JPS62175337A - 再給紙装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は再給紙装置、特に複写機本体から排出された複
写紙をいったん受取った後、その複写紙を複写機本体の
給紙部から再度給紙可能とした再給紙装置に関する。

従来技術とその問題点 一般に、複写機において両面複写や合成複写を行うには
１枚の複写紙を２度給紙する必要があり、そのために種
々の再給紙装置が提案されている。

例えば、特開昭５６−９５２６４号公報は、両面複写を
簡単な操作で可能とするため、Ｕターン型の通紙路を備
えた複写機において、上段カセットを排紙部と給紙部間
で移動可能とし、表面への複写時には排紙部に移動させ
て複写紙をいったん受取り、裏面への複写時には給紙部
に移動させて受取った複写紙を再給紙する様にした再給
紙装置が開示されている。

また、特開昭５８−１３４６５９号公報には、ストレー
トパス型の通紙路を備えた複写機において、シート収納
Ｄ−ノロｆＲ（とシート給送１１ｔ１０部とを存するシ
ート収納カセットを排紙部と給紙部とに表裏を反転させ
て着脱可能とした再給紙装置が開示されている。

しかしながら、面記各再給紙装置では、上段給紙カセッ
ト又はシート収納カセット自体を排紙部から給紙部に移
動させるため、裏面複写時には排紙部に別途排紙トレイ
を設ける必要があり、かつ各カセットは複写機本体の専
用界として設計されており、再給紙装置を持たない既存
の複写機にオプションとして設置することは不可能であ
るという問題点を有している。

そこで、本発明の目的は、再給紙時に別途排紙トレイを
取付けたりする必要がなく、簡単な操作で再給紙が可能
であると共に、特に再給紙を考慮していない既存の複写
機にもオプションとして使用することができ、かつ再給
紙カセットに複写紙が満載状態となれば、以後裏写機本
体から排出させる複写紙を排出トレイに送り込むことに
よってトラブルを未然に防止する様にした再給紙装置を
提供することにある。

以上の目的を達成するため、本発明に係る再給紙装置は
、 （ａ）複写機本体の排紙部に対して装着される本体部と
、 （ｂ）前記本体部に設置された排紙トレイと、（ｃ）　
ｉＴｊ記本木本体部脱可能であって前記複写機本体の給
紙部にも着脱可能な再給紙カセットと、（ｄ）　ｆｆｌ
写機本機本体排出された複写紙の通路を、前記排紙トレ
イ側と上記再給紙カセット側とに切換える切換え手段と
、 （ｅ）前記再給紙カセットに搬送された複写紙の積載量
検出手段と、 （ｆ）前記積載量検出手段にて再給紙カセットに複写紙
が満載されたことが検出されたとき、前記切換え手段を
排紙トレイ側に切換える制御手段と、を備えたことを特
徴とする。

寒籠脛 〔第１実施例、第１図ないし第７図参照〕第１図におい
て、本発明に係る再給紙装置（３０）は複写機本体（１
）の排紙部（２５）に対して着脱可能としたもので、ま
ず、複写機本体（＋）についてその概略を説明する。

複写機本体（１）は、周知の光学系移動方式による転写
型のもので、反時計回り方向に回転駆動可能な感光体ド
ラム（２）の周囲には、帯電チャージャー（３）、磁気
ブラシ式の現像装置（４）、転写チャージャー（５）、
複写紙分離チャージャー（６）、残留トナーのクリーニ
ング装置（７）、残留電荷のイレーザランプ（８）が設
置されている。原稿台ガラス（９）に載置された原稿は
第１図中左方に移動する光学系（１０）　（ランプ（Ｉ
Ｉ）、　　レンズ（１２）、　　ミラー等からなる〕に
て現像装置（４）の直前の感光体ドラム（２）の表面に
作像、露光される。

複写紙は、給紙部（１３）、（１４）に装着された給紙
カセット（１５）から各給紙ローラ（１６）、（１７）
の回転にて１枚ずっ進択的に給紙され、レジストローラ
対（１８）で感光体ドラム（２）の像先端とタイミング
を合わせて転写部に搬送され、トナー画像を転写される
。その後、複写紙は搬送ベルト（［９）から定着装置（
２０）に送り込まれ、トナー画像の定着を施され、排紙
ローラ対（２１）にて排紙部（２５）から排出される。

本再給紙装置（３０）は前記排紙部（２５）から排出さ
れた複写紙を受取るためのもので、概略、本体部（３１
）と排紙トレイ（４５）と再給紙カセット（５０）と、
複写紙通路切換え爪（６０）、（６５）とから構成され
ている。

本体部（３１）は、第２図に示す様に、先端に突片（３
１ａ）　、　（３１ａ）を有し、この爪部（３１ａ）、
（３１ａ）を複写機本体（１）の排紙部（２５）に形成
した孔（２６）（第１図参照）に挿入することにより、
排紙部（２５）に装着される。この孔（２６）は本来図
示しない排紙トレイを装着するためのものである。なお
、本体部（３１）の底部が傾斜しているのは、図示しな
いソータ上に取付ける場合を考慮したらのである。

