JPS62190109A - キチン配合化粧料 - Google Patents

キチン配合化粧料

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JPS62190109A
JPS62190109A JP61029878A JP2987886A JPS62190109A JP S62190109 A JPS62190109 A JP S62190109A JP 61029878 A JP61029878 A JP 61029878A JP 2987886 A JP2987886 A JP 2987886A JP S62190109 A JPS62190109 A JP S62190109A
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chitin
powder
spherical
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JP61029878A
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Hiroaki Yabe
谷邊 博昭
Yoshihide Kawamura
佳秀 川村
Kazuhisa Ono
和久 大野
Hiroyuki Yokoyama
広幸 横山
Toshihiko Nakane
俊彦 中根
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Fuji Spinning Co Ltd
Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Fuji Spinning Co Ltd
Shiseido Co Ltd
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q1/00Make-up preparations; Body powders; Preparations for removing make-up
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発胡は、球状キチン粉末を配合してなる化粧料に関す
る。このものは、使用性、仕上り、安定性、成型性、耐
衝撃性が良好な化粧料である。
〔従来技術及びその問題点〕
従来の化粧料用体質顔料としては、タルク、カオリン、
マイカ、二酸化チタン、亜鉛華、樹脂粉末等が使用され
ている。これらは、化粧料ののび、つき、カバー性、つ
や、なじみ、成型性、耐衝撃性等を勘案し配合量を決定
して使用されている。
しかしながら、従来の化粧料用体質顔料を用いた化粧料
では、使用性、仕上り、安定性、成型性、耐衝撃性等の
点ですべてが必ずしも満足できるものではなかった。す
なわち、従来使用されていた化粧料用体質顔料では、一
般に、滑沢性を良くし、仕上りに透明感を出すために、
ある程度粒径の大うになり、しかも粉末成型品の場合に
は成型性が悪い。球状粉末のナイロンパウダーやポリエ
チレンパウダーなども用いられるが、これらも成型性が
悪くなるという欠点があった。また、成型性を良くする
ために二酸化チタン、カオリン、亜鉛華、タルク等を用
いるが、これらを多量配合すると、のびが悪く、仕上り
が粉っぽくなり、ケーキングしやすいという欠点があっ
た。さらに、液状化粧料ではなじみを良くし、さっばり
感を出すためにマイカ、タルク、樹脂粉末等の粉末を配
合するが、安定性が悪くなるという欠点があった。
〔発明の目的及び構成〕
本発明者らは、こうした事情に鑑み、前記従来技術の問
題点を克服すべく、化粧料の使用性、仕上り、安定性、
成型性、耐衝撃性等について鋭意研究を重ねた結果、球
状キチン粉末を配合した化粧料にあっては、のびが良く
、仕上りが粉っぽくなく、透明感があり、きれいて、成
型性が良く、ケーキングせず、さらに液状化粧料では、
さっばりし、安定性が良いことを見出し、この知見にも
とづいて本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、球状キチン粉末を配合してなる化
粧料である。
以下、本発明の構成について詳述する。
キチンは、カニ、エビ等の甲殻類の外骨格やカビの菌糸
等に存在し、化学的には、アミノ糖からなる多糖類の1
種である。
本発明における球状キチン粉末は、平均粒径が40μ以
下、とりわけ20〜0.1 μのものが好ましい。平均
粒径が40μを大幅に超えた場合には、肌にざらつきを
生じ、平滑感がなくなることがある。
配合量は、目的とする化粧料によって差異があるものの
化粧料全域としては、通常0.1〜80重量%、好まし
くは1〜60重量%である。配合量が0.1重量%未渦
の場合は球状キチン粉末の効果が開発し、先に特許出願
した特願昭60−240896号の方法によって製造す
ることができる。
この方法は、再生キチンを水中で微粉砕して分散液とな
し、該キチン分散液を気体と共に高温雰囲気中に吐出乾
燥する方法である。
そして、この方法において使用する再生キチンは、キチ
