JPS62209049A - 光学活性グリセロ−ル誘導体の抽出分離方法 - Google Patents

光学活性グリセロ−ル誘導体の抽出分離方法

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JPS62209049A
JPS62209049A JP5163186A JP5163186A JPS62209049A JP S62209049 A JPS62209049 A JP S62209049A JP 5163186 A JP5163186 A JP 5163186A JP 5163186 A JP5163186 A JP 5163186A JP S62209049 A JPS62209049 A JP S62209049A
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organic solvent
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reaction
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JP5163186A
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Inventor
Shigeki Hamaguchi
濱口 茂樹
Makoto Kobayashi
允 小林
Kazuhiko Katayama
和彦 片山
Takehisa Ohashi
武久 大橋
Kiyoshi Watanabe
清 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はC1)カルニチンの合成中間体の製造方法に関
する。
カルニチン(8−ヒドロキシ−γ−トリメチルアミノ酪
酸)は1ケの不斉中心を有するため(R)及び(8)体
、2種の光学異性体が存在する。Cl>−力ルニチンは
ビタミンB′Tとして知られ生体内に広く分布しており
、長鎖脂肪酸のキャリアーとして重要な化合物である。
カルニチン欠乏症の治療には従来(dIり一力ルニチン
が用いられて来たが、近年(1)体のみを使用する方が
治療上はるかに効果的であることが明らかとなり、(1
)−力ルニチンの重要性が注目されて来ている。更に詳
しくは、本発明は、一般式(R) −1 (式中、又はハロゲン基、凡は01〜C8の脂肪族炭化
水素基、dは芳香族炭化水素基である。)で表わされる
光学活性なエステル体(R) −1と、一般式(8) 
−2 (式中、Xは前記と同じ)で表わされる光学活性なハロ
ゲノメチルオキシラン(8) −2を含有する混合物に
トリメチルアミン塩酸塩水溶液を添加し、(8) −2
のみを選択的に反応させて、一般式(8)(式中、Xは
前記と同じ)で表わされる光学活性な8−ハロゲノ−2
−ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリド
(8) −8を生成させ、反応終了後、未反応の(R)
−1と生成物(8)−8を含有する懸濁液から疎水性有
機溶媒を用いて(R) −1と(8)−8を抽出分離し
、有機溶媒層を濃縮して(R) −1を採取し、一方の
水@側をrm縮して(8)−8を採取することを特徴と
する特許なグクセロール誘導体の抽出分離方法に関する
ものである。
(8) −f3 kl: C1)−力ルニチン合成上の
重要な中間体であり、従って(R)−1と(8)−2の
分離と(8)−2−E利用した(J)−力ルニチンの合
成を兼ねているのが末法のLも%散とする点である。な
お、(R)−1は反応シ、剤の添加順序をかえることに
より(J)−力ルニチンに誘導できる他、(8)−β−
ブロッカ−や昆虫フェロモン等の出発原料として別途利
用できる。
(従来の技術と問題点) 本発明者らは既に特願昭60−18881号、同昭60
−53188号において、一般式(R8)−1(式中、
X、几、Rは前記と同じ)で表わされるエステルラセミ
体(R8)−1を基質として、(S)体を立体遭択的に
水解する能力を有するリパーゼを作用させて、等モルt
の光学活性な未反応エステル体(R) −1と、一般式
(8) −4(式中X、Rは前記と同じ)で表わされる
光学活性な氷解物アルコール体(8)−4を生成させ、
シリカゲルカラムクロマトグラフィー緩作により、(R
)−1と(8) −4を犬々単離できることを明らかK
している。
しかし、シリカゲルカラムクロマトグラフィーは操作性
が悪く、工業的規模での生産方法としては不適であった
