JPS62201Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS62201Y2
JPS62201Y2 JP1981002046U JP204681U JPS62201Y2 JP S62201 Y2 JPS62201 Y2 JP S62201Y2 JP 1981002046 U JP1981002046 U JP 1981002046U JP 204681 U JP204681 U JP 204681U JP S62201 Y2 JPS62201 Y2 JP S62201Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
mounting
heat sink
printed wiring
wiring board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1981002046U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57115248U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1981002046U priority Critical patent/JPS62201Y2/ja
Publication of JPS57115248U publication Critical patent/JPS57115248U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS62201Y2 publication Critical patent/JPS62201Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、トランジスタのコレクタ、エミツ
タ、ベース等のリード端子にコイルやコンデンサ
等の電子部品を接続して取付けるようにしたトラ
ンジスタ取付け装置に関する。
従来、テレビジヨン受像機等において用いられ
るパワートランジスタには、高周波成分によるス
イツチングノイズによる機器内の他の電気回路等
への妨害を除去するため、上記パワートランジス
タに接近して第1図に示すようにコイル及びコン
デンサを接続している。
この第1図に示すものは、パワートランジスタ
1のベース端子2にコイルL1の一端を接続し、
エミツタ端子3にコイルL2の一端を接続し、こ
のコイルL2の他端とコレクタ端子4との間にコ
ンデンサCを接続し、高周波成分によるスイツチ
ングノイズの除去を図ろうとしている。
ところで、従来第1図に示す電気回路の如くパ
ワートランジスタ1に接続されるコイルL1、コ
イルL2及びコンデンサCは、第2図及び第3図
に示すような構造をもつて取付けれている。
すなわち、パワートランジスタ1は、このトラ
ンジスタ1の鍔部5の底面と上記トランジスタ1
が取付けられる放熱板6との間にマイカシート等
の絶縁板7を介在させるとともにリード端子であ
るベース端子2及びエミツタ端子3を絶縁板7及
び放熱板6に穿設した挿通孔8,8及び9,9に
挿通させて上記放熱板6の一側面6a上に載置さ
れる。そして、放熱板6の他側面6b側から合成
樹脂等の絶縁材料で形成されネジ挿通孔10a,
10aを有する絶縁ブツシング10,10をその
先端の細径部10b,10bが放熱板6に穿設し
た貫通孔11,11からトランジスタ1に鍔部5
に設けたネジ挿通孔12,12へ臨むようにして
配設し、さらに上記各絶縁ブツシング10,10
に亘る長さを有しタツピングネジ穴13,13を
有する取付け板14を配設し、上記鍔部5のネジ
挿通孔12,12側からそれぞれ絶縁板7に穿設
した透孔15,15を通じて挿通されるタツピン
グネジ16,16を上記取付け板14のタツピン
グネジ穴13,13へねじ込むことによつて、上
記トランジスタ1は放熱板6へ固定される。
なお、トランジスタ1の外側ケースは、コレク
タ端子4であるので、タツピングネジ16によつ
て取付け板14と電気的に接続される。
このようにトランジスタ1は、取付け板14に
タツピングネジ16,16をねじ込むことによつ
て、上記取付け板14とトランジスタ1との間に
放熱板6を挾む形で取付けられる。そして、上記
トランジスタ1の各端子2,3,4に接続される
コイルL1,L2及びコンデンサCは、放熱板6の
他側面6bに上記トランジスタ1に接近して取付
けられるラグ板17を介して取付けられる。この
ラグ板17は、放熱板6への取付け部となる支持
