JPS6221372A - 垂直周期信号の振幅制御回路 - Google Patents

垂直周期信号の振幅制御回路

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JPS6221372A
JPS6221372A JP16160885A JP16160885A JPS6221372A JP S6221372 A JPS6221372 A JP S6221372A JP 16160885 A JP16160885 A JP 16160885A JP 16160885 A JP16160885 A JP 16160885A JP S6221372 A JPS6221372 A JP S6221372A
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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、テレビジョン受像機の垂直偏向信号の振幅
を制御するのに適用される垂直周期信号の振幅制御回路
に関する。
〔発明の概要〕
この発明は、垂直同期信号の周波数が変動した場合に、
垂直周期ののこぎり波を所定の振幅に制御する振幅制御
回路において、垂直周期ののこぎり波電圧の振幅レベル
を検出回路にて検出し、その垂直周期ののこぎり波電圧
の振幅が適正レベルでない場合にカウンタが計数動作を
行い、このカウンタの出力を倍率変換回路を介して垂直
発振回路に制御電流として供給し、周波数判別回路の出
力によりこの倍率変換回路の倍率を変えることにより垂
直周期ののこぎり波の振幅を所定のものに制御するもの
である。
〔従来の技術〕
最近、テレビジョン受像機はマイクロコンピュータ装置
の出力表示部としても用いられる。ところが、マイクロ
コンピュータ装置から出力される出力映像信号の垂直周
波数は、1行内の文字数等から定められ、テレビジョン
信号における標準の60Hzとは限らず、例えば50〜
60t(zの範囲で所定のものが使用されているのが現
状である。
このような垂直周波数が60Hzでない映像信号をテレ
ビジョン受像機に供給した場合には、垂直リニアリティ
の不良、水平糸巻歪の不良、垂直同期の外れ、垂直偏向
振幅の過不足等の問題が生じることがある。
例えば第8図Aに示す垂直同期信号V5yの周波数が高
くなり実線に示す標準のものから破線で示すように変化
したとすると、第8図Bにおいて破線で示すように、垂
直偏向信号の振幅が小さくなる。このため、垂直偏向振
幅の不足が生じる。
そのため、例えば回路素子の値をマニュアルスイッチに
より切り換える構成をとって、NTSC方式とCCIR
方式での垂直周波数の違いによる垂直振幅の変化を補正
するものが知られている。
C発明が解決しようとする問題点〕 かかる従来の手段によっては、マニュアルスイッチを操
作する必要があり、垂直振幅の補正を自動的に行うこと
はできない。そのため、マイクロコンピュータ装置で出
力映像信号を表示するときの垂直振幅補正には不適当で
あった。
この発明の目的のひとつは、垂直同期信号の周波数の変
化に応じて自動的に垂直振幅を所定のものに制御できる
垂直周期信号の振幅制御回路を提供することにある。
また、自動的に垂直振幅の補正を行う場合には、入力さ
れた信号の垂直周波数と対応する垂直振幅の変化を検出
する必要がある。垂直周波数の変化の検出の一例として
、垂直同期信号により、単安定マルチバイブレータをト
リガーし、その出力信号を積分し、積分出力のレベルか
ら垂直周波数を判定するものがある。しかし、垂直周波
数がかなり低いために、積分用のコンデンサの値が大き
くなり、垂直周波数が変化した時の応答性が悪い欠点が
あった。
この発明の他の目的は、応答性が良く、また応答周波数
範囲が広い垂直周期信号の振幅制御回路を提供すること
にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、垂直同月信号が供給され垂直周期ののこぎり
波信号を発生する垂直発振回路と、のこぎり波信号の振
幅が略々適正なレベル範囲内にある事を検出する検出回
路と、 検出回路の出力により垂直同期ののこぎり波電圧の振幅
が範囲内にない時に垂直周期信号の計数動作を行うカウ
ンタと、 カウンタの出力をアナログ検出信号に変換するD/Aコ
ンバータと、 D/Aコンバータの出力倍率変換回路と、垂直周期信号
