JPS62212113A - ウインドウエザストリツプの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動車等のウィンドガラスの周縁に接合される
ウィンドウェザストリップの製造方法に関する。

従来の技術 一般に、第６図に示すような自動車のリヤウィンド４ａ
、サイドウィンド４ｂや三角窓４Ｃ等のようなウィンド
ガラスは、ウィンドガラスの周縁に樹脂又はゴム製のウ
ィンドウェザストリップ１１を一体に接合して、これを
車体開口部に装着しである。第７図〜第８図は、このよ
うなタイプのウィンドウェザストリップを射出成形法で
製造するために使用する金型を示すもので、１は上型２
と下型３とから成る金型であり、上型２と下型３の間に
ウィンドガラス４を定置しである。そして、この金型１
のウィンドガラス４端禄部周りにキャビティ５を形成し
である。６は図外の射出成形機のノズルに接合するスプ
ルであす、このスプル６の末端にはスプル６と略直交す
るう／す７を形成し、さらに、このランナ７とキャビテ
ィ５とをゲート１２で連通しである。そして、このゲー
ト１２は、ウィンドガラス４の上方のキャビティ５側壁
に開口しである。１０は下型３のキャビティ５の内周縁
部近傍に配設した緩衝部材である。これと類似する技術
は例えば特開昭５６−９９８１７号公報に開示されてい
る。

発明が解決しようとする問題点 このようζこ構成された金型１のキャビティ５内にゲー
ト１２等を介して図外の射出成形機から樹脂又はゴムを
高圧射出すると、先ずウィンドガラス４の上方のキャビ
ティ５が充填される。そのため、ウィンドガラス４端縁
部の片面（こ衝隼的（こ高圧が作用することとなり、ウ
ィンドガラス４端禄部が破損する、又は、ウィンドガラ
ス４が射出圧により移動するという問題が指摘されてい
る。

そこで、本発明はこの問題点ｌこ鑑み、ウィンドガラス
端縁部を破損やウィンドガラスの移動をすることなく、
ウィンドガラス端ＲＦＡにウィンドウェザストリップを
一体形成することができるウィンドウェザストリップの
製造方法を提供することを目的とする。

問題点を解決するための手段 ウィンドガラスを定置する金型のウィンドガラス端縁部
周りｌこキャビティを形成すると共ζこ、この金型ｌこ
キャビティに連通ずるり数のゲートをウィンドガラスの
各辺ｌこ対向してそれぞれ配設し、且つ、このゲートを
ウィンドガラスの外周縁の端面に指向して形成し、この
ゲートからキャビティ内へ樹脂又はゴムを射出し、ウィ
ンドガラスの外周縁にウィンドウェザストリップを一体
形成する。

作　　用 ウィンドガラ、スの各辺にそれぞれ対向して形成した複
数のゲートからキャビティ内に樹脂又はゴムを射出し、
この樹脂又はゴムをウィンドガラスの外周縁の端面へ突
当て、ウィンドガラスの上面側と下面側のキャビティ内
にそれぞれ均等に充填する。

実施例 以下、本発明の一実施例を図面と共に詳述する。

第１図〜第２図において、１は上型２と下型３とからな
る金属製の金型であり、上型２と下型３との間にウィン
ドガラス４を定置しである。そして、この金型１のウィ
ンドガラス４端縁部周りｌこウィンドウェザストリップ
と同一断面形状のキャビティ５を形成しである。６は図
外の射出成形機のノズルζこ接合するスプルであり、こ
のスプル６の末端にはランナ７を形成しである。このラ
ンナ７は、キャビティ５の外側に位置して、キャビティ
５を囲むようにキャビティ５と略相似形状に形成しであ
る。そして、このランナ７とキャビティ５とを複数のゲ
ート８で連通しである。ここで、この複数のゲート８を
ウィンドガラス４の各辺ｌこ対向してそれぞれ配設し、
且つ、このゲート８をウィンドカラス４の外周縁の端面
９へ指向して形成しである。１０は下型３のキャビティ
５の内周端近傍に配設した緩衝部材である。

