JPS6217261A - 異形押出し成形品および該成形品からなる床材 - Google Patents

異形押出し成形品および該成形品からなる床材

Info

Publication number
JPS6217261A
JPS6217261A JP60153362A JP15336285A JPS6217261A JP S6217261 A JPS6217261 A JP S6217261A JP 60153362 A JP60153362 A JP 60153362A JP 15336285 A JP15336285 A JP 15336285A JP S6217261 A JPS6217261 A JP S6217261A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
upper plate
molded product
side walls
flooring material
supporting side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60153362A
Other languages
English (en)
Inventor
糸賀 孝雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eneos Corp
Original Assignee
Nippon Petrochemicals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Petrochemicals Co Ltd filed Critical Nippon Petrochemicals Co Ltd
Priority to JP60153362A priority Critical patent/JPS6217261A/ja
Publication of JPS6217261A publication Critical patent/JPS6217261A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Floor Finish (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明の熱可塑性合成樹脂からなる異形押出し成形品(
以下単に成形品と略す)および該成形品を用いた床材は
、少なくとも1つの中空空間を有する脚部付板状構造体
からなり、耐水性、耐久性にすぐれ、軽量で、高強度で
あるため、パネル。
壁材あるいは風呂場、プール等で用いられるスノコ、ベ
ランダ、屋上等の屋外に用いられる床材、室内で使用さ
れる床材あるいはアクセスフロア−等に使用される成形
品およびその床材に関する。
〔従来の技術〕
従来、風呂場、プール等で用いられている床材として1
合成樹脂製のスノコ等があるが、製造工程が煩雑であり
、圧縮強度等の機械的強度に難点を有する。
また、従来、ベランダ、屋上等の屋外に用いられている
カーペット、人工芝、ゴムシート等の敷物は、排水、通
風等に難点があり、床面と該カーペット間にかび、細菌
、虫等が発生するという問題点を有している。
更には、多目的体育館、すなわち、夏期はプール場とし
て用い、冬期には該プールに仮設床材を敷設し、球技等
が行える通常の体育館として用いる体育館、仮設舞台用
床材、教壇、住居の床材として、脚部付単位床材が普及
しつつある。該単位床材とは、縦500s/mX横50
0m/s+、あるいは縦2000m/m X横1000
鳳/■等の単位部材を敷き詰めてフロア−を形成せしめ
るものである。
昨今においては、特に、オフィス等に、パーソナルコン
ピュータ等のOA機器の導入が激増し、そのめたのケー
ブル、光ファイバあるいは電気通信のための通信線等(
以下これ等を単に通信線等という)が数多く敷設される
ようになっている。これら通信線の多くは、従来の床面
上、あるいはカーペット上に縦横に敷設されているのが
現状であり、美観上、安全上、問題があり、これらを改
善するアクセスフロア−が望まれている。
一方これ等の機器類は、機種の交換、増設、設置位置の
移動等の機械が多く、それに伴なって生ずる通信線の敷
設位置の移動の容易な床構造の必要性が増加している。
この様な必要性に応じる床構造として、耐久床である基
床面の上に比較的容易に取り外し可能な上床を設置し、
基床面と上床の間に通信線を敷設する方法がある。実開
昭57−185732、同57−181840、同57
−181841、同57−181842、同57−19
