JPS62156995A - 感熱孔版原紙 - Google Patents
感熱孔版原紙Info
- Publication number
- JPS62156995A JPS62156995A JP29363985A JP29363985A JPS62156995A JP S62156995 A JPS62156995 A JP S62156995A JP 29363985 A JP29363985 A JP 29363985A JP 29363985 A JP29363985 A JP 29363985A JP S62156995 A JPS62156995 A JP S62156995A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermal transfer
- layer
- film base
- film
- ppg
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/40—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used characterised by the base backcoat, intermediate, or covering layers, e.g. for thermal transfer dye-donor or dye-receiver sheets; Heat, radiation filtering or absorbing means or layers; combined with other image registration layers or compositions; Special originals for reproduction by thermography
- B41M5/42—Intermediate, backcoat, or covering layers
- B41M5/44—Intermediate, backcoat, or covering layers characterised by the macromolecular compounds
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Paper (AREA)
- Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明はフィルム基材の上面に感熱転写層を有しかつフ
ィルム基材の下面に特定のステック防止層を有する感熱
転写記録材に関する。
ィルム基材の下面に特定のステック防止層を有する感熱
転写記録材に関する。
従来、紙やプラスチックフィルム等の基材の上に１着色
剤を含む熱溶融性インキ層や、熱反応厘発色反応成分含
有層を設けた感熱転写記録材は知られている。熱溶融性
インキ層を有するものは、受容シートとして紙をそめ上
に厘ね、基材の下面からサーマルヘッドで熱印字するこ
とによシ、受容シート上に溶融インキを転写させて着色
画像を得ることができ、一方、熱反応屋発色反応成分含
有層を有するものは、その上に、受容シートとして、紙
や、その発色反応成分と熱時反応して発色させる反応成
分を官有する層を有するシートを重ね、基材の下面から
サーマルヘッドで熱印字することによ）、受容シート面
に発色画像を形成させることができる。
剤を含む熱溶融性インキ層や、熱反応厘発色反応成分含
有層を設けた感熱転写記録材は知られている。熱溶融性
インキ層を有するものは、受容シートとして紙をそめ上
に厘ね、基材の下面からサーマルヘッドで熱印字するこ
とによシ、受容シート上に溶融インキを転写させて着色
画像を得ることができ、一方、熱反応屋発色反応成分含
有層を有するものは、その上に、受容シートとして、紙
や、その発色反応成分と熱時反応して発色させる反応成
分を官有する層を有するシートを重ね、基材の下面から
サーマルヘッドで熱印字することによ）、受容シート面
に発色画像を形成させることができる。
ところで、このような感熱転写記録材において基材とし
てプラスチックフィルムを用いる揚台、プラスチックフ
ィルムの融点は高々２Ｏ０〜３００℃程度であシ、また
熱変形温度が１００℃程度であるのに対し、サーマルヘ
ッドの表面温度は３００ないし４００℃以上という高温
に達することから、サーマルヘッドには、スティックが
生じたシ、プラスチックフィルムの融着物が付着し、い
わゆるステックカスを生じるという問題があった。また
、このようなステックを防止するために、プラスチック
フィルムの下面（サーマルヘッド接触面）に対し、ステ
ック防止ノーを設けることも提案されている。例えば、
