JPS62168708A

JPS62168708A - 暖房装置

Info

Publication number: JPS62168708A
Application number: JP62008870A
Authority: JP
Inventors: ライナー，フリードル
Original assignee: Webasto Werk W Baier GmbH and Co
Current assignee: Webasto Werk W Baier GmbH and Co
Priority date: 1986-01-18
Filing date: 1987-01-17
Publication date: 1987-07-25
Also published as: DE3601399C2; FR2593123B1; DE3601399A1; FR2593123A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、暖房装置、特に、危険物運搬車両に使用する
ための車両用補助暖房装置に関する。

（従来の技術）この種の暖房装置は、熱交換器を有し、燃焼空気の供給
（好ましくは、燃焼空気ファンから）および燃料の供給
を受けるバーナと、熱媒体（例えば、ガス状または液状
熱媒体）の送給装置とを含む。

危険物運）１車両（例えば、タンク車）の運転規定には
、上記車両に車両用補助暖房装置を使用した場合、鉱油
貯蔵所の充填ステーションにおいて、例えば、ガソリン
の爆発を誘起する火花が、場合によっては、暖房装置の
排気管を介して発生するのを避けるため、遅れ時間を約
２０秒に限定すると定められている。

（発明が解決しようとする問題点）暖房装置、特に、軽金属または軽合金から成る熱交換器
およびまたは軽金属または軽合金から成別の部材を有す
る暖房装置の場合、２０秒の時間には問題がある。何故
ならば、この種の装置の蓄熱能が比較的大きいので、装
置が十分に冷却されないからである。この場合、例えば
、再始動時、問題点が生ずる。何故ならば、この種の装
置に必須で、作動温度が制限された温度リレーが応答し
ているからである。

従って、本発明の目的は、上述の規定の正しく遵守した
場合も、暖房装置のトラブルのない運転が保証されるよ
う、冒頭に述べた種類の暖房装置を構成することにある
。

（問題点を解決するための手段）このため、プレアングルに記載の種類の暖房装置は、本
発明にもとづき、約２０秒の遅れ時間の経過後、燃焼空
気の供給が停止され、暖房装置が十分に冷却されるまで
、多くの場合に同一の駆動電動機で駆動される熱媒体送
給装置が作動を続けることを特徴とする。

暖房装置が、例えば、温水暖房装置であり、熱媒体が、
液体、即ち、水である場合は、送給装置として水ポンプ
を設ける。この種の暖房装置では、約２０秒の遅れ時間
の経過後に必然的に燃焼空気の送給が停止された場合も
、水ポンプが、運動を続けて暖房装置を更に冷却する。

ガス状熱媒体が空気である暖房装置の場合、送給装置と
して、加熱空気ファンを使用し、このファンは、更に、
暖房装置の冷却のために作動する。

この種の暖房装置の場合、燃焼空気ファンおよび加熱空
気ファンは、共通の電動機によって駆動されるので、加
熱空気ファンによって暖房装置を更に冷却する場合は、
上記電動は運転を続けなければならず、従って、燃焼空
気の送給は、電動機に関係なく停止しなければならない
。

燃焼空気の送給の停止には、遮断装置を使用するのが好
ましい。遮断装置は、燃焼空気ファンの入口側または出
口側に配置することができる。遮断装置としては、電磁
弁またはダンパが考えられる。この場合、バーナへの燃
焼空気の送給を遮断するため、約２０秒の所定時間内に
迅速に閉鎖位置にダンパを置く電動機をダンパに配する
。

（作　用）燃焼空気ファン１１によって燃料および燃焼空気が供給
され、かくして形成された可燃性混合気が暖房装置１の
燃焼室内で燃焼される。この際に発生する高温の排ガス
は熱交換器２を介して水又は空気から構成できる燃媒体
と熱交換を行なう。約２０秒の短い遅れ時間の経過後、
遮断装置７によって、バーナ３への燃焼空気の送給が停
止され、熱媒体の送給装置４は、暖房装置１を冷却する
ため運転を続ける。

（実施例）添附の図面を参照して以下に本発明の詳細な説明する。

図面において、暖房装置を概ね１で示した。この場合、
暖房装置は、熱媒体として水を使用する温水暖房装置ま
たは熱媒体として空気を使用する温風暖房装置であって
よい。

