JPS62174618A - 巻上装置の荷重検出装置 - Google Patents

巻上装置の荷重検出装置

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JPS62174618A
JPS62174618A JP1569286A JP1569286A JPS62174618A JP S62174618 A JPS62174618 A JP S62174618A JP 1569286 A JP1569286 A JP 1569286A JP 1569286 A JP1569286 A JP 1569286A JP S62174618 A JPS62174618 A JP S62174618A
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JP
Japan
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load
rope
value
detector
acceleration
Prior art date
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Application number
JP1569286A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Gomi
五味 清
Yutaka Takeda
豊 竹田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はクレーン等の巻上げ装置の荷重の検出装置に係
り、特に過荷重の検出装置に関するものである。
〔従来技術〕
クレーンでは、クレーン等の破損やクレーンの転倒を防
止するために、吊り荷が過荷重であるか否かを検出する
ための過荷重検出装置を備え、過荷重を検出した場合に
は荷の吊上げを停止させるようにしている。
この過荷重検出装置は、荷を吊下げているロープに加わ
る力を直接的又は間接的に検出して、設定値以上の場合
、過荷重と判断するものである。
ロープを1父作する巻上げ装置の運転の停止は、過荷重
検出装置の出力によって自動的に、又は警報ブザー等に
よる報知によって手動で行うようになっている。
この過荷重検出装置としては次のようなものがある。
特公昭58−51878号公報に示されるものは、ロー
プをその半径方向にクランプで引張って弾性支持してお
き、この支持部にリミットスイッチを設置し、リミット
スイッチの作動によって過荷重を検出するものである。
また、ロープを支えるシーブを歪計に取付け、歪計の出
力を比較回路に入力して過荷重か否かを検出するものも
ある。
また、特開昭59−125597号公報に示すものは、
巻上げ装置のモータに電流検出器を設け、電流値によっ
て過荷重を検出するものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
第2図において、(a)は着地している荷の吊上げを開
始してからの荷の上昇速度の変化状態を示すものである
。(b)は(a)と同一時期における過荷重検出装置の
歪計の検出値の変化状態を示すものである。
これかられかるように、荷は所定の加速度で上昇を開始
し、し1時間後に定速度になる。このため、加速が行わ
れているt、の期間中は加速による慣性力がロープに加
わり、歪計の検出値Bは真の荷の重量に相当する検出値
Aよりも大きい。この加速による慣性力は加速度に比例
している。
なお、巻上げ装置は定格荷重の160%程度の荷重を吊
上げることができるので、定格荷重の荷を容易に吊上げ
ることができる。
このため、加速の行われているし1期間中は真の吊り荷
重を検出できないものである。このことは良く知られて
いる。
そこで、従来では次のようにして検出を行っている。
第1の手段は、タイマを設置し、吊上げを開始してから
t2時間後、即ち定速になってから荷重を検出し、真の
荷ff1Aを求めるものである。
しかし、一般に、Elは数秒あり、また吊上げ速度は1
00 m/win程度であるので、荷を数m吊上げた状
態で吊り荷重Aを検出することになる。
従って、実際に設定値(定格)以上の荷を吊上げた場合
には、事前に過荷重であることを検出できないものであ
る。このため、非常に危険なものであった。
また、過荷重検出装置の過荷重か否かの基準値を定格荷
重よりも十分に大きく設け、加速期間中に過荷重検出装
置が過荷重を検出しないようにすることが行われている
この場合の問題は、定格荷重よりも大きな荷の場合であ
っても、低加速度で吊上げれば過荷重検出装置が作動し
ないことである。
また、吊上げた荷を下降させている場合に、下降速度を
