JPS62184809A - レジンインジエクシヨン用注入ヘツド - Google Patents
レジンインジエクシヨン用注入ヘツドInfo
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- JPS62184809A JPS62184809A JP2590986A JP2590986A JPS62184809A JP S62184809 A JPS62184809 A JP S62184809A JP 2590986 A JP2590986 A JP 2590986A JP 2590986 A JP2590986 A JP 2590986A JP S62184809 A JPS62184809 A JP S62184809A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C33/00—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
- B29C33/0061—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor characterised by the configuration of the material feeding channel
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C33/00—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
- B29C33/70—Maintenance
- B29C33/72—Cleaning
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C39/00—Shaping by casting, i.e. introducing the moulding material into a mould or between confining surfaces without significant moulding pressure; Apparatus therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明はレジンインジェクション用の注入ヘッドに関す
るものであり、特に、成形型への樹脂の注入と注入ヘッ
ドの洗浄とが交互に行われるレジンインジェクション成
形に使用される注入ヘッドに関するものである。
るものであり、特に、成形型への樹脂の注入と注入ヘッ
ドの洗浄とが交互に行われるレジンインジェクション成
形に使用される注入ヘッドに関するものである。
従来の技術
レジンインジェクション成形には、樹脂の注入に注入ヘ
ッドを使用し、樹脂成形と注入ヘッドの洗浄とを交互に
行う方法がある。「オーウエンスーコーニング ファイ
バグラス社(0畦N5−C0RNIN4G++IBER
GLAss C0RP、 ’)の報告書 樹脂トランス
ファモールディング(Resin Transfer
Molding) Jに記載されているのはその一例で
あり、注入ヘッドとして注入ガンが使用され、樹脂の注
入を始めとする一連の操作の殆どが作業者の手によって
行われていた。すなわち、作業者は注入ガンを成形型の
樹脂注入口に当てて樹脂を注入し、樹脂が成形型の合わ
せ面から漏出するのを目安に樹脂供給装置からの樹脂の
供給を止めた上、注入ガンを樹脂注入口から外し、樹脂
が逆流しないように樹脂注入口に栓をした後、注入ガン
の中に残っている樹脂を洗い流すためにボタンの切換え
操作を行って注入ガンに洗浄液とエアとを交互に流すよ
うにしていたのである。
ッドを使用し、樹脂成形と注入ヘッドの洗浄とを交互に
行う方法がある。「オーウエンスーコーニング ファイ
バグラス社(0畦N5−C0RNIN4G++IBER
GLAss C0RP、 ’)の報告書 樹脂トランス
ファモールディング(Resin Transfer
Molding) Jに記載されているのはその一例で
あり、注入ヘッドとして注入ガンが使用され、樹脂の注
入を始めとする一連の操作の殆どが作業者の手によって
行われていた。すなわち、作業者は注入ガンを成形型の
樹脂注入口に当てて樹脂を注入し、樹脂が成形型の合わ
せ面から漏出するのを目安に樹脂供給装置からの樹脂の
供給を止めた上、注入ガンを樹脂注入口から外し、樹脂
が逆流しないように樹脂注入口に栓をした後、注入ガン
の中に残っている樹脂を洗い流すためにボタンの切換え
操作を行って注入ガンに洗浄液とエアとを交互に流すよ
うにしていたのである。
発明が解決しようとする問題点
しかし、このような操作によって樹脂の注入と注入ヘッ
ドの洗浄とを行う場合、交互に為される樹脂の注入と注
入ガンの洗浄とに伴っていちいち注入ガンの成形型に対
する押圧、離隔を行わなければならないなど、作業工数
が多く、成形サイクルタイムが長くなる上、自動化が困
難であり、大量生産には適用できないという問題があっ
た。
ドの洗浄とを行う場合、交互に為される樹脂の注入と注
入ガンの洗浄とに伴っていちいち注入ガンの成形型に対
する押圧、離隔を行わなければならないなど、作業工数
が多く、成形サイクルタイムが長くなる上、自動化が困
難であり、大量生産には適用できないという問題があっ
た。
問題点を解決するための手段
本発明は、上記の問題を解決するために、樹脂成形型に
