JPS62164859A - リチウムを含むアルミニウム合金の相対的強度と破断靭性を改善するためのプロセス - Google Patents
リチウムを含むアルミニウム合金の相対的強度と破断靭性を改善するためのプロセスInfo
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- JPS62164859A JPS62164859A JP25156486A JP25156486A JPS62164859A JP S62164859 A JPS62164859 A JP S62164859A JP 25156486 A JP25156486 A JP 25156486A JP 25156486 A JP25156486 A JP 25156486A JP S62164859 A JPS62164859 A JP S62164859A
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- aluminum
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- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は合金元素としてリチウムを含むアルミニウム合
金に関し、特にアルミニウム・リチウム合金の強度を低
下させることなく破断靭性を改善するためのブーセスに
関するものである。
金に関し、特にアルミニウム・リチウム合金の強度を低
下させることなく破断靭性を改善するためのブーセスに
関するものである。
発明の背景
現在の大型の商業輸送飛行機は、その飛行機の建造時に
1ボンド(約453グラム、以下同様)軽量化されるご
とに1年につき15〜20ガロン(1ガロン−3,8法
、以下同様)燃料を節約し得ると推定されている。飛行
機の設計寿命である20年にわたれば、この燃料の節約
量は300〜400ガロンに達する。現在の燃料コスト
において、飛行機の全体的な経済効率を改善するために
、飛行機の構造体の重量を軽量化するための投資は意義
あるものである。
1ボンド(約453グラム、以下同様)軽量化されるご
とに1年につき15〜20ガロン(1ガロン−3,8法
、以下同様)燃料を節約し得ると推定されている。飛行
機の設計寿命である20年にわたれば、この燃料の節約
量は300〜400ガロンに達する。現在の燃料コスト
において、飛行機の全体的な経済効率を改善するために
、飛行機の構造体の重量を軽量化するための投資は意義
あるものである。
種々のタイプの飛行機における性能を改善するためには
、改良されたエンジンを用いたり改善された飛行機フレ
ーム設計を用いることが必要であり、あるいは、新しい
かまたは改良された構造体材料を用いることが必要であ
る。エンジンと飛行機設計における改善は精力的に追及
されてきた。
、改良されたエンジンを用いたり改善された飛行機フレ
ーム設計を用いることが必要であり、あるいは、新しい
かまたは改良された構造体材料を用いることが必要であ
る。エンジンと飛行機設計における改善は精力的に追及
されてきた。
しかし、新しくかつ改良された構造体材料の開発がそれ
なりの注目を受けたのは最近のことであり、新しい飛行
機設計においてそれらの材料を採用することは性能上重
大な利益を生ずると期待される。
なりの注目を受けたのは最近のことであり、新しい飛行
機設計においてそれらの材料を採用することは性能上重
大な利益を生ずると期待される。
材料は飛行機の構造の概念を描く場合に常に重要な役割
を果たしてきた。1930年台初期から、大型飛行機の
構造飼料は一貫してきており、アルミニウムは主翼、ボ
ディ、および尾翼における基本的な構造材であり、鋼は
着陸ギヤやその他の特に高い強度を特徴とする特殊な部
分に用いられている。しかしながら、過去数年にわたっ
て、いくつかの重要な新しい材料が飛行機の構造に用い
られるように開発されてきている。これらのヰA料には
、新しい金属材料、金属母相の複合材、および樹脂母相
曵合材などがある。来たる何十年において、改良された
アルミニウム合金や樹脂母相のカーボンファイバ材が飛
行機構造材料として支配的になるであろうと多くの人が
