JPS62169199A - 音声認識装置 - Google Patents

音声認識装置

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JPS62169199A
JPS62169199A JP61009983A JP998386A JPS62169199A JP S62169199 A JPS62169199 A JP S62169199A JP 61009983 A JP61009983 A JP 61009983A JP 998386 A JP998386 A JP 998386A JP S62169199 A JPS62169199 A JP S62169199A
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一雄 中村
野尻 忠雄
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NipponDenso Co Ltd
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    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS TECHNIQUES OR SPEECH SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING TECHNIQUES; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L15/00Speech recognition
    • G10L15/08Speech classification or search
    • G10L15/12Speech classification or search using dynamic programming techniques, e.g. dynamic time warping [DTW]

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、特に騒音の多く存在する環境下において、
話者の音声を上記騒音と区分して明確に認識させるよう
にする騒音環境下における音声認識装置に関する。
〔背景技術〕
現在までに実用化されている多くの音声認識手段は、予
じめ登録されている登録語の標準パターンと、話者の発
声による入力パターンとに基づいてノ9ターンマツチン
グを行い、マツチングがとれた時に、前記入力/やター
ンを前記登録語として認識するものである。
この現在までに用いられているパターンマツチングにつ
いて以下に概説する。
いま、第1時間点における音声の特徴を衣わすパラメー
タをベクトルaiで示すと、入力/4’ターンは特徴ベ
クトルの時系列として、次のように表現される。
A””(711+82+”’+ 111+”’+ aH
)      ”’  (’)ここでIは、入力音声パ
ターンAの時間長に対応するノ母うメータである。
次に、あらかじめ登録されている登録knの標準パター
ンをrB”J(n=1・・・N)とすると、登録語nの
標準パターンは、上記入力パターンの特徴ベクトル凰、
と同様のJn個の特徴ベクトルよりなって、次のように
表現される。
n”=(b”+b” 、・、、bn−ab” )   
  −(2)1 2’   j’   Jn 一般に、入力パターン人の時間長Iは、標準パターンB
0の時間長Jnと必ずしも等しくない。
このため、実際のマツチングに際しては、まず入力パタ
ーンの時間軸1と、標準・9ター/の時間軸jとを最適
に近似する関数j(lを定める。そして、この時間軸I
およびj(1)との間で定義されるベクトル間類似度!
I (& 1− bjo))の和の最大値S(A、B”
)を各nKついて求める。この結果のnに関する最大値
を与える標準・臂ターンが、入力パターンAと最も類似
度の高い登録語に対応するものであり、これを認識語と
しているものである。
しかし、このような音声認識手段では、有意な発声の前
後に連続して騒音が重畳しているような場合、あるいは
話者の舌打ち音等の有意な発声音声とは無関係な音が、
発声の前後に入力されているような場合等にあっては、
標準ノ母ターンBnと入力パターンAとに基づく単純な
ノ4ターンマツチングによっては、高い認識性能を期待
できない。
このような問題に対処するものとして、例えば特開昭5
8−181099号「音声認識装置」が知られている。
すなわち、この音声認識装置にあっては、2つの音声入
力手段からの入力音声信号の相関を演算することで、入
力音声に重畳している騒音と有意な発声音声との識別を
行ない、その結果を有意な入力音声としている。
しかしながら、このような認識装置では、2つの音声入
力手段が必要であシ、この場合騒音が上記2つの音声入
力手段から同じように入ることを前提としているもので
あシ、例えば局所的な騒音が考慮されていない。したが
って、装置が複雑になる他に、以下に述べるような認識
性能を向上させるために依然として次のような問題点が
残されている。
すなわち、騒音が入力音声に重畳する環境下では、騒音
と有意な発声音声を明確に分離し、有意な発声音声のみ
を抽出することは、本質的に困難である。よって、抽出
の段階で生じる騒音と有意な発声音声との区分化時の誤
差に影響されて、誤認識を生じる。
騒音環境下での音声認識の困難性をさらに詳細に説明す
ると以下のようになる。
いま、騒音の重畳した入カッfターンを前記(1)式で
与えられるとする。そして、そのうち有意な発生に相当
する部分/平ターンは、時間点「i=t」を始端とし、
時間点「i=mJを終端とする部分ノリーン A(411)=(’tIat+1”””i””’m)”
’  (3)(ただし1≦L (m≦■) で表わされる。この時、入カッ母ターンAは、第8図の
(B)に示すように騒音のみより成る部分パターン A(1,z−1)””11a21゛” ’t−1°−(
4)A(m+1.1)=’m+1”m+2””1」  
   ”’  (5)が含まれている。すなわち、騒音
のM、畳し九人カッぐターンAは A”A(1,t−1)■A(t、m)■A(m+1. 
