JPS62163667A - 豆腐用消泡剤 - Google Patents
豆腐用消泡剤Info
- Publication number
- JPS62163667A JPS62163667A JP61002389A JP238986A JPS62163667A JP S62163667 A JPS62163667 A JP S62163667A JP 61002389 A JP61002389 A JP 61002389A JP 238986 A JP238986 A JP 238986A JP S62163667 A JPS62163667 A JP S62163667A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tofu
- wax
- magnesium carbonate
- defoaming
- defoaming agent
- Prior art date
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- Granted
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- Beans For Foods Or Fodder (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は豆腐用消泡剤に閉覆る。
詳しくは大豆、脱脂大豆その他の植物蛋白水)d液を加
熱した時に生ずる泡及び豆乳落下時に生ずる泡を抑泡消
失させる豆腐用消泡剤てあって、カルナバロウ、蜜ロウ
、米ヌカロウ等の脂肪酸と高扱アルコールのニスデルを
含む高融点脂質の単体又は混合物と炭酸マグネシウムを
必須成分として配合してなる豆腐用消泡剤に関する。
熱した時に生ずる泡及び豆乳落下時に生ずる泡を抑泡消
失させる豆腐用消泡剤てあって、カルナバロウ、蜜ロウ
、米ヌカロウ等の脂肪酸と高扱アルコールのニスデルを
含む高融点脂質の単体又は混合物と炭酸マグネシウムを
必須成分として配合してなる豆腐用消泡剤に関する。
豆腐業界では、油揚げの廃油などに石灰などを混合した
廃油系消泡剤、グリセリン脂肪酸エステルを主成分とし
たグリセリン脂肪酸エステル系消泡剤(待公開58−9
430.待公開58−89150> 、シリコーン樹脂
を主成分としたシリコーン系消泡剤が使用されている(
特公昭58−41821 >。
廃油系消泡剤、グリセリン脂肪酸エステルを主成分とし
たグリセリン脂肪酸エステル系消泡剤(待公開58−9
430.待公開58−89150> 、シリコーン樹脂
を主成分としたシリコーン系消泡剤が使用されている(
特公昭58−41821 >。
このうち廃油系消泡剤は酸価、過酸化物価が高い食品で
ある。豆腐の製造工程に使用することは食品衛生上好ま
しくない。
ある。豆腐の製造工程に使用することは食品衛生上好ま
しくない。
グリはリン脂肪酸ニスデル系消泡剤については、グリセ
リン脂肪酸エステルのみでは消泡力が充分でなく消泡力
を高めるためにシリコーン樹脂などを配合した製剤の形
をとっている。
リン脂肪酸エステルのみでは消泡力が充分でなく消泡力
を高めるためにシリコーン樹脂などを配合した製剤の形
をとっている。
しかしシリコーン樹脂を使うと製品価格が高くなるなど
の問題を抱えている。
の問題を抱えている。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明によると廃油系消泡剤などにみられる酸価、過酸
化物価を抑え、食品衛生上好ましい消泡剤を得ることが
できる。
化物価を抑え、食品衛生上好ましい消泡剤を得ることが
できる。
又シリコーン樹脂を原料として使用しなくとも高い消泡
性能か発揮され添加コストも従来のものより安価でおる
。
性能か発揮され添加コストも従来のものより安価でおる
。
(問題点を解決するための手段)
本発明者は前記の問題点を解決すべく鋭意検討した結果
、カルナバロウ、蜜ロウ、米ヌカロウ等の脂肪酸と高級
アルコールのエステルを含む高融点脂質の単体又は混合
物と炭酸マグネシウム塩を必須成分として配合すること
により良好な消泡性能を示すことを兄い出した。
、カルナバロウ、蜜ロウ、米ヌカロウ等の脂肪酸と高級
アルコールのエステルを含む高融点脂質の単体又は混合
物と炭酸マグネシウム塩を必須成分として配合すること
により良好な消泡性能を示すことを兄い出した。
これは従来の炭酸カルシウムなどのカルシウム塩類を用
いる場合より、はるかに良い消泡性能が得られることが
実験的に証明された。
いる場合より、はるかに良い消泡性能が得られることが
実験的に証明された。
マグネシウム塩、カルシウム塩など無機塩類の鮎きは消
泡に必要な成分を表面に吸着し、ご又は豆乳内に均一に
分散させること、そして吸着した消泡成分を容易に脱着
させないことが必要条件となるか本発明の高融点脂質と
配合した場合炭酸マグネシウムがカルシウム塩類より優
れていることが認められた。その優位性は豆腐′!Ai
tiプラントにおいても実証された。
泡に必要な成分を表面に吸着し、ご又は豆乳内に均一に
分散させること、そして吸着した消泡成分を容易に脱着
させないことが必要条件となるか本発明の高融点脂質と
配合した場合炭酸マグネシウムがカルシウム塩類より優
れていることが認められた。その優位性は豆腐′!Ai
tiプラントにおいても実証された。
本発明でいう高融点脂質とは、カルナバロウ、蜜ロウ、
