JPS6218795Y2 - - Google Patents

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JPS6218795Y2
JPS6218795Y2 JP1981050159U JP5015981U JPS6218795Y2 JP S6218795 Y2 JPS6218795 Y2 JP S6218795Y2 JP 1981050159 U JP1981050159 U JP 1981050159U JP 5015981 U JP5015981 U JP 5015981U JP S6218795 Y2 JPS6218795 Y2 JP S6218795Y2
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  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
  • Joints With Sleeves (AREA)
  • Joints Allowing Movement (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はインサーシヨン工法における管端連結
機構の考案に係り、インサーシヨン工法に従つた
管路の形成に当つて強度的に好ましい安定した接
続構造を形成せしめ、しかも比較的低廉な機構を
得ようとするものである。
敷設後の経年によつて管体が老化、腐食したよ
うな場合において、このような旧管全体を堀出し
て除去し新しい管体を敷設埋装して更新すること
が一般であるが、このような一般法によるときは
更新すべき旧管の配設ライン全長に亘つて掘出し
作業及びその後の新管埋装作業を必要とするので
その工数が大であり、殊に斯かる旧管配設ライン
上に各種構築物があるような場合には実施でき
ず、仮りに特別な構築物がないとしても少くとも
舗装や植物などの生育に利用されているのが普通
であるからそれらの舗装工事をやり直し或いは植
物などの植替え作業をも相当範囲に亘つて行うこ
とが必要とするのでその工数は単なる掘削以外に
それなりの特別な技術を必要とした工事を含み、
煩雑なものとならざるを得ない。斯様な不利を避
ける手法として本考案者はインサーシヨン工法の
採用を提案するものであり、即ちこのインサーシ
ヨン工法は第1図に示す如くであつて、既設管路
20中における更生を必要とする範囲αの前後に
ピツト21を形成し、これらピツト21,21間
における旧管20a内に新しい内装管22を挿入
し、斯かる内装管22と更生を必要としない既設
管20とを連結するものであつて、斯かるインサ
ーシヨン工法によるときは更生すべき管は埋装さ
れたままであるから一般的に数十m或いはそれ以
上に及ぶ更生必要範囲αの施工に当つて単にピツ
ト21を掘削すればよいこととなり、前記したよ
うな一般法の不利を充分に解消することができ
る。ところがこのようなインサーシヨン工法を具
体的に実施するに当つて前記のように内装した管
と更生を必要としない既設管との管端接続機構と
して好ましいものがなく、このために折角の有利
な工法の具体的実施が困難となる不利がある。即
ちこの間の事情について更に説明すると上記のよ
うに更生を必要とする旧管20aおよび既設管2
0としてはそれが敷設された時期よりして鋳鉄管
が使用されている場合が殆んどであり、一方内装
される管22は上記した更生必要範囲αが100m
以上となるようなことがあり、しかもその区間内
において芯ずれ、曲り管のあるような場合或いは
腐食などに対応する目的からしてポリエチレン管
のような合成樹脂管を用いることが好ましい。然
してこのような接続目的において従来一部に第2
図に示すように、適宜に熱線サドル19を装着し
た内装管22と旧管20a端部との間にスペーサ
12を介装すると共に異径継輪11を用い、又イ
ンサートする場合の掘削長さが4〜8m必要とな
るためこの長さを継手だけでカバーすると著しく
長い継手を必要とすることから内装管22の端部
に対して該内装管22と同径の鋳鉄管23をロン
グ継輪15を用いて一旦連結し、このような鋳鉄
管23と既設管20とを更に別の異径継輪17に
よつて連結するようなことが行われているが、こ
のような構成は頻る煩雑であり、各継手部におけ
るパツキング材14,16,16及び18,18
並びに押輪13,13a,13bを含めて多くの
部材を必要とせざるを得ないし、斯うして多数の
部材を用いたものは強度的に劣り、コスト面にお
いても不利となることは明かである。加うるに熱
などによる伸縮でスライドするようになつている
