JPS62202203A - 多関節マニピユレ−タの作業原点決定方法 - Google Patents

多関節マニピユレ−タの作業原点決定方法

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JPS62202203A
JPS62202203A JP61043715A JP4371586A JPS62202203A JP S62202203 A JPS62202203 A JP S62202203A JP 61043715 A JP61043715 A JP 61043715A JP 4371586 A JP4371586 A JP 4371586A JP S62202203 A JPS62202203 A JP S62202203A
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誠 妹尾
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Akihito Sekido
関戸 明仁
Masanori Suzuki
正憲 鈴木
Sakae Sugiyama
栄 杉山
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    • G05B2219/30Nc systems
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は作業用多関節マニピュレータの作業性を最良な
らしめる作業原点の位置を決定する方法に関する。
〔発明の背景〕
原子力発′亀プラント等では、多関節マニビーレータで
狭隘部の作業対象を点検・保守するためには種々の障害
物を回避して作業対象にアクセスし、作業をする必要が
ある。第2図は、その概念図を示したものである。多関
節マニピュレータは走行台車100に搭載されて因る。
走行台車100は、走行レール110上を移動する。走
行台車1o。
および多関節マニビーレータへの給電や多関節マニビー
レータとコンソール220間の信号伝送ハ、給電レール
108を通して行なわれ、集電子106によってピック
アップされる。多関節マニピュレ〜りは走行台車100
上のTVカメラ104からの映像情報によって、運転員
の操作あるいは制御装置235により作業対象のある目
的地まで搬送される(第1ステツプ)。その後、多関節
マニビーレータは障害物を回避しながら作業対象(第2
図においては弁200)の目標作業物(第2図において
はボルト201)釦近づき(第2ステツプ)、例えば、
オペレータ室にあるマスタマニピュレータ250を操作
してデルト締緩等の作業を行う(第3ステツプ)。
問題は、目標作業物に到達した多関節マニピュレータの
姿勢が必ずしも作業に適した姿勢になっていなりことで
ある。この問題を解決するには、ステップ3において、
作業に適した多関節マニピュレータの作業原点(多関節
マニぎ−レータの根元の自由度の存する部分)の位置を
決定する必要がある。従来技術では、この問題を認識し
ておらず、多関節マニビーレータの作業原点とAう概念
およびその最適な位置決めという概念は、これ寸でなか
った。
多関節マニピュレータで作業をするときKは、上述の第
2図に示したような作業例の場合に限らず、如何なる作
業対象に対する如何なる作業の場合にも、それに適した
多関節マニピュレータの姿勢、ひいては、その姿勢をと
らせるための最適な作業原点の位置が必ずあるものであ
り、従って多関節マニピュレータで如何なる作業をする
七きにも、最適な作業原点の位置を決定することは望ま
しいことである。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、多関節マニピュレータで作業をする場
合に、その作業に適した多関節マニピュレータの作業原
点の決定方法を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明は、多関節マニビーレータの先端の手先が作業を
行う作業点および該作業点を含み該作業に必要な手先の
作業領域を指定し、該作業領域に手先を到達させること
ができるような該多関節マニピュレータの作業原点(該
多関節マニピュレータの根元の自由度の存する部分)の
位置の集合を算出し、該集合の中から、該多関節マニピ
ュレータの作業性の良さを表わす評価関数の値を量大ま
たは最小ならしめるような作業原点の位置を選定するこ