排紙トレイ（４５）は透明な樹脂材からなり、本体部（
３１）の上面に設けたらので、複写機本体（ｌうから排
出された複写済み複写紙を受取る様になっている。

再給紙カセット（５０）は、第４図に示す様に、略箱形
状をなし、第２図に示す様に、本体部（３１）に対して
正面側からスライド方式にて装着可能とされている。こ
の再給紙カセット（５０）は、基本的には前記給紙カセ
ット（１５）と同様のもが成を有１し、底板（５１）は
背板（５２）側を支点として上下方向に揺動可能であり
、本体部（３Ｉ）から引抜いた後は、複写紙本体（１）
の給紙部（１３）又は（１４）に装着し、収納されてい
る複写紙を再給紙可能である。第３図にはこの再給紙カ
セット（５０）を給紙部（１４）に装着した状態を示す
。また、第４図に示す様に、再給紙カセット（５０）は
本体部（３１）に設けたガイド板（３２）　。

（３３）上をスライド自在であり、奥方は本体部（３１
）の側板に当接することにより位置決めされ、正面側は
裏面に設けた脚片（５３）がガイド板（３２）の突起（
３２ａ）に当接することにより位置決めかつ抜は止めさ
れる。ガイド板（３２）の奥方は傾斜面（３２ｂ）、高
段部（３２ｃ）とされ、再給紙カセット（５０）は矢印
（Ａ）方向に引き抜かれる際、高段部（３２ｃ）から落
ちて傾斜した状態となる。これは、背板（５２）が手前
側の複写紙端部押えローラ（３４）　、ローラ支持板（
３５）と当接することを回避するためである。さらに、
本体部（３１）の奥側には再給紙カセット（５０）の着
脱を検出するためのセンサ（Ｓｅｔ）か設置されている
。

複写紙の搬送通路としては、第１図に示す様に、第１の
切換え爪（６０）、複写紙を再給紙カセット（５０）に
導くためのガイド板（７０）、駆動ローラ（７１）と従
動ローラ（７２）、第２の切換え爪（６５）、駆動ロー
ラ（７３）と従動ローラ（７４）、ガイド板（７５）、
反転ローラ（７６）と従動ローラ（７７）、反転ローラ
（７６）に沿った円弧状のガイド板（７８）とで構成さ
れている。

また、排紙トレイ（４５）の下面部（４５ａ）　、　（
４５ａ）もガイド板としての機能を備えている。前記駆
動ローラ（７１）、（７３）、反転ローラ（７６）は本
体部（３１）に設けたモータ（７９）にて時計回り方向
に回転駆動され、前記複写紙端部押えローラ（３４）も
このモータ（７９）にて時計回り方向に回転駆動される
。

切換え爪（６０）、（６５）は、以下に説明する操作レ
バー（８０）にて実線位置と一点鎖線位置とに切換え可
能である。通紙モードが排紙トレイモードの場合には、
第６図（Ａ）に示す様に、第１の切換え爪（６０）は下
段に位置し、複写機本体（ｆ）の排紙ローラ対（２１）
から排出された複写紙は切換え爪（６０）の上面でガイ
ドされて排紙トレイ（４５）上に送り込まれる。両面モ
ードの場合には、第６図（Ｂ）に示す様に、第１の切換
え爪（６０）は上段に切換えられ、第２の切換え爪（６
５）は下段に位置している。従って、複写紙は第１の切
換え爪（６０）の下面とガイド板（７０）とでガイドさ
れ、かっローラ（７１）、（７２）と（７３）、（７４
）とで右方に搬送されると共に、第２の切換え爪（６５
）の上面、ガイド板（７５）と排紙トレイ（４５）の下
面部（４５ａ）　、　（４５ｂ）とにガイドされ、さら
にガイド板（７８）にガイドされつつ反転ローラ（７６
）。

従動ローラ（７７）にて複写面を下方に反転され（フェ
ースダウン）、再給紙カセット（５０）内に右方から送
り込まれる。

合成モードの場合には、第６図（Ｃ）に示す様に、切換
え爪（６０）　、　（６５）は上段に切換えられ、複写
紙は第１の切換え爪（６０）の下面とガイド板（７０）
　＆で共に、第２の切換え爪（６５）の下面にガイドさ
れて複写面を上方に向けたまま（フェースアップ）、再
給紙カセット（５０）内に左方から送り込まれる。

従って、この様にフェースダウン、フェースアップして
再給紙カセット（５０）内に猜載された複写紙は、この
再給紙力セント（５０）を本体部（３Ｉ）から引き抜い
て複写機本体（１）の給紙部（１３）又は（■４）に装
着することにより、再給紙され、両面複写又は合成複写
がなされる。

ところで、複写機本体（１）から排出される複写紙は複
写面が上方を向いており、この複写紙は第１の切換え爪
（６０）の箇所を搬送されるとき、オペレータによって
目視することができる。特に、両面モードの場合にあっ
ても、前記排紙トレイ（４５）は透明とされているため
、ガイド板（７５）上を搬送される複写紙を目視するこ
とができる。

