JPS621947A

JPS621947A - 人体局部温水洗浄装置

Info

Publication number: JPS621947A
Application number: JP14002985A
Authority: JP
Inventors: 光雄中台; 福田　智六
Original assignee: RINFUOOSU KOGYO KK
Current assignee: RINFUOOSU KOGYO KK
Priority date: 1985-06-25
Filing date: 1985-06-25
Publication date: 1987-01-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は用便等の配設後に衛生のために使用する水洗便
器用の人体局部渇水洗浄装置に関する。

（従来の技術）第３図は本発明者が実願昭５８−２０４５３５号で提案
した便器および局部の洗浄］ニットを示しており、水洗
便器用の擬態タンク（５０）に便器洗浄用水タンク部（
５１）と、局部洗浄用渇水の加熱・供給要素（５２）と
を内臓して二１ニット化したものである。

同ユニットは従来別々であった便器の洗浄要素と局部の
洗浄要素とを結合化して、従前の便器洗浄用水タンクと
ほぼ同じ外観形態の擬態タンク内に納めて、タンクにお
１ノる実容量を高石に利用し、特に狭いトイレ室に有用
（２らしめているものである。

一方、両洗浄要素の耐久性に着目Ｍると、便器の洗浄要
素は水タンク部おＪ：び擬態タンクともに半永久的に使
用に耐える一ｂのであるのに比べて、電気関係部品を有
する局部の洗浄要素（ま遥かに寿命が短かく、そのアン
バランスに基づく電気関係部分の修理、交換が面倒であ
る問題がある。

すなわち、局部洗浄用湯にお＆Ｊる供給系のモーターは
数年毎に取り替えねばならず、ぞの取り替λ、および修
即毎に、便器の洗浄要素側の水タンク部を取り外りこと
の不便さがあり、甚々面倒である。また、モーター等の
電気部品を取り出し易くするために、擬態タンクの側面
に出し入れ口と同日の蓋を設けることが８慮される・ｂ
１陶器製のタンク自体に成型上の歪が生じ易い難題があ
−）でふされしくない。

そして第二の問題は便器の洗浄要素にお１」ろ水タンク
部の貯水ｈｉが法規ＶＣ７１以十と規制されていて、局
部洗浄用湯の格納スペースを十分に採れず、同要素にお
（Ｊる貯湯タンクの容量は最大でも１．５１程度が限葭
であることである。

そのため１回の洗浄でタンク内の渇水をほぼ全吊使い切
ってしまい、同タンク内に入水される常温水が適温に加
熱される迄のあいだ、局部洗浄Ｊるのを待たなければな
ら／ｉ−い不便がある。

この点、ヒーターの熱量を十げることで次の使用者が１
〜２分後に続けて使用しくりるようにＪることも考えら
れるが、そのためにはヒーターを８００〜１０００Ｗ稈
のものにしなければｂらず、その結果、一般家庭の契約
ｊ７ンペア数をオーバーしてしまい、他の電気器具たと
えば暖房便座の使用と車なるとブレーカ−が切れで使用
不能になり、実際的でない。

（発明が解決しようとする問題点）本発明が解決しＪ：うどする問題点は、トイレ室内を実
質的に狭くせず、モーター等の電気部品からなる渇水供
給要素の修理・交換を容易にすると共に温水による局部
洗浄を連続して支障なく行なえるものとすることである
。

（問題点を解決するための手段）本発明が叙」−の問題点を達成Ｊ−るために講じた手段
は、水洗便器用の擬態タンク内をボール面の吐水口部と
通じている上位の便器洗浄用水タンク部と、これの下位
の局部洗浄出湯タンク部とに分割形成し、両タンク部を
通水管で連通せしめると共に局部洗浄可能タンク部内に
面発熱体を設【」且つ同温タンク部内の取水部と擬態タ
ンク外の局部洗浄ノズルとを結ぶ送水管における擬態タ
ンク外の管途中に温水供給要素を配設置ノだ構成を特徴
とする。

