JPS62158578A - スポツト溶接装置の可動電極の傾斜方法及びその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は鉄道車両の側溝（側壁）を構成する彎曲部を有
する外板と、それと適合するよ５”１曲させられたＬ″
″Ｌ−ｆｌ型等の骨材の水平片とを溶接する場合に有効
なスポット溶接装置等に使用される可動電極の傾斜方法
及びその装置に関するもので、彎曲部を有する各種の溶
接対象物のスポット溶接装置に利用されるものである。

〔従来の技術〕

スポット溶接は溶接対象物の溶接個所を固定及び可動電
極で挾持して機械的圧力をｔＪＵえ、同時に電流を通し
て発生する熱を利用して溶接を行うものであり、上記機
械的圧力を得るには固定及び可動電極を溶接対象物に対
してそれぞれ直角とする必要があり、直角でない場合に
は不完全溶接となるものである。

従来は、Ｃ字形に構成され、対向部に固定及び可動電極
を設けたスポットガンが使用され。

それらを作業者が操作して溶接しており１重労働で非能
率的であった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記スポットガンによる溶接作業にかえて。

自動、半自動の溶接装置も提供されているが。

本発明の方法の発明は可動電極を溶接対象物の溶接個所
に移動させたのち、可動電極先端の位置を保持したまま
スポットガン後端を円弧状に移動させることにより可動
電極を所定角度、すなわち、溶接対象物に対して直角と
なるように傾斜させるものである。

したがって、可動電極の先端な揺動制御する場合と異り
、位置制御を正確に行うことができるものである。

また１本発明の装置の発明は上記方法を実施する装置を
構造、簡単かつ安価に提供できるものである。

〔問題点を解決するための手段〕 上記問題点を解決するための方法の発明は。

移動ブロック下端に溶接対象物の彎曲方向と同方向にア
ーチ状のガイドレールが設けられ、該ガイドレールに可
動電極を構成するスポットガンの後端が移動自在に係合
されて成り、可動電極を溶接対象物の溶接個所に移動さ
せたのち。

可動電極先端の位置を保持したままスポットガン後端を
ガイドレールに沿って移動させ、可動電極を溶接対象物
の彎曲部と直角となるように傾斜させることを特徴とす
るものであり、装置の発明は移動ブロック下端の溶接対
象物の彎曲方向と同方向に設けられたアーチ状のガイド
レール、該ガイドレールに移動自在に係合されたスポッ
トガンの取付はブロック、上記ガイドレールの内側面位
置に構成されたラック、上記スポットガンの取付はブロ
ックに設けられた上記ラックと噛合うピニオン及び該ピ
ニオンを回転させる正逆回転モータとからなるものであ
る。

〔作　用〕

本発明では移動ブロック１４が溶接対象物置の溶接個所
に合せて予め入力されたＨＣデータにもとづき移動させ
られる。そして、その溶接個所が彎曲部である場合には
これも予めデータを入力しておき、そのデータにより正
逆回転モータ３１が駆動させられる。

その結果、ピニオン３０が回転させられ、アーチ状のガ
イドレール１５に沿ってスポットガン１６の取付はブロ
ック２７が円弧を描いて移動する。

その結果１本発明の場合、可動電極１７の先端の位置を
保持した状態で溶接対象物置の彎曲部と直角となるよう
に可動電極１７が傾斜させられるものである。

なお、固定電極１３は板状に構成され、しかも予めその
上面が溶接対象物置の彎曲状態等。

その形状に合わせて構成されているため、可動電極１７
のみの傾斜で溶接対象物のに理想的な機械的圧力が加え
られるものである。

〔実施例〕

本発明の可動電極の傾斜装置（牙６図、矛７図）を説明
する前に、まず、スポット溶接装置の一例（矛１図乃至
、４−５図）を説明する。

レール１上に走行自在に設けた門型フレーム（負は四本
の支柱２とそれぞれ両端の支柱１の下端に設けられた支
持台３と連結梁４及び天丼部５により略々立方体に強固
に構成されている。

上記支持台３の両端にはそれぞれ走行輪６が設けられ、
牙４図示のごとく、走行輪６の中心軸部にそれぞれ設け
たスプロケット７間にチェーン８を）け架し、走行輪６
がモータ９及び減速機１０を介して均等に回転させられ
、レールｌ上を走行するよう構成されている。

図中１１は上記レール１間に構成されたビット１２内に
設けられたリフトであり、適当間隔をあけて適数設けら
れ、長尺の溶接対象物置−例えば鉄道車両の側溝ブロッ
クを支持し、上記門型フレームｉＦ）の移動走行時には
走行区間のリフト１１はピット１２内に下降格納され、
門型フレーム（Ｆ）の走行の邪魔にならないように制御
されるものである。

上記スポット溶接装置においては門型フレームσ）の下
方部に板状の固定電極１３が支持きれ。

その上方部に本発明の移動ブロック１４．アーチ状のガ
イドレール１５．スポットガン１６゜可動電極１７等が
設けられる。

まず、下方部に設けられる板状の固定電極１３について
述べると、牙４図、矛５図示のごとく、支持台３間に油
圧シリンダ１８により上下動自在にその支持枠１９が構
成され、その上面に取替自在の型台２０が設けられ、そ
の上面にクロム銅板等からなる板状の固定電極１３が載
置される。

なお、上記型台２０及び固定電極１３はその上面が予め
溶接対象物口の彎曲状態等、その形状に合わせて構成さ
れ、型台２０及び固定電極１３は支持枠１９に対して取
替自在に構成されている。