信じている。1u合材料は飛行機構造材として用いられ
る割合が増加するであろうが、新しい軽量のアルミニウ
ム合金、特にアルミラム・リチウム合金はこの種の材料
のa用件を拡大するために非常に9望である。
を果たしてきた。1930年台初期から、大型飛行機の
構造飼料は一貫してきており、アルミニウムは主翼、ボ
ディ、および尾翼における基本的な構造材であり、鋼は
着陸ギヤやその他の特に高い強度を特徴とする特殊な部
分に用いられている。しかしながら、過去数年にわたっ
て、いくつかの重要な新しい材料が飛行機の構造に用い
られるように開発されてきている。これらのヰA料には
、新しい金属材料、金属母相の複合材、および樹脂母相
曵合材などがある。来たる何十年において、改良された
アルミニウム合金や樹脂母相のカーボンファイバ材が飛
行機構造材料として支配的になるであろうと多くの人が
信じている。1u合材料は飛行機構造材として用いられ
る割合が増加するであろうが、新しい軽量のアルミニウ
ム合金、特にアルミラム・リチウム合金はこの種の材料
のa用件を拡大するために非常に9望である。
現在まで、アルミニウム・リチウム合金は飛行機の構造
においてわずかに用いられてきたたけである。この少な
い使用は、他の従来のアルミニウム合金に比べてリチウ
ムを含むアルミニウム合金は鋳造が困難であって比較的
低い破断靭性を有することによっている。しかしながら
、アルミニウムにリチウムを添加することは密度の本質
的な低下をもたらし、それは飛行機の構造の全体的な重
量を減少させるという点において非常に重要であること
が分かる。アルミニウム・リチウム合金の処理技術の改
善において本質的な前進がなされてきたが、この合金に
おいて破断靭性と高い強度の良好な組合わせを得ること
は依然として主要な研究課題である。
においてわずかに用いられてきたたけである。この少な
い使用は、他の従来のアルミニウム合金に比べてリチウ
ムを含むアルミニウム合金は鋳造が困難であって比較的
低い破断靭性を有することによっている。しかしながら
、アルミニウムにリチウムを添加することは密度の本質
的な低下をもたらし、それは飛行機の構造の全体的な重
量を減少させるという点において非常に重要であること
が分かる。アルミニウム・リチウム合金の処理技術の改
善において本質的な前進がなされてきたが、この合金に
おいて破断靭性と高い強度の良好な組合わせを得ること
は依然として主要な研究課題である。
発明の概要
本発明は、種々の組成のアルミニウム・リチウム合金の
強度を低下させることなく改善された高い破断靭性を与
えるために、比較的低温で時効する方法を提供する。そ
の合金は物品の形状に形成されて溶体化熱処理され、そ
して焼入れされた後に、単に比較的長時間にわたって比
較的低温度で時効させられる。このプロセスは、一般に
低温不足時効として言及されている。より具体的には、
合金は1時間から80時間以上までの範囲の時間にわた
って200°Fから300°F以下の範囲の温度で時効
される。この低温時効処理によって、合金は文来の高温
で時効された材料より大きな破断靭性を有するようにな
り、それはしばしば150〜200%のオーダで大きく
なり、一方、強度は同等な強度に維持される。
強度を低下させることなく改善された高い破断靭性を与
えるために、比較的低温で時効する方法を提供する。そ
の合金は物品の形状に形成されて溶体化熱処理され、そ
して焼入れされた後に、単に比較的長時間にわたって比
較的低温度で時効させられる。このプロセスは、一般に
低温不足時効として言及されている。より具体的には、
合金は1時間から80時間以上までの範囲の時間にわた
って200°Fから300°F以下の範囲の温度で時効
される。この低温時効処理によって、合金は文来の高温
で時効された材料より大きな破断靭性を有するようにな
り、それはしばしば150〜200%のオーダで大きく
なり、一方、強度は同等な強度に維持される。
実施例の説明
本発明によるアルミニウム・リチウム合金は約0.1〜
3.2%−のリチウムを含む。現在のデータによれば、
低温度不足時効の利益は2.7%以下のレベルのリチウ
ムにおいて最も明瞭である。
3.2%−のリチウムを含む。現在のデータによれば、
低温度不足時効の利益は2.7%以下のレベルのリチウ