米ヌカロウ等の脂肪酸と高級アルコールのエステルを含
み、酸1百が1以上、融点が60°C以上の固型脂であ
る。
米ヌカロウ等の脂肪酸と高級アルコールのエステルを含
み、酸1百が1以上、融点が60°C以上の固型脂であ
る。
本発明で高融点脂質と炭酸マグネシウムとの配合比は9
5:5〜50 : 50の範囲で好ましくは95:5〜
70 : 30である。炭酸マグネシウムが5以下及び
50以上では消泡力が劣る。
5:5〜50 : 50の範囲で好ましくは95:5〜
70 : 30である。炭酸マグネシウムが5以下及び
50以上では消泡力が劣る。
またこのような混合物にざらに動植物油、乳化剤などを
加えてもよい。
加えてもよい。
動植物油とは、天然の油脂、例えばヤシ油、パーム核油
、パーム油、太り油、綿実油、ナタネ油、牛脂、ラード
、魚油なと、またこれらの硬化油の1種又は2種以上の
混合物でもよい。
、パーム油、太り油、綿実油、ナタネ油、牛脂、ラード
、魚油なと、またこれらの硬化油の1種又は2種以上の
混合物でもよい。
乳化剤としては、大豆リン脂質、グリセリン脂肪酸エス
テル、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステ
メル、プロピレングリコール脂肪酸エステルなどであり
、これらを添加してもよい。
テル、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステ
メル、プロピレングリコール脂肪酸エステルなどであり
、これらを添加してもよい。
本発明でいう豆腐用消泡剤は、木綿豆腐、絹ごし豆腐、
ソフト豆腐、充填豆腐などの豆腐類、油揚、凍豆腐、豆
乳飲料などの豆腐類の製造の際使用できる。
ソフト豆腐、充填豆腐などの豆腐類、油揚、凍豆腐、豆
乳飲料などの豆腐類の製造の際使用できる。
本発明の豆腐用消泡剤の使用mは、原料生大豆に対し0
.1〜1.5%【■但%、好ましくは0.2〜()、8
弔但%の割合で添加すれば豆腐類製造工程中の発泡を抑
えることができる。
.1〜1.5%【■但%、好ましくは0.2〜()、8
弔但%の割合で添加すれば豆腐類製造工程中の発泡を抑
えることができる。
[実施例]
以下、実施例によって本発明を説明する。
(実施例−1〕
表−1に記載した各消泡剤の配合成分は80’C−90
°Cにハロ熱溶融し、均一混合したのも20’C以下の
雰囲気の中に唱゛祷してi′!J)末(ビーズ)と16
゜消泡試験−1蒸煮時の消泡試験方法 各試験当り生大豆7にぴを流水中に10時間浸漬潰して
得た浸漬大豆に水を加えながら磨砕し、42Kgの〔ご
〕を得る。
°Cにハロ熱溶融し、均一混合したのも20’C以下の
雰囲気の中に唱゛祷してi′!J)末(ビーズ)と16
゜消泡試験−1蒸煮時の消泡試験方法 各試験当り生大豆7にぴを流水中に10時間浸漬潰して
得た浸漬大豆に水を加えながら磨砕し、42Kgの〔ご
〕を得る。
これに対し表−1に示した本発明品、又は比較消泡剤を
それぞれ42g(生大豆に対し0.6%)加え、開放釜
中て加熱し90’Cに達してから6分間加熱し、その間
の釜中の泡の高ざの最高値を測定する。
それぞれ42g(生大豆に対し0.6%)加え、開放釜
中て加熱し90’Cに達してから6分間加熱し、その間
の釜中の泡の高ざの最高値を測定する。
消泡試験−2豆乳落下時の消泡試験法
消泡試験−1終了後の〔ご〕を絞り機で絞り、得られた
豆乳1 Kgを1■ルの高さよりロートを通して200
0威容メスシリンダー中に落下させ、落下直後及び1分
後の泡のffi (d)を測定した。
豆乳1 Kgを1■ルの高さよりロートを通して200
0威容メスシリンダー中に落下させ、落下直後及び1分
後の泡のffi (d)を測定した。
表−1に示した本発明消泡剤及び比較例演泡剤の試験結
果は表−2に示した。
果は表−2に示した。
表−2の結果から明らかなように本発明消泡剤の消泡力
が優れていることがわかる。
が優れていることがわかる。
表−2消泡試験の結末
(実施例−2〕
大豆リン脂質5KFj、米ヌカロウio*g、炭酸マグ
ネシウム20KC1、魚油硬化脂65Ngを加熱)金融
しく80〜90’C)、均一混合したのら、20°C以
下の雰囲気の中で噴霧して粉末(ビーズ)を得た。
ネシウム20KC1、魚油硬化脂65Ngを加熱)金融
しく80〜90’C)、均一混合したのら、20°C以
下の雰囲気の中で噴霧して粉末(ビーズ)を得た。
前記の如<’<’4た粉末(ビーズ)と市販廃油系消泡
剤との比較試験を行なった。
剤との比較試験を行なった。
消泡剤の添加量は生大豆に対し0.6%、豆乳濃度10
.5%で豆腐を製造した。
.5%で豆腐を製造した。
表−3に消泡試験の結果を示す。
本発明品は蒸煮時又は落下時の消泡性に浸れ、良い品質
の豆腐が15Iられた。
の豆腐が15Iられた。
表−3
外観
(発明の効果)
実施例−1および−2より明らかな如く、本発明品の消
泡II!l!!化が優れていることがわかる。豆腐の内
相はきめが細かく、父性1iQはつやかある。
泡II!l!!化が優れていることがわかる。豆腐の内
相はきめが細かく、父性1iQはつやかある。
豆腐のデキスチェアーは弾力かあり、好ましい食感であ
る。
る。
又本発明品は油揚装)古11)にも使用でき、出来上っ
た製品の揚げ色は黄金色で、又食感もソフトで好ましい
など改良効果が認められる。
た製品の揚げ色は黄金色で、又食感もソフトで好ましい
など改良効果が認められる。
