シリコン樹脂薄膜８の代りに四弗化エチレン樹
脂等の弗素樹脂等赤外線透過性材料や、機械的強
度を有する薄膜を用いることができる。
脂等の弗素樹脂等赤外線透過性材料や、機械的強
度を有する薄膜を用いることができる。
又空気層９が連通しないように構成することが
断熱上有効なことはいうまでもなく、本発明の効
果を向上させる効果を有する一実施方法である。
又パネル状熱源の形状を円筒形や多角形として全
周型パネルヒータとすることができることはいう
までもない。
断熱上有効なことはいうまでもなく、本発明の効
果を向上させる効果を有する一実施方法である。
又パネル状熱源の形状を円筒形や多角形として全
周型パネルヒータとすることができることはいう
までもない。
前述の如く、本発明は赤外線輻射効率を高め、
赤外線輻射粗面の経時劣化を防止し、且つ対流に
よる熱損失を低減させた効率の良い採暖方法を実
現するパネルヒータを提供することを可能とする
効果を有する。
赤外線輻射粗面の経時劣化を防止し、且つ対流に
よる熱損失を低減させた効率の良い採暖方法を実
現するパネルヒータを提供することを可能とする
効果を有する。
第１図は従来例のパネルヒータユニット断面
図、第２図は同拡大図、第３図は本発明の実施例
のパネルヒータユニツトの断面図、第４図は同拡
大図である。 １……函体、３……発熱体、６……粒子、７…
…バインダ、８……薄膜、９……空気層、１０…
…粗面。
図、第２図は同拡大図、第３図は本発明の実施例
のパネルヒータユニツトの断面図、第４図は同拡
大図である。 １……函体、３……発熱体、６……粒子、７…
…バインダ、８……薄膜、９……空気層、１０…
…粗面。
Claims (1)
- １ 熱源の表面に赤外線輻射性材料により粗面を
形成し、この粗面の表面を赤外線透過性材料又は
薄膜材料で被覆し前記粗面の凹部に空気層を形成
したパネルヒータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4821082A JPS58164936A (ja) | 1982-03-25 | 1982-03-25 | パネルヒ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4821082A JPS58164936A (ja) | 1982-03-25 | 1982-03-25 | パネルヒ−タ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58164936A JPS58164936A (ja) | 1983-09-29 |
| JPS6222369B2 true JPS6222369B2 (ja) | 1987-05-18 |
Family
ID=12797032
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4821082A Granted JPS58164936A (ja) | 1982-03-25 | 1982-03-25 | パネルヒ−タ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58164936A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1995008742A1 (fr) * | 1993-09-20 | 1995-03-30 | Yugen Kaisha K & A | Panneau a rayonnement dans l'infrarouge lointain, appareil de chauffage pourvu d'un tel panneau, et salle de bains, cabine de douche, cabinet de toilette ou enceinte chauffante equipes d'un tel appareil |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02133718A (ja) * | 1988-04-25 | 1990-05-22 | Tohoku Kogyo Kk | パネルヒーター |
| KR100800119B1 (ko) | 2005-05-18 | 2008-01-31 | 주식회사 에너지코리아 | 복사열 방사용 전기가열 장치 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5022260A (ja) * | 1973-06-30 | 1975-03-10 |
-
1982
- 1982-03-25 JP JP4821082A patent/JPS58164936A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5022260A (ja) * | 1973-06-30 | 1975-03-10 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1995008742A1 (fr) * | 1993-09-20 | 1995-03-30 | Yugen Kaisha K & A | Panneau a rayonnement dans l'infrarouge lointain, appareil de chauffage pourvu d'un tel panneau, et salle de bains, cabine de douche, cabinet de toilette ou enceinte chauffante equipes d'un tel appareil |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58164936A (ja) | 1983-09-29 |
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