JPS62186709A - 乗用型田植機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、乗用型の牽引車の後部に複条植えの苗植機
を装着する乗用型田植機に関するものである。

（従来技術） 従来、実開昭５３−１０７５１１号公報に開示されてい
る通り１乗用型の牽引車の後部に、複条植えの苗植機を
装着し、その苗植機の苗載置台の左右全幅が牽引車の左
右全幅よりも相当外方へ噴出した大型の乗用型田植機に
おいて、後輪の上方を覆うカバーを有するものは周知で
あった。

しかし、従来の後輪カバーは、車輪の外端よりもやや広
い構成にとどまり、後部に装着する苗植機の苗載置台近
くにまで延びる広幅の後輪カバーはなかった。

（発明が解決しようとする問題点） 従来型の乗用型田植機では、牽引車側から苗植機の左右
外端側の苗載置台部へ苗を補給するとき、牽引車の左右
幅が狭いために、非常に困難であった。

また、苗載置台への苗補給を容易にするために。

後輪外側に苗補給用のステップを装着することが考えら
れたが、車輪の交換をしたり、車輪に耐着する泥を落す
作業をするときに、いちいちステップを取外さねばなら
ず極めて不備であった。

（問題点を解決するための手段） 上記の従来技術のもつ問題点を解消するために、この発
明は、前輪１０．１０と左右一対の後輪１１．１１とを
有する乗用牽引車１の後部に、前方位が上方に位置する
ように傾斜していて、左右方向に複数個に区分された左
右に往復横移動する苗載置台２２とこれらの区分された
各苗載置台２２ａの後方下端側に対向して苗を一株分づ
つ分割して土壌面へ植付ける苗植付装置２３とを有する
苗植機２０を装着し、前記苗載置台２２の左右中央停止
時における当該苗載置台２２の左右全幅が前記牽引車１
の後輪外端間隔よりも広くなる乗用型の田植機において
、前記牽引車１の後輪上方部を覆うカバー１５を前記苗
載置台２２の外端近く迄外方へ延設してなる乗用型田植
機とした。

（発明の作用及び効果） この発明によると、後輪の上部を覆うカバーを左右方向
へ、苗載置台が左右中央位に停止するときの外端近くに
まで広げているから、このカバー上に乗ると、左右外端
の苗載置台にも容易に手が届いて、牽引車側から苗を補
給でき、しかも、後輪の着、脱に際しても、カバーはそ
の障害にならず、後輪の泥落し作業等も楽にできる作用
効果を奏する。

（実施例） 結栓４で連結し、このミツド伝動ケース２の前部にエン
ジン台枠５を止着した構成になっている。

６はエンジン、７はボンネットを示す。８はフロント伝
動ケースで、前記エンジン台枠５の下側に一体的に止着
されている。９はフロントデフケースで、前記エンジン
台枠５に取付けられた前後のブラケットに回動自在に軸
受けされている。１０は前軸で、前記フロントデフケー
ス９の左右両側に、フロントアクスルケースを介して装
着されている。１１は後輪で、前記リヤー伝動ケース３
の左右両側にリヤーアクスルケースを介して装着されて
いる。

１２は操縦ハンドル、１３は操縦座席である。

１４はステップ台で、車体１ａの上側部に張設され、前
記ボンネット７の全周部及び座席１３の支持枠１３ａの
全周部に亘って広く設けてあり。

このステップ台１４の後端側の左右両側は後輪１１の前
側部と上方部とを覆うように後方上方へ向う面１５ａと
水平面１５ｂとで車輪カバー１５に構成している。

１６は予備苗載置台１７を取付けたポール１８を支持す
る支枠であって、前記車体１ａの側部に基部を固着して
あり、この支枠１６によって前記°　ステップ台１４を
支持している。

１９はカバー補強枠で、基部が前記支枠１６に固着して
あり、先端側を前記車輪カバー１５の外側裏面に沿わせ
て延長させてカバー１５を支持ならしめている。

２０は苗植機で、機枠を兼用する植付伝動ケース２１の
前部側上方に、左右に複数に区分された苗載置台２２を
左右往復横移動するよう支持し、後側部に区分されてい
る各苗載置台２２ａ、２２ａ・・・から−株分つづの苗
を分割して植付ける苗植付装置２３を設け、下部には土
壌表面を整地する整地フロート２４を装着している。そ
して、この苗植機２０は、前記牽引車１ａ側から昇降リ
ンク機構２５でもって上下動可能に装着されている。

苗植機２０の機枠側に取付けられており、左右に往復動
する苗載置台２２の左右外側と上部とを囲むようにルー
プ状に構成されていて、牽引車１側から苗載置台２２へ
苗を補給するとき、作業者が不測に後方へ落下するのを
防止したり１片手で、この手摺りをＩｓんで苗載置台２
２側へ身体を延ばすと、苗載置台２２の下端側にまで手
が届いて苗の浮上を手直しできるように構成されている
。

上側の構成によると、苗植付は作業中に、苗載置台２２
上の苗が少なくなって苗を補給するとき、牽引車１に乗
っている作業者が予備苗載置台１７にあらかじめ載置し
である苗を取り出して、ステップ台１４の後方へ、移動
して、運んで来た苗を苗載置台２２へ補給する。このと
き、左右横端の１冑装置台２２ａへの補給は、後輪１１
を覆うカバ−１５上部に身体をもたせたり、カバー１５
上に移動して補給するとよい。

即ち、カバー１５は、左右面側へ長く延長されているた
めに、この上に乗ると十分外端側の苗載置台２２へ手が
届き、楽に苗補給ができる。

【図面の簡単な説明】

図は、この発明の一実施例を示したもので、第１図は側
面図、第２図は平面図、第３図と第４図は要部の斜面図
、第５図は側倒の要部側面図、第６図はその要部の斜面
図である。 図中記号、１は牽引車、１０は前輪、１１は後輪、１５
はカバー、２０は苗植機、２２は苗載置台、２３は苗植
付装置を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 前輪１０、１０と左右一対の後輪１１、１１とを有する
   乗用牽引車１の後部に、前方位が上方に位置するように
   傾斜していて、左右方向に複数個に区分された左右に往
   復横移動する苗載置台２２とこれらの区分された各苗載
   置台２２ａの後方下端側に対向して苗を一株分づつ分割
   して土壌面へ植付ける苗植付装置２３とを有する苗植機
   ２０を装着し、前記苗載置台２２の左右中央停止時にお
   ける当該苗載置台２２の左右全幅が前記牽引車１の後輪
   外端間隔よりも広くなる乗用型の田植機において、前記
   牽引車１の後輪上方部を覆うカバー１５を前記苗載置台
   ２２の外端近く迄外方へ延設してなる乗用型田植機。