ンを機械的に粉砕した原キチンではなく、キチン、又は
その低分子化物を微粉砕する際にキチン超微小粒子の懸
濁液が得られるような、例えば下記の方法によって得ら
れる再生キチンである。
i) キチンをアルカリキチン水溶液とした後に、酸性
水溶液中で凝固析出させ、これを中性になるまで水洗し
て得られる凝固再生キチン。
ii)  キチンをジメチルアセトアミドと塩化リチウ
ムとの混合溶剤に溶解し、水又はアルコール、アセトン
中に落下せしめて凝固析出させた後、水で充分洗浄して
得た凝固再生キチン。
iii )  キトサンを酸性溶液に溶解し、塩基性溶
液中で凝固再生させた後、中性になるまで充分水洗して
得た再生キトサンを、アルコールで水置換後有機溶媒中
でアセチル化試薬と接触反応させ再生キチンとした後、
再度アルコールで洗浄後中性になるまで充分水洗して得
られる再生キチン。
上記i)〜iii )の再生キチンの製造方法について
さらに具体的に詳述する。
まず、l)の方法による再生キチンの製造法について述
べる。
アルカリキチン水溶液を酸性溶液中で凝固析出させて再
生キチンを得るには、例えば、好ましくは重量比でキチ
ン1に対し水15〜20となるようにキチンに水を加え
て、加圧釜で加圧条件1.2kg / cut、121
℃で30分間処理し、水を抜取り48°Be  苛性ソ
ーダに浸漬膨潤させる。これを−20℃以下で一晩凍結
し、しかる後15℃以下で解凍後苛性ソーダを除去する
。好ましくは圧縮濾過を行ない再度苛性ソーダを加え凍
結、解凍を繰返すことがよい。これに氷水を加え15℃
以下好まし、くは5℃以下で攪拌する。この場合5℃以
上であると溶液が凝固傾向となり、15℃以上だと脱ア
セチル化反応が進行してしまいキトサン化の傾向になり
好ましくない。そして氷水とキチン重量比はキチン1に
対し氷水10〜50が好ましい。得られた溶液を濾過す
ることにより不溶物質等を除いた均一なアルカリキチン
水溶液を得る。
このアルカリキチン水溶液を酸性水溶液中に落下して凝
固析出させる。酸性水溶液としては、アルカリキチン水
溶液の濃度にもよるが、例えば4〜8%濃度であれば、
酢酸の場合5〜100%好ましくは25〜75%、硫酸
の場合5〜25%好ましくは5〜10%、また、燐酸の
場合5〜50%好ましくは10〜40%であり、他の酸
類も適用できる。凝固析出した再生キチンを濾別して中
性になるまで充分洗浄し、濾別抜水を重量1に対し10
〜40の範囲で加えてホモジナイザー等で微粉砕するこ
とにより再生キチン懸濁液を得る。
次に11)の方法による再生キチンの製造法について述
べる。
キチンをジメチルアセトアミド95重量%と塩化リチウ
ム5重量%との混合溶剤に溶解し、これを水中に落下さ
せて凝固させる。凝固液としては、水の代りにアルコー
ル、アセトン等も用いられる。
凝固物を濾別後、水で洗浄を繰り返し溶剤を完全に除去
する。洗浄後濾別して水を加えてホモジナイザー等で微
粉砕して再生キチン懸濁液を得る。
iii )の方法による再生キチンの製造法は、本発明
者毀が開発し、特許出願をなした特願昭60−子量が1
0.000〜230000の低分子量キトサンを酢酸、
ジクロル酢酸、蟻酸等の単独若しくは混合物の水溶液に
溶解し、キトサン酸性水溶液とする。得られた酸性水溶
液を、次のようにして塩基性凝固浴中で再生して再生キ
トサンを得る。
該酸性水溶液を一定量づつ水酸化ナトリウム、水酸カリ
ウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、アンモニア、エ
チレンジアミン等のアルカリ性物質水溶液中に落下せし
めると球状の再生キトサンが得られる。このようにして
(尋られたキトサンは中性になるまで充分水洗してアル
コールで水置換後、例えばエタノール中で無水酢酸を用
いて反応させN−アセチル化を行なって再生キチンを得
る。得られた再生キチンはアルコールで洗浄後水洗し、
ホモジナイザー等で微粉砕して再生キチン懸濁液とする
上記のようにして得られた再生キチン懸濁液は、100
〜180℃の高温雰囲気中に気体と共に吐出し、乾燥さ
せることによって平均粒径40μ以下の球状キチン粉末
を得ることができる。吐出されたキチン懸濁液は、分散
媒である水の表面張力等によって高温雰囲気中で乾燥さ
れる際に微小な球状体粉末が成形される。再生キチン懸
濁液を吐出させる際には懸濁液の分散性を保持させるこ
とが好ましく、ホモジナイザー等で攪拌しながら行なう
ことができる。得られた球状キチン粉末の粒径は、高温
雰囲気中に吐出させる時の気体の吐出圧、懸濁液の吐出
量及び懸濁液の濃度を適宜調節することによって任意に
設定することができる。
この方法で製造された球状キチン粉末は、粒径のそろっ
た球状のものであり、分散性の極めて優れたものであっ
て粒子が凝集、接着することがないという利点がある。
本発明の化粧料には、上記した球状キチン粉末の他に、
通常化粧料に用いられる他の成分を必要に応じて適宜適
量配合することができる。例えば、タルク、カオリン、
セリサイト、白雲母、合成雲母、金雲母、紅雲母、黒雲
母、リチア雲母、バーミキュライト、炭酸マグネシウム
