JPS62222587A - 情報コネクタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野１ 本発明は情報コネクタ、さらに詳しくは、商用放送等の
高周波信号と、建物内での各種情報を伝送する情報信号
とを同一の信号線を介して伝送するホームバスシステム
に利用され、信号線と外部８！器との間を着脱自在に接
続する情報コネクタに関するものである。

【背景技術１ 一般にこの種のホームバスシステムとしては、ｔＪＳＳ
図に示すように、信号線３として同軸ケーブルを使用し
、アンテナ４で受信される放送信号と建物内で各種情報
を伝送する情報信号とを同一の信号線、３を介して伝送
するようにしたものが考えられている。ここで情報信号
には高周波信号と高周波信号に比較して低周波のベース
バンド信号とがあり、また放送信号は高周波信号である
ものとする。信号線３の適所には分岐回路６を備えたコ
ンセント１が挿入されており、各フンセント１から高周
波信号とベースバンド信号とが分離されて取り出される
ようになっている。すなわち、各コンセント１はそれぞ
れ信号線３に接続される一対の信号源側端子７を備える
とともに、ベースバンド信号取り出し用のベースバンド
端子８と、高周波信号取り出し用の高周波端子９とを備
えている。

各端子８，９にはそれぞれプラグ２ａ、２ｂが着脱自在
に接続され、プラグ２ａ、２ｂはテレピノタン受信成や
各種情報機器等の外部機器に接続される。

ここで、アンテナ４で受信された放送信号はヘッドエン
ド５を介してコンセント１に接続されている。また、情
報機器間で伝送される情報信号は、情報信号が高周波信
号である場合には送受両側で一コンセント１の高周波端
子９を介して伝送され、また情報信号がベースバンド信
号である場合には送受両側でコンセント１のベースバン
ド端子８を介して伝送される。ベースバンド端子８は直
流信号や商用電源に重畳された信号も入出力できるよう
になっている。

このようなホームバスシステムにおいて、コンセント１
は第１０図に示すような分岐回路６を備えており、分岐
回路６は信号線３を伝送される高周波信号とベースバン
ド信号とを分離しで取り出すように構成されている。す
なわち、一対の信号源側端子７冊が電気的に直接Ｉ！続
され、両信号源側端子７闇の線路に一端が接ａされた直
流遮断用のコンデンサ３２により高周波信号を分離抽出
し、また上記線路に一端が接続された高周波遮断用のチ
ラークコイル３５によりベースバンド信号を分離抽出す
るようにしている。コンデンサ３２の他端には減ｙ用抵
抗３３と整合用抵抗３４との直列回路が後ｔ＆され、両
抵抗３３．３４の接続点に高周波端子９が接続される。

またチョークコイル３５の他端にはベースバンド端子８
が設けられる。

分岐回路がこのような構成であるから、信号源側端子７
と高周波端子９、および信号源側端子７とベースバンド
端子８はそれぞれ双方向に信号の伝送が可能となってお
り、両方向で伝送損失は１０ｄＢ程度に設定されている
。信号線３の末端に接続されるコンセント１は送り配線
が不要となるから、一方の信号源ｇ！！端子７が省略さ
れた第１１図に示すような分岐回路６′　となっている
。

ところで、このような回路が貼装された従来のコンセン
ト１は第１２図に示すように、取付片４０を有する箱状
に形成されており、両側面には信号源側端子７がそれぞ
れ設けられ、前面には高周波端子８とベースバンド端子
９とがそれぞれ別々に設けられている。高周波端子８は
一般に第１３図のような形状に形成されており、ケーシ
ングの前面に形成された凹所１１内に、信号伝達用の第
１の接触導体１３と接地用の第２の接触導体１４とが配
設されており、Ｐ！Ｓ１の接触導体１３の周囲を円筒状
の＃Ｓ２の接触導体１４が囲む形で面接触導体１３．１
４が同軸上に配設されるのである。

このような高周波端子９およびベースバンド端子８には
それぞれ接Ｉ＆線を介して外？ＩＳｍ器に接続された高
周波用のプラグ２ａおよびベースバンド用のプラグ２ｂ
が着脱自在に結合される。しかるに、高周波端子８とベ
ースバンド端子９とが異なる位置で個別に設けられてお
り、端子８，９を２個設けるスペースが必要となるから
、コンセント１が大形化する問題があり、また、両端子
８．９のうちのいずれか一方しか使用されない場合には
、他方のスペースがむだになるという問題がある。

［発明の目的１ 本発明は上述の点に鑑みて為されたものであって、その
主な目的とするところは、高周波端子とベースバンド端
子との両方を１淳所に同時に設けることにより、フンセ
ントを小型化できる情報コネクタを提供することにある
。

