JPS6220494Y2 - - Google Patents

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JPS6220494Y2
JPS6220494Y2 JP1409283U JP1409283U JPS6220494Y2 JP S6220494 Y2 JPS6220494 Y2 JP S6220494Y2 JP 1409283 U JP1409283 U JP 1409283U JP 1409283 U JP1409283 U JP 1409283U JP S6220494 Y2 JPS6220494 Y2 JP S6220494Y2
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gate
guide
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JP1409283U
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JPS59121028U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ゲート外面及びガイド枠外面に粉体
塗装を良好に行なうことができ、しかも、粉体塗
装された塗膜の損傷を抑制でき、且つ、ゲート開
閉操作力の軽減を図ることができるように構成し
たゲート装置に関し、詳しくは、外面を粉体塗装
処理した鉄板製ゲートを、上下操作自在に設ける
と共に、前記ゲートの両横側部を係入案内する、
その外面を粉体塗装処理した一対のガイド枠を設
け、それらガイド枠夫々における流路方向に並ぶ
一対のガイド面の下流側に接触する部分、閉じ状
態において下部側シート面に接触する部分、及び
閉じ状態において上部側シート面に接触する部分
を備えた環状弾性シール材を、前記ゲートの下流
がわ側面に、且つ、少なくとも前記一対のガイド
面の上流側に接触する部分を備えた弾性シール材
を、前記ゲートの上流がわ側面に、夫々摺動板に
よつて押圧固定すると共に、前記摺動板の外面
に、前記ガイド枠の塗膜よりも軟いコーテイング
材を付設したものに関する。
ゲート装置において、ガイド枠22を構成する
に、従来一般に、第7図に示すように、ガイド面
形成部材22Aを、横断面形状コの字状に形成
し、その部材22Aを、基枠22Bに、面接触さ
せる状態で溶接させるようにしていたため、溶接
後において、ガイド面の向きを矯正することがで
きない不都合があつた。つまり、第7図及び第8
図に示すゲート装置は、溝板を溶接してなるゲー
ト21を、上下動操作自在に設けると共に、その
ゲート21の両横側部を係入案内する前記ガイド
枠22を設け、それらガイド枠22夫々における
流路方向に並ぶ一対のガイド面の一方及び、その
ガイド面に対向するゲート部分の夫々に、青銅あ
るいは黄銅製の摺動板23,24を取付け、且
つ、ガイド枠側の摺動板23に接触する部分を備
えた環状シール材25を、ゲート21の周壁に取
付けると共に、前記ガイド枠22の他方のガイド
面及びそれに対向するゲート部分の夫々に、閉じ
状態において作用するウエツジ26,26を設け
て、カム作用により弁体21を摺動板23が付設
されるガイド面側に押付けるようにしたものであ
る。そして、この構成のゲート装置は、ウエツジ
26の位置をカムを用いて調節することによつ
て、ゲート21をガイド枠22に確実に押付ける
ことができるものである。
ところが、ウエツジを無くした冒記ゲート装置
では、ガイド面とゲート側面とを互いに平行な姿
勢に揃えてシール性を向上させる必要があるが、
従来構成のガイド枠22では、ガイド面のゲート
側面に対する向きを適正向きにすることができな
いものであつた。
本考案の目的は、ガイド枠に対する簡単な改造
によつて、全閉状態におけるシールを確実に行な
えるようにする点にある。
本考案によるゲート装置の特徴構成は、ゲート
の案内用ガイド枠を構成するに、ガイド面形成部
材を、基枠に溶接接続すると共に、調節ボルト
を、前記ガイド面形成部材と前記基枠との間に亘
つて取付けてある。
次に、本案特徴構成による作用、効果を述べ
る。
すなわち、調節ボルトに対する操作によつて、
ガイド枠におけるガイド面形成部材を、基枠に対
する溶接箇所を中心に揺動調節させて、ガイド面
の向きをゲートの側面と平行な適正向きに矯正す
ることができる。
上記作用により、環状弾性シール材、弾性シー
ル材、及び、摺動板の夫々を、ガイド面に適正通
り接触させることができて、成閉状態のシールを
確実に行なわせることができるのであり、もつ
て、全体として、一層良好に使用できるゲート装
置を得るに至つた。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図及び第2図に示すように、流体輸送管1
の途中に、コンクリート製基台2に支承してゲー
ト装置を設けて、流路を開閉できるようにしてあ
る。
前記ゲート装置を構成するに、エポキシ樹脂等
により外面が粉体塗装処理された鉄板製のゲート
3の上部に、ゲート棒4を揺動自在に枢支すると
共に、そのゲート棒4を昇降操作する開閉操作機
構5を設けて、ゲート3を上下操作できるように
してある。前記ゲート3の両横側部を係入案内す
る一対のガイド枠6,6を、エポキシ樹脂等によ
り外面を粉体塗装処理して設けると共に、下部側
シート面S1を形成する下枠7、上部側シート面
S2を形成する一対の上部枠8,8を設けてあ
る。そして、前記ガイド枠6における流路方向に
並ぶ一対のガイド面G,Gの一方に接触する部
分、閉じ状態において前記下部側のシート面S1
に接触する部分、及び、閉じ状態において前記上
部側のシート面S2に接触する部分を備えたゴム
製の環状弾性シール材9Aを、前記ゲート3の一
側面に、それにビス止めされる摺動板10によつ
て押圧固定すると共に、前記一対のガイド面G,
Gの他方に接触する部分、閉じ状態において下部
側のシート面S1に接触する部分、及び、閉じ状