とを特徴とする多関節マニビーレータの作業原点決定方
法にある。
〔発明の実施例〕
第1図において、多関節マニピュレータである作業用マ
ニビーレータは走行台車100に支持されている。作業
用マニピュレータは、関節J1〜J5、アームA1〜A
4、ローリング部R1〜R3を有し、かくてピッチおよ
びロールを含む8自由度5関節の多関節マニピュレータ
を構成している。このマニピュレータの先端には各種作
業をするための手先(エンドエフェクタ)Hが備えられ
ている。
本実施例の作業原点は根元の関節J、のローリング部R
1の中心である。
本実施例では、成る作業に必要な手先Hの作業領域40
0が与えられた場合、作業性が最も良くなるように走行
台車100によって作業原点である関節J、のローリン
グ部R1の中心の位置を決定する。作業性が良いという
概念は、作業空間5作業用マニピュレータの制御方法(
例えばマスタマニピュレータによって制御する方法等)
および作業用マニピュレータの構造などによって決まる
。作業性が最も良いということは、例えば、障害物が多
い空間において障害物との干渉を起さずに各関節おヨヒ
各アームの動作し得る領域がなるべく広いこと、又は、
可搬重量を大きくするために各関節およびローリング部
の出力トルクをなるべく小さくする(例えば第1図のよ
うに多関節マニピュレータが懸架式の場合には、真直ぐ
下向きになるようにする)こと、あるいは前記二つのこ
とを同時に満たすこと、などを意味する。以下、障害物
の存在下で障害物との干渉を起さずに動き得る領域をな
るべく広くすることを最良の作業性であるとする場合を
例にとる。
今、走行台車100によって作業原点を成る位置に持っ
てきたとする。このとき、障害物がないと仮定した場合
の各アームAiの動き得る領域(動作領域という)の体
積をVA i (1=1 + 2・・・)とする。また
、この体積V□のうち、各アームAlが障害物による制
限を受けて動くことができない領域の体積をVA、(1
=1.2・・・)とする。第1図で例えば第2アームA
2の動作領域SA2の体積がVA2であり、VA2のう
ち、障害物である配管180によって制限を受けてアー
ムA2が動くことのできない領域S22の体積がV′A
2である。v:2の体積は、配管180と動作領域SA
2とが交差する部分だけでなく、障害物の存在によって
、アームA2が実質的にとれない領域(第1図において
は、動作領域SA2のうち配管180を境にしてアーム
A2と反対側の領域)も含める。
体積V′Aiと体積vAlとの比V′、、7’V□が小
さい程、アームA、が障害物との干渉なしに動ける範囲
が広いことになる。
あるいはまた、アームA、の動作領域の体積VAiのう
ち、障害物による制限下でアームAiの動き得v′x1
/vA1が大きい程、アームA、が動き得る範囲が広い
ことになる。
多関節マニピュレータ全体としての動き得る広さを評価
するには、上述の様な体積比をマニピュレータの全ての
アームについて求め、その和すなわち下記の式(1)又
は式(2)を評価関数Eとする。
又は ここでに:アームの数 Wl:重み そして、マニビーレータの手先を前記作業領域に到達さ
せ得る全ての作業原点の位置に対して式(1)又は(2
)の評価関数Eを計算し、式(1)の評価関数の値を最
小にし、又は式(2)の評価関数の値を最大にするよう
な作業原点の位置を最も作業性の良い作業原点の位置と
して選定する。
上記のような計算・評価を行うためには、マニピュレー
タの手先の作業領域に対して各関節の位置を計算できな
くてはならない。この計算について次に説明する。各ア
ームAiは、その長さをti(1,は関節J、、 、 
J、間を示す。Joは作業原点を表わす)として、下記
のベクトルAlテfiゎすことができる。
ここで、Mnは関節Jnに対する座標変換マ)IJソッ
クス、各関節の自由度構成によりて決まり、各自由度の
旋回量αns (sは自由度番号を示し、2つの自由度
がある場合は、αn1が第1の自由度の旋回量を、αn
2が第2の自由度の旋回量を示す)の関数となる。例え
ば、関節J1では、座標変換マトリックスM′、は次の
様になる。関節J1は、ピッチとローリング部R1によ
るロールの自由度から構成されているので、ロールを第
1の自由度、ピッチを第2の自由度とすれば M; = M;1(α。1)・M′12(α、2)  
   (4)ここで、 となる。式(3)より、各関節の位置 PJt=(xB 、 yJl 、 zy4 )T(但し