一方、前記搬送通路中には、ガイド板（７０）上にアク
チュエータが突出した複写紙検出センサ（Ｓｅ２）と、
ガイド板（７８）から反転ローラ（７６）側にアクチュ
エータが突、中１．たジセム（１４Ｅ詰り）締出センサ
（Ｓｅ３）とが設置されている。センサ（Ｓｅ２）はい
ずれの通紙モードにあっても本再給紙装置（３０）に排
出された複写紙を検出し、カウンタを動作せしめて排紙
枚数をカウントさせると共に、複写紙の先端検出にてモ
ータ（７９）を動作せしめ、複写紙の後端検出にてタイ
マを動作Ｕ“しめて一定時間経過後、即ち複写紙が再給
紙カセット（５０）に完全に収納される時間経過後モー
タ（７９）の動作を停止せしめる様になっている。セン
サ（Ｓｅ３）は複写紙が反転ローラ（７６）に巻付いた
りする紙詰りを検出するためのものである。

また、本体部（３１）には、反転ローラ（７６）に隣接
してマイラ板（５９）が設置されている。このマイラ板
（５９）は、両面モード時において反転ローラ（７６）
から再給紙カセット（５０）に送り込まれる複写紙の後
端がヒートカールにて上方にまくれ上がるのを押さえる
ためのものである。なお、複写紙先端のヒートカールに
よる上方へのまくれ上がりは前記押えローラ（３４）の
時計回り方向への回転にて防止される。

次に、前記切換え爪（６０）、（６５）の操作手段につ
いて、第７図を参照して説明する。

まず、第１の切換え爪（６０）は支軸（６１）に回動自
在に支持され、第２の切換え爪（６５）は支軸（６６）
に一体面に回動自在に固定されている。

操作レバー（８０）は本体部（３１）の正面側に支軸（
８１）にて回動自在に取付けられ。中間レバー（８２）
は後端で支軸（８３）にて回動自在に支持され、その上
下円弧部（８２ａ）　、　（８２ｂ）は操作レバー（８
０）の支軸（８１）を中心とする円弧をなし、円弧部（
８２ａ）上には第１の切換え爪（６０）に固定したピン
（６０ａ）が当接し、円弧部（８２ｂ）には操作レバー
（８０）に固定したピン（８０ａ）に係合可能な切欠き
（８２ｃ）　、　（８２ｄ）が形成されている。リンク
（８４）は一端を操作レバー（８０）に連結し、他端に
形成したガイド孔（８４ａ）には前記第２の切換え爪（
６５）の支軸（６６）に固定したリンク（８５）のピン
（８５ａ）が遊嵌されている。

排紙トレイモードにおいて、操作レバー（８０）は、第
７図（Ａ）に示す位置に回動しており、中間レバー（８
２）は先端部下面がピン（８０ａ）に当接し、第１の切
換え爪（６０）は下段（第１図中一点鎖線位置）に位置
している。また、リンク（８５）のピン（８５ａ）はリ
ンク（８４）のガイド孔（８４ａ）の左端に位置し、第
２の切換え爪（６５）も下段（第１図中実線位置）に位
置している。この場合、操作レバー（８０）の下端部（
８０ｂ）は再給紙カセット（５０）の進退路からは退避
しており、再給紙カセット（５０）を引き出すことは可
能である。

両面モードに切換えるには、操作レバー（８０）を第７
図（Ｂ）に示す垂直位置まで回動させる。このとき、操
作レバー（８０）はピン（８０ａ）が中間レバー（８２
）の切欠き（８２ｃ）に係合することにより位置決めさ
れ、中間レバー（８２）は支軸（８３）を支点として若
干上方に回動し、円弧部（８２ａ）の右端にピン（６０
ａ）が係合している第１の切換え爪（６０）が上段（第
１図中実線位置）に回動する。同時に、リンク（８４）
も左方に移動するが、移動量はガイド孔（８４ａ）の長
さ分であり、第２の切換え爪（６５）は下段に位置した
ままである。また、操作レバー（８０）の下端ｆｆ１（
８０ｂ’ｌは再給紙カセット（５０）の進退路に進入し
、再給紙カセット（５０）の着脱がロックされることと
なる。

合成モードに切換えるには、操作レバー（８０）をさら
に第７図（Ｃ）に示す位置まで回動させる。このとき、
操作レバー（８０）はピン（ｇｏａ）が中間レバー（８
２）の切欠き（８２ｄ）に係合することにより位置決め
され、中間レバー（８２）は第７図（Ｉ３）と同じ位置
を保ち、第１の切換え爪（６０）も上段に回動したまま
である。同時に、リンク（８４）が左方に移動すること
により、リンク（８５）が支軸（６６）と共に時計回り
方向に回動し、第２の切換え爪（６５）が上段（第１図
中一点鎖線位置）に回動する。また、操作レバー（８０
）の下端部（ｇｏｂ）は再給紙カセット（５０）の進退
路に進入したままであり、再給紙カセット（５０）のロ
ックが維持される。

