JPS62184008A - ウレタンプレポリマ−組成物 - Google Patents

ウレタンプレポリマ−組成物

Info

Publication number
JPS62184008A
JPS62184008A JP61026616A JP2661686A JPS62184008A JP S62184008 A JPS62184008 A JP S62184008A JP 61026616 A JP61026616 A JP 61026616A JP 2661686 A JP2661686 A JP 2661686A JP S62184008 A JPS62184008 A JP S62184008A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
urethane prepolymer
water
organic polyisocyanate
prepolymer composition
wood
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61026616A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirohisa Maki
牧 宏久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DKS Co Ltd
Original Assignee
Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd filed Critical Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd
Priority to JP61026616A priority Critical patent/JPS62184008A/ja
Publication of JPS62184008A publication Critical patent/JPS62184008A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ウレタンプレポリマー組成物、より詳述すれ
ばゲル強度、凝集力、湿潤接着性に優れたウレタンプレ
ポリマー組成物に関するものである。
従来のウレタンプレポリマーと水の反応から得られるゲ
ル状ウレタン樹脂におけるポリオール成分としては、特
公昭4B−25205号の地盤安定処理工法に示される
分子量1,000〜20,000のポリエチレングリコ
ール、さらに特開昭51−77631号の湿掴木材用接
若剤に示される分子量500〜3,500のブロック共
重合ポリオール等があるが、これらはいずれも分子[3
0,000以下のポリオールであり、ウレタンプレポリ
マーと水の反応生成物であるゲル状ウレタン樹脂は1強
度が弱く、−室以上の強度を得るためには、多量のウレ
タンプレポリマーを必要とするものである。
一方、低分子量ポリオールから得られたウレタンプレポ
リマーと水の反応生成物は、高分子量ポリオールから得
られたものと比較し凝集力が小さい、従って、湿潤面の
一次接着力も小さく、かつ耐水性も悪い。
またポリエチレングリコールから得られるウレタンプレ
ポリマー(例えば特公昭4B−25205号等)は、そ
の結合性に基因して凝固点が高く、ゲルは、形成するが
経時と共に水の分離を起しやすく、樹脂皮膜も非常に脆
い等の欠点がある。
本発明者等は、上記欠点の大部分がウレタンプレポリマ
ーの原料となるポリオールに基因すると言う知見に基す
き、比較的安価に製造しうる高分子量ポリオールを原料
とするウレタンプレポリマー組成物が、有用であること
を見出し、本発明を提供するに至ったものである。
すなわち、オキシアルキレン鎖中に10〜90%のオキ
シエチレン鎖を有し、末端水酸基2個以上を有する平均
分子[35,000以上のポリオキシアルキレンポリオ
ールと有機ポリイソシアネートをNCO/OH当量比5
〜100で反応させることによって得られた実質的に未
反応有機ポリインシアネートを含有するウレタンプレポ
リマー組成物である。
オキシアルキレン鎖中に10〜90%のオキシエチレン
鎖を有し、末端水酸基2個以上を有する平均分子[35
,000以上のポリオキシアルキレンポリオールとは、
エチレングリコール、プロピレングリコール、ハイドロ
キノン、ビスフェノールA、1.6−ヘキサンジオール
、ネオペンチルグリコール、グリセリン、トリメチロー
ルプロハン、1.2.6ヘキサントリオール、ペンタエ
リスリトール、α−メチルグルコジッド、ソルビトール
、シュークローズ、ヒマシ油等の低分子ポリオール類、
又はエチレンジアミン、ジエチレントリアミン、ピペラ
ジン、メチルアミン、n−ブチルアミン、アニリン、キ
シレンジアミン等の低分子ポリアミン類に、エチレンオ
キシドとエチレンオキシド以外の他のアルキレンオキシ
ドの混合アルキレンオキシドを付加重合させたもので、
オキシアルキレン鎖中に10〜90%のオキシエチレン
鎖を有し平均分子[135,000以上、好ましくは4
0.000〜100,000の重付加反応生成物等であ
る。
かかる他のフルキレンオキシドとは、プロピレンオキシ
ド、ブチレンオキシド、スチレンオキシド、テトラハイ
ドロフラン等である。
エチレンオキシドと他のフルキレンオキシドを混合する
場合、その混合割合(重量%)はオキシアルキレンa中
に10〜90%のオキシエチレン釦を含有するような割
合であり、具体的にはlO〜90:90〜10である。
また混合アルキレンオキシドを付加重合させる場合、そ
の付加重合形態はランダム、ブロック。
いずれでも良い。
次に有機ポリイソシアネートとは、トリレンジインシア
ネート(TDI)、粗製トリレンジイソシアネート(粗
製TDI)、ジフェニルメタンジイソシアネートCMD
I)、ポリメチレンポリフェニルイソシアネート、ヘキ
サメチレンジイソシアネート、キシレンジイソシアネー
ト、ナフタレンジインシアネート、インフォロンジイソ
シアネート等の単独又は混合物等である。
本発明にかかるウレタンプレポリマー組成物とは、前記
平均分子[35,000以上のポリオキシアルキレンポ
リオールと前記有機ポリイソシアネートを反応させるこ
とによって得られ、実質的に未反応有機ポリイソシアネ
ートを含有するウレタンプレポリマー組成物等である。
ポリオキシアルキレンポリオールと有機ポリイソシアネ
ートを反応させる場合、そのNC010H当量比は5〜
100.好ましくは15〜70である。
NCO/OH当量比が、5未満の場合、生成するポリウ
