JPS62212674A

JPS62212674A - 電子写真記録装置

Info

Publication number: JPS62212674A
Application number: JP5655986A
Authority: JP
Inventors: Itsuo Ikeda; 池田　五男
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1986-03-14
Filing date: 1986-03-14
Publication date: 1987-09-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（技術分野）本発明は、電子写真記録装置に係り、特に、網状のイレ
ースパターン露光を行うことによって画像の階調性を良
好に成すことができるようにした電子写真記録装置に関
する。

（従来技術）一般に、電子写真記録装置は、階調性の再現性に雌点が
あることが広く知られている。

この階調性を向上させるための手段として、光透過部を
所定のパターンに配置するようにした遮光性のパターン
フィルターを通して、感光体表面上に光照射を行ない、
網状のイレースパターンを感光体上に露光・形成するよ
うにしたものが開発されている。

このような装置においては、第６図に示すように、パタ
ーンフィルター１に設けられた各光透過部２が、所定の
パターン線３および４上に列状に配置されている。そし
て、このパターン線３．４は、格子状になされており、
感光体の幅方向に延びるもの（４）と、感光体の送り移
動方向に延びるもの（３）とが互いに直交し合うように
配されている。これにより、露光された網状のイレース
パターンの各網点列も、感光体の幅方向と送り移動方向
とに交錯し合う格子状に形成されることとなる。

ところが、このような網状のイレースパターンを施すこ
とによって得られる画像においては、階調再現性の改善
はなされるが、網点列である網状イレースパターン線が
、画像の水平線および垂直線を構成してしまい、視覚的
に目立ち易いという問題がある。そしてこの結果、画質
に違和感を与えてしまっている。またこれは、網状イレ
ースパターン線のピッチを細かくしてもほとんど改善さ
れることはない。

〈目　　的）そこで本発明は、画像上に存在する網状イレースパター
ンをできる限り感じさせなくすることができるようにし
た電子写真記録装置を提供することを目的とする。

（構　　成）上記目的を達成するため、本発明は、パターンフィルタ
ーの各光透過部を並べるパターン線を、感光体の幅方向
および送り移動方向に対し所定の８度をなして斜め方向
に延びるように設けてなり、画像上に付与された網状イ
レースパターン線が、画像の斜め方向に延び、水平線や
垂直線を構成しないようにしている。

以下、本発明の実施例を図面にもとづいて詳細に説明す
る。

第５図に示すように、綱状イレースパターンの露光系は
、ＬＥＤなとの点光源１１と、この点光源１１からの照
射光を均一拡散せしめる光拡散板１２と、所定幅のスリ
ットを備えてなるスリット板１３と、一定の網パターン
を備えた遮光性のパターンフィルター１４と、このパタ
ーンフィルター１４からの出射光を感光体１５０表面上
に結像せしめる光収束性伝送アレイ１６とを備えている
。

上記パターンフィルター１４には、第１図に示すように
、多数の光透過部１７が、一定のパターン線１８上に規
則的に配置されている。このパターン線１８は、パター
ンフィルター１４の長手方向すなわち感光体１５の幅方
向（第１図左右方向）に対して４５度をなす斜め方向に
延びるように設置されており、一定のピッチ間隔で設け
られている。

光透過部１７は、微小な正方形やその他の任意形状をな
すことができ、その占有面積率は、５〜５０％、好まし
くは、２０〜４０％に設定される。

また、パターン線１８のピッチ間隔は、ｏ、ｉ。

〜０．５０ｍｍに設定される。

また、このパターンフィルター１４は、印刷製版用フィ
ルムに、たとえば、ピッチ０．２ｍｍ（１２５線／イン
チ）で、面積率が３０％（１辺０．１１ｍｍの正方形）
となるようなドツトを一定のパターンで露光・現像する
ことにより作製されている。

なお、上記拡散板１２としては、スリガラスが用いられ
るとともに、光収束性伝送アレイ１６としては、セルフ
ォックスレンズアレイが用いられている。

このような構成からなる網状イレースパターンの露光系
を備えた電子写真装置において、記録スイッチを押すと
、まず、除電およびクリーニングが行なわれた後の感光
体１５上に、原稿の静電潜像が形成され、ついで、網状
イレースパターンの露光系により、上記静電潜像に対し
て網状イレースパターンが露光される。このときの条件
として、たとえば、収束１０５ｍｍ／Ｓ　ｅ　Ｃで回転
する感光体１５に対し点光源１１を周期５．７ｍ５ｅｃ
（＝０．６／１０５−周波数１７５Ｈ２）ｒ発売時ｒ１
約２５０μｓｅｃのパルスで駆動する。

このようにして露光された網状イレースパターンは、パ
ターンフィルター１４の網パターンが結像されてなるも
のであ６、感光体１５の幅方向に対して、網点列である
パターン線１８が、４５度の角度をなすように形成され
ることとなる。

網状イレースパターンの露光を受けた後の静電潜像は、
現像装置によってトナーで可視化される。

この可視像は、転写部で記録紙上に転写され、これによ
り、記録紙上に所定の画像が形成される。

この画像には、上記網状イレースパターンも転写され、
画像の階調性が調整される。この場合、上記網状イレー
スパターンのパターン線は、画像の水平線および垂直線
を構成することはなく、水平線および垂直線に対して４
５度の角度をなすように形成されることとなる。このよ
うな斜線は、画機内の水平線および垂直線に対して視覚
的に目立たない。