、炭酸カルシウム、珪そう土、ケイ酸マグネシウム、ゲ
イ酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バリウム
、硫酸バリウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン
酸金属塩、シリカ、ヒドロキシアパタイト、ゼオライト
、窒化ホウ素、セラミクスパウダー等の無機粉末、ナイ
ロンパウダー、ポリエチレンパウダー、ベンゾグアナミ
ンパウダー、四弗化エチレンパウダー、ジスチレンベン
ゼンピンホールポリマーパウダー、微結晶性セルロース
等の有機粉体、酸化チタン、酸化亜鉛等の無機白色顔料
、酸化鉄(ベンガラ)、チタン酸鉄等の無機赤色系顔料
、T酸化鉄等の無機褐色系顔料、黄酸化鉄、黄土等の無
機黄色系顔料、黒酸化鉄、カーボンブラック等の無機黒
色系顔料、マンゴバイオレット、コバルトバイオレット
等の無機紫色系顔料、酸化クロム、水酸化クロム、チタ
ン酸コバルト等の無機緑色系顔料、群青、紺青等の無機
青色系顔料、酸化チタンコーテッド雲母、酸化チタンコ
ーテッドオキシ塩化ビスマス、オキシ塩化ビスマス、酸
化チタンコーテッドタルク、魚鱗箔、着色酸化チタンコ
ーテッド雲母等のパール顔料、アルミニウムパウダー、
カッパーパウダー等の金属粉末顔料、赤色201号、赤
色202号、赤色204号、赤色205号、赤色220
号、赤色226号、赤色228号、赤色405号、橙色
203号、橙色204号、黄色205号、黄色401号
及び青色404号等の有機顔料、赤色3号、赤色104
号、赤色106号、赤色227号、赤色230号、赤色
401号、赤色505号、橙色205号、黄色4号、黄
色5号、黄色202号、黄色203号、緑色3号及び青
色1号のジルコニウム、バリウム又はアルミニウムレー
キ等の有機顔料、クロロフィル、βカロチン等の天然色
素、スクワラン、流動パラフィン、ワセリン、マイクロ
クリスクリンワックス、オシケライト、セレシン、ミリ
スチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレインイソ
ステアリン酸、セチルアルコール、ヘキサデシルアルコ
ール、オレイルアルコーノペセチル2−エチルヘキサノ
エート、2−エチルへキシルパルミテート、2−オクチ
ルドデシルミリステート、2−オクチルドデシルガムエ
ステル、ネオペンチルグリコール−2−エチルヘキサネ
ート、インオクチル酸トリグリセライド、2−オクチル
ドデシルオレエート、イソプロピルミリステート、イソ
ステアリン酸トリグリセライド、ヤシ油脂肪酸トリグリ
セライド、オリーブ油、アボガド油、ミツロウ、ミリス
チルミリステート、ミンク油、ラノリン等の各種炭化水
累、高級脂肪酸、油脂類、エステル類、高級アルコール
、ロウ類等の油分、アセトン、トルエン、酢酸ブチノペ
酢酸エチル等の有機溶剤、アルキッド樹脂、尿素樹脂等
の樹脂、カンファ、クエン酸アセチルトリブチル等の可
塑剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、界面活性剤
、保湿剤、香料、水、アルコーノペ増粘剤等があげられ
る。
次に、球状キチン粉末の製造方法の例を示す。
製造例1 シャコ由来キチンフレーク(20〜60メツシ、)30
gを0.3N塩酸500mβ中に分散させ、該分散液を
1.2kg/catの圧力下121℃で30分間オート
クレーブ処理をした。該処理液を充分水洗した後濾別し
、10℃に保ちながら、これに48°Be  苛性ソー
ダ100mj!を加え攪拌して充分分散させた後、−8
0℃に冷却し、そのまま凍結させた。この状態で4時間
放置後、これを取出し5℃で解凍した。この操作を再び
繰返した後、に濾別し、これに氷水1000gを加え、
攪拌し均一なアルカリキチン水溶液を得た。
該アルカリキチン水溶液を50%酢酸水溶液31中に落
下せしめてキチン再生物を得た。これを濾別し、中性に
なるまで充分洗浄した後、再度濾別し、これに水を加え
て1000gとしホモジナイザーで15QQQrpm5
分間粉砕し、濃度2.8%のキチン懸濁液を得た。この
懸濁液を分散性を保つためホモジナイザーで1500O
rpmで攪拌しながら毎分14mfの流量で3 kg 
/ cnfの加圧空気と共に170〜180℃の高温雰
囲気中に吐出して乾燥し、乾燥物をサイクロンコレクタ
ーに捕集して、平均粒径的10μの球状キチン粉末24
粒径(μ)1413121110 9 8 7 6球数
(個)  6 9 520432511 8 4これに
よれば、総球数131個で平均粒径9.95μで、ばら
つきも少ないものであった。
製造例2 紅ズワイガニ由来のキチン(20〜60メッシ:L)2
0gをジメチルアセトアミド95%と塩化リチウム5%
の混合溶媒980gに溶解させた後、該溶解液を水中に
実施例1と同様に落下せしめて凝固させ再生キチンを得
た。
該凝固物を濾別し、充分洗浄した後、再び濾別し、これ
に水を加えて1000gとしてホモジナイザーを用いて
1’7000rpm4分間粉砕し、濃度2.0%の再生
キチン懸濁液を得た。
この懸濁液を攪拌しながら分散性を保った状態で14.
