JPS62165876A - 蓄電池 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は蓄電池の新しい構造に関するものである。

従来の技術 鉛蓄電池、アルカリ蓄電池などの蓄電池は正極板、セパ
レータおよび負極板を各１枚あるいは複数枚を順次重ね
てケース内に配置し、電解液を注入した構造、あるいは
手ねた後、渦巻状に巻いてケース内に装填し、電解液を
注入した構造となっている。従って蓄電池の厚さとして
は使用した正極板、負極板、セパレータおよび電槽の厚
みの全てを合計した寸法が必要となる。

ところが、近年、自動車、オートバイ、ポータプルｍ器
などの蓄電池を使用する門型の小形化が進むなかで、と
くに蓄電池の薄形化の要求が強くなってきているにもか
かわらず、現在の構造では薄形化はすでに限界に来てい
る。

問題点を解決するための手段 本発明は薄形蓄電池の製造を可能にする新しい構造に関
するもので、渦巻状の正極と渦巻状の負極とを同一平面
上に配置し、前記正・負極の間にセパレータを介在させ
ることによって薄形の蓄電池を得るものである。

実　　施　　例 以下、本発明の実施例を図面に従って説明する。

第１図において、１は渦巻形状を有する正極、２は前記
正極１と中心を共通にした渦巻形状を右する負極、３は
前記正・負極間に介在させたマイクロガラスウールから
なるセパレータ、９はケースである。正極、負極、セパ
レータとも厚みは１．５攬町、幅は正極が２ｍｍ　、負
極が１．８ｍｍ、セパレータが１　、９ｍｉである。

第２図は上記実施例と同様に正極板、負極板およびセパ
レータ共１．５ｍｍのものを用いた従来の積重ね構造の
密閉形鉛蓄電池である。従来構造のものにあっては正極
板４をセル当り１枚、負極板５を２枚、セパレータ６を
２枚という、最も薄くできる構成にしても電池厚みとし
ては、正極板厚さ１．５１ＩＩＩＩｉ＋負極板厚さ　１
．５ｍｍｘ　２＋ケ一ス肉厚１ｍ＋ｍｘ２−９．５ｍｍ
が限界であるのに対し、第１図に示す本発明の実施例で
は、正極板、負極板およびセパレータを同一平面上に配
置するため、極板厚さ１．５ｙｕ十ケ一ス肉厚１ｍｍ　
ｘ　２−３，５ｍｎという極めて薄い形状の鉛蓄電池の
製造が可能となる。

第３図は他の実施例を示す図で、正極７および負極８は
四角な渦巻形状を有している。電極の形状が四角である
ため、電池形状を四角にするときに空間の無駄がなく、
容積高率の高い密閉形鉛蓄電池を得ることができる。

発明の効果 以上のように、本発明による新しい構造の蓄電池は従来
不可能であった、極めて薄い形状にすることができるた
め、設と場所に制限を受けるポータプル機器などには最
適のものであり、工業的価値は非常に大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明蓄電池の構造を示す要部欠截斜視図、第
２図は従来品の構造を示す一部欠戯側面断面図、第３図
は本発明の他の実施例を示？ｌ要部欠截断面図である。 １．４．７・・・・・・正極板 ２．５．８・・・・・・負極板 ３．６・・・・・・セパレータ ９・・・・・・ケース

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 正極と負極がセパレータを介して中心を共通とする渦巻
   状に同一平面上に配置されていることを特徴とする蓄電
   池。