0058.同57−190057.同57−19005
8、同58−15111i33Q、同5B−15139
31、特開昭57−180759等に、この様な目的の
為の上床構造物が開示されている。
しかしながら、施工性が悪い等の問題を有している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の成形品もしくはその床材は、耐水性。
耐久性にすぐれ、軽量で、圧縮強度の大きい構造からな
り、通風、排水性が良いので、かび、細菌、虫等の発生
が少なく、容易に洗浄、除去できるものである。
更に、単位床材として使用でき、施工性が良く、基床面
との滑動もなく、導電性を有するものとすることができ
るばかりでなく1表面材を任意に選択することにより、
遮音性、保温性等の種々の性能を付与した床材を提供す
るものである。
また前記の公報に開示されているような上床用構造物類
は、四角形の単位上板の四隅に支持脚を取り付けた構造
であり、上板は強度の保持上複雑な構造を有すると共に
、支持脚の取り付けには金具等を使用している為、その
製作組立に多くの工数を必要とし高価となる欠点を有し
、施工性がすぐれ、かつ安価なものが望まれている。
〔問題点を解決する為の手段および作用〕この発明にお
いては、熱可塑性合成樹脂製異形押出し成形品であって
、押出し方向に平行であり使用時に上面を形成する上板
部と該上板部に接続して押出し方向に平行に設けられる
脚部とを有し、該脚部の押出し方向に垂直な断面の構造
は。
その上端が該上板部に接続し、その接続位置が該上板部
の両端付近とされ、その各下端が使用時に該基床面に対
向する2個の支持側壁、その上板への接続位置が2個の
該支持側壁の間にあり、その各下端が使用時に該支持側
壁の下端と略同一の高さで該基床面に対向する少なくと
も2個の中間支持壁および所望の位置にある相隣れる該
支持側壁および/または該中間支持壁の下端より上の部
分と該上板とに挟まれる箇所に設けられる少なくとも1
個の中空空間を有する構造とされるものを、合成樹脂の
押出し成形法により連続的に製造した成形品を基本とす
る。
以下には図面を援用しつつこの発明の詳細な説明 成形品の断面形状の一例を示す模式図である.矢印は押
出し方向を示し(以後の説明に使用する他の図面におい
ても同様)、lは上板、2は支持側壁、3は中間支持壁
,4は中空空間をそれぞれ示す.主として支持側壁、中
間支持壁および中空室+11からなる脚部構造において
,2個の支持側壁2は,押出し方向に垂直な断面におい
て、上板lの両端付近に設けられ、中間支持壁3は、そ
の上板への接続位置が2個の支持側壁の中間に配置され
ている.この実施態様例にあっては,相隣れる一対づつ
の中間支持壁の下端が接続され、下端が接続されている
一対の中間支持壁と上板lに挟まれる位置に断面が逆三
角形の中空空間4が形成されている.第2、3および4
図は、それぞれ他の断面形状の異形押出し成形品の例を
示す模式図であって,第2図の例にあっては、その脚部
構造において、前支持側壁が上板の両端より少し内側に
設けられると共に,相隣れる支持壁との間の空間の全て
の上板と支持壁の下端との間に、リブ5が設けられ、断
面が四角形の中空室M4は上板、両側の支持壁およびリ
ブ5に囲まれる構造であり、第3図にあっては、第2図
のもののリブおよび中空空間がt{Ilgきに著略され
た構造であり、第4図例にあっては、その脚部構造にお
いて、中空空間4が設けられる相隣れる支持壁の間に高
さの異なる2債のリブ5aおよび5bが各支持壁の下端
と上板との間にそれぞれ設けられ、中空空間4が断面円
形のものとされる場合である。異形押出し成形品の脚部
構造は、中間支持壁の数、その傾斜角度、リブの数およ
び中空空間の断面形状等につき、上記の測具外にも多く
の例があり、上記の例に限定されるものではないが、こ
れ等の例の全ては、通常の熱可塑性合成樹脂を原料とし
て、所望の断面構造に対応する金型を取り付けた押出機
により連続的に成形することが出来る。
上記熱可塑性合成樹脂としては、低、中、高密度ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリ4−メチルペンテン−1
、ポリブテン−1、等の単独重合体、エチレンと炭素数
3〜12のα−オレフィンの共重合体、あるいはプロピ
レンと他のα−オレフィントの共重合体、例えばエチレ
ン−プロピレン共重合体、エチレン−ブテン−1共重合
体、あるいはプロピレン−エチレン共重合体、プロピレ
ン−ブテン−1共重合体等の2元または3元の交互共重