ステック防止層として、金属層や、耐熱性樹脂層、ペン
ツトリアゾール層、ステアリルスルホン酸ナトリウムを
含有するエチルセルロース層、ステアリン酸を金石する
ポリエステル樹脂層等を用いることが提案されているが
、これらのステック防止層はいずれも、その付着量が少
ないと十分なステック防止効果が得られず、また付着量
を多くすると、熱容量の増大による熱感度の低下を生じ
た）、そのステック防止層によるステックやステックカ
スの発生が新たに生起する等の欠点を有する。
てプラスチックフィルムを用いる揚台、プラスチックフ
ィルムの融点は高々２Ｏ０〜３００℃程度であシ、また
熱変形温度が１００℃程度であるのに対し、サーマルヘ
ッドの表面温度は３００ないし４００℃以上という高温
に達することから、サーマルヘッドには、スティックが
生じたシ、プラスチックフィルムの融着物が付着し、い
わゆるステックカスを生じるという問題があった。また
、このようなステックを防止するために、プラスチック
フィルムの下面（サーマルヘッド接触面）に対し、ステ
ック防止ノーを設けることも提案されている。例えば、
ステック防止層として、金属層や、耐熱性樹脂層、ペン
ツトリアゾール層、ステアリルスルホン酸ナトリウムを
含有するエチルセルロース層、ステアリン酸を金石する
ポリエステル樹脂層等を用いることが提案されているが
、これらのステック防止層はいずれも、その付着量が少
ないと十分なステック防止効果が得られず、また付着量
を多くすると、熱容量の増大による熱感度の低下を生じ
た）、そのステック防止層によるステックやステックカ
スの発生が新たに生起する等の欠点を有する。
また、ステック防止層をフィルム基材例えばポリエステ
ルフィルムに形成する場合希薄な水溶液（５％以下）を
前記フィルム上に塗布し乾燥して行なうがその際塗布液
がハジキ、均一な塗膜が得られない欠点があった。
ルフィルムに形成する場合希薄な水溶液（５％以下）を
前記フィルム上に塗布し乾燥して行なうがその際塗布液
がハジキ、均一な塗膜が得られない欠点があった。
本発明は従来技術〈みられる前記欠点を見服し少量の付
Ｍ菫で高いステック防止効果を示すステック防止層を有
する感熱転写記録材を提供することを目的とする。葦た
、本発明の別の目的はフィルム基材に麹布して形成する
際の望布液のハジキをなくし希薄溶液の均一塗布を行な
うことである。
Ｍ菫で高いステック防止効果を示すステック防止層を有
する感熱転写記録材を提供することを目的とする。葦た
、本発明の別の目的はフィルム基材に麹布して形成する
際の望布液のハジキをなくし希薄溶液の均一塗布を行な
うことである。
上記目的を達成するために、本発明はフィルム基材の上
面に感熱転写Ｍを設けかつフィルム基材の下面にステッ
ク防止ノーを設けた感熱転写記録材において、前記ステ
ック防止層として下記式Ｉのポリエチレングリコール（
ｐｘｏ） 、下記式ＩＩのポリプロピレングリコ−＃
（ＰＰＧ）および下記式ＩＩＩのポリエチレングリコー
ル（ＰＥＧ） ／ポリプロピレングリコール（ＰＰＧ）
ブロック共呈会体のうちの少なくとも１独と、（ＣＨ２
ＣＨ２Ｏ）ｎのオー δ − キシエチレン単位を有する非イオン界面活性剤との組合
せよシなるものを用いることにある。
面に感熱転写Ｍを設けかつフィルム基材の下面にステッ
ク防止ノーを設けた感熱転写記録材において、前記ステ
ック防止層として下記式Ｉのポリエチレングリコール（
ｐｘｏ） 、下記式ＩＩのポリプロピレングリコ−＃
（ＰＰＧ）および下記式ＩＩＩのポリエチレングリコー
ル（ＰＥＧ） ／ポリプロピレングリコール（ＰＰＧ）
ブロック共呈会体のうちの少なくとも１独と、（ＣＨ２
ＣＨ２Ｏ）ｎのオー δ − キシエチレン単位を有する非イオン界面活性剤との組合
せよシなるものを用いることにある。
式Ｉ ＨＯ（ＣＨ２ＣＨ２Ｏ）ｎＨ
ただし上記各式においてｍおよびｎはそれぞれ１よシ大
きい整数を示す。
きい整数を示す。
（ＣＨ２ＣＨ２Ｏ）ｎのオキシエチレン単位を有する非
イオン界面活性剤の代表例としては以下の式で表わされ
るエーテル、エステル、アミドおよびアミンなどをあげ
ることができる。
イオン界面活性剤の代表例としては以下の式で表わされ
るエーテル、エステル、アミドおよびアミンなどをあげ
ることができる。
ただし、Ｒはアルキル基またはアルキルフェニル基を表
わしそしてｎは上述したとおシである。
わしそしてｎは上述したとおシである。
本発明におけるＰＥＧおよび／またはＰＰＧおよび／ま
たはＰＫＧ／ＰＰＧブロック共重合体とオキシエチレン
単位を有する非イオン界面活性剤との混合割合はＰｌｎ
Ｇ、 ＰＰＧ、 ＰＥＧ／ＰＰＧの単独または混合物の
