JPS62175359A

JPS62175359A - 記録紙搬送装置

Info

Publication number: JPS62175359A
Application number: JP61015969A
Authority: JP
Inventors: Shigeo Kurotaka; 重夫黒高; Yukitoshi Kitani; 木谷　行利
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1986-01-29
Filing date: 1986-01-29
Publication date: 1987-08-01

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［技術分野］本発明は、レーザプリンタ等のいわゆるページプリンタ
あるいは複写機においてシート状の記録紙を搬送する記
録紙搬送装置に関する。

［従来技術］レーザプリンタあるいは液晶シャッタプリンタ等のいわ
ゆるページプリンタでは、レーザビームあるいは液晶シ
ャッタによって線形の記録画像を形成し、これを感光体
に露光して複写機と同様な作像プロセスによって、記録
画像（ハードコピー）を１枚ずつ形成している。また、
複写機も複写画像を記録紙の１枚ずつに形成している。

このように、シート状の記録紙を用いる記録装置におい
ては、給紙カセットあるいは給紙トレイに積載された記
録紙を１枚ずつ適切に分離して作像ステーションに送り
出す必要がある。

この記録紙を１枚ずつに分離して送り出す給紙機構とし
ては、コーナー爪を用いたもの、フリクションパッドを
用いたもの、あるいは、同じ方向に回転する２つの摩擦
ローラを用いたもの等がある。その中でも、摩擦ローラ
を用いたものが適用できる記録紙の種類がとくに多いの
で、近年では広く採用されておりその一例を第５図（ａ
）に示す。

同図において、給紙カセット１に積載された記録紙の最
上部にピックアップローラ２が所定の圧力を与える状態
で当接しており、またこのピックアップローラ２は図示
しない給紙ソレノイドによって記録紙の紙面から離され
る。

ピックアップローラ２と所定距離りをおいてフィードロ
ーラ３が配設され、このフィードローラ３には、所定の
トルクに設定されたトルクリミッタ４がその駆動軸に取
り付けられてこのトルクリミッタ４を介してフィードロ
ーラ３と同じ方向の駆動力が伝達されている反転ローラ
５が、当接されている。

したがって、フィールドローラ３と反転ローラ５の接し
ている部分（以下この部分をニップという）に記録紙が
位置していないとき、および、ニップに記録紙が１枚挿
入されているときには、トルクリミッタ４がすべるので
、反転ローラ５はフィードローラ３につれ回りする・また、記録紙が２枚以上ニップに送り込まれたとき、ト
ルクリミッタ４のトルクが記録紙間の摩擦力に打ち勝っ
て１反転ローラ５をその駆動方向に回転させ、それによ
って、下側の記録紙が記録紙カセット１に押し戻される
。

このようにして、記録紙が１枚ずつに分離されて、作像
ステーションに送り出される。

さて、作像ステーションでは、感光体８に図示しない記
録画像発生機構（例えばレーザ書き込み装置）から露光
されて形成された静電潜像がトナー現像されて形成され
た反転記録画像が担持されており、フィードローラ３お
よび反転ローラ５によって分離され送り出された記録紙
は、感光体８に形成されている反転記録画像の先端と記
録紙の先端が一致するタイミングでレジストローラ９に
より送り出され、転写チャージャ１ｏによって感光体８
に密着されてその画像が転写され、その後定着ローラ（
図示路）によってその画像が定着されて出力される。

なお、レジストセンサ１１によって、記録紙が検出され
る。

いま、この図示した装置がレーザプリンタの一部である
とすれば、このレーザプリンタを使用するホスト装置（
例えばミニコンピユータ等）がら、画像の記録を開始さ
せるためのプリントスタート信号（第６図（ａ）参照）
が加えられると、そのタイミングでピックアップローラ
２）フィードローラ３゜反転ローラ５およびレジス１−
ローラ９を駆動する給紙モータ（図示路）が作動され（
第６図（ｂ）参照）、同時にピックアップローラ２）フ
ィードローラ３および反転ローラ５に給紙モータの駆動
力を伝達するための給紙クラッチ（図示路）がオンされ
る（第６図（ｃ）参照）。

これにより、ピックアップローラ２によって最上部の記
録紙がフィードローラ３および反転ローラ５の方向に搬
送され、記録紙がフィードローラ３と反転ローラ５のニ
ップに送り込むために充分な期間ＴＩを経過した時点で
給紙ソレノイド（図示路）がオンされて（第６図（ｄ）
参照）、ピックアップローラ２が記録紙の紙面から離さ
れてピックアップローラ２による記録紙の搬送が停止さ
れる。