レタン−ポリ尿素化合物のゲル強度が小さく、かつ接近
力、バインダー力も悪い。
一方、100を超えた場合、有機ポリイソシアネートと
水との反応生成物であるポリ尿素化合物が多量となり、
その結果、ポリウレタン−ポリ尿素化合物との相溶性も
悪くなり、ゲル強度も弱かったり1弾性等を失った脆い
物となる。
このウレタンプレポリマー組成物を、多量の水と反応さ
せた場合、ウレタンプレポリマー組成物が水中に乳濁分
散し、数分間抜凝結し強靭な均一ゲル体を形成し、又水
が空気中の湿気である場合、強靭な弾性被膜を形成する
。又水の存在が土壌又は地盤の場合、存在する砂、石等
を抱き込んだ強靭なゲル体を形成する。
ウレタンプレポリマー組成物を、水又は空気中の湿気と
反応させる場合、反応を促進させる為、必要によりアミ
ン触媒、又は金属石鹸を併用しても良い。
さらに1本発明ウレタンプレポリマー組成物を使用する
場合、必要により溶剤、希釈剤、可塑剤。
増量剤、顔料、前記以外の他の触媒、各種界面活性剤、
整泡剤等を併用しても良い。
本発明に従って、得られるウレタンプレポリマー組成物
は、平均分子量35,000以上の高分子量ポリオキシ
アルキレンポリオールを原料とし、その組成物は未反応
有機ポリイソシアネートとウレタンプレポリマーより構
成されることから上記の特有な性能を有するものであり
、具体的には、 (1)地盤中に本発明のウレタンプレポリマー組成物を
注入した場合、多量の水を固結し水目体の流動性を失せ
、湧水、漏水を完全に阻止できることから、ダム、堤防
又はトンネルのような動水勾配の大なる地盤等の止水、
掘削時における湧水防止等への地盤注入剤、止水剤、 (2)トンネル構造物のクラック又はジ璽インド部の欠
陥に本発明のウレタンプレポリマー組成物を注入した場
合、水を固結し漏水を完全に阻止でき、又泥滓上に本発
明のウレタンプレポリマー組成物を混合した場合、これ
を迅速に固結できることから防水剤、止水剤、土壌改良
剤、 (3)含水率の高い原木又は木材を、それぞれ本発明の
ウレタンプレポリマー組成物で接着させた場合1表面の
発泡が無く、表面へののりも容易であり、初期接着及び
接着強度の絶対値も大きく、耐水性も良好で接着後煮佛
しても膨潤及び剥離現象も認められずviHIMも可撓
性、粘り及び#J衝撃性に優れていることから湿潤木材
用接着剤、 (4)他の水系樹脂又は水系瀝青物に本発明のウレタン
プレポリマー組成物を混合した場合可撓性を付与し、シ
ート物性を向上させることから弾性シーラント、防水剤
、床材及び接着剤。
(5)鉄筋コンクリート、各種プラスチック表面に本発
明のウレタンプレポリマー組成物を塗布した場合、空気
中の湿気で容易に硬化し、ゴム弾性の強靭な皮l々を形
成することから、プライマー、接着剤、 (6)他のポリオール、アミン、水、発泡剤、触媒等に
本発明のウレタンプレポリマー組成物を混合した場合、
容易に親木性ウレタンフオームを形成することから、ク
ッシ重ン材、吸水性樹脂、水膨潤性シール剤。
等の用途が挙げられる。
以下に本発明の実施例を挙げる。
実施例 ■ポリオキシアルキレンポリオールの合成;強力攪拌機
付オートクレーブ中にソルビトール182部及び力性カ
リ300部を加え、窒素置換した後、窒素にて常圧に戻
し、次にプロピレンオキサイド44.880部及びエチ
レンオキシド15゜000部を130℃、ゲージ圧3K
g /(jで導入し反応させた0反応には10峙間を要
した。
次に合成ケイ酸アルミニウム1.200部を加え、攪拌
しながら常圧120℃で5時間処理した。
次にオートクレーブより取出した後、80℃でlシフロ
ンのフィルターでろ過し、ワックス状のポリオール50
,150部を得た。
ポリオールは、水酸基価7.0鳳gKo)l/g、粘度
27.000cps/H℃であり、ゲルバーミションク
ロマトグラフィーにより数平均分子量が48,000で
あることを確認した。
さらに、ポリオールは核磁気共鳴スペクトルによりポリ
オール中のオキシエチレン銅対オキシプロピレン鎖が、
75/25であることを確認しも・ ■ウレタンプレポリマー組成物の合成:温度形、攪拌機
を取りつけた11四ツロフラスコに液状MDI5E11
部を仕込み、窒素気流中で100℃に昇温し、次に上記
ポリオール1,000部とメチルエチルケトン1,00
0部の混合溶液を滴下した0滴下終了後、その温度下で
2時間攪拌を続けて反応を完結した。
得たウレタンプレポリマー組成物は、F −NGOが4
.9z、粘度が1,400 cps/20℃であること
を確認した。
以下、同様にして各種ウレタンプレポリマー組成物を合
成した。
これらを第1表に示す。
応用例1゜ テフロンコートした鉄板上に、各種ウレタンプレポリマ
ー組成物を、RIllQ塗布し、常温下、室内で湿分硬
化させた後、約20井膳厚のフィルムを得た。そのフィ
ルムの塗膜物性をJIS K 8301に基づき測定し
た。
結果を第1表に示す。
応用例2゜ 調製した各種ウレタンプレポリマー組成物の80%メチ
ルエチルケトン溶液を、含水率6ozのラワン材木片の
接着面に塗布し、それらを互いに接着した後、 JIS
 K 8852に準じて圧縮剪断を測定し、次に煮洟試
験を行なった。
結果を第2表に示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. オキシアルキレン鎖中に10〜90%のオキシエチレン
    鎖を有し、末端水酸基2個以上を有する平均分子量35
    ,000以上のポリオキシアルキレンポリオールと有機
    ポリイソシアネートをNCO/OH当量比5〜100で
    反応させることによって得られた実質的に未反応有機ポ
    リイソシアネートを含有するウレタンプレポリマー組成
    物。
JP61026616A 1986-02-07 1986-02-07 ウレタンプレポリマ−組成物 Pending JPS62184008A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61026616A JPS62184008A (ja) 1986-02-07 1986-02-07 ウレタンプレポリマ−組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61026616A JPS62184008A (ja) 1986-02-07 1986-02-07 ウレタンプレポリマ−組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62184008A true JPS62184008A (ja) 1987-08-12