り    −(6)で表わされる。こむで、演算子■は
、単に各部分パターンの特徴ベクトルを時系列として続
けて並べることを意味する。したがって、(5)式で表
わされる入力パターンは、(1)式と同様のものである
この時、入カッ9ターンAと第8図の(4)に示す標準
パターンBnとの類似度を、従来の方式によるパターン
マツチングによって求めようとすると、上記(6)式に
示すように、入力パターンに富まれる騒音のみから成る
部分ツリー/A(1、t−1) ’A(m+1 、 I
 )を含んだ、標準・臂ターンとは異るノンター/とマ
ツチングを行なうこととなシ、類似度は必然的に小さい
ものとなる。
また、前述した特開昭58−181099号に示される
ような改良を施すようにしても、有意な発声音声に相当
する部分ノリーンA(/、、m)は明確に分離できない
ため、例えば、第8図の(Qに示す部分パターン A(t−2,m−2)=(’t−2”t−1”°tam
−51am−2〕°°°(7)のようにしか分離できな
い。例えば(7)式のように分離された入力パターンの
部分パターンA(t−2、m−2)は、騒音のみよ構成
る部分パターンAC’ +t−1)”(m+1. s)
の大部分を取り除イテイル。
しかし、標準・臂ターンBnとのマツチングに供する部
分パターンA(L−2、m−2)は、依然として騒音の
みによる部分パターンの一部A(t−2、t−1)を含
んでおり、一方では有意な発声に相当する部分パターン
の一部A(rn−2+ −)が欠落したものとなってい
る。したがって、前記改良によっても最適なマツチング
結果を得ることは困難となシ、類似度の低下はまぬがれ
ない。
このような類似度の低下は、標準・やターンBnの各n
とのノJ?ターンマツチングの結果に同様に反映されな
いために、誤認識の可能性を高くし、認識性能向上の障
害となる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この発明は上記問題点に鑑みなされたもので、騒音と有
意な発声音声との分離を積極的に回避し、有意な発声音
声の分離に伴う分離時の誤差に影響されないで、騒音環
境下において、騒音の重畳した入力パターン中の有意な
発声に相当する部分ノ9ターンA(t、m)と最適にマ
ツチングされる標準パターンBnの識別を安定に行ない
、認識性能の向上を図る音声認識装置を提供しようとす
るものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る音声g識装置にあっては、予め登録され
ている登録語の標準ノ母ターン「Bn」と、騒音の重畳
した入力パターンrAJ全体とのマツチングを前記入力
/4’ターンrAJのあらゆる時間点を始端とし、前記
始端より遅いあらゆる時間点を終端とするすべての部分
区間について行なう。この時、各終端における標準パタ
ーンr B” Jの各nについての類似度のうち最大の
ものを与える最大類似度「DI」を求め、そのうち有意
な発声に相当する部分区間の入カッ母ターン「A(p、
q)’との類似度が最大となるrDmaxJを与える標
準/qメタ−に相当する登録語を決定して、認識を行な
う。ここで、上記有意な発声に相当する部分区間の類似
度の最大化を動的計画法により実行させるようにしてい
る。
〔作用〕
いま、騒音の重畳した入力パターンAが(6)式%式%
) と表わされ、登録語の各nに対応する標準パターンを(
2)式で示したように表わされるものとする。ここで、
入力パターンAの部分ノJ?ターンA(t、m)=(a
υ’t+11H”Iai””l8111)  ”’  
(9)は、有意な発声音声に相当する部分パターンであ
る。また、入力ノクターンの任意の部分を’Cp、q)
とすると、 A(p+q)=”p、”p+1r”’* al*・・・
s a9)   −・−αQ(1≦p<q≦■) で表わされる。
この発明にあっては、予め登録されている登録語nの各
nに対応する標準/’PターンBnと、上記01式のよ
うな騒音の重畳した入力パターンの部分ノリーンA(p
、q)とのマツチングを行ない、姫適にマツチングの取
れるnを決定することによシ、入カノクターンAの有意
な発声音声に相当する部分ノ9ターンA(tlm)は、
登録語nに相当すると判定することにある。
すなわち、騒音の重畳した入力パターンAの有意な発声
音声に相当する部分・リーンA(t、m)を最適に近似
する標準パターンの登録語を決定することにより、騒音
環境下において有意な発声音声の認識を行なうものであ
る。
〔発明の実施例〕
以下図面を参照しながらこの発明の一実施例を説明する
。第1図はその概略的な構成を示すもので、認識すべき
音声を検出し、入力する音声検出部1ノを備える。この
音声検出部1ノで検出された音声入力信号は、入力部分
ツクターン形成部に入力される。
この部分パターン形成部12にあっては、特徴ベクトル
時系列として表現される入力パターンの時間軸lとqと
の間の部分パターン「A(p、q)=a p e & 
p+1 #・・・、a、」を求めるものである。
また、この部分パターン形成部12に対応して標準パタ
ーン設定部13が設けられている。
この標準パターン設定部13は、単語番号nに対して予
め設定されるパターンr B ” =b Y # b”
j +・・・。
b17・・・、brjn」の各番号nについての標準ノ
リーンBnを設定しているものである。そして、上記部
分t4ターン形成部12で求められた部分パターンの時
間長rq−p+1」と、上記標準パターン設定部13で
設定された標準パターンの時間長Jnとに基づく正規化