合体があげられる。更には、エチレン−酢酸ビニル共重
合体、上記オレフィン系重合体をアクリル酸、無水マレ
イン酸等の不飽和カルボン酸またはその誘導体で変性し
たもの等のすレフイン系重合体、ポリアミド系樹脂、ポ
リ塩化ビニリデン系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合
体のケン化物、ポリエステル系樹脂、ポリ塩化ビニル系
樹脂、ポリスチレン系樹脂、 ABS樹脂、ポリカーボ
ネート系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、フッ素系
樹脂、ポリフェニレンオキサイド樹脂、ポリフェニレン
サルフィド樹脂、ポリエーテル・エーテルケトン樹脂、
ポリアミドイミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアセター
ル樹脂、ポリスルホン樹脂、ボリアリレート樹脂、ポリ
エーテルイミド樹脂、ポリパラバン酸樹脂等の合成樹脂
類、およびそれらの混合物、更にはそれらの樹脂にエチ
レン−プロピレン共重合体ゴム、エチレン−プロピレン
−ジエン共重合体ゴム、ポリブタジェンゴム、ブタジェ
ン−スチレン共重合体ゴム、ブタジェン−アクリロニト
リルゴム、ポリクロロプレンゴム、アクリルゴム、シリ
コンゴム等の合成ゴムや天然ゴム等のゴム類を配合した
もの等が挙げられる。これらの中で特にオレフィン系重
合体が安価で剛性がある等の理由で好ましい。
また、成形品または後記の床材としての使用目的に応じ
て、各種の配合材を併用することが出来る。これ等の配
合材としては、粉粒状、平板状、鱗片状、針状、球状ま
たは中空状および繊維状等が挙げられ、具体的には、炭
酸カルシウム、炭酸マグネシウム、硫酸カルシウム、珪
砂カルシウム、クレー、珪藻土、水酸化アルミニウム、
水酸化マグネシウム、タルク、アルミナ、珪砂、ガラス
粉、酸化鉄、金属粉、三酸化アンチモン2グラフアイト
、炭化珪素、窒化珪素、シリカ、窒化ホウ素、窒化アル
ミニウム、カーボンブラックなどの粉粒状充填剤、雲母
、ガラス板、セリサイト、パイロフィライト、アルミフ
レークなどの金属箔、黒鉛などの平板状もしくは鱗片状
充填材、シラスバルーン、金属バルーン、ガラスバルー
ン、軽石などの中空状充填材、ガラス繊維、炭素繊維、
グラファイト繊維、ウィスカー、金属繊維、シリコンカ
ーバイト繊維、アスベスト、ウオラストナイトなどの鉱
物繊維などの例を挙げることができる。
これらの配合材のうち1例えば強度を向上させる目的の
場合においては、炭酸カルシウム、タルク、ガラスar
m、炭素繊維等が好適に用いられ。
導電性を付与する場合には、アルミニウム粉、鉄粉等の
金属粉、カーボンブラック、炭素繊維、金属繊維等が好
適に用いられる。
また、難燃性を付与するためには、水酸化アルミニウム
、水5酸化マグネシウム、酸化アンチモン等を配合する
ことが好ましい。
更に、必要に応じて、他の難燃剤と併用しても良い。
本発明においては、成形品または床材の軽量化をはかる
ために、周知の各種発泡剤を使用し、発泡もしくは架橋
発泡し、発泡化することもできる。
更に、本発明の他の態様としては、該成形品の押出し方
向に対する両支持側壁のうちの一方および/または該両
切断面のうちの一方の何れも外面に少なくとも1個の凸
部、両支持側壁のうちの他方および/または両切断面の
うちの他方の何れも外面の該凸部に相対する位置に凹部
を設け、該凸部および凹部を嵌合し、成形品を一体化し
て使用することができる。
第7図にこの様な凸および凹部を設けたものの例を示し
た。第7図は、2個の支持側壁2の一方に押出し方向に
平行に2個の凸部7aを、支持側壁の他方の凸部7aに
対応する位置に押出し方向に平行に2個の凹部8aを、
押出し方向に垂直な両切断面(図中に点線で示しである
)の略中央にそれぞれ1個の凸部7bおよび凹部8b等
を設けた例である。これ等の凸部および凹部のうち、支
持側壁に設けられるものは、押出し成形の際に使用する
金型として、予めこの様な凸部および凹部が出来る様設
計製作されたものを使用することにより容易に設は得る
し、切断面に設けられるものは、切断の際に点線で図示
した如く切断することにより、凸部および凹部が同時に
設けられる故、この為の加工工数は特に増加しない、こ
れ等の凹部および凸部の好ましい数は支持側壁の外側面
および切断面の一面につき0〜3個であり、所望の2面
あるいは4面に設けるのが良い。
本発明では、上記態様の他に該成形品の各支持壁の少な
くとも1個所に、その下面に開放される切り込み部を設