このとき、上述したフィードローラ３．トルクリミッタ
４および反転ローラ５の作用によって記録紙が１枚に分
離され、その記録紙の先端がレジストセンサ１１に検出
されると（第６図（ｅ）参照）、その時点から記録紙の
先端がレジストローラ９に当接して適当なたわみをもた
せた状態になる期間Ｔ２を経過した時点で、給紙クラッ
チをオフしてその位置で記録紙を停止させ、記録紙を待
機させる。

一方、レジストセンサ１１がオンした時点で、レーザプ
リンタからホスト装置にデータの記録の準備が完了した
ことをあられす記録準備完了信号を応答する。それに対
してホスト装置から記録データを転送することが通知さ
れ、その記録データが転送されてくると、その記録デー
タの転送に同期してデータの記録プロセスが開始される
とともに、レジストローラ９に給紙モータの駆動力を伝
達するレジストクラッチ（図示路）をオンして、記録紙
を感光体８に送り出して記録データに対応した画像を記
録させる。

このようにして、１枚目の記録紙に画像が記録されてい
るとき、レジストクラッチをオンしてからその記録紙の
サイズに対応した時間を経過した時点で、レーザプリン
タは次のページの画像を記録できることをあられす次ペ
ージ待機信号をホスト装置に通知する。これに対してホ
スト装置では。

次のページの記録データがそろった時点で、２ページ目
に対応したプリントスタート信号をレーザプリンタに出
力し、これ以降は、１ページ目と同様の処理がなされて
２ページ目の記録データに対応した画像が２枚目の記録
紙に記録される。

そして、以上の処理が後続するページの記録データに順
次実行されて、連続するページの記録データに対応した
画像が記録紙に記録されて順次出力される。

ところで、上述したように、フィードローラ３と反転ロ
ーラ５によって記録紙を１枚ずつ分離した場合、分離さ
れた記録紙に後続する記録紙は、反転ローラ５によって
押し戻された状態で停止するため、その先端の位置はピ
ックアップローラ２からフィードローラ３までの経路の
いずれかの位置になる。すなわち、搬送が開始される時
点での記録紙の先端位置は、ピックアップローラ２から
フィードローラ３までの経路にあるものの、ばらついて
いる。

そのために、先行する記録紙の後端とそれに後続する記
録紙の先端の間隔が、その搬送開始時点での記録紙の位
置のばらつきに応じてばらつく。

例えば、１枚目と２枚目の記録紙の間隔が時間Ｔ３で、
２枚目と３枚目の記録紙の間隔が時間Ｔ４になる。

一方、レジストローラ９は、レジストクラッチをオフし
た時点から、その慣性によって定まる遅延時間Ｔｄを経
過した後に停止ヒする。そのために。

記録紙の間隔がこの遅延時間Ｔｄよりも短い場合には、
先行する記録紙の後端がレジストローラ９を通過するタ
イミングに同期してレジストローラをオフしたとき、後
続する記録紙の先端が慣性で回転しているレジストロー
ラ９に挟み込まれることがある。

例えば、第６図に示した場合では、２枚目と３枚目の間
隔Ｔ４が遅延時間Ｔｄよりも短いので、３枚目の記録紙
の先端がレジストローラ９に送り込まれる。このとき、
３枚目の記録紙の先端がレジストセンサ１１に検出され
てレジストセンサ１１がオンした時点で、上述のように
ホスト装置に記録準備完了信号を応答するので、レジス
トセンサ１１がオンした時点の直後にホスト装置による
記録データの転送が開始される。

また、この記録データの転送に同期して複写プロセスが
開始され、そのため、レジストローラ９に送り込まれた
分だけ３枚目の記録紙の先端位置がずれる。

その結果、記録紙の先端が感光体８に形成されている反
転記録画像の先端と一致しなくなり、画像が適切に転写
されずに画像の後端が切れるという不都合を生じていた
。

このような不都合は、とくに、記録速度が大きい高速な
記録装置に顕著にあられれる。すなわち、このように高
速な記録装置では、設計時の記録紙間隔が非常に短いの
で、わずかな給紙間隔のばらつきでも影響を受けやすい
。なお、あらかじめ給紙間隔を大きく設定しておけば、
上述のような不都合を回避することもできるが、その場
合には高速な記録装置を実現することが困難となる。