関数によシ、正規化類似度算出部14で正規化類似度を
算出する。
この正規化類似度算出部14で算出される正規化類似度
は、部分最大類似度算出部15で動的計画法によって最
大化するものであり、この算出部15は、上記最大化し
た結果のnに関する最大値を部分最大類似度り、として
求め、出力する。
そして、類似度判定部J6において、上記類似度りを与
える登録語れを部分判定結果W9とする操作を行ない、
入力・臂ターンの時系列に沿った全ての時間点における
部分最大類似度DI、および部分判定結果Wiを求める
認識出力部J7では、上記最大類似度D1の中で最大の
ものを最大類似度Dm&Xとし、この類似度を与える部
分判定結果Wiを求めるもので、この判定結果を音声認
識結果として出力させるようにするものである。
いま、入力パターンの時間軸r i=q Jを、有意な
発声音声に相当する部分/ぐターンA(t、rll)の
終端rl=mJと仮定すると、時間点「i=q」におけ
る時間点「i=pJを始端とする部分パターンは次式の
ように表現される。
A(,9)=(ap、+1p+1+”’eJ、”’e’
q)   ”’  C’1(ただし、1≦p<q≦■) したがって、上記部分パターンA(p、q)と標準パタ
ーンBnとの類似度は、各ベクトル間類似度a(ale
bゴ。))の和、 5(A(、,1,、Bn)=蔦5(ai、brJo))
  ・nとして得られる。この”A(p、q)”’をp
について最大化したものを部分類似度すとすると、SS
=”;xS(A(peq)・B”)      ・・・
ellと表わされる。上記部分類似度Snをnについて
最大化したものを部分最大類似度りとすると、このり、
は次式で表現される。
D、 = m:X (S3 ) == max (m;)(5(A(p 、 q) 、 
Bn ) 〕=W七(S (A(、、、)、 B” )
 )     ・・・ α◆この部分最大類似度D9は
、入カッリーンの時間点「i=qJを終端と仮定した時
の有意な発声音声に相当する部分・リーンA(t、m)
を、最適に近似する標準・母ターyBnを与える登録t
&Wiを決定する。
以上のような方法で、入カッ9ターンの時間点r i=
i Jにおける部分最大類似度D1と、部分判定結果W
iを求める操作を、「1=1〜!」まで1111次変化
させて求めると、結果として、入力a4ターンの各時間
点rlJ(1≦1≦工)における部分最大類似度り、と
部分判定結果Wiを得ることができる。
次に、上記部分最大類似度Diのうち最大の類似度を与
える最大類似度 Dmax =mす(D−・<10を 求めると、上記最大類似度Dmax’に与える部分判定
結果Wiが当該認識語とな9、騒音環境下で有意な発声
音声を認識したこととなる。
以上がこの発明の詳細であるが、上記部分最大類似度D
9の決定に先立つ標準)4ターンの%nに対する部分類
似度BSの決定に際して、α4式で与えられるベクトル
間類似度の和5(ACp*q)、Bn)は、互いに単純
に大小比較を行なうことができない。
例えば、いま特徴ベクトルa1とbjとの類似性の尺度
であるベクトル間類似度5(at、bj)にalとbj
の内積を用い、 5(al、bj)=a、 xbj−・  αQで与える
こととする。
実際には、入力パターンの時間軸lと、標準ツヤターン
の時間軸jは、1対1に対応しないので、iとjを最適
に対応させる関数j(1)を最適に定めて、1とj(t
+との間で定義されるベクトル間類似度 ’(’i”j(1)””1xbj(1)      ”
’  αηを用いる。この時、α4式で与えられるベク
トル間類似度の和として表わされる入カノクターンAと
標準パターンBnの類似度 は、入カッリーンA(p、q)の時間長・・・  (へ
) tP(1” Q −P + 1 が長いほど、標準パターンの時間長Jr、が長いほど大
きな値をとり易く、見かけ上類低度が太きくなる。
一方、ベクトル間類似度の尺度として、例えば距離尺度
のようにa、とbj(。との類似性が高いほど小となる
量を用いると、ベクトル間類似度5(al、b4゜))
の和として与えられる類似度S (A(p 、q) #
B” ) ハ入力・’ fi −y A(、、、) t
D時間長tpqが短いほど、標準ノJ?ターンの時間長
Jnが短いほど小さな値をとり易く、見かけ上類低度が
大きくなる。
したがって、入カッ臂ターンの部分ノ臂ター/A(p、
q)と、標準パターンBnとのマツチング結果である類
似度”A(p、q)、B町は、局所的に高い類似性を示
す可能性がある。
以上のような理由によって、(6)式で与えられるベク
トル間類似度の和5(A(p、q)” ’をpについて
鰍大化する際には、前記類似度”A(p、q)’Bn)
をマツチングに供した入力、pJ?ターンの部分パター
ンの時間長rq−p+1」と、標準パターンの時間長J
に依存しない量へ変換を施す必要がある。そのような変
換を最適に施す関数をいまr (q−p+t 、Jn−
S (A(p、q )−” ) )とすルト、jれによ
って定義される正規化類似度は次式で表せる。
R(kCp、q)−B”) =r (q−p+ 1 、
Jn 、S ((p−q)、B” ) ) ・・・@こ
のような関数は、例えば、 r(q−p * Jnp S (A(、、、)*B”)
)のように、単位時間長おたりの平均類似度として求め
てもよいし、あるいは、 y (q−p + 1 * J n * 5(A(p 
、 q ) * Bnl )(ただし、p“8=マツチ
ングの径路長)のように、パターンマツチングにおける
単位径路長あたりの平均類似度の形で求めても良い。
さらにその他には、 r (q−p+1 +Jnts (A(p、q)tBn
