JPS62171830A

JPS62171830A - カ−トリツジ

Info

Publication number: JPS62171830A
Application number: JP61013268A
Authority: JP
Inventors: Kiyoshi Kawasaki; 清川崎; Kichiji Hachiman; 八幡　吉治
Original assignee: Omron Tateisi Electronics Co
Current assignee: Omron Corp
Priority date: 1986-01-23
Filing date: 1986-01-23
Publication date: 1987-07-28

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）発明の分野この発明は、例えば銀行業務で使用される自動預金支払
機、自動両替機での紙幣の繰出しおよび紙幣の取込みに
構成されるようなカートリッジに関し、さらに詳しくは
紙葉類の収納状態を安定して維持するカートリッジに関
する。

（ロ）発明の背崇紙幣、伝票、有価証券、定形用紙等の紙葉類のうち紙幣
を例にとって説明すると、通常、カートリッジの内部に
形成される収納部は、繰出し側に付勢する受板に、紙幣
の多数枚をもたれさせて立姿で重ねて整列収納し、その
前端側の繰出し部分より一枚ずつ繰出すべく設けている
。

しかし、この種のカートリッジを持運びする場合、運搬
時の外部振動や天地反転して搬送される等によって、こ
のカートリッジ内に収納された紙幣の収納状態が乱れ、
これが繰出しに不適な原因となり、本体に装着された場
合に、スキューやジャムおよび空出しや２枚出し等のエ
ラーを発生ずる問題を有していた。

（ハ）発明の目的そこでこの発明は、運搬時の外的影響を受けない収納構
造を有して、紙葉類を定位置に安定して収納保持するこ
とができるカートリッジの提供を目的とする。

（ニ）発明の要約この発明は、紙葉類を収納するカートリッジの収納部上
面に、天板の内面に平行して上下可動する紙葉類の位置
規制部材を設け、該カートリッジの本体装着操作に連動
して上述の位置規制部材を上動させ、離脱操作に連動し
て位置規制部材を下動させる紙葉類の位置規制機構を備
えたカートリッジであることを特徴とする。

（ホ〉発明の効果この発明によれば、カートリッジの収納部上面に配設さ
れる位置規制部材を、カートリッジの着脱操作に連動し
て上下可動させる紙葉類の位置規制機構を設けであるた
め、このカートリッジを本体より離脱したときは、この
に脱操作に連ａする位置規制機構を介して位置規制部材
を下動させて紙葉類の上端縁を押下し、この押下作用に
よって紙葉類の動き゛を規制した位置規制がなされる。

このため、カートリッジを持運んでも、押下規制されて
収納された紙葉類は不測に乱れることがなくなり、繰出
しに適した収納状態が維持される。

また、本体に装着したとぎは、この装着操作に連動する
位置規制ｍ構が働いて、位置規制部材が上動し、紙葉類
に対する押下規制作用が解かれるため、紙葉類の繰出し
を妨げることがなく、紙葉類は初期収納状態のままで本
体に装着され、常に安定した繰出しが行なえる。

したがって、紙葉類は常に繰出しに適した収納状態が維
持され、スキコーやジャムおよび空出しや２枚出し等を
確実に防止した円滑な繰出しを得ることができる。

くべ）発明の実施例この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。

図面は現金自動預金支払機に着脱されるカートリッジを
示し、第１図〜第４図において、このカートリッジ１１
は長方体の箱形状に設りられ、内部には紙幣１２の多数
枚を収納する収納部１３が形成され、この収納部１３に
は長手方向にスライド許容した受板１／Ｉを内設し、こ
の受板１４に、紙幣１２を横長の立姿に重ねた状態でも
たれさせて、載置搬送ベルト１５の上面に載置し、この
ベルト１５の搬送作用によって、紙幣１２を繰出し側に
搬送する。

上述の載置搬送ベルト１５は、繰出し方向に、紙幣１２
の横長さに対応させて左右一対に平行して配設し、前段
側の駆動プーリＰ１と、後段側の従動ブー１２２間に張
設している。

この載置搬送ベルト１５の後段側には、上述の受板１４
が配設され、受板１４はＦ部側が後段側に若干後傾した
後傾状態に設けられ、これにより同様に紙幣１２・・・
も後傾して装填され、前段側の繰出しに適した後傾状態
となる。

