JPS62173914A

JPS62173914A - 回路しや断器

Info

Publication number: JPS62173914A
Application number: JP1625386A
Authority: JP
Inventors: 有信　一郎
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1986-01-27
Filing date: 1986-01-27
Publication date: 1987-07-30

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］この発明は計測ａ能を搭載した回路しゃ断器に関するも
のである。

［従来の技術］回路しゃ断器を設置する交流電路の電気諸量の正確な計
測をする場合、一般に周知の計器用変成器、単独または
複合トランスジューサおよびそれらの表示またはデータ
処理に必要な表示機器またはデータロガ−等を回路しゃ
断器に併用する必要があった。

第３図は交流電路の電気諸量の計測情報を得るために構
成された周知機器の組合わせによる従来例を示す。

回路しゃ断器（１０００）は電路（１０）に流れる事故
電流から電路（１０）および負荷（５０００）を保護す
るために設けられてあり、電路（１０）に接続された電
源側端子（１）、開離可能な接点（２）、１！路（１０
）に流れる事故電流を検出する変流器（２１）、変流器
（２１）の二次信号を受けその出力レベルを検出する過
電流検出回路（１００１）、過電流検出回路（１００１
）の検出信号を受け、その信号レベルに応じた動作時限
を発生させる時限発生回路（１００５）、時限発生回路
（１００５）の動作にもとづいて出力される引き外し信
号を受け、接点（２）を開離する引き外し装置（１００
３）により構成されている。

電路（１０）には当該型ｎ　（１０）の電気諸量を計測
するために変流器（２４）、電圧信号線（２５）が設け
られている。変流器（２４）の２次出力は計測回路（２
００１）、出力回路（２００２）からなる周知のトラン
スジューサ（２０００）に入力される。計測回路（２０
０１）は電気諸量に対応した信号より所定の計測値を出
力し、出力回路（２００２）は計測回路（２００１）の
出力制御（例えば電圧出力５ｖ、電流出力０−２０ｍ　
Ａなど）を行い前記計測情報を電気信号として出力する
。これらの信号は必要に応じ、表示装置（３ｏｏｏ）や
監視機能等を有する出力装置（４０００）等に伝達され
、所定の計測、監視、表示を行い、電路情報を伝達する
。

［発明が解決しようとする問題点］従来の回路しゃ断器は電気諸量を計測するための検出お
よび出力ａ曲を有さず、別個に電気諸量を計測するため
のトランスジューサ等の検出装置を必要とし、配電盤等
の構成が複雑で高価となり、さらにこれら検出装置は回
路しゃ断器とは別の系に属しているため回路しゃ断器内
部の制御ＪＩ＋装置の異常を直接検出することはできず
、信頼性および安全性に対する冗長度はそれぞれの機器
の性能に依存しているという問題点があった。

この発明は以上のような問題点を解決するためになされ
たもので、安価で安全性の高い計測機能を有する回路し
ゃ断器を提供することを目的としている。

［問題点を解決するための手段］この発明に係る回路しゃ断器は、電気諸量を計測するた
めの計測装置を具備し、また過電流検出装置を過電流に
対する保Ｆ！１ａ能および計測処理用に共用している。

［作用］過電流検出装置はその２次側変流器を２段直列に配置し
ており、それぞれの出力を過電流に対する保護のための
制御装置および電気諸量計測のための計測装置に出力す
る。

計測装置は制御装置の動作原因モードおよびｙ４常状態
を検知するように構成され、それらの情報を表示又は出
力装置に出力し、回路しゃ断器外部にその情報を伝達す
る。

［実施例］第１図および第２図を用いてこの発明に係る回路しゃ断
器の一実施例を説明する。第１図はこの実施例の回路し
ゃ断器を示すブロック図である。

交流電源に接続される電源側喘子（１）には開離可能な
接点（２）が接続され、接点（２）と貝荷側端子（３）
の間の電路（１０）には電流検出用の変流器（２１）が
設けられている。変流器（２１）の２次側には回路しゃ
断器の過電流検出用の２次側変流器（２２）および電気
諸量計測用の２次側変流器（２３）が直列に接続されて
おり、これらの変流器（２１）、（２２）および（２３
）は過電流検出装置（２０）を構成する。２次変流器（
２２）の２次側出力端子は過電流検出回路（１０１）に
接続され、さらに過電流検出回路（１０１）の出力端子
はマイクロコンピュータ（１０２）に接続されている。