の周波数判別回路とを有し、周波数判別回路の出力によ
り倍率変換回路の倍率を変え、 倍率変換回路の出力により、垂直周期ののこぎり波信号
の振幅を制御するものである。
〔作用〕
本発明では、垂直周期ののこぎり波電圧の振幅が適正な
レベルとなっているか否かが検出され、適正なレベルで
ないときには適正なレベルになるようにカウンタの出力
が倍率変換回路を介して垂直発振回路に制御電圧として
供給され、周波数判別回路の出力を基に倍率変換回路の
倍率が変更され、広範囲の垂直周波数に関して、垂直周
期ののこぎり波の振幅が適正レベルに制御されるもので
ある。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施例について
説明する。この実施例の説明に際しては、a、全体の構
成 り8周波数判別回路 C1倍率変換回路 d、応用例 の順で説明する。
a、全体の構成 図面中、第1図は本発明垂直周期信号の振幅制御回路の
一実施例を示す全体の構成を示すブロック図であり、こ
の第1図において、lはビデオ信号の入力端子を示し、
このビデオ信号が垂直周期信号のビデオ信号から分離す
る同期分離回路2に供給され、この同期分離回路2にお
いて分離された垂直周期信号が垂直発振回路3及び周波
数判別回路4に供給される。この垂直発振回路3に得ら
れた垂直周期の信号が、垂直ドライブ回路5に供給され
、垂直偏向コイル5aに垂直偏向電流が流れ、垂直偏向
がなされる。
垂直発振回路3の出力に現れる垂直のこぎり波電圧が振
幅検出回路6,7に供給される。振幅検出回路6は、の
こぎり波電圧の振幅Evを基準電圧V T + と比較
するもので、振幅検出回路7は、のこぎり波電圧の振幅
Evを基準電圧■T2と比較するものである。振幅検出
回路6は、(VT。
>Ev)の時に、H(ハイレベル)となり、それ以外の
時に、L(ローレベル)となる検出信号を発生する。振
幅検出回路7は、(VTZ >Ev )の時に、Hとな
り、それ以外の時に、L(ローレベル)となる検出信号
を発生する。
これらの振幅検出回路6.7の検出信号がレベル判定回
路8に供給される。、レベル判定回路8には、端子9か
ら垂直ブランキング信号が供給されており、垂直ブラン
キング期間でのみレベル判定回路8にてレベル判定が行
われる。このレベル判定回路8では、垂直ブランキング
期間において、振幅検出回路6.7の検出信号の一方が
Hの時にHとなり、検出信号が共にLでLとなる判定出
力が発生する。
振幅検出回路7の検出出力がアップダウンカウンタlO
に、その計数動作の方向(増加又は減少)を制御する信
号として供給される。この検出出力がLの時にカウンタ
10が増加方向に計数動作を行い、検出出力がHの時に
、カウンタ1oが減少方向に計数動作を行う。カウンタ
lOには、ゲート回路11を介して端子9からの垂直同
期信号VSVがクロック入力として供給されている。従
って、カウンタ10は、垂直同期信号V3y  によっ
て1垂直周期ごとに、その内容が1増加又は1減少する
このゲート回路11は、レベル判定回路8の判定出力が
Hの時にオンし、レベル判定回路8の判定出力がLの時
に、オフするものである。ゲート回路11を設ける代わ
りに、レベル判定回路8の判定出力をカウンタイネーブ
ル端子に供給しても良い。
カウンタ10の出力信号例えば4ビツトの出力がD/A
コンバータ12に供給され、アナログの制御信号に変換
される。このアナログの制御信号は倍率変換回路13に
供給される。後述するように垂直周波数の周波数範囲が
50Hz〜75Hzのときには、変換倍率が1とされ、
垂直同期信号の周波数範囲が75Hz〜112.5Hz
のときには変換倍率が1.5とされている。
また、垂直同期信号の周波数は同期分離回路2の後段に
設けた周波数判別回路4により判別され、周波数判別回
路4の出力信号によって倍率変換回路13の変換倍率が
上述のように、切り替えられる。
上述のこの発明の一実施例の振幅制御動作について第2
図を参照して説明する。
第2図Aは、垂直周波数がFV、で垂直偏向信号の振幅
が適正な状態を示すもので、(v’1”、 >EV >
v’rz )のレベル関係が垂直ブランキング期間内で
成立している。この時は、振幅検出回路6.7の検出出
力がLでゲート回路11がオンせず、カウンタ10の内
容は変化しない。
垂直周波数がFV、より上昇してFV2になると、第2
図Bに示すように、垂直振幅Evが小となる。この時は
、垂直ブランキング期間で、基準電圧VT、、VT、よ