ムにおいて最も明瞭である。
この明細書において、パーセントは断りのない限り合金
の全重量に基づく重量%である。マグネシウム、銅、お
よびマンガンのような付加的な合金元素をその合金に加
えてもよい。これらの合金元素の添加は一般的な機械的
特性を改善するように働くが、幾分密度にも影響する。
の全重量に基づく重量%である。マグネシウム、銅、お
よびマンガンのような付加的な合金元素をその合金に加
えてもよい。これらの合金元素の添加は一般的な機械的
特性を改善するように働くが、幾分密度にも影響する。
これらの合金には、結晶粒を微細化するものとして0,
08〜0.15%のレベルでジルコニウムが存在してい
る。
08〜0.15%のレベルでジルコニウムが存在してい
る。
ジルコニウムはアルミニウム・リチウム合金における種
々の機械的特性の望ましい組合わせの開発にとって重要
なものであり、我々の低温不足時効処理される合金にと
っても重要である。
々の機械的特性の望ましい組合わせの開発にとって重要
なものであり、我々の低温不足時効処理される合金にと
っても重要である。
不純物元素である鉄とシリコンはそれぞれ0゜3%と0
.5%の量まで存在してもよい。しかし、これらの元素
は0.10%以下の痕跡量だけ存在することが望ましい
。亜鉛やチタンのような成る痕跡元素はそれぞれ0.2
5%と0.1596を超えない二まで存在してもよい。
.5%の量まで存在してもよい。しかし、これらの元素
は0.10%以下の痕跡量だけ存在することが望ましい
。亜鉛やチタンのような成る痕跡元素はそれぞれ0.2
5%と0.1596を超えない二まで存在してもよい。
カドミウムやクロニウムのようなその他の痕跡元素は各
々0.0596以下のレベルに維持されなければならな
い。もしこれらの最大量を超えれば、そのアルミニウム
・リチウム合金の望まれる特性が劣化する傾向になろう
。痕跡元素のナトリウムと水素もアルミニウム・リチウ
ム合金の特性にとって有害であると考えられており、実
用上可能な最も低いレベルに維持されるべきであり、た
とえばナトリウムにつイテは最大で15〜30ppm
(0,0015〜0、 003 (HI?、12%)の
オーダであり、水素については15p1)m(0,00
15重口%)以下であって、好ましくは1.0ppm
(0,0001重量96)以下であることが望ましい。
々0.0596以下のレベルに維持されなければならな
い。もしこれらの最大量を超えれば、そのアルミニウム
・リチウム合金の望まれる特性が劣化する傾向になろう
。痕跡元素のナトリウムと水素もアルミニウム・リチウ
ム合金の特性にとって有害であると考えられており、実
用上可能な最も低いレベルに維持されるべきであり、た
とえばナトリウムにつイテは最大で15〜30ppm
(0,0015〜0、 003 (HI?、12%)の
オーダであり、水素については15p1)m(0,00
15重口%)以下であって、好ましくは1.0ppm
(0,0001重量96)以下であることが望ましい。
もちろん、その合金の残量はアルミニウムからなってい
る。
る。
次の表は合金元素や痕跡元素が存在してもよい割合を表
わしている。最も広い範囲のものはいくつかの状況の下
に6効なものであり、より好ましい範囲のものは破断靭
性と強度のより良い調和を提供する。最も好ましい範囲
のものは現在において飛行機の構造に用いるための全体
的な特性の最良の組合わせを提供する。
わしている。最も広い範囲のものはいくつかの状況の下
に6効なものであり、より好ましい範囲のものは破断靭
性と強度のより良い調和を提供する。最も好ましい範囲
のものは現在において飛行機の構造に用いるための全体
的な特性の最良の組合わせを提供する。
(以下余白)
元素 量(重量96)Li
1.0〜3.2 1.5〜3.0
1.8〜2.7Mg 0〜5.5.5
0〜4.2 0〜3.2Cu
0〜5.4. 5 0〜3. 7
0. 5〜3. OZr 0. 0
8〜0. 15 0. 08〜0. 15 0.08〜
0.15Mn 0〜5.1. 2
0〜0. 8 0〜0. 6Fe
最大0. 3 最大0.15 最大
0.10Si 最大0,5 最大0
.12 最大0.10Zn 最大0,2
5 最大0.10 最大0.10Ti