［目的］本発明は、上述のような従来技術の不都合を解消するた
めになされたものであり、記録紙の給紙間隔のばらつき
を抑制できる記録紙搬送装置を提供することを目的とす
る。

［構成］本発明は、この目的を達成するために、レジストローラ
直前で先行する記録紙の後端と後続の記録紙の先端の間
隔を計測し、その間隔がレジストローラの慣性に対応し
た停止遅延時間よりも短い場合には、給紙手段を停止さ
せてその間隔がその停止遅延時間よりも長くなるように
している。

以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳細
に説明する。

第１図は１本発明の一実施例にがかるレーザプリンタを
示している。なお、このレーザプリンタは、２つの給紙
カセットの他に１０００枚程度０記録紙を収納できる大
量給紙ユニットを備えている。

同図において、レーザプリンタ１００は、記録画像に対
応した画像信号で変調されたレーザ光を発生するレーザ
ビーム発生部１０１、ドラム状の感光体１０２．この感
光体１０２の表面を均一に帯電する帯電チャージャ１０
３、その帯電された表面にレーザビーム発生部１０１か
ら出力されたレーザ光が露光されて形成された静電潜像
をトナー現像する現像器１０４、記録紙がスタックされ
ている給紙カセット１０５，１０６、記録紙カセット１
０５，１０６から記録紙を送り出すピックアップローラ
１０７．１０８、このピックアップローラ１０７，１０
８によって送り出された記録紙を１枚ずつに分離して搬
送するフィードローラと反転ローラおよびトルクリミッ
タからなる分離搬送ローラ１０９．１１０．分離搬送ロ
ーラ１０９，１１０によって搬送された記録紙をトナー
像の先端にその先端が一致するタイミングで感光体１０
２に送り出すレジストローラ１１１、このレジストロー
ラ１１１によって送り出された記録紙を感光体１０２に
密着させ、感光体１０２上に形成されているトナー像を
転写する転写チャージャ１１２）トナー像が転写された
記録紙を感光体１０２から分離する分離チャージャ１１
３、記録紙にトナー像を定着する定着器１１４、定着器
１１４によって画像が定着された記録紙を排出する排出
ローラ１１５、および、排出された記録紙を積載するス
タッカ１１６から構成されている。

また、搬送ベルト１１７は分離チャージャ１１３によっ
て分離された記録紙を定着器１１４に搬送するものであ
り、クリーナ１１８は感光体１０２の表面の残留トナー
を除去するものであり、除電ランプ１１．９は感光体１
０２の表面の残留電荷を除去するものである。

このレーザプリンタ１００の専用台を兼用している大量
給紙ユニット１２０は、大量の記録紙を収納できる記録
紙トレイ１２１．記録紙トレイ１２１から記録紙を送り
出すピックアップローラ１２２．このピックアップロー
ラ１２２によって送り出された記録紙を１枚ずつに分離
して搬送するフィードローラと反転ローラおよびトルク
リミッタからなる分離搬送ローラ１２３１分離搬送ロー
ラ１２３によって搬送された記録紙をレーザプリンタ１
００に送り出す搬送ローラ１２４からなり、この搬送ロ
ーラ１２４によって送り出された記録紙は、ガイド板１
２５によってレジストローラ１１１に案内される。

また、レジストローラ１１１の直前位置には、レジス１
−ローラ１１１に送り込まれてくる記録紙を検出するた
めのレジストセンサ１２６が配設されている。このレジ
ストセンサ１２６の配設位置は、分離搬送ローラ１０９
．１１０．１２３を停止するために、おのおのに対応し
た給紙クラッチ（後述）をオフしたとき５分離搬送ロー
ラ１０９．１１０．１２３の慣性によって惰走した記録
紙がレジストローラ１１１に当接しないように設定され
ている。

なお、給紙カセット１０５．１０６および給紙トレイ１
２１と、それぞれに対向しているレーザプリンタ１００
の本体および大量給紙ユニット１２０には、それぞれに
収納している記録紙のサイズを検出するための機構が備
えられている。例えば、給紙カセット１０５，１０６お
よび給紙トレイ１２１に収納している記録紙のサイズを
表示するマークが形成され、このマークを検出する検出
器がレーザプリンタ１００の本体および大量給紙ユニッ
ト１２０に形成される。