板18とこの支持板18の先端側に取付けられ両
端側に導電部19a,19bを設けた絶縁基板2
0とから構成され、上記支持板18の基端側に設
けた折曲部18aをビス21によつて放熱板6へ
固定することによつて取付けられる。そして、第
3図に示すようにコイルL2がパワートランジス
タ1のエミツタ端子3とラグ板17の一方の導電
部19aに各端子をそれぞれ半田付けされて接続
され、コンデンサCがコレクタ端子4となる取付
け板14と上記一方の導電部19a間に同じく各
端子を半田付けされて接続され、コイルL1がベ
ース端子2と他方の導電部19b間に各端子を半
田付けされて接続され、前述した第1図に示す如
き電気回路を構成する。
このような構造のものによると、コイルL1
L2及びコンデンサCを接続するには、各コイル
L1,L2及びコンデンサCの各端子をパワートラ
ンジスタ1のベース端子2、エミツタ端子3,コ
レクタ端子4及びラグ板17の各導電部19a,
19bへそれぞれ手動の半田付け工程によつて半
田付けをしなければならず作業性が悪いばかり
か、半田付け工程中に半田が所定接続部分から浮
いてしまいあるいは一箇所へ丸まつてしまう等し
て接続不良を起こし不良品の発生を防止すること
が極めて困難である。さらに、コイルL1,L2
びコンデンサCの接続用に別途ラグ板17を放熱
板6へ取付けねばならず部品点数の増加を招きひ
いてはパワートランジスタ1の取付け作業能率の
悪化を招くことは避けることができない。また、
コンデンサL1,L2及びコンデンサCはパワート
ランジスタ1自体へ半田付けされるため、上記ト
ランジスタ1等に不良が発生した場合の交換作業
にあつては、上記半田付け部分を溶かして各電子
部品を分離させねばならず作業性を著しく悪くし
ている。
そこで、本考案は上述した従来のものの如くラ
グ板等を用いることなくコイルL1,L2およびコ
ンデンサCをパワートランジスタ1に近接して取
付け得るようになし、取付け作業の向上を図ると
ともに部品点数の削減を図り且つトランジスタ1
等に故障が発生した場合の交換作業を容易に行い
得るようにしてサービス性の向上を図り得るよう
にしたトランジスタ取付け装置を提供しようとす
るものである。
以下、本考案を図面に示す一実施例を参照して
説明する。
なお、以下の説明において、前述した従来のも
のと同一部材については同一符号を付して説明す
る。
本考案によるトランジスタ取付け装置におい
て、トランジスタ1は前述の従来のものと同様に
第4図及び第5図に示す如く上記トランジスタ1
の鍔部5の下面と上記トランジスタ1が取付けら
れるシヤーシ等の一部を構成する放熱板6の間に
マイカシート等の絶縁板7を介在させるとともに
リード端子であるベース端子2及びエミツタ端子
3を絶縁板7及び放熱板6に穿設した挿通孔8,
8及び9,9に挿通させて上記放熱板6の一側面
6a上に載置される。そして、放熱板6の他側面
6bからネジ挿通孔10a,10aを有する絶縁
プツシング10,10をその先端の細径部10
b,10bが放熱板6に穿設した貫通孔11,1
1からトランジスタ1の鍔部5に設けたネジ挿通
孔12,12へ臨むようにして配設し、さらに上
記各絶縁プツシング10,10間に亘る長さを有
しタツピングネジ穴13,13を有する取付け板
14を配設し、上記鍔部5のネジ挿通孔12,1
2側からそれぞれ絶縁板7に穿設した透孔15,
15を通じて挿通されるタツピングネジ16,1
6を上記取付け板14のタツピングネジ穴13,
13へネジ込むことによつて、上記トランジスタ
1は放射板6に固定される。
ところで、本考案装置に用いられる取付け板1
4には、プリント配線基板31が取付けられる一
対の取付け脚片32,32が設けられている。こ
れら取付け脚片32,32は、取付け板14の連
結部33を切起すことによつて形成され、中途部
にプリント配線基板31の放熱板6に対する取付
け高さを規制する係止段部34,34が設けら
れ、その先端の細径部を上記プリント配線基板3
1への差込み部35,35として形成している。
また、上記取付け板14の取付け脚片32,3
2を介して取付けられるプリント配線基板31の
一主面には、前述した第1図に示す電気回路を構
成するようにトランジスタ1のベース端子2、エ
ミツタ端子3、コレクタ端子4にそれぞれ接続さ
れるコイルL1,L2及びコンデンサCが実装され
且つ所定の配線パターンが形成されているととも
に外部接続用のリード線36,37が接続されて
いる。さらに、このプリント配線基板31には、
取付け脚片32,32の差し込み部35,35に