け1通風、排水、あるいは後記の床材として使用する際
の通信線の配線の施工性等の機能を向上せしめることが
できる。これ等切り欠きを作る為の切断作業も周知の切
断機械で実施出来る。切り欠きの形状は自由に選択出来
るが、切り込みの深さは、切り込みの最深部がリブの下
端より上方に届かないことが望ましい、第5図および第
6図に、この切り込みを設けた成形品の例を示した。第
5図は、成形品の長さ方向(押出し方向)の略中央部に
おいて各支持壁に1個づつの切り欠き6を設けた例であ
る。第6図は各支持壁に3個づつの切り欠き6を磨けた
例である。
更に1本発明の成形品の各支持壁の下面に該基床面との
間の摩擦係数の大きな滑り止め材を設け、該成形品の機
能性を向上せしめることができ ゛る。
上記滑り止め材としては、エチレン−酢酸ビニル共重合
体、エチレン−エチルアクリレート共重合体、エチレン
−マレイン酸共重合体、などのエチレンー不飽和カルボ
ン酸またはその誘導体との共重合体、アイオノマー樹脂
、エチレン−プロピレン共重合体コム、エチレン−プロ
ピレン−ジエン共重合体ゴム、スチレン−ブタジェン共
重合体、ポリイソプレンゴム、ポリイソブチレンゴム、
クロロプレンゴム、ブタジェン−7クリロニトリル共重
合体などの合成ゴム、あるいは天然ゴム等の樹脂または
ゴムが挙げられ、これらの材料をシート状にして該成形
品の各支持壁の下面に貼合せまたは嵌合して取り付ける
ことができる。また、両面粘着テープの如き基床面との
間の摩擦係数の大きなテープ状材料を接着しても良い、
このように滑り止め材を設けることにより、水平方向の
滑動を防止することができる。
本発明の第2発明は、前記異形押出し成形品を使用した
床材を提供するものである。すなわち、基床材上に載置
される為の熱可塑性合成樹脂製異形押出し成形品であっ
て、押出し方向に平行であり使用時に上面を形成する上
板部と該上板部に接続して押出し方向に平行に設けられ
る脚部とを有し、該脚部の押出し方向に垂直な断面の構
造は、その上端が該上板部に接続し、その接続位置が該
上板部の両端付近とされ、その各下端が使用時に該基床
面に対向する2個の該支持側壁、その上板への接続位置
が2個の該支持側壁の間にあり、その各下端が使用時に
該支持側壁の下端と略同一の高さで該基床面に対向する
少なくとも2個の中間支持壁および所望の位置にある相
燐れる該支持側壁および/または該中間支持壁の下端よ
り上の部分と該上板とに挟まれる個所に設けられる少な
くとも1個の中空空間を有する構造とされる該異形押出
し成形品を、その押出し方向に垂直に所望の長さに切断
して単位部材とし、該単位部材の上板部表面に表面材を
設けたことを特徴とする床材を提供するものである。
以下、本発明の床材を図面に基づいて更に詳述する。
第8図は本発明の一実施例である床材の斜視図を示した
もので、前記異形押出し成形品を、押出し方向に垂直に
通常の切断用機械を使用して切断し、支持側壁2および
/または中間支持壁3とリブ5に囲まれた中空空間4が
設けられた、所望の幅、長さの単位部材とし、該単位部
材の上板部に表面材10を設けた床材である。また上記
床材には、必要に応じて、切り欠き部6および/または
滑り止め材9や凹凸の嵌合部(図示せず)を設けて、機
能性を向上させてもよい。
上記表面材としては1通常の床表面に使用されるものを
利用出来るが、比較的に好ましいものとして、カーペッ
ト、人工芝、織布、不織布、ポリオレフィン製発泡シー
ト、帆布、畳表、ござ、ゴムシート、アルミ板、鉄板、
合板等を挙げることが出来、何れも帯電性の少ないもの
が更に好ましい、A1体的には、単位部材の上板表面上
に、これ等の表面材の1種を接着法で貼付する、あるい
は所望の2種以上のものを積み重ね接着により併用する
等の構成により、所望の床面性状にすることが出来る(
以下単位床材と称す)、又この様に加工された異なる床
面性状の単位床材を1個の室内においても所望に応じて
混用することが出来る。
又この様な単位床材が敷き詰められた後においても、単
位床材の1個づつを取り外したり1通信線等を上板の上
から下に貫通させる為の孔開は作業も通常の作業工具に
より容易に実施出来る。
この様な単位床材の主要寸法に関しては特別な制限がな
いが、実用上の見地から成形および使用の為に都合の良
い寸法として通例は幅250〜10001厘、長さ 2
50〜2000履腸、高さ25〜4001腸程度であり
、この大きさ範囲における支持壁およびリブの厚みは、
荷重の大きさにより異なるが大略3〜20履1程度であ
る。
この発明による単位床材は、使用に便なる様更に加工す