り、垂直振幅Evが大となる。従って、振幅検出回路6
の検出出力がHとなり、振幅検出回路7の出力がLとな
り、レベル判定回路8の判定出力がHとなる。この判定
出力によって、ゲート回路11がオンとなり、垂直同期
信号VSVがカウンタ10により、計数さカフる。また
、振幅検出回路6の検出出力がLのため、カウンタ10
は、上昇方向に計数動作を行い、その内容が1増加し、
D/Aコンバータ12からの制御電流が大きくなる。
そして、次の垂直ブランキング期間で垂直振幅Evが適
正かどうかが同様に判定され、もしも未だ振幅が小さい
ときには1、カウンタ10が垂直同期信号V、、A計数
し、制御電圧■。がより上昇する。この制御電圧を形式
する動作を繰り返すことにより垂直振幅Evが適正なも
のにされる。
また逆に、垂直周波数がF V +より下降してF■、
になると、第2図Cに示すように、垂直振幅E vが大
となる。この時は、垂直ブランキング期間で、基準電圧
vT、、VT2より、垂直振幅E、が小となる。従って
、振幅検出回路6の検出出力がして、振幅検出回路7の
出力がHとなり、レベル判定回路8の判定出力がHとな
る。この判定出力によって、ゲート回路1■がオンとな
り、垂直同期信号VSYがカウンタ10により計数され
る。
また、振幅検出回路7の検出回路7の検出出力がHのた
め、カウンタ10は、減少方向に計数動作を行い、その
内容が1減少し、D/Aコンバータ12からの制御電流
が小さくなる。
次の垂直ブランキング期間で垂直振幅Evが適正かどう
かが同様に判定され、もしも未だ振幅が大きいときには
、カウンタ10が垂直同期信号■、Yを計数し、制1B
Tl流がより下降する。この動作を繰り返すことにより
垂直振幅Evが適正なものにされる。
垂直振幅Evと垂直発振器3のコンデンサの充電に寄与
する制御電流との関係は、垂直振幅Evが適正な振幅値
Evoを中心とする所定範囲内では、制御電流が変化せ
ず、この所定範囲を外れると、制御電流が垂直振幅Ev
と対応して変わる。
制御電流1cと充電用の定電流■との関係は、第5図に
示すものとなり、D/Aコンバータ12の後段に設けら
れた倍率変換回路13により50Hz〜75Hzの周波
数範囲については初期値を11としてg、で示すような
出力電流Iが形成される。
また、7511z〜112 、 5Hzの周波数範囲に
ついては、1.5倍の変換倍率が設定されることにより
、g2で示すように初期値を12とし、変化の傾きがg
、の1.5倍とされた出力電流Iが形成される。
従って、第6図に示すように倍率変換回路13からのg
lで示す変化の制?I[l電流Iにより、垂直同期信号
VSYの周波数範囲(50fiz 〜75 Hz)にお
いて垂直振幅Evの振幅が所定振幅に制御される場合、
倍率変換回路13の変換倍率が1から1゜5に変更され
ると、垂直振幅Evを所定振幅とする周波数範囲は、(
7511z〜112. 5tlz)に変化する。その結
果、この発明の一実施例によれば、(50Hz〜112
. 511z)の広範囲の垂直同期信号V3Vの周波数
に応答して垂直振幅Evを所定の振幅に制御できる。
b6周波数判別回路 第5図は周波数判別回路4を全体として示すものである
。この第5図において、20は垂直同期信号VSYの入
力端子で、この入力端子20は抵抗器21及び抵抗器2
2との直列回路を介して接地されている。23はnpn
型トランジスタを示し、このトランジスタ23のベース
に抵抗を介して抵抗器21と抵抗器22の接続点が接続
され、このトランジスタ23のコレクタが抵抗器24を
介して電源端子25に接続され、トランジスタ23のエ
ミッタが接地されている。
27はnpn型トランジスタを示し、このトランジスタ
27のベースが抵抗器26を介してトランジスタ23の
コレクタに接続されると共に、トランジスタ27のベー
スが抵抗器24を介して電源端子25に接続されている
。トランジスタ27のコレクタが抵抗器28を介して電
−tA端子25に接続され、トランジスタ27のエミッ
タは接地されている。
また29及び30はそれぞれnpn型トランジスタを示
し、これらトランジスタ29及び30によりフリフブフ
ロノプ回路が構成されている。
31はnpn型トランジスタを示し、トランジスタ31
のエミッタが接地されると共に、抵抗器38.39.3
6.39の直列回路を介して接地されているnpn型ト
ランジスタ37のエミッタに接続されている。トランジ