［発明の開示］ （実施例１） 第１図およびｔＡ２図はコンセント１を示し、第３図は
このコンセントに着脱自在に接続されるプラグ２を示針
。コンセント１は前面（ｔＩＳ１図中上面）に円形に１
Ｍ口する凹所１１を有し、この凹所１１の中央部に円柱
状の絶縁台１２が凹所１１と同軸となるように突設され
ている。絶縁台１２の中心には円柱状に形成された第１
の接触導体１３が挿入されており、また、絶縁台１２の
外周面には円周状の第２の接触導体１４が全周に亘って
装着されている。さらに凹所１１の内周面には第２の接
触導体１４よりも半径の大きい円柱状に形成された第３
の接触導体１５が全周に亘って装着される。このような
構成であるから、第１の接触導体１３と第２の接触導体
１４と第３の接触導体１５とが同軸上に配設されること
になる。一方、プラグ２はｆ５２図に示すように、コン
セント１の第１の接触導体１３内に挿入されるビン状の
第１の接触導体１６と、第１の接触導体１６と同軸上に
配設された円柱状の絶縁環１７とが前面（第２図上面）
に突設され、絶縁環１７の内周面の全周に亘って円柱状
の第２の接触導体１８が装着され、また絶縁環１７の外
周面の全周に亘って円柱状の第３の接触導体１９が装着
された形状となっている。しかるに、プラグ２をコンセ
ント１に結合した状態では、接触導体１６が接触導体１
３内に挿入されるとともに、コンセント１とプラグ２と
の第２の接触導体１４．１８同士、およＶ第３の接触導
体１５．１９同士がそれぞれ面接触するのである。コン
セント１内には第１０図あるいは第１１図に示したよう
な分岐回路６．６′が貼装されており、高周波端子９の
信号伝達側が第１の接触導体１３となり、ベースバンド
端子８の信号伝達側が第３の接触導体１５となる。また
、両端子８゜９の接地側は第２の接触導体１４に共通に
接続される。ここで、第１の接触導体１３．１６の周囲
が接地された第２の接触導体１４．１８で囲まれており
、第３の接触導体１５．１９が第２の接触導体１４．１
８よりも外方に配設されていることにより、高周波信号
がベースバンド信号の影響を受けることが防止されるの
である。

ところで、ベースバンド信号を利用する留報槻器を１個
のフンセント１に複数個接続したい場合には、第４図に
示すようなプラグ２′を用いることができる。このプラ
グ２′はコンセント１への接続部の他にコンセント１と
同様のｌＲＩ＆を有したプラグ接続部を備えている。す
なわち、プラグ接続部は凹所２１を備え、凹所２１の中
央部に絶縁台２２が突設されるとともに、絶縁台２２の
外周面に全周に亘って第２の接触導体２３が装着され、
また凹所２１の内周面に全周に亘って第３の接触導体２
４が装着されているのであって、第２の接触導体２３は
接触導体１８に電気的に接続され、またｔｊＬＪ３の接
触導体２４は接触導体１９に電気的に接続されている。

このような構成のプラグ２′を用いれば、プラグ２′を
次々に接続することができ、プラグ２′から引き出され
る接続線に各情報機器を接続すれば１個のコンセント１
に複数のｔ＋？報機器を接続することができるのである
。

（実施例２） 実施例１ではベースバンド信号を不平衡出力として取り
出すようにしていたが、本実施例では平衡出力として取
り出すようにする。

第５図にコンセント１、第６図にプラグ２を示す。実施
例１においてはベースバンド端子８が第２の接触導体１
４．１８と、第２の接触導体１４゜１８と同軸上に配設
された円筒状のｔ５３の接触導体１５．１９とで形成さ
れていたが、本実施例ではベースバンド端子８が円筒を
軸を含む平面で２分割された一対の半円筒体で形成され
でいる。すなわち、各半円筒体はそれぞれベースバンド
端子８の接触導体２５ａ、２５ｂとなるのである。−万
、プラグ２においてもベースバンド用接触導体２５ａ、
２５ｂに対応してそれぞれ半円筒状の接触導体２６ａ、
２６ｂが設けられる。コンセント１内に貼装された分岐
回路６″は第７図に示すように、ベースバンド信号遮断
用のコンデンサ３２と、減衰用抵抗３３および整合用抵
抗３４の直列回路とを直列接続し、その直列回路の一端
を信号線に接続するとともに他端を接地し、面抵抗３３
．３４の接続、αに第１の接触導体１３を接続すること
により、高周波信号を分離抽出する。またベースバンド
信号は、高周波信号遮断用のチョークコイル３５と、パ
ルストランス３６の一次巻線とを直列接続し、この直列
回路の一端を信号線に接続するとともに他端を接地し、
パルストランス３５の二次巻線の両端をそれぞれ接触導
体２５ａ、２５ｂにすることによりベースバンド信号を
平衡出力として分離抽出するのである。