5 m !! /min吐出量で4.Okg/cutの
加圧空気と共に175〜180℃の高温雰囲気中に吐出
して乾燥し、平均粒径5μの球状キチン4粉末17gを
得た。
粒径分布を調べた結果は下記の通りであった。
粒径(μ)8  7  6  5  4  3球数(個
)  6  8 34 37 24 17総球数  1
26個、平均粒径 5,08μ製造例3 脱アセチル化度95%、平均分子162000のキトサ
ン65gを酢酸32.5gを含む935gに溶解して2
5℃における粘度4000cpのキトサン酸性溶液を得
た。
これを10%苛性ソーダ、30%メタノール、60%水
からなる塩基性溶液中に孔径0.25mmの吐出孔より
圧力下で一定量づつ落下させ凝固させた。
これを中性になるまで充分洗浄しキトサン粒状物11を
得た。
これをエタノールで4回置換(水をアルコールに置換)
した後、3倍モルの無水酢酸を用いて常温で24時間反
応させた。この操作を3回繰返した後エタノールで洗浄
、水洗し、0.5N苛性ソーダでエステル結合切断のた
め室温で1時間反応させ、水洗した。該再生キチン10
0mj!に水50m1を加えてホモジナイザーで170
0Orpm4分間攪拌し、水をさらに100mf加え2
50m1の濃度2.6%の分散液とした。これを14.
0+++f/minの流速で3.5kg/cutの加圧
空気と共に175℃の高温雰囲気中に吐出乾燥させ、乾
燥物をサイクロンコレクターで捕集し、平均粒径3μの
球状キチン粉末5.3gを得た。
粒径分布を調べた結果は下記の通りであった。
粒径(μ)54321 球数    11 14 35 15 10総球数 8
5、 平均粒径 3,01μ〔発明の効果〕 本発明の球状キチン粉末を配合した化粧料によると、今
まで相反する事象とされていた特性を併せ具現化するこ
とができる。すなわち、のびが良く、仕上りが粉っぽく
なく透明感がありながら、成型性が良くしかもケーキン
グしないという特性を粉末固型製品に付与することがで
き、また、液状化粧料では、さっばりし、安定性が良い
という優れた特性を持つ化粧料を具現化することができ
る。さらに、球状キチン粉末は天然物由来のものであっ
て人体特に皮膚に対し安全である。
〔実施例及び比較例〕
次に、実施例をあげて、本発明をさらに詳細に説明する
。本発明はこれにより限定されるものではない。実施例
及び比較例中の%は重量%である。
実施例及び比較例における製品効果の評価は次の各項目
ごとに各5段階で評点評価を行った。
(A)  のび、ひろがり、さっばりさ、保谷性、密着
感、もち、つき 1:悪い 2:やや悪い 3:普通 4:やや良い 5:良い (B)  描きやすさ 1:非常に描きにくい 2:描きにくい 3:普通 4:描きやすい 5:非常に描きやすい (C)  透明感 1:透明感がない 2:やや透明感がない 3:普通 4:やや透明感がある 5:透明感がある (D)  仕上りのきれいさ 1:非常にきたない 2:きたない 3:普通 4:きれい 5:非常にきれい (E)  ケーキング 1:すぐケーキングする 2:ケーキングしやすい 3:ややケーキングする 4:ケーキングしにくい 5:全くケーキングしない 以上(A)〜(E)について20名の専門パネラ−によ
る5段階評点の平均値を求め、これにより総合評価をし
、結果を下記のように表示した。
◎:465〜5.0 0:3.5〜4.4 △:2.5〜3.4 X:l、5〜2.4 XX:1.Q  〜1.4 実施例1 下記の処方によりパウダリーフアンプ−ジョンを製造し
た。
(1) 球状キチン粉末        58.8%(
製造例2で得た平均粒径5.08μ、粒径分布3〜8μ
のもの) (2) 酸化チタン          8 %(3)
 タルク            15  %(4) 
酸化鉄顔料          5 %(5) シリコ
ンオイル         2 %<6)  2−エチ
ルへキシルパルミテート9 %(7)  ソルビクンセ
スキオレー)     1.5%(8) 防腐剤   
         0.5%(9) 香料      
        0.2%上記(1)〜(3)と(4)
をヘンシェルミキサーで混合し、これに(5)〜(8)
と(9)を加熱溶解混合したものを添加混合した後粉砕
し、これを中皿に成型しパウダリーフアンプ−ジョンを
得た。
比較例1 実施例1の処方中、球状キチン粉末を20%のタルクと
38.8%の絹雲器に置換したほかは、実施例1と同様
にして製品を得た。
実施例1の製品と比較例1のそれの官能評価結果を表1
に示す。
表1 表1に示される如く、本発明の実施例1の製品は比較例
1のそれに比べ高い評価を得ていることがわかる。