この様に、本実施例にあっては、操作レバー（８０）を
回動させるという簡単な操作によって、本再給紙装置（
３０）における通紙モードを切換えることができる。そ
して、両面モードと合成モードにあっては操作レバー（
８０）の下端部（８０ｂ）が再給紙カセット（５０）の
進退路に進入し、その着脱をロックする。従って、両面
・合成モードで複写紙の再給紙カセット（５０）への送
り込み、が終了すれば、操作レバー（８０）を排紙トレ
イモードにセットし、再給紙カセット（５０）を本体部
（３１）から引き抜くこととなる。

なお、前記操作レバー（ｇｏ）　、リンク（８４）等に
ソレノイドを連結し、そのオンにて操作レバー（８０）
を排紙トレイモードに強制的に戻す様に構成しておけば
、紙詰り発生時等に自動的に排紙トレイモードに切換え
、紙詰り以後の複写紙を排紙トレイ（４５）上に送り込
むことができる。また、前記センサ（Ｓｅ２）にて検出
された複写紙の枚数が再給紙カセット（５０）の満載量
に達したときに、前記ソレノイドをオンすることにより
、以後に生じる紙詰り等のトラブルを未然に防止するこ
とら可能である。

あるいは、再給紙カセット（５０）を検出するためのセ
ンサ（Ｓｅｌ）が再給紙カセット（５Ｇ）の引き抜きを
検出すると、前記ソレノイドをオンし自動的に排紙トレ
イモードに切換えてもよい。

また、前記ソレノイドを利用する場合にあっては、ソレ
ノイドをオンするタイミングを複写紙の後端が第１の切
換え爪（６０）を通過し終えたときとすれば、切換え爪
（６０）で複写紙を損傷するおそれはない。

さらに、複写紙か満載に達したときには、満載状態を外
部に表示してもよく、この場合満載に達する前の所定量
にて満載の予告表示をも行えば使用者にとって便利であ
る。

〔第２実施例、第８図ないし第１８図参照〕本第２実施
例は、前記第１実施例と基本的には同様の構成を有する
。異なる点は第８図に示す様に、第１．第２の切換え爪
（６０）、（６５）の切換え動作にソレノイド（６２）
、（６７）を使用し、マイクロコンピュータによる制御
を実現した点にある。従って、以下第１図ないし第６図
をも参照して説明する。

各通紙モードと各ソレノイド（６２）、（６７）のオン
。

オフ関係は、排紙トレイモードにあってはソレノイド（
６２）、（６７）はオフ状態にあり、切換え爪（６０）
　。

（６５）はいずれも下段に位置している。両面モードに
あってはソレノイド（６２）がオンされ、第１の切換え
爪（６０）が上段に位置する。合成モードにあってはソ
レノイド（６７）もオンされ、第２の切換え爪（６５）
も上段に位置する。

一方、本体部（３１）上には、第９図に示す操作パネル
（９０）が設置され、両面モードを選択するためのキー
（９１）、合成モードを選択するためのキー（９３）と
、各キー（９１）、（９３）が選択されたことを表示す
る発光素子（９２）、（９４）が取付けられている。

各キー（９１）、（９３）は１回目のオン操作にて選択
され、２回目のオン操作あるいは他のキー（９３）、（
９１）のオン操作にて解除される。各キー（９１）、（
９３）のいずれもが解除状態にあるときは自動的に排紙
トレイモードに切換わる。

第１Ｏ図は、マイクロコンピュータ（ＣＰＵ）の人出力
ボートを示し、人力ボートには１１り記各センザ（Ｓｅ
ｌ）−（Ｓｅ３）、キー（９１）、（９３）からのオン
、オフ信号が入力され、出力ボートからはモータ（７９
）、オフ信号が出力される。

以下、本実施例における制御手順について第１１図ない
し第１８図のフローチャートを参照して説明する。

第１１図は＃ＪＱＩ＋のメインルーチンを示し、電源が
投入されてマイクロコンピュータ（ＣＰＵ）にリセット
が掛かってスタートすると、ステップ（Ｓｌ）で各パラ
メータの初期設定を行う。ステップ（Ｓ２）では内部タ
イマをスタートさせる。この内部タイマは前記ステップ
（Ｓｌ）でリセットされており、このメインルーチンの
１ルーチンの処理時間を決めるもので、以下のサブルー
チンで説明する各タイマはこの内部タイマの１ルーヂン
ごとのカウント数でセット時間の終了を判断する。

次に、各ステップ（Ｓ３）〜（ＳＩＯ）の各サブルーチ
ンを順次コールし、総てのサブルーチンの処理が終了す
ると、ステップ（Ｓｌｌ）で前記内部タイマの終了を待
ってステップ（Ｓ２）に戻る。