上述の収納部１３の繰出し側には、後傾状態に整列収納
された紙幣１２の前端面中央部に対向する補助ローラ１
６と、その後傾状態の紙幣１′２の前端面下部に対向す
る繰出しローラ１７とを対設しており、通常は繰出しロ
ーラ１７に対し、紙幣１２の下端部が、付勢バネ１８を
介した受板１４およびベルト１５の付勢作用を受けて付
勢対接されている。

上述の繰出しローラ１７は、ゴム材等の摩擦係数の高い
材質を、このローラ周面の一部に設け、このローラ１７
の一回転で紙幣１２を一枚出しすべく設けている。図中
、１９は２枚出し規制用の摩擦パッド、２０は補助載置
板、２１は繰出しガイド板である。

ところで、−［述の収納部１３には、カートリッジ１１
を運搬した際に、紙幣１２の収納状態が乱れるのを規制
する位置規制板２３を内股している。

この位置規制板２３は、カートリッジ１１の天板２２の
内面に沿って長手方向に長く沿設し、前端側が天板２２
に垂設された第１垂片２４に、第１吊支リンク２５を介
して枢着され、後端側が第２吊支リンク２６を介して、
同様に天板２２に垂設された第２垂片２７に枢着されて
いる。

そして、この位置規制板２３は後述する位置規制機構２
８を介して、上動位置と下動位置とに位置規制される。

上述の位置規制機構２８は、カートリッジ１１を本体２
９に対し、着脱する着脱操作に連動して作動され、第１
〜第５連動リンク１−１〜Ｌ５と、本体２９側のカート
リッジ装着位置に配設されるリンク対応突起３０とから
構成される。

上述の第１連動リンクＬ１は、Ｌ形状に設けられ、その
中間部が第１支点ピン３１で枢支されて、一端より折曲
して延出する対応型４６がカートリッジ前段側の下部側
面に開口する開口窓３２を介して突設され、他端が第１
連結ピン３３を介して第２連動リンクＬ２に連結され、
第１支点ピン３１を支点に傾動自在に設番プられている
。

第２連動リンクＬ２は、前段側より後段側にか（プて長
く水平に延びた直線状を有し、その前段側端部が上述の
第２連動リンクＬ２に連結され、後段側端部が第３連動
リンクＬ３に第２連結ピン３４を介して連結される。

第３連動リンクＬ３は、Ｌ形状に設けられ、その中間部
が第２支点ピン３５で枢支されて、一端が上述の第２連
動リンクＬ２に連結され、他端の水平部上面が第４連動
リンクＬ４に対接され、第２支点ピン３５を支点に傾動
自在に設けられ、通常は、この第２支点ピン３５に巻着
されたリンク復帰バネ４７を介して、該リンクＬ３の他
端が下動した定位置に設定されている。

第４連動リンクＬ４は、階段状に設けられ、下端が上述
の第３連動リンクＬ３の水平部上面に対接し、上端が第
５連動リンクＬ５に対接され、中間部には上下２段に形
成された上下方向の長孔３６．３７を有し、これら長孔
３６．３７に、カートリッジの側面Ｊ：り突設したガイ
ドピン３８，３９を係合させて、該第４運動リンクＬ４
を安定させて上下動するように設定している。

第５連動リンクＬ５は、Ｌ形状に設【プられ、その−辺
側が、天板２２に垂設された第３乗片４０に第３支点ピ
ン４１を介して枢着され、伯辺側の長孔４２が、前述の
第２吊支リンク２６に、スライドピン４３を介して枢着
され、第３支点ピン４１を支点に傾動自在に設けられて
いる。

そして、中間部の下面に上述の第４連動リンクＬ４の上
端が対接され、第４連動リンクＬ４の上動に伴い、この
第５連動リンクＬ５は第３支点ビン４１を支点に傾動し
、同様にスライドピン４３を介して第２吊支リンク２６
も傾動し、これに伴い前述の位置規制板２３は天板２２
と平行して、下動位置より上動位置に移動する。

また、第４連動リンクＬ４の下動で、位置規制板２３は
上動位置より下動位置に移動する。

さらに、上述の第３支点ビン４１には、三角形状の押え
ストッパ４４が枢着され、第３支点ビン４１に巻着され
た押えバネ４５で下方に付勢して、第２吊支リンク２６
の上端と接し、該リンク２６のを介して、通常状態の位
置規制板２３が不測に揺動するのを規制している。

