JPS62178781A - プランジヤポンプのパツキン検査装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 太を明はプランジャポンプのクランク室側及び弁室側の
パツキンの作動状況を検査するとともに、漏水をポンプ
の吸水路に還流させる装置に係るものである。

（従来の技術） 普通のプランジャポンプは概ねクランク室側と弁室側と
に設けられた前後のパツキンの中間部から吸水室に至る
還流水路を設けて漏水を吸水室に戻し、漏水によるポン
プ設備周辺の汚損を防いでいる。

また特公昭！；７−２７９ｇ、３公報に示されたように
漏水還流とともにパツキンの潤滑作用を行なわせる水平
型プランジャポンプも公知である。

しかしながら、前記のような各種の還流水路は、何れも
ポンプ本体の内部に設けられているので、還流状況は外
部より見知できず、従って後記するようなパツキンの作
動状況を外部で検査することは不可能である。

（発明が解決しようとする問題点及びこれを解決するた
めの手段） プランジャポンプのクランク室側（負圧部）のパツキン
は磨耗すると空気を吸込むようになり、また弁室側（高
圧部）のパツキンは磨耗すると水漏れを生ずるようにカ
リ、何れもポンプ作用支障の原因となるが、在来の還流
水路のように単に漏水をそのま呼吸水室に戻す機構のも
のでは、その原因を捕えることができない。

本発明はプランジャポンプのクランク室側パツキンと弁
室側パツキンとの中間部において・シリンダに漏水排出
口を設け、該排出口とポンプの吸水路との間に内部の通
水を検知できる通水管を着脱可能に取付けることにより
、ポンプ作動中において、シリンダ排出口よりの漏水の
状態を見ながらクランク室側又は弁室側パツキンの磨耗
、故障等を発見しようとするものである。

本発明の構成を図面について説明すると、第１図は本発
明パツキン検査装置を有するプランジャポンプ第１実施
例の中央縦断面図で、／は、吸水路乙よりの吸水はプラ
ンジャ３の往復動により吸入弁左、弁室グ、排出弁７を
経て外部に排出される。

／／はシリンダニ内においてクランク室側に設けた負圧
部パツキン、７．２は弁室側に設けた高圧部パツキン、
／３は前記両パツキンの中間部においてシリンダニに設
けた排出口、／ｌＩは吸水路乙に設けた吸込口で、排出
口／３と吸込口／弘との間に、着脱可能に、透明材等で
作製し内部の通水を検知し得るようにした通水管／３を
取付けて成るものである。

第２図及び第３図は本発明第２実施例の中央縦断面図及
び前図のＡ−Ａ線断面図で、ポンプ本体部の基本構成は
第１実施例と同様であるが、本例の場合排出口２３と吸
込口ｕ４とがシリンダ２−の後部に設けられ、排出口コ
３の一部に三方コック３０が取付けられている。

（作　用） プランジャ３作動中において弁室側（高圧部）パツキン
ノコに磨耗等があると漏水が排出口１３に排出され、ま
たクランク室側（負圧部）パツキン／／に磨耗等がある
と空気洩れを生じ、この空気が前記の漏水中に混入し、
これらの状態は通水管／Ｓにおいて明視することができ
る。

また通水管／Ｓを外せば排出口１３より直接漏水の採収
ができ、定量測定ができる。

更に第３図に示すように排出口２３に三方コック３０を
取付けておくと漏水の明視及び定量測定を随時に行なう
ことができる。

（発明の効果） 本発明装置を使用すれば、前記のように、通水管ｌＳ内
の漏水明視及び排出口／３よりの漏水採収により、ポン
プ作動中における圧力の振れ、圧力の低下、脈動等ポン
プの異常、弁室側又はクランク室側の何れかのパツキン
の磨耗、故障等を瞬０５［泪１１１１錫六ので　−ＡＪ
Ｊ・）１１もハ緒ユッ１１なく各部の補修、部品交換等
を容易に行ない得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明パツキン検査装置を有するプランジャポ
ンプ第１実施例の中央縦断面図、第２図及び第３図は本
発明筒コ実施例の中央縦断面図及び前図のＡ−Ａｌｐ断
面図である。 ／：クランク室　２＝シリンダ　　３ニブランジャｌＩ
：弁室　　　　タ：吸入弁　　　乙：吸水路り：排水弁
　　　／／：負圧部パツキン／コニ高圧部パツキン　　
　　　　／、７：排出口／グ：吸込口　　１５：通水管

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. プランジャポンプのクランク室側パッキンと弁室側パッ
   キンの中間部において、シリンダに漏水の排出口を設け
   、該排出口とポンプの吸水路との間に内部の通水を検知
   できる通水管を着脱可能に取付けて成るプランジャポン
   プのパッキン検査装置。