JPS621578Y2 - - Google Patents

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JPS621578Y2
JPS621578Y2 JP1981095855U JP9585581U JPS621578Y2 JP S621578 Y2 JPS621578 Y2 JP S621578Y2 JP 1981095855 U JP1981095855 U JP 1981095855U JP 9585581 U JP9585581 U JP 9585581U JP S621578 Y2 JPS621578 Y2 JP S621578Y2
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JP
Japan
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heat transfer
cylindrical casing
heat exchanger
distributor
transfer fluid
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JP1981095855U
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JPS587067U (ja
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は汚泥等を焼却する焼却炉等から発生す
る高温のダスト含有排ガスの熱交換を行なうのに
好適な輻射式熱交換器の改良に関するものであ
る。
ガス対ガスの熱交換器としてはシエルアンドチ
ユーブ式熱交換器等の対流伝熱式熱交換器が良く
知られているが、この種対流伝熱式熱交換器はチ
ユーブを密に配列してガスの流通面積を狭くする
ことによりガス流速を速くする必要があるため、
ダストを多量に含有する排ガスの熱交換に利用し
た場合にはダストによるチユーブ閉塞等が起りや
すいといつた問題点があつた。このため上記のよ
うな排ガスの熱交換には、ガスの流通面積を広く
することができる輻射式熱交換器が一般に利用さ
れているが、従来の輻射式熱交換器は、第5図に
示すように、筒状ケーシング11内に多数本の直
線状の伝熱管12を配列してその一端を伝熱前の
被伝熱流体を分配する分配器13に接続するとと
もに他端を伝熱後の被伝熱流体を集合排出する集
合器14に該筒状ケーシング11を貫通させて接
続している。従つて、高温の伝熱流体に接する伝
熱管12の熱膨張を吸収するためには、伝熱管1
2が筒状ケーシング11を貫通する個所の少なく
とも一方で該筒状ケーシング11と伝熱管12と
をクランドパツキング等を使用してスライド自在
に取り付ける必要があるが、スライド自在にする
ために締めつけを弱くするとガス漏れしやすく、
また、ガス漏れをなくすために締めつけを強くす
ると伝熱管12の熱膨張を抑制することになつて
筒状ケーシング11や伝熱管12が熱応力により
変形したり破損したりするという問題点があつ
た。
本考案は前記のような問題点を解決した輻射式
熱交換器を目的として完成されたもので、以下、
本考案を図示の実施例について詳細に説明する。
1は一端を伝熱流体が流入する伝熱流体流入口
1′に形成するとともに他端を伝熱流体が流出す
る伝熱流体流出口1″に形成した筒状ケーシング
で、その一端方部の側壁には被伝熱流体を後記す
るU字状伝熱管2へ分配する分配器3と伝熱後の
被伝熱流体を集合排出する集合器4を並設してあ
る。2は筒状ケーシング1内に多数本放射状に配
置されるU字状伝熱管で、その両端は筒状ケーシ
ング1の側壁に固定されている。該U字状伝熱管
2はその各一端に屈曲して形成される接続端部2
aをもつて前記分配器3に接続するとともに他端
に屈曲して形成される接続端部2bをもつて前記
集合器4に接続され、各U字状伝熱管2はその直
線部分2c,2dが筒状ケーシング1の長手方向
すなわち伝熱流体の流れ方向と平行している。ま
た、U字状伝熱管2の一方の直線部分2cと他方
の直線部分2dの長さはほぼ同じ長さであること
が好ましく、このため筒状ケーシング1の側壁に
並設されている分配器3と集合器4との間隔をな
るべく小さく、でき得れば隣接していることが好
ましく、さらに、U字状伝熱管2と分配器3およ
び集合器4とは直接接続しても間接的に接続させ
てもよい。なお、第3図、第4図に示す他の実施
例において、5は分配器3に入る前の被伝熱流体
を予熱するため筒状ケーシング1に囲装されるジ
ヤケツトで、該ジヤケツト5には分配器3や集合
器4が設けられている端部とは反対側の端部に被
伝熱流体を送入する送入口6を設けるとともに中
間部に該ジヤケツト5と前記筒状ケーシング1と
の熱膨張差を吸収するための伸縮継手7を設けて
あり、8はU字状伝熱管2の接続端部2a,2b
と分配器3、集合器4との接続部分に設けられて
該接続部分が伝熱流体の高温により昇温すること
を防止する耐火断熱キヤスタブルである。
このように構成されたものは、筒状ケーシング
1の一端に形成されている伝熱流体流入口1′よ
り他端に形成されている伝熱流体流出口1′に向
けダスト含有排ガス等の伝熱流体を流して該筒状
ケーシング1内に放射状に配置されたU字状伝熱
管2を加熱する一方、筒状ケーシング1の側壁に
設けられている分配器3の送入口6から被伝熱流