) )(α、β、rは定数) などが考えられる。
これは01式のマツチングに供した部分パターンの時間
長rq−p+1」と、標準パターンの時間長Jに対する
重みづけを、更に厳密にすることを意図するものである
。言うまでもなく、このような例は、前記正規化関数r
 r (q −p + 1 r J n *5(A(p
、q) # Bfl ) ) Jのほんの一例であり、
他の適する関数を用いて類似度の正規化を行なうことも
てきる。
前述のような性質を持った関数r r(q−p+L 、
Jn。
5(A(p、q)、Bn”ヨによって正規化された類似
度rR[A(、,9)、B”) Jは、もはや互いに比
較して大小を論することができるので、02式で与えら
れる部分類似度は、 sn =m&X CR(A(p、q)、Bn))   
  ・、・t、e   p によって得ることができる。したがって、部分最大類似
度は、 1)、−m:” (S”、 )          ・
・・ (ハ)で与えられ、部分判定結果Wは、(イ)式
のDqを与える登録@n、とすることができる。
以上説明した入力パターンの部分/!ターンと標準パタ
ーンの局所的な高い類似性と、その排除について、類似
性の尺度として距離尺度を用い、正規化関数として(2
)式を用いた例について、次に詳細に説明する。
例えば、いま登録後n = 1に「kyotoJ、また
n=2に「tikyoto Jなる語が登録されている
ものとする。この時、理想的な標準パターンは、rky
otoJに相当する登録蒔n = 1の標準/母ターン
を B =b1.b2.・・・、bj、・・・、bJl  
    ・・・ (ハ)とすると、「t″;kyoto
 Jに相当する登録語n = 2の標準パターンB2は
、「t″0」に相当する部分パターンを n2’ := b2 b2・・・b2        
 ・・・ ■121t =b  b  ・・・ b2 bl  bl  ・・・
、bl    ・・・ 翰1’2・  t’ 1’ 2
’   Jlと表わすことができる。ここで、標準パタ
ーンを理想的なものとしたことは、説明を簡単にするた
めであり、以下の説明は本例に特有のものではない。
いま、騒音環境下でr t′okyoto Jと発声し
たとすると、その入力パターンは、 A :A (1,j−1)弘(z、 lc−リO+A(
k、m、OA(m+1.t)−eAとなる。ここで、■
は入力パターンの時間長、ACl、t−4)、A(m−
N 、 t)は騒音のみより成る部分パターン、A(t
、に−4)は発声音声中の「t″0」に相当する部分パ
ターン、A(k、m)は「kyoto Jに相当する部
分パターンであり、したがって、有意な発声に相当する
部分パターンは A(t、m) = A(t、に−1)OA(k、m) 
   −p[)(ただし、1≦l (k (m≦I) である。
この時、入力パターンの時間点rl=mJを終端とし、
時間点「i=kJを始端とした時の部分をとの類似度は である。一方、rs=t」を始端とし「i=mJを終端
とする有意な発声音声と、実際に発声したと仮定した登
録語n = 2の標準パターンB2との類似度は、 である。
ここで(ト)式よりrn2=n”■81」であり、類似
度がベクトル間類似度の和として表わされるこ・・・ 
(至) となることがわかる。したがって、入力/母ターンの時
間点rl=mJにおける部分最大類似度は、Dm=S 
(A(k、m) 、 B’ )        −・・
 (ロ)となり、部分判定結果は「W□=1」となる。
このように、パターンマツチングの結果である類似度を
単純に大小比較したのでは、入力パターンの有意な発声
音声に相当する部分ノやターは上最大となる。このよう
な局所的な高い類似ζ性は入力/4’ターンのあらゆる
部分パターンと、あらゆる標準/4’ターンの組み合わ
せによってノ臂ターンマツチングを行なうことを前提と
する場合、以上述べた例にかかわらず、常に起こり得る
と考えられる。
そこで、正規化関数の1例として一式を用い、一式を正
規化すると、 R(A(z、、) 、 B勺=r(m−/−+1.J2
.S(A(t9m)、B ))となる。一方01)式を
正規化すると、I となる。ここで、上記(至)式のrR(A(t、rr、
)、B  )Jと、ζ増成の「R(A(k、m)”’ 
)Jの大小を論するために、rR(A(z、m) 、 
B2) JをrR(A(k、m)、B’ )Jで除する
と、に)(5J式より「J2=t+J、」であるから、
となる。白η式第1項は「1」よりも大きいが、第2項
はrlJよシも小さい。ここでマツチングに供した部分
パターンの時間長に対応して、論理的に正しい正規化を
行なったのでは、「kyotoJに相当する登録mrn
=t」が選択されやすいことに変わりはない。しかし、
定数α、β、rを最適に定めることで、右辺は「1」よ
りも小さくすることができる。具体例としては、α=1
.5.β=1 、r=1が考えられる。
以上の結果として、時間点「i−mJにおける部分最大
類似黒二は、「Dm=R(A(t9m)、B2)」、部
分判定結果はrWm=2Jとなり、発声したと仮定した
「t″;kyoto Jに相当する登録語n = 2を
特定できることになる。このことは、騒音の重畳した入
力パターンの部分パターンと標準パターンの局所的な類
似性を排除し、騒音環境下で発声した有意な発声音声を
正しく認識できることを示す。
第2図は嬉2の実施例を示すもので、類似度検出部18
で入カバターフ形成部12で得られる部分パターンの時
間軸lと、標準パターン設定部13で得られる標準パタ
ーンの時間軸jとを対応する関数j(1)との間で定義