また、直径5.3cmの中皿にパウダリーフアンプ−ジ
ョンを13g取り、ケムウォールハンドプレス成型機で
160−kg/cnfの圧力で成型した成型品について
、オルゼン硬度計(1ポンド計)で測定した硬度は実施
例1の製品が15、比較例1のそれが28で、本発明の
実施例1の方が成型性が良いことがわかる(硬度の数値
が小さいほど成型性は良好である。)。
さらに、前記と同様な条件で成型した成型品についての
耐衝撃性試験(包装貨物落下試験機1゜型、千代田工業
、1.2m落下、鉄板上)の結果を表2に示す。
表2 表2から明らかなように、実施例1の製品は比較例2の
それに比べ耐衝撃性が優れていることがわかる。
実施例2 下記の処方によりブラッシャーを製造した。
(1) 球状キチン粉末        5 %(製造
例1で得た平均粒径9,95μ、粒径分布6〜14μの
もの) (2) タルク            0 %(3)
 絹雲器            4.5%(4) パ
ール顔料          5 %(5) 酸化鉄顔
料          6 %(6) スクワラン  
        3 %(7)  2−エチルへキシル
パルミテート6 %(8) 防腐剤         
   0.3%(9) 香料            
 0.2%上記(1)〜(4)と(5)をヘンシェルミ
キサーで混合し、これに(6)〜(8)と(9)を加熱
溶解混合したものを添加混合した後粉砕し、これを中皿
に成型しブラッシャーを得た。
比較例2 実施例2の処方中、球状キチン粉末を絹雲器に置換した
ほかは、実施例2と同様にして製品を得た。
実施例2の製品と比較例2のそれの官能評価結果を表3
に示す。
表3 表3に示される如く、本発明の実施例2の製品は比較例
2のそれに比べ高い評価を得ていることがわかる。
また、3.5 emX4.5 Cmの中皿にブラッシャ
ーを5 g[iR:+、ケムウォールハンドプレス成型
機で120kg/catの圧力で成型した成型品につい
て、硬度は実施例2の製品が17、比較例2のそれが2
1で、本発明の実施例2の方が成型性が良いことがわか
る。
さらに、前記と同様な条件で成型した成型品についての
耐衝撃性試験(実施例1と同様な試験)の結果は表4に
示す通りで、実施例2の製品は比較例2のそれに比べ耐
衝撃性が優れていることがわかる。
表4 実施例3 下記の処方によりアイシャドーを製造した。
(1) 球状キチン粉末        5 %(製造
例1に準じて得た平均粒径 20μ、粒径分布15〜25μのもの)(2) タルク
            3o  %(3) マイカ 
           45,7%(4) 群青   
          8 %(5) 酸化鉄顔料   
       4 %(6) スクヮラン      
    4 %(7) セチル2−エチルヘキサノエー
ト1.9%(8)  ソルビタンセスキオレート1.1
%(9) 防腐剤             0.1%
(10)  香料              0.2
%上記(1)〜(4)と(5)をヘンシェルミキサーで
混合し、これに(6)〜(9)と(10)を加熱溶解混
合したものを添加混合した後粉砕し、これを中皿に成型
しアイシャドーを得た。
比較例3 実施例3の処方中、球状キチン粉末をマイカに置換した
ほかは、実施例3と同様にして製品を得た。
実施例3の製品と比較例3のそれの官能評価結果を表5
に示す。
表5 表5に示される如く、本発明の実施例3の製品は比較例
3のそれに比べ高い評価を得ていることがわかる。
また、1 cm X 2 cmの中皿にアイシャドーを
1.5g取り、ケムウォールハンドプレス成型機で40
kg/crjの圧力で成型した成型品について、硬度は
実施例3の成型品が15、比較例3のそれが20で、実
施例3の方が成型性が良いことがわかる。
さらに、前記と同様な条件で成型した成型品についての
耐衝撃性試験(実施例1と同様な試験)の結果は表6に
示す通りで、実施例3の成型品は比較例3のそれに比べ
耐衝撃性が優れていることがわかる。
表6 実施例4 下記の処方により乳化ファンデーションを製造した。
(1) ステアリン酸         0.4%(2
) イソステアリン酸       0.3%(3) 
セチル2−エチル       4 %ヘキサノエート (4) 流動パラフィン       11  %(5
)  POE(10)ステアリルエーテル 2 %(6
) 球状キチン粉末        3 %(実施例1
の場合と同じ) (7) タルク            15  %(
8) 酸化鉄顔料          4 %(9) 
セチルアルコール       13%(10)  防
