JPS62175990A - 記録円盤再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、記録円盤再生装置の改良に関し、特に再生
装置内の空気ろ過にかかわる。

〔従来の技術〕

第６図及び第１図は、例えば特開昭５’７−６６５６３
号公報に示された従来の記録円盤再生装置の斜視図及び
回転テーブル部の断面図である。図において、１は記録
円板（図示は略す）を載せ回転する回転テーブルで、駆
動電動機４の回転軸５に取付けられている。２は再生検
出器が搭載されたスライド式の走査体キャリッジ、３Ｉ
Ｉ′ｉ記録円盤再生装置の本体で、枠体３ａＫ駆動電動
機４が取付けられている。外枠６の上部及び両側部には
カバー７が取付けられるが、図では取外して示す。

次に、従来装置の動作を説明する。記録円盤を回転テー
ブルＩＫ載せ、電動機４を始動し回転テーブルｌを回転
させる。つづいて、走査体キャリッジ２を移動し、記録
円盤上に検出器を移動させる。例えば、静電容量形接触
検出方式のビデオディスクの場合は、検出器から針が降
下しその先で記録円盤に接触し、記録円盤に記録されで
ある情報を検出する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記のような従来の記録円盤再生装置では、装置内部の
空気中に浮遊している微小なごみが記録円盤上に付着し
、検出信号にノイズが混入するという問題点があった。

また、接触式検出器の場合、針と記録円盤の摩耗が促進
される問題点があった。

この発明は、このような問題点を解決するためになされ
たもので、装置内の空気中の浮遊微小ごみを除去し、記
録円盤上に付着することをなくし検出信号にノイズが混
入するのを防ぎ、また、接触式検出器の場合、針と記録
円盤との摩耗を低減する記録円盤再生装置を得ることを
目的としている。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明にかかる記録円盤再生装置は、回転テーブルの
上円板と下円板間に半径方向の羽根を複数枚設け、この
上円板と下円板間に羽根の根元側に外方の空気を流入す
る流入穴を設け、この流入穴の外力をエアフィルタで囲
ったものである。

〔作用〕

この発明においては、回転テーブルが回転すると、羽根
のファン作用により外方の空気をエアフィルタ全通して
流入穴から吸込み、遠心方向に放出して環流させる。こ
れにより、装置内空気はエアフィルタに通され、浮遊し
ている微小ごみが除去されて清浄になり、記録円盤に微
小ごみが付着するのをなくする。

〔実施例〕

第１図及び第２図は、この発明による記録円盤再生装置
の一実施例の要部を一部破断して示す斜視図及び正面図
であり、第３図は４２図の回転円盤部の下方からの斜視
図である。

図において、１１は記録円板（図示は略す）を載せて回
転する回転テーブルで、上円板１２と下円板１３及びこ
れらの間に半径方向に設けられた複数枚の羽根１４とか
らなり、下円板１３には中心部側に複数の流入穴１３ａ
が設けられである。１５は再生装置の本体３の枠体３ａ
に取付けられた駆ｗＪ電動機で、回転軸１６に回転テー
ブル１ｌｔ−取付けてあり回転させる。１７は回転軸１
６　ｔ−支持する軸受、１８は１円板１３の下部に固着
された環状突起体、１９はエアフィルタで、外円周部１
−ｍ状縁体２０に固着され、内円周部を環状縁体２１に
固着されている。このエアフィルタ１９ヲ環状縁休２０
で環状突起体１８にはめ込むことにより固定され、各流
入穴１３ａの外力を囲う。

上記一実施例の装置の動作は、次のようになる。

記録円盤を回転テーブル１１の上円板１２に載せ、′ｉ
１１動機１５により回転テーブル１１を矢印Ｒ方向に回
転する。これにより、羽根１４のファン作用により、外
力の空気が矢印Ａのように吸引され、エアフィルタ１９
ヲ辿り微小ごみが除去される。この清浄になった空気は
流入穴１３ａから吸入され、矢印Ｂのように外方に放出
される。こうして、装置内の空気は羽根１４の回転で循
環され、エアフィルタ１９を通り清浄にされる。

第４図及び第５図は、この発明の他の実施例による再生
装置の要部を一部破断して示す斜視図及び正面断面図で
ある。図において、電動機１５の回転軸２１の軸端には
軸中心に空気の流入穴２２と、この流入穴から分岐する
半径方向の複数の分岐穴２３が設けられている。回転軸
２１にはめ込まれた回転テーブル１１のボス部には、各
分岐穴２３に連通ずる複数の導入穴２４が設けられてい
る。２５は回転軸２１の端部に固着された支持環、２６
は環状縁体２７に固着されたエアフィルタで、環状縁体
２７を支持環２５にはめ込むことによυ固定され、流入
穴２２の外方を囲っている。

上記回転テーブル１１が回転すると、各羽根１４のファ
ン作用により外方の空気がエアフィルタ２６を通り矢印
Ｃのように流入され、矢印りのようにのカバーによシ囲
われていて、冷却のための外気に通じる***が設けられ
であるが、密閉構造にした容器としてもよく、回転テー
ブルの羽根のファン作用による装置内空気の循環により
冷却される。

また、上記実施例では、回転テーブル１１の上円板１２
　、下円板１３及び羽根１４は一体に形成したが、羽根
を上円板又は下円板に一体に形成し、上円板と下円板１
ｄ１合せ結合するようにしてもよい。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、回転テーブルの上円
板と下円板間に半径方向の′ＭＬ数枚の羽根を設け、回
転テーブルのファンの根元側に外力から空気全流入する
ようにし、この空気の流入穴の外方をエアフィルタで囲
ったので、回転テーブルの回転による羽根のファン作用
で、外力から空気がエアフィルタを通して吸入されて清
浄にされ、回転円盤に微小ごみの付着がなくされ、検出
信号にノイズの混入がなくされる。また、接触式記録円
盤再生装置ａの場合、針と円盤の摩耗が低減される０

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図はこの発明による記録円盤再生装置の
一実施例の要部全一部破断して示す斜視図及び正面図、
第３図は第２図の回転テーブル部の下方からの斜視図、
第４図及び第５図はこの発明の他の実施例金示す回転テ
ーブル部の正面断面図及び一部破断した斜視図、第６図
及び第７図は従来の記録円盤再生装置の上面と側面のカ
バーを外して示す斜視図及び回転テーブル部の正面断面
図である。 ６・・・外枠、７・・・カバー、１１・・・回転テーブ
ル、１２・・・上円板、１３・・・下円板、１３ａ・・
・流入穴、１４・・羽根、１５・・・駆Ｕノ電動機、１
６・・・回転軸、１９・・・エアフィルタ、２１・・・
回転軸、２２・・・流入穴、２３・・・分岐穴、２４・
・・専入穴、２６・・・エアフィルタなお、図中同一符
号は同−又は相当部分を示す。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）上円板と下円板との間に半径方向の複数枚の羽根
   が設けられ、上記上円板に記録円盤を載せ、駆動電動機
   により回転される回転テーブル、及びこの回転テーブル
   の羽根の根元側に外方の空気を導く流入穴の外方を囲う
   エアフィルタを備えたことを特徴とする記録円盤再生装
   置。
2. （２）外枠とカバーからなり、本体部及び回転テーブル
   を収納する容器を密閉構造にし、回転テーブルの羽根に
   よる容器内空気の循環により冷却するようにしたことを
   特徴とする特許請求の範囲第１項記載の記録円盤再生装
   置。