最大0.15 最大0,10 最大
0.1ONa 最大0.0030 最大0
.0015 最大0.0015H最大0.0015
最大010005 最大o、oooi各痕跡元
素 最大0.05 最大0,05 最大0
.05全痕跡元素 最大0,25 最大0.25
最大0.25Al 残量
残量 残量前述の説明と表によって示され
た割合で調製されたアルミニウム・リチウム合金は周知
の技術によって物品の形状に形成される。合金は巖液の
形態で調製され、インゴットに鋳造される。そして、イ
ンゴットは925°Fから約1000°Fの範囲の温度
で均一化される。その後に、合金は圧延や押出しなどの
従来の機械的形成技術によって有用な物品の形態に変え
られる。物品の形態に形成されれば、合金は通常950
°Fから1010゜Fの範囲の温度で溶体化処理され、
次に70°Fから150°Fのオーダの温度に維持され
た水のような媒体内に焼入れられる。もし合金が圧延ま
たは押出しされているならば、通常それは内部応力を緩
和して機械的特性を改善するために、元の長さの1〜3
%のオーダで引き伸ばされる。そのアルミニウム合金は
、次に最終的な用途のために種々の形に加工されて成形
されてもよい。そのとき、必要ならば、上述のような熱
処理が付加的に採用されてもよい。
1.0〜3.2 1.5〜3.0
1.8〜2.7Mg 0〜5.5.5
0〜4.2 0〜3.2Cu
0〜5.4. 5 0〜3. 7
0. 5〜3. OZr 0. 0
8〜0. 15 0. 08〜0. 15 0.08〜
0.15Mn 0〜5.1. 2
0〜0. 8 0〜0. 6Fe
最大0. 3 最大0.15 最大
0.10Si 最大0,5 最大0
.12 最大0.10Zn 最大0,2
5 最大0.10 最大0.10Ti
最大0.15 最大0,10 最大
0.1ONa 最大0.0030 最大0
.0015 最大0.0015H最大0.0015
最大010005 最大o、oooi各痕跡元
素 最大0.05 最大0,05 最大0
.05全痕跡元素 最大0,25 最大0.25
最大0.25Al 残量
残量 残量前述の説明と表によって示され
た割合で調製されたアルミニウム・リチウム合金は周知
の技術によって物品の形状に形成される。合金は巖液の
形態で調製され、インゴットに鋳造される。そして、イ
ンゴットは925°Fから約1000°Fの範囲の温度
で均一化される。その後に、合金は圧延や押出しなどの
従来の機械的形成技術によって有用な物品の形態に変え
られる。物品の形態に形成されれば、合金は通常950
°Fから1010゜Fの範囲の温度で溶体化処理され、
次に70°Fから150°Fのオーダの温度に維持され
た水のような媒体内に焼入れられる。もし合金が圧延ま
たは押出しされているならば、通常それは内部応力を緩
和して機械的特性を改善するために、元の長さの1〜3
%のオーダで引き伸ばされる。そのアルミニウム合金は
、次に最終的な用途のために種々の形に加工されて成形
されてもよい。そのとき、必要ならば、上述のような熱
処理が付加的に採用されてもよい。
その後に、本発明に従って、その物品は時効処理され、
それによって、破断靭性を維持しかつ他の機械的特性を
比較的高いレベルに維持しながらその祠料の強度を増大
させる。本発明によれば、物品は約200°Fから30
0°F以下までの範囲の温度で低温不足時効熱処理され
る。商業的熱処理設備における消費時間を最少にすると
いう経済的意義を考慮すれば、約250’Fから約27
5° Fまでの範囲の温度における低温時効がほとんど
の合金にとって好ましいと考えられる。より高い温度で
は、強度と破断靭性の間の適切な調和をもたらすために
必要とされる時間は少ないであろうが、全体的な特性の
組合わせはわずかに劣ったものとなろう。たとえば、2
75°Fから300°F直下までのオーダの温度で時効
されるとき、その製品は1〜40時間だけ時効温度に保
持されことが望ましい。一方、250°Fまたはそれ以
下のオーダの温度で時効されるとき、破断靭性と強度の
間の適切な調和をもたらすために2時間から80時間以
上までの時効時間が望ましい。時効処理の後、アルミニ
ウム・リチウム製品は室温まで冷却される。
それによって、破断靭性を維持しかつ他の機械的特性を