固定されるヘッド本体に、そのヘッド本体が固定された
状態において樹脂成形型に形成された樹脂注入口に連通
ずる状態となる樹脂供給口と、その樹脂供給口に連通ず
る閉空間と、一端がその閉空間に開口するとともに他端
が外部に開口し、その外側開口に接続された供給装置に
より択一的に供給される樹脂、エアおよび洗浄液を閉空
間に導く導入孔と、閉空間と外部とに開口し、少なくと
もその閉空間に連通ずる側の部分が樹脂供給口と対向す
る排出孔とを形成するとともに、一端部に、断面積がそ
れぞれ樹脂供給口および排出孔の断面積より大きく、そ
れら樹脂供給口および排出孔をその開口周辺に密着して
閉塞する樹脂供給口閉塞部および排出孔閉塞部が軸方向
に並んで形成された閉塞部材を有するロッドを、ヘッド
本体に排出孔の樹脂供給口に対向する側の部分を貫通す
るとともに閉塞部材が閉空間内に位置する状態で軸方向
に摺動可能に嵌合し、かつ、そのロッドを軸方向に移動
させる移動装置を設けたものである。
固定されるヘッド本体に、そのヘッド本体が固定された
状態において樹脂成形型に形成された樹脂注入口に連通
ずる状態となる樹脂供給口と、その樹脂供給口に連通ず
る閉空間と、一端がその閉空間に開口するとともに他端
が外部に開口し、その外側開口に接続された供給装置に
より択一的に供給される樹脂、エアおよび洗浄液を閉空
間に導く導入孔と、閉空間と外部とに開口し、少なくと
もその閉空間に連通ずる側の部分が樹脂供給口と対向す
る排出孔とを形成するとともに、一端部に、断面積がそ
れぞれ樹脂供給口および排出孔の断面積より大きく、そ
れら樹脂供給口および排出孔をその開口周辺に密着して
閉塞する樹脂供給口閉塞部および排出孔閉塞部が軸方向
に並んで形成された閉塞部材を有するロッドを、ヘッド
本体に排出孔の樹脂供給口に対向する側の部分を貫通す
るとともに閉塞部材が閉空間内に位置する状態で軸方向
に摺動可能に嵌合し、かつ、そのロッドを軸方向に移動
させる移動装置を設けたものである。
作用
以上のように構成された注入ヘッドにおいては、ロッド
の移動により排出孔の開口が閉塞部材により閉塞される
とともに樹脂供給口が開放状態とされたi象、供給装置
から樹脂が供給され、その供給された樹脂は導入孔から
閉空間に流入し、樹脂供給口、樹脂注入口を通って成形
型に流入することとなる。また、樹脂注入完了後、ロッ
ドが移動させられ、樹脂供給口が閉塞部材により閉塞さ
れるとともに排出孔が開放状態とされた後、供給装置に
よりエアと洗浄液とが交互に供給され、これらエアおよ
び洗浄液は、導入孔、閉空間内に残った樹脂を押し出し
、洗浄しつつ排出孔から排出する。
の移動により排出孔の開口が閉塞部材により閉塞される
とともに樹脂供給口が開放状態とされたi象、供給装置
から樹脂が供給され、その供給された樹脂は導入孔から
閉空間に流入し、樹脂供給口、樹脂注入口を通って成形
型に流入することとなる。また、樹脂注入完了後、ロッ
ドが移動させられ、樹脂供給口が閉塞部材により閉塞さ
れるとともに排出孔が開放状態とされた後、供給装置に
よりエアと洗浄液とが交互に供給され、これらエアおよ
び洗浄液は、導入孔、閉空間内に残った樹脂を押し出し
、洗浄しつつ排出孔から排出する。
発明の効果
このように本発明に係る注入ヘッドによれば、樹脂成形
型に固定したままの状態で樹脂の注入と注入ヘッドの洗
浄とを行うことができるため、注入ヘッドの成形型への
押圧、離隔を行う場合に比較して作業工数が低減し、成
形サイクルタイムを短縮し得る上、ロッドの移動および
樹脂、エアおよび洗浄液の供給の切換えを制御すること
により、注入および洗浄作業を容易に自動化することが
できる。
型に固定したままの状態で樹脂の注入と注入ヘッドの洗
浄とを行うことができるため、注入ヘッドの成形型への
押圧、離隔を行う場合に比較して作業工数が低減し、成
形サイクルタイムを短縮し得る上、ロッドの移動および
樹脂、エアおよび洗浄液の供給の切換えを制御すること
により、注入および洗浄作業を容易に自動化することが
できる。
また、本注入ヘッドは、1個の閉塞部材を1本のロッド
によって移動させることにより、樹脂供給口と排出孔と
をそれぞれ択一的に閉塞することができるため、構造が
簡単であり、小形かつ安価に製作することができる。
によって移動させることにより、樹脂供給口と排出孔と
をそれぞれ択一的に閉塞することができるため、構造が
簡単であり、小形かつ安価に製作することができる。
さらに、樹脂の通過する空間内にはロッドの案1・1而
がないため、ロッドと案内面との間に樹脂が侵入し、ロ
ッドのスムーズな摺動が妨げられる事態が生ずる恐れか
ない。
がないため、ロッドと案内面との間に樹脂が侵入し、ロ
ッドのスムーズな摺動が妨げられる事態が生ずる恐れか
ない。
実施例
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。
。
第1図は本発明の一実施例である2液性あ熱硬化性樹脂
注入用の注入ヘッドを示す図であり、図において2はス
テンレス型のハウジングである。
注入用の注入ヘッドを示す図であり、図において2はス
テンレス型のハウジングである。
ハウジング2の一端部には外向きに延び出すフランジ部
4が形成されており、そのフランジ部4の端面に形成さ
れた環状の突起6が樹脂成形型8の上面に形成された嵌
合穴10に嵌合されることにより、ハウジング2は半径
方向に位置決めされるとともにフランジ部4の端面が樹
脂成形型8の上面に密着した状態で固定されている。突