。そこで(R) −1と(8) −4の簡便な分離法を
確立すべく検討を行い、特願昭60−298481にお
いて、(R)−1と(8) −4の混合物にアルカリ処
理を施すと(R) −1は安定であるが、(8)−4は
速やかにエポキシ化し、(S)−2に変換し、更に(R
) −1と(8)−2は蒸溜操作により簡単に分離でき
、その光学純度は極めて高いことを明らかにした。
しかし、(R)−1を(7)−力ルニチンに誘導する場
合、必ずしも(R) −1と(8) −2を蒸溜操作に
よって単離する必要はない。例えば(8)−1が安定な
条件下でトリメチルアミン塩酸塩と(8) −2が速や
かに反応し、かつ生成してできる混合物(R)−1と(
8) −8が疎水性有機溶媒抽出操作により分離できれ
ば(8) −2から(Iり一力ルニチンへの合成反応を
一段進めると同時に、(R)−1と(8) −2の分離
が可能となる。しかも、そのメリットは大きいと考えら
れる。
特願昭60−18881号、同60−58188号、間
60−298481号を引用し、(IL8)−1を出発
原料として(Iり一力ルニチンに誘導する合成経路を下
記に示す。
(新規製法) (問題点を解決する為の手段及び作用効果)本発明者ら
は、製造工程の簡略化を目的として(几)−1と(8)
 −2を分離することなく、(S)−2を(8)−8に
変換する方法を検討した。その結1%d−−I 果、トリメチルアミン塩酸塩水溶液を適当な濃度及びモ
ル比使用し、適当な反応温度と時間を設定して反応する
ことにより、(R)−1は殆んど分解をうけることなく
、(8)−2のみを選択的に、かつ速やかに(8) −
8へと変換し、得られた(R)−1と(8) −8を含
有する懸濁液は疎水性有機溶媒で抽出分離操作を行うこ
とKより、犬々1)−1と(8) −8は簡単に分離で
きることをみいだした。
以下、本発明の詳細な説明する。
原料の(8)−ハロゲノメチルオキシランは以下の方法
により得ることができる。
特願昭6o−taaat、同60−58188、同60
−298481において詳述しているが、一般式(R8
)−1 υすυル                     
   −一(式中、x、n、iは前記と同じ)で表わさ
れるエステルラセミ体(R8)−1を基質として、(S
)体を立体選択的に水解する能力を有するリパーゼを作
用させて、等モル量の光学活性な未反応ニスα( (式中、x、R′は前記と同じ)で表わされる氷解物(
8)−アルコール体を生成させ、(R)−1と(8) 
−4の混合物にアルカリ処理を施すことによは黒布操作
により簡単に分離すること″もできる。
上記出発原料の(R,8)−1、(R)−1および(8
) −4の置換基X、R,Rの組み合せは次のようなも
のが挙げられる。Xは例えば塩素又は臭素等のハロゲン
基が挙げられる。Rは例えば01〜C8の脂肪族炭化水
素基が挙げられる。几は例えハトリル、フェニル、ナフ
チル専の芳香族炭化水素基が挙げられる。
(R8)−1を基質として(8)体を選択的に水解する
リパーゼとしては、例えばリバーゼアマノP(天野製薬
製)あるいはリバーゼムルー6等の微生物由来の酵素、
あるいは動物臓器由来の酵素、あるいは微生物(例えば
アスペルギルス・ニガー(Aspergillua n
iger) )等、 特願昭60−18881、同60
−58188に開示されている酵素あるいは微生物を用
いればよい。加水分解反応後は塩化メチレン、酢酸エチ
ル、酢酸ブチル。
メチルイソブチルケトン、ベンゼン、トルエンあるいは
キシレン等で(R) −1と(8) −4を抽出し、例
えばNaOH等でpHをアルカリ側に、好ましくは10
〜18に保ちながら反応を行えば(8)−4は(8) 
−2に変換され(R) −1と(8) −2の混合物と
なる。変換反応は高速液体クロマトグラフィー、薄層ク
ロマトグラフィー等により追跡すればよい。(8) −
2を単離するには硫酸ソーダ等で脱水処理後、減圧黒布
すればよい。
この(R) −1と(8) −2をほぼ等モル量含有す
る疎水性有機溶媒溶液は、濃縮せずにそのままトリメチ
ルアミン塩酸塩水溶液との反応に供することができる。
しかしながら、その反応速度は疎水性有機溶媒を溜去さ
せてから反応させた場合に比べ、遅くなる傾向にある。
従って、疎水性有機溶媒を一旦溜去した濃縮物を用いて
反応させるか、あるいは有機溶媒の沸点温度より高い温
度で有機溶媒を溜去させながら反応を進める方法をとっ
ても艮い。
もう一方の反応試剤であるトリメチルアミン塩酸塩の水
溶液濃度は低くても反応は進行するが、できるだけ高濃
度にした方が反応はスムーズに進む。反応後の抽出分離