対応する位置に、上記差し込み部35,35の挿
入孔38,38が穿設されるとともにこれら挿入
孔38,38に対応して上記差し込み部35,3
5と電気的接続を図る透孔39,39を有する端
子金具40,40が取付けられ、さらにトランジ
スタのベース端子2及びエミツタ端子3がそれぞ
れ挿通する挿通孔41,41が穿設され、これら
挿通孔41,41にもそれぞれ上記ベース及びエ
ミツタ端子2,3との電気的接続を図る透孔4
2,42を有する端子金具43,43が取付けら
れている。また、上記プリント配線基板31に
は、トランジスタ1を放熱板6に固定するタツピ
ングネジ16,16の軸部先端16a,16aが
臨む貫通孔44,44が穿設されている。
ところで、本考案において用いられる上記プリ
ント配線基板31は、当該トランジスタ1が取付
けられるテレビジヨン受像機等の電気機器の主要
部電気回路を構成する比較的大きな面積を有する
主要プリント配線基板の一部に連結されてこの基
板とともに同時に形成れる。すなわち、第6図に
示すように電気機器の主要電気回路を構成する主
要配線プリント配線基板51,52,53,54
がミシン目等の分離容易線55を介して一体に連
結されて形成される全体プリント配線基板50に
おける、従来デツドスペースとなつて切取られて
捨られてしまうような小スペースを利用して本考
案に用いられるプリント配線基板31が形成され
る。従つて、本考案を構成する電子部品であるコ
イルL1,L2及びコンデンサCはプリント配線基
板31への自動マウントによつて取付けることが
できるので、所定回路パターンへの半田による接
続が極めて信頼性の高いものとなるばかりか、従
来不用とされた部分の利用により形成できるの
で、コスト高を招くこともない。
そして、上述のように形成されたプリント配線
基板31は、上記コイルL1,L2及びコンデンサ
C等の電子部品が実装されていない面側を取付け
板14に設けた取付け脚片32,32に対向さ
せ、第7図及び第8図に示すように、上記取付け
脚片32,32の差込み部35,35へ挿入孔3
8,38を介して差し込まれ係止段部34,34
へ位置決めされ、同時にトランジスタ1のベース
端子2及びエミツタ端子3が挿通孔41,41に
挿通され、タツピングネジ16,16の軸部先端
16a,16aが貫通孔44,44に挿通して上
記取付け脚片32,32に取付けられる。ここ
で、取付け板14の取付け脚片32,32を端子
金具40,40、ベース端子2及びエミツタ端子
3と端子金具43,43とをそれぞれ半田45に
よつて電気的接続を図ることにより、前述した第
1図の電気回路の如くコイルL1,L2及びコンデ
ンサCをトランジスタ1に接続することができ
る。
上述したように本考案によればトランジスタに
接続されるコイルやコンデンサ等の電子部品は、
プリント配線基板に実装され、この基板により上
記トランジスタに接続されるので、これら電子部
品の接続は半田槽への浸漬による半田デイツプに
より行うことができ、信頼性の高い接続状態が得
られる。
また、トランジスタ等の交換の必要が生じた場
合であつても、取付け板の取付け脚片とプリント
配線基板の接続部分等の半田を取るだけでトラン
ジスタとこれに接続される電子部品の分離がそれ
ぞれ一体化されて行なえるのでトランジスタ及び
電子部品をそれぞれ独立に交換でき、その作業性
も極めて容易である。特にベース及びエミツタ端
子の接続される接続端子を、単に差し込むだけで
電気的接続の行なえるソケツトを用いればさらに
上記交換作業が容易となる。
さらに、本考案は従来のもののようにラグ板を
用いることなく、不要基板として捨られてしまう
部分を本考案を構成するプリント配線基板として
いるので大幅なコストダウンも可能である。
まらにまた、プリント配線基板の遠視部品が実
装されない面側を介して取付け脚片に上記プリン
ト配線基板を取付けるようにしてなるので、この
基板上の取付け投影面積内に電子部品を配置する
ことが可能となり、電子部品の大きさも自由に選
択することができる。しかも、電子部品とトラン
ジスタ端子のパターン距離が短くなるので不要輻
射を減少させることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の説明に供する電気回路図であ
る。第2図は従来例を示す分解斜視図であり、第
3図はその組立て状態を示す斜視図である。第4
図は本考案に一実施例を示す分解斜視図であり、
第5図はトランジスタを取付けた状態の斜視図で
ある。第6図は本考案に用いられるプリント配線
