JPS62165192A

JPS62165192A - 燃料集合体組立装置

Info

Publication number: JPS62165192A
Application number: JP61006884A
Authority: JP
Inventors: 持田　致吉
Original assignee: Mitsubishi Nuclear Fuel Co Ltd
Current assignee: Mitsubishi Nuclear Fuel Co Ltd
Priority date: 1986-01-16
Filing date: 1986-01-16
Publication date: 1987-07-21
Anticipated expiration: 2011-12-18
Also published as: JP2564512B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】「産業上の利用分野」本発明は、スケルトンアセンブリに燃料棒を引き込んで
燃料集合体を組み立てる燃料集合体組立装置に関する。

「従来の技術」現在便用されている加圧水型軽水炉には燃料集合体が用
いられている。この燃料集合体は、帛６図に示すように
、上下に離間されて配設された上部ノズル１及び下部ノ
ズル２と、これらの間に所定の間隔をおいて配設され、
ストラップにより形成された格子空間を有する現数の支
持格子３と、この支持格子３の格子空間内に所定の聞ｖ
４をおいて挿通され、かつ支持格子３の固定部により固
定され、さらＫそれぞれの上下端部を上部ノズル１、下
部ノズル２に連結された肺？；ｊＩＪ悼案内旨４と、仮
撞管５内に密封された多数の燃料ベレット６及び押えば
ね７を有し、支持格子３の多数の格子空間のうちの所定
の格子空間内に挿通され、支持格子３の支持部により弾
力的に支持された多数の燃料ＩＩ８とから構成されたも
のである。

このような燃料集合体を組み立てるＫは、まず上記支持
格子３を所定の間隔をおいて平行に配列し、この支持格
子３の所定のセルに複数の制御棒案内管４を挿通した後
、拡管治具により制御棒案内管４を拡メけして支持格子
３に固着し、スケルトンアセンブリ９を構成する。次い
で、燃料集合体組立装置を使用して上記スケルトンアセ
ンブリ９の支持格子３の所定のセルに燃料棒８を引き込
んだ後、制御忰案内管４の下部に下部ノズル２を、上部
に上部ノズル１をそれぞれ取り付ける。

ところで、上記燃料集合体を組立てるには、本出願人が
先に出願した実願昭５８−２８８６０号の燃料集合体組
立装置を利用することができる。

この燃料集合体組立装置について第７図と第３図に基づ
いて概ｗ１説明する。

第７図中ｌＯは燃料棒８を縦横に収納する燃料棒マガジ
ン、１１はスケルトンアセンブリ９を保持する組立冶具
、１２は燃料棒引込み機（ローディングマシン）である
。この燃料棒引込み機１２には、駆動機構１３によって
第７図における左右方向に移動する移動台１４が配設さ
れている。この移動台１４には複数の燃料棒引込み工具
１５が着脱自在に取り付けられている。

上記燃料棒引込み機１２は、移ω１台１４に上下動自在
に設けられた引込み棒保持ビン（図示せず）による上下
動操作及びこの引込み棒保持ピンを所定位置にロックす
るためのロックビン（図示せず）の操作により、スケル
トンアセンブリ９内へ引き込むべき燃料棒８に対向する
位置にある燃料棒引込み工具１５と引込む必要のない工
具１５とを移動台１４に選択的に固定することができる
ようになされている。

「発明が解決しようとする問題点」しかしながら、上述したような燃料集合体組立装置に８
いては、スケルトンアセンブリ９内に燃料棒８ｆｒ：引
き込む際に、支持格子３との間の埴擦抵抗によって燃料
棒８の表面にスクラッチ（ひっかきＷ）が生じ易いとい
う問題がある。

本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、燃料棒をスケルトンアセンブリ内に配
設する際に、円滑にかつ容易に燃料棒を引き込むことが
できる上に、支持格子との間の騒擦抵抗を極めて小さく
抑制できて、燃料棒の表面にスクラッチが生じることを
防止できる燃料集合体組立装置を提供することにある。

「間誼点を解決するための手段」上記目的を達成するために、不発明は、燃料棒が所定の
間隔をおいて収納された燃料棒マガジンとスケルトンア
センブリが載１１ｔｇれている組立治具との間に、燃料
棒表面に潤滑油を供給する詞滑剤供給手段を設け、かつ
上記組立治具の上方に、スケルトンアセンブリを組立治
具の組立台とともに吊り上げる移送手段を設ける一万、
スケルトンアセンブリを況浄し、乾燥させる洗浄乾燥手
段を設けると共に、洗浄乾燥手段を移動させる搬送手段
を洗浄乾燥手段に設けたものである。