減速させた場合にも慣性力が加わり同様の問題が生ずる
このように、従来の過荷重検出装置は、実質的に過荷重
を検出できないものである。
本発明の目的は、加速期間中等であっても真の吊りげ荷
重を検出できるようにすることにある。
C問題点を解決するための手段〕 上記目的は、荷を吊上げるロープの移動の速度の変化度
(例えば、加速度α)に相当する第1の値Tと、前記ロ
ープに加わった荷重に相当する第2の値Pとを求め、次
の式の演算を行うことにより達成される。
ここで、K′は係数、Wは真の荷重である。
〔作  用〕
ロープの移動の速度の変動度(加速度α又は減速度)に
相当する値Tを求め、この値Tでロープに加わった値P
を補正しているので、加速又は減速による慣性力を除い
た値、即ち、真の吊上げ荷重Wを検出できるものである
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。吊具
2を介して荷1を吊下げた巻上げ用のロープ3はガイド
シーブ4,5を経て巻上げ装置のドラム6に巻取られて
いる。ドラム5は減速機7を介してモータ8で回転させ
られる。ガイドシーブ5は荷重検出器10を介してクレ
ーンの本体から吊下げられている。荷重検出器10はア
ーム11を介してガイドシーブ5の軸を吊下げている。
この荷重検出器10は歪計であって、ガイドシーブに加
わった荷重に比例した電気的信号を出力する。以上の構
成は公知である。
減速機7の入力側の軸は外部に突出している。
この軸にはフライホイール21を連結している。
そして、フライホイール21の軸の軸トルクを検出する
公知のトルク検出器22を設置している。
トルク検出器22は軸トルクに比例した電気的信号を出
力する。
30は制御装置であり、演算手段31と比較手段32と
からなる。演算手段31は荷重検出器lOの検出値Pと
トルク検出器22の検出数Tとを入力して後述する(8
)を演算するものである。
即ち、演算手段31は加速による慣性力を除いた真の吊
り荷重に相当する電気的信号Wを出力する。
比較手段32は演算手段31の出力Wが定格値(即ち、
定格荷重)以上か否かを比較し、定格値以上の場合に運
転の停止を指令する信号Sを出力する。
かかる構成において、巻上げ装置を運転して床に置かれ
た荷1を吊上げると、荷lは加速度αで吊上げられる。
また、フライホイール21が回転し、トルク検出器22
でトルクを検出できる。また、荷重検出器10でロープ
3に加わった吊り荷重を検出できる。このため、演算手
段31は後述する(8)式を演算して加速による慣性力
を除いた真の吊り荷重に相当する信号Wを出力する。比
較手段32は信号Wが定格値よりも大きい場合は運転の
停止を指令する信号Sを出力する。これによって自動、
又は手段で巻上げ装置の運転を停止できる。
さて、荷1を加速度αで上?させている時にロープ2に
働く荷iPは(1)式で示される。
P = W +□α =w (1+−)−−−−−−(1) ここで、W:吊上げられる荷1の重量 g:重力の加速度 このため、前記状態における真の吊り荷重W(即ち、荷
1の重ff1W)は(2)式で示される。
と 一方、フライホイール21の軸に働くトルクTは、フラ
イホイール21の回転二次モーメントを■、軸の角加速
度をδとすると、(2)式で示される。
T=Iδ −−−−一−−−−−−(3)フライホイー
ル21の軸と荷lは減速機7とロープ3を介して連結さ
れているため、加速度αと角加速度δとの関係は(4)
式で示される。
α≦にゐ −−−−−−、:−−−−−(4)ここで、
Kは減速機7のフライホイール21の軸とドラム6の軸
との間の減速比iとドラム6の直径りとから決まる係数
である。
(2)式、(3)式、(4)式により真の吊り荷重Wは
(5)式で示される。
減速機7のフライホイール21の軸とドラム6の軸との
間の減速比をiとし、ドラム6の直径をDとすると、フ
ライホイール21の軸の角加速度ゐと荷1の加速度αと
の関係は(6)式で示される。
・=J♀−−−−−−−−−− (6)ここで、πは円
周率である。
従って、(4)式のKは(7)式となる。
πD K=、−−一−−−−−−−(7) これを(5)式に代入し変形すると(8)式が求められ
る。
K′はπD/I@i・gであり、これはフライホイール
21、減速機7及びドラム6によって事前に求められる
係数である。よって、荷重検出器10の検出値P、及び
トルク検出器22の検出値Tから(6)式を演算すれば
、真の吊り荷重Wを求めることができる。
従って、吊上げの運転を開始すれば、直ちに真の吊り荷
重を求めることができ、定格荷重以上の場合は直ちに運
転を停止でき、事故を防止できるものである。
