JPS622120B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS622120B2 JPS622120B2 JP11106780A JP11106780A JPS622120B2 JP S622120 B2 JPS622120 B2 JP S622120B2 JP 11106780 A JP11106780 A JP 11106780A JP 11106780 A JP11106780 A JP 11106780A JP S622120 B2 JPS622120 B2 JP S622120B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casing pipe
- soft ground
- injection tube
- mortar
- ground
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
- Rock Bolts (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は軟弱地盤においてロツクボルトの効果
を最大限に発揮するための軟弱地盤に対するロツ
クボルトの強化工法に関するものである。
を最大限に発揮するための軟弱地盤に対するロツ
クボルトの強化工法に関するものである。
最近トンネル工法がNATM化し、ロツクボル
トが多用されるようになつた。地盤にロツクボル
トを定着するのに用いる充填材としてレジンカプ
セルやモルタルがあるが、これらは固結時に膨張
せず、むしろ収縮する傾向を有するため、軟弱地
盤にこれらの充填材を用いた場合、充填材の強度
をいかに大きくしても軟弱地盤のせん断強度がず
れ力に対する最大抵抗値となり、それ以上のずれ
力を阻止することはできない。また軟弱地盤ゆえ
に孔掘削は困難で孔の崩壊を防止するケーシング
パイプを挿入しながら掘削していく方法がある
が、ケーシングパイプを簡便に挿入せしめる機械
がなく、入力押し込みを行なつている現状から、
どうしても孔径は大きくなりすぎる傾向がある。
ロツクボルトの引抜試験の結果から挿入可能なか
ぎり太いロツクボルトを挿入すればより高い定着
力を得られることが判明しているが、現状の孔径
は50mmφにも達しているのに対し、25mmφの異形
棒が挿入されているが、これを太径に転換した場
合、経費、取扱等において問題となる。
トが多用されるようになつた。地盤にロツクボル
トを定着するのに用いる充填材としてレジンカプ
セルやモルタルがあるが、これらは固結時に膨張
せず、むしろ収縮する傾向を有するため、軟弱地
盤にこれらの充填材を用いた場合、充填材の強度
をいかに大きくしても軟弱地盤のせん断強度がず
れ力に対する最大抵抗値となり、それ以上のずれ
力を阻止することはできない。また軟弱地盤ゆえ
に孔掘削は困難で孔の崩壊を防止するケーシング
パイプを挿入しながら掘削していく方法がある
が、ケーシングパイプを簡便に挿入せしめる機械
がなく、入力押し込みを行なつている現状から、
どうしても孔径は大きくなりすぎる傾向がある。
ロツクボルトの引抜試験の結果から挿入可能なか
ぎり太いロツクボルトを挿入すればより高い定着
力を得られることが判明しているが、現状の孔径
は50mmφにも達しているのに対し、25mmφの異形
棒が挿入されているが、これを太径に転換した場
合、経費、取扱等において問題となる。
本発明は上記の欠点を解決するためになされた
もので、以下本発明の実施例を図に従つて説明す
る。
もので、以下本発明の実施例を図に従つて説明す
る。
第１図において高圧空気または高圧水を噴射し
て軟弱地盤１を掘削する噴射筒２をケーシングパ
イプ３内に設けて掘削すると共に、該ケーシング
パイプ３に中空ハンマ５による振動を振動受６を
介して与えながら上記ケーシングパイプ３を挿入
せしめた後、上記噴射筒２を引き出し第２図およ
び第３図に示すようにパンチングプレートの樋状
容器７に膨張性モルタル８を詰め前記ケーシング
パイプ３内に樋状容器７を挿入したのち、ケーシ
ングパイプ３を引き出し、第４図に示すごとく、
所要径の異形棒９を挿入し、前記膨張性モルタル
８の固結によつて軟弱地盤１と異形棒９を一体化
せしめる。なお、必要に応じて前記噴射筒２の後
端に回転接手１０を設け、噴射筒２を回転せしめ
て掘削を容易ならしめる。また、比較的に孔の自
立性が良い場合、第１図に示すケーシングパイプ
３に代えて、樋状容器７を噴射筒２と共に軟弱地
盤１に挿入した後、空隙を膨張性モルタル８で充
填し、第４図に示すごとく所要径の異形棒９を挿
入することもできる。
て軟弱地盤１を掘削する噴射筒２をケーシングパ
イプ３内に設けて掘削すると共に、該ケーシング
パイプ３に中空ハンマ５による振動を振動受６を
介して与えながら上記ケーシングパイプ３を挿入
せしめた後、上記噴射筒２を引き出し第２図およ
び第３図に示すようにパンチングプレートの樋状
容器７に膨張性モルタル８を詰め前記ケーシング
パイプ３内に樋状容器７を挿入したのち、ケーシ
ングパイプ３を引き出し、第４図に示すごとく、
所要径の異形棒９を挿入し、前記膨張性モルタル
８の固結によつて軟弱地盤１と異形棒９を一体化
せしめる。なお、必要に応じて前記噴射筒２の後
端に回転接手１０を設け、噴射筒２を回転せしめ
て掘削を容易ならしめる。また、比較的に孔の自
立性が良い場合、第１図に示すケーシングパイプ
３に代えて、樋状容器７を噴射筒２と共に軟弱地
盤１に挿入した後、空隙を膨張性モルタル８で充
填し、第４図に示すごとく所要径の異形棒９を挿
入することもできる。
以上説明したごとく、本発明による軟弱地盤に
対するロツクボルトの強化工法によれば、中空ハ
ンマを用いてケーシングパイプに振動を与えるこ
とにより、ケーシングパイプを容易に挿入するこ
とができるので、孔径が大きくなりすぎることは
ない。ケーシングパイプ引き抜き時の孔の崩壊は
モルタルを詰めた樋状容器により阻止され、かつ
樋状容器を用いることにより硬練りモルタルの充