希薄水溶液をフィルムに塗布しても装膜がハシかないよ
うな最低量であればよく、前記非イオン界面活性剤の添
加量はＰＥＧなどに対して１〜３０重量係好ましくは５
〜２Ｏ重を係で十分である。丼イオン界面活性剤の割合
が少なすぎると装面がハジキ均一な塗膜か得られない。
たはＰＫＧ／ＰＰＧブロック共重合体とオキシエチレン
単位を有する非イオン界面活性剤との混合割合はＰｌｎ
Ｇ、 ＰＰＧ、 ＰＥＧ／ＰＰＧの単独または混合物の
希薄水溶液をフィルムに塗布しても装膜がハシかないよ
うな最低量であればよく、前記非イオン界面活性剤の添
加量はＰＥＧなどに対して１〜３０重量係好ましくは５
〜２Ｏ重を係で十分である。丼イオン界面活性剤の割合
が少なすぎると装面がハジキ均一な塗膜か得られない。
また前記界面活性剤の割合が多くなるとステック防止の
効果が減少する。臀に付着量か少ない時はステック防止
効果が小さくなる。本発明におけるステック防止層の成
分を表わす式中のｎおよびｍはＰＪｉｉＧ、 ＰＰＧ、
Ｐ’ＫＧ／ＰＰＧの分子量を決定するが、本発明に用
いるｐＫＧ、 ＰＰＧ、 ＰＥＧ／ＰＰＧの分子量とし
ては、各物質とも３０００〜２Ｏ，０００くらいのもの
が好ましい。分子量が小さすぎるとステック防止効果が
少ない。また多すぎると水に対する溶解性が悪くなった
シ、粘度が高くなシすぎたシして作業性が劣るし且つ、
それ自身がステックを生じるよう忙なシ、ステック防止
層としての目的をはだせなくなる。
効果が減少する。臀に付着量か少ない時はステック防止
効果が小さくなる。本発明におけるステック防止層の成
分を表わす式中のｎおよびｍはＰＪｉｉＧ、 ＰＰＧ、
Ｐ’ＫＧ／ＰＰＧの分子量を決定するが、本発明に用
いるｐＫＧ、 ＰＰＧ、 ＰＥＧ／ＰＰＧの分子量とし
ては、各物質とも３０００〜２Ｏ，０００くらいのもの
が好ましい。分子量が小さすぎるとステック防止効果が
少ない。また多すぎると水に対する溶解性が悪くなった
シ、粘度が高くなシすぎたシして作業性が劣るし且つ、
それ自身がステックを生じるよう忙なシ、ステック防止
層としての目的をはだせなくなる。
本発明に用いるこのようなステック防止層をフィルム基
材に形成するには前記物質を水に溶解し混合した後、こ
れをフィルム上に塗布乾燥することによって行なうこと
ができる。この場合、塗布溶液の温度はａ１〜５Ｍｔ％
好ましくはα５〜２重量％程度であシ、また乾燥は７０
〜１００℃で３０秒程度の通常乾燥でよい。このように
して得られたステック防止層は極めて少量の付着量で高
いステック防止効果を示し、その付着量は（１０１〜０
．５２７ｍ２好ましくは０．０５〜０．３１７ｍ２で充
分である。
材に形成するには前記物質を水に溶解し混合した後、こ
れをフィルム上に塗布乾燥することによって行なうこと
ができる。この場合、塗布溶液の温度はａ１〜５Ｍｔ％
好ましくはα５〜２重量％程度であシ、また乾燥は７０
〜１００℃で３０秒程度の通常乾燥でよい。このように
して得られたステック防止層は極めて少量の付着量で高
いステック防止効果を示し、その付着量は（１０１〜０
．５２７ｍ２好ましくは０．０５〜０．３１７ｍ２で充
分である。
本発８Ａにおいて基材として用いるプラスチックフィル
ムとしては、従来公知の種々の熱可塑性樹脂から形成さ
れたものを用いることができ、例エバ、ポリエステルフ
ィルム、ポリアミドフィルム、ポリオレフィンフィルム
、ポリカーボネートフィルム、セルロース系フィルム等
が挙げられ、その厚さは通常２〜５０μｍ、好ましくは
３〜１０μｍ程度である。
ムとしては、従来公知の種々の熱可塑性樹脂から形成さ
れたものを用いることができ、例エバ、ポリエステルフ
ィルム、ポリアミドフィルム、ポリオレフィンフィルム
、ポリカーボネートフィルム、セルロース系フィルム等
が挙げられ、その厚さは通常２〜５０μｍ、好ましくは
３〜１０μｍ程度である。
本発明において、前記フィルム基材の上に形成させる感
熱転写層は、そのＳ類には制限されず、非反応型又は反
応型のものが任意に使用され、非反応型のものとして、
例えば、熱溶融性インキからなる転写層を挙げることが
でき、反応型のものとして、例えば、以下に示すような
組合せの発色反応系の反応成分の１櫨を言む転厚層を挙
げることができる。
熱転写層は、そのＳ類には制限されず、非反応型又は反
応型のものが任意に使用され、非反応型のものとして、
例えば、熱溶融性インキからなる転写層を挙げることが
でき、反応型のものとして、例えば、以下に示すような
組合せの発色反応系の反応成分の１櫨を言む転厚層を挙
げることができる。
（１） ロイコ染料と顕色剤（電子受容性物質）との
組合せ。
組合せ。
（２） ステアリン酸第２鉄、ミリスチレン酸第２鉄