また、コンテナクレーンのように、船に固定されている
コンテナを吊上げた場はトルクの検出値は零であるので
、過荷重を検出できるものである。
吊上げた荷を下降させている途中で減速させると、該減
速による慣性力によって荷重検出器10の検出値Pは大
きくなる。しかし、トルク検出器′  22の検出値T
も零でなくなるので、運転の停止を指令する信号Sが出
力されることはない、この場合、検出値Tは負であるの
で、例えば、絶対値とすることが必要である。
上記実施例では、加速による慣性力の大きさの算出手段
として、フライホイール21とその軸トルクを検出する
トルク検出器22とを用いている。
このため、第2図の(C)に示す如く、その軸トルクは
加速による軸トルクのみを検出でき、即ち、加速期間中
のみトルクを出力する。そして、その検出値は加速度に
比例する。このため、加速による慣性力を正確に検出で
きるものである。また、その出力は比較的安定している
ので、正確に検出できるものである。
なお、実際には検出値に振れがあり、フィルタ等の設置
が必要であろう。
また、フライホイール21は減速機7の入力軸側に設置
しているので、回転数が犬きく、正確に検出できるもの
である。
上記実施例では、荷1からドラム6までのロープ3を一
本で示している。ロープの数やロープの掛は方等、及び
荷重検出器lOの位置と数と荷重検出器10の検出値と
の関係は公知であるので、上記実施例では省略して示し
ており、実際は上記公知の関係に基づき検出値Pを補正
する。
また、荷重検出器10の出力は吊具2等の重量を含んだ
ものであるが、上記説明ではこれを無視して説明してい
る。
フライホイール21は、例えばガイドシーブによって回
転するようにしてもよい。
フライホイール式のトルク検出装置20を用いない場合
は、次のようにすることができる。軸の回転によってパ
ルスを出力するパルス発信器の軸を例えばガイドシーブ
に連結し、ガイドシーブ4の回転によってパルスを発信
するようにする。演算手段31はパルスの間隔によって
ロープ3の移動の加速度α又は減速度αを求め、そして
(2)式を演算させて真の吊り荷重を求める。αをTと
し、1/gをに′とすれば、(2)式と(8)式は同一
である。
モータ8として直流モータを用い、その電流値からロー
プ3に加わる荷重を算出することができる。但し、この
場合は、直流モータの個有の特性を加えて演算する必要
である。
〔発明の効果〕
以」二の如く本発明によれば、荷の移動の速度が変動し
ている時、例えば荷の吊上げを開始した着後においても
前記速度の変動度、例えば加速度から吊上げ荷重の検出
値を補正しているので、真の吊上げ荷重を求めることが
できるものである。そして、過荷動検出装置として用い
れば、吊上げ開始着後に過荷重か否かを判定でき、過荷
重の場合には直ちに運転を停止することができ、事故を
防止することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の荷重検出装置の構成図、第
2図は、荷を吊上げ開始後の荷の吊上げ速度、荷重の検
出値、及びトルクの検出値の関係を示す図である。 i、−−−−一一荷、3−一一一ロープ、4.5−−−
−−ガイドシーブ、e −−−−−ドラム、?−−−−
−減速機、8−−−−−モータ、21−−−−フライホ
イール、22−−−−、−)ルク検出器、31−−−−
−一演算手段、第1図 寸2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、荷を吊上げるロープの移動速度の変動度に相当する
    第1の値Tを検出する第1の検出器と、前記ロープに加
    わった荷重に相当する第2の値Pを検出する第2の検出
    器と、 前記第1の値Tと第2の値Pとを入力して次の演算を行
    って真の荷重Wを求める演算手段と、W=P[1/(1
    +K′T)] ここで、K′は係数である。 からなる巻上げ装置の荷重検出装置。 2、特許請求の範囲第1項において、前記第1の検出器
    はロープの移動速度の変動度そのものを検出するように
    設けてなる巻上げ装置の荷重検出装置。 3、特許請求の範囲第1項において、前記第1の検出器
    は、前記ロープを移動させる巻上げ装置又はロープの移
    動によって回転する回転体によって回転させられるフラ
    イホイールとその軸トルクを検出するトルク検出器であ
    る巻上げ装置の荷重検出装置。
JP1569286A 1986-01-29 1986-01-29 巻上装置の荷重検出装置 Pending JPS62174618A (ja)

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