JPS62171647A - モミ殻飼料の製造方法 - Google Patents

モミ殻飼料の製造方法

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JPS62171647A
JPS62171647A JP61013648A JP1364886A JPS62171647A JP S62171647 A JPS62171647 A JP S62171647A JP 61013648 A JP61013648 A JP 61013648A JP 1364886 A JP1364886 A JP 1364886A JP S62171647 A JPS62171647 A JP S62171647A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bacteria
chaff
lactic acid
fermentation
yeast
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61013648A
Other languages
English (en)
Inventor
Shizuo Uyama
宇山 静男
Akihiro Kawabata
川畑 明洋
Yoshihiro Haramori
原森 義弘
Kiyoshi Sugata
清 菅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication of JPS62171647A publication Critical patent/JPS62171647A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/80Food processing, e.g. use of renewable energies or variable speed drives in handling, conveying or stacking
    • Y02P60/87Re-use of by-products of food processing for fodder production

Landscapes

  • Feed For Specific Animals (AREA)
  • Fodder In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は消化性、嗜好性にすぐれたモミ殼飼料の製造方
法に関し、バカス、コーリャン等の飼料化方法にも適用
しうるものである。
〔従来の技術〕
年間250万トン以上本のモミ殻を排出する我が国にお
いて、モミ殻の飼料化に対して幾多の発明がなされて来
たが、そのいづれもモミ殻のもつ剛毛とリグニン等の障
害のため、モミ殻を粉砕もしくは破砕加工したり、アル
カリを添加したシするものであった。
例えば、特公昭58−11826号公報における「もみ
殻を圧縮加圧し、次いで急激に圧力を解除する方法」、
特公昭57−530.55号公報における「もみがらに
水またはアルカリ水溶液等の液体を添加する手段と、加
湿されたもみがらを粉砕する手段とを備えた装置」、特
開昭57−65054号公報における「籾殻を高圧力高
圧縮固化装置により圧縮固化するとともに、その最終工
程において圧縮筒シリンダーを外側から加熱し焼成する
方法」等がある。
また、担子菌またはその他の単独の菌を使用し、モミ殻
を発酵させようとするものもある。
例えば、特開昭56−68558号公報における「もみ
殻を主たる培地成分とする発酵原料を担子菌を用いて発
酵槽内で堆積培養する方法」等である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
一方、近年、稲作においてコンバイン等により生の稲わ
らを水田に切り込むようになり、反趨動物の粗飼料に利
用されてきた稲わら等の入手も困難になシつつあり、良
質の粗飼料の確保も極めて難かしくなって来た。
従って、稲わらKかわってモミ殻を粗飼料として利用す
べ〈従来よシ幾多の発明がなされて来たが、いづれもモ
ミ殻を粉砕又は破砕するために、反趨動物の第−胃を刺
激せず反趨作用を促さず、また発酵させるにも長時間(
少なくとも数日)を要し、なおかつ高温度又は高圧力を
要したものが多かった。
本発明は、モミ殻を粉砕することなく、短時間で発酵せ
しめ、なおかつ嗜好性の良い粗飼料を得る方法を提案す
るものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上記問題点を、複数の微生物を使用し、その
゛各々の微生物の生育条件を変化させて相乗発酵作用を
促すことによシ解決するものである。
すなわち、一般に、微生物は培地に対して発酵作用を行
なうが、一種類の微生物の発酵作用には限シがあシ、複
雑な組成をもつモミ殻を一種類の微生物では短期間で発
酵させることができ難い。そこで本発明では、複数の微
生物を用い、それぞれの微生物の相乗作用を利用するも
のであシ、それぞれの微生物の発酵作用が次の微生物の
生育環境を作って生育し、異なった発酵作用を順に行わ
せてゆく方法である。
本発明は、常温常圧の槽内にて、複数種の細菌を共存せ
しめた状態で、通気攪拌状態と静止状態とを1回もしく
は複数回くシ返すことを特徴とするモミ殼飼料の製造方
法に関する。
本発明において、複数種の細菌としては糸状菌、酵母及
び乳酸菌を使用することが好ましく、また糸状菌として
はアスペルギルス(ASPIRGニーItLUS ) 
 属の糸状菌を、酵母としてはサツカロミセス(SA(
!OHAROMYOES)属の酵母を、及び乳酸菌とし
てはバチルス(BAC工LLUS )  属の乳酸菌を
それぞれ使用することが好ましい。
更に本発明において、通気攪拌状態はf15時間以上と
することが、また静止状態は2時間以上とすることが好
ましい。これらの時間より少ないと糸状菌等の好気性菌
等による発酵が、また酵母、乳酸菌等の通性嫌気性菌等
による発酵が不充分となるからである。
しかも、上記通気攪拌状態と静止状態とはそれぞれ1回
以上行うことが、発酵速度を早める上で好ましい。
〔作用〕
本発明においては、まず成る種の細菌が発酵を開始し、
この発酵が進行すると、別の種の細菌の生育環境が形成
され、この細菌による発酵に引き継がれる。このように
して順次具なった細菌による異なった発酵が行われ、モ
ミ殻やバカス、コーリャン等の良好な飼料化を効果的に
行うことができる。
〔実施例〕
本発明におけるモミ殻の飼料化の詳細を以下の実施例に
より順を追って説明する。
実施例において、糸状菌としてアスペルギルス−オリジ
エイ(hspEnaxtLUs oRyzAu )  
を、酵母としてサツカロミセス・セレビシャ(sAca
aARoMycps CEREV工5IAE )  を
、乳酸菌としてバチルス・プルガリツクス(BA(!工
LLTITSBUI、GARICtrs )  をそれ
ぞれ使用した。以下、これらをそれぞれ単に糸状菌、酵
母及び乳酸菌という。
主たる培地であるモミ殻はその大きさが反趨動物の反趨
作用を誘引するに適当であるので、粉砕しないモミ殻を
培地に使用する。
またモミ殻のみの培地であっては微生物の生育に充分な
環境及び栄養が与えられないので、初期の発酵作用を促
す目的で助材を添加する。
助材としては、まず培地に適当な湿度を持たせるため水
分を添加するが、モミ殻が均一に湿潤する程度が良く、
槽内に水滴が出るようでは培地間の空気の流通を防げる
ので良くない。好ましくはモミ殻1ゆに対して水α8〜
1.2 kgが適当である。次に、微生物の生育を増進
させるため炭素−窒素比調整用としてヌカ、フスマ等を
モミ殻1kgに対してα15〜cL3klil添加する
また、飼料の商品価値を高めるためもしくは発酵作用を
助勢するために、糖類、ミネラル類、その他酵素類等を
添加することもできる。
上記のようにして培地の調整ができれば、槽内を攪拌し
、送風機にて槽内に空気を送シ込む。
できれば槽下部より微生物の最適生育温度である20〜
50℃の空気を送シ込むのが良い。
次に、この培地に微生物である糸状菌及び酵母及び乳酸
菌の6菌を添加し、攪拌及び送風作業を継続する。なお
、微生物を添加したる後、攪拌送風作業を行なっても良
い。
送風されている培地において適当な湿潤、温度及び栄養
等により、まず糸状菌が生育し、1〜3時間余シで培地
の一部を発酵せしめ酵母の生育環境を生成する。糸状菌
による発酵時の発熱の変化は、発酵中に培地の攪拌及び
送風を行なっているため計測し難いので、微生物添加後
の時間を目安に発酵度を見当づけるのがよい。
次に、酵母の生育環境が整った頃に培地の攪拌及び送風
を停止し、酵母による発酵へと移行して行く。この時点
にても糸状菌が働いているのは言うまでもない。
酵母による発酵作用時は、発酵熱と二酸化炭素を発生す
るので、槽を密閉状態にし、小さな空気抜き穴を設ける
のが好ましい。発酵熱によシ培地の温度は50℃を越え
ることもある。また、発生する二酸化炭素が槽内の空気
を送り出し、二酸化炭素濃度が55係以上になる蕾もあ
るので、酵母による発酵中は槽内に入るのは危険である
。二酸化炭素濃度は、培地の攪拌停止後1〜3時間後に
上昇し始め、徐々に乳酸菌の生育環境を形成して行く。
培地の攪拌停止後4〜6時間で二酸化炭素濃度が最高に
なり、その頃には乳酸菌も活発に発酵作用を行なうよう
Kなる。この発酵により培地のpHも低下し約pH3〜
5となる。
培地の攪拌停止後6〜10時間でほぼ二酸化炭素濃度が
変化しなくなり、pHがpH5〜5になった時点で再度
培地を攪拌し、培地に空気を送風し、上記と同様の作業
(すなわち、攪拌・送風を1〜3時間継続し糸状菌によ
る発酵を行い、次いで、攪拌・送風を停止後4〜6時間
で酵母による発酵を行い、更に上記の攪拌・送風停止後
6〜10時間で乳酸菌による発酵を行うという作業)を
くり返すが、必ずしもこの作業はくり返す必要はない。
くシ返し作業は発酵速度を早めるために行なうものであ
る。くシ返しを行なわない場合はその一部ま放置してお
く。
・このようにして20〜40時間後にモミ殼飼料が生成
する。
上記方法によシ、第1表に示す原料を飼料化し、得られ
た飼料の分析結果を第2表に示す。
第1表 (原料) 第2表 (飼料の分析結果) 4)I  Total Digestible Nut
rients畳2  Digeslble Crude
 Protein〔発明の効果〕 本発明方法では、大気圧、大気温の状態にて微生物の相
互作用を利用するため、加圧及び加温装置が不要であり
、また化学物質による汚染が全くないので、安価で安全
な飼料が短期間で製造できる。また、乳酸発酵によ1)
pHが3〜5になシ、動物の嗜好性のすぐれた、また雑
菌の生育しにくい長期保存性の良い飼料となる。
復代理人  内 1)  明 復代理人  萩 原 亮 − 復代理人  安 西 篤 夫

