JPS6218907Y2 - - Google Patents

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JPS6218907Y2
JPS6218907Y2 JP10494282U JP10494282U JPS6218907Y2 JP S6218907 Y2 JPS6218907 Y2 JP S6218907Y2 JP 10494282 U JP10494282 U JP 10494282U JP 10494282 U JP10494282 U JP 10494282U JP S6218907 Y2 JPS6218907 Y2 JP S6218907Y2
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JP
Japan
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wind direction
motor
follower lever
cam
air outlet
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JP10494282U
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JPS598812U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車の空調装置のエアアウトレツ
トの構造に関する。
自動車の車内には冷暖房または送風等のために
空調装置のエアアウトレツトが設けられており、
その開口部ダクト内には風向を規制する風向調節
体が設置されている。ところで、この風向調節体
は、現在人の手によつて調整するものがほとんど
であつて、局部的冷暖房には効果的であるが、時
の経過とともに局部過冷、過熱となり、その調節
には煩しいものがある。また車内の均一な温調に
も時間を要するという欠点を有している。
この考案はこのような点に鑑み、エアアウトレ
ツトかな流れ出す風の向きを自動的に周期的に変
化させることを目的とするものであつて、モータ
と、前記モータによつて回転するカムと、前記カ
ムの回転によつて往復円弧運動をなす従節レバー
と、ダクト内に回動可能に軸支されておりかつ前
記従節レバーに連結されて周期的に所定角度間を
回動する風向調節体とからなるエアアウトレツト
を提案するものである。
以下添付の図面に従つてこの考案の実施例を説
明すると、第1図および第2図は風向調節体の作
動とともに示したエアアウトレツトの一部を切欠
いた側面図、第3図は第1図の矢印3側から見た
要部の背面図、第4図は他の実施例を示すエアア
ウトレツトの側面図である。
図示したように、エアアウトレツトのダクト1
0の壁板12外方にはモータ40が設置される。
そして壁板12にはカム30が枢着されていて、
該カム30と一体に設けられた減速ギヤ32が、
前記モータ40のモータ軸41先端のギヤ42と
噛合することによつてカム30が軸31を中心と
して減速回転するように構成される。一方、壁板
12には、前記カム30の従節となる従節レバー
20が枢着されていて、カム30の回転運動が従
節レバー20の往復円弧運動に変えられる。図中
符号22はコロを示し、25はレバー20に常時
カム30への圧接力を付与する圧接スプリングで
ある。なお実施例では従節レバー20を強じんで
かつ耐摩耗性および耐クリープ性に優れたポリア
セタール樹脂もしくはナイロン樹脂により成形す
るとともに、上記の圧接スプリング25も同一の
材料で同時かつ一体に形成したものを用いた。
風向調節体15はエアアウトレツトの開口部1
1近傍のダクト10内に回動自在に軸支されてい
て、複数のフイン16,16…を有する。この風
向調節体15は前記した従節レバー20と連結さ
れ、該レバー20の往復円弧運動によつて所定角
度間を周期的に往復回動するように構成される。
従節レバー20と風向調節体15との連結は、第
1図および第2図のように、従節レバー20の軸
部21が風向調節体の支軸部17となるようにす
れば部品点数の減少、構造の簡略化を図ることが
できる。
なお、これに対して第4図のように従節レバー
20Aの軸21の他端と風向調節体15とをピン
19等によつて連結して回動させるようにしても
よい。第4図において符号14はダクト10の壁
板12に設けられた該連結ピン19の移動用の切
欠溝である。
上述した実施例では、風向調節体が上下方向に
所定角度周期的に回動する例を述べたが、これを
横方向に所定角度回動させる場合も全く同様であ
る。必要ならば傘歯車等を用いて上下および左右
の回動を同時もしくは選択的に行なわせるように
することも可能である。なお、風向調節体の回動
方向と直交方向の風向調節羽根をエアアウトレツ
ト開口部に設置してこれをマニユアルで調節する
ようにしてもよい。また、風向調節体の角度を固
定したい場合には、所定角度位置でモータの回転
を停止するか、あるいはモータ停止後マニユアル
でこれを行なうようにすることができる。
以上図示し説明したように、この考案装置にあ
つては、モータの回転によつて風向調節体が所定
角度を周期的に回動するものであるから、従来の
固定式ないしはマニユアル式のものに比して局部
的な過冷、過熱を防止でき、特に長時間のドライ
ブに好適である。また風向をいちいち調整する煩
わしさからも解放され、運転者の負担も軽減さ
れ、かつ同乗者の不快感も一掃される。さらに、
この考案は車室内を早期に均一に温調する場合に
も効果が高い。加えてこの考案は、モータ、カ
ム、レバーという単純な構造を採るので、故障が
少なく、動作が確実で経済的であり、必要に応じ
て実施例で述べたように従節レバーの軸部と風向
調節体の支軸部を共通化することによつてさらに
部品点数の減少、構造の簡略化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のアウトレツトの一例を示す
一部を切欠いた側面図、第2図はその作動状態を
示す同じ側面図、第3図は第1図の矢印3側から
見た要部の背面図、第4図は他の実施例を示す側
面図である。 10……エアダクト、12……壁板、15……
風向調節体、17……風向調節体支軸部、19…
…連結ピン、20……従節レバー、21……レバ
ー軸部、25……圧接スプリング、30……カ
ム、32……減速ギヤ、40……モータ、42…
…モータギヤ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 モータと、前記モータによつて回転するカム
    と、前記カムの回転によつて往復円弧運動をな
    す従節レバーと、ダクト内に回動可能に軸支さ
    れており、かつ前記従節レバーに連結されて周
    期的に所定角度を回動する風向調節体とからな
    ることを特徴とする自動車の空調装置のエアア
    ウトレツト。 2 従節レバーの軸部が風向調節体の支軸部であ
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の自動車
    の空調装置のエアアウトレツト。
JP10494282U 1982-07-09 1982-07-09 自動車の空調装置のエアアウトレツト Granted JPS598812U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10494282U JPS598812U (ja) 1982-07-09 1982-07-09 自動車の空調装置のエアアウトレツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10494282U JPS598812U (ja) 1982-07-09 1982-07-09 自動車の空調装置のエアアウトレツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS598812U JPS598812U (ja) 1984-01-20
JPS6218907Y2 true JPS6218907Y2 (ja) 1987-05-15

Family

ID=30246201

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10494282U Granted JPS598812U (ja) 1982-07-09 1982-07-09 自動車の空調装置のエアアウトレツト

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JP (1) JPS598812U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57150551U (ja) * 1981-03-18 1982-09-21

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Publication number Publication date
JPS598812U (ja) 1984-01-20

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