填が可能である。
対するロツクボルトの強化工法によれば、中空ハ
ンマを用いてケーシングパイプに振動を与えるこ
とにより、ケーシングパイプを容易に挿入するこ
とができるので、孔径が大きくなりすぎることは
ない。ケーシングパイプ引き抜き時の孔の崩壊は
モルタルを詰めた樋状容器により阻止され、かつ
樋状容器を用いることにより硬練りモルタルの充
填が可能である。
第１図は本発明による孔掘削の実施例を示す断
面図、第２図は樋状容器の斜視図、第３図は膨張
性モルタル充填時の実施例を示す断面図、第４図
は施工完了時を示す一部断面図である。 １……軟弱地盤、２……噴射筒、３……ケーシ
ングパイプ、５……中空ハンマ、６……振動受、
７……樋状容器、８……膨張性モルタル、９……
異形棒、１０……回転接手。
面図、第２図は樋状容器の斜視図、第３図は膨張
性モルタル充填時の実施例を示す断面図、第４図
は施工完了時を示す一部断面図である。 １……軟弱地盤、２……噴射筒、３……ケーシ
ングパイプ、５……中空ハンマ、６……振動受、
７……樋状容器、８……膨張性モルタル、９……
異形棒、１０……回転接手。
Claims (1)
- １ 高圧空気または高圧水を噴射して軟弱地盤を
掘削する噴射筒をケーシングパイプ内に設けて掘
削すると共に、該ケーシングパイプに中空ハンマ
により振動を与えながら挿入せしめた後、前記噴
射筒を引き出し、膨張性モルタルが詰めこまれた
パンチングプレートの樋状容器をケーシングパイ
プ内に挿入して該ケーシングパイプを引き出し、
しかる後所要径の異形棒を挿入せしめ、膨張性モ
ルタルの固結によつて軟弱地盤と異形棒を一体化
せしめることを特徴とする軟弱地盤に対するロツ
クボルトの強化工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11106780A JPS5736214A (ja) | 1980-08-14 | 1980-08-14 | Nanjakujibannitaisururotsukuborutonokyokakoho |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11106780A JPS5736214A (ja) | 1980-08-14 | 1980-08-14 | Nanjakujibannitaisururotsukuborutonokyokakoho |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5736214A JPS5736214A (ja) | 1982-02-27 |
| JPS622120B2 true JPS622120B2 (ja) | 1987-01-17 |
Family
ID=14551543
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11106780A Granted JPS5736214A (ja) | 1980-08-14 | 1980-08-14 | Nanjakujibannitaisururotsukuborutonokyokakoho |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5736214A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS642297U (ja) * | 1987-06-22 | 1989-01-09 |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2560285B1 (fr) * | 1984-02-23 | 1987-12-04 | Louis Claude | Procede pour enfoncer et sceller une armature dans le sol, dispositif et armature pour la mise en oeuvre de ce procede |
| JPS60212600A (ja) * | 1984-04-06 | 1985-10-24 | 日本セメント株式会社 | 地盤に補強アンカ−類を定着する方法 |
| JPS60212599A (ja) * | 1984-04-07 | 1985-10-24 | 日本セメント株式会社 | ロツクボルト、アンカ−等の定着方法 |
| JPS6241899A (ja) * | 1986-08-20 | 1987-02-23 | 鉄建建設株式会社 | 管状ロツクボルトの定着工法 |
| US7404274B2 (en) * | 2003-11-12 | 2008-07-29 | Hayes John T | Masonry wall anchoring system |
| JP2007162362A (ja) * | 2005-12-14 | 2007-06-28 | Tanigaki Kenko:Kk | ロックボルト施工方法およびそれに用いる施工機械 |
| JP2007170038A (ja) * | 2005-12-22 | 2007-07-05 | Japan Railway Construction Transport & Technology Agency | 地山補強体および地山補強体の施工方法 |
-
1980
- 1980-08-14 JP JP11106780A patent/JPS5736214A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS642297U (ja) * | 1987-06-22 | 1989-01-09 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5736214A (ja) | 1982-02-27 |
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