この場合、位置規制板２３は、上動位置で収納部１３の
紙幣１２と接触しない位置規制解除状態に設定され、下
動位置で紙幣１２の上端縁を押下して位置規制する位置
規制状態に設定されている。

さらに、上述の第１連動リンクＬ１の間口窓３２を介し
て突出した対応型４６と対応する本体２９側の対応位置
に、上述のリンク対応突起３０が配設されている。

図中、４８はストッパで、該位置規制板２３の不動位置
での揺動を規制している。

このように構成されたカートリッジは、通常、本体２９
に装着された状態では、対応型４６が本体２つ側のリン
ク対応突起３０と対応して、該対応型４６が押し上げら
れ、この押し上げ作用により、対応型４６と一体の第１
連動リンクし、１は傾動し、これに伴う第２連動リンク
Ｌ２以下のリンクＬ３〜Ｌ５．２６の連動動作を介して
、位置規制板２３は上動された位置規制解除状態にある
。

そして、紙幣１２の繰出し時は、収納部１３の前面側よ
り補助ローラ１６と繰出しローラ１７との回転駆動作用
を受けて、紙幣１２は繰出しに適した後傾角度の繰出し
方向に繰出される。

ところで、このカートリッジ１１を本体より取外して運
搬づ゛る場合、カートリッジ１１を本体２９より引抜く
と同時に、カートリッジ１１の対応型４６は、本体２９
側のリンク対応突起３０と外れ、第１連動リンク１１以
下の各リンクＬ２〜Ｌ５．２６を介した位置規制機構２
８が働いて、位置規制板２３は下動し、これにより該位
置規制板２３が収納された紙幣１２の上端縁を押下規制
し、この押下作用により、紙幣１２は前後方向だけでな
く、上下間でも位置規制されて、動く余地がなくなり、
運搬時に該カートリッジ１１が天地反転および外部振動
等の悪影響を受けても、乱れることがなく、常に繰出し
に適した収納状態に維持される。

また、運搬後に、カートリッジ１１を本体２９に装着し
たときは、この装着操作に連動する位置規制機４！！２
８が働いて、位置規制板２３が上動し、紙幣１２に対す
る押下規制作用を解き、紙幣１２を初期収納状態のまま
で本体２９に装着し得る。

このように、カートリッジ１１の収納部１３に紙幣１２
に対する位置規制板２３を装備覆ることで、紙幣１２を
常に繰出しに適した収納状態に維持することができ、ジ
ャム等の繰出しエラーを確実に防止した円滑な繰出しを
行なうことができる。

なお、上述の実施例における位置規制板２３は、平板状
の板材を使用したが、これに限らず、押下規制作用に適
した任意形状の部材を使用してもよく、また紙幣に馴染
みやすい弾性の押下面に形成するのが適している。

この発明の構成と、上述の実施例との対応において、この発明のカートリッジは、実施例のカートリッジ１１
に対応し、以下同様に、紙葉類は、紙幣１２に対応し、収納部は、収納部１３に対応し、天板は、天板２２に対応し、位置規制部材は、位置規制板２３に対応し、位置規制機
構は、位置規制機構２８に対応し、本体は、本体２９に
対応するも、この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるもの
ではない。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示し、第１図はカートリッジの使用状態を示す縦断側面図、第２図は位置規制機構を示す平面図、第３図は位置規制機構を示す側面図、第４図はカートリッジの＠脱状態を示す要部側面図であ
る。１１・・・カートリッジ　　１２・・・紙　幣１３・・
・収納部　　　　　２２・・・天　板２３・・・位置規
制板　　　２８・・・位置規制機構２９・・・本　体〃−μリッ第４図ノの羞Ｆ４蛤Ａ丈月ＩΣ示１　ｆ’ａｉ’　＃’ｌ　ｉ
酌図　　　　　１１・・・〃−Ｆ・へ７シ２９・・・木
抹ｂ３２

Claims

【特許請求の範囲】１、内部に紙葉類を立姿に重ねて収納する収納部を備え
て、本体に着脱されるカートリッジであって、前記カートリッジの収納部上面に、天板の内面に平行して上下可動する紙葉類の位置規制部材を設け、前記カートリッジの本体装着操作に連動して前記位置規制部材を上動させ、離脱操作に連動して位置規制部材を下動させる紙葉類の位置規制機構を備えたカートリッジ。