Tは転置行列を示す)は、式(5)で示される。
従って、式(5)によ)作業原点に対する手先の作業領
域が求る。逆に手先の作業領域に対する作業原点の位置
及び各関節の位置は、式(5)の座標変換マトリックス
M1の逆行列M′11を用いて、式(6)によに:多関
節マニピュレータの自由度数 逆行列M′−1も、式(4)と同様K(2)3廊の関数
となる。
以上は多関節マニピュレータ全体を作業用マニピュレー
タとし、走行台車100のみで作業原点位置決め部を構
成している場合を対象とした。しかし、第2図のよりに
マスタマニビーレータ250で作業用マニビーレータを
制御するような場合は作業用マニピュレータを、マスタ
マニピュレータ250に対応するスレーブマニピュレー
タ251(@2図中の関節J以降の多関節マニピュレー
タ)で構成し、作′l#原点位置決め部を走行台車10
0と根元側アーム260で構成するのがよい(@2図参
照)。このような実施例では、作業原点は第2図におけ
るスレーブマニピュレータ251の根元mjlJのロー
リング111Hの中心となるから、マスクマニぜユレー
タ250でスレーブマニピユレータ251fitfi作
しやすいように該作業原点の位置を決定する。その後、
種々の作業(第2図の例では、各ゼルト201の締緩作
業が1つの作業とナル)に対して決まるスレーブマニピ
ュレータ251の作業1点(ローリング部R)の位置を
満足できるように、根元側アーム260の作業原点であ
みローリング部R1を走行台車100で位置決めすると
いう2つのステップをとることになる。
以下、*5J@轡のより騨細な実施例を第3−から11
19−を用いて蟲明する。
113@は本実m*による多関節マニピュレータの作業
原点決定の之めのシステムの構成図である。
A、〜A4はアーム、J、〜J5は関節、R1−R4は
ローリング部である。本実施例での多関節マニピュレー
タは、ローリング部R4よりアームA2までを含む3自
由度の作業原点位置決め用マニビーレータ(以後、第1
マニピユレータと記す)と、ローリング部R2以降の6
自由度の作業用マニピュレータ(以後、第2マニビーレ
ータと記す)から成り、この多関節マニビーレータを支
持し移動するための走行台車100が設けられている。
第3図において、第1マニピユレータはプログラム制御
により自動的に制御され、第2マニピユレータはマスタ
マニピュレータ250によって遠隔で制御されるスレー
ブマニピュレータを構成している。
本実施例では第2マニピユレータの作業原点はローリン
グ部R2の中心である。
多[節マニピュレータは、レール110に懸架された走
行台車100によって、操作対象の設置された場所まで
移動可能である。また、マスタマニピュレータ250、
多関節マニピュレータ総合豐祷青230、マスタ制御部
240、等は操作対象から遠く贈れた場所に設置し、操
作者は走行台車に取付けられたテレビカメラ104によ
ってモニタ220に映し出された操作対象の映偉を見な
がらマスタマニピュレータ250を操作する。マスタマ
ニピュレータの操作に伴う各関節、ローリング部等の角
度信号はマスタ制御部240及び多関節マニピュレータ
総合監視部230を介して第2マニピュレータ制御部に
転送される。多関節マニピュレータの制御は、操作対象
の場所に比較的近い場所に設置された第1マニピュレー
タ制御部330、第2マニピュレータ制御部340、及
び走行台車制御部350によシ、データ処理部320及
び通信制御部310を介して実施される。作業原点位置
決め装置360は、第1マニビーレータのアームA2先
端のローリング部R2(すなわち作業原点)の位置を決
めるため、第1マニビーレータ制御部330に接続され
た構成になっている。
走行台車100の位置制御、第1マニビーレータ及び第
2マニピュレータの各関節J、〜J5や口−リング部R
1〜R4の角度の制御は、走行台車100内に設けたモ
ータ駆動アンプによって直流モータを回転させることに
より実現される。このときの各直流モータ制御用の信号
は、信号伝送路108及びカップリング機構106によ
り、通信制御部310を介してモータ駆動アンプに送ら
れる。なお、関節及びローリング部の角度を制御するた
めの直流モータは、各関節及びローリング部に配置され
ている。
第3図に示す走行台車100、第1マニピユレータ及び
第2マニピユレータを記号的に表わしたものが第4図で
ある。Hは手先(エンドエフェクタ)である。第4図か
られかるように、本実施例における多関節マニビーレー