ることが出来る。この様な加工のうちの好ましいものと
して、前記異形押出し成形品の際に詳述したと同様に相
燐れる単位床材の一方に凸部、他方に凹部を設けて、凸
部と凹部を嵌合させるのが簡便である。これ等の凸部お
よび凹部は。
単位床材の押出し方向に対する両支持側壁のうちの一方
および/または該両切断面のうちの一方の何れも外面に
少なくとも1個の凸部1両支持側壁のうちの他方および
/または両切断面のうちの他方の何れも外面の該凸部に
相対する位置に凹部を設けることによって、相燐れる単
位床材間を相互に嵌合させ基床面上に単位床材を敷き詰
めた際に各単位床材の「がたつき」や浮上りを防止する
ことができる。
更に、上記の如き単位床材は、前記切り欠きを行ない1
通信線等の床下敷設を必要とする建築物あるいは室の床
の所望範囲に、タイルカーペットのように敷き詰めて使
用される際に、該通信線を該切り欠き部および支持壁間
を利用して、縦横に、規則正しく、配線させることがで
きる。
〔発明の効果〕
本発明の異形押出し成形品およびその床材は、少なくと
も1つの中空空間を有する脚部付板状構造体からなるも
ので、押出し成形法によって連続的に製造でき、安価で
あるばかりでなく、以下の種々の機能性が付与されてい
る。
(1)軽量で、圧縮強度が大きいので、パネル、壁材等
として使用することができる。
(2)#水性、耐久性1通水性、排水性等にすぐれ、洗
浄が容易であるので、かび、細菌、虫等の発生が少なく
、風呂場、プール等の場所で用いられるスノコあるいは
屋上やベランダ等の屋外で用いられる床材として好適に
使用される。
(3)所望寸法に裁断された単位床材は、施工が簡単で
あるため、所望の表面材を選択することにより、軽量で
、高強度を有し、遮音性、断熱性、保温性等の性能を任
意に付与することができ、住居1体育館、舞台、教壇等
の床材として好適に使用される。
(0成形品もしくは単位床材の支持壁等に凹凸の嵌合部
を設けた該成形品もしくは床材はその凹凸を嵌合一体化
して使用することができ、床材の「がたつき」および「
浮上り」等を防止することができる。
(5)成形品もしくは単位床材の各支持壁に、その下面
に開放される切り込み部を少なくとも1個所設け、かつ
必要に応じて導電性を付与した成形品もしくは床材は、
通信線等の配線を、整合配置するために便利であり、ア
クセスフロア−等として好適に使用される。
(6)成形品もしくは床材の下面に滑り止め材を設け、
成形品、床材の水平方向への滑動を防止できるので、安
全性が高い。
上記の多くの特徴を有しているので、建造物、航空機、
船舶、自動車などの分野で広く利用される。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本発明による異形押出し成形品の断面構造
を示す模式図、 第5〜第7図は本発明の加工例を示す模式図、第8図は
本発明の床材の一実施例を示す模式図である。 1・・・上板      2・・・支持側壁3・・・中
間支持壁   4・・・中空空間5.5a、5b・・・
リブ 6・・・切り欠き 7a、7b・・・凸部   8a、8b・・・凹部9・
・・滑り止め材   10・・・表面材特許出願人  
日本石油化学株式会社 代  理 人   若   林        忠第4
図 第6図

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱可塑性合成樹脂からなる異形押出し成形品であ
    って、押出し方向に平行であり使用時に上面を形成する
    上板部と該上板部に接続して押出し方向に平行に設けら
    れる脚部とを有し、該脚部の押出し方向に垂直な断面の
    構造は、その上端が該上板部に接続し、その接続位置が
    該上板部の両端付近とされ、その各下端が使用時に該基
    床面に対向する2個の支持側壁、その上板への接続位置
    が2個の該支持側壁の間にあり、その各下端が使用時に
    該支持側壁の下端と略同一の高さで該基床面に対向する
    少なくとも2個の中間支持壁および所望の位置にある相
    隣れる該支持側壁および/または該中間支持壁の下端よ
    り上の部分と該上板とに挟まれる箇所に設けられる少な
    くとも1個の中空空間を有する構造とされることを特徴
    とする床材用異形押出し成形品。
  2. (2)該成形品の押出し方向に対する両支持側壁のうち
    の一方および/または該両切断面のうちの一方の何れも
    外面に少なくとも1個の凸部、両支持側壁のうちの他方
    および/または両切断面のうちの他方の何れも外面の該
