JPS62166338A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JPS62166338A
JPS62166338A JP978686A JP978686A JPS62166338A JP S62166338 A JPS62166338 A JP S62166338A JP 978686 A JP978686 A JP 978686A JP 978686 A JP978686 A JP 978686A JP S62166338 A JPS62166338 A JP S62166338A
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JP
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group
silver halide
compound
coupler
silver
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JP978686A
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English (en)
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Hiroshi Shimazaki
嶋崎 博
Yoshikazu Watanabe
義和 渡辺
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/32Colour coupling substances
    • G03C7/3225Combination of couplers of different kinds, e.g. yellow and magenta couplers in a same layer or in different layers of the photographic material

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■9発明の背景 [技術分野] 本発明は、高画質の画慟を与えるハロゲン化銀写真感光
材料に関するものであり、詳しくは粒状性・鮮鋭性及び
色再現性が改良されたハロゲン化銀写真感光材料に閏す
るものである。
[従来技術ど問題点] 近年になってカメラの小型化等に伴いネガフィルム等に
おける画面サイズのスモールフォーマット化が望まれて
いることなどから、ハロゲン化銀写真感光材料に対する
^感度化・高画質化の要求が著しく高まってきている。
実際にこの要求に答えるべく今日までに多くの技術改良
が施され、ハロゲン化銀写真感光材料(以下“感光材料
″と略)の性能の進歩も急である。
画質の向上にも著しいものがあるが、鮮鋭性・粒状性及
び色再現性等のすべての性能を満足するという点では未
だに充分という技術は見あたらない。
例えば鮮鋭性向上の手段としては、親水性コロイド層中
のゼラチンをはじめとするバインダー中にランダムに分
散されているハロゲン化銀粒子に当たって散乱する光(
イラジェーション光)のfilを減少させる方法がある
。この方法には染料等の着色物質を親水性コロイド層に
添加して、イラジェーション光を吸収するものがあるが
、この方法では減感作用を伴うという問題点がある。ま
た他の方法として、親水性コロイド層全体の膜厚を薄く
することで、光の散乱経路を極力抑える方法があり、特
に支持体に近い側にあるハロゲン化銀乳剤層にとっては
光散乱経路が短くなるため有効な手段となりうる。しか
し、この方法においてはバインダー等の使用量を減らず
ことが不可欠であり、このためカラーネガフィルムの主
流であるカプラー内蔵型多層感光材料では膜厚の劣化を
きたすため自ずとカプラー等の添加口が制限され、良好
な色素画質を得ることが困難となる。また、何よりもハ
ロゲン化銀乳剤層に含まれる銀歯を減らす必要から、粒
状性向上という高画質化に対して不利になってしまう。
粒状性向上のためには、ハロゲン化銀乳剤層に含まれる
ハロゲン化銀粒子の粒径を小さくしたり、いう要求に対
して好ましくない方向にある。また、ハロゲン化銀乳剤
層に含まれるハロゲン化銀の粒子数を多くして発色色素
点数を増やす方法があるが、これは上記の理由から鮮鋭
性向上に対して不利であり、現像の際に生成する過剰の
現象主薬の酸化体によって潜像漂白が起こり、必ずしも
ハロゲン化銀粒子数を多くすると発色色素点数が同じよ
うな比率で多くなるとは限らない。
また、カラー写真感光材料に要求される特性の1つは、
1つの感色性層が色素画像を形成するとき、そこで生成
する現像主薬の酸化体によって池象を防止するために、
従来、異なる感色性居間に中間層を設置し、この層に現
象主薬の酸化体のスカベンジャーや無呈色カプラーを添
加したり、微粒子ハロゲン化銀粒子やポリマーラテック
ス等の拡散防止剤を添加することが知られているが、そ
の効果については単独の技術として用いた場合、必ずし
も満足のいくレベルには達していない。
また、現象主薬の酸化体と反応して現像抑制剤又は現像
抑制剤プレカーサーを放出する化合物(DIR化合物)
を使用し、インターイメージ効果(層間効果以下、II
Eと略す)を強調して色再現性を向上させる技術が知ら
れており、これらのDIR化合物としては種々のものが
使用されている。例えば現像時に、発色現像主薬の酸化
体と反応して発色色素を形成するとともに現像抑制剤を
放出する所謂DIRカプラー、現像時に発色現像主薬の
酸化体と反応して、現像抑制剤を放出するが発色色素を
形成しない所謂DIR物質、発色現像主薬の酸化体と反
応することにより直接的に現像抑制剤を放出するもの及
び間接的に現像抑制剤を放出する、例えば特開昭54−
145135号、同57−154234号、同 58−
162949号、同 58−205150号、同59−
195643号、同59−206834号、同59−2
06836号、同59−210440号、同60−74
29号等に記載されているもの(以下タイミングDIR
化合物と称す)等が挙げられる。本明細書において上記
DIR効果を表すものをDIR化合物と総括呼称する。
これらのDIR化合物をハロゲン化銀カラー感光UPI
に用いた場合、現像時に現像抑制剤がDIR化合物から
放出され、他のハロゲン化銀乳剤層の現像を抑制する効
果、即ち1.1.Eを得ることができ、特に、所謂拡散
性の抑制基もしくは拡散性の現像抑制剤プレカーサーを
放出しうるDIR化合物が有効である。
本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、拡散性のDIR化
合物と発色現像主薬の酸化体とカップリング反応するが
色素を形成しない化合物の両方をハロゲン化銀写真感光
材料に含有させることによって、予想以上の効果を見い
出した。
■0発明の目的 本発明の目的は、感度を損うことなく、画質(鮮鋭性・
粒状性)が改良されたハロゲン化銀写真感光材料を提供
することであり、また別の目的は色再現性の改良された
ハロゲン化銀写真感光材料を提供することにある。
本発明の上記目的および以下の記載により明らかとなる
その他の目的は、支持体上に少なくとも1層の親水性コ
ロイド層を有するハロゲン化銀写真感光材料において、
現Q主薬の酸化体と反応して拡散性の現象抑制剤又は現
象抑制剤ブレカーサ−を放出する化合物(拡散性DIR
化合物)と、現像主薬の酸化体とカップリング反応をす
るが色素を形成しない化合物く無呈色カプラー)の両方
を含有することを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料
によって達成される。
■1発明の具体的な構成 本発明のハロゲン化銀写真感光材料(以下感光材料)は
、前述のとおり、支持体上に少なくとも1層の親水性コ
ロイド層を有する感光材料において、拡散性のDIR化
合物と、現像主薬の酸化体とカップリング反応するが色
素を形成しない化合物の両方を含んでいるものである。
この感光材料に含まれるハロゲン化銀乳剤層は、最も一
般的には支持体上に青色光、緑色光および赤色光に感光
性を有するように選択的に分光増感された3種類の乳剤
層および複数個の非感光性親水性コロイド層(中間層も
含む)を含んでいる。3種類の感光性乳剤層は、支持体
側から見ていかなる順番で塗設されてもよい。また各々
の同一感色性の乳剤層は、実質的に同じ色相に発色する
耐拡散性カプラーを含む感度の異なる複数個の乳剤層に
分離してもよく、望ましくは2あるいは3つに分離され
たものである。層構成の例としては次のようなものがあ
げられる。支持体上に順次塗設された赤感性ハロゲン化
銀乳剤層、緑感性ハロゲン化銀乳剤層及び青感性ハロゲ
ン化銀乳剤層(頑固構成)において、各感光性ハロゲン
化銀乳剤層の高感度ハロゲン化銀乳剤層と、低感度ハロ
ゲン化銀乳剤層に分離してこれを隣接して重層するもの
である。この頑固構成をはじめ、特開昭51−4902
7号、特開昭53−97424号、特開昭58−521
15号等に記載された逆層構成のいずれの層構成でも本
発明の目的を達成することができる。非感光性親水性コ
ロイド層(中間層)は、感色性の異なる乳剤層の間、あ
るいは実質的に感色性は同一だが感度の異なる乳剤層の
間等に任意に設けることができる。本発明において、現