スタ31のベースは、抵抗器38と抵抗器35との接続
点と接続され、トランジスタ31のコレクタが抵抗器3
2を介して電源端子25に接続されている。またトラン
ジスタ37のエミッタは接地されると共にトランジスタ
37のコレクタはトランジスタ27のベースに接続され
ている。トランジスタ37のベースは抵抗器36と抵抗
器39との接続点に接続されている。
また33はnpn型トランジスタを示し、このトランジ
スタ33のベースはトランジスタ31のコレクタに接続
され、トランジスタ33のコレクタが出力端子34とし
て導出される。この出力端子34に倍率変換回路13の
切換信号が取り出される。
また40はnpn型トランジスタを示し、このトランジ
スタ40のベースが抵抗器41を介してトランジスタ2
3のコレクタと抵抗器26との接読点と接続されている
。トランジスタ40のコレクタは抵抗器42を介して電
源端子25と接続されている。
46はコンデンサを示し、このコンデンサ46の両端は
それぞれトランジスタ40のコレクタ及びエミツタと接
続され、トランジスタ40のエミッタが接地されて、い
わゆるのこぎり波を発生させる回路が形成されている。
43及び44はnpn型トランジスタを示し、これらの
トランジスタ43.44はシュミットトリガ−回路を形
成し、トランジスタ43のベースはトランジスタ40の
コレクタに接続され、トランジスタ43及びトランジス
タ44のエミッタの共通接続点が抵抗器45を介して電
fl端子25にに接続されている。また、ta端子25
及び接地端子間に抵抗器47.可変抵抗器48及び抵抗
器49の直列回路が挿入される。また、トランジスタ4
3のコレクタが可変抵抗器48及び抵抗器49の接続点
に接続されている。トランジスタ44のベースが抵抗器
47及び可変抵抗器48の接続点に接続されている。ま
た、トランジスタ44のコレクタはコンデンサ50を介
して接地され、このコンデンサ50と並列にツェーナダ
イオード51が接続されている。トランジスタ44のコ
レクタ及びコンデンサ50の接続点が前述の抵抗35及
び36の接続点に接続されている。
次に周波数判別回路4の動作について説明する。
第6図は、第6図Aに示すように垂直周期がT、からT
z  (Tz >Tl )に変化した場合の各部波形図
である。
トランジスタ29及び30により構成されるフリップフ
ロップは、トランジスタ37がオフのときにトランジス
タ28を介して第6図Aに示す垂直周期パルスによりト
リガーされる。即ち、垂直周期パルスによりトランジス
タ29がオンで、トランジスタ30がオフのリセット状
態とされる。
リセット状態ではトランジスタ30のコレクタ出力が第
6図Eに示すようにハイレベル°H゛電源電圧となる。
従って、トランジスタ33がオンし、出力電圧は、第6
図Fに示すようにローレベル°L′(接地電位)となる
端子20に垂直周期信号が供給されると、トランジスタ
23のコレクタには第6図Aに示す垂直周期のパルスが
発生する。このパルスによりトランジスタ40がスイッ
チングされ、トランジスタ40がオフの期間にコンデン
サ46が抵抗器42を通じて充電される。従って、トラ
ンジスタ40のコレクタに第6図Bに示すようなのこぎ
り波電圧が生じる。
こののこぎり波電圧が、シュミット回路を構成する一方
のトランジスタ43のベースに供給される。シュミット
回路の他方のトランジスタ44のベースには、抵抗器4
7.49及び可変抵抗器48により電源電圧を分圧して
なる基準電圧が与えられている。垂直周期パルスa周期
がT1の場合、のこぎり波電圧(第6図B)の振幅が基
準電圧(第6図Bにおける破線はヒステリシスを無視し
た場合の基準電圧である。)より小さくなり、トランジ
スタ43がオンで、トランジスタ44がオフの状態であ
る。
トランジスタ44がオフのために、コンデンサ50に対
して充電電流が供給されず、コンデンサ50とツェナー
ダイオード51の接続点の電圧は、第6図りに示すよう
に接地電位である。従って、トランジスタ31.37の
両者は、オフ状態であり、フリップフロップは、前述の
ように垂直周期パルスによってリセット動作が繰り返さ
れる。
第6図Aに示す垂直周期パルスの周期がT、からT2に
長くなると、トランジスタ43のベースに供給されるノ
コギリ波電圧の振幅がトランジスタ44のベース電圧(
基準電圧)より大きくなり、トランジスタ43がオフ、
トランジスタ44がオンの状態に変化する。従って、ト
ランジスタ43のコレクタ電流により生じていた抵抗器
