JPS6221780Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6221780Y2 JPS6221780Y2 JP1982007865U JP786582U JPS6221780Y2 JP S6221780 Y2 JPS6221780 Y2 JP S6221780Y2 JP 1982007865 U JP1982007865 U JP 1982007865U JP 786582 U JP786582 U JP 786582U JP S6221780 Y2 JPS6221780 Y2 JP S6221780Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- pulleys
- armature
- welded
- outer periphery
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Pulleys (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、電磁連結装置のプーリ部の改良に
関するものである。
関するものである。
先ず、従来の電磁連結装置を第１図について説
明する。第１図において、１はコンプレツサーな
どの機枠２に固定された固定子、３は樹脂４によ
り上記固定子１にモールドされた励磁コイル、５
はコの字状に形成されたロータ、５ａは磁気を遮
断するためのスリツトで、内周方向に数か所設け
られている。６は上記ロータ５を支承するために
機枠２から突出した筒部２ａに挿入されたベアリ
ング、７ａ，７ｂはロータ５の外周に溶接８によ
り固定されたプーリ、７ｃ，７ｄはプーリ全周数
か所に設けられた切欠き部、９は上記ロータ５の
軸方向空隙ｇを介して対向するアマチユア、１０
は機枠２から突出した回転軸、１１はキー１２に
より上記回転軸１０に固定されたボス、１３はそ
の両端部がリベツト１４，１５によりアマチユア
９及びボス１１に固定された板ばね、１６はアマ
チユア９の位置を規制するためのブツシユであ
り、全周数か所に設けられている。
明する。第１図において、１はコンプレツサーな
どの機枠２に固定された固定子、３は樹脂４によ
り上記固定子１にモールドされた励磁コイル、５
はコの字状に形成されたロータ、５ａは磁気を遮
断するためのスリツトで、内周方向に数か所設け
られている。６は上記ロータ５を支承するために
機枠２から突出した筒部２ａに挿入されたベアリ
ング、７ａ，７ｂはロータ５の外周に溶接８によ
り固定されたプーリ、７ｃ，７ｄはプーリ全周数
か所に設けられた切欠き部、９は上記ロータ５の
軸方向空隙ｇを介して対向するアマチユア、１０
は機枠２から突出した回転軸、１１はキー１２に
より上記回転軸１０に固定されたボス、１３はそ
の両端部がリベツト１４，１５によりアマチユア
９及びボス１１に固定された板ばね、１６はアマ
チユア９の位置を規制するためのブツシユであ
り、全周数か所に設けられている。
以上の構造のものにおいて、次にその動作につ
いて説明する。先ず励磁コイル３が消勢されてい
る時は、アマチユア９は板ばね１３の弾性力によ
りブツシユ１６に当接している。従つてロータ５
とアマチユア９は空隙ｇを介して対向しており、
プーリ７ａ，７ｂからの伝達力はない。
いて説明する。先ず励磁コイル３が消勢されてい
る時は、アマチユア９は板ばね１３の弾性力によ
りブツシユ１６に当接している。従つてロータ５
とアマチユア９は空隙ｇを介して対向しており、
プーリ７ａ，７ｂからの伝達力はない。
次に励磁コイル３が付勢されれば、点線で示す
磁路に磁束Φが発生し、アマチユア９は板ばね１
３の弾性力に抗してロータ５に吸着される。従つ
てプーリ７ａ，７ｂからの伝達力はロータ５、ア
マチユア９、板ばね１３、ボス１１を介して回転
軸１０に伝達される。次に再び励磁コイル３を消
勢すれば、アマチユア９は板ばね１３の弾性力に
よりブツシユ１６に当接する。
磁路に磁束Φが発生し、アマチユア９は板ばね１
３の弾性力に抗してロータ５に吸着される。従つ
てプーリ７ａ，７ｂからの伝達力はロータ５、ア
マチユア９、板ばね１３、ボス１１を介して回転
軸１０に伝達される。次に再び励磁コイル３を消
勢すれば、アマチユア９は板ばね１３の弾性力に
よりブツシユ１６に当接する。
以上のようなものにおいては下記のような不具
合があつた。即ち、プーリ７ａ，７ｂはプレス加
工により形成され、そしてプーリ７ａ，７ｂの合
わせ面を旋盤加工して合致させ、しかる後溶接８
によりロータ５に固定される。その後防錆処理の
ためメツキが施こされる。ところがこの時、プー
リ７ａ，７ｂ間の合わせ面よりメツキ液が浸入す
るが、この浸入したメツキ液、例えば酸等がメツ
キ後に出てきて、メツキ面をおかす状態になるこ
とがあり、従つて錆が急速に発達するものであつ
た。これを避けるため、フライス加工等により切
欠き７ｃ，７ｄを設けて浸入したメツキ液を速や
かに放出するようにしているが、これも完全でな
く、かつフライス加工を必要とするため、加工工
程が複雑となり、コスト高になるという欠点があ
つた。
合があつた。即ち、プーリ７ａ，７ｂはプレス加
工により形成され、そしてプーリ７ａ，７ｂの合
わせ面を旋盤加工して合致させ、しかる後溶接８
によりロータ５に固定される。その後防錆処理の
ためメツキが施こされる。ところがこの時、プー
リ７ａ，７ｂ間の合わせ面よりメツキ液が浸入す
るが、この浸入したメツキ液、例えば酸等がメツ
キ後に出てきて、メツキ面をおかす状態になるこ
とがあり、従つて錆が急速に発達するものであつ
た。これを避けるため、フライス加工等により切
欠き７ｃ，７ｄを設けて浸入したメツキ液を速や
かに放出するようにしているが、これも完全でな
く、かつフライス加工を必要とするため、加工工
程が複雑となり、コスト高になるという欠点があ
つた。
この考案は以上の点に鑑みてなされたもので、
プーリ間を溶接することにより、上記欠点を解消