（作用）汎用水タンクと同じ１２Ｊ稈石の貯水容量を有する擬態
タンク内が、法定以上の７〜８ｊの貯水量の便器洗浄用
水タンク部と、４〜５人が連続して局部洗浄可能な温水
量の４〜５１の貯湯量の局部洗浄用渇タンク部どに分割
形成されて、便器のボール面には吐水口部を通じて水タ
ンク部内の洗浄水が供給され、局部には−Ｌ位の水タン
ク部と通水管を通じて連通状の湯タンク部内の渇水が、
擬態タンク外の送水管途中における渇水供給要素により
、湯タンク部の取水部から局部洗浄ノズルを通じて噴出
され、４〜５人が連続して局部洗浄可能になっている。

そして、渇水供給要素が擬態タンク外の送水管途中に在
っＣ１その修理・交換を迅速１つ容易に実施可能になっ
ている。

（実施例）以下図面に基づいて本発明の実施の−・例を詳細に説明
する。

図面中の（Ａ）は人体局部渇水洗浄装訪で、同装置（Ａ
）はタンク密結型水洗便器（１）における後端部上面に
数回した擬態タンク（２）内を、ボール面（１ａ）の吐
水口部（３）と通じている上位の便器洗浄用水タンク部
（４）と、これの下位の局部洗浄用渇タンク部（５）と
に分割形成し、両タンク部（４）（５）を通水管（６）
で連通せしめると共に局部洗浄用渇タンク部（５）内に
面発熱体（７）を設けＨつ渇タンク部（５）内の取水部
（８）と擬態タンク（２）外の局部洗浄ノズル（１１）
とを結ぶ送水管（９）における擬態タンク（２）外の管
途中に温水供給要素（１０）を配設している。

擬態タンク（２）は陶器又は合成樹脂製で、汎用水タン
クとほぼ同形態に成型しており、その容量は１２Ｊｌ￥
度の容積比に形成している。

便器洗浄用水タンク部（４）は容量が７−８１程度の合
成樹脂製で、−Ｌ縁部に沿い周設した７ランジ部（１２
）を擬態タンク（２）の−に縁部に掛懸しで、同タンク
（２）内の上位に懸吊状に取イ（口」られＣおり、水タ
ンク部（４）底から局部洗浄可能タンク部（５）内を貫
通して吐水［１部（３）と通じている給水管（１３）１
７１部の排水栓（１４）を操作レバー（１５）で開弁す
ることにより、水タンク部（４）内の洗浄水をボール而
（１ａ）に噴流させて洗浄可能にしている。この水タン
ク部（４）への給水はポールタップ（１６）ににり行な
われる。

まＩご水タンク部（／１）の蓋部（１１）は擬態タンク
（２）の益を兼ねており、この蓋部（１７）が図示した
手洗いボウルを兼ねる態様では、イの手洗い後の汚水を
通水管（１８）で給水管（１３）に導き、汚水が水タン
ク部（４）内に流入しないＪ−う（こＪる。

局部洗浄可能タンク部（５）は容量が４〜５Ｊ程度で、
擬態タンク部（５）の下位内面に不透水性で断熱性に富
む独立気泡状合成樹脂を塗布して発泡さ１！−で形成し
たものとするか、或いは同質材を別途成型もして擬態タ
ンク〈２）内に密嵌せしめており、渇タンク部（５）の
蓋部（１９）は断熱性に富む同質材で成型してタンク内
の断熱効果を高めている。

通水管−（６）はフィルター（２０）を有する。１端口
部を水タンク部（４）内における水面近くに位置させて
おり、水タンク部（４）内で比較的暖かい洗浄水を渇タ
ンク部（５）内に導ぎ冑るようにしている。Ｊ：だ通水
管（６）は蓋部（１９）を貫通した管部〈２１）の下端
流出口（２２）を潟タンク部（５）の最下位近くまで伸
ばしていて、水タンク部（４）内の洗浄水をフィルター
（２０）を通して湯タンク部（５）内底位に静んかに乱流を１こさせずに誘導づるようにしている。管部
（２１）内には浮子状の止水弁（２３）を納めていて、
渇タンク部（５）内が溢れないようにしている。