ここでも第１の接触導体１３は接地導体１４に囲まれて
いるから、ベースバンド信号の影響を受けることがない
のである。また、実施例１と同様に１個のコンセント１
に複数の情報機器を接続する場合には、第８図に示すよ
うに、プラグ接続部を備えたプラグ２″を用いればよい
。

［発明の効果］ 本発明は上述のように、商用放送等の高周波信号と高周
波信号に比較して低周波のベースバンド信号とを同一の
信号線を介して伝送するホームバスシステムに用いる情
報コネクタであって、信号線を伝送される高周波信号と
ベースバンド信号とを分離する分岐回路と、分岐回路の
出力から高周波信号を取り出す高周波端子およびベース
バンド（ｆｆ号を取り出すベースバンド端子とを備えた
フンセントと、コンセントに着脱自在に結合されフンセ
ントの高周波端子およびベースバンド端子にそれぞれ電
気的に接続可能な高周波端子およびベースバンド端子を
備えたプラグとにより構成され、高周波端子とベースバ
ンド端子とはいずれが一方の周囲を他方が囲む形に形成
されているので、高周波端子とベースバンド端子とを別
々に設けずに１箇所に両端子を設けることができるので
あり、省スペースとなり、その結果、コンセントを小型
化することができる利点がある。また高周波信号用とベ
ースバンド信号用とでプラグを区別する必要がない利、
αがある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例１に使用するコンセントを示す
要部斜視図、第２図は同上のコンセントを示す斜視図、
第３図は同上に使用するプラグを示す斜視図、第４図は
同上に使用する別のプラグを示す斜視図、第５図は本発
明の実施例２に使用するコンセントの要部斜視図、第６
図は同上に使用するプラグの斜視図、第７図は同上に使
用する分岐回路の回路図、第８図は同上に使用する別の
プラグを示す斜視図、第９図は本発明に係るホームパス
システムの概略構成図、第１０図お上ＣＩ′第１１図は
同上に使用する分岐回路を示す回路図、第１２図は従来
例を示す斜視図、第１３図は同上の部分拡大図である。 １はコンセント、２はプラグ、３は信号線、６゜６’、
６”は分岐回路、８はベースバント端子、９は高周波端
子、１３〜１６．１８＝１９．２５ａ。 ２５ｂ、２６ｍ、２６ｂはそれぞれ接触導体である。 代理人　弁理士　石　１）艮　七 第１図 第２図 第７図 ６ｂ

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）商用放送等の高周波信号と高周波信号に比較して
   低周波のベースバンド信号とを同一の信号線を介して伝
   送するホームバスシステムに用いる情報コネクタであっ
   て、信号線を伝送される高周波信号とベースバンド信号
   とを分離する分岐回路と、分岐回路の出力から高周波信
   号を取り出す高周波端子およびベースバンド信号を取り
   出すベースバンド端子とを備えたコンセントと、コンセ
   ントに着脱自在に結合されコンセントの高周波端子およ
   びベースバンド端子にそれぞれ電気的に接続可能な高周
   波端子およびベースバンド端子を備えたプラグとにより
   構成され、高周波端子とベースバンド端子とはいずれか
   一方の周囲を他方が囲む形に形成されて成ることを特徴
   とする情報コネクタ。
2. （２）高周波端子は、高周波信号を伝達する第１の接触
   導体と、第１の接触導体の周囲を囲み第１の接触導体と
   同軸上に配設された円筒状の第２の接触導体とにより形
   成され、ベースバンド端子は、第２の接触導体と、ベー
   スバンド信号を伝達するとともに第２の接触導体の周囲
   を囲み第２の接触導体と同軸上に配設された円筒状の第
   ３の接触導体とにより形成され、第２の接触導体が接地
   されて成ることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記
   載の情報コネクタ。
3. （３）高周波端子は、高周波信号を伝達する第１の接触
   導体と、接地されるとともに第１の接触導体の周囲を囲
   み第１の接触導体と同軸上に配設された円筒状の第２の
   接触導体とにより形成され、ベースバンド端子は、第２
   の接触導体の周囲を囲み第２の接触導体と同軸上に配設
   される円筒をその軸を含む平面で２分割した半円筒状の
   一対の接触導体により形成されて成ることを特徴とする
   特許請求の範囲第１項に記載の情報コネクタ。