タは、走行の自由度も含め10自由度の構成である。本
実施例では、第2マニピユレータの作業原点はローリン
グ部R2の中心である。
次に、第3図に示す多関節マニピュレータ制御システム
における作業原点位置決め方法及びそのための装置につ
いて具体的に説明する。
多関節マニピュレータの作業原点を決定するためには、
走行台車100によって多関節マニピュレータを操作対
象に充分届く位置まで移動させた後、第2マニピユレー
タの手先をその作業領域まで誘導しておく必要がある。
この理由は、予めわかっている障害物の他に障害物の発
生があるかも知れないからである。
第5図は第3図に示す作業原点位置決め装置360の構
成を示したものである。第5図に示すごとく、作業原点
位置決め装置360は、障害物3次元形状記憶部362
、手先操作領域記憶部364、評価関数演算部366及
び最良作業原点位置演算部368より構成される。
障害物3次元形状記憶部362では、マニピュレータに
とって障害物とみなされる操作対象点以外の操作対象物
及び実際の障害物(配管、サポート等)の3次元形状の
データとして操作の開始前に第3図に示すコンソール2
10より入力したデータを記憶する。この他に、多関節
マニビーレータの手先を作業点に誘導する際に発見され
た新たな障害物もデータとして記憶される。
操作対象物及び障害物は一般に3次元的に単純な形状を
したものとは限らず、たとえば、第2図で示したような
弁の場合、形状が比較的複雑であり、実際形状をそのま
まデータとして入力する方法は実用的とは言えないので
、入力し易い形状に等価変換するのが望ましい。第6図
は障害物3次元形状をデータとして入力し易い形状に等
価変換する方法を示したものである。第6図において、
(、)は弁の実際形状を示しており、ノ・ンドル部70
1、弁棒ケーシング部702、フランジ部703等はか
なり複雑な形状をしている。しかし、ノ・ンドル部70
1、弁棒ケーシング部702、フランジ部703をそれ
ぞれ第6図(b)に示す円柱形状704゜705.70
6に変換した3次元形状に置き替えて考えれば、円柱上
面及び下面の中心座標及び半径を入力するだけで3次元
形状を表現できる。同様に、障害物としての配管01は
、多関節マニピュレータの動き得る範囲でその円柱形状
をデータ入力しておけばよい。
次に、手先操作バタン記憶部364では、1番目の作業
点の座標Pt(xt、yt、z、l)を入力し記憶させ
ておく。ここで1番目の作業点とは、例えば、第6図に
示す多数のボルト201が作業対象物である場合を例に
とると、1番目のボルトの位置をいう。また、作業点P
i (xt + yt * zt )に対して指定した
第2マニピユレータ先端の手先Hの作業領域Q1を記憶
させておく。この手先の作業領域は手先の行う作業内容
によって決壕るが、作業内容に応じて予め用意された複
数の三次元作業領域/9ターンから作業点毎に選定する
。代表的には、作業領域パターンとして第7図(b)の
如き楕円体を定義し、その長軸の長さLX、長軸に対し
て直交する軸の長さLy 、 Lzを指定して記憶させ
、また長軸の方向をベクトルとして指定し記憶させる。
手先の作業領域が第7図(a)の如き球体である場合は
楕円体の特殊々場合(Lx == Ly = Lz )
とみなすことができ、また第7図(e)の如き作業領域
は同図(b)の楕円体で代用することができる。
評価関数演算部366では、作業点Pl(xi、yi。
ZX)とそれに対応する上述した手先の作業領域Q1に
対して、後記の評価関数を最大にするような第2マニピ
ユレータの最良の作業原点の位置を算出する。
第8図は作業点Pi (xi * yi + zl)と
手先の作業領域Qzから第1アニピユレータの最良な作
業原点を決定するための過程を示す説明図である。同図
において、作業点PI (Xi + 7i + Zi 
)に対して、作業領域Qlを含む第2マニピユレータの
手先の動作範囲を表わすパターン600aの所定の位置
(該動作範囲パターン600aを見て人間が指定する)
を合わせ、該動作範囲ノfターン600aを作業点Pi
の回りで所定の角度Δθずつ逐次回転させる。
600bはΔθ回転後の該動作範囲・母ターンを示す。
一方、第2マニビーレータの手先の動作範囲パターンと
それに対する作業原点の位置とは一定の関係にあり、該
動作範囲パターンを回転させると、それに対する作業原
点の軌跡は円弧を描く。
一方、第1マニピユレータの先端の動作範囲に上記の作
業原点が包含されなければならないという条件から、第