像主薬の酸化体とカップリング反応するが色素を形成し
ない化合物は、どの層に添加してもよいが、好ましくは
各感色性乳剤層のうち最も感度の高い乳剤層に添加され
るか、または、最も感度の高い乳剤層に隣接する中間層
に添加されるものである。この中間層は支持体から見て
、該乳剤層の遠い側でも近い側でもどちらでもよい。
また、本発明におる拡散性のDIR化合物の添加位置は
、同−感色性層が複数の場合には、そのうちの一層に添
加されていればよいが、該同一感色性層の複数層に用い
ると更に効果が大きくなる。
同−感色性層が複数で、一層のみに添加する場合は、最
も銀mの多い層に用いるのが好ましい。また、拡散性D
IR化合物は、現像主薬の酸化体との反応で離脱する基
の部分に、タイミング性のある(離脱基がDIR化合物
より開裂した後、現像抑制成分を適度に制御して放出で
きる)ものの方がより好ましい。
添加されるmは拡散性DIR化合物の種類や添加される
層によって異なり、−概には言えないが、銀1モルに対
して、lX10−4〜2x10−2モルが好ましい。
次に、本発明に好ましく用いられる拡散性DIR化合物
について説明する。
本発明の拡散性DIR化合物は以下のような一般式であ
られされる。
拡散性DIR化合物一般式(1) %式%) 式中Aはカプラー成分を表わし、mは1または2を表わ
し、Yはカプラー成分へのカップリング位と結合しカラ
ー現像主薬の酸化体との反応により離脱する基で拡散性
の大きい現像抑制剤もしくは現像抑制剤を放出できる化
合物を表わす。
Aはカプラーの性質をもっていればよく必ずしもカップ
リングによって色素を作る必要はない。
拡散性DIR化合物一般式(1)においてYは下記一般
式(2A)〜(5)を表わす。
以下余白 拡散性DIR化合物一般式(2人) 拡散性DIR化合物一般式(2B) 拡散性DIR化合物一般式(2C) 拡散性DIR化合物一般式(2D) 拡散性DIR化合物一般式(2E) N (X;0.SヌjまSe) 拡散性DTTt化合物一般式(3) 拡散性DIR化合物一般式(4) 拡散性DIR化合物一般式(5) 上記一般式(2A)〜(2D)および(3)において、
R1はアルキル基、アルコキシ基、アシルアミノ基、ハ
ロゲン原子、アルコキシカルボニル基、チアゾリリデン
アミノ基、アリールオキシカルボニル基、アシルオキシ
基、カルバモイルN−アルキルカルバモイル基、N,N
−ジアルキルカルバモイル基、ニトロ基、アミノ基、N
−アリールカルバモイルオキシ N−アルキルカルバモイルオキシ基、ヒドロキシ基、ア
ルコキシカルボニルアミノ基、アルキルチオ基、アリー
ルチオ基、アリール基、ヘテロm基、シアムLアルキル
スルホニル基もしくはアリールオキシカルボニルアミノ
基を表わす。nは1または2を表わし、nが2のときR
1は同じでも異なってもよく、n個のR1に含まれる炭
素数の合計はO〜10である。
上記一般式(2E)のR2は(2A)〜(2D)のR1
 と同義であり、Xは酸素原子、硫黄原子またはセレン
原子を表わし、及び一般式(4)においてR2はアルキ
ル基、アリール基もしくはヘテロ環基を表わす。
一般式(5)においてR3は水素原子、アルキル基、ア
リール基もしくはヘテロ環基を表わし、R4は水素原子
、アルキル基、アリール基、ハロゲン原子、アシルアミ
ノ基、アルコキシカルボニルアミノ基、アリールオキシ
カルボニルアミノアルカンスルホンアミド基、シアノ基
、ヘテロ環基、アルキルチオ基もしくはアミノ基を表わ
す。
R1,R2 、RaもしくはR4がアルキル基を表わす
き、置換もしくは無置換、直鎖もしくは分岐鎖のいずれ
であってもよいし、環状アルキルであっもよい。置換基
はハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、アリール基、ア
ルコキシ基、アリールオキシ基、アルコキシカルボニル
基、アリールオキシカルボニル基、スルファモイル基、
カルバモイル基、ヒドロキシ基、アルカンスルホニル基
、アリールスルホニル基、アルキルチオ基もしくはアリ
ールチオ基などである。
R+ 、R2 、R3もしくはR4がアリール基を表わ
すとき、アリール基は置自されていてもよい。
置換基として、アルキル基、アルケニル基、アルコキシ
基、アルコキシカルボニル基、ハロゲン原子、ニトロ基
、アミノ基、スルファモイル基、ヒドロキシ基、カルバ
モイル基、アリールオキシ力ルポニルアミムLアルコキ
シカルボニルアミノ基、アシルアミノ基、シアノ基もし
くはウレイド基などである。
R+ 、R2、R3もしくはR4かへテロ環基を表わす
とき、ヘテロ原子として窒素原子、酸素原子、イオウ原
子を含む5員または6員環の単環もしくは縮合環を表わ
し、ピリジル基、キノリル基、フリル基、ベンゾチアゾ
リル基、オキサシリル基、イミダゾリル基、チアゾリル
基、トリアゾリル基、ベンゾトリアゾリル基、イミド基
、オキサジン基、などから選ばれ、これらはさらに前記
アリール基について列挙した置換基によって置換されて
もよい。
一般式(2E)及び(4)において、R2に含まれる炭
素数は1〜15である。
上記一般式(5)において、R3およびR4に含まれる
炭素数の合計は1〜15である。
上記一般式(1)においてYは下記一般式(6)を表わ
す。
拡散性DIR化合物一般式(6) %式% 式中、TIME基はカプラーのカップリング位と結合し
、カラー現像主薬との反応により開裂できる基であり、
カプラーより開裂した後INHIBIT基を適度に制御
して放出できる基である。
INHIBIT基は現像抑制剤である。
一般式(6)において−T IME−INHIBIT基
は下記一般式(7)〜(13)を表わす。
以下余白 フ       ^ 拡散性DIR化合物一般式(11) 拡散性DIR化合物一般式(12) 拡散性DIR化合物一般式(13) 一般式(7)〜(13)において、R5は水素原子、ハ
ロゲン原子、アルキル基、アルケニル基、アラルキル基
、アルコキシ基、アルコキシカルボニル 基、シアノ基、ニトロ基、スルホンアミド基、スルファ
モイル基、カルバモイル基、アリール基、カルボキシ基
、スルホ基、ヒドロキシ基、アルカンスルホニル基を表
わし、 一般式(7)、(8)、(9)、(1o)および(13
)において、lは1または2を表わし、一般式(7)、
(11)、(12)および(13)において、KはOか
ら2の整数を表わし、一般式(7)、(10)および(
11)において、R6はアルキル基、アルケニル基、ア
ラルキル基、シクロアルキル基またはアリール基を表わ
し、 一般式(12)および(13)において、Bはと同じ意
味を表わす。)を表わし、 INHIBIT基は一般式(2A)、(2B)、(3)
、(4)および(5)で定義した一般式と炭素数以外は
同じ意味を表わす。
ただし一般式(2A)、(2B)および(3)において
、−分子中各々のR1に含まれる炭素数は合計して1〜
32であり、一般式(4)において、R2に含まれる炭
素数は1〜32であり、一般式(5)において、R3お
よびR4に含まれる炭素数の合計はO〜32である。
R5およびR6がアルキル基を表わすとき置換もしくは
無置換、鎖状もしくは環状のいずれであってもよい.置
換基としては、R1−R2がアルキル基のときに列挙し
た置換基が挙げられる。
R5およびR6がアリール基を表わすときアリール基は
置換されていてもよい。置換基としてはR1−R4がア
リール基のときに列挙した置換基が挙げられる。
上記の拡散性DIR化合物のうち、一般式C2A)、(
2B)、(2F)ないしく5)であられされる2i脱基
をもつものは特に好ましい。
一般式(1)においてAで表わされるイエロー色画像形
成カプラー残基としては、ピバロイルアセトアニリド型
、ベンゾイルアセトアニリド型、マロンジエステル型、
マロンジアミド型、ジベンゾイルメタン型、ベンゾチア
ゾリルアセトアミド型、マロンエステルモノアミド型、
ベンゾチアゾリルアセテート型、ベンズオキサシリルア
セトアミド型、ベンズオキサシリルアセテート型、マロ
ンジエステル型、ベンズイミダゾリルアセトアミド型も
しくはベンズイミダゾリルアセテート型のカプラー残基
、米国特許3,841,880号に含まれるヘテロ環置
換アセトアミドもしくはヘテロ環置換アセテートから導
かれるカプラー残塁又は米国特許3, 770, 44
6号、英国特許1, 459, 171号、***特許(
 O L S )  2,503,099号、特開昭5
0−139738号もしくはリサーチディスクロージャ
ー第15737号等に記載のアシルアセトアミド類から
導かれるカプラー残基又は、米国特許4,046,57
4号に記載のへテロ環型カプラー残基等が挙げられる。
Aで表されるマゼンタ色画像形成カプラー残塁としては
5−オキソ−2−ピラゾリン核、ピラゾロ−N、5−a
 ]ベンズイミダゾール核又はシアノアセトフェノン型
カプラー残塁を有するカプラー残基が好ましい。
Aで表されるシアン色画像形成カプラー残基としてはフ
ェノール核又はα−ナフトール核を有するカプラー残基
、インダシロン系又はピラゾロトリアゾール系カプラー
残基が好ましい。
ざらに、カプラーが現像主薬の酸化体とカップリングし
現像抑制剤を放出した後、実質的に色素を形成しなくて
もDIRカプラーとしての効果は同じである。Aで表さ
れるこの型のカプラー残基としては米国特許4,052
,213号、同4.088.491号、同3,632,
345号、同3.958.993号又は同3,961.