このように構成された金型１のキャビティ５内に、例え
ば塩化ビニル類やウレタン系樹脂材料等の合成樹脂材料
を加熱溶融又は、混合反応して、図外の射出成形機によ
りスプル６．ランナ７及びゲート８を介して射出注入す
る。この際憂こ、四囲材料はスプル６ζこ近いゲート８
から順にキャビティ５内へ射出注入される。そして、キ
ャビティ５内へ射出注入された樹脂材料は、ウィンドガ
ラス４の外周縁の端面９＃こ突当たり、ウィンドガラス
４の上面側へ向かう流れとウィンドガラス４の下面側へ
向かう流れとに分岐し、ウィンドガラス４の上面側と下
面側のキャビティ５内に均等に充填される。次に、樹脂
材料をキャビティ５内に射出する工程が終了し、この射
出した樹脂材料を冷却した後に金型１を開いて覗り出す
と、第５図に示すようにウィンドガラス４の端縁部に一
体に接合したウィンドウェザストリップ１１を得ること
ができる。この際、成形したウィンドウェザストリップ
１１にパリが発生しないように、金型１とウィンドガラ
ス４との接合面の成形精度を向上しである。

父、ウィンドウェザストリップ１１を接合するウィンド
ガラス４の端縁部に予め接層剤を塗布したり、凹凸を形
成しておいてから金型１内に定置して成形を行なうこと
により、ウィンドガラス４とウィンドウェザストリップ
１１との密着性をより高めるようにすることができる。

尚、ウィンドウェザストリップ１１をゴム材料で成形す
る場合は、ゴムを加硫すなわち熱を加えてゴム分子間を
架橋しなければならないので、金型１を加熱した状態で
成形する。

第３図〜：８Ａ４図は本発明の他の実施例を示すもので
あり、下型３を上側の下ｍ３ａと下側の下爪３ｂとに上
下ｌこ二分割しである。そして、上側の下型３ａの底面
に、スプル６とこのスプル６の末端に位置してスプル６
に略直交する第１ランナ７ａとを形成すると共に、この
第１ランチ７ａを介してスプル６と連通ずる第２う／す
７ｂ及びこの第２ランナ７ｂから両側へ枝状に分岐して
伸びる複数の第３ランナ７ｃを形成してあり、この第１
ランチ７ａ及び第３ランナ７ｃとキャビティ５とを複数
のゲート８で連通しである。尚、この複数のゲート８は
、前記実施例と同様にウィンドガラス４の各辺に対向し
てそれぞれ配役し、且つ、ウィンドガラス４の外周縁の
端面に指向して形成しである。又、この実施例において
、ウィンドガラス４の各辺にそれぞれ３（同のゲート８
を形成する態様を示したが、これに限られるものでなく
、ウィンドガラス４の形状や大きさに応じて適宜の個数
のゲート８を形成する。このように構成された本実施例
は、前記実施例と同様にスプル６に近いゲート８から順
にキャビティ５内へ樹脂又はゴムが射出され、ウィンド
ガラス４の上面側と下面側のキャビティ５内に均等に充
填される。そして、第５図に示すように、ウィンドガラ
ス４の端縁部番こ一体番こ接合したウィンドウェザスト
リップ１１を祷ることができる。

発明の効果 キャビティに連通ずる複数のゲートを、ウィンドガラス
の各辺に対向してそれぞれ形成し、且つ、ウィンドガラ
スの外周縁の端面へ指向して形成しであるので、各ゲー
トに樹脂又はゴムの射出圧力を分散して作用させること
ができると共に、困脂又はゴムをウィンドガラスの上面
側と下面側のキャビティ内にそれぞれ均等に充填するこ
とができる。そのため、ウィンドガラス端縁部の片面の
みに衝撃的に高圧が作用することがないので、ウィンド
ガラスの端縁部を破損することなく、ウィンドガラスの
端縁部に均質のウィンドウェザストリップを一体形成で
き、品質及び生産性を一段と向上することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に施用する金型の一実施例を示す断面図
、第２図は第１図の下型の斜視図、第３図は本発明に施
用する金型の他の実施例を示す断面図、第４図は第３図
の上側の下型の底面図、第５図はウィンドウェザストリ
ップの断面図、第６図は本発明方法番こより製造される
ウィンドウェザストリップの適用例を示す説明図、第７
図は従来の金型の断面図、第８図は第７図の下型の平面
図である。 １・・・金型、４・・・ウィンドガラス、５・・・キャ
ビティ、８・・・ゲート、９・・・端面、１１・・・ウ
ィンドウェザストリップ。 第１図 １゜ 第２図 第３図 第４図 ｃ　　８ 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ウインドガラスを定置する金型のウインドガラス
   端縁部周りにキャビィを形成すると共に、該金型に前記
   キャビティに連通する複数のゲートを前記ウインドガラ
   スの各辺に対向してそれぞれ配設し、且つ、該ゲートを
   前記ウインドガラスの外周縁の端面に指向して形成し、
   このゲートから前記キャビティ内へ樹脂又はゴムを射出
   し、前記ウインドガラスの外周縁にウインドウエザスト
   リップを一体形成することを特徴とするウインドウエザ
   ストリップの製造方法。