暖房装置１のバーナ３には、燃焼空気ファン１１によっ
て燃料および燃焼空気が供給され、かくして形成された
可燃性混合気が、暖房装置１の燃焼室内で燃焼される。

この際に発生する高温の排ガスは、好ましくは軽金属ま
たは軽合金（例えば、アルミニウムまたはアルミニウム
合金）から成る熱交換器２を介して、水または空気から
構成できる熱媒体と熱交換を行なう。熱媒体の循環を行
なう送給装置を４で示した。送給装置４として、温水暖
房装置の場合は水ポンプを使用し、温風暖房装置の場合
は加熱空気ファンを使用する。

約２０秒の短い遅れ時間の経過後、遮断装置７によって
、バーナ３への燃焼空気の送給が停止され、熱媒体の送
給装置４　（例えば、水ポンプ、加熱空気ファン６）は
、暖房装置１、特に、軽金属または軽合金から成る部材
（例えば、熱交換器２）を冷却するため、運転を続ける
。バーナ３への燃焼空気の送給を停止する遮断装置７に
は、燃焼空気ファン１１の入口側または出口側に配置で
きる。遮断装置７は、電磁弁８から構成するのが合目的
的である。別の方策として、遮断装置７は、燃焼空気フ
ァン１１の入口側または出口側の範囲に設けてあって、
短い所定時間内にバーナ３への燃焼空気の送給を確実に
停止するための操作電動機１０によって閉鎖位置に置か
れるダンパ９を有することもできる。

この場合、もちろん、暖房装置の再スタート前に遮断装
置７が再び開かれるよう、暖房装置１を設計する。この
ため、操作電動機１０または電磁弁８のための対応する
回路（図示してない）を設けることができる。

遮断装置７は、もちろん、その役割を確実に果たすごと
ができるが、暖房装置１のバーナ３内の燃焼空気流は少
なくとも存意に妨害しないよう配置する。

操作電動機１０とダンパ９とを結合するには、スピンド
ルまたは別の動力伝達部材を使用でき、場合によっては
、中間に減速装置を設ける。

（発明の効果）本発明に係る暖房装置の場合、上記規定の遵守のため、
必然的に、燃焼空気の送給が停止される。

再スタートが容易なように暖房装置を十分に冷却するた
め、熱媒体送給装置を使用して熱媒体によって暖房装置
を更に冷却するので、共通の駆動電動機によって燃焼空
気の送給および熱媒体の送給を行なっても、十分な冷却
が保証される。

【図面の簡単な説明】

添附の図面は、特に危険物運搬車両の車両用補助暖房装
置として使用される暖房装置の略図である。１−暖房装置、２・−・熱交換器、３〜バーナ、４・・
・熱媒体送給装置、６−加熱空気ファン、７−・遮断装
置、計・−電磁弁、９−・−ダンパ、１０−・操作電動
機、１１−燃焼空気ファン。

Claims

【特許請求の範囲】（１）　熱交換器と、燃料および燃焼空気の供給を受け
るバーナと、熱媒体の送給装置とを有する暖房装置、特
に、危険物運搬車両に使用するための車両用補助暖房装
置において、約２０秒の遅れ時間の経過後、燃焼空気の
送給が停止され、暖房装置１が十分に冷却されるまで、
熱媒体の送給装置４が作動を続けることを特徴とする暖
房装置。（２）　液状熱媒体の送給装置が水ポンプである形式の
ものにおいて、暖房装置１が十分に冷却されるまで、水
ポンプが作動を続けることを特徴とする特許請求の範囲
第１項記載の暖房装置。（３）　ガス状熱媒体の送給装
置が加熱空気ファンである形式のものにおいて、暖房装
置１が十分に冷却されるまで、加熱空気ファン６が作動
を続けることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
暖房装置。（４）　燃料空気の送給を停止するため、燃焼空気ファ
ン１１の入口側または出口側に遮断装置７が設けてある
ことを特徴とする特許請求の範囲第１〜３項の１つに記
載の暖房装置。（５）　遮断装置が、電磁弁８であることを特徴とする
特許請求の範囲第１〜４項の１つに記載の暖房装置。（６）　遮断装置が、開閉用の操作電動機１０を配した
しダンパ９から成ることを特徴とする特許請求の範囲第
１〜４項の１つに記載の暖房装置。