のような長鎖脂肪族鉄塩とタンニン酸、没食子酸、サリ
チル酸アンモニウムのようなフェノール類との組合わせ
。
のような長鎖脂肪族鉄塩とタンニン酸、没食子酸、サリ
チル酸アンモニウムのようなフェノール類との組合わせ
。
（３） 銀、鉛、水銀、トリウムの硫酸塩のような重
金属硫酸塩とＮａ−テトラチオネート、チオ硫酸ソーダ
、チオ尿素のような硫黄化合物との組合わせ、 （４ベヘン酸銀、ステアリン酸銀のような有機酸貴金属
塩とプロトカテキン酸、スピロインダン、ハイドロキノ
ンのような芳香族Ｍ機還元剤との組合わせ。
金属硫酸塩とＮａ−テトラチオネート、チオ硫酸ソーダ
、チオ尿素のような硫黄化合物との組合わせ、 （４ベヘン酸銀、ステアリン酸銀のような有機酸貴金属
塩とプロトカテキン酸、スピロインダン、ハイドロキノ
ンのような芳香族Ｍ機還元剤との組合わせ。
（９カプロン酸鉛、イラルゴン酸鉛、ベヘン酸鉛のよう
な有機酸鉛塩とエチレンチオ成業、ｌＯ− Ｎ−ドデシルチオ尿素のようなチオ尿素誘導体との組合
わせ。
な有機酸鉛塩とエチレンチオ成業、ｌＯ− Ｎ−ドデシルチオ尿素のようなチオ尿素誘導体との組合
わせ。
前記のような反応型の熱転写層を有する感熱転写記録材
を用いる場合、その転写を受ける受容シートとしては、
前記した組合せからなる発色反応系の熱転写層に含まれ
る反応成分と反応して発色を生起させる反応成分を含む
受容層を有するシートが用いられる。例えば、熱転写層
がロイコ染料を言むものである場合、受容シートとして
は、フェノール性物質等の顕色剤を合む受容シートを用
いることができる。
を用いる場合、その転写を受ける受容シートとしては、
前記した組合せからなる発色反応系の熱転写層に含まれ
る反応成分と反応して発色を生起させる反応成分を含む
受容層を有するシートが用いられる。例えば、熱転写層
がロイコ染料を言むものである場合、受容シートとして
は、フェノール性物質等の顕色剤を合む受容シートを用
いることができる。
また、前記した２棟の反応成分の組合せからなる発色反
応系は、あらかじめ発色反応を防止させた状態で熱転写
層に含有させることができる。このような発色反応成分
を貧有する熱転写層を有する感熱転写記録材は、熱転写
により、受答シートとしての紙の上に、発色反応生成物
の溶融付着物からなる画像を転写させることができる。
応系は、あらかじめ発色反応を防止させた状態で熱転写
層に含有させることができる。このような発色反応成分
を貧有する熱転写層を有する感熱転写記録材は、熱転写
により、受答シートとしての紙の上に、発色反応生成物
の溶融付着物からなる画像を転写させることができる。
ここで非反応型感熱転写層を例にとってその形成法を説
明すると、着色剤、パイングー剤などからなる組成物を
フィルム基材上にホットメルトコーティングするかまた
は該組成物を適宜の溶媒に分散させた塗布液をコーティ
ングして約１〜２Ｏμの層で形成することができる。
明すると、着色剤、パイングー剤などからなる組成物を
フィルム基材上にホットメルトコーティングするかまた
は該組成物を適宜の溶媒に分散させた塗布液をコーティ
ングして約１〜２Ｏμの層で形成することができる。
前記着色剤としては従来よ多核写紙の分野で用いられて
いる各種染料またはカーボンブラックなどの顔料がいず
れも使用できまたノ４イングー剤としては例えばカルナ
バワックス、木６５、ミツろうなどのワックス類を用い
ることができる。
いる各種染料またはカーボンブラックなどの顔料がいず
れも使用できまたノ４イングー剤としては例えばカルナ
バワックス、木６５、ミツろうなどのワックス類を用い
ることができる。
以上のようにして構成された本発明の感熱転写記録材に
よれば以下のような効果が得られる。
よれば以下のような効果が得られる。
（１） 本発明で用いるステック防止剤は極少量の塗
布量で良好なステック防止効果が得られるため、基材カ
ス（基材フィルム溶融物）は勿論のこと、ステック防止
剤自身がサーマルヘッドに付着・堆積するようなことも
殆んどない。
布量で良好なステック防止効果が得られるため、基材カ
ス（基材フィルム溶融物）は勿論のこと、ステック防止
剤自身がサーマルヘッドに付着・堆積するようなことも
殆んどない。
（２）本発明で用いるステック防止剤は熱硬化させる必
要がないため通常の塗布、乾燥操作によシ適用すること
ができる。
要がないため通常の塗布、乾燥操作によシ適用すること
ができる。
（３）本発明で用いるステック防止剤は帯電防止効果を
有するので、静電気によるゴミやチリの製品表面付着が
防止され、また製品相互の静電気による付層も回避され
る。
有するので、静電気によるゴミやチリの製品表面付着が
防止され、また製品相互の静電気による付層も回避され