「作　　用」本発明の燃料集合体組立装置にあっては、燃料棒をスケ
ルトンアセンブリ内の所定箇所に配設する際に、潤滑油
供給手段によって、上記燃料棒の表面に潤滑油を供給し
て、燃料棒とスケルトンアセンブリの支持格子との烏擦
抵抗を大幅に減少させ、円＃に燃料棒をスケルトンアセ
ンブリ内に引き込むと共に、移送手段によって該スケル
トンアセンブリを吊り上げ、かつ搬送手段によって洗浄
乾燥手段を所定位置に移動させて、次いで洗浄乾燥手段
によってスケルトンアセンブリを洗浄、乾燥させ、潤滑
油を取り除（。

「実施例」以下、第１図ないし第５図に基づいて本発明の一実施例
を説明する。

図中２０は、組立治具であり、この組立治具２゜は、ス
テルトンアセンブリ２１χ賊置するための組立台２２と
、この組立台２２を起立させる起立装置２３とから構成
されている。また、組立治具２０の一端側（第弘図にお
いて右端側）には、燃料棒８を所定の間隔をおいて縦横
に収納した燃料棒マガジン２４が配設されており、組立
治Ａ２０の他端側には、上記従来のローディングマシン
１２と同様の構成のローディングマシン（図示せず〕が
配設されている。

上記燃料棒マガジン２４の上記組立治具２０側の端部に
は、燃料棒８をスケルトンアセンブリ２１内に引込む際
に該燃料４ｓ８を案内するためのロッドガイド板２５が
取付けられている。このロッドガイド板２５には、所定
数（例えば＝６グ個）のガイド孔が形成されている。ま
た、上記ロッドガイド板２５の上方には第１図と第、２
図に示すように、供給ノズル２６が、かつ下方には、潤
滑油槽２７が配置されている。そして、供給ノズル２６
と潤滑油槽２７との間には、配管を介して、圧力計２８
．絞り弁２９、循環ポンプ３０が連Ｗｉされており、こ
れらの供給ノズル２６と潤滑油槽２７と循環ポンプ３０
とにより、ロッドガイド板２５のガイド孔を通過する燃
料棒８の表面に潤滑油を供給する手段３１がｍｉされて
いる。なお、３２゜３３はパルプである。

上記起立装置２３は、上記組立台２２の下部に配置され
て、組立台２２を支持し、かつ起立させるものである。

この起立装ｆ１２３の架台３４は、側面視した場合り字
状をなすもので、底部フレーム３４ａと側部フレーム３
４ｂとからなる。Ｉ＃、ｇフレーム３４ａの左端には、
第弘図に示すように、水平な固定軸３５が設けられ、こ
の固定軸３５には第１のアーム３６の基端部が上下方向
回動自在に取付けられている。また、底部フレーム３４
ａの右端には第１のシリンダ３７０基端部が軸３８によ
り上下方向回動自在に設けられている。このシリンダ３
７のロッドの先端部は、回動軸３９により第１のアーム
３６先端部に回動自在に連結されている。

また、上記第１のアーム３６の先端部には、さらに回動
１１ｉｌＩ１３９によりＵ字状の第２のアーム４００基
部が上下方向回動自在に取付けられている。

この第２のアーム４０の側板４０ａの短辺部光漏には、
第２のシリンダ４１のロッド先端が軸４２を介して連結
されている。この第２のシリンダ４１０基端部は、上記
固定軸３５と軸巌中心を一致させた軸４３を介して架台
３４゛に回転自在に連結されている。４４．４５は第１
．第２のアーム３６゜４０を第弘図に示す状態より下降
しないようにするためのストッパーである。そして、上
記第２のアーム４０の先端部は、通常時には、ストッパ
ー４５の上、すなわち架台３４の側部フレーム３４ｂ上
に載った状態で保持される。

この第２のアーム４０の先端には、一対のローラ４６が
取付けられている。このローラ４６は、Ｕ字状に形成さ
れたアーム４０の先端の両側板４０ａ内面側に回転自在
に取付けられている。そして、ローラ４６は、第弘図に
示すように上記組立台２２の下面に設けられた溝付ガイ
ドフレーム４７のガイド溝内を転動するものである。な
お、４８は、ｍ付ガイドフレーム４７の下面に取付けら
れた位置決め用金具であり、４９は、位置決め用金具４
８に対向する位置の第２のアーム４０に取付けられた位
置決め用受具である。

また、上記架台３４の左端には、支持台５０が設愉され
ており、この支持台５０の上部には、一対の軸受５１が
それぞれ例えば、ちょうつがいボルトのように簡単に取
り外せるボルト５２によって取付けられている。そして
、これら両軸受５１には、上記組立台２２のｌ′ｌ１Ｉ
ＩＩ側に突設した支持部材５３０軸部５３ａが回転自在
に装Ｎされており、これにより１組立台２２が該軸部５
３ａを中心にして上下方向に回動するようになっている
。さらに、組立台２２には、第ダ図に示すように適宜位
置に複数の（図において１０個の）クランプ装置５４が
取付けられている。このクランプ装置５４は、一対の鉤
状のクランプ体５４ａ、５４ｂが、それらの一端部どう
しを回動自在に連結すると共に、他端部どうし乞看脱自
在に取付けてなり、両クランプ体５４ａ、５４ｂで構成
される空間内にスケルトンアセンブリ２１　’ａ？＆置
して一定するものである。ざらにまｔ、組立台２２の端
部（第を図において左端部）には、下部支持台５５が取
付けられている。

