JPS62214850A - 大型鋼塊の下注ぎ造塊方法 - Google Patents
大型鋼塊の下注ぎ造塊方法Info
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- JPS62214850A JPS62214850A JP5901986A JP5901986A JPS62214850A JP S62214850 A JPS62214850 A JP S62214850A JP 5901986 A JP5901986 A JP 5901986A JP 5901986 A JP5901986 A JP 5901986A JP S62214850 A JPS62214850 A JP S62214850A
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Landscapes
- Continuous Casting (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は大型鋼塊の下注ぎ造塊方法に係り、特に自己破
断による湯道切断方法に関する。
断による湯道切断方法に関する。
従来の鋳造後の湯道の切断方法について説明する。第４
図はクレーン吊上方式を示し、本定盤２．２重定盤４上
に鋳型６が載置され、準入管８、昇り湯道１０を経て溶
鋼を注入し鋼塊１２が造塊される。昇り湯道１０を切断
するには鋳込後、クレーン１４でワイヤー、吊具１６を
介して鋳型６の片側を吊上げるのであるが、クレーンに
作用する力は 棒（鋳型重量＋鋼塊重量）十島道を切断する力となりワ
イヤー、吊具１６はこれに耐える容量が必要である。一
方２重定盤４の自重もある程度を確保する必要がある。
図はクレーン吊上方式を示し、本定盤２．２重定盤４上
に鋳型６が載置され、準入管８、昇り湯道１０を経て溶
鋼を注入し鋼塊１２が造塊される。昇り湯道１０を切断
するには鋳込後、クレーン１４でワイヤー、吊具１６を
介して鋳型６の片側を吊上げるのであるが、クレーンに
作用する力は 棒（鋳型重量＋鋼塊重量）十島道を切断する力となりワ
イヤー、吊具１６はこれに耐える容量が必要である。一
方２重定盤４の自重もある程度を確保する必要がある。
また、鋳型６にワイヤー、吊具１６を玉掛けするのは高
熱雰囲気下マ険な作業である。
熱雰囲気下マ険な作業である。
第５図は鋳型６と２重定盤４の間にジヤツキ１８を設置
し湯道１０を切断する方式を示しているが、ジヤツキ１
８の耐熱性の問題から鋳込前にセットすることができず
、鋳込後の高熱雰囲気下のジヤツキ１８のセットに問題
がある。
し湯道１０を切断する方式を示しているが、ジヤツキ１
８の耐熱性の問題から鋳込前にセットすることができず
、鋳込後の高熱雰囲気下のジヤツキ１８のセットに問題
がある。
次に第６図は実開昭５３−１４６７１０に開示された技
術で２重定盤４と本定盤２との間に３重スライディング
ノズル２０を設置するもので、セツティングに難があり
大型鋼塊では使用されていない。
術で２重定盤４と本定盤２との間に３重スライディング
ノズル２０を設置するもので、セツティングに難があり
大型鋼塊では使用されていない。
また、第７図は実開昭５３−１０２９２１に開示され、
２重定盤４の内部に高周波コイル２１を埋め込み、湯道
１０の凝固後高周波コイル２１に通電し溶断せんとする
ものである。この場合、コイル２１を冷却するのに水を
使用する機構なので、万−水冷部に溶鋼が侵入すると爆
発の危険性がある。
２重定盤４の内部に高周波コイル２１を埋め込み、湯道
１０の凝固後高周波コイル２１に通電し溶断せんとする
ものである。この場合、コイル２１を冷却するのに水を
使用する機構なので、万−水冷部に溶鋼が侵入すると爆
発の危険性がある。
従来の湯道切断方法は上記の如く外力を使用するか、あ
るいは装置のセツティングに高熱作業を必要とするか、
高熱に対する配慮が掛けると水蒸気爆発の危険性がある
等の問題点があった。
るいは装置のセツティングに高熱作業を必要とするか、
高熱に対する配慮が掛けると水蒸気爆発の危険性がある
等の問題点があった。
本発明の目的は、上記従来技術の外力の使用、複雑な装
置、高熱作業あるいは水蒸気爆発の危険性等の問題点を
解決し、凝固収縮の自然力を利用して湯道を切断できる
大型鋼塊の下注ぎ造塊方法を提供するにある。
置、高熱作業あるいは水蒸気爆発の危険性等の問題点を
解決し、凝固収縮の自然力を利用して湯道を切断できる
大型鋼塊の下注ぎ造塊方法を提供するにある。
〔問題点を解決するための手段および作用〕本発明の上
記の目的は次の２発明によって達成される。第１発明の
要旨とするところは次の如くである。すなわち、本定盤
および２重定盤を使用し、鋳造後の凝固収縮により前記
２重定盤の昇り湯道を自己破断する大型鋼塊の下注ぎ造
塊方法において、前記２１１！定盤の昇り湯道にナイフ
ェツジ状の円周突起を有する湯道れんがを使用すること
を特徴とする大型鋼塊の下注ぎ造塊方法である。