起6の内側にはステンレス型のプレート12が固定され
、ハウジング2と共に一体のヘッド本体を構成している
。このプレート12には樹脂成形型8に固定された状態
において樹脂成形型8に形成された樹脂注入口16に連
通ずる状態となる樹脂供給口18が形成されており、ハ
ウジング2内には、この樹脂供給口18に連通ずる閉空
間20が形成されている。この閉空間20は第2図に示
されるように断面形状が円形を成し、樹脂供給口18の
中心線方向に延びるとともに、樹脂供給口18例の内周
面22は、樹脂供給口18から遠ざかるに従って径が漸
増するテーパ面とされている。
4が形成されており、そのフランジ部4の端面に形成さ
れた環状の突起6が樹脂成形型8の上面に形成された嵌
合穴10に嵌合されることにより、ハウジング2は半径
方向に位置決めされるとともにフランジ部4の端面が樹
脂成形型8の上面に密着した状態で固定されている。突
起6の内側にはステンレス型のプレート12が固定され
、ハウジング2と共に一体のヘッド本体を構成している
。このプレート12には樹脂成形型8に固定された状態
において樹脂成形型8に形成された樹脂注入口16に連
通ずる状態となる樹脂供給口18が形成されており、ハ
ウジング2内には、この樹脂供給口18に連通ずる閉空
間20が形成されている。この閉空間20は第2図に示
されるように断面形状が円形を成し、樹脂供給口18の
中心線方向に延びるとともに、樹脂供給口18例の内周
面22は、樹脂供給口18から遠ざかるに従って径が漸
増するテーパ面とされている。
ハウジング2内にはまた、閉空間20に樹脂。
エアおよび洗浄液を導く導入孔24が形成されている。
導入孔24は、その一方の開口が閉空間20の内周面に
開口させられており、閉空間20の中心線に対して直角
に延び出た後、直角に曲げられて他方の開口はフランジ
部4の上面、すなわち外部に開口させられている。導入
孔24のこの外側開口にはパイプ26が固定されて、樹
脂、エアおよび洗浄液を択一的に供給する供給袋W(図
示省略)に接続されている。、供給装置は樹脂を混合す
るミキサを備えており、2種類の樹脂はそれぞれ単独で
ミキサに供給され、混合された後、導入孔24に供給さ
れるのであり、エアおよび洗浄液もミキサを通って供給
される。
開口させられており、閉空間20の中心線に対して直角
に延び出た後、直角に曲げられて他方の開口はフランジ
部4の上面、すなわち外部に開口させられている。導入
孔24のこの外側開口にはパイプ26が固定されて、樹
脂、エアおよび洗浄液を択一的に供給する供給袋W(図
示省略)に接続されている。、供給装置は樹脂を混合す
るミキサを備えており、2種類の樹脂はそれぞれ単独で
ミキサに供給され、混合された後、導入孔24に供給さ
れるのであり、エアおよび洗浄液もミキサを通って供給
される。
ハウジング2内には更に排出孔30が形成されている。
排出孔30は、その一端が閉空間20の樹脂供給口18
と対向する上側の内壁面に樹脂供給口18の中心線と同
心となるように開口させられる一方、他娼部はハウジン
グ2の側面に開口させられてL字形を成している。また
、排出孔30の閉空間20に開口する部分の内周面およ
び閉空間20の排出孔30が開口する上記内壁面は、樹
脂供給口18側に向かうに従って中心線から遠ざかる向
きに45度の角度で傾斜させられたテーパ内周面32と
されている。
と対向する上側の内壁面に樹脂供給口18の中心線と同
心となるように開口させられる一方、他娼部はハウジン
グ2の側面に開口させられてL字形を成している。また
、排出孔30の閉空間20に開口する部分の内周面およ
び閉空間20の排出孔30が開口する上記内壁面は、樹
脂供給口18側に向かうに従って中心線から遠ざかる向
きに45度の角度で傾斜させられたテーパ内周面32と
されている。
さらに、ハウジング2には、ロッド34が上下方向に延
び、軸方向に摺動可能に嵌合されている。
び、軸方向に摺動可能に嵌合されている。
ロッド34は、前記排出孔30の樹脂供給口18と同心
に形成された部分を貫通するとともに、ハウジング2内
に嵌め入れられたガイド部材36に嵌合されている。ガ
イド部材36はテフロンの商品名で知られている4フツ
化エチレン(テトラフルオルエチレン)によって作られ
ており、断面形状がくの字形のリング状を成し、複数個
重ねてハウジング2に形成された穴38に嵌合された上
、穴38の開口に螺合されたねじ部材40によって押さ
えられ、ロッド34の移動を案内するとともに、排出孔
30内を通る洗浄液等の侵入を阻止するシール部材とし
ても機能する。ロッド34のハウジング2からの突出端
部には移動装置としてのエアシリンダ42のピストンロ
ッド44が連結され、ピストンロッド44の昇降により
移動させられるようにされる一方、他方の端部は排出孔
30内に突出させられるとともに閉塞部材46が取り付
けられている。なお、エアシリンダ42は、取付部材4
7によってハウジング2に固定されている。
に形成された部分を貫通するとともに、ハウジング2内
に嵌め入れられたガイド部材36に嵌合されている。ガ
イド部材36はテフロンの商品名で知られている4フツ
化エチレン(テトラフルオルエチレン)によって作られ
ており、断面形状がくの字形のリング状を成し、複数個
重ねてハウジング2に形成された穴38に嵌合された上
、穴38の開口に螺合されたねじ部材40によって押さ
えられ、ロッド34の移動を案内するとともに、排出孔
30内を通る洗浄液等の侵入を阻止するシール部材とし