49の電圧降下が消失し、第6図Cに示すように、トラ
ンジスタ44のベース電圧が低下する。のこぎり波電圧
が立ち下がると、トランジスタ43がオン、トランジス
タ44がオフの状態に戻る。
トランジスタ44がオンの期間で、コンデンサ50が充
電され、トランジスタ44がオフの期間でコンデンサ5
0が抵抗器35,36.38.39を通じて放電される
。従って、コンデンサ50の一端には、第6図りに示す
のこぎり波電圧が発生する。この一実施例では周期T2
の垂直周期パルスが2個以上連続するときに、コンデン
サ50の端子電圧によりトランジスタ31及び37の両
者がオンするようになされている。コンデンサ50の端
子電圧は、ツェナーダイオード51のツェナー電圧を超
えない。
垂直周期パルスの周期がT2になることにより、上述の
ようにトランジスタ31がオンするとフリップフロップ
のトランジスタ29がオフし、トランジスタ30がオン
するセント状態となる。従って、トランジスタ30のコ
レクタ出力が第6図Eに示すようにL” となり、トラ
ンジスタ33がオフし、出力が第6図Fに示すようにH
゛ となる。また、トランジスタ31がオンする期間で
は、トランジスタ27のベースが強制的に接地され、こ
の期間内に入力される垂直周期パルスによりフリップフ
ロップがトリガーされることが禁止される。
上述のように第5図に示す周波数判別回路4は、垂直同
期信号VSVの周波数が高いときにL″ となり、その
周波数が低いときに“H′ となる判別出力即ち倍率変
換回路13の切り換え信号を発生する。この一実施例で
は、(5011z〜75Hz)の周波数範囲で°H゛ 
となり、(7511z〜112゜5tlz)の周波数範
囲で’ L″ となる切り換え信号が形成される。上述
の周波数判別回路は、垂直同期信号によりトリガーされ
る単安定マルチバイブレークと積分回路とレベル判別回
路とにより構成される周波数判別回路と比して垂直同期
信号vsyの周波数変化に対して早い応答時間でもって
判別出力を発生できる利点を有している。
C0倍率変換回路 次に第7図を参照して本実施例の倍率変換回路13の一
例について説明する。第7図において67はスイッチン
グ用のnpn型トランジスタを示し、このトランジスタ
67のベースに周波数判別回路4からの切り換え信号が
供給される。トランジスタ67のコレクタが抵抗器65
を介して電源端子71に接続され、トランジスタ67の
エミッタが抵抗器を介して接地される。
59はD/Aコンバータ12の最終段のnpn型トラン
ジスタを示す。このトランジスタ59のエミッタは、抵
抗器を介して接地され、このトランジスタ59のコレク
タがpnp型トランジスタ61のコレクタに接続され、
トランジスタ61のエミッタは、抵抗器64を介して電
源端子71に接続される。60はhf、キャンセル用の
pnp型トランジスタを示し、このトランジスタ60の
ベースがトランジスタ51のコレクタに接続され、トラ
ンジスタ60のコレクタが抵抗器を介して接地される。
pnp型トランジスタ62のベースがトランジスタ61
のベース及びpnp型トランジスタ63のベースに接続
されている。トランジスタ62のエミッタは抵抗器65
を介して電源端子71に接続される。トランジスタ62
のコレクタ及びトランジスタ63のコレクタが互いに接
続される。このコレクタ接続点がダイオード72及び抵
抗器73を介して接地されると共に、トランジスタ68
のベースに接続される。トランジスタ68のエミッタは
抵抗器74を介して接地される。
トランジスタ61,62.63の互いのベースが共通接
続され、それぞれのエミッタが電源端子71に抵抗器を
介して接続されていることにより、カレントミラー回路
が構成される。抵抗器64の値をRとすると、抵抗器6
5の値が2R2抵抗器66の値がRと選定されている。
従って、トランジスタ61のエミッタ電流を1とすると
、トランジスタ62のエミッタ電流が0.51となり、
トランジスタ63のエミッタ電流がIとなる。
トランジスタ62及び63のコレクタが共通接続されて
いるので1.51の電流がダイオード72及び抵抗器7
3の直列回路を流れる。抵抗器73とトランジスタ68
のエミッタ抵抗器74とは等しい値とされており、出力
端子69に1.51の出力電流が取り出される。
前述の周波数判別回路4からの切り換え信号がL゛のと
き、すなわち垂直同期信号の周波数が(75Hz〜11
2. 5Hz)のときは、トランジスタ67がオフし、