態において上部側のシート面S2に接触する部分
を備えたゴム製の環状弾性シール材9Bを、前記
ゲート3の他側面に、それにビス止めされる摺動
板10によつて押圧固定し、さらに、前記摺動板
10の外面に、ポリ四フツ化エチレン、あるい
は、ナイロン等の前記ガイド枠6の塗膜よりも軟
いコーテイング材11を付設し、もつて、防食性
に優れ、しかも、開閉操作力が小さくて済み、そ
のうえ、流体が流路のどちらの方向へ流動する時
にも閉じることができるゲート装置を構成してあ
る。
但し、第4図は、流体の差圧が小さい場合を示
し、第5図は、流体の差圧が大きい場合を示すも
のである。
又、前記ガイド枠6を構成するに、ガイド面形
成部材6Aを、基枠6Bに溶接すると共に、補強
用ボルト12を、基枠6Bに貫通させ、且つ、ガ
イド面形成部材6Aに溶接して設け、さらに、ボ
ルト12の基枠6Bに対する位置を固定するナツ
ト13,13を設け、もつて、第6図に示すよう
に、ボルト12の基枠6Bに対する位置調節によ
り、ガイド面Gのゲート3に対する向き合わせを
行なえるようにしてある。つまり、ガイド面形成
部材6Aの溶接後や基台2への据付時において、
ガイド面形成部材6Aを基枠6Bに対する溶接箇
所を中心に揺動させて、ガイド面Gの向きが適正
向きとなるように矯正できるようにしてある。
本考案を実施するに、流体が一方からのみ流動
する場合においては、流路下手側のゲート側面に
環状の弾性シール材を取付け、流路上手側の側面
には、ガイド枠6のガイド面Gに接触する部分の
みを備えた弾性シール材を取付けるようにしても
よい。
又、弾性シール材9A,9Bの材質としては、
ゴムの他、軟質の合成樹脂が使用できる。
又、調節用ボルト12の取付構造は、各種変更
できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るゲート装置の実施例を示
し、第1図はゲート装置の正面図、第2図はゲー
ト装置の縦断側面図、第3図は閉じ状態の拡大縦
断側面図、第4図及び第5図の夫々は閉じ状態の
拡大横断平面図、第6図はガイド面形成部材の揺
動調節状態を示す平面図である。第7図及び第8
図の夫々は従来例を示し、第7図は横断平面図、
第8図はウエツジ装着部の側面図である。 3……ゲート、6……ガイド枠、6A……ガイ
ド面形成部材、6B……基枠、9A……環状弾性
シール材、9B……弾性シール材、10……摺動
板、12……ボルト、S1……下部側シート面、
S2……上部側シート面、G……ガイド面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外面を粉体塗装処理した鉄板製ゲート3を、上
    下操作自在に設けると共に、前記ゲート3の両横
    側部を係入案内する、その外面を粉体塗装処理し
    た一対のガイド枠6を設け、それらガイド枠6
    夫々における流路方向に並ぶ一対のガイド面G,
    Gの下流側に接触する部分、閉じ状態において下
    部側シート面S1に接触する部分、及び、閉じ状
    態において上部側シート面S2に接触する部分を
    備えた環状弾性シール材9Aを、前記ゲート3の
    下流がわ側面に、且つ、少なくとも前記一対のガ
    イド面G,Gの上流側に接触する部分を備えた弾
    性シール材9Bを、前記ゲート3の上流がわ側面
    に、夫々摺動板10によつて押圧固定すると共
    に、前記摺動板10の外面に、前記ガイド枠6の
    塗膜よりも軟いコーテイング材11を付設したゲ
    ート装置であつて、前記ガイド枠6を構成する
    に、ガイド面形成部材6Aを、基枠6Bに溶接接
    続すると共に、調節ボルト12を、前記ガイド面
    形成部材6Aと前記基枠6Bとの間に亘つて取付
    けてあることを特徴とするゲート装置。
JP1409283U 1983-02-01 1983-02-01 ゲ−ト装置 Granted JPS59121028U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1409283U JPS59121028U (ja) 1983-02-01 1983-02-01 ゲ−ト装置

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JP1409283U JPS59121028U (ja) 1983-02-01 1983-02-01 ゲ−ト装置

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Publication Number Publication Date
JPS59121028U JPS59121028U (ja) 1984-08-15
JPS6220494Y2 true JPS6220494Y2 (ja) 1987-05-25

Family

ID=30145464

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JP1409283U Granted JPS59121028U (ja) 1983-02-01 1983-02-01 ゲ−ト装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4510750B2 (ja) * 2005-11-30 2010-07-28 日立造船株式会社 起伏式ゲート装置及び起伏式ゲート装置の主水密部材交換方法
JP5721080B2 (ja) * 2012-12-06 2015-05-20 豊国工業株式会社 ダムの放流ゲート
JP7237306B2 (ja) * 2019-03-26 2023-03-13 株式会社丸島アクアシステム ポンプゲート

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JPS59121028U (ja) 1984-08-15

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