ても機能する。ロッド34のハウジング2からの突出端
部には移動装置としてのエアシリンダ42のピストンロ
ッド44が連結され、ピストンロッド44の昇降により
移動させられるようにされる一方、他方の端部は排出孔
30内に突出させられるとともに閉塞部材46が取り付
けられている。なお、エアシリンダ42は、取付部材4
7によってハウジング2に固定されている。
閉塞部材46は、金属製の本体部48の軸心方向の両端
にそれぞれテフロン製の樹脂供給口閉塞部50および排
出孔閉塞部52が設けられて成るものであり、排出孔閉
塞部52側においてロッド34に取り付けられ、ロッド
34の昇降により各閉塞部50.52がそれぞれ択一的
に樹脂供給口18、排出孔30の開口周辺に密着させら
れて、それら開口を閉塞するようにされている。両閉塞
部50.52は共に、樹脂供給口18および排出孔30
の開口周辺に密着する部分の断面積がそれぞれ樹脂供給
口18および排出孔30の断面積より大きくされている
が、排出孔閉塞部52の外周面は、前記テーパ内周面3
2と同じ傾斜角度のテーパ面とされており、テーパ内周
面32に密着して排出孔30と閉空間20との連通を断
つようにされている。また、樹脂供給口閉塞部50はそ
の端面において樹脂供給口18の開口周辺に密着してそ
の開口を閉塞するのであるが、その外周面は本体部48
側に向かうに従って径が漸減するテーパ外周面とされる
一方、本体部48の外周面は樹脂供給口閉塞部50側に
向かうに従って径が漸減するテーパ外周面とされ、両者
の間に閉塞部材46の軸心側へくぼんだ環状溝54が形
成されている。
にそれぞれテフロン製の樹脂供給口閉塞部50および排
出孔閉塞部52が設けられて成るものであり、排出孔閉
塞部52側においてロッド34に取り付けられ、ロッド
34の昇降により各閉塞部50.52がそれぞれ択一的
に樹脂供給口18、排出孔30の開口周辺に密着させら
れて、それら開口を閉塞するようにされている。両閉塞
部50.52は共に、樹脂供給口18および排出孔30
の開口周辺に密着する部分の断面積がそれぞれ樹脂供給
口18および排出孔30の断面積より大きくされている
が、排出孔閉塞部52の外周面は、前記テーパ内周面3
2と同じ傾斜角度のテーパ面とされており、テーパ内周
面32に密着して排出孔30と閉空間20との連通を断
つようにされている。また、樹脂供給口閉塞部50はそ
の端面において樹脂供給口18の開口周辺に密着してそ
の開口を閉塞するのであるが、その外周面は本体部48
側に向かうに従って径が漸減するテーパ外周面とされる
一方、本体部48の外周面は樹脂供給口閉塞部50側に
向かうに従って径が漸減するテーパ外周面とされ、両者
の間に閉塞部材46の軸心側へくぼんだ環状溝54が形
成されている。
以上のように構成された注入ヘッドによる樹脂成形型8
内への樹脂の注入は次のように為される。
内への樹脂の注入は次のように為される。
まず、エアシリンダ42にエア圧がかけられ、ロッド3
4と共に閉塞部材46が上昇させられて排出孔閉塞部5
2がテーパ内周面32に密着させられ、閉空間20と排
出孔30との連通が遮断される一方、閉空間20と樹脂
供給口18とが連通状態とされる。次いで、供給装置に
よりミキサにおいて混合された樹脂がパイプ26.導入
孔24を経て供給され、閉空間20を満たしつつ樹脂供
給口18.樹脂注入口16を通って成形型8内に注入さ
れる。
4と共に閉塞部材46が上昇させられて排出孔閉塞部5
2がテーパ内周面32に密着させられ、閉空間20と排
出孔30との連通が遮断される一方、閉空間20と樹脂
供給口18とが連通状態とされる。次いで、供給装置に
よりミキサにおいて混合された樹脂がパイプ26.導入
孔24を経て供給され、閉空間20を満たしつつ樹脂供
給口18.樹脂注入口16を通って成形型8内に注入さ
れる。
注入完了後、エアシリンダ42に逆方向にエア圧がかけ
られ、ロッド34と共に閉塞部材46が下降させられて
樹脂供給口閉塞部50が樹脂供給口18の開口周辺に密
着し、閉空間20と樹脂供給口18との連通が遮断され
る一方、閉空間20と排出孔30とが連通状態とされた
上、供給装置によりまずエアが供給される。エアはまず
ミキサを通過してミキサ内の樹脂を押し出しつつ、パイ
プ26.導入孔24から閉空間20内に入り、それらの
中に残っている樹脂を押し出して排出孔30から外部へ
排出する。エアの供給後、洗浄液が供給され、ミキサ、
パイプ26.導入孔24.閉空間20の内部を洗浄した
後、排出孔30から排出される。
られ、ロッド34と共に閉塞部材46が下降させられて
樹脂供給口閉塞部50が樹脂供給口18の開口周辺に密
着し、閉空間20と樹脂供給口18との連通が遮断され
る一方、閉空間20と排出孔30とが連通状態とされた
上、供給装置によりまずエアが供給される。エアはまず
ミキサを通過してミキサ内の樹脂を押し出しつつ、パイ
プ26.導入孔24から閉空間20内に入り、それらの
中に残っている樹脂を押し出して排出孔30から外部へ
排出する。エアの供給後、洗浄液が供給され、ミキサ、
パイプ26.導入孔24.閉空間20の内部を洗浄した
後、排出孔30から排出される。
以上の説明から明らかなように、本実施例の注入ヘッド
によれば、注入ヘッドを樹脂成形型8に固定したままの
状態で樹脂の注入および注入ヘッドの洗浄を行うことが
できるため、作業工数が少なくて済み、成形サイクルタ
イムを短縮し得る上、ロッド34の移動および供給装置
による樹脂、エアおよび洗浄液の供給の切換えを制御す