図中２１は支持枠１９の垂直上下動を行うためのガイド
、２２はブレーキレバー、２３は該ブレーキレバー２２
を作動させるためのエアーシリンダである。

また、９４と２５は溶接対象物ωの位置決めのためのも
ので、ローラと挾持アームである。

つぎに、門型フレーム（Ｆｌの上方部に設けられる本発
明の可動電極１７の傾斜装置について述べる。

上記移動ブロック１４はその詳細を図示していないが、
スライドブロック２６に対して上下動自在に構成されて
いる。さらに−スライドブロック２６は牙２図、牙３図
において門型フレーム間を前後、左右に移動自在とされ
ている。

それらは交叉状態に設けたスクリュとボールネジを利用
して構成されている。

本発明は上記移動ブロック１４の下端に溶接対象物口の
彎曲方向と同方向、すなわち、牙２図示の左右方向にア
ーチ状のガイドレール１５が設けられる。

図面実施例の場合、牙６図、牙７図示のごとく、アーチ
状のガイドレール１５は適当間隔をあけて平行に二本設
けられている。

つぎに、上記ガイドレール１５に移動自在にスポットガ
ン１６の取付はブロック２７が係合される。

図面実施例では、上記スポットガン１６の取付はブロッ
ク２７に設けたガイドローラ２８をガイドレール１５の
上下に係合させている。

さらに、上記ガイドレール１５の内側面位置にラック２
９が構成される。

そして、上記スポットガン１６の取付はブロック２７に
は上記ラック２９と噛合うピニオン３０及び該ピニオン
３０を回転させる正逆回転モータ３１が設けられる。図
中３５は減速機である。

上記構成のスポットガン１６の取付はブロック２７に可
動電極１７を有するスポットガン１６が取付けられる。

なお１図面実砲例の場合、可動電極１７が四本設けられ
、四個所のスポット溶接を同時に行うことができるよう
に構成されている。

すなわち、その詳細機構の説明は省略するが。

可動電極１７が四分割されたブロック３２にそれぞれ取
付けられ、それぞれ正逆回転モータ３３で上記各ブロッ
ク３２を移動させて間隔調整が自在であるように構成さ
れている。

上記構成の本発明はまず、モータ９が燥作され、門型フ
レームのが溶接対象物口の所定位置に移動させられる。

その際、走行区間内のりフト１１は衝突をさけるために
ピット１２内に下降洛納され、溶接対象物のは他のりフ
ト１１で支持されている。

つぎに溶接位置において支持枠１９．型台２０及び固定
電極１３が油圧シリンダ１８により上昇させられ、溶接
対象物のの下面に当接させられる。

そして、ローラ２４と挾持アーム２５により。

溶接対象物のが位置決め固定される。つぎに溶接対象物
口の溶接個所に合せて予め入力されたデータにもとづき
一可動准僕１７が移動させられる。

すなわち、スライドブロック２６が門型フレーム内を前
後、左右に移動し、さらに移動ブロック１４が所定の高
さに下降させられる。

そして、その溶接個所が彎曲部である場合にはこれも予
めデータを入力しておき、そのデータにより正逆回転モ
ータ３１が駆動させられる。

その結果、ピニオン３０が回転し、アーチ状のガイドレ
ール１５に沿ってスポットガン１６の取付はブロック２
７が円弧を描（ごて移動する。

その結果１本発明の場合、可動電極１７の先端の位置を
保持した状態で溶接対象物■の彎曲部と直角となるよう
に可動電極１７が傾斜させられるものであり、板状かつ
予め溶接対象物α）の形状に合わせた固定′電極１３と
の間で十分な機械的圧力が得られるものである。

〔発明の効果〕

本発明の方法によれば、溶接対象物の溶接個所に彎曲部
がある場合であっても、その彎曲部に合わせて可動電極
を傾斜させることが容易で矛 溶接時に十分な；幾械的圧力を得ることができるととも
に、可動型ｊを溶接個所に移動させたのち、その先端の
位置を保持したままスポットガンの後端を円弧状に移動
させるため、先端を揺動制御する場合と異り１位置制御
を正確に行うことができる効果が得られるものである。

また１本発明の装置の発明は上記方法を実施する装置を
構造簡単かつ安価に提供できるものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の装置の一実施例を示すもので一牙１図は
スポット溶接装置の斜視図、牙２図は正面図、牙３図は
右側面図、牙４図は矛３図における支持台部の拡大図、
矛５図は牙４図Ａ−Ａｉ断面図、牙６図は本発明の要部
正面図、牙７図は矛６図Ｂ−Ｂ線断面図である。 １３・・・固定電極、１４・・・移動ブロック。 １５・・・アーチ状のガイドレール、１６・・・スポッ
トガン、１７・・・可動電極、■・・・門型フレーム。 １　　園 ：ＩＦ５図 矛７回 「−一〜−〕

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）移動ブロック下端に、溶接対象物の彎曲方向と同
   方向にアーチ状のガイドレールが設けられ、該ガイドレ
   ールに可動電極を構成するスポットガンの後端が移動自
   在に係合されて成り、可動電極を溶接対象物の溶接個所
   に移動させたのち、可動電極先端の位置を保持したまま
   スポットガン後端をガイドレールに沿つて移動させ、可
   動電極を溶接対象物の彎曲部と直角となるよう傾斜させ
   ることを特徴とするスポット溶接装置の可動電極の傾斜
   方法。
2. （２）移動ブロック下端の溶接対象物の彎曲方向と同方
   向に設けられたアーチ状のガイドレール、該ガイドレー
   ルに移動自在に係合されたスポットガンの取付けブロッ
   ク、上記ガイドレールの内側面位置に構成されたラック
   、上記スポットガンの取付けブロックに設けられた上記
   ラックと噛合うピニオン及び該ピニオンを回転させる正
   逆回転モータとからなることを特徴とするスポット溶接
   装置の可動電極傾斜装置。