面発熱体（７）は４〜５Ｊの常温水を４０℃前後の適温
に３０〜６０分以内で加熱可能な発熱ｍのもの、例えば
２００〜２５０Ｗ程度のヒーターで、潟タンク部（５）
の内壁面に外し可能に１１Ｆ懸されている。この面発熱
体（７）には温度調節リーモスタットおＪ：び渇痕ヒコ
ーズが備えられている。

取水部（８）は浄化石などの濾材を内臓していて、渇タ
ンク部（５）外に導き出される渇水をその寸前で浄化す
るにうにしている。

渇水供給要素（１０）は吊具（２５）で水洗便器（１）
における後端部側面に吊設されている。

この渇水供給要素（１０）は］ントロールボックスと電
気的に連絡しているモーター（２６）でポンプ（２７）
を作動させて湯タンク部（５）内の温水を送水管（９）
を通じて局部洗浄ノズル（１１）に供給し、局部洗浄可
能にしている。

１記実施例において、両タンク部（４）（５）内には夫
々オーバーフロー管（２８）を給水管（１３）に連通さ
せて設けている。また面発熱体（７）の修理・交換は水
タンク部（４）および蓋部（１９）を外して行なう。

ざらに取水部（８）における濾材を紫外線殺菌ランプと
代えることも任意であり、潟タンク　９　一部（５）にお（Ｊる蓋部（１９）を水タンク部（４）底
面側に延設さＵて形成するも任意で、この場合水タンク
部（４）底面が結露しない。

ざらに又、擬態タンク（２）はＩ］−タンク或いはハイ
タンクであっても良く、水洗便器（１）についても、本
水洗用或いは簡易水洗用を問わない。

（発明の効果）したがって本発明によれば次の利点がある。

■　擬態タンクが汎用水タンクとほぼ同形態で、温水供
給要素のみが、着座或いは床掃除の邪魔にならない例え
ば便器後側の側面に吊下げられる等して現出しているだ
けであるから、狭いトイレ室内にも、その着座および床
掃除に支障なく採用できる汎用性がある。

■　擬態タンク内を大部の水タンク部と、小部の湯タン
ク部とに分割すると共にての泪タンク部内を面発熱体の
みとして、外形を大きくすることなく貯湯量の増大を組
っていることにより、数人の利用者が連続して局部を渇
水洗浄をすることができ、特に痔疾思召゛Ｃも安心して
人聞消費して渇水洗浄することができる。

■　潟タンク部を局部洗浄用どして専用化しでいるため
、面発熱体が熱消費量の少ないもので良く、契約アンペ
ア数が小さい一般家紅でも査障イ１く利用でき、ＢＪ！
房便座とも安心して（Ｊｌ用できる。

■　擬態タンク外の渇水供給要素についで、その修理ｄ
３よびモーター等の交換を迅速［１つ容易に行ｔ１うこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明渇水洗浄装買の一実施例を示ず縦断ｎＥ
面図。第２図はＴＩ−ＩＴ線に沿λる縦断側面図。第３
図は従来例を示す−斜祝図で一部切欠する。図中（１）は水洗便器（１ａ）はボール面（２）　Ｇ、Ｕ擬態タンク（３）は吐水口部（４）は水タンク部（５）は潟タンク部（６〉は通水管（７）は面発熱体（８）は取水部（９）は送水管（１０）は渇水供給要素（１１）は局部洗浄ノズル特　許　出　願　人　　　　リンツＡ−ス丁業株式会社

Claims

【特許請求の範囲】

水洗便器用の擬態タンク内をボール面の吐水口部と通じ
ている上位の便器洗浄用水タンク部と、これの下位の局
部洗浄用湯タンク部とに分割形成し、両タンク部を通水
管で連通せしめると共に局部洗浄用湯タンク部内に面発
熱体を設け且つ同湯タンク部内の取水部と擬態タンク外
の局部洗浄ノズルとを結ぶ送水管における擬態タンク外
の管途中に温水供給要素を配設した人体局部温水洗浄装
置。