ることにより注入作業を容易に自動化することができる
。
によれば、注入ヘッドを樹脂成形型8に固定したままの
状態で樹脂の注入および注入ヘッドの洗浄を行うことが
できるため、作業工数が少なくて済み、成形サイクルタ
イムを短縮し得る上、ロッド34の移動および供給装置
による樹脂、エアおよび洗浄液の供給の切換えを制御す
ることにより注入作業を容易に自動化することができる
。
また、閉空間20内に流入した洗浄液が排出孔30から
流出する際、閉塞部材46の軸方向の中間部には軸心側
へくぼんだ環状溝54が形成されて、閉空間20の内壁
面との間の隙間の幅が広くされているため、このような
環状溝54を設けない場合に比較して洗浄液は滞留を起
こすことなくスムーズに流れ、閉空間20の内周面およ
び閉塞部+146の外周面を良好に洗浄する。
流出する際、閉塞部材46の軸方向の中間部には軸心側
へくぼんだ環状溝54が形成されて、閉空間20の内壁
面との間の隙間の幅が広くされているため、このような
環状溝54を設けない場合に比較して洗浄液は滞留を起
こすことなくスムーズに流れ、閉空間20の内周面およ
び閉塞部+146の外周面を良好に洗浄する。
さらに、ヘッド本体はステンレスによって形成されてい
るため、洗浄液によって侵食される恐れはなく、また、
樹脂供給口閉塞部50および排出孔閉塞部52は共にテ
フしJンにより形成されているため、樹脂供給lコ18
および排出孔30の開口は隙間なく閉塞される上、各閉
塞部50.52がそれら開口に当接する際の衝撃が少な
くて済み、長期間使用することができる。
るため、洗浄液によって侵食される恐れはなく、また、
樹脂供給口閉塞部50および排出孔閉塞部52は共にテ
フしJンにより形成されているため、樹脂供給lコ18
および排出孔30の開口は隙間なく閉塞される上、各閉
塞部50.52がそれら開口に当接する際の衝撃が少な
くて済み、長期間使用することができる。
本発明の別の実施例を第3図ないし第5図に示す。本注
入ヘソ1′のヘッド本体(i 0は、第一部+162と
第二部材64とが液密に固定されて成る。
入ヘソ1′のヘッド本体(i 0は、第一部+162と
第二部材64とが液密に固定されて成る。
ずなわら、両部材62.64は共に円柱状の部lであり
、それらの軸方向の各−6j:l’1部にはそれぞれ半
経力向外向きに延び出すフランジ部66.68が形成さ
れており、それらフランジ部66.68が互に突き合わ
され、液密にかつ同心状に固定されているのである。そ
して、このヘッド本体60は、第二部材64が樹脂成形
型70に設けられた取イ;1部72 o)++)i金穴
74に嵌合されるとともに、フランジ部(i(i、6B
をJ′X通ずるボルトにより、樹脂成形型70に−L’
、 下方向に延びる姿勢で固定されている。なお、第二
部JIA64の下面にはテフロン製のシート76が固定
されており、第二部材64はシート7Gを介してJR4
R4形成形型70接させられている。
、それらの軸方向の各−6j:l’1部にはそれぞれ半
経力向外向きに延び出すフランジ部66.68が形成さ
れており、それらフランジ部66.68が互に突き合わ
され、液密にかつ同心状に固定されているのである。そ
して、このヘッド本体60は、第二部材64が樹脂成形
型70に設けられた取イ;1部72 o)++)i金穴
74に嵌合されるとともに、フランジ部(i(i、6B
をJ′X通ずるボルトにより、樹脂成形型70に−L’
、 下方向に延びる姿勢で固定されている。なお、第二
部JIA64の下面にはテフロン製のシート76が固定
されており、第二部材64はシート7Gを介してJR4
R4形成形型70接させられている。
第二部材64には、その外周面の中心線に対して偏心し
た位pi/、lにフランジ部68側に開「1する円形断
面の有底穴78が形成されており、この有底穴78によ
り第一部材62との間に閉空間80が形成されている。
た位pi/、lにフランジ部68側に開「1する円形断
面の有底穴78が形成されており、この有底穴78によ
り第一部材62との間に閉空間80が形成されている。
有底穴78の底壁には、」−記外周面の中心線と同心と
なる位置に、その中心線方向に延びる貫通孔が形成され
ζおり、閉空間80と、シー) 7 (iに形成された
樹脂供給r、J 84および樹脂成形型70に形成され
た樹脂注入口82とが連通させられるようになっている
。また、有底穴78の側壁には、有底穴78およびフラ
ンジ部68側に開「1し、第二部材64の軸心に沿って
延びる溝86が形成されており、この溝86は第一部材
62に形成された通路88と共に導入孔を構第一部(オ
62内にはまた、その中心部に第一部材62を軸心」二
におい°(貫通ずる段付孔92が形成されるとともに、
段付孔92の中心線に対して直角に延びる貫通孔94が
形成され、これら貫通孔94と段付孔92の貫通孔94
が開口する部分より下側の部分とによってIA出出孔形
成されている。段付孔92内には、テフロン製のガイド
ブツシュ96およびガイド部材98により案内され一ζ
ロッド100が軸方向にIt1動可能に嵌合されている
。ガイド部材98は前記ガイド部材36と同様のもので
あり、シールを兼ね、第一部材62の上端間1コに螺合
されたねじ部材104により押さえられている。ロッ「
100はこのねじ部材104を摺動可fiシに貫通する
とともに、その突出端部には移動装置としてのエアシリ
ンダ106のピストンロッド10Bが連結されている。