上記組立台２２の上方位置において、立設した支柱５６
の上部に水平に掛けわたされたレール叙用梁５７には、
上記スケルトンアセンブリ２１を組立台２２と−と、も
に吊り上げるための移送手段（天井クレーン）５８と、
洗浄乾燥装置５９を移動させるための搬送手段（天井ク
レーン）６０とがそれぞれ設けられている。そして、上
記洗浄乾燥装置５９は、その内部に上記スケルトンアセ
ンブリ２１を組立台２２とともに収容して％第１゜第２
溶剤供給設備６１，６２から７レキシプルパイプ６３を
介してケロシン、アセトンを供給し、超音波洗浄すると
共に、乾燥設備６４からの給気によって乾燥させるもの
である。なお、Ａ、Ｂは各溶剤供給設備６１．６２から
排出される廃液、Ｃは乾燥設備６４からの排気である。

次に、上記のように構成された燃料集台体組立装ｆＭｖ
）作用について説明する。

まず、スケルトンアセンブリ２１を組立台２２上にクラ
ンプ装置５４によつ℃固定すると共に、スケルトンアセ
ンブリ２１の第１７図における右側に燃料棒マガジン２
４を、スケルトンアセンブリ２１と同一レベルに配設し
、かつスケルトンアセンブリ２１の左側に伽数の燃料棒
引込み工具な有スルローディングマシン（図示せず）を
配置した状態において、上記ローディングマシンの燃料
棒引込み工具を用いて、ステルトンアセンブリ２１０支
持格子内に、燃料棒マガジン２４に収納されている燃料
棒８を引込む。この際、燃料棒８は、燃料棒マガジン２
４の端部に設置しであるロッドガイド板２５のガイド孔
内を通過していくが、このロッドガイド板２５の上方に
は供給ノズル２６が配置ａされて、循環ポンプ３０によ
って供給ノズル２６から濶＃油が噴出しているから、上
記ロントガイド板２５を押通してい（燃料棒８の表面に
は潤滑油が付着する。これにより、上記燃料棒８がステ
ルトンアセンブリ２１の支持格子内に引込まれる際の燃
料棒８の表面と支持格子との曲の耘擦抵仇が極めて小さ
く抑制されるから、燃料棒８は円滑に支持格子内に引込
まれて、燃料棒８の表面にスクラッチが生じることがな
い。

次いで、スケルトンアセンブリ２１に燃料棒８を引込ん
だ後に、組立台２２を移送手段５８に連結すると共Ｋ、
ボルト５２を取り外し、かつスケルトンアセンブリ２１
と組立台２２を一旦左方に移動させ％溝付ガイドフレー
ム４７をローラ４６から外した後、移送手段５８によっ
て、スケルトンアセンブリ２１を組立台２２とともに吊
り上げる。この際、上記スケルトンアセンブリ２１の上
方位置から、洗浄乾燥装置５９を第３図において右方に
退避させてお（。

続いて、上記移送手段５８によってスケルトンアセンブ
リ２１を組立台２２とともに所定高さまで吊り上げた後
、搬送手段６０によって、洗浄乾燥装置５９？：組立台
２２の下方位置まで移ｗＪさせ。

さらにその位置から上昇させて、洗浄乾燥装置５９内に
スケルトンアセンブリ２１と組立台２２を収容する。

そして、洗浄乾燥装置５９内に、第１溶剤供給設（ｌｉ
４ｉ６１から第１の浴剤、例えば、チロシンを供πＳし
、次いで、第２の溶剤供給設備６２から、例えば、アセ
トンを供給して、超音波洗浄を行なう。

その後、乾ｌＩ２設備６４を用いて、洗浄乾燥装置５９
内のスケルトンアセンブリ２１と組立台２２とを乾燥さ
せる。これにより、該スケルトンアセンブリ２１に付層
していた潤滑油は完全に除去される。

次いで、搬送手段６０によって、洗浄乾燥装置５９を下
降させ、さらＩｃ第３図において右方に移動させて退避
させた後、移送手段５８によって、スケルトンアセンブ
リ２１を組立台２２とともに下降させ、上述したのと逆
の手順で組立台２２を上記起立装置２３上に固定する。