基板を斜視図である。第7図は本考案装置の組立
て状態を示す斜視図であり、第8図はその側断面
図である。 1……トランジスタ、2……ベース端子、3…
…エミツタ端子、4……コレクタ端子、6……放
熱板、14……取付け板、31……プリント配線
基板、32……取付け脚片、L1,L2……コイ
ル、C……コンデンサ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 放熱板を挾んでこの放熱板の一側面側に絶縁板
    を介在させてトランジスタを配置するとともに、
    上記放熱板の他側面側にトランジスタ取付け板を
    配置し、上記トランジスタから上記取付け板に亘
    つて連通されるネジにより上記放熱板に対し上記
    トランジスタを取付けるようにしてなるトランジ
    スタ取付け装置において、 上記取付け板の一部を切起して一対の取付け脚
    片を設け、 一主面に電子部品を実装したプリント配線基板
    を上記電子部品が実装されない面側を上記取付け
    脚片に対向させて該取付け脚片に取付けるととも
    に、 上記トランジスタの接続端子と上記プリント配
    線基板に実装された電子部品を電気的に接続して
    なるトランジスタ取付け装置。
JP1981002046U 1981-01-10 1981-01-10 Expired JPS62201Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981002046U JPS62201Y2 (ja) 1981-01-10 1981-01-10

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981002046U JPS62201Y2 (ja) 1981-01-10 1981-01-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57115248U JPS57115248U (ja) 1982-07-16
JPS62201Y2 true JPS62201Y2 (ja) 1987-01-07

Family

ID=29800489

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981002046U Expired JPS62201Y2 (ja) 1981-01-10 1981-01-10

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62201Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4873565U (ja) * 1971-12-17 1973-09-13

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57115248U (ja) 1982-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0412714Y2 (ja)
JP3218900U (ja) フィルタコネクタ
JPS62201Y2 (ja)
JPH062287Y2 (ja) 大電流配線板ユニット
JPH0720940Y2 (ja) 電力型電子回路装置
JP2753766B2 (ja) 電子部品搭載用基板
JPH0521266Y2 (ja)
JP2534136Y2 (ja) 端子金具と回路基板の接続構造
JPH03678Y2 (ja)
JP2583848Y2 (ja) 電源用コネクタ取付装置
JPS5927065Y2 (ja) 半導体取付具
JP3409064B2 (ja) ブラシレスモータのモータドライバ取付構造
JP3354308B2 (ja) 大電流回路基板およびその製造方法
JPS6318185Y2 (ja)
JPH0141239Y2 (ja)
JPS635220Y2 (ja)
JPS584213Y2 (ja) 電気回路配線体
JPS5932160Y2 (ja) 電子回路のシ−ルド装置
JPH07221481A (ja) プリント配線基板のシールド装置
JPH07283505A (ja) プリント基板装置
JPH06267602A (ja) パワーデバイス実装回路基板
JPH0126093Y2 (ja)
JPS6145617Y2 (ja)
JPH0440309Y2 (ja)
KR200345357Y1 (ko) 통신전자장비의 보조회로기판 고정장치