本発明品は酸価、過酸化物価が低く、食品衛生上好まし
いこと、又シリコーン樹脂を用いずとも高い消泡脂か得
られ添加コストも安価である。
いこと、又シリコーン樹脂を用いずとも高い消泡脂か得
られ添加コストも安価である。
■
パ〕\。
Claims (2)
- (1)カルナバロウ、蜜ロウ、米ヌカロウ等高融点脂質
の単体又は混合物と炭酸マグネシウム塩を配合してなる
豆腐用消泡剤。 - (2)カルナバロウ、蜜ロウ、米ヌカロウ等高融点脂質
の単体又は混合物と炭酸マグネシウム塩の比が95対5
〜50対50である特許請求の範囲第1項記載の豆腐用
消泡剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61002389A JPS62163667A (ja) | 1986-01-09 | 1986-01-09 | 豆腐用消泡剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61002389A JPS62163667A (ja) | 1986-01-09 | 1986-01-09 | 豆腐用消泡剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62163667A true JPS62163667A (ja) | 1987-07-20 |
JPH0465664B2 JPH0465664B2 (ja) | 1992-10-20 |
Family
ID=11527874
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61002389A Granted JPS62163667A (ja) | 1986-01-09 | 1986-01-09 | 豆腐用消泡剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62163667A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015192613A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-05 | 泰喜物産株式会社 | 豆腐用凝固剤組成物およびこれを利用した豆腐の製造方法 |
JP2017012090A (ja) * | 2015-07-01 | 2017-01-19 | 理研ビタミン株式会社 | 豆腐用凝固剤製剤 |
JP2017023951A (ja) * | 2015-07-23 | 2017-02-02 | サンノプコ株式会社 | 消泡剤 |
US9848617B1 (en) | 2016-10-11 | 2017-12-26 | Taiki Product, Inc. | Coagulant composition for tofu and method of producing tofu using the same |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101721697B1 (ko) * | 2016-01-18 | 2017-03-30 | 한남대학교 산학협력단 | 축전식 탈염장치 내의 유로형태 설계 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS533354A (en) * | 1976-06-30 | 1978-01-13 | Toshiba Corp | Blass fibre for optical communication |
-
1986
- 1986-01-09 JP JP61002389A patent/JPS62163667A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS533354A (en) * | 1976-06-30 | 1978-01-13 | Toshiba Corp | Blass fibre for optical communication |
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JP2015192613A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-05 | 泰喜物産株式会社 | 豆腐用凝固剤組成物およびこれを利用した豆腐の製造方法 |
JP2017012090A (ja) * | 2015-07-01 | 2017-01-19 | 理研ビタミン株式会社 | 豆腐用凝固剤製剤 |
JP2017023951A (ja) * | 2015-07-23 | 2017-02-02 | サンノプコ株式会社 | 消泡剤 |
US9848617B1 (en) | 2016-10-11 | 2017-12-26 | Taiki Product, Inc. | Coagulant composition for tofu and method of producing tofu using the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0465664B2 (ja) | 1992-10-20 |
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