なる位置に、その中心線方向に延びる貫通孔が形成され
ζおり、閉空間80と、シー) 7 (iに形成された
樹脂供給r、J 84および樹脂成形型70に形成され
た樹脂注入口82とが連通させられるようになっている
。また、有底穴78の側壁には、有底穴78およびフラ
ンジ部68側に開「1し、第二部材64の軸心に沿って
延びる溝86が形成されており、この溝86は第一部材
62に形成された通路88と共に導入孔を構第一部(オ
62内にはまた、その中心部に第一部材62を軸心」二
におい°(貫通ずる段付孔92が形成されるとともに、
段付孔92の中心線に対して直角に延びる貫通孔94が
形成され、これら貫通孔94と段付孔92の貫通孔94
が開口する部分より下側の部分とによってIA出出孔形
成されている。段付孔92内には、テフロン製のガイド
ブツシュ96およびガイド部材98により案内され一ζ
ロッド100が軸方向にIt1動可能に嵌合されている
。ガイド部材98は前記ガイド部材36と同様のもので
あり、シールを兼ね、第一部材62の上端間1コに螺合
されたねじ部材104により押さえられている。ロッ「
100はこのねじ部材104を摺動可fiシに貫通する
とともに、その突出端部には移動装置としてのエアシリ
ンダ106のピストンロッド10Bが連結されている。
エアシリンダ106は第一・部材62に取(;1部材1
09により取りトlけられてオンリ、ロッド100はピ
ストンロッド108のシ/、 l!1により」−下方向
に移動させられる。
09により取りトlけられてオンリ、ロッド100はピ
ストンロッド108のシ/、 l!1により」−下方向
に移動させられる。
また、ロッ+; 100の前記閉空間80側への突出端
部には閉塞部材110が取り(=JUられている。
部には閉塞部材110が取り(=JUられている。
閉塞部材11.0は外周面が真っ直ぐな円筒面を成す円
柱状の部IAであり、ステンレス製の本体部112の下
部が樹脂供給口閉塞部114を成ず−・方、−に部には
テフし1ン製の排出孔閉塞部116が形成されている。
柱状の部IAであり、ステンレス製の本体部112の下
部が樹脂供給口閉塞部114を成ず−・方、−に部には
テフし1ン製の排出孔閉塞部116が形成されている。
この閉塞部材110の直径は、樹脂供給口84および段
付孔92の直径より大きくされており、tl・/I”
l OOの移動により、閉塞(:I< 114.116
の軸心方向に直角な端面がそれぞれ択一的に樹脂供給口
84および段付孔92の開口周辺に当接さゼられ、それ
ら開口を閉塞する。また、閉塞部材110の厚さ、すな
わち軸心方向の長さは、樹脂供給口84と段付孔92の
開1」との距離の2分の1とされている。
付孔92の直径より大きくされており、tl・/I”
l OOの移動により、閉塞(:I< 114.116
の軸心方向に直角な端面がそれぞれ択一的に樹脂供給口
84および段付孔92の開口周辺に当接さゼられ、それ
ら開口を閉塞する。また、閉塞部材110の厚さ、すな
わち軸心方向の長さは、樹脂供給口84と段付孔92の
開1」との距離の2分の1とされている。
さらに、閉塞部材110は、第一部材62を軸心上にお
いて貫通したロッド100に取り付けられることにより
、第5図に示されるように、閉空間80に対して偏心し
た状態となっている。そして、閉空間80を形成する有
底穴78は、両者の偏心量、すなわち閉塞部材110の
外周面と閉空間80の内周面との間に形成される隙間1
18の幅が最も狭い部分と最も広い部分との比が1対4
となるように形成されており、有底穴78に開口する前
記溝86は、上記幅の最も狭い部分に隣接する位置、す
なわち幅の最も狭い部分から僅かにみれてその幅が広く
なる側の部分に開口するように形成されている。
いて貫通したロッド100に取り付けられることにより
、第5図に示されるように、閉空間80に対して偏心し
た状態となっている。そして、閉空間80を形成する有
底穴78は、両者の偏心量、すなわち閉塞部材110の
外周面と閉空間80の内周面との間に形成される隙間1
18の幅が最も狭い部分と最も広い部分との比が1対4
となるように形成されており、有底穴78に開口する前
記溝86は、上記幅の最も狭い部分に隣接する位置、す
なわち幅の最も狭い部分から僅かにみれてその幅が広く
なる側の部分に開口するように形成されている。
以上のように構成された注入ヘッドにおける樹脂の注入
は、ロッド100が上昇させられて閉塞部材110によ
り段付孔92が閉塞される一方、樹脂供給口84が開放
された状態において為され、パイ1902通路88.溝
86を通って閉空間80に供給された樹脂は、樹脂供給
口84.樹脂注入口82から樹脂成形型70内に注入さ
れる。そして、注入完了後、ロッド100が下降させら
れて第3し1に示されるように樹脂供給口84が閉塞部
材110により閉塞される一方、段付孔92の開口が開
放された上、エア、洗浄液が交互に供給されて通路88
.溝86.閉空間80内が洗浄される。この際、閉空間
80と閉塞部材110とは偏心して設けられるとともに
、溝86は両者間の隙間118の幅が最も狭い部分に隣
接する位置に開口させられているため、溝86から隙間
118内に流入した洗浄液は抵抗の少ない隙間118の
幅が広い側に流れ、閉空間80内には第5図において時
計方向の回流が生ずることとなるのであり、洗浄液は閉
塞部材110のまわりを螺旋状に流れつつ上界して段付
孔92内に流れ込み、貫通孔94から排出される。また