のことも考えあわせると、その濃度は6〜60%(W/
V )の範囲が適当である。又、トリメチルアミン塩酸
塩の使用量は(8)−2に対し、1.0〜2.0倍モル
量添加すれば良い。
2.0倍モル以上使用しても反応にはさしつかえないが
、反応後水石中に過剰量のトリメチルアミン塩酸塩がそ
のまま残るので、後の精製が厄介となる。
反応温度は80〜100℃の範囲で行えるが、高温にな
るに従い(R)−1が分解しはじめるので、できるだけ
温度を下げ、好ましくは80〜60℃の範囲で行うのが
望ましい。又、反応時間についても余り長時間行うと(
R) −1の分解が無視できなくなるので、反応の経時
変化を追い、完結した時点で速やかに冷却し、抽出分離
操作を行うことが望ましい。
場合を例にとって示す。(R) −1a 、 (8) 
−28夫々別にしてトリメチルアミン塩vlin水溶液
ト反応させた。
(R)−1a  (0,806,F)を)!Jメ+ルy
tン塩酸塩(0,955,9)水溶液(5mjり中、5
0℃。
2時間反応させた場合、(R)−1a の分解率は約2
〜8%であり、60℃、2時間反応させた場合、約4〜
6%であった。一方、(8)−2a (0,925,9
)をトリメチルアミン塩酸塩(0,955,f)水溶液
(5m/) と50℃で反応させた場合、80分で約9
0〜92%、1時間でほぼ完全に反応は完結した。従っ
て、50℃で1時間反応させるかぎり(R) −1a 
の分解は殆んど間離にしなくて良い。
又、疎水性有機溶媒と水の二相系反応の場合、反応時間
は長くなるが、(R)−11の分解が低減できるメリッ
トがでてくる。尚、反応の経時変化分析について述べる
と、(R)−1の分解は高速液体クロマトグラフィー分
析により、又(8) −2の消費はガスクロマトグラフ
ィーにより追跡できる。
反応後、室温近くまで冷却してから疎水性有機溶媒によ
る抽出分離操作を行う。
(R)−1と(8) −8を含有する懸濁液から疎水性
有機溶媒を用いて抽出操作を行えば(R) −1と(8
) −8は簡単に分離できるが、その溶媒としては、例
えば塩化メチレン、酢酸エチル、酢酸ブチル、メチルイ
ソブチルケトン、ベンゼン、トルエンあるいはキシレン
等の溶媒が使用できる。
そして抽出分離後、有機溶媒層を減圧濃縮することKよ
り高純度の(R) −1が採取される。一方、水層側を
濃縮すれば微量の(R) −1の分解物及び未反応の過
剰トリメチルアミン塩酸塩等の不純物を含む(8) −
8の粉末が得られる。この粗粉末を、更にエタノール等
の溶媒を用いて再結すれば高純度の(8)−8がamで
きる。又、この段階で必ずしも精製する必要はなく、次
のカル−チン合成反応を進めた後に精製操作を行っても
良い。
(実施例) 以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発
明はこれらの実施例に限定されるものではない。
参考例1 リパーゼによる不斉氷解 基質・(R8)−8−クロロ−2−アセトキシプロエル
ギノサ(Pseudomonas aeruginoa
a )起源の市販IJパーゼ「アマノPJ(大野製薬■
製)0.8I及び水150m1を含む反応液を温度40
℃。
5N  NaOH水溶液でpHを7.2に保持しつつ不
斉氷解を行う。反応は約4時間で終了する。冷却後、1
50mjの塩化メチレンで2回抽出操作を行う。塩化メ
チレン層を硫酸ソーダで脱水処理すると、(R)−8−
クロロ−2−アセトキシプロピル p−)ルエンスルホ
ネー)  1aと(8)−8等モル量含有する塩化メチ
レン溶液(約800m/)が得られた。
参考例2 抽出溶媒としてキシレンを用いた以外は参考例1に準じ
て調製を行い、(R) −18と(8)−41をほぼ等
モル量含有するキシレン溶液(約800m/)が得られ
た。
参考例8 基質1aの代りに(R8)−8−クロロ−2−ブタノイ
ロキシプロピル 1)−)ルエンスルホネートすべて参
考例1に準じて調製を行い、(R)−1bと(8)−4
aをほぼ等モル量含有する塩化メチレン溶液(約800
m1りを調製した。
参考例4(S)体の選択的エポキシ化 参考例1で得られた(R)−エステル1a と(S)−
アルコール4a各約0.06モルを含む塩化メチレン溶
液(約800mj)を約toomI! まで減圧濃縮後
、水60m1!を加え、80℃に保ち、強撹拌しなから
5N  NaOH水溶液を滴下していく。
pHは12.0になるようアルカリ液の滴下を調整する
。反応はHPLOで塩化メチレン層の(8) −4aの
ピークを追跡したところ約4時間で完全に消失した。塩
化メチレン層を硫酸ソーダで脱水処の含有量をガスクロ