Family

ID=12198415

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61026616A Pending JPS62184008A (ja) 1986-02-07 1986-02-07 ウレタンプレポリマ−組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62184008A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0344551A2 (de) * 1988-06-02 1989-12-06 Bayer Ag Flüssige Polyisocyanatmischungen, ein Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung zur Herstellung von Polyurethan-Weichschaumstoffen
US6368714B1 (en) * 1993-10-14 2002-04-09 John Russell Robertson Moisture-activated adhesive compositions
JP2002302666A (ja) * 2001-04-05 2002-10-18 Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd 瞬結性止水材及び止水工法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0344551A2 (de) * 1988-06-02 1989-12-06 Bayer Ag Flüssige Polyisocyanatmischungen, ein Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung zur Herstellung von Polyurethan-Weichschaumstoffen
US6368714B1 (en) * 1993-10-14 2002-04-09 John Russell Robertson Moisture-activated adhesive compositions
JP2002302666A (ja) * 2001-04-05 2002-10-18 Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd 瞬結性止水材及び止水工法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100545425B1 (ko) 기질에 대한 부착력이 개선된 폴리우레아 엘라스토머계
CA2439786C (en) Polymeric urea-urethane rheology control agent and preparation process
US3637558A (en) Elastomeric compositions from asphalt and partially uncured urethanes of allylic hydroxyl-terminated diene polymers
CN102186896B (zh) 具有各向异性特性的含有α-硅烷的聚氨酯组合物
CN102186895B (zh) 具有各向异性特性的含有有机甲氧基硅烷的聚氨酯组合物
JPH04211485A (ja) 二液性ポリウレタン接着剤
JPH04175326A (ja) 速乾性ポリ尿素エラストマー
CN101484491A (zh) 无voc或低voc含量的聚氨酯涂层
JP2006274264A (ja) 新規なポリウレアイソシアネート
JPH04279620A (ja) ポリアルジミンを含有する湿気硬化性ポリウレタン組成物、同組成物を含有してなる防水材、床材、シーリング材、壁材、及び塗料
JP2021504183A (ja) 床材の下塗りおよび接着のための新しい系
US3723163A (en) Process for sealing a surface and resultant surface
US5654085A (en) Polyurea adhesive compositions
JP2003138239A (ja) 一液湿気硬化型ポリウレタン系接着剤及びこれを用いた床材の接着方法
CA2038104C (en) Polyurethaneurea composition
JPS62184008A (ja) ウレタンプレポリマ−組成物
JP3975336B2 (ja) コンクリート片の剥落防止方法
JPH11130834A (ja) ポリウレア樹脂組成物及び塗装方法
JP2004346127A (ja) 硬化性組成物及びシーリング材組成物
JP2010018755A (ja) ポリウレタン系シーリング材組成物
JPH0459813A (ja) 常温硬化型ウレタン系樹脂組成物
JPH09221534A (ja) ポリ(ウレタン)尿素エラストマー組成物およびその製造法
JPS6129629B2 (ja)
JPS6341954B2 (ja)
JPH0151494B2 (ja)