959号に記載のカプラー残基等が挙げられる。
以下、本発明の拡散性DIR化合物の具体例を挙げるが
これらに限定されない。
以下余白 0口 l                    IQロ 
                   ロ唖    
                       0 
      v0                 
  ロCI CI2 Hzs OOCCHCOOCt 2 H25■ −ロ ρ                    ρ0  
                 ρN“LN D−23 D−24 0口 D−29 D−30 = 寸   U                 u’′
j   8                 の0口 ρ口 D−39 0ρ 、       1 ■ Q−C,) C) N01 D−49 r/ o3H D −54CH・ D−56 D−59 C2H。
H これらの化合物は米国特許4,234,678号、同3
.2218554号、同 3.617.291号、同 
3.958.993号、同4.149.886号、同3
.933.500号、特開昭57−56837号、特公
昭51−13239°号、英国特許2.072.363
号、同2,070,266号、リサーチディスクロージ
ャー 1981年12月第21228号等に記載された
方法で容易に合成できる。
発色現像主薬の酸化体とカップリング反応するが色素を
形成しない化合物(以下無呈色カプラーという)には、
以下の化合物が包含される。
(1)発色現像主薬の酸化体とカップリングして生成し
た色素が水溶性のため処理液中に溶出するカプラー (2)発色現像主薬の酸化体とカップリングするが、ロ
イコ体のまま残るカプラー (3)発色現像主薬の酸化体とカップリングして生成し
た色素が顕著な可視吸収を持たず実質的に無色の生成物
を与えるカプラー 上記の3g!類の無呈色カプラーのいずれも効果がある
が、本発明に対して特に好ましいのは(1)のタイプの
ものである。また、本発明の無呈色カプラーは乳剤層に
添加される場合は、該乳剤層に含有される発色カプラー
1モルに対してlX10−4〜2,0モルであり、乳剤
層以外の親水性コロイド層に添加される場合は1.添加
される層によって限定的ではないが1.0X10−”〜
1.0X10−2モル/、?であることが好ましい。
本発明に係わる無呈色カプラーにおいて、前記(1)に
属する化合物は次の一般式(14)で表わすことができ
る。
一般式(14) %式% 式中、C0UP1はカップリング部位(星印*)を有す
るカプラー母核を示し、BALLはC0UP1のカップ
リング部位に結合し、該C0UP1と発色現像主薬の酸
化体との反応によりC0UP1から離脱可能な基であり
、一般式(14)の化合物を耐拡散性とするような大き
さ及び形状を有する安定基である。そしてSQLは可溶
化基であり、GOUP+ の非カップリング位置へ結合
し、C0LIP+ と発色現像主薬の酸化体とのカップ
リングにより生成したカップリング生成物を発色現像処
理時またはその後において感光材料中より糸外へ流出す
る移動性を付与する基である。
C0LJP1で表わされるカプラー母核としては、発色
現像主薬の酸化体とカップリング反応によって色相を有
するか或いは無色の反応生成物を形成するために、この
分野で既知であるか或いは使用されているいずれのカプ
ラー母核を挙げることができる。例えば、黄色色素生成
のカプラー母核は、アシルアセトアニリド類、例えばア
セトアセトアニリド類およびベンゾイルアセトアニリド
類であり、マゼンタ色素生成のカプラー母核はビラゾロ
ン類、ピラゾロトリアゾール類、ピラゾロベンズイミダ
ゾール類およびインダシロン類であり、そしてシアン色
素生成のカプラー母核はフェノール類およびナフトール
類が挙げられる。
BALLは一般式(14)の化合物を耐拡散性とするよ
うな分子の大きさ形状を有する安定基であり、一般式(
14)の化合物に耐拡散性を付与するかぎり、限定され
るものではないが、BALLで表わされる有用な基とし
ては8〜32個の炭素原子を有するアルキル基、アリー
ル基および複素環基が挙げられる。これらの基は未置換
あるいは置換されているものを表わすが、置換基として
は一般式(14)の化合物の耐拡散性を増大し、一般式
(14)の化合物の反応性を変え、あるいはカップリン
グ反応を起こし、離脱した後、BALLの拡散性を増大
する基である。さらにBALLはC0UP1のカップリ
ング部位に連結基を介して結合したものが好ましい。代
表的な連結基としてはオキシ(−0−)、チオ(−8−
)、カルボニルオキシ(−0CO−)、スルホニルオキ
シ(−O20,−)、7ミt’ (−NHCO−)、ス
/L。
ホンアミド(−NH8O2)などが挙げられる。
好ましいBALLとしては総炭素数8〜32のアルキル
基および/またはアリール基を有するアルコキシ基、ア
リールオキシ基、ヘテロ環オキシ基、アルキルチオ基、
アリールチオ基、ヘテロ環チオ基、アリールアゾ基、ア
シルオキシ基、アルキルスルホニルオキシ基、アリール
スルホニルオキシ基、アシルアミムLアルキルスルホン
アミド基、ア1去−ルスルホンアミド基、または含窒素
へテロ環基(ビロール、ピラゾール、イミダゾール、ト
リアゾール、テトラゾール、インドール、インダゾール
、ベンツイミダゾール、ベンゾトリアゾール、フタルイ
ミド、スクシンイミド、2゜4−イミダゾリジンジオン
、2,4−オキサゾリジンジオン、2,4−チアゾリジ
ンジオン、トリアシリジン−3,5−ジオン等)を挙げ
ることができる。
SQLで表わされる可溶化基はカップリング反応により
生成したカップリング生成物に感光材料系外へ流出し得
る程度の移動性を付与する基、例えばイオン化可能なヒ
ドロキシル基、カルボキシル基、スルホ基およびアミノ
スルホニル基、並びにそれらのイオン化可能な塩、並び
にエステル基、エーテル基等がある。
これらの基の1または2以上はGOUP+ の非カップ
リング部位へ結合する場合も好ましく、あるいは適度の
大きさ、例えば1〜10個の炭素原子を有するアルキル
基、6〜12個の炭素原子を有するアリール基が1また
は2以上の上記イオン化可能な基を有するような可溶化
基がC0LIP1の非カップリング部位へ結合している
ものも有利に用いられる。
また前記C0UP1の非カップリング部位へ連結基を介
して結合しているものも好ましい。代表的な連結基とし
てはオキシ(−0−)、チオ(−8−)、カルボニル基
、カルボニルオキシ基、オキシカルボニル基、アミノ基
、カルバモイル基、アミノカルボニル基、ウレイド基、
スルファモイル基およびアミノスルホニル基を挙げるこ
とができる。
以上に有用な可溶化基を挙げたが、特に好ましい可溶化
基はGOUPlの非カップリング部位へ直接結合したカ
ルボキシル基、スルホ基またはそれらのイオン化可能な
塩、あるいはC0UP1の非カップリング部位へ直接結
合した、あるいはアミノ基またはカルボニル基を介して
結合した1または2以上のカルボキシ基、スルホ基また
はそれらのイオン化可能な塩を含有する1〜10個の炭
素原子を有するアルキル基または6〜12個の炭素原子
を有するアリール基が挙げられる。
さらに、本発明において好ましく使用される黄、マゼン
タおよびシアン色素を形成し得る本発明に係わる化合物
は次の一般式(15)〜(20)で%式% 一般式〔15〕 式中、R1はアリール基(例えばフェニル基)またはア
ルキル基(ことに第三アルキル基、例えばt−ブチル基
)であり R2は前述の安定基(BALL)であり、R
5は前述の可溶化基(SQL)であり、R4は水素原子
またはハロゲン原子、アルキル基またはアルコキシ基で
あり、n+1−5である(但しn≠0、m≠0でありて
、n、mが2以上の時はそれぞれが同じであっても異っ
ていてもよい)。
〔マゼンタ色票生成化合物〕
一般式〔16〕 一般式〔17〕 一般式〔18〕 T?! 一般式(16)、(17)および(18)の式中、R2
は一般式(15)におけるR2と同義であり、R5は可
溶化基(SQL)を表わし、R6は水素原子、ハロゲン
原子、アルキル基、アルコキシ基またはアミノ基を表わ
し、p≦5である(但しp≠0であって、pが2以上の
時はそれぞれが同じでも異なっていてもよい。)。R7
およびR8のうちの一方は前述の可溶化W(SQL>を
表わし、他方は水素原子、アルキル基、アルコキシ基、
アリール基またはアミノ基を表わす。
R9およびR+oは一般式(17)におけるR1および
R8と同義である。
以下余白 〔シアン色素生成化合物〕 R2 一般式〔20〕 以下余白 一般式(19)および(20)の式中、R2は一般式(
15)のR2と同義であり、R11およびR12の少な
くとも1つは前述の可溶化基(SQL)であり、残りが
水素原子またはハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ
基またはアルキルアミド基を表わし、q≦3(但しq≠
0)を表わし、RI3は前述の可溶化基(SQL>を表
わす。
上記において特に示さないかぎり、アルキル基、アルコ
キシ基およびアルキルアミド基はそれぞれ1〜8個の炭