マトグラフィー(GO)で分析したところ8.98.9
相当量あった。
更に常圧下、バス温60℃で塩化メチレンを泡末し、(
R)−11と(8) −21を含有する濃縮物19.5
.9を得た。
尚、泡末した塩化メチレン液中に約0.2 、P K相
当する(8)−28が含有していたが、この(8) −
2aのロスは泡末した塩化メチレン液を繰り返し本工程
に用いることによって解決できる。
参考例5 参考例2で得られたキシレン溶液を用いて参考例4に準
じて調製を行い、(R) −1aと(8) −21を含
有するキシレン溶液的100meを得た。
参考例6 参考例8で得られた(R)−1bと(8) −4aを含
有する塩化メチレン溶液を用いて、参考例4に準じて調
製を行い、(几)−1bと(8) −2aを含有する濃
縮物20.1.9を得た。
突施例1 参考例4で得た濃縮物19.5.9にトリメチルアミン
塩酸塩4.7811を含む水溶液20m7を一括添加し
、50℃で1時間反応を行った。(8) −28がほぼ
完全に消費されているのをGCで確認してから反応を終
了し、水冷した。次で、塩化メチレン50m/で2回抽
出操作を行い、塩化メチレン層は一旦硫酸ソーダで脱水
処理した後、減圧濃縮する。この濃縮物をエーテル−ヘ
キサン−5QmI!:50m/の系で晶析操作を行い、
(R)−11の白色粉末1o、’tgを得た。
mp 41−42℃、CC1〕−8,7°(C−2,0
゜クロロホルム)。
IHNMR(90MHz、0DO1a)  δ(ppm
):2.01(8H,,8,0Hs00−)、2.45
(8H,8゜0H3−Ar−)−8,61(2H,d−
−CH2−)*4.20(2H,d、−CHg−)、4
.98−5.18(IH’。
m、−0R−)、7.8B、7.75(eaCh  2
Hd。
ムr−H) 得られた(R)−1Hのうち8.06.Fをとり、メタ
ノール中6時間還流させてから減圧濃縮する。
濃縮物に塩化メチレン50rnI!を加え、飽和重炭酸
ソーダ水50m/で2回水洗し、硫酸ソーダで脱水処理
をした後、減圧濃縮するとシロップ状の(R)−8−ク
ロロ−2−ヒドロキシプロピルp−ロホルム) ’ HNMR(90MHz 、 ODOI B )  
δ(ppm):2.44(8E[,8,CH3−ムr 
−)、2.98(IH。
broad、OH)、8.50〜4.32(5H,m。
−0H2CII(OII)OH2−) 、 7.80 
、7.75 (each2nct、人r−H) 光学活性カラム(Chiral 0EDOO、日本分光
伴臂製、展開溶媒、ヘキサン−2−プロパツール冨98
.5 : 1.5 )を用いたHPLOにより(R)−
41の光学純度を求めたところ99%e、 e、であっ
た。
一方、水層側を減圧1脳して(8) −8−クロロ−2
−ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニラる白い粗粉
末7.29を得た。この粗粉末7.21をエタノール5
0mrに溶解し、晶析する操作を2回繰り返し、濾過、
乾燥したところ高純度の(S)−8a結晶物4.8Iを
得た。
融点  214〜216℃ 実施例2 参考例・4で得た濃縮物19.5.!7にトリメチルア
ミン塩酸塩7.17.9を含む水溶液20m1!を一括
添加し、40℃で8時間反応を行った。以下、実施例1
に準じて精製を行い、(R)−119,3)’ 。
H2O)を得た。
実施例8 参考例4で得た(n)−taと(3) −2aを含有す
る塩化メチレン溶液(約100mr)をそのまま使用し
た。実施例1に準じて、50℃で反応を行い、反応と同
時に塩化メチレンを溜去させながら2時間反応を行った
。以下、実施例1に準じて、(B)−1aと(8) −
!laのtt’Aを行った。
(IL)−1a  10.8,9.  ca:+  −
8,f;℃(c=〜                
  D2.0.りoaホルム)及び(8)−814,5
JF 。
〔α]  −28,9°(C! 1.0 、 H,O)
  を得た。
実施例4 膠考例4で得た(R)−1aと(8) −28を含有す
〜             〜 る塩化メチレン溶液(約100m/ )をそのまま使用
した。実施例1に準じて、バス温50℃で反応を行い、
塩化メチレンは溜去させず、還流させなから反応を行っ
た。(8) −21とトリメチルアミン塩酸塩との反応
は12時間かかつて終了した。
以下、実施例1に準じて(R)−18と(8) −81
の精製を行った。
(R)−1a  10.5.9 、 I:aa−8,6
°((x〜                  D2
.0.りOCfホルム)及び(8)−f3a 4.6.