されるベクトル間類似度のオロの最大値である類似度「
S”(p、q)””を求める。
中間類似度検出部19では、入力部分パターンのマツチ
ングに供しない部分Iリーン7¥1.p−1)の時間長
に対応する重み関数との和を動的計画法によって求める
もので、その結果に対応して中間類似度を求める。そし
て、中間類似度判定部20で上記のように得られた中間
類似度D9を与える登録@nを中間判定結果とする操作
を順次実行させ、入カッ9ターンの時系列に沿った全て
の時間点の中間類似度り、および中間判定結果Wiを求
める。
また、最大類似度検出s21にあっては、入力部分パタ
ーンのマツチングに供しない部分/#ターンA(q+L
I)の時間長に対応する重み関数と、前記中間類似間と
の和によって定義される正規化類似度の中で最大のもの
を最大類似度DTn&Xとして求めるものであり、g識
出力部17では上記最大類似度Dm□を与える中間判定
結果W。
を求め、このWiを与える登録語を認識結果として出力
させるようにするものである。
すなわちこの実施例にあっては、入カッやターンのマツ
チングに供されない部分パターン5(A(p、q)”)
に与えることで、各々の類似度の一律な大小比較を可能
とするものである。以下に、その詳細な説明を行なう。
α諸式で与えられる類似度は、有意な発声に相当すると
仮定した部分ノ4ター/「A(p、q)’と、各nにつ
いての標準ノ母ターンBnとの類似度であった。この(
2)式で与えられる類似度”A(p、q)、B”を次の
ような式で求めることで、局所的な類似性を排除して一
律な大小比較を行なうことができる。
すなわち、 Up =U(p)              ・・・
 (ト)ここで、U(1)は、マツチングに供されない
入力パターンの部分・リーンA(4,p−5)の時間長
「i=p−1」に対応する重みづけUpを与える関数で
ある。これは、例えば、類似性の尺度として距離尺度を
用いた場合には、マツチングした時の平均ベクトル間類
似度よりも充分大きく、マツチングしない時のベクトル
間類似度よりも小さいものが考えられる。
実際形態としては、(至)式の第2項を計算する時の初
期値として与えられ、上側の場合Up=So・(p−1
)           ・・・ (6)が考えられ、
この時(ロ)式は、 となる。
このようにして得られる類似度”A(p、q)、Bn)
は、時間点「i=qJにおいては、(イ)式で代表され
る重みづけ関数を最適に定めることで、マツチングに供
した入カッやターンの部分パターンA(p、q)の時間
長「i=q−p−zJに無関係に、−律に大小比較を行
なうことができる。したがって、(6)式で与えられる
部分類似度はSS = ”闇” U(A(p、q)、B
” )      −04として求められ、これをnに
ついて最大化した部分最大類似度は、 D9= m÷X’s讐) = m:X (ffl;X u(A(p 、 q) 、
 Bn ) )=”” 〔U+5(A(p、q)”)〕
p、n    p として与えられる。
以上のようにして求められた部分最大類似度り、は、時
間点「i=q」を終端と仮定した時の有意な発声に相当
する部分パターンA(t、m、) ”最適に近似する標
準パターンBnを与える登録語W。
を決定する。
以上の操作を「q=1〜I」まで順次変化させて、入力
パターンの各時間点「i」における部分最大類似度D 
と部分判定結果Wiを求めることができす る。ここで求められた部分最大類似度Diの各々は、有
意な発生音声に相当する部分パターンA(t、m)の終
端と仮定した時間点Iが異るので、互いに大小比較を行
なうことはできない。これらの部分最大類似度Diを互
いに大小比較できるようにするためには、前記時間点「
l」以降、入力パターンの終了する時間点r1」までの
時間長「q=i−1」に対応する重みづけU、を与える
関数U(q)を最適に定めて、各時間点「iJにおける
部分最大類似度に反影させる必要がある。したがって、
入力・臂ター/の有意な発声音声に相当する部分パター
ンA(t、rfl)を最適に近似する標準パター :/
 B”と、入力・やターンとの最大類似度はDmax 
=Jnqx[Dq+ Uq ]” p’Tq7n 〔U
p ”” (A(p m q) 、” ’ +Uq’ 
”’ ”の結果として得ることができる。すなわち、(
1・9式で与えられる最大類似度を与える登録語が当該
認?f&詔となる。
以上述べたように、この実施例の特徴は関数r(q−”
 ” n ”(p 、 q ) 、U(p)、U(q)
’によって代表されるマツチングに供した入力パターン
A(p、q)の時間ダt=q−p+1」と、標準ノンタ
ーンBnの時間長Jnに依存し7ない、前記入力・にタ
ーンの部分パターンA(p、q)と前記標準パターンB
nとの類似度を与える関数を最適に定めて、いわゆる始
端自由、終端自由による動的計画法による演算結果を一
律に大小比較することを可能にすることにある。
したがって、本来特定不可能である騒音の重畳した入力
パターンの有意な発声音声に相当する部分パターンA(
t2m)を最適に近似する標準パターンの識別を安走に
行ない、当該認識語を得ることを可能としているもので
ある。
〔実施例の動作説明〕
01式は、始端「i=pJが自由で、始端における初期
値を「0」とし、終端を固定した典型的な動的計画法に
よって処理することができる。
これを第3図で説明すると、初期値rso=OJを初期
値として、始端である(p、1)から終端(q 、 J
n)に至る経路の交点(1,j)のベクトルJ @bf
fのベクトル間類似度In(i、j)の和を最大にする