素原子を含有し、アリール基は6〜10個の炭素原子を
含有し、モしてアミノ基は第一、第一および第三アミノ
基を包含する。これらの置換基ならびに安定基(BAL
L)はハロゲン原子、ヒドロキシ、カルボキシ、アミノ
、アミド、カルバモイル、スルファモイル、スルホンア
ミド、アルキル、アルコキシおよびアリールのような基
でさらに置換されているものも包含する。
本発明に係わる無呈色カプラーにおいて、前記(2)に
屈する化合物は、次の一般式(21)で%式% 一般式(21) 式中C0LIP2は一般式(14)のGOUPlと同義
であり、RMはGOUP2のカップリング部位に結合し
、一般式(21)のカプラーと発色現像主薬の酸化体と
の反応により離脱し得ない基を表わす。
C0UP2で表わされるカプラー母核としては一般式(
14)で述べたカプラー母核を挙げることができる。
RMで表わされる基としてはアルキル基、置換アルキル
基、アリール基、置換アリール基、アルケニル基、シア
ノ基などを挙げることができる。
一般式(21)で示される化合物は、coUP2で表わ
されるカプラー母核の非カップリング部位で連結基を介
して8〜32個の炭素原子を有する゛アルキル基、アリ
ール基およびヘテロ環基で耐拡散化されているものが好
ましい。代表的な連結基としては、オキシ(−0−)、
チオ(−8)、カルボニル基、カルボニルオキシ基、オ
キシカルボニル基、アミノ基、カルバモイル基、アミノ
カルボニル基、ウレイド基、スルファモイル基、および
アミノスルホニル基を挙げることができる。
本発明に係わる無呈色カプラーにおいて前記(3)に属
する化合物は次の一般式(22)で表わすことができる
一般式(22) 式中、GOUP3は発色現像主薬の酸化体とカップリン
グ反応することにより実質的に無色の生成物を与えるカ
プラー母核を表わし、R+5はC0UP3のカップリン
グ部位に結合し、発色現像主薬の酸化体とのカップリン
グ反応によりC0UP3から離脱可能な基を表わす。
好ましい離脱可能な基としては、ハロゲン原子、アルコ
キシ基、アリールオキシ基、ヘテロ環オキシ基、アルキ
ルチオ基、ヘテロ環チオ基、アリールアゾ基、アシルオ
キシ基、アルキルスルホニルオキシ基、アリールスルホ
ニルオキシ基、含窒素へテロ環基などが挙げられる。
一般式(22)で表わされる無呈色カプラーにおいてさ
らに好ましいものは、一般式(23)〜%式% 一般式(23) Z   C−X 式中、R15は一般式(22)におけるR +sと同義
であり、R+6は水素原子、アルキル基、ア、リール基
、ハロゲン原子、アルコキシ基、アシルオキシ基、また
はへテロ環基を、Xは酸素原子、または= N + R
17を表わす。R17はアルキル基、アリール基、ヒド
ロキシ基、アルコキシ基またはスルホニル基を表わす。
2は5〜7員の炭素環(例えばインダノン、シクロペン
タン、シクロヘキサノンなど)またはへテロ環(例えば
ピペリドン、ピロリドン、ヒドロカルボスチリルなど)
を形成するに必要な非金属原子群を表わす。
一般式(24) %式% 式中、R+5、R+6ならびにXは一般式(23)にお
けるRI5.R+6ならびにXと同義であり、R+8は
アルキル基、アリール基、ヘテロ環基、シアノ基、ヒド
ロキシ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、ヘテロ環
オキシ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、ま
たはアニリノ基を表わす。
一般式(25) %式% 式中、R15は一般式(22)におけるR 15と同義
であり、RasおよびR20は同じであっても異ってい
てもよく、アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、
アシル基、シアノ基、ホルミル基、スルホニル基、スル
フィニル基、スルフィモイル基、アンモニラミル基また
は−N λを表わす。Aは窒素原子とともに5〜7員の
へテロ環(例えばフタルイミド、トリアゾール、テトラ
ゾールなど)を形成するに必要な非金属原子群を表わす
一般式(26) 式中、R15は一般式(22)のR15と同義であり、
R21はアルキル基、アリール基、アニリノ基、アルキ
ルアミノ基またはアルコキシ基を、Bは酸素原子、イオ
ウ原子または窒素原子を表わす。
次に本発明に係る無呈色カプラーの代表的な具体例を挙
げるが、これらに限られるものではない。
以下余白 一般式〔14〕に属する例示化合物 S −(2) J n− ψ                   ψ1   
      %ノ φ            ω   8ψ      
             C/)         
            ■C/)         
       のC/)              
      C/)リ               
 ψψ         ν C/)               ■C/)   
           CQ0ワ          
        0つη■び り φ             Ω り                        
 φS−(33) S −(34) NHCOOCaHI? S−(36) S−(37) 一般式〔21〕に属する例示化合物 Cノ S−(44) 一般式〔22〕に属する例示化合物 しくJ(Jfl S−(51) S −(52) S −(53) 本発明の係る無呈色カプラーは、特開昭59−1134
40号、同59−171955号、同52−82423
号、英国特許第914,145号、同1,284,64
9号、米国特許第2.742,832号、同 3.22
7.550号、同3,928,041号、同3.958
,993号、同3,961,959号、同4,046,
574号、同4,052,213号、同4,149,8
86号などに記載された方法によって合成できる。
以下余白 本発明に使用されるハロゲン化銀乳剤には、ハロゲン化
銀として臭化銀、沃臭化銀、沃塩化銀、塩臭化銀、塩沃
臭化銀、および塩化銀等の通常のハロゲン化銀乳剤に使
用される任意のものを用いることができるが特に臭化銀
、沃臭化銀、塩沃臭化銀であることが好ましい。
ハロゲン化銀乳剤に用いられるハロゲン化銀粒子は、酸
性法、中性法及びアンモニア法のいずれで得られたもの
でもよい。該粒子は一時に成長させてもよいし、種粒子
をつくった後成長させてもよい。種粒子をつくる方法と
成長させる方法は同じであっても、異なってもよい。
ハロゲン化銀乳剤はハロゲン化物イオンと銀イオンを同
時に混合しても、いずれか一方が存在する液中に、他方
を混合してもよい。また、ハロゲン化銀結晶の臨界成長
速度を考慮しつつ、ハロゲン化物イオンと銀イオンを混
合釜内のDH,pAQをコントロールしつつ逐次同時に
添加することより生成させてもよい。この方法により、
結晶形が規則的で粒子サイズが均一に近いハロゲン化銀
粒子が得られる。AQXの形成の任意の工程でコンバー
ジョン法を用いて、粒子のハロゲン組成を変化させても
よい。
ハロゲン化銀粒子の成長時にアンモニア、チオエーテル
、チオ尿素等の公知のハロゲン化銀溶剤を存在させるこ
とができる。
ハロゲン化銀粒子は、粒子を形成する過程及び/又は成
長させる過程で、カドミウム塩、亜鉛塩、鉛塩、タリウ
ム塩、イリジウム塩(錯塩を含む)、ロジウム塩(錯塩
を含む)及び鉄塩(HMAを含む)から選ばれる少なく
とも1種を用いて金属イオンを添加し、粒子内部に及び
/又は粒子表面にこれらの金属元素を含有させることが
でき、また適当な還元的雰囲気におくことにより、粒子
内部及び/又は粒子表面に還元増感液を付与できる。
ハロゲン化銀乳剤は、ハロゲン化銀粒子の成長の終了後
に不要な可溶性塩類を除去してもよいし、あるいは含有
させたままでもよい。該塩類°を除去する場合には、リ
サーチ・ディスクロジャー(Research D 1
sclosure以下RDと略す)  17643号■
項に記載の方法に基づいて行うことができる。
ハロゲン化銀粒子は、粒子内において均一なハロゲン化
銀組成分布を有するものでも、粒子の内部と表面層とで
ハロゲン化銀組成が異なるコア/シェル粒子であっても
よい。
ハロゲン化銀粒子は、潜像が主として表面に形成される
ような粒子であってもよく、また主として粒子内部に形
成されるような粒子でもよい。
ハロゲン化銀粒子は、立方体、八面体、十四面体のよう
な規則的な結晶形を持つものでもよいし、球状や板状の
ような変則的な結晶形を持つものでもよい。これらの粒
子において、(100)面と(111)面の比率は任意
のものが使用できる。又、これら結晶形の複合形を持つ
ものでもよく、様々な結晶形の粒子が混合されてもよい
ハロゲン化銀粒子のサイズとしてはO,OS〜30μ、
好ましくは0.1〜20μのものを用いつる。
ハロゲン化銀乳剤は、いかなる粒子サイズ分布を持つも
のを用いても構わない。粒子サイズ分布の広い乳剤(多
分散乳剤と称する)を用いてもよいし、粒子サイズ分布
の狭い乳剤(単分散乳剤と称する。ここでいう単分散乳
剤とは、粒径の分布の標準偏差を平均粒径で割ったとき