なお、第５図に示すように、前記点光源１１に対して、
バーレンズ等の集光手段２１を設けておけば、光利用効
率の向上を図ることが可能となる。

また、スリッ］〜板１３のスリット幅は、光収束性伝送
体アレイ１６等の固有の像伝送幅で定まるものであるが
、このスリット板１３は、本実施例のようにパターンフ
ィルター１４に対して密着させて用いるようにしてもよ
いし、パターンフィルター１４にスリット板１３の薇能
を兼用させるように形成することもできる。

さらに、第２図および第３図に示す実施例では、光透過
部３７および４７の各パターン１ａ３８および４８が、
感光体幅方向（図面左右方向）に対してそれぞれ６０度
および３０度の角度をなすように設定されている。

このようにしても上記実施例と全く同様な作用効果を得
ることができ。

なお、いずれの実施例の場合においても、最初の露光パ
ターンが、その次以降も全く同じ位置に繰返し形成され
るように、上記パターン線の８度およびスリット幅が設
定されている。たとえば、各実施例におけるＡ１．Ａ２
．Ａ３の各網点が次の露光でＡ＝　　、Ａ−、、、Ａ′
３に移動されるようにしている。ただし、パターン線の
ピッチが定められていると、その角度の関係でスリット
幅を調整する必要があるが、一方、スリット幅が定めら
れていると、パターン線のピッチを調整することとなる
。

また、第４図（ａ）、（ｂ）、（ｃ）および（（１）に
示す各パターンフィルター５４ａ、５４ｂ、５４ｃおよ
び５４ｄは、カラー記録装置に用いられるものでる。パ
ターンフィルター５４ａは、イエロートナーのように目
立たない色彩のトナー像を形成する場合に用いられるも
のであり、他のパターンフィルター５４ｂ、５４ｃ、５
４ｄは、他の色彩のマゼンタトナー、シアントナー、ブ
ラックトナー等を用いる場合に採用されるものである。

すなわち、パターンフィルター５４８では、パターン線
５５ａが直角方向に設定されるとともに、スリット幅Ｓ
１がＬに設定されている。一方、パターンフィルター５
４ｂでは、パターン＊５５ｂが４５度方向に設定される
とともに、スリット幅Ｓ２が１ｓｉｎ４５度に設定され
、一方、パターンフィルター５４ｃにおいては、パター
ン線５５Ｃが６０度方向に設定されるともに、スリット
幅Ｓ３がＬｓ　ｉ　ｎ６０度に設定され、さらに、パタ
ーンフィルター５４６においては、パターン線５５ｄが
３０度方向に設定されるとともに、スリット幅Ｓ４が１
−ｓｉｎ３０度に設定されている。

このような各パターンフィルターを、感光体が周速１０
５ｍｍ／ｓｅｃで回転するカラー複写機に設置する場合
を考える。たとえば、ブルー露光時には、パターン線が
６０度の角度をなケバターンフィルター５４０登用い、
点光源を周期４．８ｍ５ｅｃ　（＝＝０．５／１０５−
２１０Ｈｚ）Ｆ発売時１ｍ２５０μｓｅｃにて駆動し、
イエロートナーによる現像・転写を行なう。また、レッ
ド露光時には、パターン線が４５度の８度をなすパター
ンフィルター５４ｂに移動交換し、点光源駆動条件を、
周期３．８ｍ５ｅｃ　（−０，４／１０５＝２６０Ｈｚ
）にして、シアントナーによる現像・転写を行なう。さ
らに、グリーン露光時には、パターン線が３０度の角度
をなすパターンフィルター５４ｄに移動交換して、点光
源駆動条件を周期５．７ｍ５ｅｃ　（−０，６／１０５
−１７５Ｈｚ）になしてマゼンタトナーによる現像・転
写を行なう。

このようにすれば、カラー画像記録装置に対しても本発
明を同様に適用することができる。なお、４色カラー記
録装置の場合のブラックに対しては、パターン線４５度
のパターンフィルター５４ｂを用いることが勘がえられ
る。

（効　　果）以上述べたように、本発明による電子写真記録装置は、
網状イレースパターンのパターン線が、画像に対して斜
め方向に形成されるように、パターンフィルターに設け
られるパターン線を感光体の幅方向に対して斜め方向に
延在させてなるから、網状イレースパターンの形成によ
り良好な画＠階調性を得ながら、その網状イレースパタ
ーンの存在を目立たなくすることができ、極めて滑らか
で自然な画像を（ｑることかできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるパターンフィルター
の部分平面図、第２図、第３図および第４図（ａ）（ｂ
）（ｃ）（ｄ）は本発明の他の実施例におけるパターン
フィルターの部分平面図、第５図は網状イレースパター
ンの露光光学系の説明分解斜視図、第６図の従来のパタ
ーンフィルターの部分平面図である。１４．３４．４４．５４・・・パターンフィルター、１
７．３７，４７．５７・・・光透過部、１８．３８゜４
８．５８・・・パターン線。儂２図％５図手続補正書昭和６１年Ｓ月１１日

Claims

【特許請求の範囲】

多数の光透過部を所定のパターン線上に列状に配置して
なる遮光性のパターンフィルターを通して感光体表面上
に光照射することにより、網状のイレースパターン露光
を行うようにした電子写真記録装置において、上記パタ
ーンフィルターの各光透過部を並べるパターン線が、感
光体の幅方向および送り移動方向に対し所定の角度をな
して斜め方向に延びるように設けられていることを特徴
とする電子写真記録装置。