経路の墳和値が、動的計画法によってrS{A(、、)
、u”)」として与えられる。
実際の入カッ臂ターンと標準パターンの時間軸のずれを
観察してみると、通常50%もずれることはないことが
知られている。よって、 r +=jJなる直線の近傍
の径路を選択することで0均式の最大化を行なうことが
できる。したがって、ベクトル間類似度Sn(+、j)
を計算する(1−j)平面はある程度制限することがで
きる。この制限は、いわゆる整合窓を設けて、直#1l
「i=jJの両側に一定の幅を設けることによって実現
できるが、演Xiや演算時に使用する作業用メモリーの
容量の点から必ずしも適した方法ではない。
ここでは、動的計画法における漸化式として、両側傾斜
制限を含んだものを使用する。
傾斜制限を含んだものにはいろいろあるが、−例として
、適当な初期値のもとに、次の漸化式を、[j=1〜,
1.)、rs=i−1」の範囲で解く。
・・・ − これは、第4図の点:xC+sj>への径路としては、
点J、?(1−2,j−1)から点5s(1−1,j)
径由による径路36と、点54(1−1,j−1)から
の径路37と、点J5(1,j−2)からの径路38の
3通シラシ、そのうち最大のものを選択することを示す
(ハ)式による(1−j)平面上の演算範囲を第3図に
よって示すと、終端(qeJn)は固定であるから、こ
の終端29にたどりつくには、傾きrl/2jの直線2
4と、傾き「2」の直線25に挟まれた斜線で示す領域
のベクトル間類似度”nci、J)を計算し、漸化式(
9)に従って最適な径路を求めることになる。
始端としては、点21(q−2・Jn、1)から点22
((1−Jn/2 、1 )の間のすべての点28(p
、1)が候補となる。漸化式(9)の最終結果 gn(q 、 Jn) =”;” (S(A(p 、 
q ) −” ) )  ・・・Q*は、(転)式を「
j=1〜JnJまで解くことを、[1=q−2−JnJ
からIを1づつ増しなからqまで実行することで得られ
る。
ここでは、入力)J?ターンのあらゆる点を終端候補点
とするので、01式の最大化を入力パターンの各時間点
rl=qJについて行なう。実際には、漸化式補は傾斜
制限を含むので、第5図における点6i0(1,1)か
ら点e 3(I−Jn/2.りまでのすべての点65(
p、1)(1≦p≦I−J/2)が始端候補点となシ、
点s 7 (J /2.J )から点62(1,J)ま
でのすべての点ゝ4町4h辷/2≦q≦I)を終端候補
とする動的計画法となる。
以上述べた動的計画法を用いた第1図に示した実施例の
詳細な流れを、第6図のフローチャートによって詳細に
説明する。ここでは類似度の尺度として、距離尺度を用
いるものとする。
(ステップ1)は、部分最大類似度DI、部分判定結果
Wl、および、漸化式に)の途中結果の初期化を行なう
(ステップ2)は、入カッ9ターンの時間軸に対応する
変数量を初期化する。
(ステラ7’3)では特に処理は行なわない。
(ステラf4)は、登録胎番号に対応する変数nを初期
化する。
(ステップ5)で、漸化式−の初期値をgrl(1−1
,0) −= Q gn(i−1,a) =+(1) gn(l−2,0)=+■ とする。ここで、+■とは計算機で実現できる正の最大
値を意味し、比較の対象となった場合、必ず大きくなる
ことを意図するものである。
(ステップ6)は、標準・母ターンの時間軸に対応する
変数jを初期化する。
(ステップ7.ステツプ8)では、標準パターンの時間
軸に対応する変数jを「j=1〜J 」まで変化させて
、漸化式−を順次計算する。また同時に、類似度の正規
化に用いるマツチング   −に供した部分・母ターン
の時間長 ・・・ ←η を計算する。@η式は、gCl、Dの計算において。
(9)式第2項にgn(1−1、J−t )又はgn(
i−4,i −2)を選択した場合r tn= tn+
1Jとし、gn(i −2、j−1)”(1−11j)
を選択した場合「in=tn+zJとする意味である。
(ステップ9)は、時間点1における登録Fffnとの
類似度を正規化する。このステップ9で正規化すること
で、求められた類似度は初めて互いに大小比較を行なう
ことができる。
(ステラ7’IO)は、上記ステラf9で正規化された
類似度と、時間点rl−1」以前における最大類似度り
、との比較を行なう。ここで、「Df〉gn (1+ 
J n)’であれば、最大類似度り、と判定結果Wiの
更新を行なう。
(ステップ11)では、rn=n+1」として、「n≦
N」ならばステップ5へ戻り、新たな標準パターンとの
マツチングを行なう。
(ステップ12)では、r1=1+1」として、「i≦
工」ならばステップ3へ戻り、入力パターンの次の時間
点における漸化式の計算を行なう。
以上のような流れで演算を進めると、D、とW。
は時間点日」以前における最大類似度と、それを与える
登録語nを常に保持する。結果として、第6図に示すフ
ローチャートに従った演算の終了時には、D、とWiは
最大類似度Dmaxとそれを与える登録語nを保持して
いる。したがって、当該認識語は、Wfであると判定で
きる。
次に第2図で示した実施例の動作の流れは第7図のフロ
ーチャートに示す通りであるが、基本的には前実施例(
第6図)と同様である。以下にその相違点を示す。すな
わち、ステラf3で、中間最大類似度を り、 = D、 + s、            ・
・・ @→とする。これは、時間点r s−1」までに
おける最大類似度Dfに、マツチングに供した部分・母
ターンの終端から入力・母ターンの時間点rlJまでの