体を送入すれば、送入口6に送入されて分配器3
に達した伝熱前の被伝熱流体は該分配器3に前記
各U字状伝熱管2の一端が接続されているため、
該分配器3において各U字状伝熱管2に分配され
て各U字状伝熱管2を通過する間に伝熱流体によ
り加熱されたうえ筒状ケーシング1の側壁に前記
分配器3と並設してある集合器4に送られ、その
流出口9より所要温度に加熱されたものとして流
出されることとなるが、分配器3と集合器4に両
端を接続させて筒状ケーシング1内を流れる伝熱
流体により加熱される伝熱管としてU字状伝熱管
2を放射状に配置してあるから、ガスにダストが
含有されているか否かを問わず効率的な熱交換を
行うことができ、また、伝熱流体によつて加熱さ
れたU字状伝熱管2の熱膨張は筒状ケーシング1
の長手方向と平行に延びるU字状伝熱管2の直線
部分2c,2dが長手方向に伸縮することにより
ほとんど吸収されるので、その両端が側壁に固定
されているにもかかわらず熱応力によるU字状伝
熱管2自身の変形や破損或いはU字状伝熱管2と
分配器3や集合器4との接続部分の破損がなくて
耐久性を高めることができる大きな特長がある。
なお、筒状ケーシング1の一端方部の側壁に設け
られる分配器3と集合器4の位置関係は、図示の
実施例では伝熱流体流入口1′側に分配器3が位
置するようにしてU字状伝熱管2のうち筒状ケー
シング1の内壁に近い一方の直線部分2cに分配
器3より伝熱前の被伝熱流体が送られるようにし
てあるが、これは比較的熱膨張の大きい他方の直
線部分2dが過大膨張した場合のU字状伝熱管2
同志の接触を防止するための配慮であつて、通常
はU字状伝熱管2の熱膨張の殆んどがその長手方
向の伸縮により吸収されるはずであるから、被伝
熱流体を両直線部分2c,2dのいずれの方に先
に送入しても差支えなく、従つて、分配器3と集
合器4の位置関係を前記実施列とは逆にしてもよ
い。
本考案は前記実施例による説明から明らかなよ
うに、筒状ケーシング内に多数本のU字状伝熱管
をその各一端が分配器に、他端が集合器に接続さ
れたものとして放射状に配置したから、熱交換を
効率的に行うことができるうえにU字状伝熱管自
身或いはその一端が接続される分配器や他端が接
続される集合器の各接続部分が反覆する熱膨張や
収縮によつて破損したり変形することがないもの
で、在来のこの種輻射式熱交換器の問題点を解決
したものとして実用的価値極めて大なものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠正面
図、第2図は底面図、第3図は本考案の他の実施
例を示す一部切欠正面図、第4図は平面図、第5
図は従来の輻射式熱交換器の1例を示す一部切欠
正面図である。 1:筒状ケーシング、2:U字状伝熱管、3:
分配器、4:集合器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 伝熱前の被伝熱流体を分配する分配器3と伝熱
    後の被伝熱流体を集合排出する集合器4とを筒状
    ケーシング1の側壁に互いに近接させて並設し、
    該筒状ケーシング1内には両端がその側壁に固定
    された多数本のU字状伝熱管2を筒状ケーシング
    1の長手方向と平行かつ放射状に配置して各U字
    状伝熱管2の一端を前記分配器3に接続するとと
    もに他端を前記集合器4に接続させたことを特徴
    とする輻射式熱交換器。
JP9585581U 1981-06-26 1981-06-26 輻射式熱交換器 Granted JPS587067U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9585581U JPS587067U (ja) 1981-06-26 1981-06-26 輻射式熱交換器

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JP9585581U JPS587067U (ja) 1981-06-26 1981-06-26 輻射式熱交換器

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Publication Number Publication Date
JPS587067U JPS587067U (ja) 1983-01-18
JPS621578Y2 true JPS621578Y2 (ja) 1987-01-14

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ID=29890743

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JP9585581U Granted JPS587067U (ja) 1981-06-26 1981-06-26 輻射式熱交換器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6309315B2 (ja) * 2014-03-14 2018-04-11 メタウォーター株式会社 廃棄物焼却処理施設の熱回収装置及び熱回収調節方法

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JPS587067U (ja) 1983-01-18

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