なお、ステップ（Ｓ３）は電源オン時の処理を行うサブ
ルーチン−ステ・フプ（Ｓ４）はモータ（７８）のオン
オフを制御するサブルーチン、ステップ（Ｓ５）は両面
モード、合成モードを選択した場合の処理を行うサブル
ーチン、ステップ（Ｓ６）は再給紙カセット（５０）が
本体部（３１）から引抜かれるときのサブルーチン、ス
テップ（Ｓ７）はジャム（紙詰り）を検出した場合のサ
ブルーチン、ステップ（Ｓ８）は切換え爪（６０）、（
６５）の切換えるためのサブルーチン、ステップ（Ｓ９
）は再給紙カセット（５０）内に複写紙が満載された場
合のサブルーチン、ステップ（ＳＩＯ）はその他の処理
を行うサブルーチンである。

ここで、以下のサブルーチンで使用する各種フラグにつ
いて説明しておく。

オーバフラグ；再給紙カセット（５０）に送り込まれた
複写紙が５０枚を越えるとｒｌＪにセットされ、積載量
が満載近くなったことを指示する。

ジャムフラグ二本再給紙装置（３０）内で紙詰りの発生
が検出されると「！」にセットされ、紙詰り発生を指示
する。

ジャム切換えフラグ二紙詰りか発生した場合にｒｌＪに
セットされ、モータ（７９）の駆動の停止を指示する。

切換えフラグ二紙詰りの発生、再給紙カセット（５０）
の積載量が一定値に達したとき等にｒｌＪにセットされ
、通紙モードを排紙トレイモードに切換えることを指示
する。

ところで、第１２図は電源オンのサブルーチンで、ステ
ップ（３２０）で電源オンが確認されると、ステップ（
Ｓ２１）、（Ｓ２２）で発光素子（９２）、（９４）を
オフし、ステップ（Ｓ２３）、（Ｓ２４）でソレノイド
（６２）、（６７）をオフし、メインルーチンに戻る。

第１３図はモータ制御ルーヂンを示す。まず、ステップ
（Ｓ３０）で発光素子（９２）又は（９４）がオンか否
かを判定する。排紙トレイモードが選択されていれば、
このステップ（Ｓ：（０）でＮＯと判定され、モータ（
７９）を駆動する必要はないので、直ちにこのサブルー
チンを終了する。両面モード又は合成モードが選択され
ていれば、このステップ（ＳａＯ）でＹＥＳと判定され
、ステップ（Ｓ３１）でセンサ（Ｓｅ２）のオンエツジ
が確認、即ち複写紙先端がセンサ（Ｓｅ２）にて検出さ
れると、ステップ（Ｓ３２）でモータ（７９）をオンす
る。これにて、各ローラ（７１）、（７３）、（７６）
。

（３４）が回転を開始する。同時に、ステップ（Ｓ３３
）で枚数カウンタをインクリメントし、ステップ（Ｓ３
４）でオートクリアタイマをリセットし、ステップ（Ｓ
３５）で複写紙長さ検出タイマをスタートさせる。

次に、ステップ（Ｓ３６）でセンサ（Ｓｅ２）のオフエ
ツジが確認、即ち複写紙後端がセンサ（Ｓｅ２）にて検
出されると、ステップ（Ｓ３７）にてオートシャットタ
イマをセットし、ステップ（８３８）で前記複写紙長さ
検出タイマにて複写紙長さが２１０ｍｍであるか否かを
”Ｉ′ｌｌ定する。この再給紙カセット（５０）はＡ４
版横送り専用であるため、複写機本体（１）から排出さ
れた複写紙がＡ４版横送りであるか否かをその長さ寸法
２１０ｍｍ基亭として判定する。Ａ４版横送りでなけれ
ばステップ（３３８）でＮｏと判定され、ステップ（Ｓ
３９）で切換えフラグを「１」にセットする。

Ａ４版横送りであればステップ（３３８）でＹＥＳと判
定され、ステップ（Ｓ４０）でオートシャットタイマの
をオフし、かつステップ（Ｓ４２）でオートクリアタイ
マの終了が確認されると、ステップ（Ｓ４　ａ）で切換
えフラグを「１」にセットする。

即ち、前記オートクリアタイマは複写紙長さ検出タイマ
のセット時間に連続複写時の複写紙搬送間隔時間を加え
た時間より若干長く設定され、前記オートシャットタイ
マは連続複写時の複写紙搬送間隔時間よりも若干長く設
定されている。従って、連続複写時に複写紙が連続して
搬送されてくる場合は、ステップ（Ｓ３５）で次々に複
写紙長さ検出タイマがスタートし、モータ（７９）がオ
フされることはない。そして、１枚複写又は連続複写の
最後の１枚がセンサ（Ｓｅ２）を通過すると、始めてオ
ートシャットタイマが終了することとなり、ステップ（
Ｓ４１）でモータ（７９）がオフされる。また、切換え
フラグは定形外（Ａ４版横送り以外）の複写紙が送り込
まれたとき〔ステップ（３３８）　）、オートクリアタ
イマが終了したとき〔ステップ（Ｓ４２）　）、ｒＮに
セットされ、以後のザブルーチンにて排紙トレＩモード
゛への切称えを指示する４第１４図は両面・合成セレク
トのサブルーチンを示し、まずステップ（Ｓ５０）でキ
ー（９１）のオンエツジを判定、即ち両面モードを選択
するためのキー（９１）が押圧されたか否かを判定し、
押圧されればステップ（Ｓ５１　）で発光素子（９２）
がオンか否かを判定する。発光素子（９２）がオンして
いれば既に両面モードが選択されており、今回のキー（
９Ｌ）のオンは２回目のキー操作であるため、両面モー
ドを解除する処理を行う。即ちステップ（Ｓ５２）で発
光素子（９２）をオフし、ステップ（Ｓ５３）　、　（
Ｓ５４）でソレノイド（６２）　、　（６７）をオフす
る。