時間長に対応する重みづけを行なうものである。この操
作を、入力パターンの終端である時間点r1」まで続け
ると、 U、 =’ p x(Iq )         ・・
・ (6)と定義される重みづけを、時間点「1」にお
ける中間類似度に与えることとなる。ここで、8゜はあ
らかじめ定められた定数でマツチングした時の平均ベク
トル間類似度iよシは十分大きく、マツチングしない時
のベクトル間類似度よりは小さな値であり、例えば 5=2Xa            ・・・ 四と与え
る。
ステップ5においては、順化式(ハ)の初期値をgn(
i−1+0) = (i−1)”pgn(1−1,−1
)= + o。
gn(i−2,0)= + 00          
°゛° 輪と与える。ここで、gn(1−1,O)−(
1−1) ”pは入力パターンの始端からマツチングに
供する部分ツヤターンの始端までの時間長pに対応する
重みづけを与えるものである。
したがって、ステップ3とステップ5によって、一式に
おける重みづけ関数を Up= spx (p−1) Uq = s p ×(I −q ) と定義したことと同義となる。
ステラf7では、漸化式(9)の計算を行なうが、本実
施例では、もはや、マツチングに供した部分/4’ター
ンの時間長を知る必要がないので、tnの計算は不用で
ある。また、類似度の正規化はステップ3とステラf5
において行なっている。
したがって、ステップ9では何もしない。
以上の説明中、何もしないステップを敢えて記載したが
、これは、本実施例における演算方法の相違をわかシ易
く示すために行なっ九ことである。し九がって、本実施
例の説明中の何もしないステップは、何ら意味を持たず
、無視してもよい。
以上の説明では、実施例を離れて、その説明を簡単にす
るために限定を加えて説明した点がいくつかあるが、そ
れらの記載はこの発明の範囲を限定するものではない。
特にベクトル間類似度は例をあげたように種々のものが
あり、それらのうちどれを用いても良い。また、マツチ
ングに供し九人カバターンの部分ノ母ターンと標準パタ
ーンの類似度が最大とは、ベクトル間類似度の尺度に内
積のように類似性が高ければ大きな値をとるものの場合
は、その積和値が最大であることを意味し、距離尺度の
ように類似性が高ければ小さな値をとるものの場合は、
その積和値が最小であることを意味する。したがって、
後者の場合、これまで述べた類似度の最大化とは、ベク
トル間類似度の積和値及び正規化類似度等の最小化を意
味する。
〔発明の効果〕
以上のようなこの発明に係る音声認識装置にあっては、
次のような効果を得ることができる。
すなわち、騒音の重畳した入力パターンAより、有意な
発声に相当する部分パターンA(t、m)を分離する必
要がな層ので、音声入力部に特殊な装置を必要としない
また、マツチングに供する入力・ぐターンの部分ノ!タ
ーンA(p、q)の時間長「t=q−p+1」と、標準
・やターンBnの時間長Jnに基づく重みづけをマツチ
ング結果である類似度に施すので、上記入力パターンの
部分パターンA(p、q)や上記標準・母ターンBnの
時間長に依存する局所的な高い類似性を排除できる。
したがワて、騒音の重畳した入カッ4ターンAの有意な
発声音声に相当する部分パターンA(4m)を最適に近
似する標準パターンBnを、安定に識別することができ
る。
さらに、認識アルゴリズムの新規な改良のみによって、
騒音環境下での有意な発声音声の安定な識別を行なうこ
とを可能としたので、特殊なハードウェアの開発を必要
どしない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る音声認識装置を説明
する概略的な構成図、第2図は同じく他の実施例を説明
する概略的な構成図、第3図は動的計画法によって類似
度を求める手段を説明するための図、第4図(、)は始
端および終端傾斜を説明するための図、第5図は漸化式
の計算範囲を説明するための図、第6図および第7図は
それぞれ上記実施例の動作の流れを説明するフローチャ
ート、第8図は特に9音環境下での従来の音声認識手段
を説明する図である。 1ノ・・・音声検出部、12・・・入力・セターン形成
部(第1の手段)、13・・・標準パターン設定部(第
2の手段)、14・・・正規化類似度算出部(第3の手
段)、15・・・蔀分顔似度算出部(第4の手段)、1
6・・・類似度判定部(第5の手段)−17・・・認識
出力部、18・・・類似度算出部(第6の手段)、19
・・・中間類似度算出部(第7の手段)、20・・・中
間類似度判定部(第8の手段)、2ノ・・・最大類似度
判定部(第9の手段)。 出願人代理人   弁理士 鈴 江 武 彦第 1因 第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)特徴ベクトル時系列として表現される入力パター
    ン「A=a_1、a_2、…、a_i、…a_I」の時
    間点「i=p」を始端とし、「i=q」を終端とする部
    分パターン「A_(_p_、_q_)=a_p、a_p
    _+_1、…、a_q」(ただし、1≦p<q≦I)を
    求める第1の手段と、単語番号nに対して予め設定され
    る標準パターン「B^n=b^n_1、b^n_2、b
    ^n_j…、b^n_J__n」の各番号nについての
    1パターンB^nを設定する第2の手段と、 上記第1の手段で求めた部分パターンの時間軸iと、上
    記第2の手段で設定される標準パターンの時間軸jとを
    対応させる関数j_(_i_)を定め、上記時間軸iと