る。
（４） 本発明で用いるステック防止剤は、バインダ
ー樹脂と併用する必要がないので塗布量を極めて少なく
抑制でき、製品の熱感度低下が防止され、またサーマル
ヘッドに対するバインダー樹脂自身のステックカス付層
等の問題を生じない。
ー樹脂と併用する必要がないので塗布量を極めて少なく
抑制でき、製品の熱感度低下が防止され、またサーマル
ヘッドに対するバインダー樹脂自身のステックカス付層
等の問題を生じない。
以下に比較例と共に実施例をあげて本発明をさらに説明
するがこれのみに限定されるものではない。
するがこれのみに限定されるものではない。
厚さ６μｍのポリエステルフィルムの上面に、下記成分
組成を有する感熱転写性インキ組成物を塗布乾燥して、
厚さ４μｍの熱転写層を形成した。
組成を有する感熱転写性インキ組成物を塗布乾燥して、
厚さ４μｍの熱転写層を形成した。
カルナバワックス ２Ｏ重量部パラフィ
ンワックス（融点６５℃）３０重量部酸化ワックス
１０重量部ワセリン
１０重量部カーボンブラック
２Ｏ重量部次に、この熱溶融性インキ層からなる感熱転
写層を有するフィルムの下面に、表−１に示したステッ
ク防止剤を溶液状で、ワイヤーパー（直径０．１ ｒｒ
ｍ ）を用いて重布乾燥してＡＡ−１〜ＡＨ−２の各製
品を得た。
ンワックス（融点６５℃）３０重量部酸化ワックス
１０重量部ワセリン
１０重量部カーボンブラック
２Ｏ重量部次に、この熱溶融性インキ層からなる感熱転
写層を有するフィルムの下面に、表−１に示したステッ
ク防止剤を溶液状で、ワイヤーパー（直径０．１ ｒｒ
ｍ ）を用いて重布乾燥してＡＡ−１〜ＡＨ−２の各製
品を得た。
さらに、この実施例においては、ステック防止層の付着
量は極めてわずかであるため（基材１ｍ２あたシミ５ｆ
以下）、計測誤差を考えて為ステック防止層の付着量は
、表−１では、塗布液の濃度を用いて表現することにし
た。
量は極めてわずかであるため（基材１ｍ２あたシミ５ｆ
以下）、計測誤差を考えて為ステック防止層の付着量は
、表−１では、塗布液の濃度を用いて表現することにし
た。
次に、前記で得た各感熱転写記録材について、その熱転
写層面に受容シートとしての紙を重ねると共に、ステッ
ク防止層面から、サーマルヘッドを加熱手段として用い
、０．７ ｍＪ／ドツトの熱量を加えて熱印字を行い、
受容シート上に転写画像を得た。この場合、サーマルヘ
ッドに対する感熱転写記録材の供給速度（走行速度）は
１２ｃＩＩＬ／秒であった。このようにして熱転写を行
った時の各製品の性能評価結果を次表に示す。
写層面に受容シートとしての紙を重ねると共に、ステッ
ク防止層面から、サーマルヘッドを加熱手段として用い
、０．７ ｍＪ／ドツトの熱量を加えて熱印字を行い、
受容シート上に転写画像を得た。この場合、サーマルヘ
ッドに対する感熱転写記録材の供給速度（走行速度）は
１２ｃＩＩＬ／秒であった。このようにして熱転写を行
った時の各製品の性能評価結果を次表に示す。
なお、表−２に示した評価項目は次のことを意味する。
（１）ステック性
サーマルヘッドに対する製品のステック（粘着性）の有
無及び大小を示す。
無及び大小を示す。
（２走行性
転写材テープリボンの送りｓ易度な示す（ステックする
とリボン送シがスムーズにいかなくな）、激しい場合破
断する）。
とリボン送シがスムーズにいかなくな）、激しい場合破
断する）。
（３）基材カス付着性
基材として用いたポリ・エステルフィルムカスのサーマ
ルヘッドへの付着性の有無及び大小を示す。
ルヘッドへの付着性の有無及び大小を示す。
（４） ステック防止剤カス付着性
ステック防止剤カスのサーマルヘッドへの付着性の有無
及び大小を示す。
及び大小を示す。
（９ランニング性能
印字品質の低下度合を示す（サーマルヘッドにカスが付
着し、堆積するとクリーニングが必要となる。クリーニ
ングせずに印字した場合、品質が低下する）。
着し、堆積するとクリーニングが必要となる。クリーニ
ングせずに印字した場合、品質が低下する）。
テスト不可・・・ステックが大きくランニングテストを
実施できず。
実施できず。
中や不良・・・・・・カスによる画像ム２発生。
以上の結果から明かなように本発明品は、１係以下の希
薄な溶液をフィル基材に塗布してもハジキか生じないた
め均一な塗膜が得られる。
薄な溶液をフィル基材に塗布してもハジキか生じないた
め均一な塗膜が得られる。
また、わずかな塗布量でステック防止効果が得られる。
しかし、比較品の場合は塗布量を多くしないと同様の効
果が得られない。したがって、同一のエネルギーをヘッ
ドに印加して記録した場合熱感度が低下し記録画像濃度
が低くなる。
果が得られない。したがって、同一のエネルギーをヘッ