一方、ステップ（Ｓ５１）で発光素子（９２）がオフで
あると判定されると、ステップ（Ｓ５５）でセンサ（Ｓ
ｅｌ）のオン、ステップ（Ｓ５６）でオーバフラグがｒ
ＯＪであること、ステップ（Ｓ５７）でジャムフラグが
「０」であることを確認のうえ、両面モードに切換える
。センサ（Ｓｅｔ）は前述のごとく再給紙カセット（５
０）が本体部（３１）に装着されていることを検出する
ものである。

次に、ステップ（Ｓ５８）で発光素子（９４）がオンか
否かを判定する。これは既に合成モードが選択されてい
るか否かを判定するためで、選択されていなければステ
ップ（Ｓ５９）で発光素子（９２）をオンし、ステップ
（Ｓ６０）でソレノイド（６２）をオン、ステップ（３
６１）でソレノイド（６７）をオフし、両面モードに切
換る。前記ステップ（３５８）で既に合成モードが選択
されていると判定されると、ステップ（Ｓ５２）で枚数
カウンタが０であることを確認のうえ、即ち未だ再給紙
カセッｌ−（５Ｇ）に複写紙が送り込まれていない場合
にのみ、両面モードに切換える。即ち、ステップ（Ｓ６
３）で発光素子（９２）をオン、ステップ（Ｓ６４）テ
発光素子（９４）をオフし、ステップ（Ｓ６５）でソレ
ノイド（６２）をオン、ステップ（８６６）でソレノイ
ド（６７）をオフする。

また、ステップ（Ｓ６７）以降は合成モードを選択する
サブルーチンであり、ステップ（Ｓ６７）で合成モード
を選択するためのキー（９３）のオンエツジを判定し、
オンエツジと判定されればステップ（Ｓ６ｇ）で発光素
子（９４）がオンか否かを判定する。発光素子（９４）
が既にオンしていれば、２回目のキー操作であることか
ら合成モードを解除するため、ステップ（８６９）で発
光素子（９４）をオフし、ステップ（３７０）。

（Ｓ７１）でソレノイド（６２）、（６７）をオフする
。前記ステップ（８６ｇ）で発光素子（９４）がオフで
あると判定されると、前記ステップ（Ｓ５５）〜（Ｓ５
７）と同様に、ステップ（Ｓ？２）でセンサ（Ｓｅｔ）
のオン、ステップ（３７３）でオーバフラグの「０」、
ステップ（Ｓ７４）でジャムフラグのｒＯＪを確認のう
え、ステップ（Ｓ７５）で発光素子（９２）がオンか否
かを判定する。発光素子（９２）がオフ、即ち両面複写
が選択されていなければ、ステップ（Ｓ７６）で発光素
子（９４）をオンし、ステップ（Ｓ７７）、　（８７ｇ
）でソレノイド（６２）、　（６７）をオンし、合成モ
ードに切換える。一方、既に両面モードが選択されてい
ても〔ステップ（Ｓ７５）でＹＩＥＳ　）、ステップ（
Ｓ７９）で枚数カウンタが０であることが確認されると
、合成モードに切換える。即ち、ステップ（Ｓ８０）で
発光素子（９４）をオン、ステップ（Ｓ８１）で発光素
子（９２）をオフし、ステップ（Ｓ８２）。

（Ｓ８３）でソレノイド（６２）、（６７）をオンする
。

第１５図は再給紙カセット（５０）が本体部（３１）か
ら引抜かれた際に実行されるサブルーチンを示す。

まず、ステップ（３９０）で再給紙カセット（５０）の
着脱を検出するセンサ（Ｓｅｔ）のオフエツジを判定し
、オフエツジと判定、即ち再給紙カセット（５０）が本
体部（３１）から引き抜かれたことが確認されると、ス
テップ（Ｓ９１）で枚数カウンタを「０」にリセットし
、ステップ＜３９２）で発光素子（９２）、（９４）の
点滅を停止させる。このステップ（Ｓ９２）は以下に説
明するステップ（Ｓ１３７）、（Ｓ１３９）で実行され
る発光素子（９２）又は（９４）の点滅を解除するため
に挿入されている。同時に、ステップ（Ｓ９３）でオー
バフラグを「０」、ステップ（Ｓ９４）でジャムフラグ
を［ＯＪ１ステップ（Ｓ９５）でジャム切換えフラグを
「０」にそれぞれリセットする。