マイクロコンピュータ（１０２）の出力（１１６）は、
接点（２）を開離する（すなわち回路しゃ断器をしゃ断
状態にする）ための引き外し装置（１０３）に接続され
ている。マイクロコンピュータ（１０２）の別の出力（
１１７）はマイクロコンピュータ（１０２）の異常動作
を検出する検出回路（２０４）に接続されている。さら
に別の出力（１１８）は、記憶回路（２０３）に接続さ
れている。出力（１１８）は引き外し装置（１０３）が
動作した動作モード（第２図に示すような特性曲線に従
う長限時動作、短限時動作および瞬時動作等）を含む信
号である。

電気諸量計測用の２次変流器（２３）は、所定の計測に
必要な計測値データを発生させる計測回路（２０１）に
接続されている。計測回路（２０１）には入力回路（４
００）が接続され、入力回路（４００）は回路しゃ断器
の外部より計測に必要な他の信号を取り込むための入力
端子（４０１）を有する。計測回路（２０１）は計測用
のマイクロコンピュータ（２０２）に接続され、計測回
路（２０１）から出力される各種計測データはマイクロ
コンピュータ（２０２）に入力される。マイクロコンピ
ュータ（２０２）は異常検出回路（２０４）および記憶
回路（２０３）に接続されている。またマイクロコンピ
ュータ（２０２）の出力端子は回路しゃ断器の外部（配
電盤表面など）へ計測データ、動作原因（動作モード）
データ、あるいは異常検出データ等を表示するための表
示装置（３０１）に接続さ札、さらに前述の各データを
回路しゃ断器の外部に伝達するための出力端子（３０３
）を有する出力回路（３０２）に接続されている。過電
流検出用１ｇ（１０１）およびマイクロコンピュータ（
１０２）は制御装置（１００）を、また計測回路（２０
１）、マイクロコンピュータ（２０２）、記４４！　Ｏ
ｎ　１Ｂ　（２０３）、検出ｆｉｌｌ　路（２０４）ハ
計測装ｒＩｌ（２００）を構成している。

以上のような構成のこの発明に係る回路しゃ断器におい
て、交流電路（１０）に事故電流が流れると、変流器（
２１）は固有の変流比に従って２次電流を誘起し、２次
変流器（２２）および（２３）に同等の電流を供給する
。２次変流器（２２）、（２３）はそれぞれ固有の変流
比に従ってそれぞれの２次電流を発生する。

過電流検出回路（１０１）は２次変流器（２２）の２次
出力の大きさを検出し、そのデータをマイクロコンピュ
ータ（１０２）に出力する。マイクロコンピュータ（１
０２）は入力されたデータの大きさに従って例えば第２
図に示す様な所定の引き外し特性に従って限時動作を行
い、事故電流に相当する入力データが所定時間継続した
場合、引き外し装置（１０３）にトリップ信号を出力（
出力（１１６））　Ｌ、かつその時のモード（例えば長
限時動作、短限時動作、および瞬時動作等）を記憶回路
（２０３）に出力する（出力（１１８））、記憶回路（
２０３）はこの出力信号を受けその動作モードを記憶す
る。またトリップ信号を受けた引き外し装Ｗ１（１０３
）は開離可能な接点（２）を開離させ、電路（１０）に
流れる電流をしゃ断する。