    関数j_(_i_)との間で定義されるベクトル間類似
    度s{a_i、b^n、j_(_i_)}の和の最大値
    である類似度「S{A_(_p_、_q_)、B^n}
    」を、上記部分パターンの時間長「t=q−p+1」と
    、上記標準パターンの時間長J_nに依存しない正規化
    類似度を与える正規化関数 r〔q−p+1、J_n、S{A_(_p_、_q_)
    、B^n}〕によって定義される正規化類似度 「R{A_(_p_、_q_)、B^n}=r〔q−p
    +1、J_n、S{A_(_p_、_q_)、B^n}
    〕」として求める第3の手段と、 この第3の手段で求められた正規化類似度をpについて
    動的計画法によって最大化し、その結果のnに関する最
    大値を部分最大類似度 D_q=R{A_(_p_、q_)、B^wg}=^m
    ^a^x_n〔R{A_(_p_、_q_)、B^n}
    〕として求める第4の手段と、 この第4の手段で得られた部分最大類似度D_qを与え
    る登録語nを部分判定結果W_qとする操作を「q=1
    〜I」まで順次変化させ、入力パターンの時系列に沿っ
    た全ての時間点における部分最大類似度D_i、および
    部分判定結果W_i(ただし、i=1〜I)を求める第
    5の手段とを具備し、この第5の手段で求められた部分
    最大類似度D_iの中で最大のものを最大類似度 「D_m_a_x=^m^a^x_i{D_i}(ただ
    し、i=1〜I)」として、この最大類似度D_m_a
    _xを与える部分判定結果W_iを求めて、これを認識
    結果として出力されるようにしたことを特徴とする音声
    認識装置。
  2. (2)特徴ベクトルの時系列として表現される入力パタ
    ーン「A=(a_1、a_2、…、a_i、…、a_I
    )」の時間点「i=p」を始端とし、「i=q」を終端
    とする部分パターン「A_(_p_、_q_)=a_p
    、a_p_+_1、…、a_q」(ただし、1≦p<q
    ≦I)を求める第1の手段と、単語番号nに対して予め
    設定される標準パターン「B^n=b^n_1、b^n
    _2、…、b^n_j、…、b^n_J__n」の各番
    号nについての標準パターンB^nを設定する第2の手
    段と、 上記第1の手段で求めた部分パターンの時間軸iと、上
    記第2の手段で設定される標準パターンの時間軸jとを
    対応させる関数j_(_i_)を定め、上記時間軸iと
    関数j_(_i_)との間で定義されるベクトル間類似
    度「s(a_i、b^n_j__(__i__))」の
    和の最大値である類似度「S{A_(_p_、_q_)
    、B^n}」を求める第6の手段と、 上記類似度「S{A_(_p_、_q_)、B^n}」
    と、上記入力パターンの時間点「i=1」を始端とし、
    時間点「i=p−1」を終端とする部分パターン「A_
    (_1_、_p_−_1_)=a_1、a_2、…、a
    _i、…、a_p_−_1」の時間長「p−1」に対応
    する重み関数U_p=0(ただし、p=1)およびU_
    p=U_(_p_)(ただし、1<p≦I)の和を、時
    間点i=qにおいてpについて最大化する操作を動的計
    画法によって行ない、その結果のnに関する最大値を中
    間類似度 D_q=S{A_(_p_、_q_)、B_q}=^m
    ^a^x_p_、_n〔U_p+S{A_(_p_、_
    q_)、B^n}〕として求める第7の手段と、 この第7の手段で得られた中間類似度D_qを与える登
    録語nを中間判定結果W_qとする操作を「q=1〜I
    」まで順次変化させ、入力パターンの時系列に沿った全
    ての時間点の中間類似度D_iおよび中間判定結果W_
    i(ただし、i=1〜I)を求める第8の手段と、 上記中間類似度D_iと、上記時間点「i=q+1」を
    始端とし、時間点「i=I」を終端とする入力パターン
    の部分パターン A_(_q_+1_、_I_)=a_q_+_1、a_
    q_+_2、…、a_i、…、a_Iの時間長「I−q
    」に対応する重み関数Uq=0(ただし、q=I)およ
    びU_q=U_(_I_−_q_)(ただし、1≦q<
    I)によって定義される正規化類似度「R_q=D_q
    +U_q」(ただし、q=1〜I)の中で最大のものを
    最大類似度 D_m_a_x=^m^a^x_i{R_i}(ただし
    、i=1〜I)として求める第9の手段とを具備し、 上記最大類似度D_m_a_xを与える中間判定結果W
    _iを求めて、このW_iの与える登録語を認識結果と
    するようにしたことを特徴とする音声認識装置。
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JPS59172692A (ja) * 1983-03-22 1984-09-29 富士通株式会社 連続単語音声認識方法
JPS59172693A (ja) * 1983-03-22 1984-09-29 富士通株式会社 連続単語音声認識方法

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JPH0469958B2 (ja) 1992-11-09
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