JPS6219101Y2 - - Google Patents

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JPS6219101Y2
JPS6219101Y2 JP12179381U JP12179381U JPS6219101Y2 JP S6219101 Y2 JPS6219101 Y2 JP S6219101Y2 JP 12179381 U JP12179381 U JP 12179381U JP 12179381 U JP12179381 U JP 12179381U JP S6219101 Y2 JPS6219101 Y2 JP S6219101Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は複数の正負極電圧を発生する入出力絶
縁形多出力DC−DCコンバータ電源における各出
力電圧毎の電圧変動すなわち過電圧及び低電圧障
害の各々について定電圧ダイオードの持つツエナ
ー特性を利用し、障害検知し、これらの障害信号
を多入力論理和のごとく一つの出力とし、ホトカ
プラー1個にて障害情報を電源制御部に伝達する
電圧監視回路に関する。
従来、絶縁形電源電圧の監視回路の方法として
は、種々の方法が提案されているが、比較的安価
で簡単であることを特徴とする方法として、定電
圧ダイオードのツエナー特性を利用し、これによ
る情報を入出力が絶縁されたホトカプラーにて伝
達する方法が考えられる。
上述の如き方法の一例を第1図によつて説明す
る。第1図において、入力電源1に制御回路2及
びトランス3の入力コイル3aとトランジスタ4
との直列回路が並列に接続され、トランス3の複
数の出力コイル3b,3c,3d,3eに正極も
しくは負極の電圧を発生する出力電源群5,6,
7,8が構成され、各電源の基準電位点5b,6
b,7a,8aが監視回路の基準電位点9に結束
され、この基準電位点9と各電源出力点5a,6
a,7b,8b間に、以下の直列回路を接続し、
障害信号を障害保持回路10に伝達するようにし
ている。すなわち過電圧検知用として定電圧ダイ
オード11,12,13,14とホトカプラ15
a,16a,17a,18aと電流制限用抵抗1
9,20,21,22による各直列回路、また低
電圧検知用として定電圧ダイオード23,24,
25,26とホトカプラ27a,28a,29
a,30a、と電流制限用抵抗31,32,3
3,34による各直列回路を各電源出力点5a,
6a,7b,8bと基準電位点9との間に接続す
る。各ホトカプラーの受光側は過電圧検出用とし
てホトカプラ15b,16b,17b,18bが
並列接続され、低電圧検出用としてホトカプラ2
7b,28b,29b,30bが直列接続され、
これらホトカプラの並列接続及び直列接続が障害
保持回路10に接続され、その出力が制御回路2
に至る。
次にこのように構成した回路の動作を述べる。
ここでは出力電源5の電圧監視動作のみを説明
し、他については動作機能が基本的にはまつたく
同じであるので説明をはぶく。まず、入力電源1
が投ぜられると、制御回路2が動作し、制御パル
スがトランジスタ4を駆動し、トランス3のエネ
ルギー転送動作により出力電源5に規定の電圧を
供給する。出力点5aの電位が正常であるとき、
定電圧ダイオード11とホトカプラ15aと制限
用抵抗19の直列回路にはツエナー電流が流れな
いように前記定電圧ダイオード11のツエナー電
圧が選択され、このツエナー電圧を越えるような
過電圧障害が発生すると、ツエナー電流が流れ始
め、前記ホトカプラ15aを発光し、ホトカプラ
15bはオン信号を発生し保持回路10に伝達さ
れる。また定電圧ダイオード23とホトカプラ2
7aと制限用抵抗31の直列回路には、ツエナー
電流が正常時には流れているように、前記定電圧
ダイオード23のツエナー電圧が選択されてお
り、このツエナー電圧を下まわるような低電圧障
害が発生すると、ツエナー電流が減少し、ついに
ツエナー降伏電圧以下に達すると、前記ホトカプ
ラ27aは発光せず、受光側のホトカプラ27b
は、オフ信号を発生し、保持回路10に伝達さ
れ、当該保持回路10では最終の障害信号に変換
し、制御回路2に伝達し障害処理がなされる。こ
のようにして、電圧監視回路の機能は満足される
が、本回路は各機能ごとにホトカプラが必要とな
り、出力電源の増加に伴いホトカプラの受光側に
おける論理和、論理積を構成する素子数が増加す
る。このことは比較的高価なホトカプラによるコ
ストアツプ、実装時の面積拡大、信頼性低下及び
保持回路10での回路構成の複雑化が生じ、監視
される出力電源数も制限を受ける。
本考案は上述の如き欠陥を是正すべく考案され
たものであつて、最終的に1個のホトカプラで障
害情報を伝達すべく監視回路を提供しようとする
ものである。
すなわち本考案は基準電位を境に正負極各々の
電源群の電圧監視回路において、各々の電源の過