9図の作業原点の軌跡の円弧の範囲は制限される。この
結果残った許容される作業原点存在範囲を620a〜6
20dとする。
このようにして選定された作業原点の存在範囲から、第
2マニピユレータの障害物を考慮した動作範囲の広さを
評価する評価関数を計算し、その評価関数が最も大きい
値をとるような作業原点を最良の作業原点として決定す
る。
第9図は上記の評価関数を演算する方法を説明する図で
ある。同図において、ローリング部R2の中心が作業原
点である。まず、第2マニピユレータの第1のアームA
3について考える。障害物180がなく該アームA3が
自由に動けると仮定した場合の該アームA3が作る動作
領域の全体積を(Vr + Vf )3とし、障害物1
80によって動きが制限された状態で該アームA3が動
き得る領域の全体積を(Vf) 3とするとき、下式(
6)によって表わされる値を第1のアームA3に対する
評価値とする。
同様な評価を残りの第2のアームA4、第3のアームA
5に対しても行ない、下式(7)で表わされるそれらの
総和Eを評価関数とする。
このような評価関数Eの値を第8図に示す前記の許容さ
れる作業原点存在範囲620a〜620dに含まれる各
作業原点に対して求める。例えば作業原点620aに対
するEの値をE(a)で表わす。
この評価関数の演算において、各関節の最大動作角度に
差がある場合には、最大動作角度に応じた重みWiを考
慮することもできる(前出の式(1)又は(2)参照)
最後に、第5図における最良作業原点位置演算部368
では、許容される作業原点存在範囲620a〜620d
に含まれる各作業原点のうちから式(7)によって演算
した評価関数Eが最大の値を与える作業原点を探し、決
定する。つまシ、次式(8)によって作業点Piに対す
る最良な作業原点の位置G1が決定される。
max (E(t) 、 t= a−d )−>G1 
   (8)このようにして作業点Pi(xi、yt、
zt)に対する最良の作業原点Giの位置が決定される
。作業点Piが複数ある場合には、これまでの手順と同
様にして各作業点Plに対する最良作業原点Giを決定
することができる。
第10図は弁のデルト締緩作業の実施例を示したもので
ある。この場合、各デルトの位置が各作業点である。こ
のように、1つの操作対象について、接近した場所に複
数の作業点Piがある場合、各々の作業点に対する最良
な作業原点位置Gi(1=1〜n)が上記のような方法
で決定される。これらの作業原点Glは、第1マニピュ
レータにとっては作業点となっておシ、各作業原点G1
の集まりを第1マニピユレータにとっての作業領域と考
えることができる。よって、各作業原点Gl(i=1〜
n)の集まりによって構成される作業領域(第1マニピ
ユレータにとっての)を第7図の作業領域パターンに置
き変え、障害物を考慮して、前述の第4図の作業原点R
2の位置決めと同様な手法によって、第1マニピユレー
タの作業原点R4の位置、ひいては走行台車100の位
置を決めることができる。この場合、走行台車100は
1次元の動きのみが許されており、作業点G4(1=1
〜n)のうち何箇所かの作業点が走行台車100の1箇
所の位置からの操作では操作が不可能な場合も生じる。
この理由は、各作業原点Gl(1=1〜n)はベクトル
を持っており、方向が指定されているからである。
上記の実施例では、多関節マニピュレータがプログラム
制御によって動く第1マニビーレータと、マスタースレ
ーブ方式によって動くスレーブマニピュレータとしての
第2マニピユレータとの連結構成のものについて説明し
た。以下では、多関節マニピュレータとして、第4図に
示す9自由度マニピュレータを全プログラム制御方式で
動かす場合の実施例を示す。全プログラム制御方式の場
合、スレーブマニピュレータの作業原点を決定するアル
ゴリズムを拡張することが可能である。ただし、第8図
において第2マニピユレータの手先の動作領域として考
えたノ卆ターン600aは9自由度の多関節マニピュレ
ータによるパターンに置き替え、評価関数は式(9)を
用いて算出する必要がある。
ここで、6自由度マニピュレータの場合と異なるのは、
7自由度以上の冗長自由度のマニピュレータの場合は手
先の1つのベクトルに対して走行車の位置は一意に定ま
らない。よって、第11図に示すように、ある領域の動
作範囲105の中から最良な作業原点(走行台車の位置
)を決めることとなる。
以上の説明では、各アームの自由に動き得る動作範囲を
