JPS62195124A - Ecrプラズマ装置 - Google Patents

Ecrプラズマ装置

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Publication number
JPS62195124A
JPS62195124A JP3662586A JP3662586A JPS62195124A JP S62195124 A JPS62195124 A JP S62195124A JP 3662586 A JP3662586 A JP 3662586A JP 3662586 A JP3662586 A JP 3662586A JP S62195124 A JPS62195124 A JP S62195124A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
grid
plasma
diameter
ion beams
Prior art date
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Pending
Application number
JP3662586A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Ino
伊野 洋一
Masami Sasaki
正己 佐々木
Kenji Numajiri
憲二 沼尻
Seitaro Matsuo
松尾 誠太郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Anelva Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Anelva Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp, Anelva Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP3662586A priority Critical patent/JPS62195124A/ja
Publication of JPS62195124A publication Critical patent/JPS62195124A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、半導体デバイスの製造等において、基体表面
への薄膜の堆積、基体表面のエツチング等の製造プロセ
スで使用されるプラズマ装置に関する。
(従来技術とその問題点) 薄膜作成、薄膜エツチング技術の一つとして電子サイク
ロトロン共鳴(ECR)技術を利用するプラズマ技術が
最近登場している。これに関する参考文献としては″(
月刊)セミコンダクター・ワールド”1985.1月号
(伊野、佐々木、沼尻)、″日経マイクロデバイス″’
 1985年春号P93等及び特開昭55−14172
9.特開昭57−177975.特開昭56−1555
35がある。第2図、第3図に従来のECRプラズマ装
置の概略の正面断面図を示す。
第2図のECRプラズマ装置を説明すると、図示しない
直流電源からの電流で励磁される電磁コイル2の作る磁
場B(磁束密度もB)の中に置かれたプラズマ生成室1
は空胴共振器になっていて、図示しないマグネトロン発
振器から導波管3で運ばれて来たマイクロ波(2,45
GHz)が石英ガラス円板4を通して導入されるほか、
放電用ガス導入系5も接続されていてる。プラズマ生成
室1の壁は電磁コイル2とともに冷却系12によって水
冷されている。プラズマ生成室1の一壁面11はガスの
漏洩を許す網状のマイクロ波反射板となっており、その
外側に、浮遊電位の第1グリツド101とアース電位の
第2グリツド102よりなるイオン引出し加速用グリッ
ド10を介して、シャッター9と回転する基板ホルダー
7上に載置された基板8を内蔵する処理室6が設けられ
ている。
処理室6には排気系13が接続されている。直流電源1
4は、プラズマ生成室1を0〜]、KVに、処理室6と
その内蔵する基板ホルダー7をアース電位に保つ。
上記の構成の第2図のECRプラズマ装置のプラズマ生
成室1に放電用ガス導入系5からN2゜0□、Arなど
の放電用ガスを導入し磁束密度Bを適値(この場合は8
750s)にするとECR条件が成立して共鳴吸収現象
を生じ、大量のプラズマが発生する。そして、プラズマ
中のイオンはグリッド10から引出され加速され、シャ
ッター9が開かれると基体8を照射し、イオンによるエ
ツチングが行なわれること2なる。この装置には後述の
ように、イオンビームの口径を大きくすることが困難で
あるという欠点がある。(この明細書では、100eV
以上などの比較的高い加速エネルギーのイオンに対して
はイオンビーム、数10eV以下などの比較的低い加速
エネルギーのイオンに対しては、イオン流の字句を用い
ている。)従来の第3図のECRプラズマ装置は薄膜堆
積装置であって、第2図と同等の部材には同等の符号を
付しであるが、第2図の装置のグリッド10゜直流電源
14が撤去されて、新たに処理用ガス導入系20が設け
られ、マイクロ波反射板11が央部に大きい漏洩孔11
0をもつ板状のものとなっている。
処理用ガスはいったん環状管21内に導入されたのち、
その管の内壁に多数設けられた細孔22を通って、基体
8の上面に噴出する。この第3図の装置ではプラズマ生
成室1内のイオンは、電磁コイル2がマイクロ波反射板
11と基体ホルダー7の間の空間に作る発散磁界によっ
て処理室6内へ引き出され加速される。そして途中で、
前述の細孔22から噴出するSiH4などの処理用ガス
を解離し、基体8上に運んでSixNyなどの薄膜を堆
積させるものである。この装置もイオン流の口径をあま
り大きくとれない問題を抱えるほかイオン流の加速に独
自の制限があり、加速強度を加減できない欠点がある。
上記したように従来のECRプラズマ装置にはイオンビ
ームの口径を大きくすることが困難であり、多少大きく
できてもそのときはイオンの加速が制限されるという欠
点があるが、それは、ビーム径を大きくするためには空
胴共振器即ちプラズマ生成室を大にしてマイクロ波電源
を大量りなものとし、かつ、プラズマ生成室1を取り囲
む電磁−4= コイルの径も大きくしなければならないためである。磁