に、その値が0.20以下のものをいう。ここで粒径は
球状のハロゲン化銀の場合はその直径を、球状以外の形
状の粒子の場合は、その投影像を同面積の円像に換算し
たときの直径を示す。)を単独又は数種類混合してもよ
い。又、多分散乳剤と単分散乳剤を混合して用いてもよ
い。
ハロゲン化銀乳剤は、別々に形成した2種以上のハロゲ
ン化銀乳剤を混合して用いてもよい。
ハロゲン化銀乳剤は、常法により化学増感することがで
きる。即ち、硫黄増感法、セレン増感法、還元増感法、
金その他の貴金属化合物を用いる貴金属増感法などを単
独で又は組み合わせて用いることができる。
ハロゲン化銀乳剤は、写真業界において増感色素として
知られている色素を用いて、所望の゛波長域に光学的に
増感できる。増感色素は単独で用いてもよいが、2種以
上を組み合わせて用いてもよい。増感色素とともにそれ
自身分光増感作用を持たない色素、あるいは可視光を実
質的に吸収しない化合物であって、増感色素の増感作用
を強める強色増感剤を乳剤中に含有させてもよい。
増感色素としては、シアニン色素、メロシアニン色素、
複合シアニン色素、複合メロシアニン色素、ホロポーラ
−シアニン色素、ヘミシアニン色素、ステリル色素およ
びヘミオキサノール色素が用いられる。
特に有用な色素は、シアニン色素、メロシアニン色素、
および複合メロシアニン色素である。
ハロゲン化銀乳剤には、感光材料の製造工程、保存中、
あるいは写真処理中のカブリの防止、又は写真性能を安
定に保つことを目的として化学熟成中、化学熟成の終了
時、及び/又は化学熟成の終了後、ハロゲン化銀乳剤を
塗布するまでに、写真業界においてカブリ防止剤又は安
定剤として知られている化合物を加えることができる。
ハロゲン化銀乳剤のバインダー(又は保護コロイド)と
しては、ゼラチンを用いるのが有利であるが、ゼラチン
誘導体、ゼラチンと他の高分子のグラフトポリマー、そ
れ以外の蛋白質、糖誘導体、セルロース誘導体、単一あ
るいは共重合体の如き合成親水性高分子物質等の親水性
コロイドも用いることができる。
本発明のハロゲン化銀乳剤を用いた感光材料の写真乳剤
層、その他の親水性コロイド層は、バインダー(又は保
護コロイド)分子を架橋させ、膜強度を高める硬膜剤を
1種又は2種以上用いることにより硬膜することができ
る。硬膜剤は、処理液中に硬膜剤を加える必要がない程
度に感光材料を硬膜できる邑添加することができるが、
処理液−中に硬膜剤を加えることも可能である。
例えばアルデヒド類、(ホルムアルデヒド、グリオキサ
ール、ゲルタールアルデヒドなど)、N−メチロール化
合物(ジメチロール尿素、メチロールジメチルヒダント
インなど)、ジオキサン誘導体(2,3−ジヒドロキシ
ジオキサンなど)、活性ビニル化合物(1,3,5−ト
リアクリロイルーヘキサヒドロ−s −トリアジン、1
.3−ビニルスルホニル−2−プロパツールなど)、活
性ハロゲン化合物(2,4−ジクロル−6−ヒドロキシ
ーs−トリアジンなど)、ムコハロゲン酸類(ムコクロ
ル酸、ムコフェノキシクロル酸など)、などを単独また
は組み合わせて用いることができる。
感光材料のハロゲン化銀乳剤層及び/又は他の親水性コ
ロイド層には柔軟性を高める目的で可塑剤を添加できる
。好ましい可塑剤は、RD 17643号のXII項の
Aに記載の化合物である。
感光材料の写真乳剤層その他の親水性コロイド層には寸
度安定性の改良などを目的として、水不溶性又は難溶性
合成ポリマーの分散物(ラテックス)を含有させること
ができる。
例えばアルキル(メタ)アクリレート、アルコキシアル
キル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリ
レート、(メタ)アクリルアミド、ビニルエステル(例
えば酢酸ビニル)、アクリロニトリル、オレフィン、エ
チレンなどの単独もしくは組合せ、又はこれらとアクリ
ル酸、メタクリル酸、α、β−不飽和ジカルボン酸、ヒ
ドロキシアルキル(メタ)アクリレート、スルホアルキ
ル(メタ)アクリレート、スチレンスルホン酸等の組合
せを単量体成分とするポリマーを用いることができる。
感光材料の乳剤層には、発色現像処理において、芳香族
第1級アミン現像剤(例えばp−フェニレンジアミン誘
導体や、アミノフェノール誘導体など)の酸化体とカッ
プリング反応を行い色素を形成する色素形成カプラーが
用いられる。該色素形成カプラーは各々の乳剤層に対し
て乳剤層の感光スペクトル光を吸収する色素が形成され
るように選択されるのが普通であり、青感性乳剤層には
イエロー色素形成カプラーが、緑感性乳剤層にはマゼン
タ色素形成カプラーが、赤感性乳剤層にはシアン色素形
成カプラーが用いられる。しかしながら目的に応じて上
記組み合わせと異なった用い方でハロゲン化銀カラー写
真感光材料をつくってもよい。
これら色素形成カプラーは分子中にバラスト基と呼ばれ
るカプラーを非拡散化する、炭素数8以上の基を有する
ことが望ましい。又、これら色素形成カプラーは1分子
の色素が形成されるために4分子の銀イオンが還元され
る必要がある4等m性であっても、2分子の銀イオンが
還元されるだけでよい2等m性のどちらでもよい。色素
形成カプラーには色補正の効果を有しているカラードカ
プラーが包含される。
イエロー色素形成カプラーとしては、公知のアシルアセ
トアニリド系カプラーを好ましく用いることができる。
これらのうち、ベンゾイルアセトアニリド系及びピバロ
イルアセトアニリド系化合物は有利である。用い得る黄
色発色カプラーの具体例は、例えば米国特許第2,87
5,057号、同第3.265,506号、同第3.4
08.194号、同第3,551,155号、同第3,
582,322号、同第3.725.072号、同第3
.891,445号、***特許1,547.868@、
***出願公開2,219,917号、同2,261,3
61号、同2,414,006号、英国特許第1,42
5,020号、特公昭51−10783号、特開昭47
−26133号、同48−73147号、同50−63
41号、同5G−87650号、同50−123342
号、同50−130442号、同51−21827号、
同 51−102636号、同52−82424号、同
52−115219号、同58−95346号等に記載
されたものである。
本発明のマゼンタカプラーに併用できるマゼンタ色素形
成カプラーとしては、公知の5−ピラゾロン系カプラー
、ピラゾロベンツイミダゾール系カプラー、開鎖アシル
アセトニトリル系列カプラー、インダシロン系カプラー
等を用いることができる。用い得るマゼンタ発色カプラ
ーの具体例は例えば、米国特許第2,600,788号
、同第2,983,608号、同第3,062,653
号、同第3.127.269号、同第3,311,47
6号、同第3.419.391号、同第3.519.4
29号、同第3,558,319号、同第3.582.
322号、同第3,615,506号、同第3,834
,908号、同第3,891、445号、***特許1,
810,464号、***特許出願(OLS)  2,4
08,655号、同 2,417,945号、同 2.
417,945号、同 2.418.959号、同 2
,424,467号、特公昭40−6031号、特開昭
49−74027号、同49−74028号、同 49
−129538号、同50−60233号、同 50−
159336号、同51−20826号、同51−26
541号、同52−42121号同52−58922号
、同53−55122号、特願昭55−110943号
等に記載のものが挙げられる。
シアン色素形成カプラーとしては、フェノールまたはナ
フトール系カプラーが一般的に用いられる。用い得るシ
アン発色カプラーの具体例は例えば米国特許第2.42
3.730@、同第2,474,293号、同第2,8
01,171号、同第2 、895 、826号、同第
3,476、563号、同第3.737.326号、同
第3.758,308号、同第3.893.044号明
細書、特開昭47−37425号、同50−10135
号、同50−25228号、同 50−112038号
、同50−117422号、同5G−130441号公
報等に記載されているものや、特開昭58−98731
号公報に記載されているカプラーが好ましい。
ハロゲン化銀結晶表面に吸着させる必要のない色素形成
カプラー、カラードカプラー、DIR化−合物、拡散性
DIR化合物、画像安定剤、色カプリ防止剤、紫外線吸
収剤、蛍光増白剤等のうち、疎水性化合物は固体分散法
、ラテックス分散法、水中油滴型乳化分散法等、種々の
方法を用いることができ、これはカプラー等の疎水性化
合物の化学構造等に応じて適宜選択することができる。
水中油滴型乳化分散法は、カプラー等の疎水性添加物を
分散させる従来公知の方法が適用でき、通常、沸点約1
50℃以上の高沸点有機溶媒に必要に応じて低沸点、及
び又は水溶性鳥smvsを併用して溶解し、ゼラチン水
溶液などの親水性バインダー中に界面活性剤を用いて撹
はん器、ホモジナイザー、コロイドミル、フロージット
ミキサー、超音波装置等の分散手段を用いて、乳化分散
した後、目的とする親水性コロイド層中に添加すればよ