記の目的は次の２発明によって達成される。第１発明の
要旨とするところは次の如くである。すなわち、本定盤
および２重定盤を使用し、鋳造後の凝固収縮により前記
２重定盤の昇り湯道を自己破断する大型鋼塊の下注ぎ造
塊方法において、前記２１１！定盤の昇り湯道にナイフ
ェツジ状の円周突起を有する湯道れんがを使用すること
を特徴とする大型鋼塊の下注ぎ造塊方法である。
第２発明の要旨とするところは次の如（である。
すなわち、本定盤および２重定盤を使用し、鋳造後の凝
固収縮により前記２重定盤の昇り湯道を自己破断する大
型鋼塊の下注ぎ造塊方法において、前記２重定盤の厚さ
を鋳造後の凝固収縮により昇り湯道が自己破断する厚さ
とすることを特徴とする大型鋼塊の下注ぎ造塊方法であ
る。
固収縮により前記２重定盤の昇り湯道を自己破断する大
型鋼塊の下注ぎ造塊方法において、前記２重定盤の厚さ
を鋳造後の凝固収縮により昇り湯道が自己破断する厚さ
とすることを特徴とする大型鋼塊の下注ぎ造塊方法であ
る。
本発明者は湯道の凝固収縮に着目した。すなわち、２重
定盤の温度変化に伴う垂直方向の収縮量と湯道れんがの
垂直方向の収縮量を把握し、昇り湯道の凝固収縮量が（
２１ｉ定盤の収縮量＋湯道れんがの収縮量）を越えた時
点から湯道に歪（引張り）を生ずる。本発明は凝固進行
に伴うこの引張り歪を利用して湯道を切断するのである
。
定盤の温度変化に伴う垂直方向の収縮量と湯道れんがの
垂直方向の収縮量を把握し、昇り湯道の凝固収縮量が（
２１ｉ定盤の収縮量＋湯道れんがの収縮量）を越えた時
点から湯道に歪（引張り）を生ずる。本発明は凝固進行
に伴うこの引張り歪を利用して湯道を切断するのである
。
これらの凝固に伴う歪を計算して第１表に示した。すな
わち、第３図に示す如（１６００℃の溶鋼を鋳造した時
の昇ｂｖｋ道１０の高さをり、２重定盤４の厚さをａ、
水平湯道れんが２２の天井部の厚さｂとし、常温の場合
のそれぞれを ｌ、／、ａ′、ｂ′で表示した。第１表
から昇り湯道１０の高さＬが高くなるほど、湯道収縮に
よる歪量が増加することがわかる。
わち、第３図に示す如（１６００℃の溶鋼を鋳造した時
の昇ｂｖｋ道１０の高さをり、２重定盤４の厚さをａ、
水平湯道れんが２２の天井部の厚さｂとし、常温の場合
のそれぞれを ｌ、／、ａ′、ｂ′で表示した。第１表
から昇り湯道１０の高さＬが高くなるほど、湯道収縮に
よる歪量が増加することがわかる。
次に本発明の詳細を実施例により説明する。第１発明を
第１図および第２図により説明する。２重定盤４の昇り
湯道１０に第２図の拡大図で示す如きナイフェツジ状の
円周突起２４を有する昇湯道れんが２６を使用した。従
って第１図に図示の装置で鋳造すると、昇り湯道１０は
円周状の切欠きを有しているので、凝固収縮に際しわず
かな収縮歪で応用集中により昇り湯道１０を自己破断す
ることができる。
第１図および第２図により説明する。２重定盤４の昇り
湯道１０に第２図の拡大図で示す如きナイフェツジ状の
円周突起２４を有する昇湯道れんが２６を使用した。従
って第１図に図示の装置で鋳造すると、昇り湯道１０は
円周状の切欠きを有しているので、凝固収縮に際しわず
かな収縮歪で応用集中により昇り湯道１０を自己破断す
ることができる。
第２図に示した昇り湯道１０の径Ｄ ＝ １００ ｍ、
円周突起２４の径ｄ＝７０ｍｍの昇り湯道れんが２６を
使用し、鋳造時の昇り湯道１０の高さＬ＝５００ｍ＋の
実施例では、第１表に示す如く歪量＝３．０ｍ、歪率＝
０．６１であるが、昇り湯道１０は円周切欠きを有して
いるので、上記の如き僅小な歪量でも凝固収縮により円
周切欠き（任おいて自己破断することができた。
円周突起２４の径ｄ＝７０ｍｍの昇り湯道れんが２６を
使用し、鋳造時の昇り湯道１０の高さＬ＝５００ｍ＋の
実施例では、第１表に示す如く歪量＝３．０ｍ、歪率＝
０．６１であるが、昇り湯道１０は円周切欠きを有して
いるので、上記の如き僅小な歪量でも凝固収縮により円
周切欠き（任おいて自己破断することができた。
次に第２発明について説明する。第２発明は昇＃）湯道
１０はストレートであり、前記の昇り湯道の凝固収縮量
と（２重定盤の収縮量＋湯道れんがの収縮量）との両者
の差から発生する引張歪量が昇り湯道１０の破断力より
も大でなければならぬ。
１０はストレートであり、前記の昇り湯道の凝固収縮量
と（２重定盤の収縮量＋湯道れんがの収縮量）との両者
の差から発生する引張歪量が昇り湯道１０の破断力より
も大でなければならぬ。
従って自己破断するためには２重定盤４の厚みをある限
定以上としなければならぬ。第１表には２重定盤４の厚
みを変化した場合の歪み量が計算しであるが、第１表に
おいて昇り湯道径Ｉ）−１００−で鋳造時の昇り湯道の
高さＬが１８００ｍ。
定以上としなければならぬ。第１表には２重定盤４の厚
みを変化した場合の歪み量が計算しであるが、第１表に
おいて昇り湯道径Ｉ）−１００−で鋳造時の昇り湯道の
高さＬが１８００ｍ。
１９００″閣、２０００＋ｍの３つの場合においてのみ
、昇り湯道１０は凝固収縮により自己破断することがで