次に、ステップ（Ｓ９６）でモータ（７９）がオンされ
ているか否かを判定する。モータ（７９）がオンされて
いなければ、ステップ（Ｓ９７）、（３９８）で発光素
子（９２）、（９４）をオフすると共に、ステップ（Ｓ
９９）。

（Ｓ１００）でソレノイド（６２）、（６７）をオフす
る。一方、モータ（７９）がオン中であれば、ステップ
（ＳＩＯＩ）で切換えフラグをｒｌＪにセットし、メイ
ンルーチンに戻る。

即ち、モータ（７９）がオフされており、複写紙が搬送
されていない場合のみにソレノイド（６２）　、　（６
７）をオフして排紙トレイモードに切換える。これは、
モータ（７９）がオフされて複写紙が搬送中に排紙トレ
イモードに切換えると、ソレノイド（６２）、（６７）
のオフで切換え爪（６０）、（６５）が上段に切換わっ
て搬送中の複写紙を損傷するおそれが存在するからであ
る。そこで、後者の場合には、切換えフラグをｒｌＪに
セットして以下に説明する爪切換えのサブルーチンにて
複写紙通過の後切換え爪（６０）、（６５）を動作させ
る処理（排紙トレイモードへの切換え）をリクエストす
るのである。

第１６図は紙詰りを検出するためのサブルーチンを示す
。ここでは、まず、ステップ（ＳＩＩＯ）でセンサ（Ｓ
ｃ２）のオンエツジが確認、即ち複写紙先端がセンサ（
Ｓｅ２）にて検出されると、ステップ（Ｓｉｌｌ）でジ
ャムタイマをスタートさせる。このジャムタイマは複写
紙がセンサ（Ｓｅ２）から反転部に設けたセンサ（Ｓｅ
３）を通過するまでの時間にセットされている。従って
、ステップ（８１１２）でこのジャムタイマの終了が確
認されてもステップ（ＳＩ＋３）でセンサ（Ｓｅ３）が
未だオンされている状態であると判定されると、複写紙
が反転ローラ（７６）に巻付く等の紙詰りか発生してい
ることから、ステップ（Ｓ１１４）でジャム切換えフラ
グをｒｌＪにセットし、ステップ（Ｓ１１５）で切換え
フラグを「ｌ」にセットし、ステップ（５１１６）でジ
ャムフラグをｒｌＪにセットし、メインルーチンに戻る
。

第１７図は切換え爪（６０）、（６５）を切換えるため
のサブルーチンを示し、まずステップ（Ｓｉ２０）で切
換えフラグが「１」か否かを判定する。切換えが指示さ
れているとＹＥＳと判定され、ステップ（Ｓ１２１）で
複写紙検出センサ（Ｓｅ２）のオフエツジが確認、即ち
複写紙後端がセンサ（Ｓｅ２）を通過すると、ステップ
（Ｓ１２２）で切換えフラグを「０」にリセットし、ス
テップ（Ｓｉ２０）、（Ｓｉ２０）で発光素子（９２）
、（９４）をオフすると共に、ステップ（Ｓ１２５）、
（Ｓｉ２０）でソレノイド（６２）、（６７）をオフす
る。この切換えのタイミングは複写紙がセンサ（Ｓｅ２
）を通過後火の複写紙が搬送されてくる間に設定されて
いる。

次に、ステップ（Ｓ１２７）でジャム切換えフラグが「
１」か否かを判定する。紙詰りか発生しているとＹＥＳ
と判定され、ステップ（Ｓ１２８）でジャム切換えフラ
グを「０」にリセットすると共に、ステップ（Ｓ１２９
）でモータ（７９）をオフする。

第１８図は再給紙カセット（５０）の積載量を検出する
ザブルーチンを示す。まず、ステップ（５１３０）。

（Ｓ１３１）で発光素子（９２）、（９４）がオンか否
か、即ち両面モードか合成モードかのいずれが選択され
ているかを判定し、選択されていなければメインルーチ
ンに戻る。選択されていれば、ステップ（Ｓ１３２）で
枚数カウンタのカウント値が７０より大きいか否かを判
定し、小さければステップ（Ｓ１３４）で同様にカラン
）＆−ｆか５０より大きいか否かを判定する。本実施例
において、再給紙カセットの積載量は７０枚とされ、そ
れに近い５０枚に達すると、満、或真近かである旨の予
備表示〔発光素子（９２）、（９４）の点滅〕を行うこ
ととした。そこで、ステップ（Ｓ１３４）で積載量が５
０枚に達したと判定されると、ステップ（８１３６）で
発光素子（９２）のオン、即ち両面モードが選択中であ
ると確認されると、ステップ（Ｓ１３７）でこの発光素
子（９２）を点滅させる。