第２図は、レーザプリンタ１００の制御系の一例を示し
ている。

同図において、制御部１３０は、このレーザプリンタ１
００の各部を制御するとともに入出力回路１３１を介し
てホスト装置とデータをやりとりする。またこの制御部
１３０は、そのワークエリアを形成するとともに、ホス
ト装置から伝送されてきた記録データと、この記録デー
タに対応した画像のビットデータを記憶するシステムメ
モリ、ホスト装置から伝送された記録データがコードデ
ータであった場合に、そのコードに対応した文字図形等
を発生するためのフォントメモリを備えている。

画像発生部１３２は、レーザビーム発生部１０１．制御
部１３０から転送される記録画像に対応したゼットデー
タをラスタデータに変換するデータ変換部、そのラスタ
データをレーザビーム発生部１０１に与える記録信号に
変換する記録信号発生部等からなり、レーザプリンタ１
００において記録する画像を発生する部分をあられして
いおり、作像部１３４は。

感光体１０２．現像器１０４等からなるレーザプリンタ
１００の作像系をあられしている。また、給紙力セラｌ
−１０５，１０６および給紙トレイ１２１に収納されて
いる記録紙のサイズ情報も、制御部１３０に出力される
。

操作表示部１３４は、このレーザプリンタ１００を操作
するための各種の操作キー、および、レーザプリンタ１
００の動作状態等を表示するための各種の表示器から構
成されており、その操作データは制御部１３０に加えら
れ、また表示データは制御部１３０から加えられてくる
。

給紙モータ１４０は、レーザプリンタ１００のピックア
ップローラ１０８，１０９、分離搬送ローラ１０９，１
１０およびレジストローラ１１１を駆動するものであり
、給紙クラッチ１４１はピックアップローラ１０７およ
び分離搬送ローラ１０９に給紙モータ１４０の駆動力を
伝達するものであ勺、給紙クラッチ１４２は、ピックア
ップローラ１０８および分離搬送ローラ１１０に給紙モ
ータ１４０の駆動力を伝達するものであり、給紙ソレノ
イド１４３，１４４は、ピックアップローラ１０７゜１
０８を記録紙の紙面から離すものである。

給紙モータ１４５は、大量給紙ユニット１２０のピック
アップローラ１２２１分離搬送ローラ１２３および搬送
ローラ１２４を駆動するものであり、給紙クラッチ１４
６は、ピックアップローラ１２２および分離搬送ローラ
１２３に給紙モータ１４５の駆動力を伝達するものであ
り、給紙ソレノイド１４７は、ピックアップローラ１２
２を記録紙の紙面から離すものである。

また、レジストクラッチ１４８は給紙モータ１４０の駆
動力をレジストローラ１１１に伝達するものである。

これらの給紙モータ１４０，１４５、給紙クラッチ１４
１゜１４２．１４６、給紙ソレノイド１４３，１４４，
１４７およびレジストクラッチ１４８は制御部によって
その動作が制御されている。また、制御部１３０には、
レジストセンサ１２６の検出信号が加えられている。

なお、レーザプリンタ１００の細部で、本発明に直接関
係しない部分の説明は、省略する。

以上の構成で、記録紙を搬送するときに制御部１３０が
実行する処理を、第３図のフローチャートに従って説明
する。また、この処理を実行するときの各部の動作状態
を第４図（ａ）〜（ｇ）に示す。

制御部１３０は、ホスト装置からプリントスタート信号
が出力されることを判断２０１で監視しており、この判
断２０１の結果がＹ［ＥＳになると、給紙モータおよび
給紙クラッチをオンする（処理２０２）。これによって
、最上部の記録紙がピックアップローラにより分離搬送
ローラに送り出される。

なお、プリントスタート信号には、記録する記録紙のサ
イズ等の情報も付加されて転送されるので、制御部１３
０は、その通知されたサイズの記録紙を収納している給
紙カセット１０５，１０６あるいは給紙トレイ１２１を
選択する。

すなわち処理２０２において、給紙カセット１０５を選
択するときには給紙モータ１４０および給紙クラッチ１
４１をオンし、給紙カセット１０６を選択するときには
給紙モータ１４０および給紙クラッチ１４２をオンし、
給紙トレイ１２１を選択するときには給紙モータ１４０
．１４５および給紙クラッチ１４６をオンする。