比較的高いレベルに維持しながらその祠料の強度を増大
させる。本発明によれば、物品は約200°Fから30
0°F以下までの範囲の温度で低温不足時効熱処理され
る。商業的熱処理設備における消費時間を最少にすると
いう経済的意義を考慮すれば、約250’Fから約27
5° Fまでの範囲の温度における低温時効がほとんど
の合金にとって好ましいと考えられる。より高い温度で
は、強度と破断靭性の間の適切な調和をもたらすために
必要とされる時間は少ないであろうが、全体的な特性の
組合わせはわずかに劣ったものとなろう。たとえば、2
75°Fから300°F直下までのオーダの温度で時効
されるとき、その製品は1〜40時間だけ時効温度に保
持されことが望ましい。一方、250°Fまたはそれ以
下のオーダの温度で時効されるとき、破断靭性と強度の
間の適切な調和をもたらすために2時間から80時間以
上までの時効時間が望ましい。時効処理の後、アルミニ
ウム・リチウム製品は室温まで冷却される。
上述のパラメータに従って低温時効処理がなされるとき
、アルミニウム・リチウム合金はその特定の合金の組成
に依存して通常は45〜95ksi (lks i=0
.70kg/mm2)のオーダの極限強さを有するよう
になる。その合金の破断靭性は、300°F以上の温度
における従来の時効処理によって同等な強度レベルまで
時効された同様なアルミニウムーリチウム合金より大き
く、しばしばそれは1.5〜2倍のオーダである。
、アルミニウム・リチウム合金はその特定の合金の組成
に依存して通常は45〜95ksi (lks i=0
.70kg/mm2)のオーダの極限強さを有するよう
になる。その合金の破断靭性は、300°F以上の温度
における従来の時効処理によって同等な強度レベルまで
時効された同様なアルミニウムーリチウム合金より大き
く、しばしばそれは1.5〜2倍のオーダである。
以下の例は、本発明によるアルミニウム・リチウム合金
の低温不足時効によって得られる優れた強度と靭性の組
合わせを説明するために示され、また本発明を利用する
当業者の助けとなるように示される。以下の例は、いか
なる意味においてもこの開示の範囲または特許後の保護
の範囲を限定することは意図されていない。
の低温不足時効によって得られる優れた強度と靭性の組
合わせを説明するために示され、また本発明を利用する
当業者の助けとなるように示される。以下の例は、いか
なる意味においてもこの開示の範囲または特許後の保護
の範囲を限定することは意図されていない。
燃
2.4%リチウム、1%マグネシウム、1.3?6銅、
0.1596ジルコニウムを含み残りがアルミニラムで
あるアルミニウム合金が調製された。
0.1596ジルコニウムを含み残りがアルミニラムで
あるアルミニウム合金が調製された。
その調製においてイj在した痕跡元素は全部で0゜25
96以下であった。その調製において存在した鉄とシリ
コンは各々0.07%以下であった。その合金は鋳造さ
れて、975’Fで均一化された。
96以下であった。その調製において存在した鉄とシリ
コンは各々0.07%以下であった。その合金は鋳造さ
れて、975’Fで均一化された。
その後に、合金は0. 2インチ(1インチ−2゜54
cm、以下同様)の厚さに温間圧延された。
cm、以下同様)の厚さに温間圧延された。
得られたシートは次に795’Fで約1時開演体化処理
された。シートは次に約70° Fに維持された水中に
焼入れされた。その後に、シートは最用の長さの1.5
%だけ引き伸ばされ、次に試片に切断された。いくつか
の試片は破断靭性を測定する周知の方法である切欠シャ
ルピー衝撃試験のために0.5インチ×2.5インチ×
0.2インチの寸法に切断された。引張強度試験のため
に用意された他の試片は1インチ×4インチX0.2イ
ンチであった。複数の試片が次に350’Fにおいて2
時間、8時間、および16時間時効され;325°Fに
おいて8時間、16時間、および48時間時効され;3
05°Fにおいて8時間時効され;275° Fにおい
て16時間と40時間で時効され;そして250°Fに
おいて40時間と72時間時効された。各温度と時間で
時効された試片は、標準テスト手順に従って切欠シャル
ピー衝撃試験と引張強度試験に供せられた。成る特定の