きた。従って昇り湯道径Ｄ＝１００鵬の場合は昇り湯道
１０の高さしを１８００ｍ以上となる如く２重定盤２の
厚みを調整することによって湯道の自己破断ができる。
、昇り湯道１０は凝固収縮により自己破断することがで
きた。従って昇り湯道径Ｄ＝１００鵬の場合は昇り湯道
１０の高さしを１８００ｍ以上となる如く２重定盤２の
厚みを調整することによって湯道の自己破断ができる。
本発明は上記実施例からも明らかな如く、昇り湯道に円
周切欠きを設けるか、あるいは２重定盤の厚みを調整し
昇り湯道の長さを限定することにより、凝固収縮を利用
して昇り湯道を自己破断し、きわめて簡単な装置および
操作で湯道の切断が可能となり、実用的価値は大きい。
周切欠きを設けるか、あるいは２重定盤の厚みを調整し
昇り湯道の長さを限定することにより、凝固収縮を利用
して昇り湯道を自己破断し、きわめて簡単な装置および
操作で湯道の切断が可能となり、実用的価値は大きい。
第１図は本発明実施例を示す鋳造装置の断面図、第２図
は円周突起を示す第１図の部分拡大図、第３図は昇り湯
道付近の寸法符号を示す断面図、第４図〜第７図はいず
れも従来の湯道切断方法を示す断面図である。 ２・・・本定盤 ４・・・２重定盤６・・・
鋳型 １０・・・昇り湯道１２・・・鋼塊
２４・・・円周突起２６・・・昇り湯道れん
が
は円周突起を示す第１図の部分拡大図、第３図は昇り湯
道付近の寸法符号を示す断面図、第４図〜第７図はいず
れも従来の湯道切断方法を示す断面図である。 ２・・・本定盤 ４・・・２重定盤６・・・
鋳型 １０・・・昇り湯道１２・・・鋼塊
２４・・・円周突起２６・・・昇り湯道れん
が
Claims (2)
- （１）本定盤および２重定盤を使用し、鋳造後の凝固収
縮により前記２重定盤の昇り湯道を自己破断する大型鋼
塊の下注ぎ造塊方法において、前記２重定盤の昇り湯道
にナイフエッジ状の円周突起を有する湯道れんがを使用
することを特徴とする大型鋼塊の下注ぎ造塊方法。 - （２）本定盤および２重定盤を使用し、鋳造後の凝固収
縮により前記２重定盤の昇り湯道を自己破断する大型鋼
塊の下注ぎ造塊方法において、前記２重定盤の厚さを鋳
造後の凝固収縮により昇り湯道が自己破断する厚さとす
ることを特徴とする大型鋼塊の下注ぎ造塊方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5901986A JPS62214850A (ja) | 1986-03-17 | 1986-03-17 | 大型鋼塊の下注ぎ造塊方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5901986A JPS62214850A (ja) | 1986-03-17 | 1986-03-17 | 大型鋼塊の下注ぎ造塊方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62214850A true JPS62214850A (ja) | 1987-09-21 |
Family
ID=13101155
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5901986A Pending JPS62214850A (ja) | 1986-03-17 | 1986-03-17 | 大型鋼塊の下注ぎ造塊方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62214850A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102886501A (zh) * | 2012-10-09 | 2013-01-23 | 中国科学院金属研究所 | 一种宽厚板轧机用宽厚板坯高效制备工装和制备方法 |
| CN109079111A (zh) * | 2018-09-14 | 2018-12-25 | 中航上大高温合金材料有限公司 | 一种模铸用模具及基于该模具的拉断工艺 |
-
1986
- 1986-03-17 JP JP5901986A patent/JPS62214850A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102886501A (zh) * | 2012-10-09 | 2013-01-23 | 中国科学院金属研究所 | 一种宽厚板轧机用宽厚板坯高效制备工装和制备方法 |
| CN102886501B (zh) * | 2012-10-09 | 2014-07-02 | 中国科学院金属研究所 | 一种宽厚板轧机用宽厚板坯高效制备工装和制备方法 |
| CN109079111A (zh) * | 2018-09-14 | 2018-12-25 | 中航上大高温合金材料有限公司 | 一种模铸用模具及基于该模具的拉断工艺 |
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