腐剤            0.07%(11)  
 )リエタノールアミン     0.42%(12)
   プロピレングリコール     5 %(13)
   牛サンタンガム        0.02%(1
4)  精製水           54.19%(
15)  香料             0.3%上
記(1)〜(9)と(10)を85℃に加熱溶解混合分
散した後(11)〜(13)と(14)を85℃で加熱
溶解混合した混合物を徐々に添加し乳化した。乳化時温
度を10分間保持して攪拌した後、攪拌冷却して45℃
とする。これに(15)を加え35℃まで攪拌冷却を続
け、取り出し、容器に充填して乳化ファンデーションを
得た。
比較例4 実施例4の処方中、球状キチン粉末をタルクに置換した
ほかは、実施例4と同様にして製品を得た。
実施例4の製品と比較例4のそれの官能評価結果を表7
に示す。
表7 表7に示される如く、本発明の実施例4の製品は比較例
3のそれに比べ高い評価を得ていることがわかる。
さらに、実施例4の製品と比較例4のそれを37℃で1
か月装置したとき、比較例4の製品は若干の分離が認め
られたが、実施例4のそれは全く分離が認められず安定
性の高いものであった。
実施例5 下記の処方により化粧下地を製造した。
(1) 精製水           68.164%
(2) グリセリン        7  %(3) 
プロピレングリコール    7  %(4) へキサ
メタリン酸ナトリウム 0.01 %(5)  EDT
A・3Na  2水塩   0.01%(6) 赤色酸
化鉄         0.01%(7) 黄色酸化鉄
         0.001%(8) 黒色酸化鉄 
        0.005%(9) 二酸化チタン(
アナターゼ)  1  %(10)  球状キチン粉末
       1  %(製造例2で得た平均粒径5.
08μ、粒径分布3〜8μのもの) (11)  苛性ソーダ         0.2  
%(12)  スクワラン         3  %
(13)  セチル2エチルヘキサノエート3  %(
14)   ワセリン           1  %
(15)  セトステアリルアルコール  3  %(
16)  ステアリン酸        2  %(1
7)   グリセリルモノステアレート  2  %(
1B)   P OE (10)ステアリルエーテル1
  %(19)   パラベン           
0.5  %(20)  香料           
  0.1  %上記(1)〜(11)までの原料を7
0℃で混合し、これに(12)〜(20)までの原料を
混合溶解したものを添加し混合乳化した後脱気、冷却、
濾過した後容器に充填し化粧下地を得た。
比較例5 実施例5の処方中、球状キチン粉末をマイカに置換した
ほかは、実施例5と同様にして製品を得た。
実施例5の製品と比較例5のそれの官能評価結果を表8
に示す。
表8 表8かられかるように、本発明の化粧下地は、比較例の
ものに比し優れていることがわかる。
実施例6 下記の処方によりネイルエナメルを製造した。
(1) ニトロセルロース      12  %(2
) 変性アルキッド樹脂     12  %(3) 
クエン酸アセチルトリブチル  5 %(4) 酢酸n
−ブチル       36.4%(5) 酢酸エチル
          6 %(6)  n−ブチルアル
コール     2  %(7) トルエン     
     21  %(8) 酸化鉄顔料      
    0.5%(9) 二酸化チタン       
  0.1%(10)  パール顔料        
  2 %(11)  球状キチン粉末       
 2 %(製造例1に準じて得た平均粒径 3μ、粒径0.5〜6μのもの) (12)  有機変性モンモリロナイト   1 %上
記(1)(2)(3)(4)の一部、(5)(6)と(
7)を溶解しこれに(12〉と(4)の残部を混合しゲ
ル状にしたものを添加混合し、さらに(8)  (9)
(10)と(11)を添加混合し、容器に充填しネイル
エナメルヲ得り。
比較例6 実施例6の処方中球状キチン粉末をカオリンに置換した
ほかは、実施例6と同様にして製品を得た。
実施例6の製品と比較例6のそれの官能評価結果を表9
に示す。
表9 表9から明らかなように、本発明のネイルエナメルは比
較例のそれに比し優れていることがわかる。
実施例7 下記の処方により油性スチックファンデーションを製造
した。
(1) 二酸化チタン        13  %(2
) カオリン          12  %(3) 
球状キチン粉末       13.7%(製造例1に