温度と時間で時効された複数の試料の試験値の平均がと
られた。これらの平均試験値は図におけるグラフに示さ
れている。図中の各/1111定点における数字は時効
時間を表わしている。
された。シートは次に約70° Fに維持された水中に
焼入れされた。その後に、シートは最用の長さの1.5
%だけ引き伸ばされ、次に試片に切断された。いくつか
の試片は破断靭性を測定する周知の方法である切欠シャ
ルピー衝撃試験のために0.5インチ×2.5インチ×
0.2インチの寸法に切断された。引張強度試験のため
に用意された他の試片は1インチ×4インチX0.2イ
ンチであった。複数の試片が次に350’Fにおいて2
時間、8時間、および16時間時効され;325°Fに
おいて8時間、16時間、および48時間時効され;3
05°Fにおいて8時間時効され;275° Fにおい
て16時間と40時間で時効され;そして250°Fに
おいて40時間と72時間時効された。各温度と時間で
時効された試片は、標準テスト手順に従って切欠シャル
ピー衝撃試験と引張強度試験に供せられた。成る特定の
温度と時間で時効された複数の試料の試験値の平均がと
られた。これらの平均試験値は図におけるグラフに示さ
れている。図中の各/1111定点における数字は時効
時間を表わしている。
図を参照して、300°F以上の温度で時効された試片
はシャルピー衝撃試験による測定において225〜52
5インチ−psi (psi−0゜07kg/cm2)
のオーダの靭性を示した。対照的に、本発明に従って低
温で不足15効された試片はシャルピー衝撃試験におい
て650からほとんど850インチ・psiのオーダの
靭性を示した。そのとき、それらの材料の平均強度は、
350’ Fで16時間時効された試片の例外を除いて
、64〜71ksiの範囲内に低下した。(しかし、3
50″ Fで時効した試片は他のどの試片よりも低い靭
性を示した。すなわち、試験結果によれば、300’F
以下の温度における比較的長時間の時効は、325〜3
50° Fのオーダの温度で比較的短時間の従来の手順
によって時効された試片よりも優れた強度と靭性の組合
わせを与えることが明らかである。また、そのテスト結
果によれば、時効温度が300’F以下に下げられると
き、強度と靭性の特性の組合わせにおいて著しい改善が
もたらされ、すなわち成る与えらた強度レベルに関して
より高い破断靭性が得られることがわかる。
はシャルピー衝撃試験による測定において225〜52
5インチ−psi (psi−0゜07kg/cm2)
のオーダの靭性を示した。対照的に、本発明に従って低
温で不足15効された試片はシャルピー衝撃試験におい
て650からほとんど850インチ・psiのオーダの
靭性を示した。そのとき、それらの材料の平均強度は、
350’ Fで16時間時効された試片の例外を除いて
、64〜71ksiの範囲内に低下した。(しかし、3
50″ Fで時効した試片は他のどの試片よりも低い靭
性を示した。すなわち、試験結果によれば、300’F
以下の温度における比較的長時間の時効は、325〜3
50° Fのオーダの温度で比較的短時間の従来の手順
によって時効された試片よりも優れた強度と靭性の組合
わせを与えることが明らかである。また、そのテスト結
果によれば、時効温度が300’F以下に下げられると
き、強度と靭性の特性の組合わせにおいて著しい改善が
もたらされ、すなわち成る与えらた強度レベルに関して
より高い破断靭性が得られることがわかる。
本発明は、好ましい処理パラメータと調製を含めて種々
の実施例との関係において述べられた。
の実施例との関係において述べられた。
本明細書を読めば、当業者はここに開示された広い概念
から離れることく種々の変更、智価な置換え、その他の
改変を行なうことができよう。たとえば、この低温不足
時効処理は現在は開発中でない他の合金元素の組合わせ
にも適11巨l■能であり、具体的には意義ある量の!
11(鉛、シリコン、鉄、ニッケル、ベリリウム、ビス
マス、ゲルマニウム。
から離れることく種々の変更、智価な置換え、その他の
改変を行なうことができよう。たとえば、この低温不足
時効処理は現在は開発中でない他の合金元素の組合わせ
にも適11巨l■能であり、具体的には意義ある量の!