    凸部に相対する位置に凹部が設けられる特許請求の範囲
    第1項記載の異形押出し成形品。
  3. (3)該成形品の各支持壁の少なくとも1個所に、その
    下面に開放される切り込み部を有する特許請求の範囲第
    1項または第2項記載の異形押出し成形品。
  4. (4)該成形品の各支持壁の下面に、該基床面との間の
    摩擦係数の大きな滑り止め材が設けられいる特許請求の
    範囲第1項〜第3項のいずれかに記載の異形押出し成形
    品。
  5. (5)該熱可塑性合成樹脂が導電性を付与されたものと
    される特許請求の範囲第1項〜第4項のいずれかに記載
    の異形押出し成形品。
  6. (6)該熱可塑性合成樹脂がオレフィン系重合体である
    特許請求の範囲第1項〜第5項いずれかに記載の異形押
    出し成形品。
  7. (7)基床面上に載置される為の熱可塑性合成樹脂製異
    形押出し成形品であって、押出し方向に平行であり使用
    時に上面を形成する上板部と該上板部に接続して押出し
    方向に平行に設けられる脚部とを有し、該脚部の押出し
    方向に垂直な断面の構造は、その上端が該上板部に接続
    し、その接続位置が該上板部の両端付近とされ、その各
    下端が使用時に該基床面に対向する2個の支持側壁、そ
    の上板への接続板が2個の該支持側壁の間にあり、その
    各下端が使用時に該支持側壁の下端と略同一の高さで該
    基床面に対向する少なくとも2個の中間支持壁および所
    望の位置にある相隣れる該支持側壁および/または該中
    間支持壁の下端より上の部分と該上板とに挟まれる個所
    に設けられる少なくとも1個の中空空間を有する構造と
    される該異形押出し成形品を、その押出し方向に垂直に
    所望の長さに切断して単位部材とし、該単位部材の上板
    部表面に表面材を設けたことを特徴とする床材。
  8. (8)該表面材が、カーペット、人工芝、織布、不織布
    、ポリオレフィン製発泡シート、帆布、畳表、ござ、ゴ
    ムシート、合板、アルミ板および鉄板からなる群より選
    択される少なくとも一種とされる特許請求の範囲第7項
    記載の床材。
  9. (9)該床材の各支持壁の下面に該基床面との間の摩擦
    係数の大きな滑り止め材が設けられている特許請求の範
    囲第7項または第8項記載の床材。
  10. (10)該床材の各支持壁の少なくとも1個所に、その
    下面に開放される切り込み部を有する特許請求の範囲第
    7項〜第9項のいずれかに記載の床材。
  11. (11)該床材の押出し方向に対する両支持側壁のうち
    の一方および/または該両切断面のうちの一方の何れも
    外面に少なくとも1個の凸部、両支持側壁のうちの他方
    および/または両切断面のうちの他方の何れも外面の該
    凸部に相対する位置に凹部が設けられる特許請求の範囲
    第7項〜第10項のいずれかに記載の床材。
  12. (12)該熱可塑性合成樹脂が導電性を付与されたもの
    とされる特許請求の範囲第7項〜第11項のいずれかに
    記載の床材。
  13. (13)該熱可塑性合成樹脂がオレフィン系重合体であ
    る特許請求の範囲第7項〜第12項のいずれかに記載の
    床材。
JP60153362A 1985-07-13 1985-07-13 異形押出し成形品および該成形品からなる床材 Pending JPS6217261A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60153362A JPS6217261A (ja) 1985-07-13 1985-07-13 異形押出し成形品および該成形品からなる床材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60153362A JPS6217261A (ja) 1985-07-13 1985-07-13 異形押出し成形品および該成形品からなる床材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6217261A true JPS6217261A (ja) 1987-01-26

Family

ID=15560794