い。分散液又は分散と同時に低沸点有機溶媒を除去する
工程を入れてもよい。
高沸点溶媒としては現像主薬の酸化体と反応しないフェ
ノール誘導体、フタール酸アルキルエステル、リン酸エ
ステル、クエン酸エステル、安息香酸エステル、アルキ
ルアミド、脂肪酸エステル、トリメシン酸エステル等の
沸点150℃以上の有機溶媒が用いられる。
高沸点溶媒と共に、又はその代わりに低沸点又は水溶性
有礪溶媒を使用できる。低沸点の実質的に水に不溶の有
機溶媒としてはエチルアセテート、プロピルアセテート
、ブチルアセテート、ブタノール、クロロホルム、四塩
化炭素、ニトロメタン、ニトロエタン、ベンゼン等があ
る。
色素形成カプラー、DIRカプラー、カラードカプラー
、DIR化合物、画像安定剤、色カブリ防止剤、紫外線
吸収剤、蛍光増白剤等がカルボン酸、スルフォン酸のご
とき酸基を有する場合には、アルカリ性水溶液として親
水性コロイド中に導入することもできる。
疎水性化合物を低沸点溶媒単独又は高沸点溶媒と併用し
た溶媒に溶かし、機械的又は超音波を用いて水中に分散
するときの分散助剤として、アニオン性界面活性剤、ノ
ニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤及び両性界
面活性剤を用いることができる。
感光材料には、色素画像の劣化を防止する画像安定剤を
用いるこができる。好ましく用いることのできる化合物
はRD 17643号の■項Jに記載のものである。
感光材料の保護層、中間層等の親水性コロイド層は感光
材料が摩擦等で帯電することに起因する放電によるカブ
リ防止及び画像の紫外線による劣化を防止するために紫
外線吸収剤を含んでいてもよい。
感光材料の保存中のホルマリンによるマゼンタ色素形成
カプラー等の劣化を防止するために、感光材料にホルマ
リンスカベンジャ−を用いることができる。
感光材料の親水性コロイド層に染料や紫外線吸収剤等を
含有させる場合に、それらはカチオン性ポリマー等の媒
染剤によって媒染されてもよい。
感光材料のハロゲン化銀乳剤層及び/又はその他の親水
性コロイド層に現像促進剤、現像歿延剤等の現像性を変
化させる化合物や漂白促進剤を添加できる。現像促進剤
として好ましくは用いることのできる化合物はRD 1
7643号のXXI項B〜D項記載の化合物であり、現
像遅延剤は、17643号のXXI項E項記載の化合物
である。現像促進、その他の目的で白黒現像主薬、及び
/又はそのプレカーサーを用いてもよい。
写真感光材料の乳剤層は、感度上昇、コントラスト上昇
、又は現像促進の目的でポリアルキレンオキシ1又はそ
のエーテル、エステル、アミン等の誘導体、チオエーテ
ル化合物、チオモルフォリン類、4級アンモニウム化合
物、ウレタン誘導体、尿素誘導体、イミダゾール誘導体
等を含んでもよい。
感光材料には、白地の白さを強調するとともに白地部の
着色を目立たせない目的で蛍光増白剤を用いることがで
きる。蛍光増白剤として好ましく用いることのできる化
合物がRD 17643号のV項に記載されている。
感光材料には、フィルタ一層、ハレーション防止層、イ
ラジェーション防止層等の補助層を設けることができる
。これらの層中及び/又は乳剤層中には現像処理中に感
光材料から流出するかもしくは漂白される染料が含有さ
・せられてもよい。このような染料には、オキソノール
染料、ヘミオキソノール染料、スチリル染料、メロシア
ニン染料、シアニン染料、アゾ染料等を挙げることがで
きる。
感光材料のハロゲン化銀乳剤層及び/又はその他の親水
性コロイド層に感光材料の光沢の低減、加筆性の改良、
感光材料相互のくつつき防止等を目的としてマット剤を
添加できる。マット剤としては任意のものが用いられる
が、たとえば、二酸化ケイ素、二酸化チタン、二酸化マ
グネシウム、二酸化アルミニウム、硫酸バリウム、炭酸
カルシウム、アクリル酸及びメタクリル酸の重合体およ
びそれらエステル、ポリビニル樹脂、ポリカーボネート
ならびにスチレンの重合体およびその共重合体などがあ
げられる。マット剤の粒径は0.05μ〜10μのもの
が好ましい。添加する量は1〜30G111J /fが
好ましい。
感光材料には滑り摩擦を低減させるために滑剤を添加で
きる。
感光林料に、帯電防止を目的とした帯電防止剤を添加で
きる。帯電防止剤は支持体の乳剤を積層してない側の帯
電防止層に用いてもよく、乳剤層及び/又は支持体に対
して乳剤層が積層されている側の乳剤層以外の保護コロ
イド層に用いられてもよい。好ましく用いられる帯電防
止剤はRD  17643号x■に記載されている化合
物である。
感光材料の写真乳剤層及び/又は他の親水性コロイド層
には、塗布性改良、帯電防止、涜り性改良、乳化分散、
接着防止、写真特性(現像促進、硬膜化、増感等)改良
等を目的として、種々の界面活性剤を用いることができ
る。
本発明の感光材料に用いられる支持体には、α−オレフ
ィンポリマー(例えばポリエチレン、ポリプロピレン、
エチレン/ブテン共重合体)等をラミネートした紙、合
成紙等の可撓性反射支持体、酢酸セルロース、硝酸セル
ロース、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン
テレフタレート、ポリカーボネート、ポリアミド等の半
合成又は合成高分子からなるフィルムや、これらのフィ
ルムに反射層を設けた可撓性支持体、ガラス、全屈、陶
器などが含まれる。
感光材料は必要に応じて支持体表面にコロナ放電、紫外
線照射、火焔処理等を施した後、直接に又は支持体表面
の接着性、帯電防止性、寸法安定性、耐摩耗性、硬さ、
ハレーション防止性、FJtl特性、及び/又はその他
の特性を向上するための1W!J以上の下塗層を介して
塗布されてもよい。
感光材料の塗布に際して、塗布性を向上させる為に増粘
剤を用いてもよい。又、例えば硬膜剤の如く、反応性が
早いために予め塗布液中に添加すると塗布する前にゲル
化を起こすようなものについては、スタチックミキサー
等を用いて塗布直前に混合するのが好ましい。
塗布法としては、2種以上の層を同時に塗布することの
できるエクストルージョンコーティング及びカーテンコ
ーティングが特に有用であるが、目的によってはパケッ
ト塗布も用いられる。又、塗布速度は任意に選ぶことが
できる。
界面活性剤としては、特に限定しないが、例えばサポニ
ン等の天然界面活性剤、アルキレンオキシド系、グリセ
リン系、グリシドール系などのノニオン界面活性剤、高
級アルキルアミン類、第4級アンモニウム塩類、ピリジ
ンその他の複素環類、ホスホニウムまたはスルホニウム
類等のカチオン界面活性剤、カルボン酸、スルホン酸、
リン酸、硫酸エステル、リン酸エステル等の酸性基を含
むアニオン界面活性剤、アミノ酸類、アミノスルホン1
類、アミノアルコールの硫酸またはリン酸エステル類等
の両性界面活性剤を添加してもよい。
また、同様の目的の為に、フッ素系界面活性剤を使用す
ることも可能である。
本発明の感光材料を用いて色素画像を得るには露光後、
カラー写真処理を行う。カラー処理は、発色現像処理工
程、漂白処理工程、定着処理工程、水洗処理工程及び必
要に応じて安定化処理工程を行うが、漂白液を用いた処
理工程と定着液を用いた処理工程の代わりに、1浴・漂
白定着液を用いて、漂白定着処理工程を行なうこともで
きるし、発色現像、漂白、定着を1浴中で行なうことが
できる1浴現像漂白定着処理液を用いたモノバス処理工
程を行なうこともできる。
これらの処理工程に組み合わせて前硬膜処理工程、その
中和工程、停止定着処理工程、後硬膜処理工程等を行な
ってもよい。これら処理において発色現像処理工程の代
わりに発色現像主薬、またはそのプレカーサーを材料中
に含有させておき晩会処理をアクチベーター液で行なう
アクチベーター処理工程を行ってもよいし、そのモノバ
ス処理に7クチベーター処理を適用することができる。
これらの処理中、代表的な処理を次に示す。(これらの
処理は最終工程として、水洗処理工程、水洗処理工程及
び安定化処理工程のいずれかを行なう。) ・発色現像処理工程−漂白処理工程一定着処理工程 ・発色現像処理工程−漂白定着処理工程・前硬膜処理工
程−発色現像処理工程−停止定着処理工程−水洗処理工
程−漂白処理工程一定着処理工程−水洗処理工程−後硬
膜処理工程 ・発色現像処理工程−水洗処理工程−補足発色現像処理
工程−停止処理工程−漂白処理工程一定着処理工程 ・アクチベーター処理工程−漂白定着処理工程・アクチ
ベーター処理工程−漂白処理工程一定着処理工程 ・モノバス処理工程 処理温度は通常、10℃〜65℃の範囲に選ばれるが、
65℃をこえる温度としてもよい。好ましくは25℃〜
45℃で処理される。
発色現像液は、一般に発色現像主薬を含むアルカリ性水
溶液からなる。発色現像主薬は芳香族第1級アミン発色
現像主薬であり、アミノフェノール系及びp−フエニレ
ジンアミン系誘導体が含まれる。これらの発色現像主薬
は有機酸及び無機酸の塩として用いることができ、例え
ば塩fR酸、硫酸塩、D−トルエンスルホン酸塩、亜@
酸塩、シュウ酸塩、ベンゼンスルホン酸塩等を用いるこ
とができる。
これらの化合物は一般に発色現像液11について約0.