準じて得た平均粒径 15μ、粒径分布10〜20μのもの)(4) 赤色酸
化鉄          1 %(5) 黄色酸化鉄 
         0.7%(6) 黒色酸化鉄   
       0.1%(7) スクワラン     
    37  %(8) セチル2−エチル    
  16  %ヘキサノエート (9)  ソルビタンセスキオレート   1 %(1
0)   アリストワックス       4 %(1
1)  カルナバロウ         1.3%(1
2)  香料             0.2%上記
(7)(8)と(9)を80℃で混合し、これに(1)
(2)(3)(4)(5)と(6)を添加し、ディスパ
ーで混合した後、TKミル処理する。(10)と(11
)を加熱溶解し、添加混合後、脱気する。(12)をゆ
るやかに混合した後、80℃で容器に充填し、冷却する
ことにより油性スチックファンデーションを得た。
比較例7 実施例7の処方中、球状キチン粉末を平均粒径15μの
ポリエチレンパウダーに置換したほかは、実施例7と同
様にして製品を得た。
実施例7の製品と比較例7のそれの官能評価結果を表1
0に示す。
表10 表10から明らかなように、本発明の油性スチックファ
ンデーションは比較例のそれに比し優れていることがわ
かる。
実施例8 下記の処方によりアイライナーを製造した。
(1) 黒色酸化鉄          7 %(2)
 二酸化チ、タン         5 %(3) 球
状キチン粉末        2 %(製造例1に準じ
て得た平均粒径 4μ、粒径分布1〜7μのもの) (4)  酢酸ビニル樹脂エマルジョン 45  %(
5) グリセリン         6 %(6)  
POE (20)ソルビタン   1.8 %モノラウ
レート (7)  カルボキシメチルセルロース 18  %(
10%水溶液) (8) ビーガム(5%水分散液)   5 %(9)
 精製水            9.9%(10) 
 防腐剤            0.1 %(11)
  香料             0.2%上記(9
)に(5)(6)を加え、これに(1)〜(3)を添加
し、コロイドミル処理する(顔料部)。(4)  (7
)  (8)(10) (11)を混合し、70℃で顔
料部を加えて均一に分散した後、冷却、充填しアイライ
ナーを得た。
比較例8 実施例8の処方中、球状キチン粉末を平均粒径4μの球
状シリカビーズに置換したほかは、実施例8と同様にし
て製品を得た。
実施例8の製品と比較例8のそれの官能評価結果を表1
1に示す。
表11 表11の結果から、本発明の実施例8の製品は比較例8
のそれに比し優れていることがわかる。
実施例9 下記の処方によりファンシーパウダーを製造した。
(1) タルク            88%(2)
 球状キチン粉末        10%(製造例1に
準じて得た平均粒径 10μ、粒径分布6〜14μのもの) (3) 香料               2%上記
(1)と(2)を混合した後(3)を加えて混合し容器
に充填してファンシーパウダーを得た。
比較例9 実施例9の処方中、球状キチン粉末をタルクに置換した
ほかは、実施例9と同様にして製品を得た。
実施例9の製品と比較例9のそれの官能評価結果を表1
2に示す。
表12 表12の結果から、本発明の実施例9の製品は比較例9
のそれに比し優れていることがわかる。
実施例10 下記の処方によりアイライナー(鉛筆タイプ)を製造し
た。
(1) 硬化ヒマシ油        15  %(2
) 炭化水素ワックス       6 %(3) キ
ャンデリラワックス     5 %(4) ステアリ
ン酸        12  %(5) イソプロピル
ミリステート10.95%(6)  ソルビタンセスキ
オレート   1 %(7) 酸化防止剤      
    0.05%(8) 二酸化チタン      
   5 %(9) 酸化鉄ブラック        
35  %(10)  球状キチン粉末       
10  %(製造例1に準じて得た平均粒径 2μ、粒径分布0.5〜5μのもの) 上記(1)〜(7)を85℃に加熱溶解し、これに(8
)〜(10)を加え攪拌混合した後、鉛筆用射出成型機
にて成型し、木軸にセットしてアイライナー(鉛筆タイ
プ)を得た。
比較例10 実施例10の処方中、球状キチン粉末をマイカに置換し
たほかは、実施例10と同様にして製品を得た。
実施例10の製品と比較例10のそれの官能評価結果を
表13に・示す。
表13 表13の結果から、本発明の実施例10の製品は比較例
10のそれに比し優れていることがわかる。
実施例11 下記の処方によりマスカラを製造した。
