JPS6219266A - スクリユデカンタ型連続遠心分離機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は塩ビ樹脂、その他の各種液体中に含まれる固形
分を液体から分離するスクリュデカンタ型連続遠心分離
機に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、この種分離機においては、低速で十分な脱水性が
得られず第２図、第３図に示す如くフィードパイプ（５
）より原液が供給され沈降分離した固形分〔以下これを
搬送ケーキという〕（７）の液面上の脱水ゾーンＤ）に
おける脱水メカニズムは、付着水がケーキ層中を脱水流
路（９）に流れ、スクリュコンベヤ羽根（２′）先端隙
間Ｑｌ）を通って逃げていくことにょシなされる。この
先端隙間αυを大きくすることにより通過面積が増え、
脱水は向上する訳であるが搬送ケーキ（力の漏洩量も増
えてしまい搬送されるケーキ厚さが増大し粒子破砕を生
じ易くなるためかえって悪化する結果となっている。従
って脱水向上のためには、ケーキ厚さを増す事なく脱水
ゾーンＣＤ）での滞留時間を増大する必要がある。こう
いう要求に対し９分離機の構造上考えられるのは１機内
に滞留しているプール液（６）の深さＰを浅くするが、
ボウル（１）の角度（θ）を大きくすることである。し
かしこうすると分離液の清澄性が悪化してしまう０又、
ボウル角度（θ）を大きくすると小径側の半径が小さく
なり、遠心力が低下することになる。

従って従来の分離機では、排出ケーキ（８）の脱水性、
及び分離液の清澄性の両方を同時に満足させることは極
めて困難である。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明は、上記したように塩ビ樹脂、その他各種液体中
に含まれる固形分を分離、脱水するにあたり、従来のも
のでは構造上固形分の脱水性、及び分離液の清澄性の両
方を、同時に満足する運転条件を与えられない問題点を
、解決しようとすることにある。

〔問題点を解決するための手段〕

このため本発明は脱水ゾーン■）を含むボウル傾斜部（
１′）にケーキ層に較ベヂ過抵抗の少ない戸材ａｚを内
張シしてなるものである。

〔作用〕

上記したような本発明によれば、原液は高速回転してい
るボウル（１）内で遠心力の作用により固形物は沈降し
、スクリーーコンベヤ（２）によって傾斜部分を上がり
プールから出て。

脱水ノ゛−ン（Ｄ）の部分で脱水が行なわれるが。

ボウル傾斜部（１′）に内張シされている濾材（］２に
よりケーキ層の全面にわたって脱水されるため低い遠心
力でも水抜きされ、又、ボウルテーパ角度も小さくでき
るためスムーズに搬送ケーキ（７）の排出ができ２分離
液の清澄性も向上する。

またボウル小端側の直径が大きくとれるため、ケーキ排
出口（４）における遠心力の低下を最小限に押さえるこ
とができる。

〔実施例〕

以下２本発明の実施例を第１図に基づいて説明すると、
ボウル（１）の内部には、螺旋状の羽根をもつスクリー
ーコンベヤ（２）が配設され。

ボウル（１）の端部にはケーキ排出口（４）が設けられ
ている。また脱水の行なわれる脱水ゾーンＧ））を含む
ボウル傾斜部（１′）には、脱水効率を上げるため炉布
（１２ａ）及び金網層（１２ｂ）から　　　　１なる濾
材Ｑ７Ｊがボウル傾斜部（１つに内張シしてあり原液を
分離機内に導くフィードパイプ（１５）の中には、Ｆ材
α２を逆洗するための洗浄水供給管（１５’）が内設さ
れ、ボウルヘッド（１３）に設けた通路（１３’）を通
り、炉布（１２ａ）　　と金網層（１２ｂ）に洗浄水を
供給できるようになっている。

上記構成のスクリュデカンタ型、連続遠心分離機におい
て、フィードパイプ（１５）を通して供給された原液は
、高速回転しているボウル（１）内で遠心力の作用によ
り固形物は沈降し。

スクリュコンベヤ（２）によって小端側へ向かって搬送
される。そうして傾斜部分を上がり。

プールＰ）から出て脱水ゾーンＤ）の部分で脱水が行な
われる。この脱水ゾーンＤ）には炉布（１２ａ）および
金網層（１２ｂ）からなるＦ材（１２）が、ボウル傾斜
部（１）に内張すしであるため。

ケーキ（７ｂ）層の全面にわたって脱水されるため、低
い遠心力でも水抜けが良くケーキ（７ｂ）の脱水性が良
くなり、更にボウルテーパ角度が０〜５°と小さくでき
るためケーキ（７ｂ）がスムーズに排出される。

また、炉布（１２ａ）の固体粒子による目詰まりが生じ
た時には、洗浄水供給管（１５）よシ洗浄水を通路（１
３’）を介して炉布（１２ａ）と金網層（１２ｂ）に供
給することによシＦ布（１２ａ）は逆洗され１分離機を
分解することなく、長期間使用することができる。

尚２本発明は上記実施例にのみ、限定されるものではな
く１本発明の要旨を逸脱しない範囲内において２種々変
更を加え得るものである。

〔発明の効果〕

以上、説明した如く本発明によれば、脱水ゾーンＣＤ）
に炉布（１２ａ）および通水をよくする金網層（１２ｂ
）からなる戸材（１２）がボウルに内張すしであるため
、ケーキ層の全面にわたって脱水され低い遠心力でも水
抜けが良く、ケーキの脱水性が良くなシ、スクリュコン
ベヤ羽根、先端隙間αυも小でよく、またボウルテーパ
角度がＯ〜５°と小さくできるためケーキ（７ｂ）をス
ムーズに排出させることができ２分離液の清澄性も炉布
によるテ過も付加され向上する。

尚、Ｐ布（１２ａ　）の目詰ま９発生時、あるいは定期
的に洗浄水により逆洗できるので分離機を分解すること
なく、長期間使用できるので、維持費の大幅低減が可能
である。勿論テーパ角は従来の使用範囲である。５〜１
５°にあっても良い。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す要部説明、第２図は従来
のスクリュデカンタ型連続遠心分離機の要部を示す説明
図、第３図は第２図に示すＡ部の拡大説明図である。 （１）・・・ボウル、　　（１つ・・・ボウル傾斜部、
（２）・・・スクリュコンベヤ、　　（２’）・・・ス
クリュコンベヤ羽根。 （４）・・・ケーキ排出口、（５）・・・フィードパイ
プ、（７）・・・搬送ケーキ、　　（７ｂ）−・・ケー
キ、　　（１２）・Ｆ材、　（１２ａ）・・・炉布、　
　（１２ｂ）・・・金網層、　　（１３）・・・ボウル
ヘッド。 （１３つ・・・通路、　　（１５）・・・フィードパイ
プ、　　（１５’）・・・洗浄水供給管 ＄２ズ ＄３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 円筒部と同円筒部と連接し、漸次、狭ばめられた傾斜部
   とからなるボウル内に螺旋状の翼をもったスクリュ、コ
   ンベヤが配置されたスクリュデカンタ型、連続遠心分離
   機において、前記傾斜部に濾材を内張りしたことを特徴
   とするスクリュデカンタ型連続遠心分離機。