JPS6215999Y2 - - Google Patents

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JPS6215999Y2
JPS6215999Y2 JP10010878U JP10010878U JPS6215999Y2 JP S6215999 Y2 JPS6215999 Y2 JP S6215999Y2 JP 10010878 U JP10010878 U JP 10010878U JP 10010878 U JP10010878 U JP 10010878U JP S6215999 Y2 JPS6215999 Y2 JP S6215999Y2
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JP
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guide plate
paper
static electricity
conductive
conductive lines
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JP10010878U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は静電気除電案内板に関し、特に、フ
アクシミリ装置に用いられる原稿用紙や記録紙な
どの用紙を誘導案内する案内板において、用紙を
案内して走行させるときに発生する静電気を除電
できるようにした静電気除電案内板に関する。
たとえば、フアクシミリ装置においては、周囲
環境が低湿なほど、原稿などの走行するときに生
じる静電気が大きくなることが知られている。こ
の種の静電気は、原稿がフアクシミリ装置内を走
行するとき、ローラに噛み込む直前にガイド板な
どに該原稿を静電吸着したり、原稿の排出後該原
稿の先端を原稿排出板に吸着して、紙詰まりの原
因となる。同様に、記録紙がフアクシミリ装置内
を走行するときも、静電気の作用でローラ類に静
電吸着され、紙詰まりの原因となる。このような
有害な静電気は、たとえローラ類を金属部材で構
成しても除電できないことがわかつている。
そこで、従来では、原稿や記録紙などの用紙の
走行路中に、導電性線条を平行に束ねて構成され
たワイヤブラシを配置することによつて、静電気
を導電性線条の先端に放電させていた。ところ
が、ワイヤブラシは走行する原稿にとつて強力な
接地物体であるため、原稿が該ワイヤブラシに強
力に静電吸引されて、新たに紙詰まりを起こしや
すいという問題点に遭遇する。このため、ワイヤ
ブラシを用いる場合は、原稿の二次的紙詰まりを
防止するために、原稿の走行路から或る程度の距
離を隔てて配置しているが、静電気の放電特性の
劣化を伴う。
それゆえに、この考案の主たる目的は、フアク
シミリ装置等において静電気に起因する紙詰まり
が生じるのを防止できるような静電気除電案内板
を提供することである。
第1図はこの考案の一実施例の静電気除電案内
板の斜視図であり、第2図は第1図に示した静電
気除電案内板の−′部分の断面図である。
構成において、案内板3には凹部15が形成さ
れていて、この凹部15には一部または全部を金
属部材で形成した基板11が配置される。基板1
1の原稿2に対向する側の表面上に、多数の導電
性線条12の一方端が固着され、これらの導電性
線条12の周囲の空間部分にプラスチツクやエポ
キシなどの樹脂部材13が埋設される。そして、
樹脂部材13が埋設された原稿2と対向する案内
面14は、樹脂部材13の埋設後平坦に研摩さ
れ、案内板3とほぼ同一面となるように形成され
る。このとき、導電性線条12の他方端が樹脂部
材13の外表面に露出するようにする。このよう
にして構成された静電気除電案内板1は、フアク
シミリ装置(図示せず)に含まれる案内板3に接
着されるか、または螺着される。なお、基板11
は静電気の帯電を防止するために接地する必要が
あるが、もし案内板3が金属製の場合は該案内板
3を中継して接地し、該案内板3が金属製でない
場合は基板11を直接接地する。
このように、案内板3の凹部15に基板11を
配置し、基板11上に多数の導電性線条12を配
列し、これらの導電性線条12の周囲に樹脂部材
13を埋設し、樹脂部材13の表面を案内板3と
ほぼ同一平面となるように形成したことにより、
各導電性線条を原稿に接近したとき、各導電性線
条12と原稿との間で極めて放電しやすい状態と
なり、良好に除電できる。
なお、上述の説明では、用紙の一例として、原
稿の場合について述べたが、この考案に係る静電
気除電案内板はフアクシミリ装置の記録紙に静電
気が帯電したのを除電するために使用することも
できる。
以上のように、この考案によれば、案内板によ
つて金属部材からなる接地された基板を保持し、
この基板上に多数の導電性線条の一方端を固着
し、各導電性線条の間の空間に樹脂部材を埋設
し、導電性線条の他方端が露出するように構成し
たので、用紙が誘導案内されたとき、導電性線条
の他方端が用紙に近接して、用紙に帯電された静
電気を除去できる。したがつて、用紙に帯電され
た静電気に起因する紙詰まりを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の静電気除電案内
板の趣旨図である。第2図は第1図に示す静電気
除電案内板の−′部分の断面図である。 図において、1は静電気除電案内板、2は原
稿、3はフアクシミリ装置に含まれる案内板、1
1は基板、12は導電性線条、13は樹脂部材、
14は案内面、15は凹部を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 案内板によつて誘導案内される用紙に帯電した
    静電気を除去するためのフアクシミリ装置の静電
    気除電案内板であつて、 その表面が平面に形成された案内板に配置さ
    れ、その一部または全部が接地された金属部材で
    形成される基板、 それぞれの一方端が前記用紙に対向する側の基
    板の表面上に固着される多数の導電性線条、およ
    び 前記用紙に対向する表面が全体として平面とな
    るように形成され、かつ前記多数の導電性線条の
    他方端が該表面から露出するように、該多数の導
    電性線条の周囲の空間に埋設される樹脂部材を備
    え、 前記用紙が誘導案内されたとき、前記多数の導
    電性線条の他方端を該用紙に近接させ、該用紙に
    帯電された静電気を除去するようにした、静電気
    除電案内板。
JP10010878U 1978-07-20 1978-07-20 Expired JPS6215999Y2 (ja)

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JPS5518215U JPS5518215U (ja) 1980-02-05
JPS6215999Y2 true JPS6215999Y2 (ja) 1987-04-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0632317B2 (ja) * 1985-07-12 1994-04-27 キヤノン株式会社 画像形式装置
JPH0437759Y2 (ja) * 1986-02-14 1992-09-04
JPH0747004Y2 (ja) * 1987-06-12 1995-10-25 株式会社東芝 読取装置

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JPS5518215U (ja) 1980-02-05

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