電圧障害を検知する定電圧ダイオード群と当該ダ
イオード群に接続する抵抗とで構成される多入力
論理和回路と、前記論理和回路の出力をベースに
接続する第1のトランジスタと、前記各々の電源
の低電圧障害を検知する定電圧ダイオードと抵抗
との直列回路群と、前記直列回路群の各接続点よ
り前記第1のトランジスタのコレクタに接続する
ダイオード群と、前記第1のトランジスタのコレ
クタに接続するダイオードと抵抗とのバイアス用
直列回路と、前記バイアス用直列回路の接続点よ
りベースに接続する第2のトランジスタと、第1
のトランジスタのコレクタと第2のトランジスタ
のコレクタとに各々第1及び第2の負荷抵抗を介
して供給する補助電源と、正負極各々の前記第2
のトランジスタのコレクタ相互間に接続されたバ
イアス用ダイオードとホトカプラの順方向直列回
路と、前記ホトカプラの受光側を接続している障
害保持回路とを有することを特徴とする電圧監視
回路である。
上述の如く構成することによつて、1対の正負
極電源と2対の正負極トランジスタ回路により、
最終的に1個のホトカプラにて非常に多数の出力
電源群の電圧変動障害を監視することが可能な電
圧監視回路を提供することができる。
以下、実施例につき図面を参照して詳細に説明
する。
第2図は実施例の回路図である。第2図の回路
において、まず、入力電源1に制御回路2及びト
ランス3の入力コイル3aとトランジスタ4との
直列回路が接続され、出力コイル3b,3cには
正極の出力電源5及び6が接続され、出力コイル
3d,3eには負極の出力電源7及び8が接続さ
れている。各出力電源5,6,7,8の基準電位
点5b,6b,7a,8aは監視回路の基準電位
点9に結束されている。この基準電位点9を境に
正極の出力点5a,6a及び負極の出力点7b,
8bに過電圧検知用定電圧ダイオード11と12
及び13と14の一端が接続され、他端は正極及
び負極毎に結束され、検知用抵抗39及び40の
一端に接続されるとともに、保護抵抗41及び4
2を介してトランジスタ43及び44のベースに
接続される。
また、同様にして前記出力点5aと6a及び7
bと8bには低電圧検知用定電圧ダイオード23
と24及び25と26の一端が接続され、各各の
他端は各々の検知用抵抗31,32,33,34
及びダイオード35,36並びに37,38の一
端が接続される。前記ダイオード35,36の正
極同士が結束され、ダイオード37,38の負極
同士が結束され、前記トランジスタ43及び44
の各対応する側のコレクタに接続される。当該ト
ランジスタ43及び44の各々のコレクタには負
荷抵抗45,46の一端が接続され、補助電源4
7,48に導びかれる。またバイアス用ダイオー
ド49,50の一端が対応する前記トランジスタ
43,44のコレクタに接続され、他端は第2の
トランジスタ51,52の対応する側のベースと
接続される。前記第2のトランジスタ51,52
のベースエミツタ間にはバイアス用抵抗53,5
4が接続される。また、第2のトランジスタ5
1,52のコレクタには第2の負荷抵抗55,5
6の一端が接続され、その他端は前記補助電源4
7,48に導かれる。また、第2のトランジスタ
51,52の各々のコレクタ相互間には、バイア
ス用ダイオード57とホトカプラ58aの直列回
路が順方向に接続され、ホトカプラ58bは障害
保持回路10に接続される。
次に上述の如き回路の動作について述べる。ま
ず直流電源1が投入されると、出力電位点5a,
6a,7b,8bと規準電位点9に規定の電圧が
発生する。
初めに、全ての出力電圧が正常であるときの本
実施例の各部の状態を説明する。過電圧検知用定
電圧ダイオード11,12及び13,14と検知
用抵抗39,40の直列回路の動作電圧は、正常
出力電位より若干高め(過電圧検出電圧)になる
ように前記定電圧ダイオード11,12及び1
3,14のツエナー電圧を選んである。従つて、
前記検知用抵抗39及び40にはツエナー電流が
ほとんど流れず、電圧降下も第1のトランジスタ
43,44のベースエミツタ飽和電圧(約
0.6V)以下であるので、前記第1のトランジス
タ43,44のコレクタエミツタ間はオフ状態を
示す。従つて、第1の負荷抵抗45,46に流れ
る電流は、バイアス用ダイオード49,50を通
り、バイアス用抵抗53,54と第2のトランジ
スタ51,52のベースエミツタ間に流れ、前記
第2のトランジスタ51,52のコレクタエミツ
タ間はオン状態になり、2倍の飽和電圧がバイア
ス用ダイオード57とホトカプラ58aの直列回
路に印加される。しかし、前記ダイオード57と
ホトカプラ58aの直列回路の順方向電圧が若干
高めか又は等しい状態にあるのでホトカプラ58
aには発光電流が流れず動作しない。
また、低電圧検知用定電圧ダイオード23,2
4及び25,26と検知用抵抗31,32及び3
3,34の直列回路の動作電圧は正常出力電位よ