ので、そのスライド部分から漏れの発生する傾向
が大きい。例えばインサートしたポリエチレン管
22の長さが100mで±15℃の温度差が生じたな
らば、線膨脹係数がポリエチレンで1.4×10-4
cm/cm℃であり、鋳鉄では1.1×10-5cm/cm℃で
あるためポリエチレン管22が鋳鉄管より±
193.5mm大きく伸縮することとなり、斯様に大き
な伸縮に適切に対処することができないなどの欠
点がある。
本考案は上記したような従来のものの不利欠点
を解消するように研究して考案されたものであつ
て、その具体的な実施態様は第3図以下に示す通
りである。即ち上記したような旧管20aと内装
管22との間においてその旧管20aの端部に相
当した内装管22内にステイフナー7を内装する
と共に別に第6図に示すような緊締輪25,25
間に中間部で可曲膨出するようにされた内側及び
外側のパツキング26,26を介装し緊締子27
で緊締してパツキング26,26を夫々膨出させ
て旧管20aと内装管22間をシールするように
された弾性材膨出シール手段8を介装し、然して
前記内装管22の端部には第5図に示すようにポ
リエチレン管と鋼管のような金属管とを接続する
ためのステイフナー31、パツキング32,32
と繊維入り樹脂套体33を用いた例えばトランジ
シヨン継手のような継手部体1を用いて連結す
る。即ち該継手部体1として第3図に示すものは
夫々の施工現場における施工条件に即応させ、し
かも工場生産された所定寸法の継手部体1を採用
すべく補助的な樹脂管3と金属管3aとを用い、
これら両管3,3aをバツト融着6及び溶接6a
によつてポリエチレン管22と内側鋼管4とに連
結し、且つこれら両管3,3a間において上記し
たような継手部体1を採用しているが、原則的に
は前記継手部体1が樹脂管と金属管とを有効に連
結することを特質とするものであるところから前
記したような内装管(ポリエチレン)22と内側
鋼管4とを直接に接続し得ることは当然である。
又このようにして連結された内装管22から内側
鋼管4の外周に例えばロングセンブルと称されて
いるような防護管2を覆装し、既設管20又は該
既設管20に対して適宜連結された同径の外装短
管5の内面と前記鋼管4との間にも上述同様の第
6図に示す弾性材膨出シール手段8を介装させ、
然して前記防護管2の両端部と旧管20aの外面
及び外装短管5(又は既設管20)の外面との間
に第4図に1例を示したように押輪35を用いた
シール機構を形成する。即ち上記した防護管2の
フランジ側内面に適当な段部36を形成してバツ
クアツプリング37とパツキング材38,39を
装入し、これらのパツキング材38,39を押輪
35によつて締着するようにしたもので、外装短
管5又は既設管20の端部には必要に応じて抜出
し防止リング40を溶接その他に取付けておく。
なお前記したような防護管2の中間部には注入
口10が形成されていて前述したような各部の連
結緊締がなされた後において適当な充填剤を注入
し、管体の収縮時においても気密性を保持する一
体的な連結構造としたものである。
即ち上記したような本考案によるものの一般的
な施工手順について説明すると、更生すべき旧管
20aと既設管20との境界部分において夫々第
1図に示したような要領によつて所要長さ範囲に
亘り掘削をなすと共に切断してからポリエチレン
管の如きである内装管22を旧管20a内に挿入
し、その端部を第3図の左側に示すように旧管2
0aの端部から突出させた状態で旧管20aと内
装管22の間に前記したようなシール手段8を用
いてシールせしめ、次いで防護管2を一旦旧管2
0a上に第3図の状態から更に左方に該防護管2
の長さ程度スライドさせた状態で覆装し、この状
態で上記した掘削部の長さが大とされ、或いは工
場生産された所定寸法の継手部体1を用いるよう
な場合においては樹脂管3と金属管3aとを有す
る該継手部体1と内側鋼管4及び外装短管5を
夫々装入し、その後に前記した樹脂管3と内装管
22の端部をバツト融着させると共に内装鋼管4
と金属3aとの間の溶接6aをなし、且つ第3図
の中央部に示されたもう1つの弾性材膨出シール
手段8を介装させ、これらシール手段8を共に緊
締させる。このようにしてから前述のように旧管
20a上にスライドされていた防護管2を引出し
て第3図のように継手部体1を中心とした領域上
にセツトして第4図に示したような押輪35を該
防護管2のフランジ部に緊締して各パツキング材
38,39により夫々シールさせ、斯うして防護
管2が定着された状態で充填剤9を注入し、注入
口10を閉塞して全工程を終ることとなる。