できるだけ広く取れるように作業原点を定めることが最
も作業性の良いものであるとの見地に基づく評価関数を
用いて作業原点を決定したが、作業原点決定のための評
価関数としては、必要に応じ他の評価関数を用いること
もできる。例えば各関節やローリング部の直流モータの
トルクを最小にするように作業原点を定めることが作業
性に最も良いとの見地に基づく評価関数を用いて作業原
点を決定することも可能であり、そのようにすることは
マスタースレーブ方式でスレーブマニピュレータを操作
する場合にマスタマニピュレータの操作者の負担を軽く
する等において利点がある。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、多関節マニピュ
レータの作業性を最良ならしめる作業原点が位置決めで
きるため、作業が容易になり、作業に要する時間の大幅
な短縮が可能となり、マスタースレーブ方式による操作
の場合にはマスク・マニビーレータ操作者の疲労を大幅
に軽減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の概念図、第2図は従来技術
を示す図、第3図は本発明による多関節マニピュレータ
の作業原点決定のための装置の−実施例を示す図、第4
図は多関節マニピュレータの構成例を示す模式図、第5
図は第3図の一部の構成をオオ図、第。1皆障害物。3
次え、22表現法を示す図、第7図(a) 、 (b)
 、 (c)は手先の作業領域を示す図、第8図は許容
される作業原点の存在範囲を決める原理説明図、第9図
は各アームについて評価関数を演算する原理説明図、第
10図は第1マニビーレータと第2マニピュレータの連
結形マニビーレータにおける第1マニビーレータの原点
位置を決める方法の説明図、第11図は冗長自由度多関
節マニビーレータの作業原点位置決め方法の説明図であ
る。 〔符号の説明〕 J、〜J5:マニピュレータの関節 H:マニビュレータの手先 SA2 I SA2 ’動作領域  10〇二走行台車
104:テレビカメラ 235:多関節マニビーレータ制御装置220:モニタ 250:マスタ・マニピュレータ 260:第1マニピユレータ 251:第2マニピユレータ 201:ボルト    180:障害物210:コンソ
ール 230:多関節マニピュレータ総合監視部240:マス
タ制御部 310:通信制御部320:データ処理部 330:第1マニピユレータ制御部 340:第2マニピユレータ制御部 350:走行台車制御部 360:作業原点位置決め装置 A1へA4:マニピュレータのアーム R1−R4:マニピュレータのローリンク部362:障
害物3次元形状記憶部 364:手先操作パターン記憶部 366:評価関数演算部 368:最良原点位置演算部 01〜Gn二最良作業原点 第1図 第5図 第4図 社な  n  Rrl 第10図 市Φ凶 第9図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、多関節マニピュレータの先端の手先が作業を行う作
    業点および該作業点を含み該作業に必要な手先の作業領
    域を指定し、該作業領域に手先を到達させることができ
    るような該多関節マニピュレータの作業原点(該多関節
    マニピュレータの根元の自由度の存する部分)の位置の
    集合を算出し、該集合の中から、該多関節マニピュレー
    タの作業性の良さを表わす評価関数の値を最大または最
    小ならしめるような作業原点の位置を選定することを特
    徴とする多関節マニピュレータの作業原点決定方法。 2、上記評価関数として、上記多関節マニピュレータの
    各アームの障害物存在による制約下で動き得る領域の体
    積と障害物非存在下で動き得る領域の体積との比を該多
    関節マニピュレータの全てのアームについて合計した和
    、又は、上記多関節マニピュレータの各アームの障害物
    存在による制約のため動き得ない領域の体積と障害物非
    存在下で動き得る領域の体積との比を該多関節マニピュ
    レータの全てのアームについて合計した和を用い、前者
    の和を最大、又は後者の和を最小ならしめるような作業
    原点の位置を前記集合の中から選定する特許請求の範囲
    第1項記載の多関節マニピュレータの作業原点決定方法
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