(1) カルナバワックス       20  %(
2) セタノール          5  %(3)
 流動パラフィン       52.4%(4) セ
スキオレイン酸ソルビタン  2.5 %(5) ジメ
チルジアルキル      3 %アンモニウムへクト
ライト (6) アルミニウムステアレート   5 %(7)
 パラオキシ安息香酸エステル  0.05%(8) 
酸化鉄ブラック        7 %(9) 球状キ
チン粉末        5 %(製造例1に準じて得
た平均粒径 1μ、粒径分布0.5〜3μのもの) 上記(1)(2)を融解した。(3)に(4)(5)(
6)(7)(8)(9)を分散溶解し、さらに先に融解
した(1)(2)を加えて均一に攪拌混合した後、50
℃まで冷却し、容器に充填してマスカラを得た。
比較例11 実施例11の処方中、球状キチン粉末をタルクに置換し
たほかは、実施例11と同様にして製品側結果を表14
に示す。
表14 表14の結果から、本発明の実施例11の製品は比較例
11のそれに比し優れていることがわかる。
実施例12 下記の処方により乳化口紅を製造した。
(1) ポリエチレンワックス     7 %(2)
 セレシンワックス       4 %(3) キャ
ンデリラワックス     7 %(4) カルナバロ
ウ         1 %(5)  ヒマシ油   
         20   %(6) 流動パラフィ
ン       24.3%(7) グリセリントリス
テアレート  20   %(8) チタンコーチイド
マイカ    5  %(9) 黄色酸化鉄     
     1 %(10)  赤色酸化鉄      
    0.3%(11)  赤色204号     
    0.2%(12)   ジブチルヒドロキシト
ルエン  0.1 %(13)  香料       
      0.1 %(14)  球状キチン粉末 
       5 %(製造例1に準じて得た平均粒径 3μ、粒径分布1〜5μのもの) (15)  精製水            5 %上
記(14) (15)を混合し、さらに(5)の10%
(6)の10%を徐々に添加しながら攪拌混合しペース
ト状組成物を得た。一方(1)〜(4)及び(7)、並
びに(5)及び(6)の各残部を釜に仕込み90℃にて
加熱溶解し、(8)〜(11)を加え、分散した。さら
に(12) (13)及びあらかじめ調整しておいたペ
ースト状組成物を80℃にて分散混合し、所定の容器に
充填した。
比較例12 下記の処方により乳化口紅を製造した。
(1) ポリエチレンワックス     7 %(2)
 セレシンワックス       4 %(3) キャ
ンデリラワックス     7 %(4) カルナバロ
ウ         1 %(5)  ヒマシ油   
         20   %(6) 流動パラフィ
ン       23.3%(7) グリセリントリス
テアレート  20   %(8) チタンコーチイド
マイカ    5  %(9) 黄色酸化鉄     
     1 %(10)  赤色酸化鉄      
    0.3%(11)  赤色204号     
    0.2%(12>   ジブチルヒドロキシト
ルエン  0.1 %(13)  香料       
      0.1 %(14)   ソルビタンセス
キオレート   2 %(15)  精製水     
       5 %(16)   プロピレングリコ
ール     2 %(17)   ソルビット   
       2 %上記(1)〜(7)を90℃に加
熱溶解し、次いで(8〉〜(13)を加え分散した。さ
らに(14)と(17)を徐々に加え、攪拌混合する。
次いでり15)(16)を80℃にて徐々に加え攪拌混
合し、所定の容器に充填成型した。
実施例12の製品と比較例12のそれを官能評価結果を
表15に示す。
表15 表15の結果から、本発明の実施例12の製品は比較例
12のそれに比し優れていることがわかる。また、1か
月間−5℃、25℃、45℃、さらにサイクル条件下(
−5℃〜45℃)に放置したところ、比較例 12の製
品において、中味ヤセ、色調変化が顕著であったのに対
し、実施例12のそれにおいては、全く変化が認められ
なかった。
特 許 出 願 人   富士紡績株式会社代 理 人
 弁理士   土  居  三  部手続補正書 昭和61年 8月19 日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)球状キチン粉末を配合してなる化粧料。
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