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、常温常圧の槽内にて、複数種の細菌を共存せしめた
    状態で、通気攪拌状態と静止状態とを1回もしくは複数
    回くり返すことを特徴とするモミ殼飼料の製造方法。 2、細菌として糸状菌、酵母及び乳酸菌を使用すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のモミ殼飼料
    の製造方法。 3、糸状菌としてアスペルギルス(ASPERGILL
    US)属の糸状菌を、酵母としてサツカロミセス (SACCHAROMYCES)属の酵母を、及び乳酸
    菌としてバチルス(BACILLUS)属の乳酸菌をそ
    れぞれ使用することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    又は第2項に記載のモミ殼飼料の製造方法。 4、0.5時間以上の通気攪拌状態を1回以上、及び2
    時間以上の静止状態を1回以上行なうことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれかに記載のモミ
    殼飼料の製造方法。
JP61013648A 1986-01-27 1986-01-27 モミ殻飼料の製造方法 Pending JPS62171647A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR960007513A (ko) * 1994-08-11 1996-03-22 유충식 고온성 퇴비화 촉진제 및 그 제조방법
KR20020024197A (ko) * 2002-02-02 2002-03-29 김진택 미생물의 순차 발효법에 의해 제조된 고기능성 전분발효물 및 그 제조방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR960007513A (ko) * 1994-08-11 1996-03-22 유충식 고온성 퇴비화 촉진제 및 그 제조방법
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