、閉塞部材110の厚さは、樹脂供給口84と段付孔9
2の開口との距離の2分の1とされており、導入孔を形
成する溝86の断面積と閉空間80の断面積との差が小
さくされているため、閉空間80内に流入した洗浄液の
流れが遅くなることはなく、洗浄液は上記隙間118に
導かれることと相俟ってスムーズに流れ、洗浄液の滞留
によって樹脂の洗浄が不良となり、あるいは洗浄液に含
まれる樹脂が付着堆積することがない。
は、ロッド100が上昇させられて閉塞部材110によ
り段付孔92が閉塞される一方、樹脂供給口84が開放
された状態において為され、パイ1902通路88.溝
86を通って閉空間80に供給された樹脂は、樹脂供給
口84.樹脂注入口82から樹脂成形型70内に注入さ
れる。そして、注入完了後、ロッド100が下降させら
れて第3し1に示されるように樹脂供給口84が閉塞部
材110により閉塞される一方、段付孔92の開口が開
放された上、エア、洗浄液が交互に供給されて通路88
.溝86.閉空間80内が洗浄される。この際、閉空間
80と閉塞部材110とは偏心して設けられるとともに
、溝86は両者間の隙間118の幅が最も狭い部分に隣
接する位置に開口させられているため、溝86から隙間
118内に流入した洗浄液は抵抗の少ない隙間118の
幅が広い側に流れ、閉空間80内には第5図において時
計方向の回流が生ずることとなるのであり、洗浄液は閉
塞部材110のまわりを螺旋状に流れつつ上界して段付
孔92内に流れ込み、貫通孔94から排出される。また
、閉塞部材110の厚さは、樹脂供給口84と段付孔9
2の開口との距離の2分の1とされており、導入孔を形
成する溝86の断面積と閉空間80の断面積との差が小
さくされているため、閉空間80内に流入した洗浄液の
流れが遅くなることはなく、洗浄液は上記隙間118に
導かれることと相俟ってスムーズに流れ、洗浄液の滞留
によって樹脂の洗浄が不良となり、あるいは洗浄液に含
まれる樹脂が付着堆積することがない。
なお、上記実施例において閉塞部材110と閉空間80
との偏心量は、両者の間に形成される隙間11Bの幅が
最も狭い部分と最も広い部分との比が1対4となるよう
に形成されていたが、それに限らず、1対1.5ないし
1対5の間で適宜に選定すればよい。
との偏心量は、両者の間に形成される隙間11Bの幅が
最も狭い部分と最も広い部分との比が1対4となるよう
に形成されていたが、それに限らず、1対1.5ないし
1対5の間で適宜に選定すればよい。
また、閉塞部材110の厚さは、樹脂供給口84と段付
孔92の開口との距離の2分の1に限らず、3分の1以
上3分の2以下であればよく、3分以上2分の1以下で
あれば更に良い。
孔92の開口との距離の2分の1に限らず、3分の1以
上3分の2以下であればよく、3分以上2分の1以下で
あれば更に良い。
さらに、以上詳記した二つの実施例においては、ロッド
34,100を移動させる移動装置はエアシリンダ42
,106によって構成されていたが、モータにより回転
駆動される送りねじ等地の移動装置を採用することも可
能である。
34,100を移動させる移動装置はエアシリンダ42
,106によって構成されていたが、モータにより回転
駆動される送りねじ等地の移動装置を採用することも可
能である。
さらにまた、閉塞部材の樹脂供給口閉塞部および排出孔
閉塞部と、ヘッド本体のそれら閉塞部が当接する部分と
は、いずれをもテフロンによって形成するようにしても
よい。
閉塞部と、ヘッド本体のそれら閉塞部が当接する部分と
は、いずれをもテフロンによって形成するようにしても
よい。
その他、いらいち例示することはしないが、当業者の知
識に基づいて種々の変形、改良を施した態様で本発明を
実施することができる。
識に基づいて種々の変形、改良を施した態様で本発明を
実施することができる。
第1図は本発明の一実施例であるレジンインシークジョ
ン用注入ヘッドを示す正面断面図であり、第2図は第1
図における■−■断面図である。第3図は本発明の別の
実施例であるレジンインジェクション用注入ヘッドを示
す正面断面図であり、第4図および第5図はそれぞれ第
3図における■−■断面図、V−V断面図である。
ン用注入ヘッドを示す正面断面図であり、第2図は第1
図における■−■断面図である。第3図は本発明の別の
実施例であるレジンインジェクション用注入ヘッドを示
す正面断面図であり、第4図および第5図はそれぞれ第
3図における■−■断面図、V−V断面図である。
Claims (6)
- (1)樹脂成形型に固定されるヘッド本体に、そのヘッ
ド本体が固定された状態において樹脂成形型に形成され
た樹脂注入口に連通する状態となる樹脂供給口と、その
樹脂供給口に連通する閉空間と、一端がその閉空間に開
口するとともに他端が外部に開口し、その外側開口に接
続された供給装置により択一的に供給される樹脂、エア
および洗浄液を前記閉空間に導く導入孔と、前記閉空間
と外部とに開口し、少なくともその閉空間に連通する側
の部分が前記樹脂供給口と対向する排出孔とを形成する
とともに、一端部に、断面積がそれぞれ前記樹脂供給口
および前記排出孔の断面積より大きく、それら樹脂供給
口および排出孔をその開口周辺に密着して閉塞する樹脂
供給口閉塞部および排出孔閉塞部が軸方向に並んで形成
された閉塞部材を有するロッドを、前記ヘッド本体に前
記排出孔の前記樹脂供給口に対向する側の部分を貫通す
るとともに前記閉塞部材が前記閉空間内に位置する状態
で軸方向に摺動可能に嵌合し、かつ、そのロッドを軸方