1〜約30(lの濃度、更に好ましくは、発色現像液1
iについて約1〜約15gの濃度で使用する。0.1g
よりも少ない添加量では充分なる発色濃度が得られない
上記アミノフェノール系現像剤としては例えば、0−ア
ミノフェノール、p−アミノフェノール、5−アミノ−
2−オキシ−トルエン、2−アミノ−3−オキシ−トル
エン、2−オキシ−3−アミノ−1,4−ジメチル−ベ
ンゼン等が含まれる。
特に有用な第1m芳香族アミン系発色現像剤はN−N’
−ジアルキル−p−フェニレンジアミン系化合物であり
、アルキル基及びフェニル基は置換されていても、ある
いは置換されていなくてもよい。その中でも特に有用な
化合物例としてはN−N−ジメチル−p−フェニレンジ
アミン塩酸塩、N−メチル−〇−フェニレンジアミン塩
酸塩、N。
N−ジメチル−〇−フェニレンジアミン塩酸塩、2−ア
ミノ−5−(N−エチル−N−ドデシルアミノ)−トル
エン、N−エチル−N−β−メタンスルホンアミドエチ
ル−3−メチル−4−アミノアニリン硫酸塩、N−エチ
ル−N−β−ヒドロキジエチルアミノアニリン、4−ア
ミノ−3−メチル−N、N−ジエチルアニリン、4−ア
ミノ−N−(2−メトキシエチル)−N−エチル−3−
メチルアニリン−p−トルエンスルホネート等を挙げる
ことができる。
また、上記発色現像主薬は単独であるいは2N以上併用
して用いてもよい。更に又、上記発色現像主薬はカラー
写真材料中に内蔵されてもよい。
この場合、ハロゲン化銀カラー写真感光材料を発色現像
液のかわりにアルカリ液(アクチベーター液)で処理す
ることも可能であり、アルカリ液処理の後、直ちに漂白
定着処理される。
本発明に用いる発色現像液は、現像液に通常用いられる
アルカリ剤、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
、水酸化アンモニウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム
、硫酸ナトリウム、メタホウ酸ナトリウムまたは硼砂等
を含むことができ、更に種々の添加剤、例えばベンジル
アルコール、ハロゲン化アルカリ金居、例えば、臭化カ
リウム、又は塩化カリウム等、あるいは現像調節剤とじ
て例えばシトラジン酸等、保恒剤としてヒドロキシルア
ミンまたは亜硫酸塩等を含有してもよい。さらに各種消
泡剤や界面活性剤を、またメタノール、ジメチルホルム
アミドまたはジメチルスルホキシド等の有機溶剤等を適
宜含有せしめることができる。
本発明に用いる発色現像液のpHは通常7以上であり、
好ましくは約9〜13である。
また、本発明に用いられる発色現像液には必要に応じて
酸化防止剤としてジエチルヒドロキシアミン、テトロン
酸、テトロンイミド、2−アニリノエタノール、ジヒド
ロキシアセトン、芳香族第2アルコール、ヒドロキサム
酸、ペントースまたはヘキソース、ピロガロール−1,
3−ジメチルエーテル等が含有されていてもよい。
本発明に用いる発色現像液中には、金属イオン封鎖剤と
して、種々のキレート剤を併用するこができる。例えば
、該キレート剤としてエチレンジアミン四酢酸、ジエチ
レントリアミノ五酢酸等のアミンポリカルボン酸、1−
ヒドロキシエチリデン−1,1′−ジホスホン酸等の有
機ホスホン酸、アミノトリ(メチレンホスホン酸)もし
くはエチレンジアミンテトラリンM等の7ミノボリホス
ホン酸、クエン酸もしくはグルコン酸等のオキシカルボ
ン酸、2−ホスホノブタン1.2.4−トリカルボン酸
等のホスホノカルボン酸、トリポリリン酸もしくはヘキ
サメタリン酸等のポリリン酸等、ポリヒドロキシ化合物
等が挙げられる。
漂白処理工程は、前述したように定着処理工程と同時に
行われてもよく、個別に行われてもよい。
漂白剤としては有機酸の台風錯塩が用いられ、例えばポ
リカルボン酸、アミノポリカルボン酸又は蓚酸、クエン
酸等の有機酸で、鉄、コバルト、銅等の金属イオンを配
位したものが用いられる。上記の有n酸のうちで最も好
ましい有機酸としては、ポリカルボン酸又はアミノポリ
カルボン酸が挙げられる。これらの具体例としてはエチ
レンジアミンテトラ酢酸、ジエチレントリアミンペンタ
酢酸、エチレンジアミン−N−(β−オキシエチル)−
N、N’ 、N’ −トリ酢酸、プロピレンジアミンテ
トラ酢酸、ニトリロトリ酢酸、シクロヘキサンジアミン
テトラ酢酸、イミノジ酢酸、ジヒロキシエチルグリシン
クエン酸(又は酒石Iり、エチルエーテルジアミンテト
ラ酢酸、グリコールエーテルジアミンテトラ酢酸、エチ
レンジアミンテトラプロピオン酸、フェニレンジアミン
テトラ酢酸等を挙げることができる。
これらのポリカルボン酸はアルカリ金属塩、アンモニウ
ム塩もしくは水溶性アミン塩であってもよい。
これらの漂白剤は5〜450(J/l、より好ましくは
20〜250(]/iで使用する。
漂白液には前記の如き漂白剤以外に、必要に応じて保恒
剤として亜硫酸塩を含有する組成の液が摘要される。又
、エチレンジアミンテトラ酢酸鉄(m ) 錯塩漂白剤
を含み、臭化アンモニウムの如きハロゲン化物を多量に
添加した組成からなる漂白液であってもよい。前記ハロ
ゲン化物としては、臭化アンモニウムの他に塩化水素酸
、臭化水素酸、臭化リチウム、臭化す]−リウム、臭化
カリウム、沃化ナトリウム、沃化カリウム、沃化アンモ
ニウム等も使用することができる。
本発明に用いられる漂白液には、特開昭46−280号
、特公昭45−8506号、同46−556号、ベルギ
ー特許第770,910号、特公昭45−8836号、
同53−9854号、特開昭54−71634号及び同
49−42349号等に記載されている種々の漂白促進
剤を添加することができる。
漂白液のpHは2.0以上で用いられるが、一般には4
.0〜9.5で使用され、望ましくは4.5〜8.0で
使用され、最も好ましくは5.0〜7.0である。
定着液は一般に用いられる組成のものを使用することが
できる。定着剤としては通常の定着処理に用いられるよ
うなハロゲン化銀と反応して水溶性の錯塩を形成する化
合物、例えば、チオ硫酸カリウム、チオ硫酸ナトリウム
、チオ硫酸アンモニウムの如きチオ硫酸塩、チオシアン
酸カリウム、チオシアン酸ナトリウム、チオシアン酸ア
ンモニウムの如きチオシアン酸塩、チオ尿素、チオエー
テル等がその代表的なものである。これらの定着剤は5
g/2以上、溶解できる範囲の旦で使用するが、一般に
は70a〜250111#!で使用する。
尚、定着剤はその一部を漂白槽中に含有することができ
るし、逆に漂白剤の一部を定着槽中に含有することもで
きる。
尚、漂白液及び/又は定着液には硼酸、硼砂、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリ
ウム、重炭酸ナトリウム、重炭酸カリウム、酢酸、酢酸
ナトリウム、水酸化アンモニウム等の各種1)HiII
I剤を単独であるいは2種以上組み合わせて含有せしめ
ることができる。ざらに又、各種の蛍光増白剤や消泡剤
あるいは界面活性剤を含有せしめることもできる。又、
ヒドロキシルアミン、ヒドラジン、アルデヒド化合物の
重亜硫酸付加物等の保恒剤、アミノポリカルボン酸等の
有礪キレート化剤あるいはニトロアルコール、硝酸塩等
の安定剤、水溶性アルミニウム塩の如き硬膜剤、メタノ
ール、ジメチルスルホアミド、ジメチルスルホキシド等
の有別溶媒等を適宜含有せしめることができる。
定着液のDHは3.0以上で用いられるが、一般には4
.5〜10で使用され、望ましくは5〜9.5で使用さ
れ、最も好ましくは6〜9である。
漂白定着液に使用される漂白剤として上記漂白処理工程
に記載した有機酸の金属錯塩を挙げることができ、好ま
しい化合物及び処理液における濃度も上記漂白処理工程
におけると同じである。
漂白定着液には前記の如き漂白剤以外にハロゲン化銀定
着剤を含有し、必要に応じて保恒剤として亜硫酸塩を含
有する組成の液が適用される。また、エチレンジアミン
四酢酸鉄(m ) 錯塩漂白剤と前記のハロゲン化銀定
着剤の他の臭化アンモニウムの如きハロゲン化物を少量
添加した組成からなる漂白定着液、あるいは逆に臭化ア
ンモニウムの如きハロゲン化物を多量に添加した組成か
らなる漂白定着液、ざらにはエチレンジアミン四酢酸鉄
(I[[)錯塩漂白剤と多量の臭化アンモニウムの如き
ハロゲン化物との組み合わせからなる組成の特殊な漂白
定着液等も用いる事ができる。前記ハロゲン化物として
は、臭化アンモニウムの他に塩化水素酸、臭化水素酸、
臭化リチウム、臭化ナトリウム、臭化カリウム、沃化ナ
トリウム、沃化カリウム、沃化アンモニウム等も使用す
ることができる。
漂白定着液に含有させることができるハロゲン化銀定着
剤として上記定着処理工程に記載した定着剤を挙げるこ
とができる。定着剤の濃度及び漂白定着液に含有させる
ことができるpH緩衝剤その他の添加剤については上記
定着処理工程におけると同じである。
漂白定着液のpHは4.0以上で用いられるが、一般に
は5.0〜9,5で使用され、望ましくは6.0〜8.