次に２次変流器（２３）の２次出力は計測回路（２０１
）は回路しゃ断器の外部より入力端子（４０１）および
入力回路（４００）を介して入力される計測用データ（
たとえば電圧値など）をもとに所定の計測手順に従って
必要な計測データを発生させる。計測用マイクロコンピ
ュータ（２０２）は計測データを取り込んで、所定の演
算処理を行い、表示装置（３０１）および出力回路（３
０２）を駆動するための制御信号を出力し、表示装置（
３０１）は計測データ、動作原因データ、異常検出デー
タ等を表示し、出力回路（３０２）は出力端子（３０３
）より回路しゃ断器の外部へ前述の信号を出力する。ま
た、マイクロコンピュータ（２０２）は制御装ｆｉ　（
１００）から送られてきた動作原因データを示す信号を
記憶回路（２０３）から取り込、あるいはマイクロコン
ピュータ（１０２）の異常を検出する検知回路（２０４
）の出力信号を判別することにより、これらの状態を表
示装置（１０１）および出力回路（３０２）により外部
に表示または出力するように演算処理を行い表示装置（
３０１）および出力回路（３０２）を駆動するための信
号を出力する。

［効果］以上のように、この発明に係る回路しゃ断器は、過電流
に対する保護用および電気諸量計測用の変流器の１次０
１１７を共用しているため過電流検出と計測値との誤差
を最小にすることができる。また計測ａ　ＯＦ＝を回路
しゃ断器に搭載しているので回路しゃ断器の設置スペー
スの節約および配電盤等の小型化が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係る回路しゃ断器の一実施例を示す
ブロック図、第２図は回路しゃ・断器の引き外し特性を
示す図、第３図は計測機能を速成するための従来の回路
しゃ断器の構成を示すブロック図である。図中、（２０）は過電流検出装置、（１００）は回路し
ゃ断器の制御装置、（２００）は計測装置を構成するブ
ロックである。代　　理　　人　　　　　大　　岩　　増　　雄第２図一事故電；克Ｉ　（Ａｌ第３図手続補正書（自発ゝ昭和　　年　　月　　日

Claims

【特許請求の範囲】

（１）単相または複数相の交流電路に設けられた接点を
開離させるための作動手段、前記交流電路に流れる各相の電流を検出し、互いに直列
に負担された第１および第２の出力を２次出力として出
力する電流検出手段、前記電流検出手段の第１の出力に応動して所定の引き外
し特性に従って前記作動手段を作動させる制御手段、前記電流検出手段の第２の出力にもとづいて少なくとも
前記交流電路が正常な状態における前記交流電路の電気
量を計測する計測手段、前記計測手段により得られた電気諸量の情報を出力する
手段を具備した回路しゃ断器。
（２）前記計測手段は少なくとも前記制御手段の異常を
検知し、その異常情報を前記出力手段に出力することを
特徴とする特許請求の範囲第１項記載の回路しゃ断器。
（３）前記制御手段は所定の動作モードに従って動作し
た後、その動作モードを前記計測手段に出力する出力機
能を有し、前記計測手段はこの動作モードを前記出力手段に出力す
ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の回路し
ゃ断器。
（４）前記計測手段は回路しゃ断器の外部より前記交流
電路の電圧信号を入力する入力手段を具備したことを特
徴とする特許請求の範囲第１項ないし第３項記載の回路
しゃ断器。
（５）前記制御手段および前記作動手段は前記電流検出
手段の第１の出力によるエネルギーで作動することを特
徴とする特許請求の範囲第１項ないし第３項記載の回路
しゃ断器。
（６）前記計測手段は前記制御手段より出力された動作
モードに対応する信号を記憶する機能を有することを特
徴とする特許請求の範囲第３項記載の回路しゃ断器。
（７）前記計測手段はマイクロコンピュータおよびメモ
リを具備したことを特徴とする特許請求の範囲第６項記
載の回路しゃ断器。
（８）前記出力手段は少なくとも前記計測手段の出力情
報を回路しゃ断器の外部に表示する表示手段を具備した
特許請求の範囲第１項ないし第７項記載の回路しゃ断器
。
（９）前記表示手段は数字表示を含むことを特徴とする
特許請求の範囲第８項記載の回路しゃ断器。
（１０）前記電流検出手段の第１および第２の出力は互
いに直列に負担されるように構成されたことを特徴とす
る特許請求の範囲第１項ないし第９項記載の回路しゃ断
器。