また、ステップ（３１３８）で発光素子（９４）のオン
、即ち合成モードが選択中であると確認されると、ステ
ップ（Ｓ１３９）でこの発光素子（９４）を点滅させる
。

一方、前記ステップ（Ｓ１３２）で積載量が７０枚に達
したと判定されると、ステップ（Ｓ１３３）で切換えフ
ラグｒｌＪにセットし、複写紙通過の後切換え爪（６０
）、（６５）を動作させる処理（排紙トレイモードへの
切換え）をリクエストする。

〔第３実施例、第１９図参照〕 本第３実施例は基本的には前記第２実施例と同様であり
、相違するのは、第２の切換え爪（６５）を省略した点
のみであり、アップダウン通路のみを有する両面モード
専用とされている。

なお、第１９図にあっては駆動系について第２実施例の
むのよりも詳細に図示されており、モータ（７９）の回
転力はベルト（１００）を介してギヤ（１０１）に伝達
され、さらにアイドルギヤ（１０２）を介して押えロー
ラ（３４）に伝達され、かつアイドルギヤ（１０３）を
介して駆動ローラ（７１）に伝達される。また、駆動ロ
ーラ（７３）にはベルト（１０４）を介して伝達され、
反転ローラ（７６）にはベルト（１０５）を介して伝達
される様になっている。

また、反転ローラ（７６）の近傍には除電ブラシ（１０
６）が設置され、複写紙に帯電した静電気を除去する様
になっている。

発明の効果 以上の説明で明らかな様に、本発明によれば、複写機本
体の排紙部に対して装着される本体部に、非紙トレイを
設置すると共に、再給紙カセットを着脱可能にかつ複写
機本体の給紙部にも着脱可能とし、さらに複写機本体か
ら排出された複写紙の通路を、前記排紙トレイ側と前記
再給紙カセット側とに切換える切換え手段を設けたため
、再給紙カセットを複写紙受取り手段と給紙手段として
利用できるばかりか、別途排紙トレイを設ける必要がな
く、既存の複写機にもオプションとして容易に取付ける
ことができる。しから、前記再給紙カセットに搬送され
た複写紙の積載量検出手段と、この積載量検出手段にて
再給紙カセットに複写紙が満載されたことが検出された
とき、前記切換え手段を排紙トレイ側に切換える制御手
段とを設けたため、複写紙が満載状態となったときに複
写紙は自動的に排紙トレイに送り込まれ、再給紙カセッ
トに送り込まれることはなく、紙詰り等の不具合を未然
に防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第７図は本発明に係る再給紙装置の第１実
施例を示し、第１図はこの再給紙装置を複写機に装着し
た状態の断面図、第２図は再給紙カセットの着脱を説明
するための斜視図、第３図は再給紙カセットを複写機の
給紙部に装着した状態の断面図、第４図は再給紙カセッ
トの斜視図、第５図は再給紙カセットの断面図、第６図
は再給紙装置の搬送路の切換えを説明するだめの断面図
、第７図は切換え爪の動作説明図である。第８図ないし
第１８図は第２実施例を示し、第８図は切換え爪の動作
説明図、第９図は操作パネルの平面図、第１Ｏ図は制御
回路のブロック図、第１１図ないし第１８図は制御手順
を説明するためのフローチャートである。第１９図は第
３実施例である再給紙装置を複写機に装着した状態の断
面図である。 （１）・・・複写機本体、（２５）・・・排紙部、（３
０）・・・再給紙装置、（３１）・・・本体部、（４５
）・・・排紙トレイ、（５０）・・再給紙カセット、（
６０）、（６５）・・・切換え爪、（６２）。 （６７）・・・ソレノイド、（７０）、（７５）、（７
８）・・・ガイド板、（７１）、（７２）、（７３）、
（７４）、（７６）、（７７）・・・ローラ、（７９）
・・モータ、（８０）・・・操作レバー、（９１）、（
９３）・・・キー、（９２）、（９４）・・・発光素子
、（Ｓｅｔ）・・再給紙カセット検出センサ、（Ｓｅ２
）・・・複写紙検出センサ、（Ｓｅ３）・・・紙詰り検
出センサ。 特許出願人　ミルクカメラ株式会社 代　理　人　弁理士　前出　葆　ほか２名第７４図 第７５図 第１ｂ図 第１７図 第７８図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、複写機本体の排紙部に対して装着される本体部と、 前記本体部に設置された排紙トレイと、 前記本体部に着脱可能であって前記複写機本体の給紙部
   にも着脱可能な再給紙カセットと、複写機本体から排出
   された複写紙の通路を、前記排紙トレイ側と前記再給紙
   カセット側とに切換える切換え手段と、 前記再給紙カセットに搬送された複写紙の積載量検出手
   段と、 前記積載量検出手段にて再給紙カセットに複写紙が満載
   されたことが検出されたとき、前記切換え手段を排紙ト
   レイ側に切換える制御手段と、を備えたことを特徴とす
   る再給紙装置。