5で使用され、最も好ましくは6.5〜8.5である。
以下余白 [実施例] 以下に本発明の具体的実施例を述べるが、本発明の実施
の態様はこれらに限定されない。
以下の全ての実施例において、ハロゲン化銀写真感光材
料中の添加口は特に記載のない限り112当りのものを
示す。また、ハロゲン化銀とコロイド銀は銀に換算して
示した。
トリアセチルセルロースフィルム支持体上に、下記に示
すような組成の各層を順次支持体側から形成して、多層
カラー写真要素を作製した。
試料 第1層:ハレーション防止H(HC−1)黒色コロイド
銀を含むゼラチン層。
第2層;中間115(1,L、) 2.5−ジー【−オクチルハイドロキ ノンの乳化分散物を含むゼラチン層。
第3層;低感度赤感性ハロゲン化銀乳剤層(RL−1) 平均粒径(下−) 0.30μm 、 Ag16モル%
を含むAgBr1からなる 単分散乳剤(乳剤I)・・・銀塗布量1.8g/f 増感色素■・・・・・・ 銀1モルに対して5X10−5モル 増感色素■・・・・・・ 銀1モルに対して1.0X10−5モルシアンカプラー
(C−1)・・・・・・銀1モルに対して0.06モル カラードシアンカプラー(CC−1> 銀1モルに対して0.003モル DIR化合物(D−I)・・・・・・ 銀1モルに対して0.0015モル DIR化合物(D−IF)・・・・・・銀1モルに対し
て0.002モル 第4層:高感度赤感性ハロゲン化銀乳剤層(RH−1) 平均粒径(r )  0.5μm 、 Ag1 7.0
モル%を含むAa Br Iからなる 単分散乳剤(乳剤■)・・・銀塗布量1.3Q /f 増感色素I・・・・・・ 銀1モルに対して3X10−5モル 増感色素■・・・・・・ 銀1モルに対して1.0X10−5モルシアンカプラー
(C−1)・・・・・・銀1モルに対して0.02 E
ル カラードシアンカブラ−(CC−1) 銀1モルに対して0.0015モル DIR化合物(D−I[[)・・・・・・銀1モルに対
して0.001モル 第5層;中間層(1,L、) 第2層と同じ、ゼラチン広。
第6居;低感度緑感性ハロゲン化銀乳剤層(GL−1> 乳剤−■・・・・・・ 塗布銀m 1.5g/v2増感
色素■・・・・・・ 銀1モルに対して2.5X10−5モル増感色素■・・
・・・・ 銀1モルに対して 1.2X10−5モルマゼンタカプ
ラー(M−1)・・・・・・銀1モルに対してo、 o
soモル カラードマゼンタカプラー(CM−1)銀1モルに対し
て0.009モル DIR化合物(D−rV)・・・・・・銀1モルに対し
て0.0010モル DIR化合物(D−V)・・・・・・ 銀1モルに対して0.0030モル 第7層:高感度緑感性ハロゲン化銀乳剤層(GH−1) 乳剤−■・・・・・・ 塗布銀fit 1.’ll /
v’増感色素■・・・・・・ 銀1モルに対して1.5X10−5モル増感色素■・・
・・・・ 銀1モルに対して1.0X10−5モルマゼンタカプラ
ー(M−1)・・・・・・銀1モルに対して0.020
モル カラードマゼンタカプラー(CM−1)銀1モルに対し
て0.002モル DIR化合物(D−Vl)・・・・・・銀1モルに対し
て0.0010モル 第8層:イエローフィルタ一層(YC−1)黄色コロイ
ド銀と2.5−ジ−t−オ クチルハイドロキノンの乳化分散物と を含むゼラチン層。
第9層;低感度青感性ハロゲン化銀乳剤層(BL−1) 平均粒径Q、48 tlm 、 Ag16モル%を含む
Afl 3r Iからなる 単分散乳剤(乳剤■)・・・銀塗布蛋0.9Q/f 増感色素V・・・・・・ 銀1モルに対して1.3XIQ−5モルイエローカプラ
ー(Y−1)・・・・・・銀1モルに対して0.29モ
ル DIR化合物(D−■)・・・・・・ 銀1モルに対して0.0015モル 第10層:高@度青感性乳剤層(BH−1)平均粒径0
.8μl 、 Act I 15モル%を含むA(JB
rIからなる 単分散乳剤(乳剤■)・・・銀塗布署0.5g/12 増感色素V・・・・・・ 銀1モルに対して 1.0X10−5モルイエローカプ
ラー(Y−1)・・・・・・銀1モルに対して0.08
モル DIR化合物(D−■)・・・・・・ 銀1モルに対して0.0015モル 第111i :第1保Nm(Pro−1)沃臭化銀(A
g11モル%平均粒径 0.07μm)  銀塗布口0.50/m’紫外線吸収
剤 LIV−1,UV−2を含むゼラチン層。
第12層;第2保護Fi(Pro−2)ポリメチルメタ
クリレート粒子(直径 1.5μm)及びホルマリンスカベンジャ−(H8−1
)を含むゼラチン層 尚各層には上記組成物の他に、ゼラチ ン硬化剤(H−1)や界面活性剤を添 加した。
試料の各層に含まれる化合物は下記の通りである。
増感色素I;アンヒドロ−5,5′−ジクロロ−9−エ
チル−3,3′−ジー (3−スルホプロピル)チアカル ボシアニンヒドロキシド 増感色素■:アンヒド0−9−エチル−3゜3′−ジー
(3−スルホプロピル) −4,5,4’ 、5’ −ジベンゾ チアカルボシアニンヒドロキシド 増感色素■;アンヒドロ−5,5′−ジフェニル−9−
エチル−3,3′−ジー (3−スルホプロピル)オキサカ ルボシアニンヒドロキシド 増感色素■:アンヒドロー9−エチル−3゜3′−ジー
(3−スルホプロピル) −5,6,5’ 、6’ −ジベンゾ オキサカルボシアニンヒドロキシ ド 増感色素■:アンヒドロー3,3゛−ジー(3−スルホ
プロピル)−4,5−ベ ンゾー5′−メトキシチアシアニ ン 以下余白 し             Q と               = :)−一 以上の様に作製した各種の試料においてD−I〜D−■
のDIR化合物、および現像主薬の酸化体とカップリン
グ反応して色素を形成しない化合物(無呈色カプラー)
の種類と添加位置、添加良は表−1のとおりである。
以下余白 表中、−は化合物が含まれないことを示す。
Sの添加MはQ/fである。
く比較のためのDIR化合物〉 D−(a ) D−(b ) D−(a >、o−(b )は、いわゆる拡散性を有し
ていないDIR化合物 このようにして作成した各試料を、白色光を用いて露光
したのち、下記現像処理を行った。
処理工程(38℃) 発色現像      3分15秒 漂白        6分30秒 水洗        3分15秒 定着        6分30秒 水洗        3分15秒 安定化       1分30秒 乾燥 各処理工程において使用した処理液組成は下記の通りで
ある。
[発色現像液] 4−アミノ−3−メチル−N−エチル −N−(β−ヒドロキシエチル) 一アニリン・硫酸塩        4.75(+無水
亜硫酸ナトリウム       4.250ヒドロキシ
ルアミン・1/2硫酸塩 2.0g無水炭酸カリウム 
        37.51j臭化ナトリウム    
       1.3gニトリロトリ酢酸・3ナトリウ
ム塩 (1水塩)              2.50水酸
化カリウム          1.0g水を加えて1
2とする。
[漂白液] エチレンジアミン四酢酸鉄 アンモニウム塩          ioo  aエチ
レンジアミン四酢酸2 アンモニウム塩          10.01;1臭
化アンモニウム         150.00氷酢@
               10.Od水を加えて
11とし、アンモニア水を用いてpH= 6.0にWA
堕する。
[定着液] チオ硫酸アンモニウム       175. O(]
無無水亜酸す1−リウム       8.5qメタ亜
硫酸ナトリウム        2.3g水を加えて1
tとし、酢酸を用いてpH=6.0に調整する。
[安定液] ホルマリン(37%水溶液)      1.5t12
コニダツクス(小西六写真工業社H>  7.SvQ水
を加えて11とする。
得られた各試料についてそれぞれ、白色光(W)を用い
て、鮮鋭度(MTF)及びRMSを測定した。その結果
を表−2に示す。鮮鋭度の改良効果は色素画像のM T
F(M odulation T ransferFu
nction )を求め、30本/mmでのMTFの相
対値(試料N001を100とする)で示した。
RMS値は最小濃度+1,2の濃度を開口走査面積25
0μVのマイクロデシトメ−ターで走査した時に生じる
濃度値の変動の標準偏差の1000倍値で示した。
以下余白 表−2 表−2の結果から、本発明は画質(M脱性・粒状性)の
向上に対して拡散性DIR化合物と無呈色カプラーの組
み合わせによって大きな効果があることが明白である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 支持体上に少なくとも1層の親水性コロイド層を有する
    ハロゲン化銀写真感光材料において、現像主薬の酸化体
    と反応して拡散性の現像抑制剤又は現像抑制剤プレカー
    サーを放出する化合物(拡散性DIR化合物)と、現像
    主薬の酸化体とカップリング反応をするが色素を形成し
    ない化合物(無呈色カプラー)の両方を含有することを
    特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。
JP978686A 1986-01-20 1986-01-20 ハロゲン化銀写真感光材料 Pending JPS62166338A (ja)

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