束密度Bを一定としたとき電磁コイルの体積は口径の2
乗に比例するのでコイルは膨大なものとなり、その励磁
電源もまた大きいものになる。
即ち従来の装置はピームロ径を大きくするだけのために
、必要以上の高価な装置を要求するという問題を抱えて
いる。
(発明の目的) 本発明は、大口径の基体の処理を可能にし、イオンの加
速を加減できる、小型で経済的なECRプラズマ装置の
提供を目的とする。
(発明の構成) 本発明は、放電用ガス導入系をそなえかつ該放電用ガス
のプラズマを電子サイクロトロン共鳴を利用して生成す
るプラズマ生成室と、該生成したプラズマのイオンを引
出しかつこれを加速するグリッドと、ガス排気系をそな
えかつ被処理基体を係持する基体ホルダーを内蔵した処
理室と、を具えたECRプラズマ装置において、 該プラズマ生成室と該グリッドとの間に該プラズマ生成
室よりイオン流を引出しかつ該イオン流の口径を拡大す
る発散磁界の空間を設けたECRプラズマ装置によって
前記目的を達成したものである。
(実施例) 以下、図に基いて本発明の詳細な説明する。
第1−図は、本発明の実施例のECRプラズマ装置の概
略の正面断面図であって、第2,3図と同等の部材には
同等の符号が付されている。
第1図の装置が従来と大きく異なる点は、発散磁界内に
設けられた空間30にある。マイクロ波反射板11も従
来に比べるとかなり網の目が細かく開口率の高い金網に
なっており、この金網から出たイオンビーム31の口径
は発散磁界の空間30で大きく拡げられて浮遊電位のグ
リッド32に達し、次いでアース電位のグリッド33で
加速されたのち基体ホルダー7上の基体8上を照射する
ようになっている。プラズマ生成室1の室壁に接続され
た円錐状の金属シールド板(網でもよい)34は、浮遊
電位のグリッド32とともに、イオン流31の口径を拡
大して行くときイオン流31が強い電界によって乱れ、
基体8の表面の処理が不均一になるのを防止するための
ものである。
この第1図のECRプラズマ装置は多くの場合エツチン
グ処理装置として使用されるものであって、直流電源1
4の電圧としては例えば200V〜800■が選定され
る。イオンビームの電位は空間30を通過する間に独自
の制限された電圧。
例えば20V低下し、イオンビームはグリッド32.3
3間において〔(200■〜800v)−20v〕で加
速されて基体8を衝撃しエツチングすることになる。
上記の構成によれば基体8の口径をプラズマ生成室1の
径の2倍以上にすることは容易であり、経済効率の高い
装置かえられる。
なお、第1図の装置の空間30内に、第3図の処理用ガ
ス導入系20を追加することで、薄膜堆積装置として有
用なECRプラズマ装置かえられ、放電用ガス、処理用
ガスの種類9組合せを選定することによって諸種の薄膜
を堆積できることば従来と変らない。イオンビームの加
速の度合をかなり自由に選ぶことができるので、装置は
極めて融通性に富む。
なお、また本発明のECRプラズマ装置ではプラズマ生
成室1内で得られる強い放射光を、基体8の処理に使用
(イオンと併用若しくは単独使用)しうる便宜がある。
(発明の効果) 本発明は、大口径の基体の処理の可能な、しかも、イオ
ンの加速を加減できる、小型かつ経済的なECRプラズ
マ装置を提供する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例のECRプラズマ装置の概略の
正面断面図。 第2図、第3図は従来のECRプラズマ装置の同様の図
。 1−一一一プラズマ生成室、2−一一一磁気コイル、3
−−−一導波量、4−一一一石英ガラス板、5−一一一
放電用ガス導入系、6−−−−処理室、7−−−−基板
ホルダー、8−一一一被処理基体、9−一一一シャッタ
ー、11−−−−マイクロ波反射板、12−−m−冷却
系、13−−−一排気系、20−−−一処理用ガス導入
系、30−−−一発散磁界の空間、31−−−−イオン
流、32 、33−−−−グリッド。 特許出願人 日電アネルバ株式会社 (ほか1名)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)放電用ガス導入系をそなえ、かつ該放電用ガスの
    プラズマを電子サイクロトロン共鳴を利用して生成する
    プラズマ生成室と、該生成したプラズマのイオンを引出
    し、かつこれを加速するグリッドと、ガス排気系をそな
    え、かつ被処理基体を保持する基体ホルダーを内蔵した
    処理室とを具えたECRプラズマ装置において、 該プラズマ生成室と該グリッドとの間に該プラズマ生成
    室よりイオン流を引出し、かつ該イオン流の口径を拡大
    する発散磁界の空間を設けたことを特徴とするECRプ
    ラズマ装置。
  2. (2)前記被処理基体の処理が、該基体表面への薄膜の
    堆積である特許請求の範囲第1項記載のECRプラズマ
    装置。
  3. (3)前記被処理基体の処理が、該基体表面のエッチン
    グである特許請求の範囲第1項記載のECRプラズマ装
    置。
JP3662586A 1986-02-21 1986-02-21 Ecrプラズマ装置 Pending JPS62195124A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02151021A (ja) * 1988-12-02 1990-06-11 Agency Of Ind Science & Technol プラズマ加工堆積装置
EP0838841A2 (en) * 1996-10-18 1998-04-29 Applied Materials, Inc. Inductively coupled parallel-plate plasma reactor with a conical dome

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JPS61177728A (ja) * 1985-02-04 1986-08-09 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 低エネルギイオン化粒子照射装置

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