上述のように1.51の出力電流が得られる。一方、切
り換え信号が°H′のとき、即ち垂直同期信号の周波数
が(50Hz〜75Hz)のときは、トランジスタ67
がオンし、トランジスタ62がオフする。従って、ダイ
オード72及び抵抗器73の直列回路には、■の電流が
流れ、出力電流が夏となる。上述の倍率変換回路13の
出力電流により、垂直発振回路3のコンデンサでの充電
電流が定まる。
d、応用例 この発明は、垂直振幅の制御に限らず、垂直周波数が変
化したときに生じる他の問題、例えば左右の糸巻き歪の
補正に用いられる垂直パラボラ電圧の振幅の変化を補正
する時の垂直振幅の検出に適用することができる。
また、倍率変換回路の倍率を(XI)、  (XI。
5)、  (x2)の3段階に切り替えるようにしても
良い。
〔発明の効果〕
この発明に依れば、従来の単安定マルチバイブレークを
垂直同期信号によりトリガーし、その出力を積分するの
と異なり、応答性が良い垂直振幅の検出を行うことがで
きる。従って、入力映像信号を切り換えた時の垂直同期
の乱れが映像期間に迄及ぶことを防止することが出来る
また、この発明は、ディジタルテレビジョン受像機のよ
うに、システム全体を新たに構成する必要が無く、現行
の回路を大幅に変更せずに済む利益がある。
また、倍率変換回路を設けたのでより広い周波数範囲の
のこぎり波の振幅を良好に制御することができる。振幅
制御のできる周波数範囲を広げるために、A/D変換器
のビット数を増加させることが考えられるが、その場合
には、ロックするまでの時間が長くなる欠点が生じる。
この発明は、かかる問題を生ぜず、ロック時間を短時間
とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の垂直周期信号の振幅制御回路の一実
施例を示すブロック図、第2図は垂直周期のこぎり波の
振幅判別の動作を示す信号波形図、第3図は倍率変換回
路の入出力特性を示すグラフ、第4図は周波数に対する
倍率を示すグラフ図、第5図は周波数判別回路の一例の
接続図、第6図は周波数判別回路の動作説明に用いる信
号波形図、第7図は倍率変換回路の一例を示す接続図、
第8図は従来の垂直周期信号の振幅制御回路の説明に用
いる波形図である。 図面における主要な符号の説明 l;垂直同期信号入力端子、3:垂直発振回路、4:周
波数判別回路、6,7:振幅検出回路、8ニレベル判定
回路、9ニアツブダウンカウンタ、12 : D/Aコ
ンバータ、13:倍率変換回路。 代理人   弁理士 杉 浦 正 知 FV2 周シ【改利別)目蹄−シ部シ友〒りr!第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 垂直同期信号が供給され垂直周期ののこぎり波信号を発
    生する垂直発振回路と、 上記のこぎり波信号の振幅が略々適性なレベル範囲内に
    ある事を検出する検出回路と、 上記検出回路の出力により上記垂直周期ののこぎり波電
    圧の振幅が上記範囲内にない時に垂直同期信号の計数動
    作を行うカウンタと、 上記カウンタの出力をアナログ検出信号に変換するD/
    Aコンバータと、 上記D/Aコンバータの出力倍率変換回路と、上記垂直
    同期信号の周波数判別回路とを有し、上記周波数判別回
    路の出力により上記倍率変換回路の倍率を変え、上記倍
    率変換回路の出力により、上記垂直周期ののこぎり波信
    号の振幅を制御するようにしたことを特徴とする垂直周
    期信号の振幅制御回路。
JP16160885A 1985-07-22 1985-07-22 垂直周期信号の振幅制御回路 Expired - Lifetime JPH078012B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03208472A (ja) * 1990-01-10 1991-09-11 Totoku Electric Co Ltd サイドピン歪補正回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH03208472A (ja) * 1990-01-10 1991-09-11 Totoku Electric Co Ltd サイドピン歪補正回路

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