向に移動させる移動装置を設けたことを特徴とするレジ
ンインジェクション用注入ヘッド。 - (2)前記樹脂供給口閉塞部および前記排出孔閉塞部と
前記ヘッド本体のそれら閉塞部が密着する部分との少な
くとも一方がテフロンによって形成されている特許請求
の範囲第1項記載のレジンインジェクション用注入ヘッ
ド。 - (3)前記排出孔および前記排出孔閉塞部の互に密着す
る面がそれぞれ前記樹脂供給口側および前記樹脂供給口
閉塞部側に向かうに従って前記閉塞部材の軸心から離れ
る向きに傾斜させられたテーパ面である特許請求の範囲
第1項または第2項のいずれかに記載のレジンインジェ
クション用注入ヘッド。 - (4)前記閉塞部材の前記樹脂供給口閉塞部と前記排出
口閉塞部との間に、閉塞部材の軸心側に凹の環状溝が形
成されている特許請求の範囲第1項ないし第3項のいず
れかに記載のレジンインジェクション用注入ヘッド。 - (5)前記閉塞部材の外周面とその外周面を囲む前記閉
空間の内周面とが、それらの間に形成される隙間の幅が
最も狭い部分から最も広い部分に向かって滑らかに増大
するように形成されるとともに、前記導入孔が前記隙間
の幅が最も狭い部分に隣接する位置に開口させられてい
る特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載
のレジンインジェクション用注入ヘッド。 - (6)前記閉塞部材の厚さが、前記樹脂供給口と前記排
出孔の樹脂供給口に対向する開口との距離の3分の1以
上3分の2以下とされている特許請求の範囲第5項記載
のレジンインジェクション用注入ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2590986A JPS62184809A (ja) | 1986-02-10 | 1986-02-10 | レジンインジエクシヨン用注入ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2590986A JPS62184809A (ja) | 1986-02-10 | 1986-02-10 | レジンインジエクシヨン用注入ヘツド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62184809A true JPS62184809A (ja) | 1987-08-13 |
Family
ID=12178903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2590986A Pending JPS62184809A (ja) | 1986-02-10 | 1986-02-10 | レジンインジエクシヨン用注入ヘツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62184809A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05147024A (ja) * | 1991-11-29 | 1993-06-15 | Polyurethan Kasei Kk | 多成分合成樹脂混合装置およびその洗浄方法 |
CN1058929C (zh) * | 1997-03-20 | 2000-11-29 | 超丰电子股份有限公司 | 热固性塑胶射出成型模具的洗模方法改良 |
JP2008221536A (ja) * | 2007-03-09 | 2008-09-25 | Exa Co Ltd | 2液混合注入装置及びそのミキサ |
DE102010050231A1 (de) | 2010-10-30 | 2012-05-03 | Volkswagen Ag | Vorrichtung zur Herstellung von Produkten aus Kunststoff |
CN104136188A (zh) * | 2012-03-26 | 2014-11-05 | 东丽株式会社 | 闸阀及闸阀的制造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55135635A (en) * | 1979-04-10 | 1980-10-22 | Asahi Glass Co Ltd | Reaction injection molding |
JPS576741A (en) * | 1980-05-14 | 1982-01-13 | Bayer Ag | Injection nozzle for mixing head for manufacturing reaction mixture forming foam plastic or solid plastic from at least two fluid component |
-
1986
- 1986-02-10 JP JP2590986A patent/JPS62184809A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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CN104136188B (zh) * | 2012-03-26 | 2016-07-06 | 东丽株式会社 | 闸阀及闸阀的制造方法 |
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