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60153362A Pending JPS6217261A (ja) 1985-07-13 1985-07-13 異形押出し成形品および該成形品からなる床材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6217261A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62189435U (ja) * 1986-05-23 1987-12-02
JPS62189437U (ja) * 1986-05-23 1987-12-02
JPS62189436U (ja) * 1986-05-23 1987-12-02
JPS633745U (ja) * 1986-06-26 1988-01-11
JPS6466360A (en) * 1987-09-03 1989-03-13 Konoshima Chemical Double floor
JPH01226977A (ja) * 1988-03-04 1989-09-11 Isao Hayashi 結合床部材
JPH11210208A (ja) * 1998-01-20 1999-08-03 Life Community:Kk フロアリフォーム用敷設体
JP2006118346A (ja) * 2001-08-30 2006-05-11 Hisashi Izena 緑化断熱ブロックと緑化構造体

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62189435U (ja) * 1986-05-23 1987-12-02
JPS62189437U (ja) * 1986-05-23 1987-12-02
JPS62189436U (ja) * 1986-05-23 1987-12-02
JPH0420104Y2 (ja) * 1986-05-23 1992-05-08
JPH0420103Y2 (ja) * 1986-05-23 1992-05-08
JPS633745U (ja) * 1986-06-26 1988-01-11
JPH0420914Y2 (ja) * 1986-06-26 1992-05-13
JPS6466360A (en) * 1987-09-03 1989-03-13 Konoshima Chemical Double floor
JPH01226977A (ja) * 1988-03-04 1989-09-11 Isao Hayashi 結合床部材
JPH11210208A (ja) * 1998-01-20 1999-08-03 Life Community:Kk フロアリフォーム用敷設体
JP2006118346A (ja) * 2001-08-30 2006-05-11 Hisashi Izena 緑化断熱ブロックと緑化構造体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2016202663B2 (en) Floor board assembly
CA1252033A (en) Decorative product having a relief surface pattern and method of manufacture therefor
CA3042373C (en) Floor covering with interlocking design
US5059474A (en) Floor covering tile
JPS6217261A (ja) 異形押出し成形品および該成形品からなる床材
JPH0218175Y2 (ja)
JP2005042416A (ja) 合成樹脂発泡体製マット
GB2472201A (en) Plastic and metal combination floor board with integral connecting lugs
JPS6326515Y2 (ja)
JPH042264Y2 (ja)
JPH0893200A (ja) ケーブル配線用床材
JPH01290870A (ja) 床材および床仕上げ方法
JPH042265Y2 (ja)
JP2005009246A (ja) マットユニット
JPH11210208A (ja) フロアリフォーム用敷設体
JPH0685846U (ja) 複合床下地材
JPH04111841U (ja) 複合床材
JPH094195A (ja) 複合床材
JPH0547194U (ja) 複合床下地材
JPH0596279U (ja) 複合床下地構造
JPH074009A (ja) 二重床
JPH06288061A (ja) 床 材