以上説明したような本考案によれば実質的に継
手部体1を主体とした連結構造となつて旧管20
a及び既設管20とは径を異にし且つ材質的に異
つた内装管22を利用した連結部でありながら継
手機構を大幅に簡易化することができ、内装管と
旧管および内側金属管と既設管又は外装短管との
間に弾性材膨出シール手段を用いたのでそれらの
管が自動的に芯合わせしてセツトされ、特に前記
弾性材膨出シール手段として内外に配装された各
弾性材の中間部を緊締環間で緊圧して膨出させる
ようにしたのでそれらの緊締シールが頗る簡易で
しかも好ましいシールが得ることができてその工
作取扱いを簡略化すると共にそれらシール手段の
間に充填された充填材9と相俟つて強度的にも好
ましい機構を得ることができ、又温度差などに原
因した伸縮は前記シール手段8及び充填材9によ
り適宜に許容されしかもそれなりの長さ範囲に亘
つたシール構造であるから好ましい気密性を確保
し得るなどの作用効果を有しており、実用上その
効果の大きい考案である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の技術的内容を示すものであつ
て、第1図は本考案の適用されるインサーシヨン
工法の概要を示した説明図、第2図はその従来法
による連結機構を示した断面図、第3図は本考案
によるものの第2図と同様な断面図、第4図はそ
の押輪を用いたシール機構部分の断面図、第5図
はその継手部体についての説明図、第6図はその
弾性材膨出シール手段の説明図である。 然してこれらの図面において、1は継手部体、
2は防護管、4は内側金属管、5は外装短管、7
及び31はステイフナー、8は弾性材膨出シール
手段、9は充填材、10は注入口、20は既設
管、20aは更生すべき旧管、22はポリエチレ
ン管のような内装管、25は緊締環、26及び3
2,38,39は、夫々パツキング材、27は緊
締子、33は樹脂套体、35は押輪、37はバツ
クアツプリングを示すものである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 更生を必要とする旧管内にポリエチレン系合成
    樹脂の如き合成樹脂管による内装管を挿入し、該
    内装管と更生を必要としない既設管とを連結する
    インサーシヨン工法による接続部において、前記
    内装管に上記既設管又は該既設管に接続された外
    装短管内に装入される内側金属管を継手部体を介
    して連結し、上記内装管と旧管との間及び前記内
    側金属管と既設管又は外装短管との間に介装シー
    ルする弾性材膨出シール手段を夫々内外に配装さ
    れた各弾性材の中間部を緊締環間で緊圧して膨出
    させるようにし、更に前記旧管端部と既設管又は
    外装短管との間に防護管を覆装シールせしめ、し
    かもこの防護管と前記内装管及び内側金属管との
    間における前記旧管と内装管との間、および既設
    管または既設管に接続された外装短管との間に設
    けられた夫々の弾性材膨出シール材の間に充填剤
    を注入充填せしめたことを特徴とするインサーシ
    ヨン工法における管端連結機構。
JP1981050159U 1981-04-09 1981-04-09 Expired JPS6218795Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5267020A (en) * 1975-12-01 1977-06-03 Hisajirou Oda Device for preventing damage to valve fittings in concrete structure

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5281614U (ja) * 1975-12-15 1977-06-17

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5267020A (en) * 1975-12-01 1977-06-03 Hisajirou Oda Device for preventing damage to valve fittings in concrete structure

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JPS57163072U (ja) 1982-10-14

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