11(鉛、シリコン、鉄、ニッケル、ベリリウム、ビス
マス、ゲルマニウム。
およびシネコニウムなどを含むアルミニウム・リチウム
合金に適用し得る。したがって、本願の特許の範囲は前
掲の特許請求の範囲またはそれと均等の範囲によっての
み限定されるよう意図されている。
合金に適用し得る。したがって、本願の特許の範囲は前
掲の特許請求の範囲またはそれと均等の範囲によっての
み限定されるよう意図されている。
図面は、例において述べられた種々の時間とl晶度で時
効されたアルミニウム・リチウム合金の1噸数の試片に
おける破断靭性と強度の組合わせを示すグラフである。 特許出願人 ザ・ボーイング・カンパニー代理人弁理士
深見久部 、′−1 ,I (ばか2名) べ1冨−
効されたアルミニウム・リチウム合金の1噸数の試片に
おける破断靭性と強度の組合わせを示すグラフである。 特許出願人 ザ・ボーイング・カンパニー代理人弁理士
深見久部 、′−1 ,I (ばか2名) べ1冨−
Claims (6)
- (1)合金元素としてリチウムを含むアルミニウム合金
の相対的強度と破断靭性を改善するためのプロセスであ
って、前記合金は、 ¥元素¥ ¥量(重量%)¥ Li 1.0〜3.2 Mg 0〜5.5 Cu 0〜4.5 Zr 0.08〜0.15 Mn 0〜1.2 Fe 最大0.3 Si 最大0.5 Zn 最大0.25 Ti 最大0.15 各痕跡元素 最大0.05 全痕跡元素 最大0.25 Al 残量 の組成を有し、前記合金はまず物品の形態に形成され、
溶体化熱処理され、そして焼入れされ、前記プロセスは
約1時間から80時間以上までの範囲の時間だけ約20
0°Fから300°F(この明細書において、F=(9
/5)C+32)以下の範囲の温度で前記合金を時効さ
せるステップを含むことを特徴とするプロセス。 - (2)前記時効温度は約275°F以下であることを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載のプロセス。 - (3)前記時効温度は約250°Fから約275°Fに
あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のプロ
セス。 - (4)前記時効温度は約250°F以下であることを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載のプロセス。 - (5)前記合金は、 ¥元素¥ ¥(重量%)¥ Li 1.0〜3.0 Mg 0〜4.2 Cu 0〜3.7 Zr 0.08〜0.15 Mn 0〜0.8 Fe 最大0.15 Si 最大0.12 Zn 最大0.10 Ti 最大0.10 各痕跡元素 最大0.05 全痕跡元素 最大0.25 Al 残量 の組成を有することを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載のプロセス。 - (6)前記合金は、 ¥元素¥ ¥量(重量%)¥ Li 1.8〜2.7 Mg 0〜3.2 Cu 0.5〜3.0 Zr 0.08〜0.15 Mn 0〜0.6 Fe 最大0.10 Si 最大0.10 Zn 最大0.10 Ti 最大0.10 各痕跡元素 最大0.05 全痕跡元素 最大0.25 Al 残量 の組成を有することを特徴とする特許請求の範囲第5項
記載のプロセス。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/800,503 US4840682A (en) | 1983-12-30 | 1985-11-21 | Low temperature underaging process for lithium bearing alloys |
US800503 | 1985-11-21 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62164859A true JPS62164859A (ja) | 1987-07-21 |
Family
ID=25178564
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25156486A Pending JPS62164859A (ja) | 1985-11-21 | 1986-10-21 | リチウムを含むアルミニウム合金の相対的強度と破断靭性を改善するためのプロセス |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62164859A (ja) |
CA (1) | CA1280341C (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7621597B2 (en) | 2006-10-05 | 2009-11-24 | Toyoshi Fukuda | Plastic headrest frame |
US7845731B2 (en) * | 2004-03-10 | 2010-12-07 | Gill Industries, Inc. | Foldable head restraint |
CN108193151A (zh) * | 2018-03-28 | 2018-06-22 | 北京工业大学 | 一种Al-Er-Li合金时效处理工艺 |
-
1986
- 1986-07-21 CA CA000514223A patent/CA1280341C/en not_active Expired - Lifetime
- 1986-10-21 JP JP25156486A patent/JPS62164859A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7845731B2 (en) * | 2004-03-10 | 2010-12-07 | Gill Industries, Inc. | Foldable head restraint |
US7621597B2 (en) | 2006-10-05 | 2009-11-24 | Toyoshi Fukuda | Plastic headrest frame |
CN108193151A (zh) * | 2018-03-28 | 2018-06-22 | 北京工业大学 | 一种Al-Er-Li合金时效处理工艺 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA1280341C (en) | 1991-02-19 |
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