そして、上記スケルトンアセン１９２１０両鴻に下部ノ
ズル及び上部ノズルを取付けて燃料棒集合体の組立が完
了する。

このようにして、燃料集合体を組立てるが、この場合、
燃料棒８をスケルトンアセンブリ２１の支持格子内に引
込む際、潤滑油によって、燃料棒８と支持格子との埴悔
抵抗を極めて小さく抑えられるから、スムーズに燃料棒
８が引込まれ、燃料棒８の表面にスクラッチが生じるこ
とがないと共に、洗浄乾燥装置５９内で上記スケルトン
アセンブリ２１を組立台２２とともに超音波洗浄するか
ら、付着していた潤滑前は完全に除去されて、燃料集合
体にＩＩ潤滑油残留することがない。また、スケルトン
アセンブリ２１は組立台２２とともに吊り上げ、吊り下
げるから、アラインメントがくるうようなことがない。

なお、燃料棒８の表面に潤滑油を供給する手段としては
、ロッドガイド板２５のガイド孔に７エル）　ＩＪング
等を取付け、そのリングに潤滑油等をしみこませておい
て、ガイド孔を通過する燃料棒８の表（２）に潤滑油を
塗布するものでもよい。

「発明の効果」以上説明したように、本発明によれば、燃料棒が所定の
１ｉｔｌｔｉをおいて収納された燃料棒マガジンとスケ
ルトンアセンブリが載ｎされている組立治具との間に、
燃料棒表面にｆ１４滑油を供給する潤滑油供給手段を設
げ、かつ上記組立治具の上方に、スケルトンアセンブリ
を組立治具の組立台とともに吊り上げる移送手段を設け
る一万、スケルトンアセンプ＋７ｙ洗階し、乾燥させる
洗浄乾燥手段を設けると共に、洗浄乾燥手段を移動させ
る搬送手段を洗浄乾燥手段に設けたものであるから、燃
料棒なスケルトンアセンブリ内の所定箇所に配設する際
に、潤滑油供給手段によって、上記燃料棒の表面に潤滑
油を供給して、燃料棒とスケルトンアセンブリの支持格
子とのＩＭＷＡ抵抗を大幅に減少させ、円滑に燃料棒を
スケルトンアセンブリ内に引き込むと共に、移送手段に
よって該スケルトンアセンブリを吊り上げ、かつ搬送手
段によって洗浄乾燥手段を所定位置に移動させて、次い
で洗浄乾燥手段によってスケルトンアセンブリケ洗浄、
乾燥させ、ｒｄｉ油を取り除（ことにより、スムーズに
かつ容易に燃料集合体を組立てることかでさ、かつ支？
４＠子と燃料棒との摩擦抵抗を大幅に減少させることが
できて、燃料棒の表面にスクラッチが生じることを防止
でき、極めて品質の良好な燃料集合体を得ることがでさ
るという置れた効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第７図ないし第５図は本発明の一実施例を示すもので、
第１図はロントガイド板部の概略構成因、第２図はロッ
ドガイド部の概略側面図、第３図は洗浄乾燥部の概略構
成図、第ダ図は組立治具の側面図、帛Ｓ図は組立治具の
ミ面図、第６図は燃料集合体の概Ｗ！構成図、第７図と
第を図は従来の燃料集合体組立装置を示すもので、第７
図は側面図、第ｇ図は平面図である。８・・・・・・燃料棒、１０・・・・・・燃料棒マガジ
ン、１２・・・・・・燃料棒引込み機（ローディングマ
シン）、２０・・・・・・組立治具、２１・・・・・・
スケルトンアセンブリ、２２・・・・・・組立台、２４
・・・・・・燃料棒マガジン、３１・・・・・・潤滑油
供給手段、５８・・・・・・移送手段（天井クレーン）
、５９・・・・・・洗浄乾燥装置、６０・・・・・・搬
送手ｙｉ（天井クレーン）。第３図らｑ第５図

Claims

【特許請求の範囲】

燃料棒が所定の間隔をおいて収納された燃料棒マガジン
から上記燃料棒を、上記燃料棒マガジンに対向させられ
たローディングマシンにより引抜いて、組立治具の組立
台上に載置されているスケルトンアセンブリ内の所定箇
所に配設する燃料集合体組立装置において、上記燃料棒
マガジンと組立治具との間に設けられ、かつ上記燃料棒
表面に潤滑油を供給する潤滑油供給手段と、上記組立治
具の上方に設けられ、かつ上記スケルトンアセンブリを
上記組立台とともに吊り上げる移送手段と、上記組立治
具の上方に移動自在に設けられ、かつ上記スケルトンア
センブリを洗浄し、乾燥させる洗浄乾燥手段と、この洗
浄乾燥手段に設けられ、かつ洗浄乾燥手段を移動させる
搬送手段とを具備したことを特徴とする燃料集合体組立
装置。