したものである。以下この考案の一実施例を第２
図について説明する。即ちこの考案では、プーリ
７ａ，７ｂの合せ目外周を全周に亘つて溶接１７
し、プーリ７ａ，７ｂを一体化するとともにプー
リ７ａ，７ｂの側面外周とロータ５とを全周に亘
つて溶接したものである。なおその他は従来と同
様であるので説明を省略する。
プーリ間を溶接することにより、上記欠点を解消
したものである。以下この考案の一実施例を第２
図について説明する。即ちこの考案では、プーリ
７ａ，７ｂの合せ目外周を全周に亘つて溶接１７
し、プーリ７ａ，７ｂを一体化するとともにプー
リ７ａ，７ｂの側面外周とロータ５とを全周に亘
つて溶接したものである。なおその他は従来と同
様であるので説明を省略する。
以上のような構造においては、プーリ７ａ，７
ｂの合わせ目外周を全周に亘つて溶接１７を施こ
すことにより、メツキ液は完全に浸入するのを防
止することができ、かつプーリ７ａ，７ｂとロー
タ５を溶接８する作業工程があるためにこれと同
時に作業ができるので何ら工程的に複雑となら
ず、安価に製造可能となる。更にはプーリ７ａ，
７ｂは互いに押し合うよう力が働くため、強度的
に強くなり、その分だけ素材の板厚を薄くでき、
材料費の削減となる。
ｂの合わせ目外周を全周に亘つて溶接１７を施こ
すことにより、メツキ液は完全に浸入するのを防
止することができ、かつプーリ７ａ，７ｂとロー
タ５を溶接８する作業工程があるためにこれと同
時に作業ができるので何ら工程的に複雑となら
ず、安価に製造可能となる。更にはプーリ７ａ，
７ｂは互いに押し合うよう力が働くため、強度的
に強くなり、その分だけ素材の板厚を薄くでき、
材料費の削減となる。
以上のようにこの考案によれば、プーリを互い
に外径の合わせ目外周の全周で溶接するように
し、かつプーリの側面にてロータに溶接するよう
にしたため、メツキを施してもメツキ液の浸入を
完全に防止することができ、メツキ面を腐食させ
ることもなく、防錆に大いに効果を発揮するとと
もに、プーリの強度も強くなり、安価に製造でき
るなど、多くの実用的効果を有する。
に外径の合わせ目外周の全周で溶接するように
し、かつプーリの側面にてロータに溶接するよう
にしたため、メツキを施してもメツキ液の浸入を
完全に防止することができ、メツキ面を腐食させ
ることもなく、防錆に大いに効果を発揮するとと
もに、プーリの強度も強くなり、安価に製造でき
るなど、多くの実用的効果を有する。
第１図は従来の電磁連結装置を示す部分断面
図、第２図はこの考案の一実施例を示す部分断面
図である。 図中、１は固定子、３は励磁コイル、５はロー
タ、７ａ，７ｂはプーリ、９はアマチユア、１７
は溶接部である。尚、図中同一符号は同一又は相
当部分を示す。
図、第２図はこの考案の一実施例を示す部分断面
図である。 図中、１は固定子、３は励磁コイル、５はロー
タ、７ａ，７ｂはプーリ、９はアマチユア、１７
は溶接部である。尚、図中同一符号は同一又は相
当部分を示す。
Claims (1)
- ロータ、該ロータの軸方向に空隙を介して移動
可能に対設されたアマチユア、上記ロータとアマ
チユアを圧接させる励磁装置、上記ロータの外周
に互いに隣接して並設された複数個のプーリを備
えたものにおいて、上記各プーリ間の合わせ面の
外周、および上記各プーリの側面とロータとの間
をそれぞれ全周にわたつて水密に溶接したことを
特徴とする電磁連結装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP786582U JPS58109635U (ja) | 1982-01-22 | 1982-01-22 | 電磁連結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP786582U JPS58109635U (ja) | 1982-01-22 | 1982-01-22 | 電磁連結装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58109635U JPS58109635U (ja) | 1983-07-26 |
| JPS6221780Y2 true JPS6221780Y2 (ja) | 1987-06-03 |
Family
ID=30020594
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP786582U Granted JPS58109635U (ja) | 1982-01-22 | 1982-01-22 | 電磁連結装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58109635U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4951797A (en) * | 1988-10-25 | 1990-08-28 | Dana Corporation | Electromagnetic coupling disc |
| JPH0722493Y2 (ja) * | 1990-01-09 | 1995-05-24 | 小倉クラッチ株式会社 | 電磁クラツチ |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50141046U (ja) * | 1974-05-10 | 1975-11-20 | ||
| JPS5359058U (ja) * | 1976-10-22 | 1978-05-19 |
-
1982
- 1982-01-22 JP JP786582U patent/JPS58109635U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58109635U (ja) | 1983-07-26 |
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