り若干低め(低電圧検出電圧)になるよう前記定
電圧ダイオード23,24及び25,26のツエ
ナー電圧を選んであり、前記検知用抵抗31,3
2及び33,34の電圧降下も、前記第1のトラ
ンジスタ43,44のコレクタ電圧(バイアス用
ダイオード49,50の順方向電圧と第2のトラ
ンジスタ51,52のベース飽和電圧の直列電圧
降下)より等しいか若干高めになるようにツエナ
ー電流を流す。これにより、バイアス用ダイオー
ド35,36及び37,38はオフ状態となり、
前記ホトカプラ58aは前述と同様に動作しな
い。
次に、例えば、正極側の1つの出力電位点5a
が過電圧障害を発生すると、検知用抵抗39にツ
エナー電流が流れ、この電圧降下が第1のトラン
ジスタ43のベースエミツタ飽和電圧を越えると
当該第1のトランジスタ43のコレクタエミツタ
間はオン状態になる。従つて第2のトランジスタ
51のベース電流は減少し、オフ状態になる。こ
れにより第2の負荷抵抗55の負荷電流は、前記
ホトカプラ58aに流れ始め発光し、障害信号を
ホトカプラ58bの受光側に伝達する。
また、前記出力電位点5aが低電圧障害を発生
し出力電位が前記定電圧ダイオード23のツエナ
ー電圧以下に低下すると、ツエナー電流はツエナ
ー降伏点以下になり、ほぼ零に近づく、これによ
り検知用抵抗31の電位は基準電位に近づき、ダ
イオード35に順電圧がかかるので、第1の負荷
抵抗45を流れていた第2のトランジスタ51の
ベース電流は前記検知用抵抗31側に吸込まれ、
バイアス用ダイオード49は逆バイアスを受け、
オフ状態となり、前記第2のトランジスタ51の
コレクタエミツタはオフ状態となる。従つて、第
2の負荷抵抗55の負荷電流はホトカプラ58a
に流れ始め発光し障害信号をホトカプラ58bの
受光側に伝達する。
以上の基本動作は、正負極のいずれの出力電源
の障害を問わず共通であるが、ただ正負逆の動作
となる。
以上説明したように、本考案によれば、出力電
源が多数増加しても、検知用定電圧ダイオードと
抵抗との直列回路及びこれらの論理和を構成する
ダイオードを付加するのみで、全ての電源の障害
を検出し、ホトカプラ1個で障害信号を伝達する
ことができる。従つて、部品数の減縮、価格の低
減あるいは実装面積の縮少を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電圧監視回路の一例を示す回路
図、第2図は本考案の一実施例を示す回路図であ
る。 1……入力電源、2……制御回路、3……トラ
ンス、5,6……正極の出力電源、7,8……負
極の出力電源、9……基準電位点、10……障害
保持回路、11,12,13,14……過電圧障
害を検知する定電圧ダイオード、23,24,2
5,26……低電圧障害を検知する定電圧ダイオ
ード、35,36,37,38……ダイオード、
31,32,33,34,39,40,41,4
2,53,54……抵抗、45,46,55,5
6……負荷抵抗、49,50……バイアス用ダイ
オード、43,44,51,52……トランジス
タ、58a,58b……ホトカプラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基準電位を境に正負極各々の電源群の電圧監視
    回路において、各々の電源の過電圧障害を検知す
    る定電圧ダイオード群と当該ダイオード群に接続
    する抵抗とで構成される多入力論理和回路と、前
    記論理和回路の出力をベースに接続する第1のト
    ランジスタと、前記各々の電源の低電圧障害を検
    知する定電圧ダイオードと抵抗との直列回路群
    と、前記直列回路群の各接続点より前記第1のト
    ランジスタのコレクタに接続するダイオード群
    と、前記第1のトランジスタのコレクタに接続す
    るダイオードと抵抗とのバイアス用直列回路と、
    前記バイアス用直列回路の接続点よりベースに接
    続する第2のトランジスタと、第1のトランジス
    タのコレクタと第2のトランジスタのコレクタと
    に各々第1及び第2の負荷抵抗を介して供給する
    補助電源と、正負極各々の前記第2のトランジス
    タのコレクタ相互間に接続されたバイアス用ダイ
    オードとホトカプラの順方向直列回路と、前記ホ
    トカプラの受光側を接続している障害保持回路と
    を有することを特徴とする電圧監視回路。
JP12179381U 1981-08-19 1981-08-19 電圧監視回路 Granted JPS5828594U (ja)

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JPS5828594U JPS5828594U (ja) 1983-02-24
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