次に、記録紙が分離搬送ローラに当接するために充分な
期間Ｔ１を判断２０３によって待ち、この判断２０３の
結果がＹＥＳになると給紙ソレノイド２０４をオンして
ピックアップローラを記録紙の紙面から離す。なお、こ
の処理２０４では、給紙カセット１０５を選択している
ときには給紙ソレノイド１４３を、給紙カセット１０６
を選択しているときには給紙ソレノイド１４４を、給紙
トレイ１２１を選択しているときには給紙ソレノイド１
４７をそれぞれ選択する。

これにより、分離搬送ローラの作用によって記録紙が１
枚分離され、レジストローラ１１１の方向に搬送される
。

この記録紙の先端をレジストセンサ１２６が検出すると
（判断２０５の結果がＹＥＳ）、そのときにレジストセ
ンサ１２６が遅延時間Ｔｄ以上オフしていたか。

すなわち、記録紙の給紙間隔が遅延時間Ｔｄ以上あるか
どうかを判断する（判断２０６）。なお、この遅延時間
Ｔｄは、前述したように、レジストクラッチ１４８をオ
フしてから実際にレジストローラ１１１が停止するまで
にかかる時間である。

ここで、１枚目の記録紙を搬送する場合を考えると、判
断２０６の結果が’／ＥＳとなり、したがって、判断２
０７に進んでレジストセンサ１２６がオンしてから期間
Ｔ２を経過するのを待つ（判断２０７）。この期間Ｔ２
には、記録紙の先端がレジストローラ１１１に突き当っ
て、記録紙が適当なたわみをもつような時間が設定され
ている。

この判断２０７の結果がＹＥＳになると、給紙クラッチ
をオフして記録紙を停止させる（処理２０８）。なお処
理２０８では、給紙カセット１０５を選択しているとき
には給紙クラッチ１４１を、給紙カセット１０６を選択
しているときには給紙クラッチ１４２を、給紙トレイ１
２１を選択しているときには給紙クラッチ１４６をそれ
ぞれ選択する。

このようにして、記録紙をレジストローラ１１１に突き
当てた状態で待機させる。

また、制御部１３０は、レジストセンサ１２６が記録紙
の先端を検出した時点でホスト装置に対してホス１−装
置にデータの記録の準備が完了したことをあられす記録
準備完了信号を応答する。それに対してホスト装置から
記録データを転送することが通知され、その記録データ
が転送されてくると、制御部１３０は、その記録データ
の転送に同期してデータの記録プロセスを開始するとと
もに、レジストクラッチ１４８をオンし、これによって
、記録紙に記録データに対応した画像を記録させてスタ
ッカ１１６に排出する。

このようにして、１枚目の記録紙に画像が記録されてい
るとき、レジストクラッチをオンしてがらその記録紙の
サイズに対応した時間を経過した時点で、制御部１３０
は次のページの画像を記録できることをあられす次ペー
ジ待機信号をホスト装置に通知する。これに対してホス
ト装置では１次のページの記録データがそろった時点で
、２ページ目に対応したプリントスタート信号をレーザ
プリンタに出力し、これによって１判断２０１の結果が
ＹＥＳになり、制御部１３０は２枚目の記録紙に対して
処理２０２以降の処理を実行する。この処理は、記録紙
の１枚毎に実行される。

さて、２枚目の記録紙を搬送したときには、第４図（ａ
）〜（ｇ）に示したように、記録紙の間隔時間Ｔ３が遅
延時間Ｔｄよりも大きいので、判断２０６の結果がＹＥ
Ｓとなり、それによって、１枚目記録紙と同様の処理が
なされて２枚目の記録紙がレジストローラ１１１に送り
出される。

そして、１枚目の記録紙と同様にして、２ページ目の記
録データに対応した画像が２枚目の記録紙に記録される
。

ここで、３枚目の記録紙を搬送したとき、記録紙の間隔
時間Ｔ４が遅延時間Ｔｄよりも短くなるので、判断２０
６の結果がＮＯとなり、その時点すなわち゛、３枚目の
記録紙の先端がレジストセンサ１２６で検出された時点
で制御部１３０は給紙クラッチをオフして記録紙を停止
する（処理２０９）。これにより、レジストローラ１１
１に突き当る前に記録紙が停止するので、惰走するレジ
ストローラ１１１に記録紙がくわえ込まれることが防止
される。