F。
〔α]  −29,1°(c −1,0* H2O)を
得た。
実施例5 参考例6で得た(R) −11と(8) −21を含有
するキシレン溶液にトリメチルアミン塩酸塩4.78I
を含む水溶液20mI!を一括添加し、50℃で5時間
反応を行った。以下、実施例1に準じて精製を行った。
(Ill)−1a  10.4Jil 、 (a)  
 −B、6°(c=〜               
   塾2.0.りoロホルム)及び(8)−8a 4
.4.y 。
〔α]   −29,2°(C= 1.0 、H2O)
を得た。
実施例6 参考例6で調製した(R)−1bと(8) −21を含
有する濃縮物20.1.9にトリメチルアミン塩酸塩4
.78.9を含む水溶液50m/を一括添加し、60℃
で1時間反応を行った。以下、実施例1に準じて精製を
行い、シロップ状の(R) −1b 18.8Iと白い
粉末の(S)−aa  4.1.pを得た。
20′ (R)−1b : (aa−6,6°(c=2.0.り
〜          D ロロホルム) ’HNMR(90MHz、CD01B)  δ:0.9
8(8H,t、0H80H2CH,−)、1.45〜1
.78(2H,m、0H8C1[2CH2−)、2.2
6 (2H,t。
OHB OH20H2−) t 2.4 B(8H* 
ss OHB −A r−) p8.58(2H,d、
−0H2−)、4.17(2H,d。
−0H2−) 、 4.92〜5.20 (IH、m 
、 −0H−) 。
7.81 、7.74 (each 2Hd 、 Ar
 −H)(8)−8a:  [α〕−29,0°(c=
1.0゜〜         D ■20)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式(R)−■ ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・・・・
    (R)−■ (式中、Xはハロゲン基、RはC_1〜C_8の脂肪族
    炭化水素基、Rは芳香族炭化水素基である。) で表わされる光学活性なエステル(R)−■と、一般式
    (R)−■ ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・(S)
    −■ (式中、Xは前記と同じ) で表わされる光学活性なハロゲノメチルオキシラン(S
    )−■を含有する混合物にトリメチルアミン塩酸塩水溶
    液を添加し、(S)−■のみを選択的に反応させて、一
    般式(S)−■▲数式、化学式、表等があります▼・・
    ・・・・(S)−■ (式中、Xは前記と同じ) で表わされる光学活性な3−ハロゲノ−2−ヒドロキシ
    プロピルトリメチルアンモニウムクロリド(S)−■を
    生成させ、反応終了後、未反応の(R)−■と生成物(
    S)−■を含有する懸濁液から疎水性有機溶媒を用いて
    (R)−■と(S)−■を抽出分離し、有機溶媒層を濃
    縮して(R)−■を採取し、一方の水層側を濃縮して(
    S)−■を採取することを特徴とする光学活性なグリセ
    ロール誘導体の抽出分離方法。
  2. (2)置換基Xが塩素であり、R′がトリル基である特
    許請求の範囲第1項記載の分離方法。
  3. (3)一般式(R)−■ ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・(R)
    −■ (式中、Xはハロゲン基、RはC_1〜C_8の脂肪族
    炭化水素基、R′は芳香族炭化水素基である。) で表わされる光学活性なエステル体(R)−■と、一般
    式(S)−■ ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・(S)
    −■ (式中、Xは前記と同じ) で表わされる光学活性なハロゲノメチルオキシラン(S
    )−■を含有する混合物が、一般式(RS)−■ ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・(RS
    )−■ (式中、X、R、R′は前記と同じ) で表わされるエステルラセミ体(RS)−■を力を有す
    るリパーゼを作用させて、等モル量の未反応の光学活性
    なエステル体(R)−■と一般式(S)−4 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・(S)
    −■ (式中、X、R′は前記と同じ) で表わされる光学活性なアルコール体(S)−■を生成
    させ、疎水性有機溶媒で(R)−■と(S)−4を抽出
    し、次いで該抽出液にアルカリ液を作用させて(S)−
    ■のみを選択的にエポキシ化させて得られた(R)−■
    と(S)−■の混合物である特許請求の範囲第1項記載
    の分離方法。
  4. (4)疎水性有機溶媒が塩化メチレン、酢酸エチル、酢
    酸ブチル、メチルイソブチルケトン、ベンゼン、トルエ
    ンあるいはキシレンである特許請求の範囲第1項記載の
    分離方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5306638A (en) * 1992-03-20 1994-04-26 Eastman Kodak Company Amine additive assisted enzymatic esterification of 1,2-diol monosulfonates

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