ドに印加して記録した場合熱感度が低下し記録画像濃度
が低くなる。
濃度を上げる目的でヘッド印加電力を高くするとステッ
クも大きくなシ悪循環になる。
クも大きくなシ悪循環になる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 フィルム基材の上面に感熱転写層を設けかつフィルム
基材の下面に下記式 I のポリエチレングリコール、下
記式IIのポリプロピレングリコールおよび下記式IIIの
ポリエチレングリコール／ポリプロピレングリコールブ
ロック共重合体のうちの少なくとも１種と、（ＣＨ＿２
ＣＨ＿２Ｏ）＿ｎのオキシエチレン単位を有する非イオ
ン界面活性剤との組合せよりなるステック防止層を設け
たことを特徴とする感熱転写記録材 式 I ＨＯ（ＣＨ＿２ＣＨ＿２Ｏ）＿ｎＨ 式II▲数式、化学式、表等があります▼ 式III▲数式、化学式、表等があります▼ （上記各式において、ｍおよびｎはそれぞれ１より大き
い整数を示す）。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29363985A JPS62156995A (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 | 感熱孔版原紙 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29363985A JPS62156995A (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 | 感熱孔版原紙 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62156995A true JPS62156995A (ja) | 1987-07-11 |
Family
ID=17797314
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29363985A Pending JPS62156995A (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 | 感熱孔版原紙 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62156995A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009078849A3 (en) * | 2007-12-13 | 2009-10-29 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Biodegradable fibers formed from a thermoplastic composition containing polylactic acid and a polyether copolymer |
| US8268738B2 (en) | 2008-05-30 | 2012-09-18 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Polylactic acid fibers |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57182495A (en) * | 1981-05-08 | 1982-11-10 | Tomoegawa Paper Co Ltd | Heat-sensitive stencile |
| JPS6048398A (ja) * | 1983-08-29 | 1985-03-16 | Ricoh Co Ltd | 感熱孔版印刷用原紙 |
-
1985
- 1985-12-28 JP JP29363985A patent/JPS62156995A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| WO2009078849A3 (en) * | 2007-12-13 | 2009-10-29 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Biodegradable fibers formed from a thermoplastic composition containing polylactic acid and a polyether copolymer |
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