そして、レジストセンサ１２６がオフしてから遅延時間
Ｔｄを経過したことを判断２０９で監視し、この判断２
０９の結果がＹＥＳになると、その時点ではレジストロ
ーラ１１１が完全に停止しているので、給紙クラッチを
オンして記録紙の搬送を再開させる（処理２１１）。そ
して５期間Ｔ２を経過した時点で（判断２１２の結果が
ＹＥＳ）、処理２０８に移行して給紙クラッチをオフし
記録紙をレジストローラ１１１に突き当てた状態で待機
させる。

なお処理２０９，２１１においては、給紙カセット１０
５を選択しているときには給紙クラッチ１４１を、給紙
カセット１０６を選択しているときには給紙クラッチ１
４２を、給紙１〜レイ１２１を選択しているときには給
紙クラッチ１４６をそれぞれ選択する。

このようにして、惰走するレジストローラ１１１に記録
紙がくわえ込まれることが防止されるので、感光体１０
２に送り出されるときの記録紙の先端位置が一定し、そ
の結果、常に画像が適切に記録紙に記録されて出力され
る。

なお、第３図にしめした処理は、制御部１３０が実行す
る処理の一部であり、制御部１３０はこれ以外の複数の
処理を平行して実行している。また、レーザプリンタ１
００の内部の記録紙の搬送経路には。

同時に複数枚の記録紙が位置することがあり、制御部１
３０は、おのおのの記録紙について同様な一連の処理を
実行する。

また、上述した実施例では１本発明をレーザプリンタに
適用しているが１本発明は、これ以外の同様な給紙機構
を備えた記録装置例えば複写機、液晶シャッタプリンタ
等にも適用することができる。

またさらに、本発明は用紙丁合装置、折り機、スタンパ
等の後処理機械に記録紙を排出する場合にも適用するこ
とができる。またこの場合には、後処理機械に排出され
る記録紙の間隔が一定なので、後処理機械において紙詰
まり等の以上を発生する可能性が小さくなるという効果
も得られる。

［効果］以上説明したように１本発明によれば、レジストローラ
直前で先行する記録紙の後端と後続の記録紙の先端の間
隔を計測し、その間隔がレジストローラの慣性に対応し
た惰走時間よりも短い場合には、給紙手段を停止させて
その間隔がその惰走時間よりも長くなるようにしている
ので、記録紙の給紙間隔を一定にすることができるため
、記録紙に適切な画像を記録することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例にかかるレーザプリンタの概
略構成図、第２図はレーザプリンタの制御系を例示した
ブロック図、第３図は給紙時に制御部が実行する処理の
一例を示したフローチャート、第４図は給紙時の各部の
動作例を示した波形図、第５図（ａ）、（ｂ）は記録紙
の先端がばらつく状態を示した概略図、第６図は従来装
置の動作例を示した波形図である。１００・・・レーザプリンタ、１０２・・・感光体、１
１２・・・転写チャージャ、１０５，１０６・・・給紙
カセット。１０７．１０８，１２２・・・ピックアップローラ。１０９．１１０，１２３・・・分離搬送ローラ、１１１
・・・レジストローラ、１２６・・・レジストセンサ、
１３０・・・制御部、１４０．１４５・・・給紙モータ
、１４１，１４２，１４６・・・給紙クラッチ、１４３
，１４４，１４７・・・給紙ソレノイド、１４８・・・
レジストクラッチ。 −′＼代理人　弁理士　　紋　１）　誠　　′１゛・ノ第２図第３図第４図第５図（ａ）フ“りント入タート　　　　　　　　　　、　　
　　　。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）多数の積載されたシート状の記録紙を給紙手段に
よってその最上部に位置するものから１枚ずつ分離して
送り出すとともに、記録担体に形成された反転記録画像
の先端にその記録紙の先端が一致するタイミングでレジ
ストローラによりその記録紙を上記記録担体に送り出す
記録紙搬送装置において、上記記録紙を検出する記録紙
検出手段と、先行する記録紙の後端が通過してから後続
する記録紙の先端が通過するまでの上記記録紙検出手段
の出力のオフ期間が所定値よりも小さいときにはその所
定値からそのオフ期間を減じた時間だけ上記給紙手段を
停止する制御手段を備えたことを特徴とする記録紙搬送
装置。
（２）特許請求の範囲第１項記載において、前記給紙手
段は、最上部の記録紙を送り出すピックアップローラと
、このピックアップローラと所定間隔離して配設された
搬送ローラと、この搬送ローラに当接した状態でその搬
送ローラと同じ方向に所定のトルクで回転される反転ロ
ーラからなることを特徴とする記録紙搬送装置。